お父さんは心配性 (^^;)

1997年10月06日

最近、実家から客先に通うことが多いのですが、電車の駅を降りてバス停に
行くまでの道は田んぼの中を通っていたりします。

道の脇の溝に、体長1cm足らずの小さな魚が数匹、群れをなして泳いでいます。
メダカかな、とも思ったのですが、日本ではほとんど絶滅状態だそうなので、
何かの稚魚なんでしょうね。

先月は水が充分にあったのですが、最近は雨が少ないのか減ってきています。
溝の端の方はすでに干上がっています。中央で泳いでいるのを確認しましたが、
「おまえら、このままじゃ干上がっちまうぞ」などと呟きながら歩いています。
雨が降ると、ホッとしたりして…

ひるがえって、我が子に関してはどうか? などと考えてしまうんですよね、
最近は。

両親が揃っていれば、まず問題はない。しかし、最近私は遠方の客先で仕事を
しているので、実家に泊まって数日帰ってこないことがあるのです。

この状態で母親が何らかの事故で動けなくなれば…

今の時期が最も悲惨なような気がしますね。ある程度動けるし、欲求の表現も
できる。しかし、自分で食糧を調達できない(実際、水分さえ採れない)し、
助けを求めることもできない。これでは、泣くだけ泣いて、数日も保たずに
干上がってしまうでしょう。

昔ならば、隣近所の付き合いも濃厚だったし、家の中もすぐ見通せたので、
誰かが気づいて助けることもできるでしょうが、今は無理です。家の中で
多少泣いていたとしても、誰も気にしません。

……まあ、自分でも心配性なことだとは思っているのですが。
(だったら、毎日電話しろ! と言われそう (^^;)


ホーム  日記の目次へ  次の日へ