1997年11月16日
11月14日 曇時々雨
ウチの息子は靴下が好きである。よく私の靴下を舐めたりする。おいおい、
丸一日革靴の中にあった靴下だぞ。臭くないのか? でも、10年もしない
うちに嫌われるようになるんだろうなぁ…… この日も、家に帰るとカミ
さんの靴下を両手に持って振り回しておった。カミさんは、外から帰ると
靴下を脱ぎ散らかすのである。まあ、危険物じゃないからいいんだけどね。
靴下の匂いのせいで幼児が死んだという話も聞かないし。
で、どうも臭う。準備万端整えてオムツを替える。うぎゃ! ハミ出して
おるではないか! あ〜〜っ、手に付いたぁ(--;) こら、暴れるな!!
くそ、カスが広範囲にこびり付いてなかなか拭き取れない……おいっっ、
ちんちん触るなって言ってるだろう! 寝返るんじゃない! 泣・く・な!
うるさいっ! うおお、お前の手にまで……
叫びながらやってたら、カミさんが救援に来たので、やっと作業完了……
きっと、この部屋のどこかが汚染されたに違いない (~_~;) ……手が4本
くらい欲しいひとときである。
15日 曇のち晴
朝寝してたら、傍らで遊んでいた息子が、ひえんひえん泣いている。で、
どうも泣き止む気配がない。どうやら、何か痛くて泣いているようである。
行ってみると……また、やってました (--;) タンスの引き出しに右手の
薬指をはさんで、痛いと言って泣いている… キミ、ちょっとその左手を
引けばすむことなんだよ。これだから目が離せないんだよな。
午前中、カミさんは生協の集まりで出かけているので、息子と二人である。
今日は近所のレンタルビデオ屋の割引の日なので、早く行かねばならない。
息子を背負って自転車で行くことにする。でも、一人で背負うのに慣れて
ないので、どうも旨くいかない。息子は泣く。こうなると、ちゃんとした
形で背負っても泣くので、この形で苦しくないのかどうかが判断できない。
負ぶい紐を、形状がややこしくない方に替え、家の中を歩き回ってご機嫌
をチェック。私の部屋に入ると泣き止む。どうも私の部屋が好きなんだよ
な。珍しいもの(メカメカしいものや、本など)がいっぱいあるからなぁ。
(ふだん入れてないし)
16日 晴のち雨
この日も朝寝をしていたら(^^;)、息子が乗ってくる。重いじゃないか。
それに、その私の顔の上でヒラヒラさせているものは何だ? おいおい、
靴下じゃないか、ぺっぺっ。寝るときに私が脱いだやつだな…… ん?
なんだか、数が多いような気がするが……ああ、カミさんのヤツね (^^;)
今朝も引き出しを開けて何かしている。指を挟むなよ……見ていたら、
カミさんの下着らしきものを引き出してヒラヒラさせている。うーむ、
素質ありかな(何のだ?)
トイザらスにクリスマスツリーを買いにいく。カミさんが「活字倶楽部」
を探しに行くというので、本屋まで息子を抱いて歩いて行くが、重い。
帰ってくると、腕がパンパンに張っていた。息子は眠いところを連れて
行かれたせいか、帰りの車の中で、ずっと同じ体勢で抱かれているのが
苦しいと、動こうとする。車が動いていると、私の膝の上で丸くなって、
私の胸に顔を埋めて眠ろうとするのだが、停まると眠れないようである。
渋滞に巻き込まれて、なかなか進まない。どうも近鉄線の上を通る陸橋
のあたりで何か起きているらしい。息子のためには、遠回りでも走って
いた方が良いので、Uターンして別の道で帰る。
誕生日は翌日なのだが、休ませてもらえないので、今日ケーキを食べる。
息子にもチーズケーキを食べさせてやった。
去年の今ごろは、もう陣痛が始まっていたんだよな。