1998年04月19日
なぜ、ここにいるのだ、私は?
気がつくと、布団の上にいる。服は着たままだ。無理な寝かたをしていたのか
背中の筋肉が痛い。隣で息子とカミさんが眠っている。
息子が顔を上げた。もう少し寝ていなさい。起こさないように、そっと寝室を
抜け出す。
歯を磨いていると、だんだん思い出してきた。たしか、昨夜、仕事から帰って
きて、カミさんが食事の用意をしている間、息子を寝かしつけていたのだが、
なかなか寝なくて……そこからの記憶がない。そっか、あのまま寝ちゃったのね。
ログを落として読んでいると、階上から泣き声が。カミさんは息子の病気がうつって
ダウンしているので、連れて下りて彼の朝食の用意をする。
気がつくと、テーブルの上に置いてあったパンの袋を破って、端っこを齧っている。
ぬぬ、もうそういうことができるようになっているのか。(後で聞くと、買ったとき
すでに袋が破れていたらしい。何だかなぁ)よっぽど腹が減ってるのね。
メニューは、瓶詰めのベビーフードと、昨夜の残りの野菜スープ。ベビーフードは
最初は嫌がっていたが、一度さりげなく口に入れてやると、気に入ったようで、
それ以降は野菜スープの方を嫌がる。一瓶すべて食べてしまった。
食べ終わって遊んでいると、どこからともなく香しき香りが……キミ、やったね。
オムツを開けてみると、練り練りのウンチが。おお、これなら大丈夫かな。
その後も、食べる端からお腹が空くようで、ずっと食っている。