マッサージ

6月12日(金) 晴後雨
目が覚める……んっ、もうこんな時間か。カミさんに何度か起こされた記憶は
あるが…仕方がない、会社に遅れる旨電話を入れようか。

私が目を覚ましたとき、息子も目覚めかけていた。そこにカミさんが上がって
きて、雨戸を開ける。息子は眠そうに起き上がる。目が開かない。カミさんは
「キミはもう少し寝ててもいいよ」と言うが、雨戸を開けられてそれは難しい
だろう。

私が家を出ようとしていると、カミさんが息子を抱いて玄関まで下りてきた。
私を見送るついでに、暑くならないうちにそのあたりを散歩するらしい。

私が自転車を出してくると、息子はそれによじ登ろうとする。おいおい、これ
にはキミのシートはついてないんだよ。カミさんに「ちょっと乗せてやって」
と言われたので、荷台にまたがらせて手で押してゆく。満足したようである。

数十メートル歩いて息子を降ろすと、彼は泣いてその場にくずおれる。自転車
で走りだし、角を曲がるときに後ろを振り向くと、彼はカミさんの足下で地面
の上に仰向けになっていた。


今夜は、カミさんのヤオイ友達が泊まりに来るので早く帰った(といっても、
21時過ぎまで職場にいたのだが)。

私が夕食を食べ始めたとき、息子が私の膝の上に乗ろうとして邪魔になるので
カミさんに抱いていてもらったのだが、汁を飲もうとしたときに飛びかかられて
しまった。熱いのが、右膝と足にかかる。「あぢあぢあぢあぢ!」思わず叫ぶ。
うー、食事の邪魔をするのはやめてくれぇ。

本日の宿泊者には、カミさんが何度も迷惑をかけているので、カミさんが風呂に
入っている間、お肩をお揉みする。満足していただいたようである。マッサージ
には自信があるのだ。ただ、マッサージをしていると息子が泣き出した。疎外感
を感じたようである。背中を揉みながら声をかけても泣き止まない。仲間外れに
してるわけじゃあないんだよ。



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