1998年01月24日
今日は休日出勤。寒かった。この冬はじめて耳や手が痛くなった。
家に帰り着くと、息子が「とおた」「とおた」と繰り返すのだ。
どうやら私のことらしい。言葉とオブジェクトの関係を学習させ
ねばならないので、彼がその言葉を発するたびに「は〜い!」と
応えて手を上げる。涙ぐましいものである。
最近は彼を寝室に寝かせに行くときには、自分で階段を登らせる
ようにしている。すると、登るときに「あ、ん!」「あ、ん!」
とかけ声を上げながら、一段ずつ登ってゆくのである。やはり、
あれはかけ声だったのであるな。でも、なんで、こういうかけ声
なんだろう。
一歳二ヶ月の子供であっても、力を入れるときには声を出す、と
いう現象が生じるということは、やはりこれは人間として自然な
ことなのであろう。しかも、自分を抱えている父親が力を入れる
ときにも声を発するということは、相手とのシンパシーというか
一体感を感じることが、人間として根元的なことなのであるな、
と感じてしまったことであった。
ただ、今日は彼は疲れていたようで、階段を何度か踏み外しかけ
たあげく、「だめ〜 _(;_;)_」というような様子を見せたので、
抱き上げて連れてゆく。まあ、その前から機嫌が悪かったからな。
◇ ◇ ◇
カミさんが「くるくる〜」と言うと、息子はその場で回り出す。
まだこの動作は慣れていないので、まず腕を回して、それに脚や
頭がついてゆく。これも、新しいことができるようになったのが
嬉しいようで、ずっと言い続けていると、目が回ってフラフラに
なるまでやるらしい。で、転けて頭を打つ、と。