1998年02月10日
2月7日(土) 曇のち雨
雨が降るというので、今日はカミさんに駅まで車で送り迎えをしてもらった。
出かけるときに、息子を玄関から歩いて出させたのだが、かなり段差がある
ところでも門扉などに掴まって自分で降りる。おお、バランスを崩しそうな
ところでは、手近なものに掴まれば転びそうになっても大丈夫だということ
を知っているのか。
帰りは駅の近くの古本屋で待ち合わせていた。自動ドアが開いたので見ると、
カミさんと息子が並んで入ってきた。息子は自分で歩いている。彼は私が近
づいてゆくのを見ても最初は誰だかわからなかったようだが、私である事を
認めると、トコトコと歩いてきて私の脚にぶつかり、「ぴと」としがみつく。
今までは、息子を連れて移動させるときは抱いて移動させるものだと思って
いたのだが、カミさんは歩かせている。もうそういう段階に入ったのだな。
2月8日(日) 曇時々晴、一時雨または雪 (^^;)
今日は家族3人で図書館に行った。息子は階段を登りたがる。手を差し出し、
手をつないで一緒に登ろうという。どうやら、立って登りたいらしい。だが、
片足を上の段に乗せるところまでは良いのだが、その片足で自分の体重を
持ち上げることができない。結局は、つないでいない方の手をついて登る。
降りるときも、私の手に掴まったまま立って降りようとする。おいおい、
それは登るよりも難しいぞ。しかも、片足で1段ずつ降りようとするので
何度も足を踏み外す。う〜ん、私の支えがなかったら、ずいぶん痛い目を
見ることになっていたと思うのだが…
なんだかんだで4回くらい登ったような気がする。帰りの車では、かなり
ぐったりしていた。でも家に帰って寝かせようとしたら、けっこう時間が
かかったな。
◇ ◇ ◇
今日、息子は舌鼓(っていうんでしょうかね、舌を弾いて音を出すヤツ)が
できることを発見。こちらが音を出してやると、喜んで真似をして音を出す。
口笛も、一瞬ではあるが音が出たな(再現不可能だったが)
2月9日(月) 晴時々曇
今日も遅くなっちまったぜ。シンジ(仮名)はもう寝てるだろうな。しかし、
あんなに遅くまで会議をするなんて、みんな元気だねぇ…
家に入ると、階上から息子の声が聞こえる。「んっ、あ!」「んっ、あ!」
そうか、階段を登っているのだな。今から寝るところなのね。
一階の自分の部屋でパソコンの電源を入れ、MDプレーヤをACアダプタに
繋ぐ。手を洗うためにジャケットとマフラーを階段のところに置きに行くと、
上からカミさんと息子が並んで見おろしている。おう、起きてたのか。
うがいをしていると、上から「早く上がって来いって言ってるわよ」という
声が降ってくる。で、あわてて上ってゆく。息子はゴキゲンである。そうか、
嬉しいか。頭の上まで持ち上げる。喜ぶ。笑う。
寝かせるために、また階段を登らせる。最初は私が後ろでサポートしていた
のだが、今日はそれだと彼は後ろを向いてしまって登らないので、後方支援
はカミさんに任せて私が先に上る。上から呼べば、必死で追ってくる。
カミさんは食事の支度をするので、私が寝かしつける。しかし、私を見て
興奮したのか、息子はなかなか寝てくれない。毛布を咥えて動かなくなった
ので、部屋を出ようとすると、泣く。扉の外でしばらく様子を見ていたが、
泣き止まないので部屋に逆戻り。う〜ん、私はゲンドウにはなれんなあ…
コメントチェーンを繋いでもらったので、ゲーム漬けのカミさんの背中を
揉んでから寝た。