おまけ

1998年03月22日

3月22日(日) 晴時々曇一時小雨
昨日夕方に散歩から帰ったら、息子は「疲れた」という様子を見せたのでそのまま眠ら
せた。夜中にカミさんが帰ってきても起きない。日付が変わって私がここのコメントを
書いていると、階上から凄まじい泣き声が聞こえてきた。なかなか泣き止まないので上
がっていくと、息子がカミさんに抱かれて大声で泣いている。カミさんがミルクを作る
からというので、私が抱いたが、どうしても泣き止まない。いつもは抱けば泣き止むの
に。揺すっても身体を反らして泣く。どうも、カミさんがミルクを作っている方を見て
泣いているようだ。カミさんがミルクを持って近づいてくると、身を乗り出さんばかり
にして求める。お腹が空いてたのね。哺乳壜を自分から持って飲む。いつもは持たせて
やらなければ自分で持たないのに。一心に飲んでいる。飲み終わるとゴキゲンになって
しまった。まあ、ほぼ半日、何も口に入れていなかったわけだからなぁ。

で、今朝は息子が最後まで寝ている。昨日はよっぽど疲れたのかなぁ。それほど疲れる
ことをしたつもりはないのだが。いつもは母親と一緒なので、それほど運動量は無いの
だろうか。カミさんが「シンちゃん(仮名)に納豆を食べさせてね」と言うが、昨日で
納豆が切れているのでスーパーに買いに行くことにする。ついでだから、息子を連れて
いくことにしよう。カミさんが起こしに行ったが、どうやらその前から目が覚めていた
らしい。自転車に乗せていこうとしていたのだが、雨がポツポツ降ってきたようだ。
まあ、西の空は明るいから大丈夫だろう。今日もセービングの「アップルキャロット」
が無い。ダイエーはこれの製造を止めたのだろうか。ウチは家族みんな好きだったの
に。
支払いを終えてカゴから袋に移していると、そのコーナーの正面にエスカレーターが見
えているのであった。息子の手を引いてエスカレーターの前を通り過ぎようとするが、
それに従うようなヤツではない。そのまま私を引っ張ってエスカレーターに突進。昇り
終えると、そのままそこから降りようとする。違う!下りは隣だって! 彼を止める
と、
その場で仰向けに倒れて抗議する。うう、もうそういうことをする年齢になってしまっ
たか。仕方がないので、そのまま抱え上げて店の外に出る。

夕食前に一家で本屋に行くことにする。まずカミさんが本を見ている間、私が息子の
お守りである。店内に放すと、そのまま店の外に出てゆく。おいおい、どこに行くん
だ? 店の中に戻そうとすると泣く。他の客の迷惑になるので外に出る。息子はその
まま歩いてゆく。駐車場の車に触りに行く。車輪を触る。自転車の車輪は触れば回る
から、それと同じだと思っているのだろうか。おいおい、水たまりの中に停めてある
んだから濡れているんじゃないか?案の定、息子の袖は濡れ濡れである。車から引き
剥がして別の方向に向ける。少なくとも車道には飛び出さないようにしなければなら
ない。道端の自転車に触ったり、車両通行防止のポールに抱きついたりしながら歩く。
何を思ったか、本屋の隣のコンビニに入ろうとする。扉に張り付いていると通行妨害
になるので扉を開けてやる。中に入って走り回る。同じコースを何度も巡回する。
商品に手を出さないし、他の客にぶつからないのがまだしもだな。そのうち、レジの
前に立って、身体を揺すりだす。レジの中のお姉さんが、それに合わせて相手をして
くれる。キャッキャッいって喜ぶ。ある程度満足したようなので本屋に連れ戻す。
歩き回らないようベビーカーに乗せる。止まると怒るので、本の背表紙を見ながら
店内を巡回するくらいしかできない。本の中身は見れない。

カミさんは自分の用事を済ませたらしい。本の包みを持っている。「もう読み終えた?」
と聞かれる。冗談じゃない。キミが読んでいる間、息子のお守りをしていたんだからね。
カミさんと交代する。しかし、私は息子が大声を出すと他の客の迷惑になるのが嫌なの
でずっとベビーカーを動かしていたのだが、彼女は平気で本を読んでいる。うう、年期
が違うなあ。息子が声を上げるので、私は本を読んでいられなくなって「帰ろうか」と
言う。しかし、カミさんは本に目を落としたまま無反応である。息子が文句を言うので、
抱き上げる。しかし、彼は外に出たがる。またひとしきり外で歩かせるが、カミさんは
まったく出てくる気配がない。息子を抱き上げて店の中を見に行くと、息子が大声を
上げる。店内の人間の視線が集まったので、そのまま外へUターン。カミさんはその声
を聞いて、やっと出てきた。はあ。


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