吐き下し

1998年04月14日 14:43

昨夜、帰ってみると、カミさんと息子はすでに寝室にこもっている。
えらく早いな、と思ったら、息子が下痢と嘔吐で苦しんでいるという。
今まで1年5ヶ月、一度熱を出したくらいだったのだが。

帰ったときも吐いたところだったらしい。
吐いたせいか、私が帰ってきたときは機嫌がよい。
熱もないようだし。ただ、声が高見山(古い)みたいにかすれている。

便も、白い水みたいなのが出ているらしい。帰ってきてオムツを替えている
ときにも、水みたいなのがチョロチョロ出てきた。

そういう状態なので、脱水症状が怖いので、お茶を飲ませる。
結構たくさん飲んで、吐かないので大丈夫かな、と思っていたら、
しばらくして、げぼっ、と吐いてしまった。奥の方から茶色いドロドロ
したのが出てくる。まだ、消化していないのが残ってたのか。

その後に飲ましたものは、吐かずに眠ってくれた。明け方にもかなり飲む。

で、翌朝、試しにミルクを飲ませてみると、そのまま吐いてしまう。
こりゃダメだね。医者に行かなきゃ。

眠ったので、起きたら医者に連れていってきます……と書いていたら、
寝室から呼ぶ声が。泣きながら吐いているらしい。げぼっ、じゃなくて
うえっうえっ、らしい。うう、苦しいねえ (;_;)

雨が降っているので連れていくのも大変である。こういうときは、
車があって便利だ。ついでに、汚れた衣類や布団が干せないのも辛い。

医者に連れていく。症状の話だけで、ある程度診断はついたみたいである。
(流行っているらしい)ウィルスによる感冒性胃腸炎、だそうで。

脱水症状防止のために点滴をされる。点滴が始まるまで両親は待合い室で
待っているように、と言われる。何でだろう? 泣いたからといって
取り乱すような親ではないつもりなのだが。

待っていると彼の泣き声が聞こえてくる。止まない。10分以上経っても
呼ばれない。受け付けに、見に行っていいか聞いてみると、もう少し
待ってくれ、と言われる。どんな酷いことをされているんだろうか?
あんなことや、こんなことや……とは思わなかったが、う〜ん (--;)

待合い室で、他人の子供をあやしてしまう。こういう人間になるとは
思わなかったな。そうこうしているうちに、呼ばれる。うえんうえん
泣いている。「抱いてもらっていいですよ」と言われたので、抱き上げる。
抱いたらすぐ泣き止む。ただ、かなり長時間泣いていたので、しゃくりあげるのが
止まらない。しゃくりあげが止まったら、ほどなく眠ってしまった。
泣き疲れたんだね。点滴が終わって針を抜かれても眠っている。

帰ってきたら、かなり機嫌は良くなった。まだ、長時間は座っていられない。

……ああ〜、RINGS録るの忘れてた! (ToT)サイホウソウナノニ

 ◇ ◇ ◇

04/14 20:10 自己レスです。

医者から帰ってきてお茶を飲ませたら、また吐いたそうです。
「胃が痙攣するような」吐き方だったようで。
これは、明日も点滴に行かねばならんかな…

数時間眠ったあとに飲ませたら、なんとか吐かずに飲んでくれました。
「まんま」というので、吐かないことを確認してからヨーグルトを与えたら
食べてくれました。食後の薬を飲まそうとしたら、嫌がって吐きそうになったので
これはパス。

ときどき苦しそうにする。楽な体勢を見つけようとするが、見つからない…
背中をなでてやると、少しは楽になるようです。

ヘロヘロのくせに「いないいない、ばあ」をするのが、見ていて辛い。

 ◇ ◇ ◇

04/15 03:49 自己レス。

医者から帰ってきて吐いた後は吐かなくなった。ポカリスエット(乳児用)を
好んで飲んでいる。でも、残り少ない。

吐きはしなくなったが、上から入れてもすぐに下から出てくるのがねぇ…

熱が出てきた。かなり高い。

 ◇ ◇ ◇

04/15 22:53

今朝も夜半すぎに起きて泣く。何かを欲しているようなのだが、乳児用の
ポカリスエットが切れているので他のもので代用しようとするが、どれも
受け付けない。成人用のポカリスエットも、あのニオイが嫌なのか、少し
飲んだだけではねつける。泣きやまない。困った。何しても泣く。どうも
何か食べたそうにしているようなので、ヨーグルトを与えると食べてお茶
を飲んで寝た。食い物が欲しかったのか…

そういう状態で、下痢も止まらないので、今日も医者に連れて行って点滴
を打ってもらう。今日はなかなか点滴のベッドが空かないので待たされる。
カミさんはその間に買い出しに行った。今日も針が入るまでは親は待合室
で待機。

今日は、彼が独り泣き叫ぶのは数分で済んだ。今回も抱き上げれば泣き止む。
家を出る前に寝かせたせいか、今日は眠らない。そのうち、ブリブリと大量の
ウンチを排泄しはじめた。お尻のあたりが熱くなってくるのがオムツの上から
でもわかる。点滴中で、足に針が挿入されているためズボンを脱がせられない
ので対処は難しい。

そうこうしているうちに、カミさんが帰ってくる。便が漏れているのを指摘
される。あちゃ〜、彼の尻を乗せていた私の膝が黄色い液体で染まっている。
さしもの紙オムツも、多量の液状の物質は受け止められなかったようである。
抱いていて姿勢が不安定だったせいもあるだろう。

今日は起きているせいか、足の針が痛いと泣く。我慢してくれ。足をさすって、
なだめる。

点滴は終わったが、下痢便は広範囲を汚染しているのでそのまま家に帰る。
風呂場で膝を洗って、昼から出勤したのであった。

 ◇ ◇ ◇

04/16 01:33

下痢は治まったようだ、とカミさんは言っていたが、まだ力を入れると
黄色い液状のものがピュッと出てくる。

食欲が無いらしい。水分も、あまり積極的に採ろうとしない。お茶を飲ませる
のにも、けっこう苦労する。

熱もまだある。どうも、反応が鈍い。ぼーっとしている。ちょっと心配。

 ◇ ◇ ◇

04/18 02:27

私が近くに座ると、何とか立ち上がるのだが、私の膝に突っ伏してうずくまって
動けない。まるで猿の子である。

まだ下痢は続いているようで、固形物はそのまま出てくるので与えられないらしい。
尿が出ていないらしいのが心配。

なんだか、運動能力といい、食い物といい、何ヶ月も前に戻ってしまったようだねぇ。


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