おくつをはかせてよ…

7月13日(月) 曇時々晴
今日からまたしばらく遠方で仕事である。今週は帰ってこれないな。

カミさんと朝食を食べて、寝室に上がっていくと、息子は目覚めたところ
だった。寝ぼけた顔をして「ん〜」と伸びをする。可愛い。まあ、犬や猫
でもやるんだから、これは本能的なものなんだろうな。

彼の食事中に私が3階で着替えて、洗濯物を持って洗面所に下りてゆくと
居間で息子が泣く声がする。どうやら、下りてくる足音を聞いて、居間に
来ると思っていたようである。

一週間のあいだ、自転車を駅に置いておくわけにもいかないので、息子を
保育所に連れて行くついでに駅まで車で送ってもらう。途中の消防署の前
に来ると、息子は「かんかん」と言う。かなり発音もはっきりしてきた。
以前は最後の「かん」が鼻濁音の「か゚」になっていたのだが。

夜、実家から電話すると、息子は今日も保育所に入るときにぐずったらしい。

今日からはフルタイムで保育所にお世話になっている。迎えにいくときに
カミさんが少し遅れたので、息子は、他の子らが母親に連れられて帰って
いく中で、不安そうに自分の靴を握ってウロウロしていたそうな。

……彼にとっては、「靴=外へ出ることの象徴」なのだ。









p.s.
後に聞いたところによると、ウチの息子は家族が迎えに来る時間になると
玄関まで行って自分の靴を持ってくるらしい。時間の判断ができるし、
自分の靴も区別できるのだな……私よりも偉いかもしれない。



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