1999年11月上旬の日記
■11月1日(月)
昨夜はカミさんが息子を寝かせて、私は「対なる者の誓い」の原稿の下読みをしていた。だが、眠い。何度も意識を失う。このままでは読んでいる意味がないので、少し横になる。寒い。ホットカーペットがぜんぜん暖かくならないので見てみると、電源が入っていない。スイッチも入っているし、コンセントも挿さっている。何でだろう、と思いながらも眠りに落ちてしまう私であった。
寒いので明け方に目を覚ます。続きを読みはじめる。カミさんが起きてきて感想を聞かれるが、何とも言えない。まあ、これだけいい素材があるんだから、もうすこし美味しく料理してほしいねえ、個人的には。
今日からまた遠方で仕事なのだが、どうにも体調がよろしくない。体中がだるくて熱っぽい。休んでしまうことにする。始業時間まで待って職場と会社に電話を入れて寝る。上司の口調はかなり怒っていたが、仕事よりも自分の身体の方が大事である。これだけ無理してるんだしね。それからはトイレに一度起きただけで、息子が保育所から帰ってきて起こしに来るまで夢も見ずに眠っていたのだった。
目が覚めて思い出した。カミさんに生活費を引き出してくるように言われていたのだ。先月の給料日はもう過ぎているのだが、まったく意識の上にのぼらなかったのである。カミさんに言うと「まだ間に合うわよ」と言われた。時計を見れば17時40分過ぎである。なるほど、真っ暗なのでそんな時間だとは思わなかった。急いで着替える。息子も連れていった。彼は、踏切を通過する電車を見れたので満足したようである。
息子は昨日から巻尺に夢中である。伸びたり縮んだりするのが興味深いらしい。伸ばして離すと自動的に縮んでゆくのも面白いようである。そのうちに、伸ばした先を持って、本体を電車に見立てて走らせ始めた。
息子はもうすっかり自分でオシッコができるようになっている。今日は上着が長くて邪魔になるのでどうやるのかと見ていたら、上着をたくし上げ、顎の下に挟んで用を足している。自分なりのやり方を身につけてくるもんだねえ。
■11月2日(火)
今日も遠方で仕事である。往きの電車の中で「高砂幻戯」(小松左京:ハルキ文庫)の続きを読む。「旅する女」を読み終えた。やはり、この作品は私にとってはSFだな。SF的な設定は何も出てきていないにもかかわらず。いくらSF的な小道具を並べ立てても、どうにもSFにならない作品があるのと同じである。道具立てよりも精神の問題なんだよな。
続いて「昔の女」を読んだ。これは、私が最初に読んだ小松先生の本に入っていた記憶がある。当時、ウブな中学生だった私は濡れ場のシーンにずいぶん興奮した記憶があるのである。いま読み返してみると、そういうシーン以外はまったく印象に残っていませんな(笑)。まあ中学生だったら仕方がないんだろうけど。この作品も、昔の女性の古き良き振る舞いを懐かしむ作品なんですけど、いまの女性には受け容れ難いでしょうな。こういうのが美しいのは事実だけれど、それを実現するには謙譲や忍従の精神が必要ですから。
帰りには「高砂幻戯」の「写真の女」を読んだ。「これも設定はSFじゃないけど、SFだよなあ」などと思いながら読んでいたら、本当にSFでしたね。でも、個人的にはこのオチはなくてもよかったような気がする。このオチがなくても作者の言いたいことは強烈に伝わってくるんですけどね。まあでも、ここまで強烈に現実というものを突きつけられると、ちょっと辛いものがありますね。普段はわざと忘れているだけに。
続いて「小夜時雨」を読んだ。なんだか、狸に関する蘊蓄を詰め込みすぎて、何が何だかよくわかりませんでしたな。
今日も遠方で仕事である。我々が明日も仕事することは既定路線のような言い方をされていたのだが、泣き落として今日中に仕事を終えれば帰ってもいいことにしてもらう。カミさんの原稿はもう締切を過ぎているのに、明日は保育所が休みなのである。こんなときくらい息子の世話をできなければ、亭主として役立たずと言われても仕方がない。今日も大阪行きの最終の急行で帰ったのであった。
家に帰り、カミさんが通信を終わってから「対なる者の誓い」の原稿を読んだ。かなり良くなっている。この方向で行けば大丈夫でしょう。
■11月3日(祝)
昨夜は4時過ぎにカミさんと一緒に寝た。朝になって、隣の息子が起き出した。もう少し寝ていてほしかったので、布団の中に引きずり込んだり横にして撫でたりしていたのだが、ごまかしきれなくなってきた。起きなければいけないか。起きて着替えていると、息子はカミさんの方に行って布団の上に乗ろうとする。こらこら、やめなさいって。彼と一緒に居間に下り、オシッコをさせる。絵本を読んでほしそうにしていたが、「顔洗ってくるな」と言って洗面所に下りる。顔を洗っていたら、カミさんが起きたようである。もう少し寝ててもよかったのに。
カミさんが加湿器と毛玉取りを買いたいというので、一家三人で電気屋に行った。息子はエスカレータに乗りたかったようなのだが、それがかなえられないとなるとゴネ始める。私のズボンの後ろを引っ張って「おんぶぅ」と言うが、関わり合っていられないので無視するとビービー泣く。しゃーないなあ、負ぶうか。甘やかしすぎだなあ。そのうちに「うんこぉ」と言いだした。トイレに連れて行くが、出ない。トイレを出て階段を下りようとするとまた「うんこ、する」と言う。何度もトイレに行かされた。
電気カーペットの電源が入らないので安ければ買う予定だったのだが、高価かったのでまず修理を検討することにする。足裏のマッサージ機があったので、カミさんに勧めてみる。イベント帰りなどに「青竹踏みてえ」とか言っているので、買ってやろうかと思っていたのだ。試用してみると気に入ったようである。いろいろ種類があって迷ったようだが、小さな突起が平面内を回転するタイプを買ったようだ。家に帰って、使いながら「うひゃ〜」と歓喜の声を上げている。これで、少しは私が彼女の足の裏を揉まされる頻度も少なくなるというものだ。
家に帰り、カミさんが息子を連れて生協に注文していた品物を取りに行っている間に寝室で仮眠を取っていたら、気がつくと真っ暗であった。私はいったい何をしに帰ってきたのであろうか。
今日も外食することになる。カミさんはラーメンを食べたいと言っている。テレビでラーメン特集をやっていたので食べたくなったらしい。まったく、すぐに影響を受けるんだから。少し遠くの中華料理屋に行ったのだが、ここでも息子はトイレに行きたがる。「とーちゃんといく」と言うので私が連れて行くが、男子便所は個室が一つしかないので使用中なのである。仕方がないので小便させてお茶を濁す。席に帰るとすぐにまた「うんこぉ」と言い出す。何度目かに個室が空いた。だが、和式である。息子のパンツを下ろして便器の上に抱え上げるが、彼は「うんこ、せーへん」と言う。やはり和式ではできないようである。我々が子供の頃は、こうやってさせてもらってたんだけどねえ。
家に帰ってきたが、息子は機嫌が悪い。疲れているようである。昼寝もしていないからね。風呂に入るのも嫌がるので体を拭いて、今日は私が息子を寝かしつける。せめてこのくらいは貢献できないとね。彼はズボンを穿くときに、穿きかけて前後反対だったら「はんたい」と言ってひっくり返して穿いている。もう、そういう判断ができるようになっているのか。けっこう難しいことだと思うんだけどな。食事から帰ってきたときはあんなに機嫌が悪くしんどそうだかったのに、彼は寝室に入ると急に元気になってはしゃぎ始める。これが習慣になってしまったのかねえ。それでも、気がつけば私の横で横になって寝息を立てていたのだった。
■11月4日(木)
どうやら昨夜、「対なる者の誓い」は完成したようだ。若島津淳さんにメールで原稿を送ったと言っていた。これで私も安心して出張に行けるというものだ。少しは落ち着いて息子の相手をできるようになってくれるだろう。
また今日から遠方で仕事である。移動中に日記を書こうと思ったのだが、いつのまにか日本語入力がローマ字入力からカナ入力になってしまっていて、変更の仕方がわからない。いろいろやってみたが、どうしても直らないので、けっきょくWindowsを終了させた。まったくバッテリーの無駄づかいである。まあ、再起動で復旧したからよかったと思うべきか。ただ、遠方に行く電車の中では朝日が眩しくてFIVAの液晶が見えない。けっきょく本を読んでいることになったのであった。
今日は、「高砂幻戯」の「行きずり」を読んだ。これは、好きな作品なんだよな。ネタバレになるが、江戸時代の人間から見た現代人の風体の描写が素晴しい。こういう、異なる視点からの物の見方ができるというのがSF作家としての最低条件ではある。テーマが「写真の女」とは逆なので、救われたような気分になるのである。
続いて「鷺娘」を読んだ。いや、これは名作ですね。記憶力が不自由な私でも印象に残っている。これほど深い作品というのは、なまなかなことで書けるものではありませんな。
■11月5日(金)
今週から客先に詰めるので、毎朝8時半に発注元に集合ということになっているのである。何が辛いといって、疲れているのに早起きしなければならないほど辛いものはない。昨夜も2時過ぎまで仕事をしていたのである。客先は山の中の工場なので夕食も食べられない。仕事が終わって通信し、食事をしていたら4時になってしまった。睡眠時間が4時間に満たないというのは、基本的人権を満たしているとは言い難いよなあ。
■11月6日(土)
昨夜はけっきょく仕事を終えたのは4時になってしまった。今朝は8時前に起きなければならない。食事を終えてホテルの部屋に戻ると5時である。ファミレスで日記を書いていたためFIVAのバッテリーが消耗したので、充電している間にベッドで横になる。気がつけば6時前であった。慌てて公衆電話に急ぐ。朝日のサイトの朝刊の記事はまだ更新されていなかった。まだ多少のツキはあるか。
今日もお客様は出勤日なので、朝早くから職場に出なければならないのである。フル装備の食事を食べてほとんど寝ずに起きたので、胃の中にまだ未消化物が残っている。それでも無理をしてパンを食べる。胃が重い。身体が痺れる。職場に着いて椅子に座っていたら、貧血状態になってしまった。客先に行っても眠い。仕事としては待機状態なので、午前中は休憩所に行ってほとんど半覚醒状態で過ごしたのだった。今日は一日中腹具合がおかしかった。
夜になって客先から発注元の仕事場に戻り、プログラムの修正指示内容の確認と結果のテスト、報告資料作成を行う。今日は最終の急行に乗れなかった。家に帰れるのは明日になってしまった。プログラマは最終の急行で大阪に帰したのだが、その後でテストをしていたらバグを見つけてしまった。あ〜あ。
けっきょく今夜も2時まで仕事をしていた。それからファミレスで食事をして、公衆電話で通信して、コンビニで朝食を買ってホテルの部屋に帰る。フロントで「いつも大変ですね」と言われてしまった。まあ、土曜日の夜でさえこういう勤務をしているというのは、いろいろな客を見ているホテルマンでも酷いと思うのだろう。しばらく風呂に入れてないので、明日が休みの今夜くらいシャワーでも浴びようと思うのだが、身体が重くて動けない。例によってベッドの上で横になって休むと…
■11月7日(日)
今朝は9時半に目覚ましの音で起こされる。チェックアウトは10時なのだが、多少出発が遅れてもシャワーを浴びることにする。常連なので、少しくらいは大目に見てくれるだろう。
大阪に向かう急行の中で「高砂幻戯」の表題作を読む。実は、この作品の舞台は私の実家のすぐ近くで、昨年夏まで行っていた客先からは目と鼻の先なのである。しかし、自分の住んでいるところことなんて知らないものなんですね。この作品を最初に読んだときに「へーっ、この辺って、こういうところだったんだ」と思った記憶があるのである。まあ、住んでいないところはさらに知らないんだろうけど。自分の住んでいるところが「高砂や…」の舞台であることくらいは知ってたけど、その背景とかはまったく知らなかったですから。学校で正規の授業の合間に郷土史を教わった程度では、なかなか体系だった知識は得られないものですからねえ。こういう知識は、ある程度情報量が増えてきて関連性が見えてくればくるほど面白くなってくるものですから。身近にそういう人がいないと、なかなか面白くなるまではならないでしょうね。学校の教師にそれを期待するのは酷というものだろうし。
しかし、今日もいい天気である。電車の中で日記を書こうとしたのだが、明るすぎてFIVAの液晶が見にくい。マウスポインタが探せないんだからどうしようもない。
ふつうの店が開いている時間に難波を通過するのは久しぶりである。通信用のテレカの残量がそろそろ少なくなってきているので買おうと思ってチケット屋を探したが、いずこも開いていなかった。考えれば、テレカを多少安く買えたところで得するのは数十円だから、こんなに時間をかけて歩き回ったのではまったくペイしないのだ。そこまでして買えなかったのでは、まったく馬鹿としか言いようがない。続いて何軒か本屋を回る。「ミコ・ヒミコ」(村上もとか:中公文庫)を買った。文庫だからビニール袋がかかっていなかったので、立ち読みしていたらハマってしまったのである。最近はこういうふうにしてマンガの作品と出会うというのは、ほとんど無くなってしまったなあ。ちょっと哀しいことである。でも、村上もとか先生のホームページって在ったのか、知らなかったな。
「異形コレクションXIII 俳優」が出ているのを見つけた。出ていたのか…ぜんぜん知らなかった。やはり世間の動きから取り残されているな。平積みになっている本屋は少なかったから、出てからけっこう時間が経っているんだろう。帰りの電車の中で「ミコ・ヒミコ」を読んだが、いくら村上もとか氏のような実力のある人でも、こういう日常的なテーマで毎回読み切りというのはツラそうだなあ、と思ってしまったことであった。
家に帰り着くと、妻子はいなかった。腹が減ったので、その辺にあるものを暖めて食べる。先月録画したRINGSを観ていると妻子が帰ってきた。奈良に行って鹿に追いかけられていたらしい。息子は「とっきゅうでんしゃ、にかいだてやったん」と言っている。そういえば近鉄の特急には二階建て車両があったんだったな。けっきょく彼の興味は、奈良に行ったことよりそこに行くために乗った電車の方に向かうのである。
RINGSはオープンフィンガーグローブで顔面ありのルールでオープントーナメントですか。やはり、ルール的にはこういう方向に行かなきゃいけないんでしょうね。RINGSの選手が次々に負けていくのが、この団体らしくリアルでよろしい。だからこそ、最後にイリューヒン・ミーシャが勝ったときに盛り上がるのである。私は一回戦だけでも充分満足していたのだが、二回戦までやるんですか。こりゃまた豪気ですなあ。
妻子は昼寝をするという。私はそれほど眠気は感じていなかったのだが、やはり彼らが寝ている間に一緒に眠っておいた方がいいと考えたので少し遅れて寝室に行く。だが、寝室に入ると、自分がいつ寝たのか記憶にないくらいの速度で眠りに落ちてしまったようである。気がつくと真っ暗であった。息子が起こしに来ている。起きられない。でも、彼はあきらめるということを知らない。コケの一念、というやつか。10回近く起こされて、やっと私は起き上がったのであった。
夕食後に、昨夜予約録画していたヒッパレを観る。今週は特に印象に残るパフォーマンスは無かった。まあ、素晴しいパフォーマンスがあるとそれをダビングする時間が必要になってしまうので、ホッとしている部分もあるのだが。ただ、今日難波の本屋で有線でかかっていて印象に残った曲がBirdというグループの曲だとわかったのが収穫であった。有線でかかっていて気に入った曲というのは、なかなか特定できないものですからね。
今夜はカミさんの機嫌が悪い。電子レンジの中で茶碗蒸しの容器が転けたというだけでブリブリ怒っている。それはアナタの入れ方にも問題があったんじゃないんでしょうか。食べていて、それほど設計に問題があるとも思えなかったんですけど。息子も、いつもは怒られないようなことで手酷く怒られている。幼児をやっているのも、なかなか大変なことではあるのだな。たまに帰ってきてこういうのもなかなかツライことではあるのだが、こういう状態のカミさんと息子の二人だけにしなくてよかったと思うことにしよう。
息子を寝かせに行く。親子三人で寝室に上がる。カミさんは早々と布団を被って動かなくなってしまった。相変わらず息子は寝室内では元気である。こらこら、母ちゃんにちょっかいを出してはいけない…うう、これじゃまるで戦前の夫に気を遣う妻の姿ではないか。最近の世の中はこういうふうになっているのである。息子は「うんこ、する」と言いはじめた。最近の彼は都合が悪くなるとこう言い出すのである。こういうと親が相手をせざるを得ないとわかっているのだな。トイレに連れていくと「おしっこがいい」と言いだした。このところ、ずっとこのパターンである。しばらく相手をしていると、やっと横になって絵本を読んでくれと言う状態になってくれた。いつもの絵本を読んでお茶を飲ませ、やっと電灯を消せたのであった。
■11月8日(月)
今朝、目が覚めたのは6時過ぎであった。カミさんの目覚ましの音で目が覚めたのである。あわてて起きて、通信を始める。カミさんはまだ起きてこない。朝日のサイトの朝刊の記事はまだ更新されていなかった。最近は更新時間が遅くて助かる。まあ逆に今日の朝刊の記事を読むためには長い間つないで待っていなければならなかったのだが。
通信が終わった直後にカミさんが息子を起こしてきた。今朝は彼の調子が悪そうである。トイレでゴネているようだ。気がつくとカミさんは食卓で本を読んでいる。息子は見えない。まだトイレにいるようである。行ってみると、彼は独りで便器に座っていた。「うんこ、せーへん」というので便器から下ろすと「うんこ、する」と言うし、また乗せると下ろせと言う。「いる・いらんモード」に入ってしまっているようである。眠そうだ。便器に乗せたまま抱いてやると、彼は私の肩に頭を乗せてグッタリしている。うう、子供の相手をしていたら家を出るのが遅くなってしまったぜ。
今日からまた遠方に仕事に行くのである。今日は移動中に「異形コレクションXIII 俳優」を読む。「高砂幻戯」がまだ途中であるが、小松先生の作品でも同じタイプを続けて読まされるとツライ部分もあるのである。まずは五代ゆう氏「遍歴譚」を読む。うう、こりゃまたいきなりスゴイ話ですなあ。オツムの弱い女が好きな男のためにとことんまで堕ちてゆく話なんですが…そういえば10年以上前、初期のアダルトビデオには、美人なんだけど脱いでみると身体に痣がいっぱい、って娘がいたなあ。ああいう女性たち、今はどうしているんだろうか。
今日は間食に「シリアルソフトバー FIT MENU バニラ味」(明治製菓)を食べた。その第一印象は「これ、湿気ってるんじゃないの?」であった。ケースには「サクサクのシリアルをたっぷり使い…」と書いてあるからサクサクした食感を予想していたのだが、一言で言えば湿気った粟おこしである。不味くはないのだが、歯触りがちょっと…
■11月9日(火)
昨夜も3時半まで仕事をしていた。晩飯も食わずにである。作業項目は少ないから早く帰れるのではないかと思っていたのだが、触っていると、いろいろ問題点を見つけてしまう。月曜日で体調が悪いのに週初めからこんな調子では、マジに身体が保たない。何とかしなければ。
■11月10日(水)
昨夜は1時半に仕事を終えられた。これで「早い」と思ってしまうのは、やはり何か間違っている。なんだか、仕事場からファミレスに歩いていると、もう一週間分くらい仕事をしたような感じがした。まるで、明日が休日のような。
狼谷辰之 | 新書館*ウィングス文庫 |
対なる者のさだめ |
¥600+税 | ISBN4-403-54013-9 |
ホーム 日記の目次へ 次の日記へ