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▲4月1日(月)▼ →
5時半に目が覚めた。寝ようとするが眠れない。暑い。ノドが渇いた。けっきょく起きることにする。疲れてるはずなんだがなあ。どうも左胸が痛い。肋骨である。息子の痛みが伝染ったか。脱水症状になると肋骨が痛むなんて聞いたことがないのだが。
今日は通勤中に「I'm Your Baby Tonight」(Whitney Houston)を聴いている。たしかに巧いのだが、どうも印象が薄い。当時は「凄い」とか思いながら聴いてたような記憶があるのだが…でも、これ以降は彼女のアルバムは買ってないような気がするから(「The Bodyguard」は除く)、やはり期待外れだったのかもしれない。
今日も通勤中に「90年代SF傑作選 下」(山岸真編:ハヤカワ文庫)を読んでいる。客先への移動途中に「標準ローソク」(ジャック・マクデヴィット/浅倉久志)を読み終えた。うーん、これはSFなのか? 単なる中年夫婦のすれ違いの話にしか見えなかったんだが。主人公が天体物理学の学者だというだけで、SF的なネタは何もなかったような気がするぞ。帰りに「人間の血液に蠢く蛇──その実在に関する三つの聴聞会」(ジェイムズ・アラン・ガードナー/佐田千織)を読み終えたが、なんか宗教的対立というのは実感が湧かんなあ。まあ、オレの想像力が足りないせいだろうけど。しかし、誰が何と言っても面白くないものは面白くないのである。面白いと感じる作品もあるんだからな。しかし、個人的に面白くない作品が続いている。次のイーガンまで面白くなかったら、ちょっと怒るかもしれない。
家に帰ると22時である。息子は寝ていた。昨日の疲れが残っていたのか、今夜はあっさりと寝たそうである。寝室に入ると、彼は毛布だけ被って寝ている。そろそろ、夜中に起きて彼に布団が掛かっているか確かめなくてもいい季節になってきたかな。
▲4月2日(火)▼ →
今日も引き続き通勤中に「90年代SF傑作選 下」を読んでいる。帰りに「ルミナス」(グレッグ・イーガン/山岸真)を読み終えた。やはりイーガンはいい。導入部もシャープで引き込まれてしまうし、何よりも相変わらずアイデアがトンデモナイ。毎度毎度よくこんな話を考えつくものだ。それがSF作家の資質というものだが。
続いて「棺」(ロバート・リード/中原尚哉)も読み終えた。宇宙船の事故で冷凍睡眠カプセルに入ったまま宇宙空間に投げ出されてしまった男の話である。カプセルは宇宙空間から分子を集めて核融合で無限に動作しつづける。定期的に目を覚ます彼を待ちうける運命は… 短い作品なのに壮大なイメージが素晴らしい。
今夜も遅くなってしまった。家に着くと22時前である。今日も息子は階段を下りてきて玄関の鍵を内側から開けてくれる。今日は開錠するのに苦労しているので「できへんか?」と訊くと「できる」と応えて頑張っている。そして、ついにロックを上げることができた。
先日見つけた方法で仮想CD-ROMドライブを作って「発見ナビ」を動かしてみるが、うまくいかない。仮想のドライブとしてマウントしただけではダメで、CD-ROMに見せかけねばならないようだ。まあ、この記事に書いてあるのはCD-ROMをハードディスクにコピーしてインストールを速くする方法だからな。アプリケーションを騙すのとは少し違うのかもしれない。メーカーとしては、ネットワークドライブで使われると困るというのもあるのだろう。
今夜はカミさんが息子を寝かせてくれる。しかし、眠い。パソコンを使っていると、ほとんど意識がなくなっている。このままではヤバい。何とか意識を失う前に寝室に入り込むのである。
▲4月3日(水)▼ →
息子が動き出したので目が覚めた。8時前である。昨夜は日記を書いていないから早起きしなければならなかったのに…とか思いながら起き上がる。そのとき、息子が叫んだ。「たすけて!」どうしたんだ、怖い夢でも見たのか。そう思って顔を覗き込むと彼は言った。「て、しびれた」…そりゃ、寝かたが悪かったんだ。
夕方、仕事をしているとみんなが窓の外を見ている。雨なのか。今日は晴の予報だったはずなんだがなあ。まったく最近は雨が多い。
▲4月4日(木)▼ →
今日は通勤中に「HEARTFULL-HEART」(NO-SIDE)を聴いている。20年以上前のまったく売れなかったグループなので誰も知らないと思うが、私は好きだったんだな。このアルバムもポップでいい曲が揃っている。過剰に音を重ねていないシンプルなアレンジが心地いい。そういえば悔しい記憶を思い出した。たしか私がまだ社会人として駆け出しだったころ、大阪のライブハウスに来るというのでチケットを買ったのだが、その日に東京に出張が入ってしまったのである。弟か妹が行けないかと調整してチケットを実家に送ったのだが、けっきょく間に合わなかったという(涙)……しかし、このグループに関してWeb上で検索してみたが、ほとんど何も引っかからなかった。これはちょっと哀しいものがあるよなあ。
今日も通勤中に「90年代SF傑作選 下」を読んでいる。最後の「ダンシング・オン・エア」(ナンシー・クレス/田中一江)を読み始めている。ナノテクによって肉体を強化できる世界でのバレエの話である。犬の一人称の語りで始まるのが面白いし、犬の語りもいかにも「能力強化された犬」という感じである。これは訳が良かったですね。書いてある内容が素直に頭の中に入ってくる。そういうところを誉めねばならないというのも哀しい話だが、大半は読むのに努力を要するのだから仕方がない。まあ、私の読解力のレベルが低いせいだと言われたらそれまでなんだが。
今日、カミさんは新聞の購読契約を解除してきたそうである。まあ、私も紙の新聞は最近ほとんど見ないからな。しかし、Web上でタダで記事を読ませているというのは新聞社にとっては自殺行為なんじゃないだろうか。他社がやってりゃ、やらざるを得ないんだろうけど。
▲4月5日(金)▼ →
居間で目が覚めた。7時過ぎである。右の脇腹が痛い。座椅子から崩れ落ちて寝ていたので身体を折り曲げた体勢で寝ていたのである。昨夜ケーキを食べたまま寝てしまったので口の中が気持ち悪い。歯を磨きに行く。目が覚めてしまったので日記を書き始める。更新したら寝ようと思うのだが、こういう日に限って日記に書くべきことが多い。そのうちに8時を過ぎてしまったが妻子が起きてこないので起こしに行く。昼まで寝ていると言った私に起こされるのも問題があるような気がするが、カミさんも昨夜は私を待って遅くまで起きてたからなあ。なにしろ昨夜は朝の2時過ぎまで仕事をしてタクシーで帰ってきたのである。いや、タクシーを使ったのは駅までで、そこから自転車に乗って帰ってきたのだ。
「駒得」というのをATOKの辞書に登録できない。「正しく読み書きできませんでした」と言われてしまう。いったい何なんだ。何かが辞書ファイルをロックしてしまっているようだが、こういうのは思いついたときに登録できないと困るのである。アンロックの処理がどこかで抜けてるんだろう。役立たずめ。
息子は起きてきても私と目を合わせようとしない。カミさんに「昨日の晩、遅かったからかなあ」言うと、彼は彼女に理由を問われて「おそかったから」と応える。すぐに他人の言うことに影響されるんだから。というか、本人にも理由がよくわからないんだろう。けっきょく、妻子が出て行ってから日記の更新を終えて、また寝る。
目が覚めると12時を過ぎている。ヤバい。昼から客先に行くことになっているので、もう家を出ているべき時間である。カミさんには11時半に起こしてくれるように言ったつもりだったんだが、伝わってなかったか。朝食抜きで家を出る。
今日、往きに「90年代SF傑作選 下」の最後の「ダンシング・オン・エア」(ナンシー・クレス/田中一江)を読み終えた。これは良かったですね。淡々と進んできたのでこのまま行くのかと思ってたら最後は緊迫した展開になったし、最後も余韻をもって読者に考えさせる形で終わっている。そうか、この犬はこういう使い方をするんだったのね。
今夜も遅い。23時半まで客先で作業である。客先だと気が抜けない。疲れた。終電で家に帰る。今日はまだ、まともなものを食っていない。腹が減った。
▲4月6日(土)▼ →
また居間で寝てしまっていた。最近まったく歯止めが利かない。6時過ぎである。3時間半くらい寝たことになるか。またパソコンをいじり始める。
タダで仮想CD-ROMを作成する作戦第二弾。フリーのソフトを探すのである。まずはこれを試してみた。Clone CDでイメージファイルを作成し、DAEMON TOOLSで仮想CD-ROMとしてマウントするという方法ですな。イメージファイルの作成にかなり時間がかかったが、「発見ナビ」を起動してみると…おおっ、立ち上がった。やったぜ。イメージファイル作成時はそうとうCPU資源を使っているようで他のことは何もできなくなってしまうが、空いている時間にやれば問題ないだろう。
しかしこのイメージファイル、元のCD-ROMよりサイズがかなり大きくなるのね。CDをCD-Rにコピーするためのイメージファイルを仮想CD-ROM用に流用しているみたいだから仕方ないか。これだったら、2,800円払って圧縮できるソフトを買った方がいいかなあ。ノートのハードディスク容量を増やす費用と手間を考えると。でも、近い将来NASを導入することを考えれば、ディスク容量はそれほど気にしなくていいのかもしれない。この方法だったらイメージファイルをネットワーク上に置いといてもいいはずだし。
息子はてんとう虫コミックスのドラえもんを読んでいる。まだマンガのコマの追い方がまだわからないようだ。ページの右上から左に読んでいくのはいいが、そのまま隣のページに行こうとする。ページ単位で読んでいくんだと教えたら、今度はページの左上から直下に行って右に読んでいこうとする。これもルールだからねえ。覚えなきゃ仕方がない。まあ、そのうち覚えるのに苦労したことさえ信じられないほど無意識のうちに読めるようになってしまうんだろう。
また雨だ。まったく最近は雨が多い。明日は仕事だというのになあ。まあ、明日東京に行くのは部下に押しつけたから、今日移動しなくてよいだけマシだと思うべきだろう。
今夜は私が息子を寝かせる。久々に布団の上で寝たような気がするな。
▲4月7日(日)▼ →
今日は休日出勤して客先で作業を行うのである。息子は今週もお義母さんがどこかに連れていってくれるらしい。保育所が休みで私がいない日に預かっていただけるのは、たいへん有難いことである。昨夜から降っていた雨は止んでいた。地面は濡れているが、なんとか自転車で出かけられそうだ。
今日も23時前まで作業をしていた。今日が客先から指定された最終リミットなので、どうしても今日中に最低限のカタをつけねばならないのである。家に帰ると翌日になってしまうな。明朝はまた立ち会いで朝一番に客先に出なければならない。疲れた。
家に帰るとカミさんは電話をしていた。このハイテンションは、相手があの人なんだな。今夜も電話が長引きそうだ。彼我の状況の差に激しく落ち込む。仕事で疲れ切って帰ってきて、扶養者に電話をしながらゲラゲラ笑っていられると、人生の無常を感じるのである。…疲れてるな、オレ。
今日は、息子はお義母さんのところで寝食を忘れて遊んでいたそうである。そのせいか、すぐに寝たらしい。それは良いことだね。
CD2WAV32で音楽用CDからの取り込みができなくなっている。CDを入れてもトラックの一覧が表示されないのである。何か操作しようとすると「ドライブが準備できていません」とかいうメッセージが出る。
昨日仮想CD-ROMを作ったためにCD-ROM関係の設定が何かおかしくなってるんだろうな。DVD-ROMドライブのドライバの設定をやりなおしても状況は変わらない。CD2WAV32の設定を最初からやりなおそうとして、設定画面で「使用するデバイス」の「再検索」をクリックしたら、トラックの一覧が表示された。これでオッケーだろう。
▲4月8日(月)▼ →
腰が痛くて目が覚めた。ここしばらく忙しくてWebを巡回できてなかったので無理して廻ってたら失神してしまっていたのである。6時前だ。アクセス履歴を調べると、どうやら3時前に気を失ったようだ。3時間ほど意識を失っていたことになるか。今朝は朝一番に客先に出て立ち会わねばならないので7時過ぎに起きる予定なのである。今から寝ても1時間ちょっとしか寝れないか。かえって起きるときに疲れが倍加しそうだな。このまま起きているか。そう思ってパソコンをいじりだしたのだが、身体が冷え切っていて調子が悪い。少しでも布団の中に入って体を温めた方がいいか。寝室に入って布団に潜り込む。もうそのときには6時半を過ぎていた。これじゃ1時間も眠れないじゃないか。
次に気がつくと8時前になっていた。うわ、もう家を出る準備を始めるべき時間じゃないか。カミさんも起きて「もうこんな時間…」とか言っている。私も目覚ましの音は聞こえなかったな。トーストを少しだけかじって家を飛び出るのである。
昨日は本番環境を変更したので、客先に出たら大騒ぎになってないかとドキドキである。「みずほ銀行」みたいなことにはなりたくないよなあ。たぶん富士通やIBMの担当者は寝てないはずだ。同業者として深く同情する…というか、自分がそうなったらと思うと恐ろしい。まあ、今やってるシステムは社内向けだからまだ影響は小さいが。
客先に出ると、一つミスがあってクレームを受けた。私のせいではないが、それでもチェックできなかったので責任はある。その後始末をしてトイレに入って手を洗い、ハンカチで手を拭いてポケットに入れたところで気がついた。…あ、財布忘れた。昨日は休日出勤だったからラフな格好で出たので、財布はそっちのズボンに入れていたのだ。私は財布に家の鍵を入れているので忘れたら家を出るときに気がつくはずなのだが、今朝はカミさんが玄関までついてきてくれて内側から鍵を閉めてくれたので気がつかなかったのである。まあ、定期入れに少しは金が入っているから、それで昼飯は食えるか。
今日は通勤中に「展翅蝶 昭和80年、夏」(東野司:EX novels)を読み終えた。なんだか不思議な話ですな。怪獣が出現して東京が壊滅し、そのことによって人間の物の見方も影響を受けているという世界がなかなか面白い。しかし、この結末は…「まんなか」ってアレでしょ。●●●に狙われちゃいますよ。それで地名とかを微妙に変えてたのか。
左手の小指の甲が痛い。見ると、内出血している。発注元の最寄りの地下鉄駅へのエレベータに入るためのドアが接触式の自動ドアなのだが、これの感度が鈍くて多少触ったくらいでは開いてくれないのだ。それで思い切り殴りつけて開けたりしているのだが、今日は強く殴りすぎたか。ちょっとストレスが溜まっているかもしれない。しかし、子供の頃はほとんど内出血の経験なんてなかったのだが、やはり老化現象で血管が弱くなっているのかな。まあ、ほとんど暴れない子供ではあったのだが。
今夜は家に着いたのは22時頃だったのだが、息子が鍵を開けに来てくれた。しかし、今夜はよく喋る。ずっと喋りかけてくる。女の子だったらもっと喋るってのは本当だろうか。そのうちに彼は眠そうな雰囲気になってきた。眠くてハイになってたのかな。しばらくすると座椅子の上で寝てしまったのであった。
私も眠い。今夜もパソコンをいじりながら何度も気を失う。眠すぎて頭痛がするくらいである。しかし、テレビで「ER 緊急救命室」が始まったら、あまりの緊迫感に目が覚めてしまった。この状態の私を寝かせないとは、恐るべし、ER。
▲4月9日(火)▼ →
昨夜は「ER 緊急救命室」のおかげで目が覚めたのだが、それでも気がつくと寝てしまっていた。アクセスログを見ると、3時過ぎに気を失ったらしい。しかし、ブラウザのアクセス履歴で起きていた時間帯が追跡できるというのは、「生きている=通信している」ということになっているということなんだろうか。
今夜も遅くなる予定である。22時からの作業が入っている。終わるのは翌日だとか言っている人もいる。それで今日は昼から出てゆくことにしているのである。そういうことで、また昼前まで寝るのであった。2時間くらいしか寝れないが。
今日は通勤中に「RE−COLLECTION」(竹内まりや)を聴いている。独身時代のベストアルバムである。いや、やっぱりいいっすねえ。それにしても「すてきなヒットソング」は素晴しい。これがデビューアルバムの曲なんですよねえ。まだ大学生の新人歌手が自分でこういうバラードを創って背筋を伸ばしてレコーディングしているのを見たら、山下達郎氏じゃなくても惚れちゃいますよねえ。実際はどうだったか知らんけど。
そういえば、私はデビュー直後の彼女をテレビで見たことがあるんだった。あれはたしか、朝か昼に放送していたワイドショーだったと思うが、そのスタジオにデビュー曲を歌いに来ていたのだった。新人歌手だったので当時流行っていたミニスカートを穿いていたのだが、なんだかそういうチャラチャラした格好が似合ってなくて痛々しかったのを覚えている。そしてその「戻っておいで私の時間」を聴いて、「妙なアレンジだなー」と思ったのだった。そして次の曲も同じ路線だったのでさらに「何だかなー」と思ったのだった。これじゃもう終わりだろうと思っていたのだが、それがこれほどまでになるとはねえ。まあ、アルバムを聴いていたらそういう失礼なことは思わなかったんだろうけど。
やはり今夜も遅い。0時前まで仕事をしていた。終電ギリギリである。御堂筋線と近鉄の最終電車を乗り継いで帰る。家に着くと1時過ぎ。妻子はすでに寝ている。夕食は要らないと言って出てきたはずなのだが、台所のテーブルの上に1食分が乗っている。伝わってなかったか。まあ、発注元の食堂で夕食を食べたのが19時前だから、食べるのである。
着替えるために寝室に上がったついでに息子にオシッコをさせたが、どうも身体が熱いような気がする。顔とか手足はそうでもないが腹部とかが熱くて、身体の中心部の温度が上がっている感じですな。
▲4月10日(水)▼ →
昨夜も帰宅したときには妻子が寝ていたので一人で食事をしてからパソコンをいじっていたら、また昏倒してしまっていた。3夜続けて居間でダウンである。何だかなあ。例によってアクセス履歴を見ると、2時半から8時前までアクセスが途切れている。5時間ちょっと倒れていたことになるか。布団の上で寝るよりも眠りが浅いからますます疲労回復が遅れるんだがなあ…
やはり息子は熱があるようである。今日は保育所を休ませることになるか。カミさんも体調が悪いらしい。同人誌の原稿もあるみたいだし私も休めればいいのだが、昼から客先で打合せがあるからなあ。昨夜が遅かったので今日の午前中は休むことにしてるんだけど。そして日記を書いていたら10時を過ぎてしまった。けっきょく、昼まで起きている。疲労回復という点では午前中を休みにした意味がないなあ。
出かけるまではWeb上のニュースとかを読んで過ごす。ラブメールを操作ミスで掲示板に流したって…本当にそういうことをするヒトがいるのね。しかも、大使。相手が職員だということは不倫かセクハラか。まあ、60歳でパソコンを使いこなしてるだけマシなのか?
そういえば「Microsoftが“UNIXをやめ,Windowsに乗り換えよう”と呼び掛けているサイトが実はUNIXで動いていることが分かり,失笑を買っている」というニュース、4月1日の記事だったのでまさか本当じゃないだろうと思っていたのだが、どうやら本当だったらしい。いやー、さすがはMicrosoftですな。笑わせてくれます。しかも、それをWindowsに切り替えたとたんにアクセス不能になったというオマケつき。「Xboxでディスクに傷がつくのは自然現象だ」と公言する会社だけのことはある。それをWeb上に公開してたのを慌てて引っ込めたのがGoogleのキャッシュに残っているのがさらに笑わせてくれる。いや素晴しい。「これらのキーワードは、このページにむけて張られているリンクに含まれています: 仕様」と言って見つけてきてくれるところがGoogleの偉いところだな。ソフトのバグも「仕様です」で片づけてきたから、そういうふうにリンクが張られるんだ。その手口を傷がリアルに見えるハードウェア製品に対しても踏襲したのがこの騒ぎの原因だろう。
昨夜は通常のコースで帰ってこられなかったので自転車を使えなかった。今日は歩いて駅に向かう。ツバメが飛んでるのを見た。道端では花々が咲き乱れている。モンシロチョウも飛んでいる。もう、春なんだよな。ビルにこもって仕事をしてると、ほとんど実感がないけど。
今日は通勤中に「Dancing On The Ceiling」(Lionel Richie)を聴いている。やはりライオネル・リッチーはいい…と書こうと思っていたのだが、それほど良くない。なんか、イメチェンを試みてハズしてるような感じなんですけど。
今日は帰りに「悪魔のようなあたし」(山下定:ソノラマ文庫 1996)を読み終えた。なんか、私が思うところの典型的なライトノベルですな。学園モノで、主人公が学園一の美少女とともにマッドサイエンティストであるところの理事長と闘いを繰り広げる。何度か笑かせてくれたが、それ以上のものではない。まあ、ライトノベルにそれ以上を望んではいけないのかもしれないが…ってのは偏見か。
今夜は20時前に客先を辞すことができた。これで早いと思う自分が情けない。家に帰っても息子に何度も「なんで、はやかったん?」と言われてしまう。もう21時を過ぎてるんですけど…
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