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3月1日(木) 
息子に起こされたとき、首の左下がグキッと痛んだ。寝違えたようである。昨日、京都を移動していて、身体のバランスを考えて鞄を左手で持ったり左肩に掛けたりしたのが良くなかったのだろうか。

仕事をしていても、ずっと左肩胛骨の上にある筋肉が痛く、いつも重い首を前に傾けてパソコンを扱っていることを否応なく意識させられる。腕が重いのも認識させられる。ふだんは意識してないが、いつもこんな重いものをぶら下げているんだなあ。それをここで支えているのか。



3月2日(金) 
今日は朝からメンタルクリニック。あんまり効果が出てないということで、また薬を増量されてしまう。薬代がさらに増えた。向精神薬は高価いようなのである。これじゃあ、健保加入者本人なのに医療費だけで月に1万いっちゃうなあ。まあ、あの苦しみには代え難いが。

上司が評価用のPCにVistaを入れようとして悩んでいる。DHCPでアドレスが取れないとか、OneCareでライセンス認証をしようとして堂々巡りになるとか。学生の頃はマイコンを研究に使ってて、コンピューター業界に入って30年以上飯を食い、50代でなおパソコンの自作をするほど新しいもん好きの上司が苦しんでいる。こりゃふつうの人に使いこなせるんだろうか。

サポートに電話をかけたりしていたが、けっきょく堂々巡りになってた方は、向こうの処理が遅延してたせいだったらしい。それを考慮した作業フローになってないところなんかは、いかにもMicrosoftだな。

さしもの上司も「1〜2年はVistaを使う気はない」とか言っている。まだXPの方がマシみたいですよ。私ゃまだプライベートではWindows2000を使っているんだが、XPマシンが買えなくなる直前に買うべきなのかなあ。でもXPも嫌いだもんなあ、やっぱりOS無しマシンを買ってLinuxを入れて使うべきか。

真上から見た土星ですか。カッシーニがそんなに軌道を変えていたとは。こういうものだと思ってはいたし想像図も見たことがあるけど、やっぱり実際に撮影されたものを見るとスゴいですねえ。

へえ、遺伝子組み換えマウスって「作製」するもんなんですか。合成した受精卵を試験管内で発生させたならともかく、親マウスに生ませたわけでしょ。なんか違和感があるんだよな。遺伝子をちょっといじっただけで「オレが創ったんだ」とか言ってるようで傲慢な感じがする。



3月3日(土) 
先月中に終わらせるべき仕事が終わってないので、今日は朝から休日出勤である。家を出る前に食器洗い乾燥機の工事に来たので、それが終わるまで家にいる。分岐水栓は11,000円であった。心配してたほど高価くはなかったか。

職場に行って昼食を食べると猛烈に眠くなってきた。抗鬱薬を増量したせいだろうか。どうにも耐えられず、作業室に椅子を並べて眠ってたら出勤してきた上司に見つかってしまった。向こうは恐縮していたが、休日出勤して寝てちゃイカンよねえ。

「旅行者がカップめん用にコンロで湯沸し…阿蘇で山火事」ですか。58歳ですか。団塊世代ですねー。最近は大阪城公園とか京都に行く電車に乗ってたりすると、爺さん婆さんの集団を見ることが多いのだが、これからはこういうのが増えてくるんでしょうねー。観光産業は経済効果の恩恵を受けるだろうけど、そこで仕事や生活をしている身としては社会問題だぞ。



3月4日(日) 
今日は休みだが、息子とカミさんが子供会の行事で映画を観に行っているので私は娘と留守番である。3歳児にゃ、まだ映画鑑賞は無理だからな。例によって、絵本を読まされ、アニメを見て過ごす。

今日は私の母の誕生日なので娘に電話をさせる。自分の親には孫を相手させるのがいちばん喜ぶ。誕生祝いの歌を歌うように言って電話をかける前のリハーサルでは歌っていたのだが、実際に喋りだすと「はずかしい」と言って私に受話器を渡して部屋の隅に逃げていってしまった。困ったもんである。

息子とカミさんが帰ってきて夕方からは子供会のお別れ会が近所の公民館で行われる。行ってみると参加者はそれほど多くない。以前に遊園地に行ったときにはもっと多かったはずなんだがな。息子の同級生の美少女も映画だけ観て帰ったらしい。残念。



3月5日(月) 
きょうは夕方から船場の客先で打ち合わせ。心斎橋のブックオフに寄ると、息子のもっとも欲しがっていると思われる本が出ていたので購入する。家に戻ると、例によって土産を求めて息子が出てくる。そこで「碇シンジ君(仮名)のいちばん欲しい本は何ですか?」と尋ねると予想した答えが返ってきたのであった。白髪抜き40本の勤労奉仕で譲渡する。

「国土地理院の地図データをネットで提供」ですか。これは喜ばしいことですな。国民のためにやってることなんだから国民に還元しないとね。まあ問題があるとすると、この情報が世界中からアクセス可能になってしまうということか。



3月6日(火) 
朝、保育所に行く準備をしていた娘が「じぶんでしられた、ちゃっく!(自分でチャックを閉めることができましたわ)」と言ってきた。ほう、偉いもんだな。まだ無理なんじゃないかと思っていたんだけどね。カミさんによると、息子より半年くらい早いそうである。

昨日は暖かくてコートを着て移動していると汗ばむくらいだったのだが、今朝はまた寒い。まだまだコートは手放せませんなあ。

帰りに涼宮ハルヒの憂鬱谷川流)を読み終えた。ほんとうに面白く読めた。私くらいの薄々の人間にはちょうどいいくらいにSFしてたし(濃ゆ濃ゆの人には物足りないかもしれんけど)、語り口も面白い。アニメを先に観てなくても楽しめたと思う。これにあのアニメが続けばブレイクしますわなあ。

しかし、これがコンテスト応募作ですか。すげえっすねえ。もうこのくらいのレベルでないとライトノベルの大賞はとれないということなんでしょうか。なんか、他の文学賞より大変そうだ。

そういえば、主人公の名前が出てこなかったような気がする。まさか最終的に本人も自分の名前を知らなかった、なんてオチじゃないだろうな。



3月7日(水) 
娘はいつも朝は母親に早く保育所に行く準備をしろと言われ続けているのに、今朝は早く行こうと母親を急かしている。今日は保育所で遠足に行くのである。やっぱりそういうのは楽しみですか。ピンクの水筒を振り回している。リュックを背負って出発である。行ってらっしゃい。

「H.264動画再生対応の新ウォークマン」って…何で今ごろこういうのを出すわけ。まるっきりiPodの猿真似にしか見えないんですけど。しかも年単位で遅れてるし。あのとんがったソニーはどこへ行ってしまったのだ。これで品質が以前のままだったら(バッテリー問題とか見てるとそういうふうに見える)、それこそ二流どころか三流のメーカーですぜ。私ゃソニーは好きではなかったが、かつてはそれでも買わせる魅力があったんだけどなあ。ファンじゃなくても日本人として悲しく思うぞ。



3月8日(木) 
昨夜は早めに帰って子供たちを風呂に入れ一緒に寝た。例によって娘にオシッコとか痒いとか起こされながら眠りにつく。小用に起きたときに娘をカミさんの隣に押し込んだのだが、今朝は寒かった。

いつもなら明け方に寒くなると隣に寝ている息子を私の布団に引っ張り込んで暖を取る(息子は眠りが深いので無抵抗だし子供は暖かい)のだが、今朝はそれができなかった。風邪を引いたかもしれん。

今日は出社してからも眠い。どうにもこうにも意識を保っていられない。昨夜は子供たちと一緒に早めに寝たのになあ。やはり抗鬱剤を増量されたせいだろうか。副作用が強いなら元の量に戻してもいいと言われてるんだが、どうすべきか。

2006年に世界中で生み出されたデジタル情報量は161エクサバイト…って、とんでもねえっすねえ。そりゃ電器屋に行けば数百ギガのハードディスクが山積みになってるような時代だからなあ。まあ、重複してる分がほとんどなんだろうけど。



3月9日(金) 
今朝、娘が猫を抱いて「アニャ(猫のこと)のにくじゅう、あったかい」とか言っている。猫を料理するのかね。肉汁じゃなくて肉球でしょ。

今日は夕方から船場の客先に移動して打ち合わせ。目的地までは地下鉄で移動するのだが、金曜日はノーマイカーデーフリーチケットが使用できる日なのである。600円で乗り放題…ということは、3回乗れば元が取れる計算になる。それでコイツを購入し、ふだん行けないブックオフに行くことにする。

打ち合わせが終わっていつものごとく心斎橋店に行き、続いて玉出に向かう。ここの店はSFの文庫が濃かった。小松先生の文庫なんて棚の1段以上並んでるんですもの。ハヤカワ文庫もけっこう掘り出し物があった。たぶん同一人物の蔵書だったんだろうなあ。亡くなったんじゃなければいいけど。けっきょく小説の文庫だけで10冊も買ってしまった。重い。鞄も仕事の資料が入ってて重いのに、この先の長距離移動は大丈夫なんだろうか。

喜連瓜破の店に行く途中に天王寺で降り、天王寺店に寄ったのだが、これが失敗だった。地下鉄からだとかなり歩いたし(天王寺はよくわからないので最短距離が歩けないのもある)、ここは品揃えがショボいので何も買うものがなかった。途中下車するんじゃなかった。

谷町線も天王寺から先は空いてくるんじゃないかと思っていたのだが、ずっと満員だ。少しくらいは座れるんじゃないかと思っていたのだが、ずっと重い荷物を持って立ちっぱなしである。考えが甘かった。帰りがまた大変だ。両手にビニール袋の持ち手が食い込んで痛い。重い鞄を背負っているので肩の筋肉も悲鳴を上げている。家に着いたときにはヘロヘロになっていたのであった。



3月10日(土) 
昨夜無理したせいか、眠っていると眉間の奥が痛い。肩の筋肉がガチガチだし寒気もする。いつものように息子を私の布団に引っ張り込んで暖を取ろうと思ったのだが、彼はそれができるような状態じゃなかった。彼の名誉のために、あえて原因は伏す。

眉間の痛みは、水分を大量に摂ると治まった。それで今日はテレビとPCを見て過ごす。いつものことだが…と思っていたら、生協の配達がやってきた。何かと思えば、カミさんが頼んだラックのようである。デカい。廊下に置くと通れなくなってしまうほどである。組み立てを手伝わされ、カミさんは午後いっぱい内容物の移動に費やすことになる。



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