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▲11月1日(金)▼ →
いちど、実生活で言ってみたいセリフ。
「名のあるネットワーカーとお見受けしました。ぜひハンドルネームを…」
こういうセリフを言われるのは無理だから、せめて言ってみたい。言う方にも、ある程度以上の眼力は必要とされるんだろうけど。でも、ふだん世間話をしているだけでも、インターネットに関する造詣の深さ、なんてのは自ずとにじみ出てくるものだと思うんだよね。
天気予報が当たって、今朝は雨が降っている。カミさんに車で駅まで送ってもらう。有難いことである。
今日は通勤中に昨日借りてきた「Tender Lights」(Lyrico:→【amazon】)を聴いている。最初の方はけっこう力が入っていたのだが、途中はかなり退屈な感じである。これは、買うほどのことはないか。ファルセットを使うのが増えているのもちょっと気になる。往きにはそう思っていたのだが、帰りに最後の3曲を聴いて、激しく心を揺さぶられる。特に「You'll Be Alright」は名曲。やっぱりこういうホンモノの歌を歌えるヴォーカリストは大事にしなければならないよなあ。聴き手が育てねばならない。これは買うべきかな。
今日は自転車で来ていないので、早めに帰ってカミさんに迎えに来てもらえれば有難いな…と思っていたのだが、けっきょく22時半までかかってしまう。遠回りしてまったりと帰るのである。
▲11月2日(土)▼ →
今日は休日出勤するつもりだったのだが、体調が悪いので自主的に在宅勤務にする。けっきょく、やらなければならないことは連休最終日の夜にやって、翌日は睡眠不足で出勤しそうな気がするな。
だらだらとパソコンをいじって体力の回復を待ち、データのバックアップをしながら自分の用事を終えると17時を過ぎている。カミさんはまだ昼寝中である。これは私が息子を迎えに行くことになるか。
保育所からの帰りにスーパーを回って買い物をし、本屋で息子に「てれびくん」の12月号があることを確認させる。明日あたり、息子に買いに来させる予定なのである。
▲11月3日(日)▼ →
息子が母親を起こしているので目が覚めた。10時半である。カミさんが「もうちょっと待って…」とか言っている。起きるか。彼女は最近、同人誌の原稿(だけでもないようだが)で遅いようだからな。
息子は腹が減ったと言っているので朝食を食わせる。どうせまたパソコンでゲームをしたいと言い出すに違いないので、私のビデオライブラリから彼に見せられるようなものを探す。「エイトマン」があったので出してくる。平井和正氏が原作でアニメ制作にもタッチしていたらしいから、これは一般常識として観ておくべきでしょう。彼はまだ絵が古いのは気にならないようだ。まあ、あれは記号だからな。アイキャッチが出ると「えいとまん!」とか言っている。ストーリーも、いまのアニメからみるとずいぶん単純だが、この年頃にはこういう単純なストーリーの方がいいのかもしれないな。
あ、いま思い出したが、宮崎駿・高畑勲コンビの実写映画も持ってるんだった。エイトマンの次はこれを見せるか。
昼前になってカミさんが起きてきた。彼女は食事をしてひとしきりパソコンをいじると、近くのホームセンターに買い物に行くという。犬と子狸もお供するのである。彼女はタンスを修理するというので大工道具を買いに行く。私は息子を連れてペットショップで時間をつぶす。やってきたカミさんは猫を飼いたそうにしているが、そうするとイヴェントに行けなくなるから無理でしょう。私ゃ、彼女のイヴェントのために猫の世話までする気はないからね。
同じ敷地内にあるスーパーで息子の下着や野菜ジュースも買って帰る。その頃には、かなり強い雨が降っていた。家に帰ってからも稲光が何度も光る。今日は息子に「てれびくん」を買いに行かせようと思っていたのだが、これは無理だな。
▲11月4日(祝)▼ →
ピピピピッという音で目が覚めた。何かと思ったらPHSの目覚ましである。それを認識してやっと思い出した。今日は家の近所にある郊外型のショッピング街でハリケンジャーショーをやるのである。隣に寝ている息子を起こす。「ハリケンジャー、見に行かへんか」とか言っていたら、カミさんが「今日、ハリケンジャー無いわよ」とか言っている。いや、テレビじゃないんですけど。まあ、寝てる人は放っといて二人で下りましょう。
10時半開始で10時開場だというので、その30分前には着きたいと思っていたのだが、出る前に息子の着替えとかおやつとかを準備していたら遅くなってしまった。着いたのは開場10分前である。こういうイヴェントは人がいっぱい来るものだと思っていたのだが、駐輪場もガラガラである。自転車を降りて敷地内に入っても、人の気配がほとんど無い。まさか日付を間違ったんじゃないだろうかと思いそうなところだが、会場内をハリケンジャーのテーマソングが流れているのでそれはないだろう。奥に入ってゆくと、舞台がしつらえられてその前にビニールシートが敷いてあり、そのまた先にベンチが並べられていた。ここが会場だな。ビニールシートの上には、すでに数十人の人が座っている。その後ろに座ろうかと思ったのだが、冷たそうなのでやめる。みんな尻の下に敷くものを持参しているみたいだからな。けっきょく、ベンチのいちばん前に座る。ちょっと遠いが、ここなら前が邪魔になることも少ないだろう。
開場時間が過ぎても、座席の半分くらいしか埋まっていない。早く来て損したな。この程度の入りで大丈夫なんだろうか…とか思っていたのだが、開演する頃には立ち見が出るくらいになっていた(→【写真】)。この広さでちょうどいいくらいの客数ですな。なかなか的確な予想である。
1時間近く待つことになるので息子が退屈してきたようである。まずは用意してきた菓子を食わせ、ZAURUSを出してきて上海をやらせる。PC版でルールはわかっているので喜んでやっている。持つべきものはPDAである(ちょっと違う)。ただ、ペンタッチに慣れていないので、なかなか目的の牌を選択することができない。ほとんど消さないうちに開演時間になってしまった。まあ、時間つぶしだからいいんだけど。
ショウが始まった。息子は私の膝の上に乗せて見せる。しかし、何が起きてもほとんど反応がない。それだけ集中して観ているということなんだろうか。怪人が客席に入ってきてすぐ近くまでやってきても、膝の上でじっとして声も出さない。泣いてる幼児もいるんだけどな。まあ、フリーズしていたのかもしれないけど。しかし、すごい樹脂の匂いだな。着ぐるみに入っている人も大変だ。
気になっているのは息子のオシッコである。今日は寒いし会場に入ってからショウが終わるまでには1時間以上かかるはずなので、5歳児の膀胱にはかなりキツいことになるはずだ。ショウの最中にトイレに行くくらいなら彼は漏らしてしまうだろうからな(苦笑)。まあ、何とか終わるまで保ってくれた。ショウの後は写真撮影会があるというのでみんな並んでいるが、我々は先にトイレに行くことにする。長時間並ぶことになるが仕方あるまい。トイレに行こうと言うと、息子は緊急事態であることを認識したようで、漏れるとか言いながら駆けてゆくのであった。
写真撮影会の列の最後尾に並ぶ。すごい人数だが、けっこう速く進んでゆく。ハリケンジャーの3人とゴウライジャーの2人の5人で一度に撮影しているから、親も合わせると一回で10人以上処理できることになる。写真撮影だから、並んでポーズを取ってシャッターを押せば終わりである。まさしく流れ作業だな。
ショウを観るだけでは何なので、買い物をすることにする。それを期待してこういうイヴェントを催しているんだろうからね。電気屋に入り、「LOOKING BACK2」(小田和正)が500円だったので買う。紳士用のベルトも500円だったのを買う。1000円も売り上げに貢献したのである。息子が帰りたいといっているので早々に退散する。
家に帰るとカミさんは起きたところだったようである。ショウがあることも知らなかったようだ。前々から言ってたはずなんだがなあ。しばらく親子3人でパソコンをいじって過ごすが、息子が母親にじゃれついて彼女が鬱陶しそうにしているので彼に「てれびくん」を買いに行かせることにする。図書券を渡すと、母親に指示されながら器用に畳んでポケットに入れている。けっこう進歩してるんでないかい。
今日も息子を先に歩かせて、私は後からついて行く。彼はスキップしながら歩いてゆく。前回なかなか越せなかった交差点も何事もなく過ぎ、本屋に向かって駆けてゆく。前回のアレは何だったんだ。父親がどういうつもりでついてきているのかがわかったせいかな。1ヶ月かそこらでそんなに成長するとは考えづらい。商店街を歩いているときも、後ろから車が来ているのにお構いなしで道路脇の白線の上を歩いていたりするので見ている方が心配するほどである。
本屋に着いて店内に入ってゆく。私は道の反対側から見ている。出てくるまでに時間がかかったので、トラブっているのではないかと心配していたのだが、彼はビニール袋に入った本を持って出てきた。そしてまた何事もなく歩いて行く。家が見えてきて彼は「きょうは、いいひだねえ」と言った。まあ、そう言ってくれれば父も嬉しいぞ。
夕食後にEXILIMを新しいノートにつなぎ、写真を転送する。息子が印刷してほしいと言うので印刷してみると、どうも色がおかしい。黒のインクが切れているようだ。交換しなきゃいけないか。私がインクカートリッジを交換していると、息子は横で「だいなまいとじょーだぁ!」「だいなまいとじょーは、まけないんだぁ!」とか言いながらタンスに向かってファイトしている。「ダイナマイトジョー」というのは、ウルトラQで出てきた、怪獣を飼っているボクサーのことである。うう、そんな誰もわからないようなネタを…不憫じゃ(不憫にしてるのは誰だよ?)。
▲11月5日(火)▼ →
けっきょく昨夜も連休の最終日の夜になって仕事をやり始めたので、4時を過ぎるまで起きていた。息子の相手をしている昼間はできないにしても、せめて一日前にやっとけばいいのにねえ。意志の弱いことである。今日も眠いぞ。
今朝、家を出て自転車のところに行き、EXILIMのリモコンのスイッチを入れても何も聞こえない。再生ボタンを押しても液晶には何も表示されないのである。よく考えると本体のスイッチが撮影モードになっていたのだった。昨日カメラとして使ったからな。もう最近はmp3プレーヤーとしてしか使ってないのである。そして音楽再生モードに切り替えたのだが、リモコンの液晶には無情にも「No Data!」と表示されたのであった。ええーっ、またプレイリストに書いてあるファイル名が見つけられないのか。たしかファイル名はすべて半角英数字だったはずなんだがなあ。これは、EXILIMにデータを転送するたびに再生できるかチェックしなくちゃいけないのか。面倒くさいなあ。MDならそういう必要はほとんど無いのだが。MDは家電だから規格がガチガチに決まってるからなんだろうな。
家に帰ってからEXILIMに入れていたファイルの名前を確認してみると、日本語の名前になっていた。CDDBから情報を取得できないときには日本語の名前になってしまうらしい。CDexは日本のソフトじゃないからそういうことはないと思っていたのだが、日本語化のパッチを当てるとそういうことになってしまうんだろう。これも困ったもんだな。悪意はないんだろうけど。本当の問題はEXILIMの内蔵ソフトが日本語の文字を処理できないということだ。まあ、SuperTagEditorを使えば一括してファイル名を修正できるからいいんだけど。
昼休みに近くのビルの食堂で並んでいるときにZAURUSで「自然の呼ぶ声」(小松左京:→【amazon】:→【bk1】)を読み終えた。ちょっとした待ち時間にインターネットからダウンロード購入した小説を読んでいるのである。ZAURUSは常時携帯しているから便利だ。何冊分も入ってるしね。はるか未来、地球の存在さえ知識でしか知らない主人公はむごたらしい殺人事件を目撃する。同様の事件が頻発しており、どうやら特定の種類の人間が特定の種類の人間のみを襲っているらしい。やがて、彼はその衝動が自分の中にもあることに気づく。そして、その世界には我々の世界にあるものが欠けていることがわかってくる…ネタとしては単純なんだが、これだけ面白く読ませてくれれば文句はない。何となく作品全体に流れるエロティックな雰囲気も好きなんだよな。性的描写は避けている…というか、できないのに。
風邪を引いたようである。寒気がするしノドが痛いし身体の節々が痛い。それでも23時前まで仕事をするのである。
▲11月6日(水)▼ →
今日は通勤中に「イリーガル・エイリアン」(ロバート・J・ソウヤー/内田昌之:ハヤカワ文庫 SF:→【amazon】:→【bk1】)を読み終えた。ファーストコンタクトと法廷モノを組み合わせた作品である。メインのストーリーが面白いのはもちろんだが、今回も最後の一ひねりが効いている。残念ながら世に「読んで良かった」と思わせてくれる作品はそれほど多くはないのだが、この人の作品はかなりの確率でそう思わせてくれる。この作品も充分にそういう気分を味あわせてくれた。やはりワタクシ的には、小松左京亡き後(コラ!)の、世界最高のSF作家であるな。あらためてそう認識したことであった。
今日は通勤中に「スーパーロボット魂TOUR′99 ライブアルバム」(→【amazon】)の1枚目を聴いている。まず、客のノリがスゴい。「ステージと客席が一体になったコンサート」というのは、こういうののことを言うんだろうな。聴いていると元気になってくる。アニソン好きならぜひ聴くべきでしょう。そして、「みえるだろう バイストン・ウェル」はライヴで聴くとまた趣がありますな。客の反応も良い。まるで「仕込み」ではないかと思うくらいに(笑)。
こういうニュースが入ってきた。20年以上もしがみついていやがって、何が勇退だよ。辞書を引くと「勇退」ってえのは「後進に道を開くために進んで職をしりぞくこと」とか書いてあるんですけど。この人、後進のために退くなんてこと毫ほども考えてなかったと思いますぜ。新聞が言葉の使い方を間違えちゃイカンでしょう(笑)。
今日も22時半まで仕事。家に帰って玄関の鍵を開けようとすると、キーを差し込んでも回らない。最初からロックされていなかったのである。まさか、外敵に侵入されたんじゃないだろうな。妻子が惨殺されて血溜まりができている様子が脳裏に浮かぶ。妻子が殺されていたら、私は犯人を捜して復讐の旅に出なければならないじゃないか。慌てて居間に上がってゆくと、カミさんがキョトンとして顔を上げたのだった。無事だったか。訊くと、息子に回覧板を回しに行かせたので、そのときに鍵を閉め忘れたのであろうとのこと。なるほどね。もうすぐ小学校に入るんだから、鍵の開け閉めはしっかりと躾けなきゃいけないな。
▲11月7日(木)▼ →
今日は通勤中に「スーパーロボット魂TOUR′99 ライブアルバム」(→【amazon】)の2枚目を聴いている。1枚目の方が盛り上がってるような気がするが、それでもこの一体感はすごいな。みんなこれらの主題歌を、そしてアニメを愛してるんだというのがひしひしと伝わってくる。バックのバンドのメンバーも好きなんだと思うぞ。みんなスゴくスキル高いし。これだったら良いものができるでしょう。アニメ好きは聴けば幸せになれると思うのである。
今は通勤中に「明日にとどく」(アーサー・C・クラーク:ハヤカワ文庫 SF:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は帰りに「太陽系最後の日」を読み終えた。太陽が新星化するのを知って、その第三惑星の知的生物を救い出しに来た宇宙人の話である。代表作らしいんだが、何というか、訳が古い。なんで大宇宙を征服している異星人がこんな大時代な喋り方をするんだろうと思ってしまう。たしか中学時代に読んで感動した記憶はあるんだけどね。もう、あれから30年以上経ってるということなんだろうか。内容的にも、地球人中心的すぎるのがちょっとなあ。まあ、それが当時のオプティミスティックな「気分」なんだろうけど。
ATOKの新バージョンが出たらしい。関西弁対応した次のバージョンだから、買うかな。いくらジャストシステムでも新機能は実際に使用したユーザからのフィードバックを反映されてから使うべきでしょう。…でも、よく見ると、発売は来年の2月末だって。何でこんな時期に発表したんだろう。
うがー、もうこういう時代になったのか。番犬代わりになる恐竜型ロボットですか。でもまだ高価いようで「家の中で一番金目のものが番竜そのものになるような人たちは、残念ながら想定ユーザーの対象外」というのが笑える。まあ、まだ出始めですからね。普及して低価格化するのを待ちましょうか。
今夜も23時まで仕事。今日中に先週借りたCDを返さねばならないので、TSUTAYAに急ぐ。ついでに「Anthology」(The Commodores:→【amazon】)を借りた。ライオネル・リッチーのコモドアーズ時代の曲も聴いておいた方がいいと思うのである。
▲11月8日(金)▼ →
気がつくと7時である。居間の座椅子の上で寝ている。昨夜、パソコンに向かって船を漕いでいるところをカミさんに寝かされてしまっていたのである。今から寝てもあと1時間しか寝れないが、どうにもキツいので寝室に上がって布団に潜り込む。妻子が起きて下りていっても起きられない。どうにも体調が悪い。しばらくして息子が起こしに来たが、「母ちゃんに『10時に起こして』言うて」と言ってまた寝る。もう午前中は休むつもりである。カミさんが息子を保育所に送ってきてから10時に起こしに来たので職場に電話をかけてまた寝る。昼から出社するとなると11時には起きねばならない。1時間ずつ細切れにしか寝れないというのもツラいものである。
引き続き今日も通勤中に「明日にとどく」(アーサー・C・クラーク:ハヤカワ文庫 SF:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。往きに「闇を行く」を読み終えた。トラクターが故障して懐中電灯も壊れ、異星の闇の中を独りで歩かねばならなくなった男の話である。この、「宇宙の中でたった独り」という感覚は、SFの魅力の一つでありますな。
今日は通勤中に「Anthology」(The Commodores:→【amazon】)の1枚目を聴いている。なんだか、どこでも聴けるような音楽だなあ…などと思いながら聴いていたのだが、やはりライオネル・リッチーの曲はオリジナリティがありますな。このバラードはこの人しか演れません。けっきょく、保存しておこうと思ったのは、この人のバラード数曲だけだったのだった。
Tablet PCっつーのが出たらしいが、なんか、負け組が飛びついてるって感じですなあ。私ゃPDAでさえキーボードが欲しいと思う人なんで、あんなものは欲しいとは思わないなあ。でも、この人は目の前にあるマシンを話題のTablet PCだと誤解したんだよね。きっとそうだよね。こういう人には使いやすいんじゃないかい。まあ、スーパーやコンビニではああいうタッチパネル式のパソコンを使ってるんだけどね…というか、あれはパーソナルコンピュータというよりも、決まった業務をこなすための端末機として使ってるんだよな。
▲11月9日(土)▼ →
今朝は10時過ぎまで寝ている。体調が悪いのでこの土日は休養するつもりである。そう言いながらも自転車でTSUTAYAにビデオを借りに行く。通勤ルートにあるのだが、出勤時間帯には開いていないので平日に借りてしまうと平日に返さねばならないため夜まで持ち歩くことになるのである。他の店みたいにポストで返却できるとかしてくれれば嬉しいのだが。
それでも、店員の女性が好みのタイプだったのでシアワセな気分になれたのだった。オトコというのは馬鹿だから、目を見つめて恥ずかしげにニッコリしてくれるだけで天にも昇る気持ちになったりするのである。深夜に行くと、ああいう娘はいないだろうからなあ。(それでAVなんぞ借りるか<俺)可愛い店員さんといえば、アコムのCMの新しい女の子も好みのタイプである。ああいう娘がああいうふうに店頭で声をかけてきたら、ついフラフラと金を借りてしまいそうだな(コラ)。まあ、実際にできるのはアコムのサイトに行ってCMのムービーをダウンロードしてくるくらいなのだが。ダウンロードといっても、asxファイルだったから再生してキャッシュからサルベージしただけなんだけどね。
そして、期間限定だが旧作のビデオとDVDソフトを1週間100円でレンタルしていたのも嬉しい。TSUTAYAは競合店に対抗して価格を決めるという話なのに、駅前にある130円レンタル店に対応しないのが不満だったのだが、ついにやってくれたか。このあたりは競争が激しいからねえ。こういうゴミゴミした街に住んでいるというのも、多少はいいことがあるということだな。
PCのデータをDVD-RAMにバックアップしながら自分の用事をしていると、今日は早めにカミさんが起きてきた。それで息子を迎えに行ってくれる。ここしばらく体調が悪いので有難い。
▲11月10日(日)▼ →
今日も10時過ぎまで寝ている。体調が悪いのでもう少し眠っていた方がいいとは思うのだが、どうも寝ていられないのである。妻子はいない。今日は保育所のバザーがあるので、そこに行っているのである。お義母さんも来られるらしいので私も行った方がいいとは思うのだが、休養が必要なのはカミさんには理解していただいているのである。13時に布団を取り入れるように言われているので忘れないようパソコンのタイマーソフトをセットし、トーストを焼いて食べる。洗濯機の中に洗い終えた洗濯物があったので干す。濡れたままで放置しておくと雑菌が繁殖して逆効果だからな。
ようやく今日、新しいノートにバッチファイルを定期的に実行する環境を整える。作業用のディレクトリを前のノートから新しいノートにコピーし、バッチファイルに記述してあるドライブレターを修正して動作確認をしてからatコマンドで登録するだけのことだが、これだけのことをやるにも一大決心が要るのである。これがうまくいけば、やっと前のノートは修理に出せるだろう。もう何ヶ月放置してるんだ。こういうのは使わなければどんどん価値が下がってゆくんだよな。まあ、日次バッチを実行してるから役には立ってるんだが。
そうこうしていると、昼前になってカミさんが帰ってきた。息子はお義母さんと帰ってくるそうである。あら、いらっしゃるんですか。まだパジャマ姿なんだが、ま、いっかあ。息子が帰ってきた。彼は今日もスキップしながら帰ってきたらしい。一緒に歩くのが大変だったそうである。もう大人よりも速く移動できるようになってしまったんだな。ちょっと前までは彼を連れてると気を遣ってゆっくり歩かなきゃいけなかったんだよなあ。
お義母さんは息子を外で遊ばせなければいけないと思っておられるようで、彼を連れだして裏の駐車場でボールやバドミントンのラケットを使って遊ばせてくれている。戻ってきて私にも外で息子とキャッチボールをするように言われるが、笑って固辞する。何もせん奴だと思われるだろうが、体調がどうしようもなく悪いのである。息子が「てれびくん」の付録を組み立ててくれと言ってきたので、その作業をすることにする。孫の望みであれば、お義母さんも何も言わない。しかし、これもキツい。カミさんがお義母さんを実家まで送って帰ってきても終わらない。前回ほどではないが、けっきょく数時間かかってしまう。すっと前屈みで細かい作業をしていたので背中がバリバリに凝ってしまう。うがー、気分悪い。熱出そうだ。息子に背中を踏ませると少しはマシになったのだが。
息子が私のパソコンの画面を覗き込んで「このちかちかしたん、なに?」と訊いてくる。エディタのカーソルである。「これは『カーソル』言うんや。こうやったら字が入る」と言ってキーボードから文字を入力すると喜ぶ。ちょうど私がひらがなで入力するのと彼が読むのが同じくらいのスピードなのである。続いて彼は自分もキーボードを押してみるが、ローマ字モードになっているので何で押した字が入らないんだと言っている。仕方ないなあ。カナ入力モードに切り換える。キミにもローマ字入力するようになってほしいんだけどねえ。まあ、キーボードから文字を入力するということがどういうことかは知っておいた方がいいだろう。
この土日はほとんど外にも出ずに過ごしたのだが、まったく疲れが取れない。ツラい。今夜も息子と一緒に日付が変わる前に寝室に入る。明日は朝一番から京都で打合せなので、いつもより1時間早起きしなければならないのである。例によって絵本を読んでやるのだが、その本は最後に本編とは別に文字だけの話が何本かついている。本編を読み終えたら息子はそちらの方も読めと言う。疲れているみたいだし(私も)これで終わりにしようと言うが譲らない。もう1話だけということで妥結するのである。
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