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10月21日(月) 
今日も雨である。そして今朝もカミさんに車で駅まで送っていただく。彼女がガレージから車を出すのを玄関先で待っていると、息子は「あめのちはれやで」とか言っている。天気のことらしい。何故か知らないが、ウチの息子は天気予報に詳しいのである。どこでそういう情報を得たんだろう。昨日はほとんど一緒にいたけど、私はテレビとかで天気予報を見た記憶はないんだがな。ウチは新聞も取ってないし。

保育所に着き、私が傘を差して二人で保育所の門まで走る。なんだか、息子は嬉しそうだ。「どうてんー」とか言いながら走っている。二人で一緒に走れるのが楽しいようである。そりゃ、一緒に走らないとキミが濡れてしまうからですよ。

健康を気にしすぎるとかえって健康に悪い、ということですか。なるほど、いかにもありそうなことだな。でもなんかこの記事、我田引水な感じもするんですけどねえ。

新しいノートCD2WAV32を使ってみる。起動すると、スプラッシュウインドウを表示したところで固まってしまう。「マルチメディアオーディオコントローラ」というドライバを入れてなかったせいかと思って製造元のサイトを探してダウンロードしインストールしてみたが、状況は同じである。どうも、ウチの環境ではWindows2000とCD2WAV32は相性が悪い。前のノートでもOSごと固まったりしてたからなあ。WindowsXP用のマシンに自己責任でWindows2000を入れてるんだから誰に文句を言うこともできない。気がつくと、3時を過ぎていた。まったくこのマシンのせいでかなり睡眠時間が削られてるなあ。やはり、多少高価くてもBTOでWindows2000モデルを買った方が良かったか。



10月22日(火) 
今日は通勤中に先日買ってきたOLDIES BEST HIT60 PART2」というCDの1枚目を聴いている…予定だったのだが、20曲入っているはずが、7曲くらいしか入っていない。どうしたんだろう。半世紀近く前の曲は短いし構成も複雑じゃないのですぐ飽きる。

今日まで通勤中に「宇宙への序曲」(アーサー・C・クラーク:ハヤカワ文庫 SF:→【amazon】)を読んでいた。往きに読み終えたのだが、期待していたほど面白くはない。処女長編らしくナイーブなのはべつに良いのだが、イマイチ話が堅くて盛り上がりに欠けるような気がする。たしかに訳文もこなれていないのだが、それだけではないだろう。「半世紀以上前、人工衛星が実現する前に書かれた月に行く話」だから現実に追い越されているというせいではない。予備知識なしで見れば、実際のアポロ計画よりこちらの方が「ありえそう」だと思うくらいのところもある。解説の谷甲州氏の「物理法則が変化するわけがない」という言葉に深く肯いてしまうくらいである。それでもやはり、話が淡々としすぎているような気がするのである。けっきょく個人的には、宇宙へ行くまでの話より宇宙に行ってからの話が好きなんだよな。

そしてまた「天国の切符」(森下一仁:新潮文庫)を読み始める。まずは「アホイ伝」だが、我々と異なる生物が空から銀色のものが落ちてくるのを見つけたところから話が始まる。どうやらこの生物、水棲で水中にいれば記憶を種族全体で共有して忘却することがないらしい。これはすごく魅力的な設定であるな。でも、こんなオチでいいんでしょうか?

帰りに「スコンブ」を読み終えた。地球にやってきた宇宙人が自由行動するというので、監視のために同行した男が主人公である。その宇宙人が間違って買った酢昆布を食べてみたところ…という話である。これも設定は面白そうだが、オチがイマイチかな。

「歩き方」で人を識別できるという研究をしてるんだそうで。面白いなあ。人間だって歩き方の癖は判別できるから不可能ではないと思うんだが、非常にアナログな情報なのでどのようにサンプリングするかが大事なんでしょうな。

先日、通勤路にTSUTAYAがオープンした。先週の終わりに偵察してきたのだが、アニソンのCDや特撮のビデオが充実している。そして「ダンバイン とぶ」や「エルガイム」が入っているCDを見つけたのである。これはずっと探し続けてきたものである。いや、実はamazonの買い物籠には入っていたりするのだ。これは借りる一手である。そういうことで、「スーパーロボット魂 ボーカルベストセレクション」と「ANIME Hot Wave」を借りる。MIOさんが歌っている2枚組のCDもあったが、これはまた来週借りることにしよう。(彼女はMIQと改名したとカミさんが教えてくれた。やはりニセモノが出てきてそちらが有名になってしまったからなんだろうな)

そして家に帰ってMDに録音していたら、妙な音を立てて途中で録音が終わってしまった。どうしたんだろう。昨日も同じ現象が起きたみたいだから、CDのせいではないと思うんだが。これは、いよいよ通勤中に音楽を聴くのにEXILIMの運用を開始しないといけないか。でもまだ新しいノートCD2WAV32が動かないからなあ。

新しいノートでCD2WAV32が起動できないのは後からWindows2000をインストールしてドライバがちゃんと入ってないせいではないかと思って、今夜はXPで起動してインストールしてみる。しかし、やはり同じように起動途中で止まってしまうのである。これはやはり機種との相性か。DVD-ROMドライヴが付いてたらダメだとか。

今夜も23時半まで仕事をした。途中でTSUTAYAに寄ったりしていたので家に着いたときには1時近くになっていた。食事を終えると2時近い。カミさんが先に寝室に上がってゆくと、私は…



10月23日(水) 
目が覚めた。5時過ぎである。居間で気を失っていたのだ。眠い。歯を磨く気力もない。寝室に上がって布団に潜り込もうかと思ったのだが、昨日借りてきたCDをまだ録音していなかったことに気がついた。MDラジカセの調子がおかしいのでPCに録画しなければならない。新しいノートCD2WAV32が動かないので、ThinkPadで録音を開始する。そうこうしていると少し目が覚めてきたので、歯を磨いて寝室に上がるのである。しかし、布団に入るとなかなか眠れない。困ったもんである。

そして朝は起きるべき時刻に起きられない。妻子より遅れて居間に下りてゆく。EXILIM用のプレイリストを生成するバッチファイルを作ってプレイリストを作り、朝食を食べている間に録音したmp3データをNASに上げる。今のところEXILIMが接続できるのは新しいノートだけなのである。それでCD2WAV32が動かないものだから、別のマシンで録音してNAS経由でコピーすることになる。ハブの口が少ないので、直接コピーができないんだよな。食事が終わってmp3ファイルをPCで再生してみると、どうもライヴのようである。これだったら、やっぱりシングルも買った方がいいかな。

今朝は妻子が先に家を出る。私は新しいノートをネットワークに繋いでmp3ファイルをNASからダウンロードし、EXILIMに入れる。家を出てEXILIMのリモコンの再生ボタンを押すと、ディスプレイに「Nodata」と表示された。なに、データが無いだと。そんなはずはない。そこで思いつくのがプレイリストである。mp3ファイルの名前に日本語を使っているので、プレイリストに書いてあるファイルを見つけられないという可能性がいちばん高いような気がする。家の中に戻り、新しいノートを起動してクレードルを繋ぎ、EXILIMの中のプレイリストファイルを削除する。すると、ちゃんと再生できたのであった。やはりこれが原因か。日本語は表示できないだけかと思っていたのだが、ASCII以外の文字コードが含まれていると駄目なようである。コードを比較するだけなんだから、中身が何であっても同じだと思うんだけどなあ。そういうことで、再生はできるようになったがプレイリストファイルがないので再生される順番をコントロールできない。マニュアルにはメモリーに書き込んだ順番とか書いてあるが、エクスプローラでまとめてコピーしたらどの順番で処理されるか保証の限りではないからなあ。

今日も通勤中に「天国の切符」(森下一仁:新潮文庫)を読んでいる。往きに「時間陥没域」と「記念品」を読み終えた。「時間陥没域」は、予定外に冷凍睡眠から起こされた恒星間宇宙船の乗客の話である。コンピュータによれば、なぜか宇宙船が逆戻りしてさらに太陽系からの信号の日付がだんだん古くなってきているという。なかなか面白いアイデアでありました。続く「記念品」は宇宙のあちこちを旅してきたおじさんの家にはいろいろな珍しい道具があって…という話である。なかなか鋭いオチだ。ショートショートのお手本のような話でしたな。

今日、昼休みに職場近くの本屋でパソコン雑誌を読んでいて、大変なことを知ってしまった。新しいLOOXは有線LANポートもついてると書いてある。これはショックだ。うう、最近買い物では失敗続きだなあ。世の中には知らなければよいこともある。EXILIMでそういう衝撃の真実が判明したら、私はもう生きていけないかもしれない。

今日中に作成しなければならないドキュメントがあるのだが、どうも終電までには間に合わないようである。手分けして作成していたので、2時頃になって集めてチェックなどをしていると、表記の微妙な違いなどがあってどう徹夜になりそうな雰囲気になってきた。チェックをしているときにも頭が働かない。文字の上を視線が動いているだけである。疲れているうえに私は睡眠不足に弱いのである。



10月24日(木) 
けっきょく、徹夜になってしまった。何とかドキュメントが完成して送信できたので、みんなで隣のビルのコンビニに朝食を買いに行く。上司から「『徹夜にならへん』言うたん誰や」と嫌味を言われる。はははは。昨夜は家に帰るつもりだったから夕食はまともなものを食べていないので、何か腹に入れねばならないとは思うのだが胃の調子が悪い。ミネラルウォーターの飲み過ぎか。500mlのペットボトルを2本も買ったからな。暖かいものが食べたいので、エビカツバーガーを温めてもらったのとカップラーメンを買う。

メールで送ったドキュメントの反応を確認するために午まで職場にいる。とうぜん、まったく役に立たない状態である。何度も意識を失う。それなのに、午になって職場を出ると梅田方面に足が向いてしまうのである。しばらく本屋とか行ってないからな。まずは私鉄のプリペイドカードを安売りチケット屋で買う。1%しか安くないから遠回りしてまで買うほどのこともないのだが。それからジュンク堂に寄る。小川一水氏の新刊があったが、新書版で分厚いため購入は断念。もう、時間的・体力的に文庫本しか読めない身体になってるな。しかし「イリーガル・エイリアン」(ロバート・J・ソウヤー内田昌之:ハヤカワ文庫 SF:→【amazon】:→【bk1】)があったので買った。これだけでも収穫だな。

昨日から通勤中に「スーパーロボット魂 ボーカルベストセレクション」を聴いている。やっぱり「ダンバイン とぶ」や「エルガイム」はオリジナルのスタジオ録音版も欲しいなあ。その他では「CROSS FIGHT」(水木一郎堀江美都子)が良かった。ハモリが気持ちいい。

昼前に職場を出たのだが、ジュンク堂を廻ったりしていると家に着いたときにはけっこう遅い時間になっていた。2日分のマンガ雑誌に目を通さなければいけなかったしな。昨夜に用意してもらってたおかずで遅い昼食を食べる。そして今日はまだ日記を更新していないので書こうと思うのだが、パソコンに向かっていると眠くて何度も意識を失う。意識を失っている時間の方が長いくらいである。カミさんが息子を保育所から連れて帰ってきたときになってもまったく進んでいない。こりゃダメだ。そして、夕食のときにカミさんが発泡酒を出してきた。これでトドメを刺そうという魂胆に違いない。「陰謀じゃー…」と言いながら座椅子の上に寝かされてしまうのである。

気がつくと、カミさんに起こされていた。息子が寝るので一緒に寝室に上がれと言っている。もうそういう時刻ですか。なんだか、ぜんぜん意識がなかったな。



10月25日(金) 
今日は通勤中に「ANIME Hot Wave」を聴いている。昨日聴いていた「スーパーロボット魂 ボーカルベストセレクション」よりは、かなりテンションが低い。MIOの曲もそれほど凄みは感じない。他の曲もその当時の流行をなぞっているだけのように見えて、いま聴くとどうも古臭いのである。当時の録音そのままだというせいもあるか。

今日も通勤中に「天国の切符」(森下一仁:新潮文庫)を読んでいる。まずは「成熟」を読み終えた。連絡が途絶えた植民惑星を調べている調査隊の話であるが、これはなかなか面白いテーマであった。続いて「海辺の町」。たまたま立ち寄った惑星で見物のために借りた小型飛行艇が墜落した男。街が見つかったのはいいが、そこは…シチュエーションは面白いのだが、オチがあんまり… そして「スターシップ・ドリーミン」である。世界が上下数フロアしかないと教えられている少年が、その外を探検しようとする話である。ありふれたネタだと思わせて、ちょっとヒネってみせるところがなかなかよろしい。

あらあら、こんなこと言われてますぜ。「書き込んで騒ぐのが目的になってしまっている」というのはその通りだよなあ。暴走族が騒いでるのと根っこは同じ。まあ、物理的にうるさくないから、こっちの方がよっぽどマシだな。せいぜい、あの世界の中でガス抜きしてください。

帰りに家の近くの本屋で「バガボンド 15」(井上雄彦:モーニングKC:→【amazon】:→【bk1】)を買った。やはり小次郎編は良い。家に帰ってカミさんの前に置くと、彼女は読みはじめて「なんで鐘巻自斎は小次郎に剣術を教えないのかしら」と訊いてくる。「私がシンジ(仮名)に『おまえをオタクにはせん。パソコンは教えん』と言ってるようなもんでしょう」と言うと、納得されてしまう。何でそういう例えで納得するかね。私は薄々の一般人なのだが、ウチの息子は母親の血を引いているからオタクになる恐れがあるということなんですよ。



10月26日(土) 
仕事の状況からいくと今日も出勤しなければならないのだが、明日カミさんはイベントだし今夜は木根さん宮本春日さんが泊まりにいらっしゃるので私は家にいた方がいい。家で作業をするということで休ませてもらっているのである。

仕事をするマシンは性能がよい方がいいだろう。そういうふうに自分に言い聞かせて、とりあえず丸一日かけて最低限必要なソフトを新しいノートにインストールする。そしてこの文章を書いているのだが…Enterキーが右端にないのが無茶苦茶使いにくい。変換した文字を確定させようとしてPageUpやPageDownを押してしまい、別のページに移動してしまったりする。仕事で前に使ってたノートもこういう配列だったはずなんだが、そのときにはこういうことは感じなかったなあ。何故なんだろう。それと、BackSpaceキーが横に長いのにすごく違和感がある。押そうとして思わずためらってしまう。これも慣れなのかなあ。

ううー、通勤中に何回か聴いただけでダンバインのテーマが頭の中を回るまわる回る。やはりシングルを買わねばならんか。新しいノートで再生しながら日記を書いたりしているが、ふつうの操作をしているぶんには音が跳んだりしない。やはり、CPUのクロックが1ギガを超えててOSがWindows2000というのは素晴らしい…というか、Macintoshでは233MHzでもぜんぜん不安は無かったんだがなあ。そうこうしていると、カミさんもハマったようである。MDに録音して、しばらくはずっと聴くと宣言されてしまったのだった。



10月27日(日) 
息子が起きたので目が覚めた。イベント行きの3人が出発の準備をしているようである。起きてお見送りしますか。新しいノートに昨日入れたDVD再生ソフトの動作テストをするために、アイアン・ジャイアント(→【amazon】)を再生してみる。すると息子はPCの前に座り込み、鑑賞の体勢に入ってしまう。けっきょく最後まで観てしまった。それが終わると、今度は「うるとらきゅーのつづき、みたい」と言いはじめる。朝食を食べてから再生する。今回3話観て、それで最後である。とりあえずこれで第一段階終了だ(って何の?)。

新しいノートCD2WAV32が使えないので、これをメインのマシンとするには代わりの方法を見つけねばならない。午後のこ〜だのdllを使えるものでCD2WAV32のように1本でリッピングから変換・IDタグの編集まで一括してやってくれるソフトはないようなので、複数のソフトを組み合わせて使うしかないか。CDからのリッピングはCD革命/Virtual Pro Ver.5.5で可能だ。たしか生のWAVファイルしかできないと文句を言ってたからな。こうなってみると、その方がありがたい。すると、エンコードからID3タグの一括編集が行えるソフトが必要だが、そういうのも見つからない。仕方がない。エンコードは午後のこ〜だのGUIを使うか。そして、ID3タグの一括編集が行えるソフトを探す。いくつか落としてきてThinkPadで試してみる。SuperTagEditorというのを見つけた。これは素晴らしい。ID3タグを表形式で編集できる。ちょっとExcelと操作性が違ってて戸惑うところもあるが、それなりに納得できる仕様である。ファイル名につけられない文字を指定した文字に変換してくれるとか、私が欲しかった機能がほとんど揃っている。このマシンでは、しばらくこの組み合わせでいくことになるのかな。

室内でテレビを観たりゲームをしたりしてばかりいるのも何なので、息子を外に連れ出すことにする。今日は自転車で買い物に行く。野菜ジュースが切れてるし、ビタミン剤や葛根湯もそろそろ終わりだ。息子はてれびくんの新しい号が出てるかもしれないと言うと喜んでついてくる。彼には自分の自転車でついてこさせることにする。買ってからほとんど乗ってないような気がするからな。まあ、平日は保育所に行ってるから仕方ないんだが。それでまた「子狐を巣穴の外に連れ出す親ギツネの気分」というのを味わうのである。商店街は道が狭いにもかかわらず交通量が多いので、路地裏を縫うようにして移動する。息子は何でこういうところを通るのかと言いながらついてきている。それでも近鉄の踏切の前からは商店街を進まねばならない。踏切の向こう側は交通量が多くて車と人が入り混じって走っていたりするので息子は大丈夫か心配だったのだが、運転技術は上がっているので行ってはいけないところに行ってしまうようなことはない。問題は、経験不足による状況判断の未熟さだな。

本屋に行ったが、「てれびくん」は無かった。息子に訊くと腹が減ったというので、例の180円ラーメンを食いに行くことにする。店に入り、息子に何を食べたいか選ばせると、「きむちらーめん」と応える。まあ、予想通りだな。私は茹卵入りのラーメンとチャーシューライスを頼み、卵は息子に食わせる。 息子が鼻を拭くというのでハンカチを渡す。彼は鼻を拭って「はなぢ!」と声を上げた。見ると、ハンカチに黒い血の固まりがついている。鼻血か。どうしたんだろう。出血の量はそれほど多くないようだが。

それから薬屋とスーパーに行って買い物をする。まだ自転車を押してちゃんとコントロールできないので、スーパーの駐輪場から外に出るときに入ってくる自転車とうまくすれ違えないで迷惑をかけている。すみませんねえ。補助輪がついてるから操作しにくいというのもあるな。まあ、このあたりも経験を積むことだ。

昼食が遅かったので、カミさんが帰ってきて妻子が風呂に入ったりしていると、夕食を食べ始めたときには22時を過ぎていた。よい子はもう寝てるべき時間なんだけどねえ。夕食後に見ると、息子の右鼻の中から血の固まりがのぞいている。また鼻血を出したらしい。どうしたんだろうね。2回続けて食後に見つかったというのは偶然なんだろうか。

この土日は在宅勤務するということで休ませてもらってるのだが、まだ何もしていない。息子が寝てからようやく仕事を始める。けっきょく、一通りの形をつけたときには4時を過ぎていた。また明日も眠いな。



10月28日(月) 
息子は今朝も朝食後に右の鼻から血が少し出ていた。3度続けてだとちょっと心配だな。まあ、家に帰ってからカミさんに訊くと、それ以降は出血してないようなのだが。

今日は通勤中に先日まとめ買いしたCDシングル5枚分を聴いている…はずだったのだが、家を出て自転車に乗る前にリモコンの再生ボタンを押しても音がしないのである。リモコンのディスプレイを見てみると、再生ボタンを押した瞬間にメモリに入れておいた曲名がパラパラッと表示され、1曲目に戻ってすぐに電源が切れてしまう。なんだか、全曲スキップされてる感じだな。mp3ファイルの作り方が変わったから、それが原因だろうか。リッピングするソフトも変われば、エンコードするソフトも変わり、エンコードエンジンのは同じだがバージョンが変わっている。そしてID3タグの付け方も変わってる。一つずつ変えながらチェックしていくしかないか。

今日も通勤中に「天国の切符」(森下一仁:新潮文庫)を読んでいる。まずは「ガチャガチャゴンゴン」を読み終えた。家具が意志を持って歩き回っている世界の話のようであるが…これも面白かったですね。この人のショートショートは好きだな。続いて「」を読み終えた。通勤電車の窓から見える森。その近くで仕事を終えた彼は、その森に行ってみようとするが…こんなこと、何となくありそうな気がするなあ。そして帰りに「とぎれた未来」を読み終えた。人の寿命が延び、生きる目的を見失いがちな世界の物語である。今の若者はそう感じているのかもしれないけど、私は実感が無いんだよな。暇だからそういうことになるんだろう。この世界でも仕事はほとんど機械がやってくれて、人間はその管理をするだけみたいだからな。でも、そうなったらそうなったで面白いことを見つけるのが人間というものだと思うんだけどね。

明日聴くためのCDをPCに録音しなければならない。疲れていていろいろ試してみる気力がないので、前のノートCD革命/Virtual Proを使ってリッピングしたデータを午後のこ〜だの古いバージョン(Ver2.36)でmp3に変換する。ID3タグはつけない。これをEXILIMに転送してみると正常に再生できるようである。聴けなかったのはCD革命/Virtualでリッピングしたせいではないようだな。これで明日は大丈夫だ。



10月29日(火) 
今日から通勤中に「イリーガル・エイリアン」(ロバート・J・ソウヤー内田昌之:ハヤカワ文庫 SF:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。やはり面白い。ファーストコンタクト物なのだが、読んでいてそれほど不自然さを感じない。訳も良い。翻訳というプロセスを通して読んでいる感覚がほとんど無い。これも期待できそうだ。

今日も昼から京都で打合せである。今回は資料の準備が間に合わなかったので、昼飯抜きで移動して会場に着いたときには開始時刻になっていた。けっきょく、食事抜きで打合せに入るのである。

打合せは20時半までかかった。阪急の梅田駅に着いたときにはヨドバシは閉まっている時刻であった。ソフマップはまだ開いているはずなのだが、資料で荷物が重いし疲れているので歩く気力が湧かない。けっきょくどこにも寄らずに家に帰る。

今日は通勤中に「OLDIES BEST HIT60 PART2」の1枚目を聴いている。やはり昔の曲はちょっと感性に距離を感じるよなあ。ハードディスクに録音しておく必要を感じたのは「UNDER THE BOARDWALK」(THE DRIFTERS)と「DOWN TOWN」(PETULA CLARK)くらいであった。

家に着いたときには22時を過ぎている。玄関前で鍵を探していると、息子が下りてきて戸を開けてくれた。私が入ってゆくと彼は「ふりかけは?」と訊く。それが目当てか。もう無いだろうと思ってポケットの中を探っていたら、ずいぶん古そうなのが1袋出てきた。食って腹を壊すなよ。まあ、子供のうちに多少は不衛生なものを食うことも必要だろう(こらこら)。

息子は明日お義母さんに牧場に連れて行ってもらうということで、すぐに母親と寝室に入ってしまった。独りで飯を食い、EXILIMでmp3ファイルが再生できない原因を調べることにする。今日聴いていたファイルにSuperTagEditorでIDタグを追加したものと、WAVファイルを午後のこ〜だの新しいバージョン(Ver3.10)でエンコードしたものを転送してみる。すると前者だけ再生できた。やはり、午後のこ〜だのバージョンのせいか。新しいバージョンは評判が良かったからこれを使いたかったんだがなあ。

午後のこ〜だを古いバージョンに戻すことになるか。そうすると再起動が必要だよなあ。疲れているのでそういうのは面倒くさい。そう思いながらWebページを見て回っていると、どうも午後のこ〜だの旧バージョンよりLAMEの方が評判がいいようだ。だったらCDexを使ってみるか。リッピングからIDタグの設定まで一度にできるみたいだし、CDDBに対応してるのが大きい。リッピングとIDタグ設定を別のソフトでやってたら、こういうことは無理だからな。そういうことで、CDexをインストールして日本語化する。試してみると、何の問題もなく起動してmp3ファイルを一括で作成できた。しばらくはこれを使うか。ちょっとmp3へのエンコードに時間がかかるようだけど。それだけ午後のこ〜だが速かったということだな。昔は1曲をエンコードするのに再生時間より長い時間がかかってたみたいだからな。それを思えば充分だ。それに、よく見るとノーマライズもできるようだ。これは大きいな。曲によって録音レベルが違うというのは、私にとってけっこうストレスなのである。



10月30日(水) 
げー、ケータイが240×320ドットになるんですか。こうなるともう、「PDAの方が画面が広い」とか言ってられなくなりますねえ。このうえは、早く「VGA液晶搭載ザウルス」が出てほしいものでありますな。

わっはっは。これは恥ずいなあ。こういうことをやるときには慎重の上にも慎重を期さなきゃいけないはずなんだが…慣れてしまってたのかなあ。これが不倫だったらもっと面白かったんだが(こらこら)。

今日は通勤中に「OLDIES BEST HIT60 PART2」の2枚目を聴いている。1枚目よりは聴ける曲は多いかな。なかでも、子供の頃に頭の中で回っていたメロディーが「Night Has a Thousand Eyes」(BOBBY VEE)だということがわかったのは収穫だった。

今日も23時前まで仕事。書くことがない。



10月31日(木) 
今日は通勤中に「OLDIES BEST HIT60 PART2」の3枚目を聴いている。これも数曲聴ける曲があれば収穫だろう。そういう意味では「Breaking Up Is Hard To Do」(Neil Sedaka)はいい曲だな。さすがはカーペンターズがカヴァーしただけのことはある。

昨日は240×320ドットの携帯のニュースがあったが、今日はPDAである。RAMに128MBでハードディスクが1GBだってぇ? もうそういう時代になってしまったのか。ちょっと前のパソコンよりスゴいじゃないか。時代は進んでいるのだなあ。

今日も仕事が23時までかかったが、明日は雨が降るらしいので帰りにTSUTAYAに寄って「スーパーロボット魂TOUR′99 ライブアルバム」(→【amazon】)と「Tender Lights」(Lyrico:→【amazon】)を借りる。「Super Robot Spirits Tour'99 Haru NO JIN」は先週から借りようと思っていたのだが、どうも「スーパーロボット魂 ボーカルベストセレクション」と曲が重複しているような気がする。まあそれでも「みえるだろう バイストン・ウェル」が入っているから、それだけのためにも借りる価値があるだろう。「Tender Lights」は露崎春女改めLyricoのアルバムである。いちど期待を裏切られると、次は借りることになっちゃうんだよな。

そして、続いてその近くにある本屋で「ブラックジャックによろしく 3」(佐藤秀峰:モーニングKC:→【amazon】:→【bk1】)を買う。今週の連載もテンションが高かったからねえ。よくあの緊張感が続くものだ。

新書館ウィングス文庫 狼谷辰之 
 対なる  【Amazon】
【bk1】
ISBN4-403-54021-X ¥620+税 



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