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▲5月21日(水)▼
今日は午前中に仕事を休んで運転免許書の住所変更に行くのである(本来ならもっと早く手続きすべきなのだが)。9時過ぎに目を覚ますと、寝室にカミさんが入ってきた。今から一眠りするのだという。私は起きて日記をアップし、トーストを焼いて食べる。そして家を出る前に住所変更に何が必要なのか調べなきゃいけないと気がついた。すでに手続きを終えているカミさんに訊けばいいかと思っていたのだが、寝室に行くと彼女は熟睡している。こういう飼い猫のような生活が彼女の理想なんだよなあ…というのは置いといて、出かけるまでに調べなければならない。前回の免許更新のときにもらった冊子を見ると「住所を証明できるもの」とある(こういう4年も前にもらったものを取ってあるからモノが増えるんだよなあ)。たしかカミさんが住民票の写しを用意してるとか言っていたので探すが、見つからない。こんなことのために起こすのも何だよなあ。そういうことで、大阪ガスからハガキが来ていたのでそれを持って行くことにする。住民票が要ると言われたら「この住所で宛先が私になっていてそれを受け取れているじゃないか。『住所を証明できるもの』としてこれ以上の証拠があるか」と強弁することにしよう。
出勤途中の駅で降りて警察署に行く。渡された用紙に必要事項を記入し、免許証とハガキを添えて渡す。「住所を証明できるもの」というのは郵便物でよかったらしい。それは一安心。前の警察署は利用者の扱いがかなり高圧的で「サービス業としての意識がなってない」とか思った記憶があるのだが、ここはちゃんと客扱いしてくれる。窓口が女性のせいもあるのかな。それほど時間もかからず、免許証は裏面に新住所を手書きで記入しただけで返ってきた。そのまま仕事場に向かうのである。
今日は通勤中に「Romanesque Champion」(TOPS)を聴いている。なかなかパワフルですな。ウチの弟はこの女声ヴォーカル(山際祥子さんというのか)をクリキンのマー坊だと勘違いしてたくらいだから、実力的には充分である(って、どういう誉めかただ?)。
出社する途中でジュンク堂に寄って「手塚治虫COVER エロス篇」(徳間デュアル文庫:→【amazon】:→【bk1】)を買った。このメンバーならば、とりあえず買っておくべきでしょう…とか言って買うから荷物が増えるんだよな。
▲5月22日(木)▼ →
今朝は発注元の都合で何と8時半に京都に出なければならない。カミさんに5時半に起こしていただく。しかし眠い…というか、起きても身体全体が痺れたようになっていて、しばらく動けない。眠い眠いと言っているのは、まだまだ甘っちょろい状態なのであるなあ。
今日は通勤中に「HELLO AGAIN」(村田和人:→【amazon】)を聴いている。いい曲はいいが、全体としてみるとそうでもないか。
今日から「手塚治虫COVER エロス篇」(徳間デュアル文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読み始める。まずは梶尾真治氏「鉄腕アトム/メルモ因子の巻」であるが……巧いっ! まるであのマンガを読んでいるような気分になる。あの絵が目の前に浮かんでくるようだ。やはり作者の頭の中にはまずあの絵があって、それを文章で描写する、ということをやっているんじゃないかな。そう思いながら読んでいたら、あとがきには本当に「心の中でアトムのマンガを描いて、それを文字で描写しよう」と書いてあった。しかも、画風は「昭和三〇年代前半」とか。しかし、この本に挿んであったパンフレットに書かれていた「梶尾真治×村田蓮爾」って記述はマズいんじゃないかい…と思ってしまう私はヤオラーの亭主。
続いて太田忠司氏「W3/モナド」を読み終える。前の作品の余韻が残っているだけに、読み始めたときには「手塚作品とだいぶ雰囲気が違うな」と思っていたのだが、この作品は逆にあの物語世界を現在まで引き伸ばして、現在の光であのテーマを照らしている。
そして牧野修氏「ビッグX/揺るぎなき正義」。いやー、オリジナルとぜんぜん別の話になってますな。予想されたことですが。この作品も前の作品と同様、設定を借りてきてその上にオリジナルの物語を構築している。まあ、手塚治虫先生の作品をテーマにしたアンソロジーにこの人を持ってくるところが、ヒネクレてますねえ。この終わり方には納得できないなあと思っていたのだが、あとがきを読んでみるとこれはあの作品を観ていたコドモの頃の自分に向けた仮想世界を構築していたのか。
今日はテスト用のサーバを設定していたのだがOracleがうまくインストールできず、22時まで作業場所にいる。通勤に2時間もかかるところで朝の8時半から夜の22時まで仕事をするとは、気違い沙汰だな(「気違い」くらい変換しろ>ATOK)。ただ、今日は京都に住んでいる人間と一緒に仕事をしていたので、入館カードを発注元まで返却するのは彼にお任せして私はJRで家に帰る。鶴橋駅ではJRと近鉄の間に自動改札機があって双方の切符を入れれば直接乗り換えることができるのだが、そこにJRと近鉄の定期券を入れたらエラーになってしまった。どうやらJR西日本は定期券に入場したかどうかの情報を記録していて、自動改札から入った定期でなければ出られないようになっているらしい。それだったら大阪まで切符を買っていてもそれと定期を精算機に入れなきゃいけないのか。改札機には同時に2枚しか入らないからなあ。うがー、面倒臭せーぜ。
▲5月23日(金)▼ →
今日は通勤中に「BRAND NEW WORLD」(白鳥英美子:→【amazon】)を聴いている。以前、「夜ヒット」で「Amazing Grace」を独唱しているのを聴いて「すげえ」と思ったのだが、こういう音楽はアルバム1枚聴き通すとなるとちょっと物足りないかな。
引き続き「手塚治虫COVER エロス篇」(徳間デュアル文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は森奈津子氏「リボンの騎士/電脳王子サファイア」を読み終えた。電脳空間での話にしているわけだが、あんまり面白くなかったなあ。
▲5月24日(土)▼
目が覚めると昼過ぎである。カミさんは昼寝に入っている。今日も自分の用事もせずダラダラと過ごすのである。
▲5月25日(日)▼ →
息子が起きた。8時半である。カミさんが寝ているので私も起きることにする。親子でテレビを見たりパソコンでゲームをしたりして過ごす。そのうちに息子は自分の蔵書から「最新こどもおもしろ学習館」(主婦と生活社:→【amazon】:→【bk1】)という図鑑を出してきた。ああーっ、これを買ってきたときのことを日記に書くのを忘れていた。道理であの日は書くべきことがないなあと思ったんだ。書いた時点で半月以上経ってたからなあ。
あの日は私の両親が引っ越し後の新しい家を見るのと、近鉄百貨店で開催されていた『「職人の技」展』という催物を見るためにやってきていたのである。彼らは前日から泊まりに来ていたのだが、私が家に帰り着いたときには真夜中を過ぎていたのですでに寝てしまっていたのだった。自分の両親の相手も妻に任せっぱなしというのは情けないことではある。それで息子を連れて両親と一緒に近鉄百貨店に行ったのだが、息子はすぐに退屈して疲れたとか言い始める。そこで飲料の自動販売機があるところに連れて行ってジュースを飲ませたりしていたのだが、すぐに飲んでしまってやることがなくなって書籍売り場のあるフロアに行ったのである。
書籍売り場では児童書のコーナーに椅子があるので、息子は自分で本を選んで座って読んでいる。そのうちに催し物の見学を終えた彼の祖父母がやってきて、好きな本を買ってやると言う。それで彼が選んだのがこの本だったのだ。よりによって高価い本を選んでくれたものではある。まあ、けっこういい本を選んだと父親は親馬鹿丸出しで思っているのであるが。
それで彼はこの本を開いて、ページをめくるごとに何だかんだと訊いてくる。これに答えるのもなかなか大変である。これを全部理解できれば我々も超えてしまうんだろうが、それはまだまだ先のことだろう。
▲5月26日(月)▼ →
今日は通勤中に「ROYAL STRAIGHT SOUL II」(→【amazon】)を聴いている。ソウル好きが集まって演ってみようという企画なんだろう。出勤時、EXILIMのスイッチを入れて1曲目の「You Are Everything」が流れはじめると、全身の血液が沸き上がるような感覚を味わう。曲の持つ力に圧倒される。この曲が名曲だということを再認識させられた。もちろん生沢佑一氏と牧穂エミ氏のパフォーマンスも素晴らしいからそれを感じるのであるが。
たまには早く帰りたいということで、今日は18時半に仕事場を出る。帰りにジュンク堂に寄って「クリスタルサイレンス 上」(藤崎慎吾:ソノラマ文庫:→【amazon】:→【bk1】)を買う。これは何年か前に話題になっていたから、文庫が出たなら一般教養として読んでおくべきでしょう。しかし、たまにふつうの人と同じような時間帯に帰ると電車が混んでるな(苦笑)。環状線なんか、みんな濡れた傘を持ってるのにギュウギュウである。本なんか読めるわけがない。
▲5月27日(火)▼ →
引き続き通勤中に「手塚治虫COVER エロス篇」(徳間デュアル文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。往きに大塚英志氏「ふしぎなメルモ/昨日はもうこない、だが明日もまた……」を読み終えた。これは良かったっすね。主人公が漫画の評論を書いているということで、この作品自体が漫画論・手塚治虫論になっている。そしてそれだけではなく、ちゃんと物語として読ませてくれるのである。最後はロリの方に行っちゃったし(こらこら)。でも、やっぱり頭のいい人の文書を読んでいると、自分も頭が良くなったような気分になるんだな(気分だけだが)。
続いて井上雅彦氏「ブラック・ジャック/人間豹」を読み終えた。しかし、気取った文章だなあ。アンソロジーの序文なんかだと、この気障さが洒落たかんじを出してたりするんだが…とか思いながら読んでいたのだが、ピノコが出てくるといきなりマンガ的な雰囲気になる。巻頭の「鉄腕アトム/メルモ因子の巻」に次いで原作の雰囲気を出している。でもなあ、あんまり好みの作品ではないなあ。
そして今日は通勤中に「真夏のB.B.クィーンズ」(B.B.クイーンズ:→【amazon】)を聴いている。さすがに実力派だけのことだけあって破綻のない作りだが、なんだか近藤房之助氏のヴォーカルがちょっと滑ってるような気が。
5歳児が埼玉の自宅から名古屋へ1人旅ですか。しっかりしてまんなあ。ウチの子は電車が好きだといっても、こういう冒険はぜんぜん無理だな。なんせ、家の中で独りで二階に行くのも嫌がるんだから。
▲5月28日(水)▼
今朝も居間で気を失っていた。気がつくと5時半である。身体が冷えきっている。今日は朝から京都なので6時に起きねばならない。あと30分か。少しでも身体を温めようと、客間で押入れから布団を引きずり出して潜り込むのである。
今日から通勤中に「クリスタルサイレンス 上」(藤崎慎吾:ソノラマ文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。ずっと未来の話のはずなのに、使われている用語があまりに卑近すぎてちょっと萎える。LANとかPDAとか、何年も前から家庭の茶の間にあるものだし、「チャットモード」なんて言われてもなあ。チャットなんてのは現在の通信環境だからこういう仕組みがあるわけで、それを何十年も未来で使われるはずがないじゃないかと思ってしまう。ちょっと用語の使い方が無神経なような気がする。それにオープニングが「さよならジュピター」なんですもの。同人誌ならともかく、もうちょっと何とかならなかったものなんだろうか。
今日は通勤中に「帰去来」(さだまさし:→【amazon】)を聴いている。これが出て、もう四半世紀以上経っているのか。さだまさし氏のソロデビューアルバムである。心機一転、自分というものを前面に出しての最初のアルバムだけあって気合いが入っている。どれもこれも、数分の音楽の中に、それぞれの物語を詰め込まれている。このあたりの手腕は見事だなあ。惚れ惚れする。
しかし、門出の作品であるにもかかわらず、どの曲にも別れと死の匂いが充ち満ちている。この時期は身体を壊していたので暗い曲が多いということらしいんだけれど。それでも新しい出会いというものもあって、渡辺俊幸氏の「驚異的な才能」との出会いは、このアルバムに宝石のように結実している。才能に溢れたソングライターとアレンジャーの幸福な出会いを我々はここで追体験することができるのだ。「夕凪」のドラマチックなアレンジなどは絶品だな。
いやー、久々に笑った笑った。「モナーはFlashに乗って海を渡る」というコラムだが、真面目な話なのになぜか笑える。文化の不思議さ奥深さに笑える。ここで述べられている「クラスに1人」の気分が共有できるだけに笑える。やっぱり、健全な人々から眉をひそめられるような文化の方が一部で熱狂的に受け入れられたりするのよね。インターネットはそれを加速する…ってゆーか、今までなら結びつきようのなかったものさえ結びつける。今まで隔絶した環境で誰にも省みられることなく朽ち果てていったであろうものさえ、大爆発させる可能性があるのだ。
▲5月29日(木)▼ →
今日は通勤中に「CRYSTAL KING」(クリスタルキング:→【amazon】)を聴いている。クリキンの最初のアルバムだが、それまで実力がありながら地方にくすぶっていたのがポプコンのグランプリを獲ってやっと出せたアルバムなんだな。このアルバムも好きだ。実家に帰ったときに弟と何度歌っただろう。まあ、私はムッシュのパートなんだけどね。
帰りにジュンク堂に寄って「クリスタルサイレンス 下」(藤崎慎吾:ソノラマ文庫:→【amazon】:→【bk1】)を買う。上巻の冒頭でちょっと萎えてしまったのだが、まあまあリーダビリティはいいし、とりあえず眠くならずに読めるので最後までつきあってみようかと言う感じなのである。ちょっと臨場感に欠けるかな、という気はしているのだが。
▲5月30日(金)▼ →
今日は通勤中に「PUMP IT UP」(JIVE)を聴いている。うーん、あんまり良くない。これで、手持ちのCDはほとんどPCのディスクに保存したことになる。来週からは借りるなり何なりして聴いてゆくことになるか。
今日は新しい客先に対する見積りをするために朝から訪問してヒアリングを行う。世の中にはいろいろな仕事があって、それぞれに困っていることがあるのだなあ。新たなお客様の業務内容を聞くたびにそう思う。
本社に帰る途中で昼休みになったので梅田駅前第3ビルの地下にある古書店街に寄って古本を2冊ほど買い込む。そして本社に向かっていたら、第2ビルの地下で古本市が開催されているのに遭遇してしまった。何で私が通りかかるときに限ってこういうことをやっているのかね。そういうことで、けっきょく文庫本を一通り見て回ってしまうのである。まあ、「SFバカばなしおもろ放談」(角川文庫 1981)をゲットできたのは収穫であった。これはレアな本だし、こういう本は現在は入手できないからな。文庫になる前の「SF作家オモロ大放談」(いんなあとりっぷ社:1976/08/15初版)という本は新刊で買ってるんだが(いま探したら見つからない)、内容が完全に同じかどうか判断できないのでとりあえず捕獲しておくのである。こういうことをするから本が増えるんだ。
もう1冊もコミックスで2冊持っているにもかかわらず「岳人(クライマー)列伝」(村上もとか:文春文庫:→【amazon】:→【bk1】)が100円だったので買ってしまう。この作品はマンガの短編集としては我が人生屈指の力作なので、違うバージョンが安ければ買ってしまうんだな。こういうことをしているから荷物が…
台風が近づいているらしい。昼過ぎに本社に帰るために地下道から地上に出ると、すごい風である。風が強くて歩くのに苦労する。この時期に台風が日本にやって来るというのは、やはり地球が温暖化しているせいなんだろうか。
▲5月31日(土)▼ →
今朝は9時過ぎに起きる。疲れているのに早く目が覚めてしまうのは、やはり老化現象か。パジャマ姿のままパソコンで遊んでいると、玄関のチャイムが鳴った。隣の家のことなんだそうである。出ていくと、近所の人たちが集まっている。ウチの家を建てるときに土地を上げてしかもコンクリートで固めているので、塀の穴から水が隣の土地に流れ出て迷惑しているので早急に塞いで欲しいということである。ただ、その穴は境界標の位置がわかるように開けてあるそうなのだ。実は我が家の敷地は一部が借地なので、その境界線を明確にするように地主さんから指示されているために塀の一部が切れているのだった。けっきょく、不動産屋さんと相談してコンクリートで穴を埋めることになる。こっち側を塞いでも、向こう側から見えるだろうということである。
今日は台風がやってくるということだったので、息子は学童保育に行かず家で過ごすことになっている。彼は祖母の家で料理の手伝いをしに行く。そしてカミさんは例によって昼寝。私はパソコン。しかし蒸し暑い。私はあまり気象条件には過敏ではない方なのだが、それでもこれはキツい。いつも空調の効いたところで仕事をしているせいもあるが、これだけ気候を不快に感じたのは久しぶりだな。
息子が帰ってきた…と思ったら、玄関で「おとーちゃーん、おこづかい、ちょうだーい」と言う。先週から、日曜日には150円を小遣いとして渡しているのである。近くのタバコ屋でお菓子を買って食っているようだ。そうか、今日も休日か。私の財布から150円を渡すと、喜んで出ていく。しばらくすると、釣り銭を返しにやってきた。いや、お釣りは自分で管理しなさい。支出を抑えれば備蓄が増えるということも学ばせなければならないからな。それだったら、キミのための財布も必要だね。また買いましょう。
朝にトーストを食べたきりなので、午後をかなり過ぎると腹が猛烈に減ってきた。カミさんは起きてくる気配がないので先週息子と一緒にスーパーに行って買ってきた一平ちゃん しょうゆ味を作って食べる。息子がカップヌードルしおを食べたいと言っていたので、一緒にスーパーに行って買ってきたのである。
息子はまたすぐに戻ってきた。バットとボールを持ってきて、外で遊ぼうと言う。家の前の道路はほとんど車が通らないので、そこでボールを投げて打たせる。まだ打ち方もフォームが固まってないので、身体の正面をこちらに向けて構えたりする。これも経験を積んで最適な形を身体で覚えるしかないのかなあ。
私がカップラーメンを食べたことを言うと、息子は「野球終わったら『カップヌードルしお』食べる」と言う。彼はまだ食べてないそうなのである。家に入るとカミさんが起きていた。彼女は寿司を食べに行きたいと言っている。しかしそのときにはすでに家に入った息子はカップヌードルしおのパッケージを開けようとしていたのだった。それを告げるとカミさんは「止めなさいよ!」と言う。そうすると彼は、肩を震わせてシクシク泣き出した。そうだよなあ、AB型にとって「食べられると思っていたものが食べられない」というのは最大のショックだからなあ。
カミさんに息子と半分ずつ食べないかというと、「ラーメンなんか食べる気にならないわよ」という。仕方がないので、私と息子で分けて食べることにする。しかし息子と二人で食べはじめると、少し食べたいようなことを言う。少し食べさせると、もっと食べたいと言う。けっきょく、私が食べるはずだった分を食べてしまったのであった。
そしてしばらくして回転寿司を食べに行く。みんな少しずつラーメンを腹に入れてきているので、いつもよりは皿の量が少ない。まあ、この方が経済的だな。
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