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12月11日(月) 
朝起きると、どうにもこうにも気分がすぐれない。なんとか起きて居間まで下りたが、動くのが億劫だ。熱があるのかと思って体温を測ってみても36度台。身体が悪いわけではないようだ。やはり鬱のせいか。

息子が腹痛を訴えて熱もあるようなのでカミさんは殺気立っている。それに、今日の打ち合わせに出られなかったら、多方面に迷惑をかけるからなあ。どう考えても出勤する以外の選択肢はないはずなんだが…苦しい。

目をつむり、深呼吸を繰り返して心身のアイドリングをする。なんとか家を出られそうな気分になってきた。

まあ、鬱がこれ以上進んだら自分がどうなってしまうのかを見るのも面白いんじゃないか…と思えるのも、どん底を脱したときなんだよな。

電車に乗っていると、ついさっきまで寒気がしてたのに、急に身体の奥から熱くなってきた。厚着をしているので暑い。食前に飲んできた葛根湯が効いてきたか、それとも自律神経がグチャグチャになってるのか。

必死の思いで職場にたどり着いて思う。あそこでぽきりと折れてしまってたら、私の人生はまったく異なったものになっていただろう。

今日は昼から船場の客先で打合せ。やることが多くて出かけるのが遅れる。けっきょく昼食はチーズバーガーと野菜生活になってしまうのであった。ここしばらく、安く済まそうとして昼食でタンパク質を摂るのは鶏肉ばかりだったからな。それが鬱に関係しているような気がしないでもない。まあ、気がするだけだが。

客先での打合せは早めに終わったが、心身ともに絶不調だし疲れたのでそのまま直帰することにする。帰りにふらりと入った本屋でせちやん 星を聴く人川端裕人)を見つけて買う。なぜか通勤ルートの本屋にはなかったのである。これは評判が良かったような記憶がある。楽しみだ。

今夜は早く帰れたので私が子供たちを風呂に入れ、寝かせることになる。例によって娘はなかなか眠らない。今回も2回オシッコに起こされる。2回目には自分でやると言う。便座を降ろし、ズボンとパンツを降ろし、便座の上にずり上がってオシッコをする。そしてトイレットペーパーを引きずり出し(まだうまく畳めないし切れないので消費量は多くなる)、便座から降りて股間を拭く。最後に水を流す。偉いもんである。そこまでできるようになっていたとは。



12月12日(火) 
今日も朝から気分が悪い。今日の仕事は長年やっている仕事の延長だからプレッシャーは少ないかと思っていたのだが。しかし、治療を始めてから症状が悪化しているような気がするんだが、これは治療しなくてもそうなってたのか復活するための反作用なのか。まさか誤診ということは…などと考えてまた落ち込むのである。

昨夜に娘が独りトイレでオシッコができたことをカミさんに言うと娘は「レイちゃん(仮名)、おねえちゃんやから」と誇らしげである。しばらくして、踏み台を居間の外に出そうとしている。何をするつもりなのか訊くと、トイレに行くんだと言う。トイレの中にも踏み台があるじゃないと思ったのだが、トイレの電灯を点けるために使っていたのだった。まあ、暗いトイレには入りたくないよねえ。

今日は昼から京都の客先に移動して打ち合わせ。例によって京橋のダイエーでパンと野菜ジュースを買い、大阪駅前ビルの古書店街を冷やかし、チケットショップで回数券を買う。

阪急の特急に乗ってパンを食っていたのだが、外人(黒、黄、白)の3人組が車内の一角を占拠している。1人で2人分の座席を占めている。なんか、車内のアナウンスがあったり電車が動くだけですごく楽しそうだ。観光客なのかな。あんだけ楽しく電車に乗れればいいんだけど。

客先での打ち合わせを終え、作業場所に移動するために西大路を歩いていたのだが、一緒に歩いていた京都の人間が「今年も駅伝の季節になっちゃいましたねえ」と言った直後に、ジャージを着た女の子の列が脇を駆け抜けて行った。背中に「FUKUOKA」と書いてある。あら、なんてタイミング。きっとあれは選手よね。

今日は京都で20時過ぎまで仕事。電車での移動中には江路村博士のスーパー・ダイエット草上仁)の「悪徳ランド」を読んでいたのだが、この作品には江路村博士は登場しない。この本は江路村博士を主人公とした連作かと思っていたのだが、どうやら巻頭の「江路村博士の大発明」が複数のエピソードで1つの短編になっていたらしい。ああよかった。あの調子で1冊分続くんだったら、読むのを中止しようかなと思っていたところだったのだ。そういう点では、この作品は楽しめた。

てなことをLinuxザウルスで入力して、いつものように電源を切らずに蓋を閉じ、胸ポケットに入れる。電源を切ると次にまたパスワードを入力しなければならないためである。そしてすぐに取り出して蓋を開けると、画面が真っ暗なのである。あれ、電源切ったのかな…と思って電源ボタンを押しても反応しない。電池蓋のロックを解除しても同じ。

げっ、ひょっとして壊れたのか。amazonで買ったんだが、修理はどうするんだろう。日本橋のシャープに持ち込むしかないか。面倒臭いなあ。前の機種があるからそれを代替機として使うとして、新しい機種のバックアップから戻すのは無理だよなあ。そもそも、ここしばらくバックアップしてないし。というより、ここまで入力した今日の日記が惜しい…てなことが頭の中を駆け巡る。

最後の手段、ということで、バッテリーを外してしばらく放置し、再装着して電源を入れてみる。おおっ、起動したっ。しかし、ハードディスクの中身が表示されるまで安心できない。メモ帳を起動すると、カレントのデータが数日前の日記だったので一瞬焦ったが、その上に今日の日記があった。ああよかった。

なんだか、ここ数日不安定だなあ。バックアップにもう一台買っとくか(こらこら)。でも、私が最初に買った電子手帳は、容量が同じ機種(ICカードは挿せなかったが)を買ってデータを同期させてたんだよな。思えば贅沢なことをしてたもんだ。独身時代だったし。

家に帰ってHDD&DVDレコーダーに録画した内容を観ていると、WBSで「大物ソフトが移籍でゲーム業界激震」とか言っている。オープニングを見ると、ドラクエらしい。キャスターがWiiではないリモコンを持っている映像がちらっと映ったので「えっ、まさか360!?」とか思ったのだが、本編を見てみると任天堂だった。カミさんと一緒に「よかったー」と言い合うのであった。



12月13日(水) 
目が覚めているのに起きられない起きられない起きられない。背中のあたりにモヤモヤっとしたものがあって、そいつに気力が根こそぎ吸い取られているような感じである。いい歳をして、子供みたいにシクシク泣きたいくらいしんどい。気がつくと目尻に涙が滲んでいる。

朝食の後片づけをしていると、娘が何か訴えている。「じゅっしゅ、なかった」とか言っているのである。ジュースが飲みたいのだろうか。「野菜ジュースか?」と訊くが、首を振り、ラックに鞄などを掛けているあたりを指さして「じゅっしゅ、なかった!」と言って怒る。いったい何なんだ…と思ったら、ティッシュが切れてたのだった。おいおい、発音もしっかりしてきたと思ってたんだが、まだまだだね。

カミさんによると、発音が拙いのは固いものを食わせてないのでアゴが発達してないせいではないかと保育所で言われたらしい。うーん、甘やかしすぎですか。

もう、出勤時の電車待ちの間に駅内のコンビニで週アスを立ち読みしてるのが辛い。信じられないなあ。若い頃は半日小説を立ち読みしてても平気だったのに。…とか、電車で座れたのでLinuxザウルスで入力するのもしんどい。けっきょく、すべてがしんどいのだ。

引き続き通勤中に江路村博士のスーパー・ダイエット草上仁)を読んでいる。帰りに「ホロ・ドレス」を読み終えた。いやー、えっちいねえ。こういう話は好きですよ。しかも、オチもこちらの予想をほんの少し超えてくれる素晴らしいものであった。



12月14日(木) 
今日も昨日に引き続き、午前中は眠くてしんどくて仕事にならない。よっぽど医者に助けを求めて駆け込もうかとも思ったのだが、昨日よりはマシだし医者も患者の話を聞く時間がギチギチに詰まっているようなので耐える。午後過ぎにならないと仕事ができる状態にならないというのは困ったもんである。でも代わりの人間はいないからなあ。上司も多少予算オーバーしてもいいと言ってたし(そういう問題ではない?)。

しかし、こういう状態にもかかわらず、何とか仕事が回っていってるように見えるところが何というか…

今日、amazonからおいていかないでが届いていた。娘はまだサンタさんを信じていて、絵本が欲しいと言っていたので林明子さんの本を注文したのである。絵本は多品種少量生産でかつ寿命が長いから、なかなか本屋の店頭で希望のものを見つけるのは難しいんだよな。1500円に足りないのでポセイドン・アドベンチャーも一緒に買っている。



12月15日(金) 
朝、娘は「れいちゃん(仮名)、らいおんぐみさん、なったら、おはしでごはん、たべるねん」とか言っている。はやく年長組になりたいらしい。昨夜は子供たちだけで寝室に入ったのだが、自分の布団で寝ていたことを母親に誉められると、「れいちゃん(仮名)、おねえちゃんやもん」とか言っている。

今日は朝から京都で作業。7時過ぎに起きて家を出る。朝食は電車の中で食うつもりで昨日の帰りにスーパーでパンを買ってきている。近鉄の駅の横を歩いていると、電車が到着するというアナウンスが。しかし、走ってまで乗る気力がない。けっきょくそれで10分遅れる。まあ、改札の前で私を追い抜いて走って行ったねーちゃんも乗れなかったみたいだからいいか。

鶴橋で環状線に乗り換えたが、これがまたまったく動かない。玉造を出て「森ノ宮で1分停車いたします」と車内アナウンスをしたと思ったら途中で止まって、「失礼しました、森ノ宮では1分停車いたしません」とか言ってやんの。

おかげで、阪急の梅田駅に着いたときには、快速特急が出た直後だった。しかも、次の特急まで15分。昼間は10分間隔なのになあ。ラッシュ時なのに何をやってるんだ。そして寒いホームで並んで特急に乗り、車内で食事をしてぐったりしてたら京都に着いてしまったのだった。

京都で帰りに本屋に寄り、新・餓狼伝〈巻ノ1〉秘伝菊式編夢枕獏)を買う。通勤経路にある本屋に金を落とした方がいいのだろうが、これは一刻も早く読みたいのである。しかも読んでいる途中で中断されたくない。京都から大阪まではまとまった乗車時間が取れるので、その間に読みたい。そういうことで、急行で座って帰る。

読み始めて思う。ちょっと、登場人物増やしすぎじゃないのかなあ。出てくればどれもこれも強烈な面子なのですぐに思い出せる(それだけでもすごいことだ)が、人間関係とか物語の全体像が把握しづらい。まあ、3年半ぶりだということもあるんだろうけどね。長かったなあ。

薬物を使うとか穏やかでない話になってきたと思ったら、けっきょくプロレスに戻ってくるのか。はじまりはプロレスだったからなあ。原点回帰というやつか。

鬱のせいで読解力が落ちているせいか、今回はなかなか読み終わらない。環状線が混んでいたため反対回りで帰り、家の最寄り駅に着いてもまだ少し残っていたので家で残りを読む。やっぱり、血湧き肉躍るという感じですな。鬱じゃなかったらもう少し楽しめたのかもしれないけど。

あとがきで、すでに書いた試合のシーンを「まだ書いてないと思って、もう一度書いてしまった」とか書いてあった。へえ、そういうことがあるんだ。「くやしいので」というのでそのバージョンも収録されていたのだが、これがまたぜんぜん展開が違うのである。プロレスで結果は決まっていてもお互いの状態によって試合展開がどうなるかわからないようなもんなんだろうか。この人は本当に小説をアドリブで描いてるんだなあ。だからこそ、このライブ感覚があるんだろうし、本人も物語の流れが予想できなかったりするんだろう。



12月16日(土) 
今日は喪中のお知らせの宛名書きをする。半月前にブツは入手してたしもう年賀状の受付も始まってるのだが、仕事と鬱でどうにも手をつけられなかったのである。すでに年賀状を書かれててたらすいません…って、ここで書いても年賀状のやりとりをするような間柄の人にはこのサイトの存在は知らせてないんだけど。まあ、親戚にはカミさんのペンネームを知られてたりするからググられればバレるんだろうけど、近い親戚には喪中ハガキは出してないからな。



12月17日(日) 
カミさんは寝ているが娘が目覚めているようなので起きることにする。もう10時半だ。階下に下りると「おなか、いたい」とか言っている。左の上腹部のようだ。押えても大丈夫だから、それほど大したことはないと思うんだが。しかし、着替えさせていると身体が熱い。体温を測ってみると38.3度もある。彼女はそのままカミさんの布団に逆戻りなのである。

午近くになってカミさんが娘を連れて起きてきた。目が届くように居間の隣の部屋で寝かすんだそうである。熱があるので布団の中から黒い瞳でこちらを見ている姿はなかなか可愛い。しかし、この状態だと彼女が眠れるようにしないといけないから、テレビも観られないなあ。

そろそろ暗くなってきた頃に体温を測ると39度を超えてたですよ。彼女も物心ついてからこんな高熱は経験したことがないだろう。しんどいのと不安なので、うえんうえん泣く。こちらが辛くなる。

娘はずっと腹痛を訴えている。朝起きてすぐウンチはしたが、腹痛があるのにそれ以降は下痢も嘔吐もないのが逆に不安である。けっきょく、休日に診療している病院を探すことになる。普通の発熱であれば様子を見るのだが。

市民病院に小児科の医者がいるというので、カミさんの車で出かける。すぐに混む時間帯になるそうである。息子は自律行動できるようになっているので留守番だ。

カミさんが車を駐車場に入れている間に私は娘を抱いて受付に行く。重い。順番待ちの番号のところに名前を書かねばならないのだが、右腕で彼女の頭を支えているので左手で書かねばならない。ぐったりしているのでベンチに座らせておくわけにもいかないしな。誰だよ、こんなに画数の多い名前を考えたの…とか思いながら書いたのだが、ひらがなで書けばよかったと後で思った。馬鹿である。

初診だと他にもいろいろと書かねばならない。ずっと娘を抱いていたので手に力が入らない。かなり筋力が弱ってるなあ。そのうちにカミさんがやってきた…と思ったら、すぐに診察室の前に行くように言われた。

胸と背中に聴診器を当てられ口の中を覗かれ、仰向けに寝かされてお腹を触られておしまい。まあ、それだけ診れば充分なんだろう。「ノドが赤くなっているので風邪でしょう。インフルエンザはまだこのあたりでは見てませんので違うと思います。熱が高いので数日かかるかもしれません。お腹は心配ないです」ということであった。3分くらいしかかかってないんじゃないか。まあ、医者にしてみれば「この程度の風邪で来るな」という感じかもしれないが、親の立場としては不安だからな。

解熱剤の座薬も処方されたが、よほど眠れないとか苦しいとかでない限り使わないように言われる。やはり副作用のデメリットが認識されてきているということなんだろう。熱が出るのは自然なことなんだから。

診察室を出ると、診察の待ち行列がかなり伸びていた。いいときに来たようだな。薄暗いところで何人もの人が診療を待っているのを見ると、復活の日思い出してしまうなあ。

カミさんが夕食を買ってくるまで薬局の前のベンチに座り娘を抱いて待つ。しかし、やっぱり河内ってのはガラが悪いねえ。ジャージにサンダル履きってのが何人もいるし、ミッフィーのパチもんの絵に「コロス」と書いたトレーナーを着た母親までいる(いま調べてみたらCUNEというブランドらしい。こういうセンスは信じられない)。たまに育ちの良さそうな子供を見るとホッとするなあ。



12月18日(月) 
そうか、クラブW杯の結果「ファンタジスタはいらない」言ってた通りになったわけだな。こういう結果が出ると、言葉にさらに説得力が増しますなあ。



12月19日(火) 
娘も今日まで保育所を休んだのだが、家に着くと彼女の泣き声が聞こえる。疲れてダメダメになっているらしい。カミさんは風呂に入っているので、抱き上げてなだめる。軽くなったなあ。

これは大ニュースだな。「NASAとGoogleが正式提携」ですか。Googleとしては「この世の全ての情報を集めて整理したい」という「会社の本能」に則った動きなんだろう。個人的にもNASAにお宝画像がいっぱいあるのはわかってるけど、何がどこにあるかよくわからなかったのよね。Google Earthみたいなインターフェースで宇宙を飛びまわって映像を見れたらどんなに素晴らしいだろう。

このニュースを見てGoogle Earthで古地図をオーバーレイできるようになったというのを思い出して試してみた(ニュースを読んだときにはまだ見えなかったので忘れていたのだ)が、日本が「ニフォン」、江戸が「イェド」なのはいいとして、「メアコ」って都のことなんでしょうか。九州は「キウフィウ」だし四国は「シコフト」と表記されているようだ。まあ、当時の状況では仕方なかったんだろうが。

北信越にも独立リーグ発足ですか。地域にとってもプロを目指す若者にとっても、そして日本の野球界全体にとっていいことだ。独立リーグが四国と2つになればオールスターや日本一決定戦もできるようになる。最初は盛り上がっても何年か経てばきっと苦しい時期がやってくるだろうが、頑張って継続してほしいものである。



12月20日(水)
どこが変わったとは言えないが、何となく気分が明るくなったような気がする。仕事でもかなりキツい突っ込みを受けたが、以前なら目の前が真っ暗になるくらいショックを受けただろうが今日はそれほど落ち込まなかったし。それへの対応も「ま、いっかあ」てな感じだったからな。それがいいことかどうかは知らないが、少なくとも私の精神安定にはいいことだ。

医者は薬が効いてくるまで1ヶ月くらいかかると言ってたが、本では2週間くらいと書いてあるものもあったからなあ。そろそろ効いてきたんだろうか。でも、反動があったりするらしいから気をつけないとなあ。…とか思ってたら、家に帰る途中でずーんと気分が落ち込んできた。まだまだである。

病気についていろいろ調べていると、鬱になると性欲が無くなるという。ここ数日は女性が美しく見えるしエロマンガを読むと勃つし自分的にはそういうことはないと思っていたのだが、振り返ってみるとここしばらくぜんぜん射精していない。こんなに長期間欲望を処理していないというのは入院中を除くと、かつてなかったことである。それで妻子が寝てから試しに抜いてみようと思い立った。

それでエロマンガを読んで抜こうとしたのだが、これがイけないのである。半勃ちにはなるが、あの、肛門がギュッと締まってペニスが張りつめるような感覚がぜんぜんやって来ない。新鮮なものも実績があるものも何冊か試してみたが、我が息子は情けなくも無反応である。ついには萎えてしまった。

ショックである。これじゃオスとして存在意義がない。歳のせいではないと思うんだがなあ。このまま終わってしまっては再起不能になるかもしれない。違法な動画を使って無理矢理イく。実物が悶える動画+音声があれば、何とか反応できるようだ。
そういえば、ここしばらくマンガを読んでも何を描いてあるのか判らなかったりするよなあ。ネームしか読んでなかったりする。絵を認識する能力が壊れてるんだろうか。どっちにしろ、鬱のせいということになるのかな。医者に「最近、頭の働きが悪くなってるような自覚があるんですけど、脳が壊れてるということはないですか」と訊いたら「鬱のせいです」と断言されたからなあ。

JR福知山線脱線事故で事故調報告書案が出たようだが、ストーリー的にはかなり納得できるものですな。「同社の安全管理体制の不備も指摘した」とか書いてあるけど、やっぱり運転手がダメじゃん。 オーバーランした距離を誤魔化して報告してもらうように車掌と交渉してるのを客に中断され車掌と指令員の通信を「裏技」で傍受しててブレーキをかけるのが遅れたってんだから。「非常停止について聞かれ不機嫌そうにしていた」というのは性格的にも問題があるような気がする。そういう方面の適性検査はしてなかったのかなあ。

しかし、「何でおわびの放送をしないのか」と文句をつけた客、大変なことの引き金を引いてしまったもんだなあ。まあ、この人が悪いわけじゃないし、こういうことを言うタイプの人は「自分が悪い」とはまず思わないだろうけど。



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