ホーム目次日記2006年 > 9月中旬
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9月11日(月) 
カミさんが家を出る前に洗濯物を干しに上がったのを追いかけて娘が上がっていった。下りてきた娘は夜に飲むためのお茶を入れていたペットボトルを持っている。「ながしていい?」と母親に訊いて台所の方に向かう。物音がしたので見ると、彼女は流しの前に椅子を持ってきてその上に上がり、ペットボトルに水を入れて洗っている。蓋も洗う。偉いもんだな。兄ちゃんなんか、学校に持って行ったペットボトルは洗い場に置いてオシマイなのに。

ツイン21恒例の古本フェアをやっている。最近は古本屋に行っても買いたい本が少なく、今日も1時間半かけて廻ったが子供用の詰将棋の本を買っただけだった。「星殺し(スターキラー)」(小松左京:ハヤカワ・SF・シリーズ)に入っていた「船と機雷」という作品はたしか読んだことがなかったんだが、短編1作のために500円出すのもなあ。それだったらオンデマンドで買うし。

そしてさらに本屋に寄り、ProjectBLUE 地球SOS〈1〉東野司)を見つけて買う。経験上、ノベライズにはあまりいい作品はなかったと思うんだけどね(秋山瑞人を除いては)。それも、真夏のホーリーナイト鋼鉄の天使で感動させてもらったから、その感謝の気持ちを込めて買うのだ。

娘が動物に興味があるようなので動物図鑑があれば買ってくるようカミさんに言われていた。ツインの古本フェアで古いものは500円前後だったので買おうかとも思ったのだが、これだけ古いとこの値段では買いづらい。動物図鑑なんて宇宙とか恐竜とかに関する物ほど内容は古くならないと思うんだけどね。そして鶴橋駅でブックオフに寄ったら同じ物が105円でしたよ。文句なしに買うのである。

京橋駅で電車を待っていたら内ポケットの携帯がブルった。カミさんからである。今日は早く帰って娘を風呂に入れろとのご下命である。それじゃあ遠回りせずに帰らなきゃいけませんな。いつもは多少時間がかかっても座れるルートで帰るのだが、今日は立って帰る。

家に戻ると子供たちが迎えに来たので、娘には動物図鑑、息子には詰将棋の本を土産として渡す。詰将棋は1手詰から始まるので、息子は楽しく解いているようである。もう1手詰なら多少難しいものでも解けるようだ。3手詰が脊髄反射で解けるようになれば、ふつうの小学生レベルではそう簡単に負けないと思うんだがな。

早実の斎藤君は進学するようである。プロだったらリリーフにまわらない限りローテーションを守ってくれるが、大学でも優勝が絡むとエースは酷使されるからなあ。ちょっと心配。あと、プロを目指すのなら入替戦がなくてぬるま湯の東京六大学に行くより、人気はなくとも実力がある東都に行くべきだと思うんだがな。まあ、学歴という点では早稲田なんだろうけど。

「今度はオットセイが出現、しかも海から50キロも離れた埼玉県川越市の田んぼで!!」という記事が。いま川の名前川端裕人)を読んでいるので、こういう記事は気になるなあ。こういうことは文明開化以前にも起こったことは充分に考えられる。「大きく開けた口を向けて威嚇した」ということだが、当時の人がこういうものに出くわしたら妖怪だと思っちゃうんじゃないだろうか…と思って調べてみたら、けっこう古くから知られていたようである。まあ、一般人だったらどうかは知らないが。

小寺信良氏が「DIGAヘヴィユーザーの憂鬱」というタイトルで書いておられるが、いやー、素晴らしい記事である。我が家では東芝製品への信頼度が最低評価に暴落してハイブリッドレコーダの買い換えさえ検討中だという点でもタイムリーだし、他のヘビーユーザがどういう使い方をしているかを知るのもためになる。「著作権法で許された個人的な複製の範囲内で利用しているだけであるにもかかわらず、コピーワンスによる制限が不便であるということから、デジタル放送への乗り換えを拒否している1つの実例」というのも、ウチと同じでほんとうにその通りだと思うし。



9月12日(火) 
今日は昼から京都で仕事。引き続き通勤中に川の名前川端裕人)を読んでいる。主人公が「川の名前」の意味を知るシーンは本当に感動的だ。センス・オブ・ワンダーさえ感じる。宇宙の果てから足元までつながる感覚。そう、ずっと思ってたんだ。この足元を流れてゆく水は、どこを流れて海に注ぐんだろう。この川の始まりはいったいどうなっているんだろう。そういうことを考えていたことがあったことを思い出してしまった。

最近またファイルサーバに繋いでいる外付けハードディスクの調子がおかしい。昨夏にもエラーが出てたのをバックアップ用に格下げして騙しながら使っていたのだが、また最近家に戻ってみると電源が切れていたりするようになっているのである。電源ケーブルを抜いてからまた繋いで、電源ボタンを何度かオフオンしていると復活したりするのだが、「遅延書き込みデータの紛失」とかいうエラーもまた出ているのでデータの内容も信頼できない。

京都に行くのでハードディスクを買うため帰りにヨドバシに寄ろうと思っていたのだが、遅くなってしまってヨドバシの閉店時間に間に合わない時間になってしまった。ハードディスクは買いたかったんだがなあ。

帰りに「川の名前」の続きを読み始める。少年たちが大冒険の末、海に出たときのこの解放感。そして寂しさ頼りなさ。そう、世界がまったく変わってしまうこの感覚。それをまた体験させてくれる。感動のプリミティブな形。

京都で電車を待っていたら懐の携帯がブルった。カミさんからである。今日も早く帰って娘を風呂に入れろとのことであるが、21時過ぎに京都にいるこの状況では無理である。もう少し早く電話をかけてくれれば何とかできたかもしれないんだけれど。

そして最後の近鉄の中で「川の名前」を読み終えた。いやー、ええ話を読ませていただきました。この話を読めて、本当に幸せでした。能力が高すぎるような気はするが、やはりこの話の主人公たちは小学生でなければいけなかったのだろう。中学生になってしまっては時間的にも精神的にもこんな無茶はできない。まさしく「カワガキ」だからできる冒険と感動だ。彼らが乗った川の流れのように、物語に流される感覚を味わわせていただきました。

家に戻って玄関の鍵を開けようとすると…内側からロックされているですよ。ひょっとして、許しを得ずに京都に行ったのに怒って締め出しを喰らったのだろうか。電話をかけると子供たちが起きるしなあ。外でしばらく時間をつぶすか。いつもカミさんは夜半過ぎになると起き出してくるはずだから。それまで公園でブランコにでも乗ってるかなあ。まずは鞄に入れているお茶を飲んで…とか思ってたらドアを開けてくれた。

カミさんはまたすぐに階上に上がっていってしまった。おかずを暖めて食べながらWBSを観る。えー、超高層マンションはメンテナンスを考えてないって? なんでそれで建てて売れるわけなの?

「酒気帯び運転で懲戒免職、元教諭が不服申し立て」という記事が。「重すぎる」だってえ? 自分のやったこと重大さわかってないのかね。こういうのに教えられてた生徒が可哀想だな。そんなに軽いことだと思ってるなら、ちゃんと実名を公表しろよ。

PLC解禁に関する記事が朝日のサイトに載っていた。個人的には配線が面倒なのでこういう便利な仕組みが望ましいのだが、ノイズを垂れ流すのは問題だよなあ。想定されてない目的で家庭内配線を使うんだから仕方ないんだが。しかし、「ノイズが出るのは事実だが、市場に製品が出れば利用者の声も集まり、改善点もはっきりしてくる」って…おいおい、そりゃ「やったもん勝ち」ってことじゃないのか。



9月13日(水) 
横で、娘が彼女の兄を起こしているようである。いつも彼女は起こしても起きないんだけどなあ。そう思っていたら、今日は保育所で9月生まれの誕生祝いをやるらしいのである。それで早く目が覚めましたか。現金なものである。

今日は雨。仕事を終えて家に戻るとずぶ濡れである。カミさんと子供たちは風呂に入っていたので、一緒に入れていただく。私が夕食を食べている間にカミさんは子供たちと一緒に寝室に入ったのだが、今夜も起きてこない。

初代無限壁(nifyuのSFフォーラムにあったフリートーク会議室)のログファイルが壊れたままなのがずっと心の端に引っかかっている。niftyの通信に使ってたMacintoshを起動して復旧するしかないかなあと思っていたのだが、引っ越ししたときにバラして以来そのままである。「人生の宝」とか言いながらファイルが壊れたままで放置していたのだ。

たわむれにMacintoshでバックアップに使っていたPDのディスクを読めるDVDドライブ(4.7GBのDVDが使える最新のドライブではPDは読めないのだ)を使っていたときにサルベージしたデータを放り込んであるNASのフォルダを探していたら、元データが見つかったですよ。それで、即時復旧作業を行う。明日にNASが壊れないとも限らないからな。

データをつぎはぎして復元し終えたときには、4時になってしまっていた。でもこれは私の宝だから。徹夜してでもやる価値があるのだ。そして…ああ〜、確認のためにエヴァが終わったあたりのログを読み始めたら止まらない〜。けっきょく、5時過ぎまで起きていたのであった。馬鹿だ。というか、なんと面白いのだ。10年以上前の馬鹿話なのに。あとは、Windows上でツリー表示できるフリーソフトを探さなきゃいけないな。

Microsoftは「(欧州向けWindows Vistaの発売延期により)欧州企業は,(Windows Vistaの)新技術を利用できる世界中のあらゆる企業との競争で不利になる」といってEUを脅してるらしいが、逆なんじゃないの。古くて軽いOSを使ってる方が生産性は上がると思うが(苦笑)。

うーん、「別のパソコンで閲覧はできず、印刷もできない」430円もするマンガがアジアの国で売れるとは思えないんですけど。ガチガチに著作権保護を掛けるなら、道端に落ちてても拾わないくらいの金額で売らないと。それに、画面のハードコピー取られたらオシマイなんじゃないのかなあ。その対策はしてるのかもしれないけど、基本的にディスプレイに表示する情報なんだから、OSレベルで保護しないと無理なんじゃないかと思うんだが。



9月14日(木) 
任天堂が「Wii」の説明会を開催したようだが、ちゃんと自分のウイークポイントに言及しているところが偉い。アメリカの会社とかソニーだったら自分のいいところだけをまくし立てて終わりなんだが。

そういう意味では、マイクロソフトが「MS06-049を適用したWindows 2000でNTFSファイル圧縮を有効にしている場合に、4KB以上の圧縮されたファイルが作成または更新されると、ファイルが破損する可能性がある」って、アホか。前にも書いたようにお客様のデータを破壊するなんて最低のバグだし、発生条件も単純すぎる。前にもパッチを適用するとパソコンの性能が悪化することがあったが、やっぱりこういう後ろ向きの仕事は二流以下の人間がやってるんだろうな。まあ、前向きの仕事をやってる人間もアレだから、あんなに大量な穴が見つかるんだろうけど。

それに反して、Google副社長が語るには、「エンジニアは就業時間の70%を通常の仕事に当てて、20%はほかの技術者のプロジェクトに参加します。10%は自分の好きな研究に費やすことができます」ですか。それで技術者に刺激を与えるようになってるんだな。素晴らしい仕組みだ。余裕があるからできるんだろうけど、いい方向に回り出したらどんどん好循環が続くことになる。優秀な技術者が集まって互いに刺激を与えあう環境ができれば最強だ。



9月15日(金) 
今日は昼から京都に移動するので夜のピクニック恩田陸)を読み始める。思ったより早く文庫化されたことが意外だったのだが、挟まっていたいたパンフレットを見て気づいた。そうか、映画化されたからなんだ。

学校の行事として長距離を歩き通すことを描いた作品だそうである。そういえば、ウチの大学でも阿蘇の山上からキャンパスまで歩き通す行事があったなあ。あれは全員参加じゃなかったから私は参加したことはなかったんだが。参加したクラブの先輩が「陸上部のやつは速かったねえ。馬んごつ走る」と言っていたのを思い出した。

今日は京阪で京都に移動する。例によって京橋のダイエーでパンと野菜ジュースを買い、特急の車両でいちばん前のテーブルつきの席に座って食う。テーブルがついているのはいいが、線路の上にゴジラとかがいて列車がそれに激突したりしたらこのテーブルで胸を強打して死亡…ということも有り得るかもしれないが、その可能性は小さいだろう。

丹波橋にトーマスがペイントされた列車が停まっていた。企業の広告というわけでもないようだ。どうやら、京阪電鉄としてトーマスを前面に押し出そうとしているようだ。

今日は客先での打合せが定時で終わったので、そのまま帰らせてもらう。そして、先日買えなかったハードディスクを買うためヨドバシに寄る。IEEE1394のディスクの置き換えなので同じインターフェースの製品をチェックしたのだが、アイ・オーの製品はUSBと両対応の製品しかないので高価い。IEEE1394のディスクはエラーが出ながらも動いているので、USB2.0のディスクを追加すべきかのう。

悩んだ末、ロジテックの製品を買ってしまった。Macintoshを使ってたときに買った1GBのディスクがあっさり壊れたのでそれ以来買ってないのに。でも、300ギガで1万5千円を切ってたんだもん。今回買うやつで置き換える予定にしている調子のおかしいディスクの空きがそろそろ無くなっていたから容量が大きい方が嬉しい。代金を5%追加して5年保証に入っておけばいいだろう。それでもまだ安いし。

続いてAVセレクターを探す。しかし安いものでも1500円くらいする。やはりヨドバシは高級品ばかり置いているようだ。それでソフマップに移動したのだが…こっちの方が高価かったよ。重い荷物を持って戻る気にはならないからなあ。次に行ったときに買おう。

そしてソフマップで1GBのSDカードが2,800円だったので買う。いま使っているLinuxザウルスは6ギガあるので容量はぜんぜん余裕なのだが、カメラを買ったときに使えるだろう。帰りの電車の中でLinuxザウルスに挿して書き込んでみる。おっけー。しかし、安くなったもんですな。

あと、512MBのmp3プレーヤーが4,980円だったので買ってしまった。冬になると今使ってるmp3プレーヤ使いづらくなるからな。USBで内蔵バッテリーに充電というのが決め手である。色が赤と黄色しかなかったが、ポケットに入れて聴くから関係ない。ディスプレイが小さいのが不安だが、曲の番号がわかれば何とかなるだろう。



9月16日(土) 
昨夜も無限壁のログを読み出したら6時頃まで読みふけってしまい、今朝は13時過ぎまで寝ている。どうしてこんなに吸引力があるのだろう。「あ、こんな発言、あったあった」「これにはこういうレスがついたはずだけど…」というのを繰り返しているうちに止められなくなってしまうのである。

昨日買ったmp3プレーヤーを箱から出してPCUSBポートに挿し、充電を始める。充電時のインジケーターの色がが鮮やかでカッコいい。色有機ELディスプレイっちゅうのは、いいもんだねえ。前の機種の容量が256MBだったから、倍増か。前の機種は頑張って容量の大きいのにした記憶があるのだが、今やワゴンセールでいちばん安いものでも軽く上回っちゃうわけなんですな。

朝日のサイトにNASAの小天体データベースで『134340番や冥王星の英語名PLUTOで検索しても「該当データなし」と表示されてしまう』という記事が載っていて、やっぱりNASAもアメリカの機関だということですか…と書こうとしたら、元記事が無くなっていた。「2日遅れで登録された」からなんだな。でも、それで過去記事を消すのはマズいんじゃないの。ネット系のニュースサイトだと元記事は消さずに注釈を付けると思うんだが、このあたりも旧い会社は違うな。インターネットだと記事の訂正や削除が容易だから逆に、慎重に行わなければならないと思うのだよな。

「オシムジャパン、俊輔緊急招集へ」って、何で? まだそうするような段階ではないと思うんだけどなあ。それに、「ファンタジスタはいらない」と言ってたんじゃなかったっけ。



9月17日(日) 
金曜日に買ってきたハードディスクファイルサーバにつなぎ、昨夜から一晩かけて既存ドライブの内容を丸ごとコピーしていた。特にエラーもなく完了していたので、ドライブレターと共有名を入れ替える。これで完全にすり替わったはずである。ついでに1日1度実行しているこのドライブへのバックアップのバッチも変更する。前のドライブの残量に不安があったので一部のディレクトリしかバックアップしていなかったのである。容量に余裕があれば丸ごとバックアップすればよい。

置き換えたドライブにはクライアントとして使っているノートのCドライブの内容もバックアップしている。エラーが出ていたから内容が正しいか不安があるので、いまの状態をバックアップしなおした方がいいな。ハードディスクはいつ壊れるかわからないし(苦笑)。再起動してDドライブから起動してバックアップをする。再起動する前に見ると、メモリ使用量が600MBを超えている。なんかタスクの切り替えとか遅いと思ってたんだが、そのせいか。512MBしか積んでないからな。何がそんなに使っているんだろうと思ってソフトを1つずつ終了させていたら、ブラウザ関係が大量に使用している。長時間起動していると、どんどんメモリを食い潰していくようだな。WazillaFirefoxよりもLunaScapeが倍くらい使っていたようである。IEのエンジンを使っているせいか使用頻度が高いせいか。

Dドライブから起動してバックアップをしていると、こちらのOSにはパッチを当てていないのが気になってきた。バックアップしかしないからほとんど不必要なはずなんだが、何もしなくても攻撃を受けるような穴は塞いでおくべきだろう。ルータを介して接続しているからインターネットから攻撃されることはないと思うが、家庭内のマシンが感染してそいつが攻撃してくる可能性はある。それでMS06-040のパッチを当てようとしたら、必要なサービスパックが適用されてないと言われしまった。そうか、Windows2000を入れたままの状態だったんだ。SP4を当てる。

娘は最近、誕生日に母方の祖母からもらった赤ちゃんの人形をずっと持ち歩いている。家の中では片腕で抱いていたり負ぶい紐で背負っていたりする。胸の前に抱くような形にもできるので、背負うよりもそちらの方が本人は好みのようである。気がつくと他の人形と並べて同じ布団で寝かせていたりするし、やっぱり女の子は違うねえ。フェミニストの人は「周囲がそう育ててるからだ」と言うかもしれないが。

先日の「DIGAヘヴィユーザーの憂鬱」という記事を読んで、東芝機をリプレースするのは松下かなあと考えてネットワークに対応していてPCで予約ができるタイプを探してみたのだが、松下も高機能機はすべて地デジ対応になってしまっているようである。それは違うだろ。ヘビーユーザーほど編集したいから地デジは使いたくないだろうと思うんだがな。



9月18日(祝) 
どうも昨夜あたりから眉間のあたりが重苦しい。風邪を引いたかな。季節の変わり目だからねえ。しかし、横で娘が母親を起こそうとしているので起きる。

カミさんも今日は早めに起きてきた。息子が外に遊びに行ったので娘も「そとに、いこー」と言っている。カミさんが仕事をしているので、とりあえず私が連れ出すことにする。彼女を三輪車に乗せて、そのあたりを散歩する。小学校を一周して家の方に戻ろうとするが、娘は「こっち、いくー」と言って家から離れる方向に進む。そしてけっきょく限界が来たところになって「かえる」「おして」と言うのである。私が押して帰ることになる。腰が痛い。

カミさんは買い物に行ったあと、娘を連れて昼寝に上がるという。もう15時半ですぜ。こんな時間から寝ると、昨日みたいに食事前に起こしても目覚められずに愚図るだろうし逆に寝るべき時間になって眠ってくれなくなるんじゃないかと思うんだが。

土曜日は将棋教室、日曜日はソフトボールに行っていた息子は今日は自由である。先日買ってやった詰将棋の本を開いて詰め手を言ってきて相手をさせられる。まだ彼は相手の応手まで考えることができないのである。才能がある子供なら10歳くらいでも双方のすべての可能性を考えて解くことができるんじゃないかと思うんだが、彼にはそれほどの才能はないようである。

ただ、5手詰めでも考える方向がジャストミートすればすらすらと解けるようになっているし、玉を詰める「感覚」というのは会得してきているようだ。

カミさんに、前のHDD&DVDレコーダーのハードディスクに録画していた内容がきれいさっぱり無くなっていると言われてしまった。ええー、ひょっとするとDVDドライブを修理すればDVDに焼けるんじゃないかという望みを持っていたのだが…最後に残っていたWBCの試合内容も消滅してしまったのか。うがあ、東芝めえ!

今夜も私が子供たちを寝かせる。やはり娘は眠ってくれない。昨夜に引き続いて、あちこち痒いと言って薬を塗らされ擦らされる。まだ明朝に上げる日記を書いてないんだがなあ。けっきょく、彼女が寝息を立て始めたときには23時を過ぎていた。なんで寝かせるのに2時間もかかるんだよ。

ファイルサーバハードディスクを追加し新しいドライブにデータをコピーした。それで、古いドライブにデータが残っているのもややこしいので削除する。重要度が比較的低い別のデータのバックアップ用に使う予定だからね。その結果を確認しようとしてファイルサーバの画面を開くと、エラーが出ていたのである。「インページ操作の実行エラー」って何だよ。

古いドライブへの削除でエラーになったのかと思ったのだが、調べてみると並行して実行していた新しいドライブへのコピー処理でエラーが出ていたのであった。新しいドライブの中身を見ようとすると、ドライブ直下のディレクトリは見えるがその中身はエラーになって見えない。自分の部屋に上がって新しいドライブの電源切って入れ直すと、カックンカックン音がしやがるの。接続して3日保たなかったのか。さすがはロジテック。一挙に100ギガ以上のデータをコピーしたのは事実なんだが、それくらいで壊れちゃイカンでしょう。無料で交換してもらえるんだろうが、持って行くのが面倒臭いんだよなあ。もうちょっと信頼性のある製品を作ってもらわないと。

PCとLinuxザウルスのデータを同期する設定を行う。前の機種ではデータはCFカードに入れていたのでそれを抜いてパソコンのカードリーダーに挿してからバッチを動かせばよかったのだが、新しい機種では内蔵ハードディスクになったのでUSBケーブルで直結して同期バッチを実行することになる。ザウルス側のディレクトリ構造が変わっているのでバッチを変更しなければならない。容量が6倍になっているので持ち運ぶデータも増やせるし。地図ソフトとかが入って容量が増えたので、ザウルスのハードディスクに入っているデータのバックアップ先はPCではなくファイルサーバにする。

ついでにPIMデータのバックアップも行う。PCでバックアップのソフトを起動してもザウルスを認識できないと言われてしまった。マニュアルを読むと、一度ザウルスの電源を切ってケーブルを繋いでから電源を入れないといけないという。そして認識したと思ったら、容量が足りないとか言われてしまった。えーっ、と思って調べてみると、データを入れてたパーティションの残量が1メガちょっとしかなくなってやんの。まだまだ空いてると思ってたんだがなあ。まあ最近YouTubeとかの動画を保存したりしてるからなあ。ディスク容量も時間も足りなくなるな(苦笑)。



9月19日(火) 
今日から通勤時には新しいmp3プレーヤーを胸ポケットに入れて出ている。しかし、電源ボタンを押しても反応しないのである。ディスプレイが無表示なまま。ひょっとして昨日再生モードの設定をしたときに電源が入りっぱなしになって放電しちゃったんだろうか。そのときに再生確認したらちゃんと音が出たからなあ。

職場のパソコンに繋いで充電し(USB充電は便利だ)、帰りに聴く。容量が倍になったなっただけじゃなく、音も良くなっているような気がする。心なしか、音が滑らかになっているような。まあ、前の機種買ってちょうど2年だから劣化している部分もあるのかもしれないが。そして前の機種より曲による音量の差が気になる。ダイナミックレンジが広がってるんだろうか。

仕事帰りにコンビニで雑誌の記事をチェックしていたら、「日経エンタテインメント!」小松先生のインタビュー記事が。しかし、写真を見ると、もうすっかり別人。萎んでしまって、あの丸々とした容貌は見る影もない。まあ、うちの両親と同世代だからなあ。

今夜もカミさんが子供たちを寝かせてくれたのだが、階上はなかなか眠りそうな雰囲気ではない。応援に上がってゆくと、カミさんは娘を階下で寝かせるという。居間の隣の部屋に布団を敷いてそこに寝かせたのだが、ずっとカブトムシのように(カミさん談)ゴソゴソしている。ずいぶん遅くまで起きていたようである。

「吉牛950日ぶり復活」ということで客が押しかけたそうである。コスト高で値段も以前より百円高いというのに、なんで行くのかねえ。私もよく食っていたが、あれはあの値段であの質と量のものが食えるから売れていたのではないのか。みんなイベントとして食いに行ってるんだと思ってたんだが、あの味を愛していた人もけっこう(記者にも)いるんですな。



9月20日(水)
娘は最近、洗面所で口をゆすぐときにはコップにイソジンを入れている。家族の真似である。それでコップにイソジンを入れて「あわ、していい?」と訊くので何を言ってるんだろうと思ったら、そのコップに蛇口から水を全開にして勢いよく注ぎ込み泡立たせたのだった。おいおい、それじゃウガイ薬の意味がないじゃないか。まあ、ウガイ薬とは思ってないんだろうけど。

今夜は私が子供たちを寝かせることになる。娘が抱っこして上がってほしいと言っていたので、息子が彼女を抱っこして2階に上がる。大したもんだな。身体も大きくなってきたし、最近は着替えるときに服を間違えそうになったりする。もうすぐ10歳か。

パリーグはいよいよラスト10試合を切って3チームが団子状態になっている。3チームともプレーオフには出れるとはいえ、今年は1位チームに1勝のアドバンテージがあるから争いは熾烈にならざるを得ない。松坂が優勝争いが佳境に入った8月中旬以降は無傷の6連勝連敗阻止率100%ですか。これぞエースの仕事だな。日ハムも盛り上がっている。北海道に行ってほんとうに良かったね。まあ強くなったのも、球団の強化方針芯が通っていてブレがないからなんだろう。その傍らで、こーゆーイベントも。ファンサービスも頑張らなきゃね。しかし、それでもやっぱり世間の注目度は低いんだよな。

メジャーも大詰め。ドジャースの斎藤隆投手(36)が劇的勝利に男泣きしたという。斎藤が3点取られて4点差の9回裏に4連続ホームランで追いついて、10回に勝ち越されたらその裏に逆転サヨナラホームランですか。「降板直後、ベンチで涙する斎藤にチームメートが声を掛けて慰めた。いたたまれずロッカールームに引き揚げると、心配した数人が後を追い掛けてきた」という。こーゆーチームは強いぞ。

うーん、「最新セキュリティ講座」というのに素晴らしい記事だ…と感心してたらシマンテックの宣伝記事だったのね。まあ、ためになったからいいか。



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