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▲10月1日(日)▼ →
今朝も早くから猫がベランダで「びゃお」「びゃお」と鳴いている。カミさんが雨戸を開けると「みゃー」と言いながらやってくる気配がする。鳴き声が変わるのね。そう思いながら寝ている。
昨夜は夜更かししてしまったので今日は遅くまで寝ていようと思っていたのだが、今朝も娘が早く目を覚ましたようである。どうも寝ていられない状況になったようなので起きる。娘はベランダで猫と遊んでいる。先日買ったビデオカメラを持ってきて撮影するのである。
カミさんが猫の里親募集のブログを作るとか言っている。私にも猫の写真を供出するように言われる。ビデオカメラに撮影済みの動画から静止画を切り出す機能があるので、それを使って静止画を作成する。娘の顔が映ってなくて猫の容姿がわかるシーンを探さなければならない。記録媒体がDVDのせいか。再生速度を変えるときのレスポンスが異様に悪い。十数分の動画から数枚の静止画を切り出すだけで、かなり時間がかかった。こういう目的で使うべきものじゃないんだろうな。
昨日も書いたように、いま娘はお絵描きがマイブームである。「とまと」とか言いながら、閉じた曲線にヘタらしきものがくっついたものを描いている。ちゃんとトマトらしく見える。どうも、描くべきものをイメージしてその線に沿ってペンを動かすことが曲がりなりにもできているようだ。この子は兄に比べてけっこう器用だな。そして自分の作品をテレビ台の下に貼り付けてギャラリーを作っている。数年後にはこういうものをインターネット上に作ってそうだな。
紙を貼り付けるためのセロハンテープも自分で切れる。広告を丸めて棒を作り、それもテープで固定する。紙を丸めてボールを作ろうとしているようだったりする。偉いもんだ…と言いたいが、テープを湯水のように消費している。まだ資源が有限だということは理解できてないからな。アメリカ人並みですか。困ったもんである。
▲10月2日(月)▼
今朝の朝刊の野球欄は斉藤、斉藤、斉藤、斉藤。4人も見出しになるような活躍をして、それがみんなピッチャーだってんだからなあ。
その中でもワタクシ的に最大のニュースは「オールドルーキー斎藤隆が胴上げ投手」になったということだ。やったね。「一球でもいいから、メジャーで投げたい」とマイナー契約で入ったのがこうなるとは。ほんとうに「夢をかなえた」ということですな。これだけでも凄いことだが、まだまだ先がある。頑張ってほしい。
そして、ボールやマウンドなど、メジャーにフィットしたということもあるのね。やっぱり国際試合は国内での実績だけで選んじゃダメだということですね。
読みかけでカミさんにお貸ししていたのが返ってきたので、通勤中に「かまいたち」(宮部みゆき:新潮文庫)の最後の作品である「騒ぐ刀」を読んでいる。江戸時代の話なんだが、薄暗くてゆったりとした、当時の「空気」のようなものが感じられる。何が違うのかよくわからない。でも、たしかに違う。そう思いながら読んでいる。
カミさんが拾ってきた猫はベランダに入れているのだが、今日は隣家の物干し場に脱走していたそうだ。隣の奥さんが抱いてきてくれたそうである。お隣が2匹飼ってるくらいの猫好きで良かったね。これが猫嫌いの家だったら大変なことになるところだ。
amazonから、Linuxザウルスを買ったときのギフト券が送られてきた。5000円と2000円に分かれている。それでさっそく「舞-乙HiME Zwei」を注文する。管理するのが面倒臭いのでギフト券番号を両方とも入力したのだが、別のものを注文しようとすると2000円分しか使えないとか言われてしまう。あれれ、1062円分はどこに行ってしまったのですか。
ヘルプデスクにメールで問い合せるか。しかしamazonは、メールと言いながら定型のフォームからしかメッセージを送れないのである。しかも、送ろうとすると「エラーが表示されている項目を修正してください」というメッセージが出るが、どこにもエラーは表示されてない。いったいどういうことだ。amazonの問い合わせ対応は酷いという評判だが、それは本当のようだな。
JavaScriptを有効にしてみたりブラウザを変えたりメッセージの文字数を変えたりしてみたのだが、何をやっても同じである。かなり時間を無駄にした。たぶん、何かの障害だと思うんだが。
しかし、Amazonがギフト金券をコンビニで発売するらしいが、大丈夫なんだろうか。16桁の文字列だったら、総当たりで試すようなプログラムなんて簡単に作れそうなんだが。まあ、それは今でも同じか。入力の回数制限とかかけてるんだろうけどね。
けっきょくソニーはリチウムイオンバッテリを全世界で回収するそうだ。言い訳するたびにそれが覆ってしまうってのは、いったい何なのかね。rootkit問題のときもそうだったが、毎回対応がマズすぎる。
今回のバッテリー発火騒ぎを批判した記事を見ても、ソニーはもう内部から腐ってるねえ。もうお役所よりヒドい。やっぱり会社が大きく有名になると、お勉強はできるけれども安定感を求める人間が入ってくるから、役人みたいな人間が増えちゃうんだろうねえ。前にも書いたが、もうソニーはオシマイかな。PS3には(ハードウェアとして)期待してるんだが。叩き売り状態になるのを待つか。
危ないといえば、『「Vector」で公開中の807タイトルがウイルス感染』って、こりゃ大変だ。ダウンロードしてないかチェックしないと。私はダウンロード先のフォルダを固定にしてるので、そこを調べればいいな。しかし、こういうところも危ないとなると、ちょっと危機管理を強化しないといけないかなあ。
今夜は私が子供たちを寝室に連れて行こうとしたのだが、娘は眠いのか「かーちゃんと」と言ってゴネる。それで先に息子と寝室に入って寝ようとしていると、彼が「誰か来た」と言う。階下でカミさんが声を上げるのが聞こえた。また猫が脱走したらしい。ベランダを覗いてみると、たしかに段ボールに取り付けてあった柵が外れている。
さてどうするか。隣から持ち運び用の檻を借りているらしいが、これに一晩閉じこめるのは虐待だ。けっきょく、猫が使っていた段ボール箱やトイレを家の外に出してそこで過ごしてもらうことにする。カミさんは家に入れたいようだったが、私は子供たちに痒い思いをさせる可能性に目をつぶるほど猫を愛してはいない。どこかよそに行ってしまったり他の猫や人に襲われたりしたら、それは彼の運命だったと諦めるしかないですね。
それで、庇の下に置いてある自転車を移動させてスペースを作り、段ボールを組み立てる。そこに猫を入れ、カミさんが子供たちを寝かせるため家に入ってしまってからもしばらく観察していたのだが、カミさんに洗われたところが気になるようで脚や尻尾を舐めまわっている。そして痒いのか背中を私の脚に擦りつけようとしてくるので避けているとコンクリートの上にひっくり返って背中を擦りつけている。そのうちに、暗闇の中に走り去ってしまった。
風呂に入っていると、外でにゃごにゃごと鳴き声がする。近所から苦情が来なければいいが。しばらくすると外は静かになった。パソコンをいじっていると、眠いと言っていたのにカミさんが起きてきた。外に出て行ったので、私も出てみる。彼女は段ボール箱の中を見て「いない」とか言っている。呼んでみると、「にゃーん」と声がして段ボールの陰から出てきた。ああ、そこにいましたか。
腹が減っているようなのでカミさんが猫缶を開けて与える。気がつくと、近くの家の陰から黒猫がこちらを見ていた。目が合うと、ばびゅーんと逃げてゆく。猫缶の臭いを嗅ぎつけて来ましたか。こりゃ、餌は出しっぱなしにできないですな。
カミさんと見ていると、猫はそのへんで気になるものを見つけては跳び回っている。動きも速い。彼女は「あんなに動くんやったらベランダの中では過ごせへんわなあ」とか言っている。カミさんは家猫にして末永く飼いたいようだが、個人的には多少危険があっても寿命が縮んでも外で過ごした方が本猫にとっては幸せな猫生なんじゃないかと思うんだけどね。
▲10月3日(火)▼
猫は、朝には我が家に戻ってきていたようである。着替えるときに窓から覗くと、子供たちが玄関先に並んで座って、膝の上に猫を乗せている。微笑ましいものである。
猫をあんまり外に出しておくわけにもいかないので、今夜にでも洗ってやることになっている。濡れるのが嫌いなようなのでカミさん一人では洗えないだろうから、今日は早めに帰る。家に着いて段ボールの中を覗くと、ぜんぜん動きがない。大丈夫なんだろうか。着替えてから見に行っても、「みゃあ」と小さく鳴くだけである。カミさんによれば、予防接種をして疲れてるんじゃないかとのこと。
それでも、娘とカミさんの妹さんが行くと餌を食べ始めたそうである。シャンプーについては、医者に「下痢が続いているからもう一度診てからにしてくれ」と言われたということで延期になる。それじゃ、土曜日になりますか。
昨日amazonのヘルプデスクにメッセージを送ろうとしてエラーになった件だが、今日やってみるとメールアドレスを入れる欄の下に名前を入れる欄が出てきた。いったい何なんだよ。そこに本名を入れると、エラーにならずに送信できたようである。
▲10月4日(水)▼ →
子供たちが起こしにやってきた。まだ洗ってない猫を触りまくった手で触られたくないので「猫と遊んだんか?」と訊くと娘は「ねこちゃん、おらへんねん」と応える。えー、昨日はちゃんと居たのになあ。人懐っこいから、他の人に連れて行かれたんだろうか。
通勤中に「かまいたち」(宮部みゆき:新潮文庫)を読んでいたのだが、今日「騒ぐ刀」を読み終えた。時代劇にもホラーにもさして興味のない私がこれだけ面白く読めるというのは、これはもう物語としての力そして作者の実力としか言いようがないですな。しかもここに収められている作品はごく初期のものだという。まったく大したものである。
仕事を終えて家に戻っても猫はまだ帰ってきていないという。カミさんによると猫は今朝、カミさんの妹さんが出勤するときについていってしまったそうだ。昨夜、撫でまくられてなついてしまったらしい。まったく、人懐っこすぎるんだから。それで踏切を渡るところまで来たのでこれはヤバイと思って家の近くまで戻ってきたとのこと。でも、そこは「家の近く」ではあっても猫にとっては「知らない場所」なんだな。しかも人について行った知らないところから戻ってきてるわけだから。あの猫は鼻に病気があるし。
それで、夕食を食べる前に妹さんが別れたあたりを散歩してくることにする。娘もついてくるというので、一緒に出る。彼女は私と手をつないで歩きながら「ねこちゃん、まいごになったんかなー」とか言っている。娘の声の方が遠くまで届くはずなので猫を呼ばせてみるが、反応などあるはずもない。けっきょく、何の収穫もなく家に戻るのである。
息子が見ていたテレビで日本代表のガーナ戦を中継していた。あ、今日だったか。0対0だったので前半かと思っていたら後半も半分過ぎだった。それで、見始めてすぐに失点。ありゃりゃ。どうもオシムの目指すサッカーができてないように見える。自陣のゴール前でボールを回してるし、パスが繋がらないし走れてもいないように感じる。大丈夫なんか。
テレビには相手の選手ばかり映ってるし、向こうの方が一人一人の技術も体力も上のようだ。これは今まで0点で抑えてきたことを評価すべきなんだろうか。やっぱりまだ選手の適性を見極めている今の段階でこのレベルの相手と戦うのは時期尚早だったんじゃないのかなあ。
とか思ってたら、何人か選手を交代して様子が変わってきた。立て続けに敵ゴール前を脅かす。いい感じだ。前の日本代表はほとんどこういう場面を見せてくれなかったからな。試合終了直前でこういう攻撃ができるというのは偉いもんだ。たとえそれが交代した選手が中心になってやっていたとしても。交代した選手だけでは攻撃は繋がらないでしょうからね。
監督の采配も的確なんだろう。ワールドカップよりも交代枠が多いようだったが、それは相手も同じだからな。とにかく、ワールドカップのときみたいにキックオフ直後は威勢がいいが…というような試合を見せられるよりも、よっぽどいい感じで見ていられるし感情移入もできる。今の段階でこれなら、かなり期待が持てそうだ。
ナップスターが定額制音楽配信をスタートさせたというニュースが大きく扱われている。けっこう自由度が高いようだ。「月額1,280円から」だそうだが「それだったら1ヶ月だけ入会してダウンロードしまくって解約すればいいんじゃないの」と考えてしまう。しかしやはりサービスを解約した場合、サブスクリプションの楽曲はダウンロード済みの楽曲も含めてすべて再生ができなくなるそうだ。でも、プレイヤーに転送したものまで制御できないだろうと思うんだよな。Windows Media Playerの機能を使ってるみたいだから、ぜったいに穴とかアホな制限とかがありそうな気がするぞ。「実際にはTo Goでダウンロードした楽曲のいくつかはCD-Rへの書き込みが可能だった」という話もあるし。
HERO'Sで「前田SV激怒!金子賢参戦許せない」というニュースが。これもこの前と同じ構図だな。「金子参戦はフジテレビ関係者や周囲の格闘家に相談されたHERO’S実行委員会の谷川貞治FEG代表取締役が決めたもの」だそうである。それに対して「本気で出場したいなら芸能界を完全引退して、アマチュアから実績を積んでこい」というのは正論ですな。一方の商売人は蛙の面に小便。これも商売に利用されちゃうんだろうなあ。
今日も私が子供たちを寝かせる。寝室に入って横になっていると、雨が強くなってきた。猫が濡れてなければいいが。
▲10月5日(木)▼
起きてみると、カミさんが写真を印刷した紙が置いてあった。これを持って探すつもりなんだろうか。息子が猫のことを心配しているので、学校にそれを持って行くように言う。最後の目撃地点は通学路だから、小学生に連れ去られた可能性も高いんだよな。アイツは誰にでも抱かれるから。
出勤時に電車に乗って気づいた。しまった、昨日「かまいたち」(宮部みゆき:新潮文庫)を読み終えたのに、新しい本に入れ替えてなかったよ。もう1冊鞄に入れている「ProjectBLUE 地球SOS〈1〉」(東野司)を読むしかないか。これが面白くなかったらどうしよう。
今日は、京都に移動して昼から打ち合わせ。それで移動途中に梅田の駅前ビルにある古書店街に寄ってみるが、閉まってたよ。木曜定休なのか。まさか全部店を畳んだということはないと思うけど(いま調べてみたら定休日ではないようだ。イヤな感じ)。
それで、阪急の回数券の残りが少なくなってきているので、それを買うためのスルッとKANSAIカードを買うことにする。いつも買っている店で値段を見て悩む。1000円が982円で5000円が4920円だってえ!? 1000円の方が割引率がいいじゃないか。ふつうに使うなら1000円を買うんだが、たぶん阪急の自動販売機にはカードは2枚しか入らないような気がする(確認してないが、たぶんそう)。
他の店を廻り、5000円を4915円で売っていたところがあったのでそれを買い(そこでは1000円は983円)、元の店で1000円を2枚と地下鉄の回数カードを買う。1000円は回数券を買うときに1枚は使えるだろうし回数券を使わないときにはこちらを使うことにしよう。使い分けですな。
けっきょく、阪急の特急に乗ってLinuxザウルスでこういうことを書いていたら京都に着いてしまった。昼飯は今日も100円マック。チーズバーガーとマックチキンと野菜生活である。先日より20分早かったので、今日は待たずにすんだ。
周囲は娘よりも少し大きいくらいの女の子を連れたお母さんとか修学旅行に来ていると思しき制服姿の女学生とかで、なかなかいい雰囲気である。しかし、地方の女学生というのは、眺めてるとなごむなあ(苦笑)。大阪の女子高生なんて、ケバいから見ててぜんぜん楽しくないようなのか多いんだよな。
隣にオジサンが座ってきた。トレイにチーズバーガーとマックチキンを乗せている。お仲間ですな、と思ったら鞄からペットボトルのお茶を取り出した。緑茶のボトルなのに中に入っているのは茶色いお茶だ。こりゃ野菜生活を頼んでる私よりも上手ですな。
とか思ってたら、反対側の隣に座った兄ちゃんは、ハンバーガー2つとフライドポテト。いちばん安く腹を満たす組み合わせですか。マクドナルドもこういう客ばかりだとツライかもしれないね。というより、他の外食店舗への影響の方が大きいんだろうな。
帰りにヨドバシに寄ると、もうブルーレイのドライブが売ってましたよ。外付けだと余裕で10万超え。まだ買えないけど、新しい製品が出てくるとワクワクするねえ。
帰りの電車の中で携帯にカミさんからメールが入った。猫が見つかったようである。詳細は彼女のブログに書いてあるが、かなり苦労したらしい。私なんかは拾ったものが元の状態に戻っただけだと思ってしまうので猫のためにビラを作ったりそのあたりを駆け回って尋ねまわったりはできないなあ。そりゃ子供が行方不明になれば狂乱状態になるだろうけど。
家に戻ると、玄関の足拭き用に置いてあるバスタオルの上に猫が丸くなっていた。屋内で飼うことにしましたか。家族は風呂に入っているようである。とりあえず猫の顎の下を撫でて挨拶してから上がったが、彼はあまり元気がないようである。やはり冒険してかなり消耗したか(後で聞くと、娘が縄を引っ張って追いかけさせていたらしい)。目ヤニも出ている。その後も見るたびに体勢は変わっているが、ずっとバスタオルの上である。そのうちに土間に置いてある自分のベッドに入って丸くなってしまった。やはり疲れているらしい。
▲10月6日(金)▼
今日は朝9時から京都の客先で打合せ。2時間以上早く家を出なければならない。玄関で猫の顎の下を撫でてゴロゴロ言わせてから家を出る。カミさんが猫を抱いて見送ってくれる。今日も昼間は外に出すらしい。屋内には誰もいなくなるからな。
昨日から移動中に「ProjectBLUE 地球SOS〈1〉」(東野司)を読んでいる。京都からの帰りに読み終えた。うーん、対象年齢が低すぎて、オジサンは読むのがキツかったですよ。そしてそれにもかかわらず、(意識してやっているのかもしれないが)内容が大時代で、懐かしさを通り越したものを感じてしまう。なんか冒険王とか、40年くらい前の少年雑誌に載っていた読み物を読んでるような感覚なのである。
続いて「この胸いっぱいの愛を」(梶尾真治:小学館文庫)を読み始める。「クロノス・ジョウンターの伝説」の登場人物の名前がいきなり出てきて「あれっ」と思わされる。まさか、あの世界の話じゃないだろうな。力を入れすぎて滑ってなければよいが…とか思ってしまうのである。エマノンシリーズでだんだんパワーが落ちてきてるのを見ていると。
家に戻ると、今日も猫が玄関にいる。今日は行方不明にならなかったか…と思ったのだがけっきょく、カミさんが外出している間もずっと家に閉じこめていたそうである。居間にも入れているようだ。まだ洗ってないし、目ヤニも大量に出てるんだけどなあ。なんか納得できない。
娘は猫の横に座って「のっていいじょ」とか言っている。息子が同じことをして「乗ってええぞ」と言うと膝の上に乗ってくるので、それを真似しているのである。しかし彼女は小さくて乗り心地が良くないのか、猫は乗ってきてくれない。兄の真似をしてうつ伏せになっても、猫は乗ってくれない。それで無理やり乗せようとしたりする。彼女はまだ自分の思い通りにならないことがあるのを許せないのだ。早くそれを学習してくれ。
▲10月7日(土)▼ →
ギフト券の残額表示がおかしい件について、amazonから返事が返ってきた。なんか直訳みたいなわかりにくい説明だったが、解読すると…けっきょく、「キャンペーン用ギフト券」は一度に1枚しか使えないからそうなるということらしい。それじゃあ、いま表示されている2000円を使い切れば1062円が出てくるんだろうか。これはまた次の商品を買ってみないとわからないな。
今日も猫は拾ってきてから一度も洗わない状態のまま家の中を歩き回っている。カミさんは子供たちに猫を触ったら寝る前に着替えろとか言いながら、猫が歩き回っている床に落としたフォークを娘が使ったり落としたものを食べたりするのには無頓着である。このへんも個人差があるんだなあ。
明日は娘の通っている保育所の運動会ということで私の母がやってくる。それで今夜は私が魚屋に刺身を買いに行く。カミさんに卵とかチクワも買ってくるように言いつけられたため魚屋の隣にあるスーパーに入ったのだが、1000円以上買えば卵が1パック99円というセールをやっていたので、無理やり1000円分を買い込む。とりあえず必要なもので他の店よりも高価くないものを1000円分集めるのは大変だ。歳のせいで暗算能力が減退してるので、1000円を超えてなかったらどうしようとレジでドキドキする。
母がこちらに着くのは20時頃ということなので遅めに家を出たのだが、魚屋では今日もそれほど安くなっていない。それで店内を廻っていたら、2人前の寿司盛り合わせが1パックだけ半額になっていた。明日の昼食は回転寿司を食いに行く予定だからどうしよう…とか一瞬迷っているうちに他のオバサンにさらわれてしまった。まあいっか…ということで店内を一周して戻ってくると、また半額になったのが1パック置いてある。あれ、さっき無くなったはずなのに…とか思っているうちにまた別のオバサンにさらわれる。
次の1パックが出てきて、やっと状況が認識できた。どうも、奥の調理場から出てくる時点で半額になっているようなのである。どんどん売れていくので売り場に出すそばから売れてしまっているらしい。それに気づいたときには、同様に状況を把握したオッサンオバハンが4〜5人調理場の前に並んで「早よ作ってちょうだい」とかいう状態になっている。これじゃもう、かなり待たないとこちらには回ってこないですな。定価の刺身だけ買って帰ることにするが、なんか悔しい。
夕食を食べ風呂に入って私の母と妻子は寝室に入る。私はその後もパソコンをいじっていたのだが、廊下に出てみると床に黒いシミがついている。よく見ると、猫の足跡のようである。なんで黒いんだろうと思ったら、どうもウンチをしたときにそれを踏みつけて、そこいらじゅうを歩き回ったようだ。そう思って見てみると、ウンチの足跡がそこいらじゅうに…(T_T)。階段などは、1段おきについている。見えるものは泣きながら濡れティッシュで拭き取ったが、その他にもどこまで汚染が広がってるか想像もできない。階段は娘が手をついて上ったりするんだけどなあ。これも、なし崩しで慣れさせられるのか。
▲10月8日(日)▼
今日は娘の保育所で運動会がある。息子は昨日から発熱しているので留守番である。娘は早めに入らねばならないので、カミさんと先に出てゆく。私は母と開始時間に間に合うように出ることになっていたのだが、ビデオカメラの準備とかしていると遅くなってしまった。年寄りと一緒に徒歩で移動するので走るわけにもいかず、ちょっと遅れてしまった。
しかしまだ就学前の子供たちだというのにいろいろいるもので、茶髪どころか頭に剃りを入れて模様を描いてるヤツまでいる。なんで子供にああいう格好をさせるのかオジサンには理解できない。親子競技でそれの母親らしきのが出てきたが…どうみてもギャルである。もうああいうのが子供を育てる時代なのね。たぶん私の半分以下の年齢だろうなあ。歳を取ったものである。
娘はフィナーレを残して自分の出番を終えると、母親に連れられて観覧席にやってきた。何か食いたいと言い出したがカミさんも私の母も何も持ってきていないので私が買いに行くことになる。ちょっと距離のあるスーパーまで歩いていたのだが、途中に菓子も売っている自動販売機があったのでそこでmentosを買う。3歳児には刺激が強すぎるのではないかと思ったのだが、「果実のジューシーさ…」とか書いてあったので食えるんじゃないだろうか。観覧席に戻って1粒食ってみたが、ぜんぜんスースーしなかった。正解。
運動会は昼過ぎに終わり、今日の昼食は回転寿司を食いに行くことになっている。カミさんの車にはチャイルドシートを装着すると娘も含めて4人しか乗れないので、私は自転車で先に出かけることになる。私が着いたときには前に4〜5組しか待ってなかったのだが、私が名前を書いた後にどんどん人がやってくる。みんな運動会後のような雰囲気である。保育所に行く途中にある小学校のグラウンドでも幼稚園の運動会をやっていたからなあ。
すぐ呼ばれるとカミさんに電話したのだが、私が座ってもぜんぜんやってくる様子がない。座席の位置を携帯からメールして、子供たちが食べそうなものを先行して取っておく。かなり待たされた。
家に戻るとカミさんと娘は昼寝に入ってしまう。息子はパリーグプレーオフの経過を教えろとうるさい。しかし今年の第一ステージは地上波どころかケーブルでもやってない。昨年が盛り上がったから今年は地上波でも放映してくれるんだろうじゃないかと思ってたんだがな。去年もそうだったが、この期に及んでBクラスのチームの試合を中継しているテレビ局の見識を疑う。
夕方になって私の母がそろそろ帰るというのでカミさんを起こして駅まで送って行っていただく。その間に私は我が家最速であるところのカミさんのマシンを使ってビデオカメラで撮った動画を取り込み、ファイルサーバに上げる。私のマシンが空いたので息子がゲームをしていたのだが、また電源が落ちちゃいましたよ。熱ですか。寒いくらいの気温なんだがなあ。古くなって廃熱がうまくいかなくなってるんだろうか。そろそろ買い換え時期かなあ。でもそれ以外には不満はないしWindowsXPは使いたくないからなあ。Windows2000はデュアルコアCPUをサポートしてないらしいんだよなあ。
プレーオフはライオンズが逆転負けしたようである。しかし、なんでこういうピッチャーを先発させたのかね。短期決戦なんだから、初戦を勝った勢いで押し切らなきゃいけないんじゃないかと思うんだが。こうなると後から勝った方が有利だ。捕手としても様々な経験をしてきている伊東だから、短期決戦の恐ろしさを知らないわけじゃないと思うんだがな。ナメてたんじゃないの?
広岡なんかは日本シリーズでは7戦闘うことを前提として逆算してローテーションを組み立てていたからそれに倣っているのかもしれないんだけど、それができるほどの余裕は今のライオンズには無いと思うんだがな。それにあれは「休ませれば計算できる投手がいる」という前提での戦い方だから、先発投手がそれぞれ1試合しか投げられない2戦先取のプレーオフでは適用できないと思うのだ。
夜になり、息子はテレビで阪神の試合を観ている。延長になっているようだ。藤川を1回投げたところで交代させたのは正解だと思う。そして次に久保田を出すのは定石なんだろうが、あっさり点を取られたようで息子が怒っている。私は最初の何球か見ただけだが、「久保田って、こんなに球遅かったっけ?」とか思ってしまったからな。球威で勝負してたピッチャーがああなっちゃオシマイだね。それを判断できなかったピッチングコーチや監督にも責任があるんじゃないの。これで一巻の終わりか。
うーん、ドジャースも負けちゃいましたか。さすがに奇跡は何度も起こせない。それに相手が強すぎたようだからなあ。3試合ともリードされて終盤になだれ込んだら、斉藤にはどうしようもない。でもまあ、今年はよく頑張ったよね。
小児性愛者の政党ですか。うーん、こういう活動をする「自由」もあるのか。
▲10月9日(祝)▼ →
ここ数日、息子は熱を出しているのだが、体調が良くなると家の中で暴れて熱がぶり返すといのを繰り返している。昨日も寝ていろというのに逆らうし。それで昨夜も熱が上がって、今日はカミさんの従姉の家族と「きんてつ鉄道まつり」に行く予定になっていたのだが辞退することになる。かなりゴネたようだが、それだったら昨日は安静にしておくべきでしたね。
猫は元気になってきたのか慣れてきたのか、図に乗ってあちこちに入り込むようになっている。そういうときは怒られるので、大きな声を出すとバビューンと逃げてゆく。逃げ足も速くなっているなあ。ただ、片目が爛れていることもあって、こちらを見る目がちょっと嫌なのよね。犬だったら目から好き好き光線が出てるんだが、どうも猫は何を考えているのかよくわからない。
カミさんが娘と一緒に買い物に行って帰ってきた。荷物が多いので受け取りに出たら、猫がドアの隙間から脱走してしまった。外に出るとアスファルトの上に転がって身体を擦りつける。子供たちが追いかけたので遠くに行ってしまう。どうせ外で生きていく甲斐性はないだろうということでしばらく放っておくことにする。
買ってきたものの中に洗濯ばさみがあったので、娘はそれをベランダに持って上がるからついて来いと言う。それでお供してベランダに上がると、下で猫がみゃーみゃー鳴いている。もう家に入りたいのかい。それで娘と一緒に捕獲しに出ることにする。家を出るが、暗くなっているので娘は見つけられないと言っている。けっこう近いところで鳴き声が聞こえているのでよく見てみると、隣家の植え込みの下にいたのだった。しゃがんで呼ぶとやってくるので逮捕するのである。
娘はずっと猫にかまっている。自分の思った場所にいないと抱き上げて移動させるし、トイレに行ったら「うんちしたー」「おしっこやったー」とか言っている。もうストーカーである。猫も彼女がまだら模様の縄を引っ張って走り回ると本能的に追いかけてしまうし、目の前で動かされると飛びついてしまう。娘の相手はかなり体力を消耗するようで、カミさんが衣料を入れていたカゴにバスタオルを敷くと、その中に入って丸まり眠ってしまった。それでも娘は容赦なく起こしに行こうとするのでやめさせる。まあお互い成長期だから身体を動かすのはいいことなんだろうけどねえ。
やはりライオンズは負けたようである。今日の試合も投手起用に疑問がある。西口が先発して途中までリードしていて、涌井を待機させると言っていたのにもかかわらず今日もホールドのベストテンにも入ってない中継ぎを出して大量失点する。この試合を負けりゃ終わりなんですよ。7試合の3戦目じゃないんですよ。まあ、明日なき戦いをしては第2ステージまで保たないということなんでしょうな。
昨日はどんどんいい投手をつぎ込んで勝ちに行けばいいようなことを書いたが、監督としては第2ステージも含めて計算してたんだろうなあ。けっきょく、先を見すぎたということですか。最終的には投手陣の層が薄いということなのよね。とか思いながら調べてたら、「(タイプの似ている)松坂、西口の順番だとこれまでいい結果が出なかった。涌井の状態もよくないし」という理由もあったのね。
サッカーの日本代表は監督みずからかなり相手を研究してるようですな。前の監督はぜんぜんそういうところは見えなかったんだが。まあ、「スター選手を集めれば勝てる」というのがブラジル流だったのかねえ。弱い相手とやるとそれで通用するので、みんなそれでいいと思ってたのがワールドカップの敗因だったような気がしないでもない。
▲10月10日(火)▼
今日はカミさんが娘を保育所に連れて行ってそのまま出勤するということで先に出ていく。一人残った私は、先に猫を廊下に出してパソコンをいじっていたのだが…振り向いたらそこに猫がいた! あーびっくりした。どうやら、廊下と隣の部屋を仕切っている引き戸を開けて入ってきたようだ。生後約2ヶ月くらいだということなのに、そういうことをしますか。これから夕方まで我が家は無人になるので、居間に入ってきて荒らされると困る。とりあえず、テレビ台で戸をロックして家を出るのである。
「GoogleがYouTubeを16億5,000万ドルで買収」というニュースがGoogleニュースで「経済」と「科学・技術」のカテゴリにいくつも記事グループができ、北朝鮮の核実験と並ぶほどのニュースになっている。「トラフィックという点で非常に価値がある」とか「広告媒体として」とか書いている記事もあるが、個人的には前にも書いたように世界中の情報をすべて集めたいという方向性に沿ったものという見方が正しいんじゃないかと思うんだがな。あの、世界中から投稿される動画の情報量は圧倒的ですよ。
HERO'Sでは「これが現実…金子何もできず110秒殺」ですか。やっぱりねえ(商売人に乗せられたくないのでテレビは観ていないのである)。前田氏が「格闘技好きと公言したばかりにテレビに乗せられてしまって、かわいそう」と言っていたらしいが、まーそういう意味では金子も被害者なんだよな。
セリーグは中日が優勝ですか。WBCに非協力的だったと伝えられているので中日にだけは優勝してほしくなかったのだが、けっきょく中日阪神でワンツーフィニッシュですか。そりゃWBCで日本が活躍したって金にはならないし選手を供出した監督の評価が上がるわけじゃないけど、それじゃイカンと思うのだ。まあロッテもWBCのせいでガタガタになったと言われてるし、成績不振だと監督の責任問題になるから仕方のない面もあるんだが…やはりシーズン前に開催するのもイカンような気がする。でも、シーズン後でも藤川みたいに出られない選手も出てきそうだしなあ。サッカーでさえもクラブと代表の調整は大変みたいなんだけど。
カミさんは今日も猫を医者に連れて行ったそうである。シャンプーは今週末まで待てということだそうだ。それでも猫をひっくり返して遊ぶ。もう腹を触らせてくれるようになっている。トラ猫って、お腹にも縞模様があるのね。仰向けにしてじゃれていると私の手に掴みかかってくるのだが、爪は出さない。偉いもんである。やっぱりキミは飼い猫だったのかな。カミさんによれば、彼は飼われていたのが目の病気のせいで捨てられたのかもしれないと医者に言われたとのこと。そうか、そう言われれば納得できるような気がする。野良にしては生活能力なさすぎだし、それにしては拾った時点で身体が大きくて毛並みも良かったからな。トイレのしつけもできてたし。だいいち人懐っこすぎ。
猫が引き戸を開けてしまうということで、寝る前につっかえ棒をすることになる。そして妻子が寝室に入ってから一人でパソコンをいじっていると、引き戸の向こうでがりっ、がりっ、と音がする。侵入しようと試みているようだ。まるで怪談である。
たまに廊下に出ると猫は、隙あらば室内に入ってこようとする。階段を上っていると、どどどどっと私を追い越して寝室の前に座り、開けたら一緒に入ろうという態勢である。それで下りようとすると、また先に下りて居間のドアの前で待っている。寝るときも寝室に入ろうとするので、怒って怯ませてから入らなければならなかった。
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