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3月21日(土)
今日はカミさんの出勤日なのだが、起きた私の横で布団の中から「休もっかなー」とか言っている。けっきょくそのように決めたようで、起きてこない。連絡しないでいいんだろうか…とか思ってたら9時過ぎに起きてきた。それでも間に合うのか。

娘はまだ本調子でないしカミさんもいるので、今日も耳鼻科には一人で行って帰りにスーパーを廻る。あんまり安いものはなかったなあ。

カミさんはイベント前の夜遊びに出かける。夕食のおかずを買いに出かけようとしたら息子が「刺身が欲しいなー、できたらでいいけど」と言うので、遠回りをして安いところに買いに行くのであった。



3月22日(日)
今日はカミさんはイベントWBC準決勝のベネズエラ・韓国戦を少し遅れてケーブルテレビで放映するので録画しようかと思ってたんだが、Webで途中経過を見て却下する。こんなに大差になるとは。韓国強いなあ。これなら日本も明日は勝てるんじゃないかな。

息子が中学に進学するので、カミさんから押し入れを1つ空けるように言われている。今日は本の8割くらいと衣類を片づける。段ボール1箱分の未読本を自分の部屋に運び込んだ。半分くらいは読むべき本だな。箱の中に並んだ背表紙を眺めていると、「読まなきゃ」という気分になってきた。学生時代だったら1ヶ月もあれば読めるんだろうけど、生きてる間に読めるかなあ。

娘の熱は下がったのだが、体力が落ちたせいか我儘で怒りっぽくなっている。テレビを見てるところに私の母から電話がかかってきたらガチャ切りするし、寝るときにも私が枕カバーを持って上がったら寝室に置いてあったのを出してきてそれを使えと言う。

私が持って上がったのを使うと応えると、両方を使えばいいと言い張る。それは不要だと言ったら大声を出して怒りだした。そんなことを言うなら本を読んでやらないと言って電灯を消すと、ひっくり返って泣いて怒る。

いつまでも泣き続ける。そのうちに足をバタバタさせて私を蹴りだした。そこまでされたら、お仕置きしなければなるまい。捕まえてお尻を露出させ、引っ叩く。初めてのことなのでお尻を叩くくらいでは抑止力にならないのではないかと心配していたのだが、実際に叩いてみるとこちらの手がジンジンするくらいだった。これは応えただろう。

それでまた泣き続けていたら、風呂から上がったカミさんが泣き声を聞きつけて上がってきた。状況を報告すると、カミさんが娘に本を読んでやって寝かしつけてくれたのであった。



3月23日(月)
今日はWBC準決勝のアメリカ戦。さすがに今日まで休むわけにはいかない。まあ、アメリカに勝ったベネズエラ韓国が圧勝したから大丈夫じゃないかな。でも、「球審はまた米国人」ということで、やっぱり不安だなあ。なんで中立国の審判にジャッジさせないんだ。それが常識だと思うんだが。

電車の中で横に立っているオバサンがワンセグで野球を見ている…と思ったら高校野球だった。仕方がないので携帯で経過を見ると、先頭打者ホームランを打たれたようである。前回とは逆の展開ですな。1点なら何とかなりそうな気もするが、前々回の韓国戦のように2点以上離されると今の日本打線では苦しい。

職場の最寄り駅で電車を降りて改札機を通ろうとしてたら、何かがぶつかる音がした。前を見ると、私の前を歩いていた女が背負っていたバッグを改札機のICカードを読み込むところにガシッと押し付けた音だった。あの中にカードが入ってるのか。しかし乱暴なもんだね。

職場で昼休みに試合経過を見ると、抑えはダルビッシュですか。まあ、以前のシーズン1位が懸かった試合でリリーフしたときにも打てそうな気がしなかったし彼はストッパー向きだと思うけど、藤川に何かアクシデントがあったのか心配だ。そうでなかった場合、藤川への精神的な影響はないんだろうか。与田コーチが「抑えは固定」と言ってただけに。まあ逆に、打者と違って投手はコーチがちゃんと調子を見て起用しているということなのかもしれないが。

途中までは怪しかったが、結果的には予想通り日本の圧勝。けっきょくアジア勢同士の決勝になりましたか。これではメジャーリーグの権威が失墜するんじゃないかと思うんだがな。前回も決勝に残った2チームにメジャーリーガーは2人だけだったし、今回も韓国には怪我で出場制限されてるのが1人だけだし日本も投手は松坂だけで野手も上位打線を打つのはイチローだけ。もう「ワールドシリーズ」の看板を外してほしいくらいのもんだ。これだけコテンパンにやっつけても、シーズンの方が大事だからとか怪我人が多かったからとか言い訳するんだろうか。アジアから2チームしか勝ち上がれないルールになってたから、中国が実力世界3位だと主張することも可能かも。

日本人でメジャーに行って活躍できない選手がいるから過小評価されてると思うんだが、これもアメリカ中心だからだよな。立場を逆にすると、メジャーのレギュラーでも日本に来て現状と同程度の成績を挙げられる選手は向こうが思ってるほど多くはないと思うぞ。

今日は帰りにLinuxザウルス空を見上げる少女の瞳に映る世界の8回目「諦めないこと」を観る。なんか、ずいぶん哲学的というか、難しい話になってますなあ。でもけっきょく、心の持ちようで世界は変えられるということなのね。なぜかエヴァの最終回を思いだしちゃったぜ。これもセカイ系というヤツなんでしょうか。

しかし、イチコちゃんカッコいい。漢だぜ、惚れたぜ。でも、彼女はユメミちゃんにラブラブだからなあ。いわゆるひとつの「攻め」だということになるのでしょうか(激しく間違い)。

家に戻り、録画していたアメリカ戦を観る。なんか、ジーターが映るたびに「なんと孫六」を読んでるような錯覚に襲われて笑ってしまう。作品中では別の名前になってるはずだが、そっくりなんですもの。

馬原はいい球を投げてたと思うんだが、あれを打たれるんですか。ちょうど30球だったので、明日投げられなくなったのが痛いな。馬原みたいなタイプはアメリカよりも韓国向きだと思うし。

「技術革新が複雑で不透明な市場を創出」という記事が。まあ、けっきょくそういうことなのよね。「2007年夏までは、大方の投資家や銀行関係者、政策立案者はそうした革命を経済全体に有益な本当の“進歩”と捉えていた」というのは楽観的なアメリカ人らしいし、「集団的思考と事業遂行に対するプレッシャーが原因だったのではないか」というのは日本人でもそうなるよな。

『「面接落とせば爆破します」と書き込み』で逮捕されたというニュースが上がってたが、アホちゃう? すぐに捕まるということさえ考えつかなかったのか。論理的思考力が欠落しているとしか思えない。日本人にもこういう人間がいると思うと暗澹たる気持ちになるなあ。逆にこういう人間を採用してしまうような企業はダメでしょう。落として正解。



3月24日(火)
昨日の朝は陽が照っていたので防寒着なしで出かけたのだが、今朝はまた寒い。娘を湯たんぽにしようかな…とか思ってるうちに彼女は起きて下りていってしまった。しかし息子が私の布団に入ってきたので、彼の呼気を私の身体に当てて手っ取り早く暖める。そうしながら、WBC決勝の放送中に録画が正常に行われているかチェックするよう頼む。

そういえば息子は昨日、妹を保育所に迎えに行ったらしい。役に立つようになったものである。今朝も妹を保育所に送っていくとか言っている。彼が自分の自転車を押し、娘が荷台に手を置いて2人で歩いてゆく。微笑ましいものだなあ。

今日はWBCの決勝戦。勝敗は時の運だし決勝まで行ったんだから普通なら負けてもよくやったということになるのだが、相手があいつらだとなると話が違う。勝敗は別として、連中を喜ばせるのは許せない。「あんな下品なことはしないで、日本選手は国旗を持ってウイニングランをしてほしい」という意見には同感ですな。

しかし、日本と韓国は2勝2敗だが、それ以外の国には負けてないし、いずれも圧勝と言っていい勝ち方をしている。この2カ国が頭1つ抜けていると言ってもいいんじゃなかろうか。

スタメンを見ると、なんか「左投手には右打者」というのにこだわりすぎてるような気がするなあ。ぜったいに川崎は出すべきだと思うし、稲葉や福留にも当たりが出てきたところだというのに。で、さっそく1死満塁で栗原。ここで合流直後の栗原は荷が重いなあ。無走者で思いきり振れる場合で打たせてやりたかったんだが。犠牲フライが理想だけど、せめて併殺だけは避けてくれ…とか思ってたら、やっぱり併殺打を打たされた。やっぱり右打者に拘ることはなかったんじゃないの。

試合途中で昼休みが終わってしまったが、どうやら勝ったらしい。連覇というのは大変なことですよ。まあ、延長になったのは余計だったと思ったが、一度喜ばせてやってから奈落の底に突き落としたんだとポジティブに考えるようにしよう。

でも、リアルタイムで観ていた前回と比べると感動が薄いなあ。テレビを観ていなくても結果がわかる時代になったというのは、いいことなのか悪いことなのか。昔は日本シリーズの日なんて寮に帰って録画していたビデオを観るまでオジサンたちが持っている夕刊紙とか駅売店に掲示してある見出しが目に入らないようにしてたからなあ。まあ、今日みたいな試合展開だと生きた心地がしなかっただろうけど。疲れるだろうし。

今日は帰りにLinuxザウルスとらドラ!の24回目「告白」を観る。おお、ついに、みのりんの告白。いままでと表情が変わってカッコいいぞ。やっぱり個人的にはみのりんを選ぶべきだと思うんだがなあ(まだ言ってる)。そして竜児大河に告白。いかにも彼ららしというか、なんというか。

…とか思ってたらオープニングが始まった。ああ、まだだったことなんて全然忘れてただよ。ううっ、亜美ちゃんまでも。なんてモテモテなヤツなんだ。高須竜児ってヤツは。羨ましいぞ。

BC組み合わせが不自然な件だが、アメリカがキューバとやりたくないのではなく、「キューバが亡命者の多いフロリダでの試合を拒否して実現しなかった」そうだ。アメリカじゃなくてキューバの都合だったのね。韓国メディアは「組織委員会の徹底した商業性のため」とか書いてたんだが、面白いことを考えるもんだねえ。

しかし、同一カードが5試合というのはやりすぎでしょう。ほんらい、無敗で通過した国が1位ということで、1位決定戦なんて不要だと思うんだがな。まあ、第2ラウンドの1位決定戦があったおかげで、全員出場できたしね。しかし、メンバーの中で報われない思いをした選手というと、岩田に藤川…阪神の選手だな。シーズンに影響が出ると問題になるかも。

成田空港での貨物機炎上事故だが、「(欠航になったのに)旅費も戻らないと言われ、帰るにも帰れない」ってのは非道いなあ。これじゃあ、航空機なんて使えないぞ。そういえば、私の両親もJR(当時国鉄)には非道い目に遭わされたんだった。九州まで帰省するために新幹線の指定席を予約してたんだが、ダイヤが乱れたせいで予約していた列車は指定席までギュウギュウ詰めで乗ることができなかったのに「運休したわけじゃないから」ということで払い戻しに応じてくれなかったそうだ。まったくもう、いま思い出しても腹が立つ。

フェデックスの対応も誠意に欠けるよなあ。荷物なんて1個1個コンピュータで管理してるはずだから、こういう応対はないと思うんだが。



3月25日(水)
仕事帰りに携帯電話を確認すると、マクドナルドからWBC優勝キャンペーンのメールが来ていた。開こうとすると、何だか画面に動画が表示される。怪しい。するとその後、デスクトップから「新着メールあり」のアイコンが消えなくなってしまった。

携帯の電源を切って入れ直しても、そのメールを削除しても直らない。こりゃウイルスメールだったか。携帯にウイルスを感染させるとは、マクドナルドもエライことをする。おかげで帰りに電車の中では何もできなかった。どうすりゃいいんだ。家に帰ってから同じ被害に遭った人がいないかググってみるか。

家に戻ってパソコンを起動すると、ファイルサーバにアクセスできない。LANDISK Homeも同様である。自分の部屋に上がってみると、両方とも電源が落ちていた。深夜に起きてきたカミさんに訊くと、近いところに落雷があって瞬断したそうである。ああ、バックアップしとかなくっちゃな。データを2重化してても落雷があったら全滅だ。くわばらくわばら。

今日はGoogle ニュースからWBC関係の記事をまとめ読み。「ビデオよりも、国際大会だと気持ちが入って、弱点が変わる」ってのは、修羅場をくぐった人間のみが発することができるすごい言葉だなあ。

「国際大会は自分が成長するのをすごく感じられる」という言葉も嬉しいね。ボイコットしたチームの選手に聞かせてやりたいぞ。

「打撃用手袋をひとつください」「大丈夫ですよ。イチローさんがしっかりするまでオレたちがつなぎますから」というのも印象に残る言葉であった。



3月26日(木)
引き続き通勤中に時の“風”に吹かれて梶尾真治)を読んでいる。今日は「その路地へ曲がって」を読み終えた。いやいや、なかなか切なく甘酸っぱい、いい雰囲気の作品でございました。でも、その底に何か得体の知れないものが蠢いているのが垣間見えるというところが…好みの別れるところかな。

携帯電話で新着メールのアイコンが消えなくなった件だが、ちょっとググってみた感じではそんなに一般的な症状ではないようだ。まだ騒ぎになってないという可能性もないではないが。出勤中に、ひょっとしたら携帯に新しいメールを送ってみたら消えるんじゃないかと思いついた。あのメールはアイコンにフォーカスが移ったときにアニメーションを表示するような細工をしてたようだから、その状態をクリアできてないような気がする。でも、これは悪用できるんじゃないか。携帯を作っている側も、そんな危険な機能を実装するなんて、大丈夫なのかなあ。

それで職場のPCから携帯にメールを送ってみた。するとアイコンが消えたのはいいのだが、今度はそのメールが未読のはずなのにアイコンが表示されてない。まあ、アイコンが出っぱなしよりはマシか。

今日は帰りにLinuxザウルスとある魔術の禁書目録の23回目「風斬氷華」を観る。相変わらずこの世界の理屈や制限は理解できないが、お話としては面白い。このまま最後まで行くんだろうな。

『ボストン・ヘラルド紙は「WBCは米国優越神話に穴をあけた」とグローバル化を強調。専門誌スポーツ・イラストレーテッドはこう結論づけた』という記事が。『日本の本塁打はたった4本だが、それでも素晴らしい野球をして王者になったのだ』とか書いてあるが、でも、得点力が無かったのは事実だからな。



3月27日(金)
今日と明日はシステム受入検査の応援で外注会社に行くことになってしまった。息子が春休みのうちに私の実家に行きたいと言ってたから明日にでも子供たちを連れて帰省しようかと思ってたんだがな。

慣れない環境だと息抜きができないので疲れる。行き帰りにも通勤に使ってる路線と違って混んでいるため電車の中で座れない。アニメを観たり本を読んだりできないし。



3月28日(土)
今日も外注会社に出向いてシステムの受入検査。緑茶の2リットルボトルを持ち込むのは憚られるので、近くのファミマで紙パックを買って飲む。2パック飲んだから、結果的にはボトルを持ち込んでもよかったな。

今日は帰りにLinuxザウルスとある魔術の禁書目録の24回目「虚数学区・五行機関」を観る。相変わらず登場人物の動機がぜんぜん理解できんなあ、とか思ってたら…あれ、ひょっとしてこれで最終回なんでしょうか。なんか、次のシリーズへの話のタネを散らかしまくって終わったんですけど。

しかし今日も疲れた。子供たちはまだ起きているが、食事を終えてすぐに寝室に上がって寝る。けっきょくパソコンはぜんぜん使ってない。



3月29日(日)
気がつくと隣で娘が眠っていた。やっぱり寂しかったのかね。昨日早く寝たせいか家族で最初に起きたのだが、しばらくするとまた眠くなる。困ったもんである。

昼過ぎになってカミさんが起きてきた。WBC優勝キャンペーンをやっているので夕食はマクドにすると言っていたが、彼女の誕生日祝いでお義母さんがちらし寿司の出前を注文してくれていることを伝えると、昼食として買ってくると言う。

セットよりは安いので私は単品でもっとも高価い「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」を買ってきてもらう。量は思っていたほどではなかったが、肉が多くて脂肪と蛋白質が多く含まれているせいか異様に腹持ちがいい。通常のマクドナルドの製品なら食ってもすぐに腹が減るのだが、今回は夕方になっても信じられないくらい腹が減らない。昼食として充分かもしれないが、高価いからな。

娘が「なつめゆーじんちょー、みたい」と言うので続夏目友人帳の11回目「呪術師の会」を見せると、すでに観たと言う。私がいない間にカミさんと観たらしい。私はまだ観てないのに…くすん。それで12回目「廃屋の少年」を観ることになるのであった。



3月30日(月)
引き続き通勤中に時の“風”に吹かれて梶尾真治)を読んでいる。今日は「ミカ」を読み終えた。なんというか、いわゆる「奇妙な味」の作品でございますな。猫好きな人の気持ちってものは、こういうものなんでしょうか(んなことない)。しかし、このラストは予想してなかった。ヤラレタ、と思いましたですよ。

そういえば解説を読んでなかったな、と気がついて本の最後をひらいてみると…わかつきめぐみさんですか。予想外。でもわかるような気もする。

今日は午後から船場の客先で打ち合わせ。久しぶりなので帰りに心斎橋と難波のブックオフを廻る。金券ショップでスルッとKANSAIの2dayチケットが売っていたので買ったのだが、4000円というのは定価より高価いのか。関西では売ってないからなんだろうな。

今日は帰りにLinuxザウルス空を見上げる少女の瞳に映る世界の9回目「愛すること」を観る。最後になってやっとこの世界の原理が提示されたが、この世界観には納得できんなあ。「心」なんて複数あればそれぞれ矛盾するようなものなので、それを守ることを最優先に考えなきゃいけないなんて。だいいち、悪役の「心」はどうなる。…とか思ってしまうのであった。



3月31日(火)
今日は先週の土曜日に出勤した代休を取得する。昨日スルッとKANSAIの2dayチケットを買えたので、子供たちを連れて私の実家に帰省することにする。息子は中学校に通いだすと忙しくなるようなので、春休みのうちに行かねばならない。

息子は近鉄奈良線を難波方面に走っている電車の行先が「難波」ではないのとか、近鉄の線路を阪神の車両が走っているのとかを見て「興奮するー!」とか言っている。電車は卒業したとか言いながら、やっぱりこういうのは楽しいのね。

娘は体調が悪そうである。電車の中で「はきそー」とか言っている。気を紛らわせるためにLinuxザウルスプリキュアの動画を再生する。彼女はヘッドフォンを片方ずつ息子と分け合って観ている。こういうときには役に立つなあ。

実家の最寄り駅で降りると、娘は負んぶして歩けと言う。タクシーは息子も娘も車酔いするので乗りたくないそうである。それで彼女を負ぶって歩き出したのだが、重くなったなあ。途中の公園で遊ばせて休憩する。しかし実家に着くと娘は「こうえんに、いきたいなー」とか言い出した。自力で歩けないと言って負んぶしてもらってた人間が何を言っておるか。

帰省することを昨夜になって急に決めたので、実家では食事の用意ができてない。それで私が自転車でスーパーに買いに行く。やっぱりこっちは物価が安い。テナントに入っている魚屋が旨いところで、ちらし寿司や刺身を買って帰る。母は美味しい美味しいと言いながら食べている。こういう旨いものを孫と一緒に食うのは、また格別でしょう。

実家では例によってコタツに入って眠っている。起きると、息子に寝癖がヒドいと言われてしまった。

娘は祖母と一緒に公園に行くそうである。明日は仕事があるので早めに帰ると母には伝えていたはずなのだが、その時刻になっても彼女らは帰ってこない。遅いなあと言い合っていた息子も公園に行くと言って出ていったが、彼も帰ってこない。店は開いているので私は出て行くわけにはいかない。困ったもんである。

予定よりもかなり遅れて子供たちは帰ってきた。娘は泣いている。母は疲れたんじゃないかと言っているが、それだったらもっと早く帰ってくるべきだったでしょう。支度を終えて実家を出るときになっても娘は泣いている。仕方ないので歩き出すと、立ち止まると置いて行かれると思ったのか、泣きながらもついてくる。いつ負んぶしろと言われるかと思っていたのだが、けっきょく駅まで歩き通したのであった。精神的なもんだね。

阪神なんば線開業して直結にはなったのだが、それほど連絡は良くない。時間的には梅田で地下鉄を経由するのと変わらないか、むしろ遅くなってるような気さえする。カミさんに車で迎えに来てもらったのだが、家に着いてから実家に電話すると母に驚かれてしまった。まあ、改札を出たり入ったりしなくてよくなるから、高齢の母には楽になると思うんだけどね。


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