ホーム > 目次 > 日記 > 2009年 > 3月中旬
▲3月11日(水)▼
引き続き通勤中に「時の“風”に吹かれて」(梶尾真治)を読んでいる。今日は「柴山博士臨界超過!」を読み終えた。以前どこかで読んだような記憶があるんだが、それでも面白かった。いや確かに、こういう状況というのはこれ以下のない地獄ですわなあ、男にとって。
今日は帰りにLinuxザウルスで「夜桜四重奏」の10回目「イバラミチ」を観る。ヒメちゃん名演技…とか思って観てたら、ああーっ、観る順番まちがえてただよー! 今までは毎週観てたからカード内に2話も入ってることはなかったから作品名だけ見て再生すればよかったからその調子でファイルを選択してしまった。不覚。冒頭部分でなんか変だなと思ったんだよ。馬鹿だ。
今日は歯医者の予約が入っているので早めに帰って出かける。今日も義歯の調整。まだ長時間装着していると痛くなることがあると言うと、常時着けていることはないと言われた。1日の半分くらいでいいそうだ。もう歯茎が爛れているということはないので、内側を固い樹脂に替えるそうである。また合成接着剤の臭い。これ以上内側を薄くすることはできないので、あとは削って微調整するだけだそうである。
口を動かしたときの歯茎との密着度を調べるためか、唇を思いきり引っ張られて切れてしまった。かなり派手に出血したようである。「リップクリームとかつけてないんですか」って、ふつうにしてりゃ切れないんですよお。
『自分のアカウントを“遺言”できる「Legacy Locker」』というニュースが。こういうサービスは絶対に需要があると思うんだが、セキュリティが甘いと大変なことになるな。
『PDF閲覧ソフト「Foxit Reader」に脆弱性、修正版が公開』というニュースが。Adobe Readeの起動が遅いので私はこのソフトを使っているのである。それでバージョンアップしたのだが、ファイル名が日本語の文書を読み込むとタブに表示される名前が文字化けしてしまう。うう、困った。
▲3月12日(木)▼
今日は朝からメンタルクリニック。例によって仕事の状況とか睡眠の状況とか文章の理解度とかを訊かれて処方は現状維持。SSRIで攻撃性が高まる副作用が出るような新聞報道があったと話を振ってみたのだが、性格傾向を見て処方してるので大丈夫だという回答であった。私は衝動性が低いんだそうで。内科でもそういう薬を出すことはあるので、そういう場合なんじゃないかと言っていた。自立支援の申込みに必要な診断書代を3000円余計に取られたが、それは安いものだな。
今日も京橋駅前ではポケットティッシュを配っていない。天気はいいんだけどなあ。やはり消費者金融も状況が悪くなってきているせいなんだろうか。
職場への移動中にスーパーに寄り、「おーいお茶」の2リットルが168円だったので4本購入。4月からは出勤時に買い物ができにくくなるので、多めに買っておく。
昨日もそうだったが、今日もOBPはジジババがいっぱいである。この季節は例年そうだという気がする。昨日のは「宇治市」と書いてあった旗を持ってるのの方に向かってたから老人会の旅行かと思ったんだがな。横に並んで話しながらダラダラ歩いているので、オフィス街では非常に邪魔である。
仕事場に行くために上行きのエレベータに乗ったのだが、薄汚いジジイが一緒に乗ってきた。私の仕事場がある階のボタンしか点灯してないのだが、ボタンを押す気配もない。ウチのオフィスに背広を着てない男性が来るのは考えられないんだが。その爺さんは一緒にエレベータから出るとキョロキョロして階段の方に歩いていった。その歳でこの階から階段で下りるのは大変だと思うんだが。身体を鍛えるためにこんなところに来たわけじゃないでしょ。
部外者に侵入されるとセキュリティ上問題があるんだが。まあ、静脈認証してるので、「共連れ」されない限り大丈夫だと思うが。さすがにこういう怪しいのが一緒に入ってこようとしたら警戒するだろうし。
今日の仕事中に飲んでいるのは、家の近くのスーパーで138円で売っていた「いぶき」。飲んでみると、私の記憶にある緑茶の味に近い。まあ、それが美味いかどうかはまた別問題だが。
今日は帰りにLinuxザウルスで「夜桜四重奏」の9回目「ユクサキニ」を観る。観る順番が入れ替わっても、それほど違和感は無かった。ホッとした。しかし今回もアオちゃん名演技である。ああーっ、八重さん、素敵〜! 踏んでぇ〜……救いようがないな。
「ベルばらの池田さんにフランス政府が勲章」というニュースで「この章はあこがれだった」って…。共同通信から配送された記事のようで、複数の新聞社サイトにこの誤字が掲載されている。誰もチェックできなかったのかね? 朝日新聞はそこをカットして掲載してたけど。
WBC強化試合のジャイアンツ戦だが、イチロー、青木がアドリブで重盗というニュースが。「後半は途中出場の川崎が適時打を放ち、片岡も本職でない三塁で好守を見せた」ということだが、韓国戦でももっと走らないといけないと思ったし、川崎は使わないとダメでしょう。
▲3月13日(金)▼
今日は帰りにLinuxザウルスで「とある魔術の禁書目録」の22回目「石像」を観る。ううむ、やっぱりこの世界の仕組みはよく理解できん。まあ、気分的には何となく感情移入して観れてしまうんだが。そのあたりが受けてるんだろうし。
WBC練習試合のカブス戦で馬原が好投したみたいですね。ちょっと安心。ただ藤川の調子が良くなかったようですな。
でも、やっぱり川崎はいいでしょう。国際試合で実績があるんだから、メジャーリーガーや4番に遠慮せず使わないと。
▲3月14日(土)▼
子供たちはお義母さんと一緒に出かけるというので、早起きして朝食を食べさせ、送り出す。これでカミさんが起きてくるまで自由だ〜とか思っていたのだが、早起きしたせいか眠い。ちょっとだけ、とか思って横になったのだが…
階上からの音で目が覚めた。しまった、カミさん起きた。何をしてるんだオレは。時計を見ると午である。耳鼻科に行くために家を出たときには受付終了の5分前になっていた。それなのに近鉄の踏切に引っ掛かる。こんなときに限って。
雨は上がって太陽は照っていたため自転車が使えたのはいいのだが、けっきょく医院に飛び込んだときにはタイムリミットまで1分を切っていた。待合室は今日も満員である。
帰りに、先週見つけて投げ売りが多かったスーパーに寄る。今回は劇的に安いものはない。何を買うか迷っていると、後から入ってきた他の客が「雨が降ってる」とか言っているのが聞こえた。天気予報では午後は晴れだったはずなのに。
買い物を終えて店の外に出てみると、地面が濡れている。その時点では雨がパラついている程度だったので自転車を飛ばして帰ろうとしたのだが、走りだすとすぐに大粒の雨がポツポツと身体に当たりだす。うが、天気予報に騙された。傘なんて持ってないぞ。けっきょく家に戻ったときには濡れ鼠。そのまま風呂に直行である。
やっぱり眠いので風呂上がりにまた寝る。しかしなぜか、腰が痛い。齢のせいかのう。私は姿勢が悪いし父方が遺伝的に腰に欠陥があるということだったので、いつかは来るのだはないかと思っていたのだが。
▲3月15日(日)▼
今日は息子の中学の入学説明会。私が一緒に行くことになっているので、6時半に起きる。例によって体育館に並べられたパイプ椅子に座って話を聞く。2時間以上、連続で話を聞くのは辛い。中にはわかりきってるような話もあったが、こっちの忍耐力を試してるんだろうか、と思うくらいである。
最後に質問の時間を取るとか言ってたのだが、12時を過ぎてしまったので終了後に個別に質問することになる。先生はみんな話をするのが好きだなあ。電子辞書に対する考え方を訊いてみたのだが、中学生には禁止してるということであった。
携帯は持ち込み禁止だということだったのだが、帰りの戦車で一緒になった生徒はみんな使っている。まあ、実態はそういうことでしょうな。
しかし疲れた。猛烈に眠い。明朝にWBC2次ラウンドのキューバ戦があるためそれを観るため早起きしたいので昼寝はしないつもりだったのだが、どうにも耐えられず寝室に上がって寝る。
今日は息子の合格祝いで、いつもより高価な回転寿司に行くことになっている。カミさんの車で店に着き、駐車場から入り口に入ろうとしていると何かがゴチッとぶつかって大きな音がした。娘が入り口横のガラスに激突したのである。透明だからわからなかったか。
娘は「とーめーいろのがらすやったらな、あるんわからへんな」と同意を求める。…というのを書こうとしてLinuxザウルスをウエストポーチから取り出したら、何かが落ちた。見ると、スタイラスである。やっぱり本体が甘くなってるのか。もう販売終了するまで使ってるからなあ。とか思いながら拾い上げると、先が欠けている。これは2色だったので、その接着部で割れたようだ。前にもそういうことがあったな。あーあ、けっきょくこれで残り1本になってしまったか。
しかい、すごい人数が待っている。値下げしたようなので、そのせいなんだろうか。でも待っているところに絵本を常備してあるくらいだから、やはり日常的に混んでいるのだろう。
娘はいきなり1皿400円超のステーキ握りというのを取り上げる。しかも肉が固いと言って食べられない。けっきょく、肉好きのカミさんの胃袋に収まるのであった。さすがに高価いのであきんどスシローと客層が違うとカミさんは言っていたが、私には値段ほどの差は感じなかったな。やはり、私の舌が貧乏なのだろう。
店から出てカミさんの車に向かって歩いていると、息子は娘がガラスに激突したことを蒸し返してからかっている。注意しようと思ったら、後ろを向いて先に歩いていた彼は駐車場の赤いコーンにつまずいて派手に転けた。兄妹じゃのう。
この店は納豆巻きに生卵が乗っている。娘がそれを食べるというので、大丈夫だろうと許可する。しかし、やはり生卵はマズかったようで、口の周りが痒いと言い出した。それで擦っていたので、家に戻ったときには口の周りが真っ赤に腫れ上がって痛い痛いと訴える。納豆を食べての発症なので、カミさんは冷淡である。
我慢して腫れが引くまで待つしかないかとと思っていたのだが、風呂に入っていて冷やせば多少は気が紛れるのではないかと思いついた。先に上がった息子に伝令してもらう。彼女は落ち着いてから母親と風呂に入ることにしたので、私が寝るときには「続夏目友人帳」を再生して寝室に上がるのであった。
明日の5時からWBC2次ラウンドのキューバ戦があるので早めに寝ようと思っていたのだが、なんだかんだと遅くなる。けっきょく、21時半に息子と2人で寝室に入ったのであった。
▲3月16日(月)▼
気がつくと隣に娘が寝ていた。カミさんと一緒に寝たはずだから自分のベッドで寝てると思ったんだがな。カミさんに起きてから訊いてみると、一人で寝室に上がらせたらしい。寂しかったのね。
今朝は5時からWBC2次ラウンドのキューバ戦。私と息子の先に起きた方がもう一方を起こすことになっている。4時半に息子の目覚ましが鳴ったが、私は5時過ぎに起きて「追っかけ再生」するつもりなので無視して寝ている。5時半に起きると、息子はまだ寝ていた。さすがに我が家で最も早起きの息子でも起きられませんでしたか。彼を起こして階下に下りる。
息子は「なんで小笠原が出てるん?」とか言っている。小学生にそう言われるとは。たしかに小笠原は東京ラウンドで速い球が打てそうにない状態に見えたからなあ。ちょっと不安。右打者が少ないからなあ。こういうときに栗原がいれば…
ショートに片岡を入れたのも疑問。「左投手には右打者」という固定観念からなんだろうけど、川崎だったら左投手の速い球を流し打ちするのが巧いと思うんだが。どうせだったら、ショートは川崎でセカンドを岩村に替えて片岡でしょう。やっぱりメジャーリーガーに対する遠慮があるのかなあ。
敵の先発は噂の164キロ左腕チャプマン。しかしスピードは出てるようだが伸びはないみたいで、バットがボールに当たりそうにないという感じではない。だから球数も多くなるしクサい球はカットしていれば、どんどんカウントが良くなる。そしてフォアボールで出た青木が完全にモーションを盗んで余裕で盗塁セーフ。よしよし、こうやって攻めるのだ。初回に点は取れなかったが、これなら何とかなりそうだ。
松坂は前回よりもかなり状態はいいようだ。やはり、ああいう大きな打者には内角の速球が有効だね。今回は城島のリードも内外角を使い分けている。これは一発に気をつければ大丈夫なんじゃないだろうか。
2回は小笠原、内川とフォアボールで出たランナーが続けて走塁失敗でアウト。1回の青木の盗塁で甘く見たかな。走るなら1度は牽制を見てからだと思うんだが。しかし、どんどん走って揺さぶった方がいい。怖いのは盗塁死することよりも失敗を恐れて走れなくなることだ。後で新聞記事を見ると、「チャップマンの上げた右ひざはクロスし日本ではボークの可能性が大だが、国際大会ではボークにならないことは事前の注意事項の1つだった」のね。
しかし、相手はイヤそうだなあ。選球眼が良くて空振りが取れない打者が続くというのは。殴り合いなら負けないと思ってても、かわされて組みつかれてどうしようもなくなるという感じ。向こうの国民性ではこういう厭らしい野球はできないだろうし。
城島、岩村、片岡が打ってチャプマンをノックアウト。しかしイチローのバント失敗は「らしくない」なあ。せめて投手の右側に転がすべきだったんじゃないか。2番手のゴンザレスは左のサイドスロー。昔の永射みたいな感じで左打者には打ちにくそうだ。こういうタイプなら村田は打てるだろう。とか思ってたら青木がタイムリーヒット。さすがだなあ。村田もキッチリ犠牲フライを打ち上げる。韓国戦での反省が生かされたね。内川も打てるんじゃないかと期待してたんだが三振。まあ、3点取れたからオッケーだ。
前大会の韓国戦もそうだったが、点を取った後は確実に抑えなきゃいけない。フライを2球落とされて一、三塁まで攻め込まれたが、三振で締める。さすが松坂。これがエースですね。
4回は城島の平凡なフライを右翼手が太陽に入れたか見失って二塁まで行く。だいぶ経ってからサングラスが届けられスタンドから失笑が漏れる。セコいと言われているキューバらしくないなあ。しかしグリエルの守備は凄い。ほとんど膝をついたような状態で後ろに投げてあの送球ですもの。打者走者が岩村じゃなかったらヤバかったですよ。あれで本職は三塁なんですか。トンデモナイ身体能力ですなあ。
松坂は85球まで投げさせるだろうと思っていたのだが、ちょうど86球で6回を投げ終わる。次の投手のことを考えても理想的な降板でしたな。
また岩隈がリリーフに出てきた。役割分担はどうしたんだ!中継ぎ要員を信用できないなら士気にかかわるぞ!…とか叫んでいたのだが、7回の1イニングだけということは、練習試合で投げられなかったことに対する調整登板だったのかな。余裕ですねえ。
福留が良くない。早く青木をセンターに回してレフトを専門家に守らせた方がいいと思うんだがな。やっぱりメジャーリーガーへの遠慮なのか。
予定通りか、8回から馬原が登板。球種が少ないので速球を狙われたらヤバいんじゃないかと心配していたのだが、さすがに日本の投手らしく国際試合特有の広い外角低めにコントロールしている。内角球とかフォークを見せてからあそこに投げときゃ大怪我はないな。それに、よく腕がしなってたから、打者からはかなりボールが見にくかったんじゃないだろうか。
そして抑えは藤川。今日はかなり伸びのある球もあった。まだ当てられることもあったんだが、カーブやフォークも混ぜてたし、これから良くなっていくんじゃないでしょうか。
次で負けるとまたキューバと戦わなければならなくなる可能性が高い。後が無くなったキューバとは当たりたくないなあ。そういう意味ではメキシコには頑張ってほしいんだが。
試合終了を見届けて家を出る。前回のアメリカ戦のときと違って気分よく出勤できる。
引き続き通勤中に「時の“風”に吹かれて」(梶尾真治)を読んでいる。今日は「月下の決闘」を読み終えた。これは面白かった。梶尾先生のギャグ作品は波長が会わないことが多いのだが、この作品は面白く読めた。まあ、「影縫い」という技だけは、ちょっと違和感があったんだが。
今日は帰りにLinuxザウルスで「とらドラ!」の23回目「進むべき道」を観る。ううむ、やっぱりこういう方向に話がいっちゃいますか。なんで竜児君の気持ちが手乗りタイガーに向いてしまったのかなあ。情が移ったというヤツなんでしょうか。個人的にはみのりんか亜美ちゃんを選ぶべきだと思うんだが(まだ言ってる)。
「WWWの生みの親が語るネットの未来と後悔」という記事が。ああ、やっぱりWWW生みの親の人も「国や組織など一番大きな要素を最初に置く方が理にかなっていたと」後悔してるのね。私も前々から絶対に仕様がおかしいと思ってたんだ。
▲3月17日(火)▼
引き続き通勤中に「時の“風”に吹かれて」(梶尾真治)を読んでいる。今日は「弁天銀座の惨劇」を読み終えた。これもスラップスティックですけど面白く読めましたな。まあ、なんで電話が切れても現象が継続するのかよくわからないんだけど。
先日、HDD&DVDレコーダーの見るナビ画面を表示していたらカミさんに「RIDEBACK」というのはどういう作品か訊かれたので7回目「罪と×」を見せたのだが、どうも話が私の記憶と繋がらない。調べてみたら、1回飛ばしてしまっているようである。その前に何か番組を間違って消した記憶があるのだが、この作品でしたか。それで今日は帰りにLinuxザウルスで6回目「電光石火ライド」を観る。なるほど、こういう経緯でああなったわけなのね。自分から捕まりに行ったのか。ロマノフ君はそんなにデキるヤツじゃない…という設定なんですな。
「産総研、人間に近い外観と動作性能の女性型ヒューマノイドロボットを開発」だそうである。なんか、女の子がロボットスーツを着ているようにしか見えない。恐ろしい時代になったものである。
『アンドロイドの場合、人間に近づけば近づく程なぜか拒否感が強くなる「不気味の谷現象」と呼ばれる工学上の問題があるが、「HRP-4C」は比較的その問題をクリアしており、「人間らしい」という文言に対して、なんとか「合格」と言ってよいレベルなのではないかと感じた』という記事まで。
「5戦中3戦が韓国なんて…松坂が組み合わせ批判!」というニュースが。まったくその通りだね。第1ラウンドで勝ち上がった2チームが第2ラウンドでも同じ組に入るというのはおかしい。前回もそうだったが、よっぽどアメリカはキューバとやりたくないんだろうな。
上の記事で『これ以外の「ローカルルール」では、大リーガーへの過保護ぶりが目立つ』ともあるが、逆に日本では、投げない方が不安だということなのよね。
▲3月18日(水)▼
今日は息子の卒業式である。誰だって公立小学校は卒業できるんだからということで私は行く予定ではなかったのだが、息子は私の母のためにビデオで撮ってほしいようなのにカミさんは面倒臭そうなので急遽私が休んで出席することにする。
カミさんは夫婦で行くのはイヤだというので寝ていてもらうことにして、娘を保育所に送り届けてから学校に行く。会場に着いてみると、保護者はみんな正装している。普段着で行ってちょっと居心地が悪いのであった。
卒業生たちもみんな着飾ってきている。女の子は膝上のスカート姿の子が多く、眼福。チェックのスカート姿の女の子はいいねえ。子供を育てていて良かったと思うひとときである。流行りなのか膝上のスカートに膝上までのストッキングという組み合わせも多くて、小っちゃい娘がそういう格好をしていると、大河ちゃんみたい〜とか思いながら眺めているのであった。
私の座っている席からは直接息子の姿を捕捉することができないので、腕を伸ばして撮影することになる。持参したのはXactiなので軽量だとはいえ、長時間だと疲れる。腕が震えるが、手ブレ防止が効くことを祈りながら撮る。
校長の話は、在学中に亡くなった同級生についてであった。こういう話をすると参列者の印象は強くなるだろうが、反則だよなあ。しかし、悪化する病気と長期間闘い続けてきた子供に「もう、頑張らなくていい?」と問われたら、父親としてはどう応えればいいのだろう?
今日はWBC第2ラウンドの準決勝進出決定戦で韓国との試合。敵は1番打者を入れ替えてきたそうである。相手の監督はちゃんと選手の調子を見てメンバーを決めてるようなのに、日本は相変わらずのメンバー。下位打線の左打者は大丈夫なんでしょうか。なんで川崎を使わないんだ。
敵の投手は今日も打ちにくそうだ。初速と終速の差が小さい。研究してるだろうから何とかしてくれるんじゃないかと思ってたんだが、どうもそういう雰囲気じゃない。厭な感じである。
日本の先発はダルビッシュ。押さえが効かず、いきなりボールが先行。3ボールになると、もう打たれても仕方ないという投球になってしまう。そして無警戒に盗塁される。城島の送球が高い。高く弾んだ内野安打とかエラーが続いて3点を先取される。あーもう、考えうる最悪のパターンにハマってますな。城島のリードがイカン。今日も敵の4番に対して外郭一辺倒だ。
2回は先頭の小笠原がフォアボールで出た。ここで送りバントなんかすると負けるぞ。そう思っててその通り積極策で攻撃するのだが、後が続かない。打ちにくい投手ではないと福留は言ってたそうだが、ボールの下を振ってるぞ。挙げ句の果てが見逃しの三振だ。
ダルビッシュは2回になってやっと球が走りだした。彼は多いな試合ではリリーフの方が向いてるのかもね。以前にシーズン1位が懸かった試合でリリーフしたときなんか、打てそうな気がしませんでしたもの。
イチローの調子がよくない。あんな空振りをするような打者じゃないはずなんだが。けっきょく、2回3回と先頭打者をフォアボールで出してもらいながら無得点。こりゃ負けパターンだな。日本の選手は逞しさが足りないから、先行されると追いつくのは難しいような気がしてきた。1点なら何とかなりそうな気もするが、3点だと小細工がしにくいからなあ。
4番に対しては、また城島は外角にしか構えない。ちょっとはボールを散らしてほしいんだが。
4回になり、やっぱり小笠原は速球に遅れてるなあ…とか言ってたら初ヒット。1・2塁になって左投手には驚異的な打率を残しているという内川には期待してたんだが、引っ張ってゲッツー。ああ、どんどん泥沼に…
またダルビッシュの調子がおかしい…と思ったが4回も抑える。
イチローは良くないなあ。彼のバッティングはよく理解できてないので見てて調子の善し悪しは判断できないのだが、とにかくヒットが出ない。5回も大チャンスだったのに内野ゴロの間に1点を返しただけ。
やっぱりダルビッシュがなんかおかしい。ボールが先行してるしスピードが出ない。でも、5回も抑えた。
6回になり、村田、何を大振りしてるんだ…とか言ってたら追い込まれてからミートしてヒット。そして小笠原、行った!と思ったらファウル。けっきょく三振前のナントカというやつか。右投手が出てきたら予想通り内川に替えて稲葉。調子悪かったんですけど、大丈夫なんでしょうか。そのあたり、ちゃんと調子を見て使ってるんでしょうね。とか思ってたら、いい当たりだったのにアウト。この試合はとことんついてない。
7回に城島が見逃しの三振に大声を上げたら退場でビックリ。審判の方を向いて言ったわけじゃないんだがなあ。どうもバットを置き去りにしたのがいけなかったようだ。
審判がバットを持っていけと言ってるのに気づいて慌てて取りに行ったのは川崎か? そうだとしたら、よく試合を見てるもんだし、そういうボールボーイみたいな役目でもチームに貢献したいと考えてるのは偉いことだ。
渡辺が良くない。6回に出てきたらいきなり外角に明らかに外れるボールが続いてフォアボール。2アウトだったから何とか抑えられたが、これじゃ次に投げさせにくいね。とか思ってたら7回も続投。苦しみながらも何とか抑えた。相手のタイミングは合ってないんだが。投手は涌井に替わったが、彼もジャストミートされてるしなあ。
8回になってやっと代打川崎だが、出すのが遅いよ。川崎も青木もバントの構えをする。前にも書いたが、追い込まれてからこういうことをするのは弱味を見せてるようなもんだ。そして川崎も青木も上げちゃうし。村田はまた気のないスイング。あれじゃ怖くない。ただ、前の打席みたいに当てて出塁。
ここで金廣鉉ですか。リベンジの機会を与えたということなんでしょうか。やっぱり監督の力量が違うような気がする。小笠原は速い球が見えてない(ように見える)からなあ。けっきょく予想通り空振り三振。
その裏に涌井が2人歩かせて交代。岩田はこの場合には酷だなあ。とか思ってたら、やっぱり連続四球で押し出し。これで敗戦決定だな。どうも継投がワンポイント遅いような気がする。
イカン。もう先制された追いつけそうな気がしない。そう思わされた時点で負けなんだが、サッカーと同じく決定力不足は如何ともし難い。とくにある程度以上のレベルの投手が打てないのは深刻だ。今回は心配していた下位打線よりも上位が打てなかったねえ。青木が打てなかったのが大きい。もちろんイチローもだけど。そういえば、週刊誌ではイチロー限界説が囁かれてるようだが、この状況を見ると信憑性が増してきますなあ。
けっきょく先制されて追いつけず焦ってますます打てなくなるという経過で敗戦。向こうにとっては、これしか勝ちパターンがない、というのを2試合続けてやっちゃったのは何たることか。しかしアイツら、また旗を立てやがった。ああいうことをするのは開催地のアメリカに対しても失礼だと思うんだが。あー腹が立つ。
今日は夜に歯医者の予約が入っている。微調整をして、これ以上義歯の内側を薄くできないということで、今日で最後ということになる。義歯に慣れて右だけで噛めるようになったら左側の被せ物を再構築してもらおうと思うんだが、いつになることやら。
娘を風呂に入れようとしていたら、何だか身体が熱い。体温が高いようなので、入浴は回避する。阪神なんば線が開業するので今度の土日は私の実家に行く予定になっているのだが、また風邪を引いてしまったか。
▲3月19日(木)▼
娘の熱だが、今朝になっても身体が熱い。本人もしんどいと言うので、今日も私が休んで彼女の面倒を見ることにする。食事をさせて小児科に行ったのだが、予約していた時間に行ったのにかなり待たされた。
診察の結果、ノドの右側が腫れているということであった。家に戻ってすぐに寝かせ、午になって腹が減ったと起きてきたのでパンを食わして薬を飲ませまた寝かせる。体力が落ちていたようで、ずっと眠っている。
今日はWBC第2ラウンド敗者復活の準決勝進出決定戦でキューバとの対戦。今回もリアルタイムで観れる。テレビを点けると、またビジターのユニフォームだ。今日も先攻ですか。
画面で見て明らかに分かるほど霧が濃いようだ。これが勝負を決めることにならないだろうな。岩熊はゴロを打たせる投手だから、こちらが有利かもしれない。
1回に青木がヒットを打って安心したが、牽制アウトは…まあ仕方ないね。でも、前回も走塁ミスがあったような記憶が。
日本の先発は岩隈。1回は抑えたのでちょっと安心。
さて今日の左打者の状態はどうか。2回先頭の稲葉は凡退したが、調子は悪くなさそうだ。でも3者凡退。
岩隈も抑えてるが、投手戦になると一発が怖い。ホームランが出る確率は、向こうの方が圧倒的に高そうだからな。いくら岩隈の被本塁打が少ないとはいえ。
4回、先頭中島はまた詰まらされた。しかし青木がフルカウントまで粘ってヒット。やっぱりいいバッターだねえ。稲葉打った。帰れる!…と思ったんだが、なんで止めたんだ?
1死二、三塁で村田。外野フライを打つ練習が実るか。外野フライは打てたけど、浅すぎ。
小笠原…やっぱりボールの下振ってる。これはダメかな…と思ってチャプターを打つためにリモコンを手に取ったら、打った。大きいが、外野手が追いついた。ダメか…と思ったら落球。2点先制。ラッキーである。試合前に心配したとおり、霧の影響もあったのだろうか。
相手投手はストライクが取れなくて汲々としてる。これは狙いどころ。と思ったら城島は高めを打ち上げる。まあ、狙ってたところに真っ直ぐが来たからしゃーないですかね。
怖いのは、左投手が出てきたというので稲葉に替えて内川を出したりすること。交替させるならイチローか福留でしょう。
さて、先制してもらった直後の4回裏。この回は大事だ。しかし、また外角ばっかり。とか思ってたら外角低めを打たれた。読まれてるよ。一、三塁のピンチ。追い込んでからフォークに当てられていたが、最後は思い切り低く落としたのを振ってきてチェンジ。はー、疲れた。
しかし、CMはパチンコ関係ばかりだな。
5回、先頭の岩村はセーフティーの構えをして揺さぶる。こういう精神的に優位に立ってる立場での小細工はいいことだ。その効果もあってかフォアボールを選ぶ。続くイチロー、高めをバントしてサードフライ。イチロー、バントもできんのか?ああやって外れる球が多いんだから、ボールは選ばないと。
中島もフォアボール。イチローも何もしなければ良かったのかもね。さあ青木だ。またもヒットで3点目。さすが青木。しかしあのゴロでホームがギリギリのタイミングとは信じられない。センターが前進守備してたせいか。それにしても。
城島のリードはまだ外角ばかりだ。3点差だしランナーがいないんだから、ちょっとは内角に攻めろ…とか思ったら高低で攻めようとしたのか高めを打たれる。まあ抑えたからいいのかもしれないが。
6回になっても2アウトになってから外角ばかり攻めて打たれる。理解できん。これも抑えたんだけどね。
7回、私はトイレに入っていたのだが、息子が「イチロー、出たで」と言いにきた。無死1・3塁。そして中島がそつなく犠牲フライ。岩村がホームに帰り、4点目。いい展開だ。
岩隈は6回で交代ですか。杉内は明日に残すと思ってたんだがなあ。でもさすがに杉内、ボールの下を振らせている。今回もぜんぜん打たれそうな気がしない。ひょっとすると、今の日本で実力ナンバーワン投手は彼なのかも。けっきょく、最後まで投げて試合終了。正しい判断ですな。前回は好投してたのに無理やり勝ちパターンに持ち込もうとして痛い目に遭ってたからな。
夕方になってノドが渇いたと言って娘が起きてきた。お茶を飲ませてまた寝室に上がらせる。次には独りで寝るのは寂しいと言って下りてきた。負ぶって一緒に上がり、ベッドに寝かせて私はその下で横になる。娘の呼吸が荒い。彼女の呼吸音をモニターして、寝息に変化したところで下りる。けっきょく彼女はそれからまたずっと眠っていて、夜中に私と息子が眠るために上がって行ってもまだ眠っていたのであった。
▲3月20日(祝)▼
起きて着替えていると、階上で物音がした。子供たちのどちらが起きてきたんだろうと思ったら娘だった。腹が減ったと言うのでパンを食わせ、薬を飲ませる。昨夜に起きたときにはプリンしか食わなかったとか言っている。今朝もあんまり食べない。そのうちに息子も起きてきた。娘を負ぶって寝室に送り届ける。
キューバでは「主要な武器であるピッチングで、われわれの攻撃を無力化した敵の能力を認めなければならない」と報道しているそうである。キューバ国民は勝てなくても潔いからいいよねえ。そうじゃない相手には、絶対に負けられないよな。アメリカの方がラクそうだし、準決勝に中4日で松坂、中3日で杉内が投げられる。
で、今日はWBC第2ラウンド1位決定戦の韓国戦。相手が左投手ということで、村田を一塁に回して三塁手は片岡。片岡は2塁が専門だし岩村一昨年まで三塁手だったんだから、岩村が三塁の方がいいと思うんだがな。やっぱりメジャーリーガーに対する遠慮なんだろうか。
日本の先発は内海。負けても終わりじゃないしピッチャーを使い切ってるしな。なんか、いちばんオイシイ役回りが当たったような気がする。まあ読売の選手だからな。心配してたら1回にいきなり失点。2回に逆転してもらったというのに、やっぱりボールを先行させている。ホームラン打たれても同点なんだから、もっと思い切って投げるよう言えばいいのに。わざとやってるなら大したもんだけど。
村田は今日も巧くヒットを打ったと思ったら、1塁直前で脚を痛めたようですぐに交替。村田の負傷は痛い。三塁手の専門家がいなくなっちゃうじゃないか。前回の岩村もそうだったが、WBCの三塁は鬼門か。
3回途中から日本の投手は小松に交代。オリックスであれだけの成績を残してるんだからもっとチャンスを与えられてもいいと思うんだが、強化試合で打たれたからなあ。4回に先頭打者を歩かせる。そして走られて暴投。阿部は肩に不安があるからなあ。最後はスライダーかと思ってたんだが、ストレートで押したのはいいリードだったね。
残り3回。田中→馬原→藤川で抑えられるかなと思ってたら、田中はボールが先行してストレートをマトモにホームラン打たれたですよ。まあ、しゃーないねえ。追加点を取れなかった打線の方に責任がある。
8回、左投手に代わったのに内川に代打小笠原ですか。内川はホームラン打ってるんですよ。代打を申し渡した後だったので内川の集中力が切れているというのはわかるけど、なんか采配に柔軟性がないなあ。…とか思ってたらタイムリーヒット。お見それしました。
イチローに9回の最終打席でヒットが出てちょっと安心。彼にとってはアメリカ大陸の投手の方がタイミングを合わせやすいだろうし、何とかしてくれるんじゃないかな。
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