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▲9月1日(日)▼ →
今日も一日、ダラダラと過ごす。出張中に見られなかったPC関係のニュースを後追いで見ていたりする。2足歩行ロボットの格闘競技大会「ROBO-ONE」の模様の動画を再生していると、その音を聞きつけて息子が私の膝の上に侵入してくる。なんだか、ずいぶん気に入ったようである。私が席を外してからも、一人でムービーを一通り見ていたらしい。男の子はこういうのが好きだからねえ。
しかし、私のようなオジサンが見てもこれはエキサイティングだ。技術的に目に見えて進歩してるところだし、今はロボットをやるのがいちばん面白いんじゃないだろうか。こういう時代がやってきたんだな。経験的に、こういう流れになってくると思いもよらないスピードで状況が変化するものだ。その中に身を置けるのは人間として最大の幸福であろう。ま、そう思って参加しても遅いんだが。近い将来そうなる分野を見極めるのが大切なんだよな。若者よ、将来性を見極める眼を持て。…とか言っても、自分の好きなことをやるのが一番なんだが。
今日は私が息子を寝かせる。寝室に入って絵本を読んでいると彼は、「なんで、○○したん?」とか訊いてくる。「この登場人物はこう感じたからこういう反応をしたのだ」というのを、いちいち説明してやらねばならない。まだ複数の登場人物に関して、それぞれの心の動きをたどりながら読むということができないのだな。それでも、こういう質問が出てくるということは物語の背景も考えながら読めるようになってきているということだろう。
▲9月2日(月)▼ →
今日からまた仕事である。やれやれ。また音楽を聴きながら通勤する。久しぶりなので、お気に入りのアルバムから再開することにする。それで「POINTS-3」(尾崎亜美:→【amazon】)を聴いている。ベスト盤だけあって、まことにハイレベルな作品が並んでいる。疲れていて文章を書く気力がないので(笑)、例のごとくNIFTYに書いた文章を一曲分再録する。
Happy Birthday/尾崎亜美
1999年10月25日 06:38
誕生日、それは恋する二人には特別な日。街中のレストランなのかな、
彼の誕生日を祝い乾杯する二人。その前に何かあったのでしょうか、
彼の笑顔を見て安心する彼女。そして彼の告白…
こういう、好きな相手に対する切ない気持ちの表現が本当に巧いですね。
私は恋する乙女になったことはないんですけど(笑)
これも、最後に新しいメロディーが生まれ、出会い、重なりあうところが
何ともいえず美しく、構成も私好みの曲なのです。
この曲に限らず、我が人生の中でも有数の好きな曲が何曲も入っている。それなのに最近、中古市場でよく見かけるのが信じられない。尾崎亜美さんの曲に興味があってこのアルバムを買った人が手放すとは信じられないんだがなあ。まあでも、持ってない人は見つけたら有難くゲットすればよろしいかと。
▲9月3日(火)▼ →
今日は昼休みに仕事場近くの本屋に行くが、何も買いたい本がない。ストレスが溜まっているので、何か買い物をしなければ気がおさまらない。今夜はいつもより早めに仕事場を出たので(といっても20時を過ぎているところが哀しい)帰りに地下鉄の駅を出てから近所のBOOKOFFに寄ってCDや本を物色する。新作には買いたいものが見当たらないが、こういうところだったら何かとあるだろう。そこで350円のCDを3枚と100円の文庫本を6冊買った。これで今日の分のストレスくらいは解消できたかな。
今日は20時半に仕事場を出たのだが、寄り道をしていたので家に帰ると22時半になっていた。玄関に入ると階上からキャアキャアいう声が聞こえる。寝室で妻子がじゃれ合っているらしい。着替えて寝室に入ってゆくと、息子が暴れ回っている。朝はあんなに元気がないくせに、何で夜はこんなに元気なんだ。カミさんがかなり嫌がっているようなので、私が拘束して疲れさせることにする。しかしなかなか疲れない。そのうちにカミさんは階下に下りていってしまった。やっと息子も動きが鈍くなってきたが、私も…
▲9月4日(水)▼ →
けっきょく、昨夜は食事もせず歯も磨かずに息子と一緒に寝てしまっていた。寒くて目が覚める。気がつくとクーラーがガンガンに効いている。そのせいか、夕方から眉間のあたりが痛くなってきた。風邪を引いたかな。
▲9月5日(木)▼ →
今朝も起きたときにはエアコンが効いている。息子や私が寝るときにはエアコンは点けさせてもらえないのだが、カミさんが寝るときに点けて彼女だけ布団を被って寝ているのである。風邪を引いたようだ。頭が痛い。今日は仕事を休むことにする。
ということで、今日はプロアトラスWの全国DVDをCD革命/Virtual Pro Ver.5.5でNAS上に仮想化した(データ量は何と7ギガ超)ので、それをもとにThinkPadにインストールすることにする。最初にWindows2000のときと同じメッセージが出て「またややこしいことをしなければならないのか」と思ったが、再起動すればインストールが始まった。Windows98では、これでちゃんと動くのか。
地図データはNAS上に保存するような設定でインストールしようとしたのだが「検索データをインストールする容量が足りません」「インストールするには[67185194]MBの空き容量が必要です」と表示される。67テラバイト? 何だそれは? 72ギガバイト空けてるんですけど、それでも千分の1しか入りませんってか? 近畿だけに絞ったが、それでも[67182234]バイト必要と表示される。これは何かの間違いか…いや、これはネットワークドライブにインストールして複数のパソコンから共有できないように嫌がらせをしているな。
仕方がないのでThinkPad自身のハードディスクに地図データもインストールするようにしたが「空のドキュメントの作成に失敗しました」とか言って立ち上がらねえ。コノヤロー。何か情報がないかと思ってアルプス社のホームページに行こうとすると、flashムービーを再生しないと入れないようになってるし。やっぱり地図ソフトを売ってる会社というのはサイテーだ。
Googleで検索して、データパス変換ツールというのをダウンロードすれば地図データを別ドライヴに移すことは可能だということはわかった。しかし「メインプログラムのインストール先と、地図データおよび検索データのインストール先を別ドライブまたは別フォルダに指定して、インストールを行おうとした際に発生いたします」って、だったら何のためにインストール時に指定させてるんだ? テストはしていないのか? まったくどうしようもないな。
データパス変換ツールというのをダウンロードして起動するが、これもまた時間がかかる。途中で、これが解決してもソフトが起動しなきゃ意味がないじゃないかと気がついて中断する。そして、アンインストールして再インストール。またまた時間がかかる。もうヤダ。そして、ついにはCD革命でDVD-ROMのイメージをマウントしようとするだけでシステムが死んでしまうようになってしまった(これはプロアトラスWのせいではないと思いたいが)。いったい私にどうしろというのだ?
▲9月6日(金)▼ →
横で寝ている息子がゴロゴロと転がり回るので目が覚めた。7時である。疲れているのでまだ起きたくないのだが、息子が転がるので何度も目が覚める。けっきょく8時前に起きて日記を書くのである。外でパラパラと音がする。雨が降っているらしい。頭痛はなくなったが背中はまだ凝っている。体調が悪い上に気圧も低い。気分は最低である。
8時を過ぎて息子がカミさんに抱きかかえられて下りてきた。何なんだ。体がダランと伸びている。長くなったもんだなあ。食事中に息子が「とーちゃん、なごやいったこと、ある?」と訊く。「行ったことあるぞ、キミの生まれる前にな。アーバンライナーに乗って行ったぞ」と応えると、さらに「なごやって、どこ?」と訊く。手元に地図はないし食事中だからパソコンも広げてないので、先日カミさんが通販で買った地球儀を出してきて示す。すると彼は「ちかくやな」と言う。いやいや、それは縮尺の問題なのだよ。その後、彼は母親と地球儀を見ながら何かとやっている。せっかく買ったんだから、地理の知識は増やしてほしいものだな。
雨が降っているので、今朝もカミさんに車で駅まで送ってもらう。体もだるいので有難い限りである。
今日は通勤中に「BEAT’N LIPS #1」(Letit go:→【amazon】)を聴いている。先日中古で買ったうちの1枚である。前に聴いたアルバムが良かったからね。しかし、聴き始めて、驚愕。ヴォーカルのスタイルがまったく変わってしまっているのである。ノドでも壊したのか。なんだか、150km/hの速球を投げていた投手が肩を壊して緩い変化球で打者をかわそうとしているような場面を想像してしまった。以前にシングルを聴いたときにもそうだったのだが、シャレでやってるんだと思ってたんだがな。まさか、全面的にこういう方向に行っていたとは…哀しい。家に帰って調べてみると、この間にヴォーカルが脱退してたらしい。はあ、そうですか。やっぱりヴォーカルはグループの顔だからねえ。
今日は本社で仕事をしていたのだが、夕方に発注元の主任より電話があり、性能測定をするために私が設定した夜間処理を変更したのでそれが元に戻っているか確認してほしいと言われる。何で私がそこまでやらなきゃいけないのかなあ…とか思いながらも定時過ぎに発注元に移動する。客先のサーバにリモートでアクセスできる環境が大阪ではそこにしかないのである。途中でジュンク堂に寄る。しばらく買ってないので何か新刊を買いたいのである。そこで「イリヤの空、UFOの夏 その3」(秋山瑞人:電撃文庫:→【amazon】:→【bk1】)を見つけてしまった。先日秋山瑞人のことを書いたときに「秋山瑞人はどうしてるんだあ!」と書こうと思ったのだが、これの発行準備が進んでたのね。まあ、電撃hp(→【amazon】:→【bk1】)を読んでいない私が悪いんだろうけど。送られてきたばかりとおぼしき本が床の上に大量に積んであったりしたので、どうやら出たところだったらしい。これは、本に呼ばれたというヤツかな。そこで、「イカ星人」(北野勇作:徳間デュアル文庫:→【amazon】:→【bk1】)も出ているのを見つけたので買い、「小娘オーバードライブ 3」(笹本祐一:角川文庫:→【amazon】:→【bk1】)も置いてあるのを見つけて買う。久々に新刊を買ったような気がする。やはり、出版業界も夏休み明けか。
今日は往きにカミさんに車で送ってもらったので、帰りも迎えに来てもらう。有り難いことである。待ち合わせの場所は駅前のレンタルビデオ屋。妻子が店内に入ってきて彼らが借りるビデオはないということなので、私の分だけ貸し出し手続きをする。私が店を出ようとして後ろを振り返ると、妻子が店内にあるゲーム機の前で何か言っている。息子はそれで遊びたいようだが、母親にやりたいか訊かれて応えられないうちに私が店を出ようとしているのでプレイせずにそのまま出てくるようだ。「はい、時間切れ。すぐに『やりたい』言わへんあんたが悪いんや」とか言われながらついてくる。私に似て自分の欲望を素直に出せない子供だからなあ。
車に乗ってからカミさんに「イリヤ3」が出たことをお知らせする。「それで、もちろん2冊買ってきたんでしょうね」と言われてしまう。「いや、こっちでも買ってたらマズいと思って…」と応えると「電話で確認すりゃいいでしょうが。何のためにピッチを持たせてると思ってるの!ぷんぷん」と怒られてしまった。けっきょく、家に着いてからこの本は彼女に進呈することになるのである。
家に帰ってきて息子の調子がおかしい。何となく怠そうにしているし、カミさんが家に帰ってきて洗濯物を干している間にも「ねむたい」と言って寝室に上がってゆこうとする。私がついてゆこうとすると下りてきたんだが。熱があるのかと思って計ってみたが、それほどでもない。座布団を被ってじっとしている。母親に座布団を取られて顔を見ると、目の下には涙が…そのとき気がついた。あ、レンタルビデオ屋にあったあのゲームがしたかったのか、キミ……と私が言った瞬間に彼は母親にすがりついて泣き出す。母親に「やりたいんやったらすぐに『やりたい』て言わなあかんで」と言われて「ごめんなさい、ごめんなさい」と言いながらまた泣く。いや、謝ることはないんだけど。カミさんは「涙を服に擦りつけんといて」とか言っている。うーん、やっぱりあんまり相性が良くないのかのう。
▲9月7日(土)▼ →
明日は息子がプールに行きたいと言っているので、プロアトラスWで場所を調べる。なんだか、道が入り組んでいて最短距離が直感的によくわからない。こういうときにこそコンピュータを使わなければ。ということでルート検索をすることにする。が、なんだかインターネットに接続してないと使えないらしい。うーむ、ウチみたいに常時接続環境だったら特に問題はないと思うのだが、まだまだ思ったときにインターネットに接続できない家庭も多いと思うんだがなあ。地図データに比べれば、ルート検索のための情報量など大したことはないんじゃないかと思うんだが。しかも、アクセスキーの有効期間が1年間らしい。何だそりゃ。地図データを売ったら商売のネタが無くなるのでこれで金を搾り取ろうという魂胆か。これだったら、ルート検索するためだけのためにゼンリン電子地図帳ZIIも入れるかなあ。
まあ、とりあえずウチは常時接続だし、先日購入したところなのでルート検索を使ってみる…が、「期限切れ」だと言われてしまった。おい、ちょうど3ヶ月前にメールで送ってきたキーだぞ。何で使えないんだ。うがー、もうアルプス社の製品は買わん! これだけ阿呆みたいなトラブルが頻発したソフトは他に知らんし、物の考え方が卑しすぎる。私はけっこう忍耐強い方だと思っているのだが、そろそろ我慢も限界である。やはり地図ソフトの会社は良くない。
▲9月8日(日)▼ →
先週に引き続いて昨日からMacのバックアップデータをPDからNASに移行している。今朝の段階でほとんどのディスクの移行が済んだ。あとは、かなり重複があるのでどうマージするか、だな。ついでに、CD-ROMソフトもめぼしい物はNAS上に仮想化する。これでいつでも見られるというものだ。やはり、こうでないと使わなくなっちゃうよねえ。
今日は息子のリクエストにより、プールに行くことになっている。私はまだ一緒に泳いだことはないのだが、カミさんやお義母さんの話によると、本人はかなり泳ぎを得意にしているようである。まあ私も父親として「水とのつきあい方」を教えておかねばならないと思っていたのだ。運痴だった私が唯一人並みにできたスポーツが水泳だったからな。水泳というのは、最初のうちは運動能力よりも「水とどう仲良くするか」の方が重要なのである。髪が長いと濡れたときに鬱陶しいので、午前中に散髪に行く。帰ってくると、混んでくる前にすぐ出発しようということになる。新婚旅行以来着たことのない水着を探してすぐに家を出るのである。ガレージのシャッターを開けようとして、右の背筋を傷めているのに気がついた。以前にも書いたが、私は猫背なので背筋を傷めやすいのである。しかし、息子も楽しみにしているしここまで出かける準備をして中止するとカミさんが怒るだろうし水中での運動ははリハビリにも使われるくらいだから大丈夫だろう。
プールは隣の市の市立だそうである。それにもかかわらず、温水プールなんだそうだ。廃棄物処理場の上にあるようなので、ゴミを燃やした熱で暖めているのだろうか。入場料も大人が600円で就学前の子供が無料というのはリーズナブルである。帽子着用が必須なのだが、それも無料で貸してくれる。客層はウチのように小学校入学前後の子供とその保護者、それから水の中で運動に来ている中年以降の人が中心である。さすがに小学校高学年から中学生はそんなにいない(こらこら)。まあ、私は裸眼視力が0.1以下なので、もしそういうのがいっぱいいたら逆に悔しい思いをしたんだろうけどね(これこれ)。
まずは着替えて場内に入り、準備運動をする。息子はまだうまくできないが、身体を動かしてればいいでしょう。温水プールだし。子供用のプールで身体を水に馴染ませてから、ウォータースライダーに滑りに行く。これはけっこう速かった。息子と一緒に滑ったのだが、プールに落ちるとすぐに監視員のお姉さんがやってきて一人ずつ滑るように言われる。ウォーキング用のプールに息子を抱いて入ったときにも即座に4年生未満はダメと言いにくるし、かなり管理にはうるさいようである。市立だからねえ。
息子は、足の立たないような深いところにも平気でついてくる。潜ることに何の抵抗もない。水底でジャンプしては水面に出て「ぷはっ!」と息をしている。まだ息継ぎとまではいかないようで、1〜2度それをやると私にしがみついてくるのだが。それでも水に対する恐怖心がないのはいいね。そういうことで、水と仲良くする第一弾として「浮かびかた」を教えることにする。仰向けになって顔だけを水面上に出し、手足を軽く動かすだけで浮かんでいる体勢である。これを覚えれば、真水で足の立たないところでも最低限の体力の消耗で過ごすことができる。しかし、まだ力を抜いて楽に浮かんでいるのは難しいようで、必要以上に手足を動かしてバシャバシャしてしまう。やはりこれは浮かびやすい海で教えるべきことか。それでも、何度かは仰向きで浮かんだ状態になった。なかなか筋がよろしい(親馬鹿)。
私も泳ぎたいが息子を放っておくわけにもいかないので、息子を背中に乗せて平泳ぎで泳ぐことにする。これはなかなかキツい。そのうちに、だんだん身体が沈んできて浮かんでいるのに多大な努力を必要とするようになってきた。息子が水面上に身体を出そうとしているらしい。こらあ、浮力を少なくするんじゃない。顔をつけないで泳いでいると背中の息子が「とーちゃん、かおつけるん、こわいん?」と言いやがる。怖いわけじゃないんだ。速くなくてもいいから長く泳ぐときには顔はつけないんだ…と言い返す余裕はない。試しに何度か顔をつけて泳いでいると、背中に息子を乗せているので息継ぎを失敗してノドから鼻の方に水が入ってしまった。イテテテ。
1時間ごとに休憩があってプールから出されるようだ。2回目の休憩に入ったときに息子に帰るかどうか訊くと、帰るという。さすがに朝食を食べただけで午頃から2時間以上水の中に浸かっていると体力を消耗するだろう。ただ、プールから出るとなるとそれ以降はずっと腹が減ったと言い続けるのには参ったが。しかし、お父さんに連れられてきた小学校低学年くらいの女の子が男性用更衣室で着替えてたけど、これは人間としてどうかと思う…てなことを考える私の方が人非人か。
息子は腹が減って暖かいものが食いたいと言っている。ラーメンが食べたいらしい。久しぶりに例のラーメン屋に行ってお昼のセットを食べるのである。息子が疲れているので、帰りに隣の古本屋には寄れなかった。
▲9月9日(月)▼ →
今日は通勤中に「Love Triangle」(DIANA KING)を聴いている。先日中古で買ってきたうちの1枚である。オリジナルアルバムかと思っていたのだが、聴いてみるとリミックスばかりのようである。「Ain't Nobody」をテンポを上げてやってくれたのはいいんだが、リミックスはなあ…まあ、350円だからいいか。でもこれ、先日の「BEAT’N LIPS #1」(Letit go:→【amazon】)もそうだったが2千円以上出してたら怒り狂ってただろうな。CDの新品は高価いので、ハズすとダメージが大きい。CDが売れなくなったと騒いでいるようだが、こういうのの積み重ねも一因なんじゃないだろうか。当たり外れがあるCDを買うよりは携帯でダベったりしている方が、確実に楽しくなれる。そう思われてるような気がするぞ。
テレビ会議があるというので、今日も夕方から発注元に移動する。途中でジュンク堂に寄り、「イリヤの空、UFOの夏 その3」(秋山瑞人:電撃文庫:→【amazon】:→【bk1】)の自分のぶんを買う。ふつうの本なら夫婦で共用して相手のを借りて読んだりするのだが、この作者に関しては今までの著作はすべて各人一冊ずつ買っているのである。そして、ついでにソフマップとヨドバシカメラに寄り、軽いノートパソコンに出物がないかどうか見てみる。そろそろFIVAも古くなってきたので出張用のノートの買い換え時期じゃないかなと思うのだ。そろそろ、発表されて3年になるからなあ。最近、ちゃんとシャットダウンしなくなってきているのが怖い。仕事がキツくてストレスが溜まってるしね。FIVAの新型が出ないのでLOOX Sあたりを狙っているのだが、ヨドバシカメラで16万弱で売っていた。20%ポイント還元だということは、それを引くとネット通販とそれほど変わらないか。でも、AirH"INは感度が悪いらしいし、無線LANもまだ使わないよなあ。有線LANモデルは無くなっちゃったのか。家の中でも無線LANを使う気はないし。将来のことを考えると無線LANモデルになるのかな。ホットスポットも一般的になってくるだろうし…などと考えても、けっきょく買わないのである。
▲9月10日(火)▼ →
今日は通勤中に「LOVE UNLIMITED ∞」(DREAMS COME TRUE:→【amazon】)を聴いている。やはり聴いていてデビュー当初のように気持ちよくない。「ありきたりの音楽をなぞるのは嫌だ」とばかりに、メロディの流れが変化する。それにこちらの身体がついてゆけない。やはり音楽は楽しめてなんぼ、だよなあ。
今日は昼休みに仕事場近くの本屋で「クロスファイア 上」(宮部みゆき:光文社文庫:→【amazon】:→【bk1】)が出ていたので買った。なんだか、あちこち大量に展示してある。それほど大きな店でもないのに、店頭のワゴンを占拠し、店に入った突き当たりに専用のスタンドが立ち、もちろん新刊文庫のコーナーにも平積みになっている。この店には人気作家のコーナーがあるので、そこにも平積みだ。これは売れると思ってるんだろうなあ。新書で出てる作品でも文庫にするとまた売れたりするんだろうか。
帰りの通勤電車の中で「月の裏側」(恩田陸:幻冬舎文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読み終えた。読み応えはあったが、巷で言われているような傑作だとは思わなかったな。ストーリーに矛盾があるような気がするし。しかしこの作品を読んで思うのは、登場人物のレベルの高さである。よくみんなこんなに深い教養を持ってかつ鋭い発想ができるもんだ。私のような薄々の一般人にはとても及ばない境地である。周囲を見回しても(私の周りだけかもしれないが)こんな会話ができる人間は何人もいないぞ。出てくる登場人物がほとんどそうだなんて…まあ、こういうコミュニケーションをしたい人間は自然と集まってくるのかもしれないんだけどね。私なんかと話しててもまったく楽しくないと言われそうだ(犬に喋ってる方が楽しい、とか言われたりして)。作者の周りもそうなのかな。
今日も発注元の作業場所で仕事をしていたのだが、何だかんだと用事を言いつけられて21時過ぎまで帰れない。家に着くと23時前である。しかし息子は起きていた。明日はお義母さんが牧場に連れて行ってくれるそうなので夜更かししてるのかな。それでも彼は私が食事をしている間から「はやく、ほんよんで、ねたい」とか言っている。カミさんはまだ寝たくないようである。急いで食事を終えて歯を磨く。私が寝室に入ってゆくと、息子は母親の方に転がって逃げてゆく。今夜は父親が嫌いなようである。まあ、ちょっと我慢してくれ。
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