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▲6月1日(金)▼ →
昨日の午後から眉間が痛い。風邪を引いたかな。今朝はさらに痛みが右眼窩の上端から上部に向かい、頭頂部の1〜2cm右にも痛みの中心ができている。なおも右首筋を通って右背筋まで凝ってきているような感覚さえある。しかし今日は月初だし打合せの予定も入っているので休めない。娘もここ数日でいちばん熱が高いのだが、私もカミさんも休めないのでカミさんの実家にお願いして仕事に出るのである。
先日動作がおかしくなったmp3プレーヤーだが、放置しておいたらバッテリーが切れたので昨夜から再充電していた。それで電源を入れてみたら正常に起動して音楽を再生することができた。よかった。復旧不能な障害ならiPodの30GBを買わねばならないかと思っていたのだ。ホッとしたような残念なような(こらこら)。
まあ、行けるところまで行って、フラッシュメモリ版の容量が32GBになったら買おう。現状の最大が8GBだから、1年で倍になるとして2年後か。そこまで保つかなあ。
▲6月2日(土)▼
娘は扁桃が腫れていたということで、まだ38度の熱があるそうである。それで、父親が嫌いになっている。泣いているので馳せ参じると、「とーちゃん、きらい!」「かーちゃんが、いいのっ!」と言われてしまう。ふにゃふにゃ。眠いときとか体調が悪いときはどうしても母親でないといけないようである。
隣の部屋で娘とカミさんが寝ているので、私はファイルサーバ上にある新聞記事データを整理するくらいしかやることがない。音を立てないよう気を遣ってパソコンを操作していると、情けなくなってくる。HDD&DVDレコーダーに録画している番組も、貯まってゆくばかりである。
昨日は帰りにレンタルビデオ屋に寄り、久しぶりにCDでも借りてみようかと思ったのだが、レンタル料金を見て愕然とした。DVDの倍以上する。単純比較はできないかもしれないが、音が1時間も入っていないものが絵と音が2時間くらい入っているものの倍以上の金を出さないと借りられないというのはどういうことだ。考えてみれば買うときにもそうなってるよな。これじゃあユーザがどちらを買うかは歴然だ。CDが売れなくなっているというのも当然だな。
独身時代(もう20年くらい前か)年に100枚以上のCDを借りてた頃は買うのも借りるのもCDはビデオより安かった。しかし、DVD時代になってビデオの価格が劇的に下がったのに音楽は旧態依然のままである。CDのプレス費用も安くなってるだろうに、それが利用者に還元されていない。こういう業界に未来はないよな。
夕方になって、娘の体温も平熱に下がった。まだ父親を嫌っているようだったが、缶入りドロップを渡すと懐いてきた。キミは食い物でそんなに態度を変えるのか。
▲6月3日(日)▼ →
今朝もカミさんと娘は遅くまで寝ている。息子に続いて起きて朝食を食おうとしていたら電器屋がやってきた。我が家のドアホンにはカメラがついていて、室内から訪問者の顔を見ることができるようになっているのだが、先週から音声の送受信はできるが画像が見えない状態になっているのである。
それで調べてもらったのだが、内と外で機械を取り外して接触を確認しただけであった。ユニット化されているので現場でバラして調べることもできないようだ。代替機もないということで、カメラとモニタのどちらが悪いかもわからない。バックライトも点灯していないので内側のモニタがおかしいのではないかということであったが、交換して直らなかったら悲劇だな。
提示された選択肢は以下の3つであった。
- 内側の機器を修理に出す(その間外側の機械が使えなくなる)
- 内側の機器を交換(直る保証はないし、万単位の金がかかるらしい)
- 内外とも新しい機械に買い換える(カラーになって3万程度とのこと)
それぞれについて必要な費用を調べてもらうことにして帰ってもらったが、第4の選択肢としてこのまま音声のみのインターホンとして使うというのも有りかな。
今日も眠い。娘に一緒に昼寝しようと言ったが振られたので、独り寂しく眠るのであった。そして夕方に起き、散髪に行く。昨日カミさんに行くよう命令されたのである。
▲6月4日(月)▼
今日は朝から京都に移動して作業。今回も往きは日光が強くてSL-C3200のディスプレイが見えないので「さよならロビンソン・クルーソー」(集英社文庫)を読む。それで「キャプテン・クラップ・スナックス」(ジョナサン・ファースト/鏡明)を読み終えたのだが、これは私の「読みたいSF」ではなかったなあ。…というか、こんな内容じゃ読んだ意味がなかった。
帰りはSL-C3200で、二代目無限壁のログを読みながら帰る。やっぱり面白い。多少気力が落ちているときでも、無限壁のログは楽しく読める。
▲6月5日(火)▼
今日は夕方から船場の客先で打ち合わせ。往きに心斎橋のブックオフに寄ったのだが、「世界の歴史」の学習漫画が3冊ほど安くなっているのをみつけてしまった。これを持って客先に行くわけにはいかないよなあ。けっきょく帰りにもう一度寄って買うことになる。まあ、コミック文庫の105円コーナーに、往きに無かった掘り出し物が出てたからいいか。
家に戻って食事中にテレビを点けるとサッカーのコロンビア戦をやっていた。前半の終わりから見たのだが、互角以上に戦っているように見える。新聞では「劣勢耐え分ける」という記事もあったんだが。
どうも前半は押されていたようである。まあ、「序盤のコロンビアが世界レベル」というのが事実なんだろう。スケジュール的にも中1日だったらしい。しかし、高原は強い選手だねえ。競り合ってもなかなか負けない。さすがに海外で活躍しているだけのことはある。
ショックだ。シャワーを浴びるために服を脱いでいると、前屈みになったとき腹にある脂肪の塊が存在を主張してそれ以上私の上半身を傾けるのを邪魔する。その状態のまま手で掴むと…うわー、これが腹についているのかあ。自分の身体の一部なのか。脳が自己の一部であると認識するのを拒否している。自転車を自分の一部だと認識することもあるくらいなのに。
「自己」というのは「脳にとっての自己」とか「免疫にとっての自己」とかいろいろあるらしいが、それを思い出してしまった。ズボンも穿きにくいのが増えてきたし、そろそろダイエットを考えるかな。
▲6月6日(水)▼
今日は午後から京都の客先に移動して打ち合わせ。相変わらず移動中にはSL-C3200で二代目無限壁のログを読んでいる。家に戻ってからも、カミさんが今日から3連休で夜更かししているのにつられてPCで三代目無限壁のログを読み出すと止まらない。気がつくと3時を過ぎてしまっていた。明日も京都に行くのに大丈夫なんだろうか。
先週あたりからどうも右足の甲が痛くて、ふつうに歩けない。先日猫を追いかけていてぶつけた第二指(手だと人差し指)の奥にある骨のあたりが痛いので、あの事故が原因なんだろうか。怪我してしばらくは、その指が紫色に腫れ上がって(今でも紫色)いたのだが歩くのには不自由はなかった。骨折だったらこんなに時間が経ってから痛み出すことはないと思うんだがなあ。
それで、右足の甲に力がかからないよう足の外側に体重がかかるように歩いている。速く歩けないのがもどかしい。それでも前を歩いている人間が遅いとイライラしたりする。加速して追い抜けないのがまたストレスである。それに、平常と違う動きをしているので、踵のところが靴と擦れて痛い。
足の甲の痛みも日ごとに酷くなっているような気がする。このままでは踵だけを使うような歩き方でないと歩けないようになってしまうんじゃないか。医者に行った方がいいかなあ。また医療費がかかるなあ。
▲6月7日(木)▼ →
今日は朝から京都に移動して作業。今朝は夜更かししたので眠く、往きの電車の中ではずっと眠っている。帰りはSL-C3200で二代目無限壁のログを読んでいる。多少しんどくても、これならできる。逆に、これを読んでると他のことができない。
家に戻ったときには22時を過ぎていたのだが、玄関に入ると寝室から子供たちがわらわらと下りてきて土産物をねだる。階上からカミさんが「母ちゃん(同人誌の原稿で)忙しいんやから寝えへんのやったら下りるで!」と怒鳴って下りてしまった。
こんな時間に帰ってきた私が悪いので、上がって子供たちを寝かせることにする。娘が「まんまん(陰部)、かい(痒い)」と言うので薬を塗ってやっていると、妙な感じだな。まあ、ロリコンとしては、少女の性器に対する神秘性が無くなるからいいことなのか。
そして娘が眠ってしまったときには、私も起き上がれない状態になってしまっていたのであった。寝るために上がってきたカミさんに起こされて階下に下りたのはいいが、起きていられずに畳の上で意識を失う。気がついたときには5時を過ぎていた。夕食に用意されていた冷奴だけを食って抗鬱薬を飲み、日記を書いてから歯を磨いてまた寝室に上がる。
▲6月8日(金)▼
昨夜は変則的な寝方をしたので体調が悪い。朝起きてウガイをすると、ノドの奥から血の塊が出てくる。風邪を引いたかな。
当サイトでは以前から高野連を最低の組織だと書いてきた(だいたい、「天皇」と呼ばれる個人が死ぬまでトップに居座れるような組織がマトモな組織であるわけがない)し、心ある人々はそう考えていたと思うのだが、例の特待生問題で一般にもそういう認識になってきたようだ。でも、蛙の面に小便、のようだな。
▲6月9日(土)▼
今日は仕事に行くカミさんが起きて、寝ている娘に「保育所行くか、父ちゃんと寝てるか」と訊いているのを夢うつつで聞いている。それで「父ちゃんと寝よ」と言うと娘は私と寝てくれる気になったようである。受け取った娘を抱きしめて、娘を持つ父親の幸福を堪能する。
しかし、今夜は徹夜作業をするので昼間に寝ておかねばならないことを思い出した。それでやはり娘には保育所に行ってもらうことにする。抱いて居間に下りたが、彼女はもう保育所に行かないつもりになっているようで「ほいくしょ、いかへん」と繰り返して泣く。カミさんが早めに迎えに行くということで何とか納得してもらった。
娘を着替えさせて保育所に行く。自転車から降ろすと、手をつないで彼女のホームルームまで行く。荷物を所定の場所に置き、みんなが遊んでいる部屋に行って別れるときになると、最後は手を振ってくれたのだった。
息子は友達と遊ぶと言って出ていったので、HDD&DVDレコーダーに録画した番組を消化して過ごす。半分寝ながら見ていると息子が帰ってきて、しばらくすると友達がやってくるということである。それじゃあ寝ていられないなあ。
息子の友達がやってきて、隣の部屋で遊んでいる。息子の好きなゲームとか遊びをやっているようだが、相手は楽しめているのだろうか。そのうちにカミさんが娘を連れて帰ってきた。娘は隣の部屋が気になって仕方がないようである。まあそうだろうねえ。
今日は夕方から京都の作業場所に行って徹夜作業である。カミさんに車で駅まで送っていただく。足が痛いし、向こうでもかなり歩くので有り難い。現地では2リットルペットボトルの緑茶と夜食のパンを買って作業場所に入る。
▲6月10日(日)▼
徹夜作業は9時過ぎに終わり、家に戻る。金券ショップで平日用よりも安い土日祝用の回数券を買って乗っているのだが、昨日も今日も電車は思ったより混んでいる。例によって朝方の阪急特急車内は明るくてSL-C3200のディスプレイが見にくいので「さよならロビンソン・クルーソー」(集英社文庫)を読む。本を読んでいると眠ってしまうのではないかと思っていたのだが、家の最寄り駅まで眠らずに過ごせた。
まずは「魚の夢、鳥の夢」(エリザベス・A・リン/佐藤高子)を読み終えたのだが、これはまあまあ読めた。この水準ならギリギリ腹は立たないだろう。続いて「SFパズル・医師のジレンマ」(マーチン・ガードナー/小隅黎)だが、これは短編小説というより「頭の体操」だな。幸いにも私は正解することができたのだが。
午ごろ家に戻り、夕食時まで寝る。そしてシャワーを浴びると、また子供たちと一緒に寝室に入るのである。寝る前にはそれほど眠く感じなかったのだが、すぐに眠ってしまったようである。
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