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▲6月11日(月)▼
今朝もカミさんが起きるまで寝ている。けっこうスッキリと目覚めることができた。なんだかずいぶん夢を見ていたような気がする。内容は思い出せないのだが。やはり夢を見るほど浅く眠れるくらい寝ないといけないのだろうか。
それに対して娘は眠いようである。抱いて居間に下ろしても、スースー寝息を立てて眠っている。息子が起こそうとしても起きない。昨日は昼寝をしていないようだからな。息子が出て行ってから起きたのでパンを食わせたのだが、今度は朝食を食べたせいか私が眠くなってきた。家を出るまでちょっと仮眠する…つもりだったのだが、気がつくと家を出るべき時刻になっていた。いつも乗る電車に乗り遅れる。どれだけ眠れば足りるのだ。
娘はセロハンテープを大量に使用する。今夜も新聞の折り込み広告を丸めて(直径1センチ未満で長さは1メートルくらいある)棒を作っている。1カ所だけ留めればいいんじゃないかと思うのだが、念には念を入れる性格のようで何重にも貼りまくる。カミさん見せられて驚いたのだが、今日は自分で絵を描いた紙をテープで貼り合わせて製本していた。ほとんどズレのない精度である。木根さんが我が家でコピー誌の製本をしていたのを見ていたのだろうか。
ついに(と言うべきだろう)桑田がメジャーで登板したそうだ。「Aロッドへの初球。甘く入ったスライダーをライトスタンドへ運ばれた」という記事を読んで、なんで真ん中に投げたんだろうと思ったのだが「(打席の中で)前へ寄ってきた。変化球狙いか、内に投げさせて引っ張るのか」「いろいろ考えながら」という駆け引きがあったのね。
前の打者への四球も「緩急を付けても見極められ」、「ストライクからボールになる、普通なら打ってくれるところを見逃された」ということなのか。やはりメジャーでもトップクラスになると一筋縄ではいかないか。「緊張感が影響したようだ」という報道もあるようだが。
▲6月12日(火)▼ →
目が覚めて時計を見て驚いた。家を出るべき時刻まであと30分しかない。息子は早出なので祖母の家に泊まっていて、カミさんと娘はまだ寝ている。慌てて飛び起き、顔を洗ってパンを囓りながら日記の更新をする。着替えたときにはすでに家を出るべき時刻は過ぎていた。家を出て「遅刻ちこくぅ!」とか言いながら走っていると、雨戸を開けたカミさんに「まだ8時やで」と呼び止められた。……ハァ?
よく考えてみると、時刻を1時間、勘違いしていたのだった。アホや。
『5.6型ワイド液晶搭載超小型PC「LOOX U」』ですか。約580gかあ…物欲が刺激されんこともないけど、すでに持ってるLOOX S(これもLOOXだ)と画面解像度が同じだからなあ。質量が3分の2になるとはいえ、実家に帰省するときくらいしか使ってないわけだし。ふだん持ち歩くのはLinuxザウルスで充分だし。
メインのノートも4年以上前に買ったNT-5000(OSはWindows2000)でまったく不自由は感じてないし、壊れない限り買い換える気にならないからなあ、最近は。
▲6月13日(水)▼ →
本日、娘は遠足である。昨夜は遅くまで眠らずに寝室で歌を歌っていたのだが、今朝も元気なようである。いつもの鞄に加えてリュックを背負い、外地から帰ってきた引揚げ者の子供のような格好で保育所に出発した。
今日は月に一度の歯医者に行く日。今回も歯の掃除だけで、特に治療はなかった。歯の磨き方は概ねいいそうだが、右上の前面に汚れが溜まっているということであった。「何本かまとめて磨こうとしてません?」と言われたが、確かにその通りなのである。
▲6月14日(木)▼
今日は先週土曜日に夜勤をした代休を取る。それで、足が痛いので整形外科に行くことにしている。しかし、いつものように起きると眠たくて、妻子が家を出てしまうと畳の上で気を失っていたのだった。
昼前に行ってみると、かなりの人数が待っているようである。「1時間以上かかるかもしれないので、午後の部にしてもらえば待たずに診療できますが」というようなことを言われたが、天気が悪いのでそのまま待つことにする。梅雨時の外出は憂鬱だ。外出しなければ「休んでよかった」ということになるんだろうけど。
まずは問診である。指を見て「1ヶ月経ってまだこんなに色が変わってるのはマズいかも…」と言われる。そうなのか。詳しくレントゲンを撮らねばならないということで、角度を変えて4枚撮られる。待たされている間はドキドキである。
結果的には、指はやはり骨折していたようだ。1枚だけ、先から2本目の骨の手前側が欠けているのが確認された。仮骨はできているらしいが、歩くときに動くので固まりきれてないそうだ。足の甲は大丈夫だそうである。やはり無意識のうちに指をかばって負荷をかけてたのか。
そういうことで、包帯で左右の指と一緒に固定される。足の指用のギブスというのはないのか。入浴時は濡れないようにしろと言われた。かなり香ばしくなりそうだな。
ふつうなら1ヶ月もすれば治るそうだが、歩くたびに動くところなので骨が固まらなかったらしい。「治療法を間違えたね」って、治療してなかったんですよ。
右足は踵で歩くように言われる。私も足の甲が痛いので足の内側や外側の縁に体重を掛けているとそこが痛くなってきて、不格好だし歩くのは遅くなるけどそういう歩き方をするしかないかという結論に達していたところだったのだ。
家に戻ると、午をかなり過ぎている。カミさんが帰ってくるとテレビを観にくくなるので、思ったより録画済みの番組は消化できないな。妻子が帰ってきてから、寝室に上がってまた寝る。どうしてこんなに眠いのか。
▲6月15日(金)▼ →
今朝も眉間のあたりが痛い。今回は眼窩の下から頬骨の縁を通り歯茎の上部にかけてが痛い。特に鼻の下の両脇に重苦しさが集まっている。そのあたりにツボがありそうな感じだが。昨日は何度か不用意に眠ってしまったので、それで鼻が炎症を起こしたようだ。
今夜はカミさんが職場の飲み会に行くというので、息子をスポーツトレーニングセンターに迎えに行く。天気が心配だったのだが、息子は自転車で行ったというメールが来たので家に戻って自転車で目的地に向かう。しかし、脂肪が付いたせいか暑い。走り出すと、身体の奥から湧き出てくる熱と風が身体の表面でぶつかりあうのを感じる。
息子は500mlのペットボトルに入れていったお茶を飲んでしまったというので、スポーツセンターの前にあった100円の自販機でペットボトルのドリンクを買ってやる。そして彼の後ろについて自転車で帰る。彼も私鉄の1駅以上の距離を1人で往き来できるようになったんだなあ。バットケースを肩から掛けてるせいか、ちょっと乗り方が不安定だったが。
息子をカミさんの実家に行かせて待機していると、ものごっついオタク夫婦からの宅配が届いた。「娘の好きなもの」という予告から想像していた通り、プリキュアやアンパンマンのグッズであった。寝る前に見た娘は大喜びである。
カミさんの実家で夕食を食わしてもらっていた娘が風呂は父親と入りたいと言っているということなので、急いで自分の夕食を買いに行ってから彼女を迎えに行く。彼女にテレビで放映していたラピュタを見せながら飯を食い、風呂に入れる。娘は後で続きを見せてくれと言っているが、以前放映していたのを焼いたDVDを探してくるのは大変だなあ。
娘を風呂に入れるのはいいが、骨折しているため右足は濡らせない。夕食を買ったスーパーでもらったポリ袋に包んで、鬱病の薬をまとめてあった輪ゴムで留める。それでは浸水を完全にはシャットアウトできないのでなるべく湯がかからないようにしたいのだが、3歳児と一緒に入るとなかなかそういうわけにもいかない。ついには、娘がお湯を入れて浴槽の縁に置いていた手桶を右足の上に落とされてしまった。第4指の上だったからよかったが、数センチずれていたら大変なことになるところだった。
うわー、こういう記事を読むと、ますますPS3が欲しくなるなあ。ゲーム機としてではなく、AV機器として。それじゃあソニーは儲からないんだろうけど。そう思っていながらも、もう少し安くなるかも…と考えている自分がここに。
▲6月16日(土)▼
今日はカミさんが仕事なので私が、娘を保育所に送ってゆく。保育所に着いて手をつないで娘のホームルームに入ると、彼女は鞄からノートをうまく取り出せずに「あーもう!」とか言って怒っている。誰の真似だねそれは。昨日もらったプリキュアのハンドタオルをさっそく今日持ってきているのだが、絵が表にくるように掛けている。このあたりも彼女のこだわりであろう。
昼前に骨折の治療で整形外科に行く。今日は包帯を替えただけであった。来週の木曜日にまたレントゲンを撮るそうである。先日は「包帯で左右の指と一緒に固定される」と書いたが、本当は(今回は指の間を消毒してから)両側の指との間に脱脂綿を挟んでからテープで固め、その上から包帯を巻いていたのだった。
今日の昼食は息子と2人で摂ることになる。彼は寿司が食いたいなぞと贅沢なことをぬかしていたのだが、「メガてりやき食わへんか?」と言うとその気になったようである。娘のためにプリキュア前作のDVD第一巻を借り、マクドに行く。並んだ窓口のねーちゃんが新人のようだった上に前にいた中学生が友達の分も言いつかってきたようで注文に手間取り、かなり待たされた。
カミさんは帰ってきてから「眠い」と言いながらパソコンをいじり、昼寝に入ってしまった(寝室に内側からカギを掛けられていた。キミは本田泰人の嫁か!?)。それで私が娘のお迎えにも行くことになる。保育所に入って歩いていると娘は園庭で遊んでいたようで「おとーちゃーん!」と言いながら駆けてきた。両腕を拡げると飛び込んでくる。よしよし。
家に戻って娘とプリキュアのDVDを観るが、あまり良くない。主役の二人に魅力を感じないし、何より敵の怪物の造形がいいかげんだ(ネーミングも)。以前『「Yes!プリキュア5」はあまり面白くなさそう。前作の「ふたりはプリキュアSplash Star」はけっこう楽しんで観ていたんだが』と書いたが、1〜4回を比較すると「Yes!プリキュア5」の圧勝である。次に借りてくるのは満ちゃんと薫ちゃんが出てくる回からでいいかな。
▲6月17日(日)▼
飲み会明けの出勤はさすがにキツかったようで、今日のカミさんは昼過ぎまで寝ている。それで彼女が起きてくるまでは娘の相手。毎回感じることだが、1人の幼児を1人の大人が世話をするというのは効率的じゃないよなあ。まあ、他人に任せるリスクというのもあるんだが。
この土日は骨折した部位を動かしたくないので、なるべく外出して歩かないようにしている(最近はずっとそうだという話もあるが)。けっきょくパソコンの前に座ってゲームをしたりテレビを観たりしてダラダラと過ごすことになるのである。ああ、なんて非生産的。
カミさんはまた昼寝に入ってしまったが、私も眠くなってきた。鬱になる前に比べるといっぱい寝てるはずなんだがなあ。子供たちだけにするわけにもいかないので、階下の畳の上で寝る。
▲6月18日(月)▼
気がつくと、娘が隣に寝ていた。いつもなら私と一緒に眠っても、夜中にカミさんが寝るといつのまにかその隣に移動しているのに。熟睡しているようで、私の布団を掛けてもそのまま眠っている。なんだかちょっと嬉しい朝であった。
今日は早めに家に帰る。私は足を骨折しているので、娘はカミさんに風呂に入れていただく。風呂から上がった娘のアトピーの箇所にクリームを塗っていると彼女は「かおにもぬる」と言って指でアゴの先と両頬と鼻の頭と額にチョンチョンとつけ、それから両手で塗り込んでいる。母親が化粧しているのを見ていて真似してるんだろうなあ。息子はこういうことはしなかった。やはりこれは女性の本能か。
▲6月19日(火)▼
職場の自販機で「カフェラテ」の紙パックを販売しているのだが、その1文字目が見えずに「フェラテ…」と読んでしまった。思わず白濁した液体が入っているのを想像してしまったことであった。目がちゃんと見えてないというのはヤバいことではあるなあ。
今日は帰りに本屋に寄り、「最強!あおい坂高校野球部 12」が売っているのを見つけて買う。地区予選の決勝戦まで来て、ちょっとパワーが落ちてきてるかな。しかし、キャプテン格好いい。そう思ってる女の子、アナタは男を見る目があるよ。
昨日は帰りに骨折部位が痛んだので、今日はとくにそこに負担をかけないように歩いている。すると、ふだん使っていない第4指の根元とか太股の筋肉とか他のところが痛くなる。道程がいつもより長い。背中の荷物が重くなってくる。雨傘を杖代わりにして歩いていると、負傷して除隊された兵士が家に向かって歩いているような気分になる。左目も開けてないしな(右目がちゃんと見えないので左目は酷使しないよう不要なときは閉じているようにしている)。
そういえば、私が子供の頃(1960年代)にも街に行けば傷痍軍人(の格好をした人)がアコーディオンを弾きながら物乞いをしてたよなあ。その「意味」を理解したのは、そういうものを見なくなってからだった。あれからもう半世紀近くになるのか。彼らももう生きてはいないだろう。戦争というのも、物語とかニュースの中で見るだけの世の中になっちゃったよなあ。いいことなんだろうけどさ。
「なぜ生物が原子のサイズに比べてこうも大きいのか」というのは目ウロコでしたなあ。問われてみれば、アッ!と思いつく。不確定性原理と統計力学の狭間。なるほど、そう考えてみると無限に小さな世界に入ってゆくことは不可能だ。
「ロッテが四国IL・高知を買収!?」ですか。なるほどねえ。アメリカで指導者をしていた経験があれば、日本におけるマイナーの層の薄さは最大の弱点と映るだろう(韓国や台湾はさらに薄いそうだが)。独立リーグも以前心配したように当初の熱気が冷めて経営が苦しくなってきているようだから、既存の体制に組み込まれてゆくのも1つの選択肢なのだろう。
▲6月20日(水)▼ →
「最新のパソコンにVistaを入れて使ってる人が、このパソコンよりどれだけ凄いことができているのか知りたいくらいだ」と書いた私だが、この記事を読んで「ソニーのハイエンドモデルは化け物か!?」と思ってしまった。クアッドコアCPUにH.264のハードウェアデコード可能なGPU、メモリは3GB、HDDも3TB…って、HDビデオの編集をするならこんくらいのマシンが必要なのかもしれんけど。
私が足を骨折していて子供と一緒に入浴しづらいので、今夜もカミさんが娘を風呂に入れ、そのまま子供たちと寝室に入った。しかし締め切り前の彼女はすぐに下りてくる。しばらくすると階上から「おとーちゃーん、はよあがってきてー」という娘の声が聞こえてきた。やっぱり私が上がらなきゃいけないことになっているのですか。
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