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▲6月21日(木)▼
私はフレックスタイムを最大限に活用しているので、家族の中で最後まで寝ている。そうすると、子供たちと一緒に寝ればいちばん長く寝ていることになるのか。今朝は寝ていると階下からカミさんの怒鳴り声と娘の泣き声が聞こえてきた。締め切り間近なので睡眠不足なのかな。
娘はなかなか泣きやまず、やがて泣きながら階段を上って寝室に入ってきた。「かーちゃんが、はーと、くちゃくちゃに、しやってん」と私に訴える。どうやら彼女が紙に描いて色を塗り切り抜いたハート形の紙片を放ったらかしにしていたので捨てられたらしい。紙片のシワを伸ばして彼女を慰め、負ぶって階下に下りるのである。
今日は帰りに整形外科に寄る。包帯を取って足指を見た医者が「だいぶいいですね」と言う。色とか良くなっているらしい。まだ青黒いように見えるんだがな。レントゲンでも、骨がくっつきかけているそうである。「まだ隙間が見えますけど」と言ったら、それが無くなるには1年くらいかかると言われてしまった。足は臭くなるので、頻繁に包帯交換に来なければならないようである。
医者は私の足の第4指が内側に湾曲している(「オーバーラップ」と言っていた)のが気になるようで、「靴のせいかな、生まれつきかな」とか言っている。たぶん子供の頃に無理して小さい靴を履いていたせいだと思うんだが、子供に遺伝してると嫌だな。足の指が1本役に立ってないようなもんだから、走るのが遅かったのもそのせいかもしれない。
家に戻って食事を終えると、息子が将棋盤を持ってやってきた。将棋を指してほしいらしい。学校の必須クラブでBクラスに入っているらしいのだが、下級生に負けて2位になったのが悔しかったようだ。指してみると、もう10枚落ちでは勝てない。でも8枚落ちだとこちらも弱点がなくなるので負けなかったりするんだな。防御してないところは破れるが、守っている以上の戦力を集中して突破することがまだできてない。それに攻め合いになると敵陣しか見ていない。思ったほど強くなってなかったな。
娘は新聞の折り込み広告を丸めて棒を作り、それをセロハンテープで貼って加工するという作業を黙々とやっている。かなり職人気質の性格のようだな。和裁とかやらせりゃいいんじゃないか、などとカミさんと話すのである。
九州でも独立リーグの構想があるんですか。先に四国や北信越が存在してて新味は乏しくなるし、四国も苦しいみたいだから大変だろうと思うけど、頑張ってほしいものであります。逆にこの記事にもあるように、先行のリーグを利用することもできるんだし。
たった1社の株主総会にこれだけ詳細な記事が掲載されるのか。それだけ、ソニーという会社が注目されているということだな。久夛良木氏が退任したというせいもあるのか。
今夜は子供たちと一緒に寝室に入ったのだが、娘は一人で「チーズスイートホーム」を読んでいる。いつもは絵本を読まされるんだが。しかし、マンガとか見てると、そのうちコマ割りして絵を描きそうで怖いな。息子は「ガラスの仮面」を読んでいる。カミさんに読まされてハマったようである。まあ、あれは時代や年代を超えた作品だからねえ。
▲6月22日(金)▼ →
今日は朝から早起きしてメンタルクリニックに行く。雨が降っているのでカミさんに車で駅まで送っていただき、ふつうならそこから雨に濡れずに職場まで行けるのだが、今日は駅からクリニックまで傘を差していかねばならない。ああ鬱陶しい。
クリニックでの検査結果は、鬱領域は脱したがまだ正常ではないということであった。体重が増えたと言うと、食欲を増す副作用のある薬を減らされた。半年以上通って、はじめて薬が減ったような気がするな。
職場からの帰り道、家の前に続く路地に入ると、娘が「とーちゃーん!」と言いながら駆けてきた。母親の実家から帰ってくるところだったらしい。両腕を拡げ、しゃがんで彼女の身体を受け止める。おー、よしよし。
「はなわが音楽プロデューサーに転身“腐女子”ユニット作った!」…って、なんだか“腐女子”という言葉の使い方を間違ってるような気がしないでもない。
▲6月23日(土)▼
今日は実家で父の一周忌の法事がある。喪服を用意して、昼前に家を出る。近鉄に乗ると、娘はドアの窓にかじりついて外を見ている。このあたりは女の子でも変わらないのかな。
阪神のデパ地下で供物と昼食を買う。私はコンビニのパンでもいいのだが、成り行きで家族全員でデパートに入る。やっぱり人混みは苦手だ。カミさんはまったくそういうことは感じないようで、出口に向かう途中で思いついたようにチョコレートとか買ったりしている。やはり神経の太さが違う。
予定通り開始時刻30分前に実家に着くと、参列者はほとんど揃っていた。九州から母の弟妹が来ている。父の実家の当主は農作業が忙しいということで事前に来ていただいたそうなので母方の親戚ばかりだが、有り難いことである。…と思っていたら、群馬から父の弟が着くので弟が迎えに行くそうである。
住職がやって来られて読経が始まる。6畳間に10人以上が入っているので暑い。それはまだいいのだが、体重が増えているので正座がキツくなっている。以前ならいくらでも我慢できたのだが、これで1時間以上も耐えられるだろうか。そう思っていたら、トイレに立った娘が戻ってきて私の膝の上に乗ってきた。うぎゃー、これは想定外であった。まるで拷問だな。必死で重心をずらしながら耐える。
法要が終わってから、以前金婚式を行ったホテルに移動して1泊することになっている。カミさんは締切前だし私も旅行するくらいなら家で寝ている方がいいという人なのだが、母が金婚式の思い出を追体験したいということなら断れない。
移動手段は車だが、余った私と弟は電車で別行動する。電車を降りてから少し迷ったが、自動車組よりかなり早く着いた。しかし、明石海峡大橋の下を通ったのだが、ここって神戸市だったのね。
先にチェックインを済ませ、部屋割りを決めながら待っている。かなり待ってウチの家族が着いたのはいいが、息子が車酔いしたそうでグッタリしている。これも私に似たのかねえ。小学生時代の私は自家用車やバスに乗るだけでゲーゲーいってたからなあ。
ウチは里帰りとかカミさんがイベントに行く以外は旅行をしない家族なので、娘は物心ついてからホテルに泊まるのは初めてである。部屋に入るとベッドの上で跳びはね、室内をあちこち探検しているのだった。
夕食はホテルの中華料理屋で1部屋借り切って全員でお食事会である。母は美味しいという評判を聞いてここにしたそうだが、私にはちょっと上品すぎて物足りない。王将とかの方が舌に合うんだよな。困ったもんである。
娘は実家で見つけた貝殻が気に入ったようで、部屋に戻ってからもずっと持ち歩いている。何がそんなに気に入ったんだか。
▲6月24日(日)▼
今朝はホテルでバイキングの朝食を摂り、母と弟は親戚たちと金婚式のときのコースをたどるということで、ウチと妹夫婦は別行動ということになる。子供たちも疲れているようだしカミさんも締切前なので、その方がありがたい。
雨が降っているのでホテルのシャトルバスで駅に向かう。バスに乗っているのはウチの家族以外はカップルばかりである。しかも女性の方がみんな楚々とした美女で、こんな相手と昨夜はあんなことやそんなことをしたんだなと思うと、なんだか非常に悔しい。連れているのが茶髪の馬鹿そうなねーちゃんだったら腹も立たないんだが。やっぱりこういう高級そうなホテルに泊まるのはそういう層ではないんだろうな。
駅のエスカレーターに乗って後ろを振り返ると、件のカップルが寄り添っており、女性の方は男性の肩に頭をもたせかけて目を閉じている。うがー、やっぱり昨夜はあんなことやそんなことを…(以下略)
駅近くのスーパーで飲料やパンを買い込み、電車に乗る。娘はカミさんと一緒に座っていたのだが、しばらくすると眠ってしまったようである。やっぱり疲れてたのね。梅田に着いて起こしてもなかなか目覚めない。けっきょく私が負ぶっていくことになるのである。
家に戻って荷物を片づけ、娘のリクエストでHDD&DVDレコーダーに録画していた「獣拳戦隊ゲキレンジャー」を再生する。カミさんが洗濯物を干しに2階に上がって下りてこないので見にゆくと彼女は昼寝をしようとしていた。それで私が子供たちの相手。息子は野球中継を観ている。娘はプリキュアを観たいというので再生してやる。
私が息子と一緒に野球を観ていると、娘が「こわいからこっちにきて!」と言う。どうも悪役キャラが出てくると怖くて独りでは観れないようなのである。そうこうしているうちに彼女はびーびー泣いて、そのまま階上に上がって静かになってしまった。母親と一緒に眠ってしまったようである。
しかし私も疲れた。パソコンを使っていると座っていられなくなり、そのまま横になって気がついたら眠ってしまっていた。ああ、明日からまた仕事か。しんどいなー。
▲6月25日(月)▼ →
今日はまた、いつもにも増して眠い。仕事中もいつものように緑茶を大量に飲んでいるのだが、それでも眠い。やはり、土日に移動したのが応えているのかな。
今日は早めに仕事場を出て整形外科に寄る。左右の足を比較して、だいぶ良くなっているがまだ腫れているということであった。今夜は包帯で固定しないので足を洗って明日また来るように言われる。やっぱりかなり臭かったんでしょうか。
家に戻ると、娘が発熱していた。園庭の隅で動かなくなっていたので保育所の先生が行ってみると熱くなっていたそうである。今朝も熱っぽかったようだからねえ。そうすると、昨夜寝る前に「きもちわるい」と言って上顎の奥を指していたのはノドが炎症を起こしかけてたのね。次回からは気をつけなくては。
▲6月26日(火)▼ →
今日は整形外科に行かねばならないのだが、骨折部位を固定していない期間は短い方がいいだろうし足が汚れてないうちに包帯を巻いてもらった方がいいだろうということで、早起きして出勤前に寄ることにする。カミさんは仕事が休みで娘がまだ熱があるので彼女らは朝食を食べてすぐに寝室に戻る。
診療開始の10分以上前に入ったのに待合室には婆さんが10人以上ギッシリ並んでて、絶句。やっとのことで受付のお姉さんに「どんくらいかかります?」と訊いたら「診察ですか?3人目ですけど」と言われてホッ。みんなリハビリに来てるのね。
昨日は土日の疲れか眠かったのに今朝は夜更かしをしてしまって早起きしたので、昨日にもまして眠い。今夜は早く帰って早く寝たいのだが、なんだかダラダラとして寝る気も起らないんだよな。どうなってしまうんだろう。
先日「LOOX U」に対して「壊れない限り買い換える気にならない」と書いたが、こっちの方が魅力的だな。価格が10万を切るというのがよろしい。まあ、「LOOX S」を買い換える気にならないのは同じだけど。
▲6月27日(水)▼ →
今朝も娘は熱がある。しかし元気なのは元気で、私が出勤する前に「おとーちゃん、おしごと、がんばってな」とか言ってくれるし玄関で私の頬っぺたに「ぶちゅっ」としてくれる。頑張んなくちゃいけないね。今日もカミさんは出勤日ではないのでお願いして家を出る。
社会保険庁ってのは酷いところみたいですねえ。まあ、腐れ役人が国民の金を預かっててとりあえず目に見えることはしなくていいんだから、こうなるのは必然か。なんでみんなもっと怒らないんだろう。一人ひとり公衆の面前に引っ張り出して、自分たちの扱ってる金についてどう考えているかを問い詰めて吊し上げてもいいくらいのことをしてると思うんだがな。まあこれも、今ひどい目に遭ってるわけじゃないから、イマイチ実感がないのかな。
▲6月28日(木)▼ →
娘の熱が下がらないので、今日は私が休むことになる。カミさんは明日休むようにしてくれたようである。それで娘と二人して昼過ぎまで寝ている。娘はまだ熱がある。測ってみると38.7度。食欲もないようで、何を勧めてみても食べたくないという。
水分を補給していたら、ようやくチョコレートが食べたいと言った。それで出してきたが、それもあまり食べない。そのうちチーズを食べたいと言ったので食わせていると食パンが食いたいと言い出す。生で何も塗らなくていいというので食わせたのだが、端っこを少し囓っただけで、チーズと一緒に吐き出してしまった。困ったもんである。
退屈だというので、またアニメを見せて過ごす。散歩に行きたいとか言っているが、外に出すわけにはいかない。
カミさんが帰ってきて夕食を食べると睡魔が襲ってきて、居間の隣の部屋で横になりそのまま眠ってしまう。起こされて寝室に上がったが、そのまま睡眠に入ってしまうのであった。
▲6月29日(金)▼ →
昨日あれだけ寝たというのに、今朝も家族で最後まで寝ている。寝過ぎたせいか、午前中はイマイチ頭が働かない。困ったもんである。
帰りに整形外科に寄る。受付時間に間に合わせるために一部の仕事は来週に先送りする。ビルを出ようとすると雨が降っていたので急遽ルートを変更して京橋廻りで帰っていたらギリギリの時刻になってしまった。
今日も包帯を替えるだけ。包帯が整っていると感心された。ふつう足だったら乱れるんだそうだが。それだけ気をつけて歩いているということか…いや、要するに運動不足なんだな。しかし仕事とはいえ、他人の洗ってない足に巻いてある包帯を交換するのって大変ですなあ。
娘はまだ37度台の熱があるそうである。医者の見立てだと昨夜あたりから下がってくるだろうという話だったんだが。彼女は熱を出すと頻尿になる上に風呂に入れないので、陰部が肌荒れを起こしているらしい。排尿した後に拭いてやると痛かったといって泣いて怒られる。寝る前には、オシッコをすると痛いのでどうすればいいのかと問われる。どうすればいいんだろうねえ。薬を塗っても沁みるといって怒られるし。
▲6月30日(土)▼
今朝は5時に目が覚めてしまった。一昨日に寝過ぎたせいだろうか。まあ、早起きしたといってもパソコンの前でグダグダやってるだけなんだが。
今日は昼からカミさんは息子を連れて私立中学の説明会に行っている。最寄りの公立中学校の生徒を見ていると、あの中に息子を入れるのは可愛そうかなと思うのだが、今日行った学校が宗教系だというのが個人的にちょっと抵抗のあるところ。
それで私は娘の相手。早起きして眠いので一緒に寝ようと言っても、彼女は母親と遅くまで寝ていたので拒否される。けっきょく録画していたアニメを見せて過ごすことになる。こればかりではあまり良くないとは思うのだが、彼女は昨日まで熱があったし私も足を骨折してるからねえ。
カミさんが帰ってきたので様子を聞くと、ゆとり教育でふやけている公立と違ってちゃんと勉強させてくれるそうである。塾とかに行かせることを考えると費用はそれほど変わらないということだが、実際どうなんだろう。特待生になれば費用は公立と変わらなくなるということだが、息子には無理だろうね。
娘が何か持ってきた。幼児用雑誌から切り取ってきたもののようで、カミさんによるとスタンプだそうである。そこでカミさんはスタンプ台を持ってきて押してみせている。娘はそういうのが好きそうだけど、ちょっと危険かも…と思ったらさっそく服とかに赤いシミをつけてるし。そして気がつくと、鉛筆の先をスタンプ台につけて、それで眉毛を描いていた。いったいどこでそういうことを覚えたんだね。やっぱり女の子は違うなあ。
カミさんは明日イベントで東京に行くというので早めに寝室に上がったのだが、眠れないといって下りてきた。イベント前に興奮して眠れないのは相変わらずですなあ。遠足前の子供ですか。それで睡眠不足になって帰ってきてから機嫌が悪くなられると困るんだけどねえ。早く寝てちょうだい。
ニュースサイトを見て回っていると「声優の中江真司さん死去」というニュースが。先日のトリビアでナレーションの声が変わってたのはそのせいだったのか。しかし、そんなお歳だったとは。
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