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7月1日(火)
今日はデスマーチプロジェクトの応援で負荷テストに参加するため客先に行く。客先には飲食物はペットボトルのお茶さえも持ち込み禁止で携帯も使用禁止。疲れていたって昼休みに仮眠を取ることも許されないという。オフィス内では上着着用禁止で服装や髪の色も目立つといけないらしい。話によるとドアの取っ手以外を触るとクレームが来るという。そりゃモチベーションも下がりますわな。

端末となるパソコンは当社からの持ち込みなのだが、テスト終了後にソフトをアンインストールしてデータを消したことを100台以上のマシンに対してユーザが確認するためかなりの時間を待たされた。業務的にはそんなに大したソフトでもなかったと思うんだがな。何をそんなに恐れているのやら。まあ、そういう姿勢が日本で有数の給料の高価い会社の秘密なんだろう。

客先からの帰りに梅田で乗り換えたのでヨドバシに寄ったのだが、買いたいものが何も思いつかない。困ったもんである。物欲が無くなったら人間はオシマイだと思うんだが。

どうも昨夜くらいから咳が出る。場所によっては空気が乾いているのか息を吸うごとに気管支のあたりがヒリヒリする。耳鼻科に通いだしてから、こういうことはなかったんだけどなあ。そういえば、先週は行ってなかったか。明日あたりは早く帰って娘を連れて受診するかな。



7月2日(水)
今日は娘を連れて耳鼻科に行く予定にしているので早く退社しなければならない。定時に職場を出て電車の時刻を調べるため携帯を開くと、メールが届いていた。カミさんからである。娘はすでに耳鼻科に連れて行ってくれたそうだ。だったら、家に帰る途中に医院に寄ることにするか。

耳鼻科はそれほど混んでいなかったが、かなり待たされた。その間に待合室で日本沈没 第2部上谷甲州)を読む。「領土を持たない国家」というのも小松先生が描きそうな設定だな。これも前作の執筆時から考えていた構想なんだろう。こうなると、国家というのは人の帰属意識というのが唯一のよりどころになっちゃうんだよな。などということを考えながら読んでいる。

やっと名前を呼ばれ、診察用の椅子に座る。診てもらう前に問題はないか訊かれたので、一昨日から咳が出て今はノドが痛いことを伝える。薬を付けたスティックを突っ込まれるときに、腫れて抵抗があるんじゃないかと心配していたのだが思ったより通りはよかった。今日はいつもより念入りにノドの奥を覗かれる。「ドロッとしたのが下りてきて気管の入り口に引っ掛かってる」そうである。

いつもは要望しないと薬は出さない医者なのだが、今日は薬がいっぱい出た。思っていたより酷かったか。メンタルクリニックで出ている薬と合わせると、掌の上に山盛りになる。 薬だけで腹一杯になりそうだ。



7月3日(木)
起きてみると、どうも身体が怠い。ノドの炎症が悪化したかそれとも昨日もらった薬の副作用か。いずれにせよ、今日は水分を多めに摂ることにしよう。そう思って職場で緑茶をガブ飲みしていたら、ちょっと胃が痛い。西洋医学の薬は胃に良くないからな。

今日は仕事帰りに本屋に寄り、日本沈没 第2部下谷甲州)を買う。早く買わないと新刊の棚から無くなって複数の本から選べなくなってしまう。行ってみると、すでに最新刊のエリアから消えていて、出版社別のコーナーに移動していた。3冊が平積みになっていたので、真ん中のものを購入する。



7月4日(金)
予報では今朝の降水確率は60%だったのに、家を出るとカンカン照りだった。まったく夏の日射しである。もう梅雨は明けたんじゃないのか。何日も後になって「実はあのときにもう明けてました」とかいうことになったら怒るぞ。

今日は朝からメンタルクリニック。行ってみると、自立支援の申請が認められたとか言われた。かなり前に申請してそれ以降難の音沙汰もないので、どうなってるんだろうとは思っていたのだけどね。それで治療費の負担が健康保健の3割から公費で1割負担になるという。今年度の頭からさかのぼって適用されるということで、医院では5千円以上戻ってきた。

まあ、申請するための診断書に3千円取られたので、今日のところはそれほど得でもないのだが、今後の支出が少なくなるので有難い。それよりも薬局での払い戻しが楽しみだ。なんか、1万円超えると自己負担はゼロになるとか言ってたが、どういう単位なのかな。月単位なら余裕で超えると思うんだが。

そういうことで薬局での返金はどのくらいになるか楽しみにしていたのだが、行ってみると過去の領収書と引き換えになるので4月8日以降のものを持ってくるように言われてしまった。面倒臭いなあ。それでも、前回までは5千円くらいしたのが今回分は千円台になったというのは有難い。



7月5日(土)
今日はカミさんが仕事なので、早起きして娘を保育所に連れて行く。そしていつもの週のように耳鼻科に行き、帰ってきたら息子が将棋教室に行っていたので家には私一人である。しかし、HDD&DVDレコーダーに録画した番組を観ていると眠ってしまっていた。耳鼻科でもらった薬の副作用かなあ。



7月6日(日)
早めに目が覚めたりしていたのだが、ここしばらくの休日のように起きても眠いと嫌なので寝ている。10時頃に娘に起こされた。カミさんは息子を模擬試験に連れて行って、すでに昼寝に入っている。食事をさせ、プリキュアゴーオンジャーが観たいというので見せる。

Webをブラウズしているとスクラップしておきたいページが出てきた。そういえば新しいマシン「紙」をまだ入れてなかったな。そう思って最新版を探してみると…「紙」は『紙copi』という名前になってフリー版は開発終了していた。Vistaには非対応だそうだが、私には関係ない。

前のマシンで作成した「箱」を認識させるのに、またレジストリをいじらなければならないかと思っていたのだが、「箱」メニューから「新しい箱を作る」を選ぶと出てくるウインドウに「他から選ぶ」というボタンがあって、それで保存しているフォルダを選ぶとオッケーだった。このあたりは楽になってるな。ただ、前回選択したフォルダを覚えてくれないので、毎回マイコンピュータから開いていかねばならない。もう開発終了してるから言っても詮無いことなんだが。

カミさんが起きてきて、プールを出すという。娘はまだ保育所ではプール解禁になってないらしいので、家の前でキャーキャー言って遊んでいる。息子も帰ってきて一緒に遊んでいるようだ。

7月から放映されるアニメが多い。最近は1クールのものが多いのだろうか。立派なオタクになるために一通りチェックしようと思っているのだが、子供がいるときに観てると見に来るので何となく観づらいのよね。うーむ、いつ観ればよいのだろう。自分は勉強もせずにアニメを観たり本を読んだりして育ったくせに、自分の子供がそうなるのは不安なのである。困ったもんだ。



7月7日(月)
いよいよ暑くなってきた。出社した時点では、かなり体温が上がっている。このままでは仕事なんぞできる状態ではない。我が社ではクールビズを導入しているので、空調は身体を冷やす役には立たない。それで、出社してからは冷やした緑茶を1リットル以上継続的に摂取して体温を下げ、同時に腸に刺激を与えて消化管内に滞留した物質の排出を促すのが日課になっている。コストはかかるんだけどね。

CO2排出量の商品表示が流行になりつつあるみたいだけど、なんでもかんでもCO2排出量で評価するのはどうかと思うなあ。たしかにすべて数値に「見える化」して評価すれば楽なんだけど、そういう西欧的な考え方ばかりだと大局的には物事を見誤る可能性があると思うのだ。そういうことだから、貧しい国の人々が食べるべき穀物を金にものを言わせて買い漁り、それを燃やして「二酸化炭素を吸収したものを燃やしたから我々は無罪だ」とか言う馬鹿なことを言う国が出てくる。そんなことよりまず、もっと質素な暮らしをすることを考えるべきなんじゃないか…とか昭和30年代生まれのジジイは思うんだが。

子供がいると家でアニメが観づらいので、とりあえず録画したけど観てないものでファイルサーバに置いてあるエンコード済みのものを、Linuxザウルスに挿しているSDカードに入れておくことにした。新しいマシンにはSDカードスロットがあるので、Linuxザウルスから抜いたカードを挿してファイルをサーバからコピーするだけ。「カードリーダーつければいいんだから、スロットなんて不要なのに」とか思っていたのだが、実際に使ってみるとカードを挿すだけでいいので楽チンである。



7月8日(火)
今日はまたデンタルクリニック。入れ歯になってから歯を磨く回数を増やしたせいか左下外側の歯茎が痛くなり、仕方がないので右側で噛むと義歯が外れるのである。外れないように気をつけて噛めば大丈夫なのだが、何も考えずにパクパク食べているとカポッと外れる。それに固いものを噛んで噛み締める以上に力がかかると歯茎に食い込んで痛い。このあたりを調整してもらいに行くのである。

固いものを噛むと食い込んで痛い件については、削って調整。最初は何も噛まない状態で調べたので「食い込んでませんけど」と言われたが、変形しにくいものを噛んで押し込まれたときに痛いんだということを訴えて調整してもらう。自分の歯でなくても耳元でキュンキュン削られていると身体が硬くなってしまうね。

外れる件については、針金を締めてもらう。「前と後ろ、どっちが外れやすいですか?」と訊かれたが、同時にカパッと外れるので両方ともキツめにしてもらう。左下の歯茎は薬を塗ってもらった。また30分はウガイ禁止だそうである。

さっそく帰りにLinuxザウルスで「フタコイ オルタナティブ」の最終回を観る。再生を開始するとヘッドフォンから大音量が飛び出してきて驚いた。帰省時に娘の要求で音量を最大にしていたせいだな。慌てて停止して音量を調整したが、再生しなおすとまた先頭からになってしまうのね。一時停止して電源を切るとおかしくなった記憶があるし、レジューム機能が欲しいんだけどなあ。まあ、いろいろ触っていると上下の矢印キーで音量調整できることがわかったからいいんだが。

今日は早めに帰宅できたので子供たちはまだ食事中だった。カミさんと息子がUSJの年間スタジオ・パスを持っているから行くので私も仕事を休んで娘を連れて同行するよう勅命が下っているのだが、娘のお守りのためだけに5,800円も払うというのは馬鹿げている。それで娘に他の遊園地に行かないか訊いてみると、彼女はそちらの方がいいそうである。やっぱりUSJは4歳児にはキツいだろう。今度の日曜日に一緒に行くことにする。

娘を風呂に入れ、一緒に寝ようと寝室に上がった。そこで息子が「父ちゃんの枕、濡れてるで」とか言っている。誰が濡らしたんだよう…とか思いながら調べていたのだが、窓が開いていてそこから降り込んだ雨で濡れていたのだった。よく見てみると、枕だけでなく私の布団の上半分とか窓の下とかもずぶ濡れである。ああ、今日は厄日だ。



7月9日(水)
今朝はちょっと早起きしたので、HDD&DVDレコーダーで録画済みの番組からCMカットしたプレイリストを作ってファイルサーバに転送する。しかし、チャプターを打つためにざっと見ただけだが、新番組にはどれもこれも猫耳(猫ばかりではないようだが)キャラが出てきてるような感じで、ちょっと食傷気味である。

出社して会社のパソコンを使っているときに、右クリックすると何も反応しない。何となく感触が変だ。よく見ると、マウスの右ボタンが押し込まれたままの状態になっている。会社のセキュリティポリシーで退社時にはパソコンを鍵付きのロッカーにしまわなければいけないのだが、そのときに圧迫されるような状態にしてしまったか。無理やりボタンを引き上げたら復旧したが、そろそろ寿命かもしれない。脇の親指が当たるところはもう塗装が剥げてるし。今の上司は購入を認めてくれるかな。

新番組のアニメは2回目の放映がある前に1回目を観て録画を続けるかどうか判断してしまいたい。それで、家に帰るとすぐに2階に上がってCPUサーバの電源を入れ、ファイルサーバから動画をコピーして「携帯動画変換君」で変換処理を行う。ファイルサーバは処理能力が貧困すぎて重い処理は走らせられない。それでも5番組分の変換には時間がかかって、シャワーを浴びて夕食を終えてもまだ終わらない。子供たちは一緒に寝ようとうるさい。もうちょっと待ってくれ。



7月10日(木)
つい先日に義歯を調整してもらって、しばらくは飯粒をよっぽど速く噛まない限り外れることはなくなっていたのだが、いちど外れだしたら気を抜いて噛んでいるとすぐに外れるようになってしまった。これはまた調整してもらわねばならないのだろうか。困ったもんである。

ここのところ通勤中にLinuxザウルスでアニメを観ているのだが、そのせいか自動で電源が切れなくなっているような気がする。今までは使い終わると特に電源ボタンを押さずに畳んで胸ポケットにしまえば、次に取り出したときには電源が切れていた。しかし、今日はしばらく使ってなくても取り出したときに電源が入っているのである。バッテリー切れにはなってないが、困ったもんである。

今日は帰りにLinuxザウルス「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の第1回を観る。1回完結ではないんですか。力は入っているようだが、私の好みではないなあ。まあ、あのハイヒールで踏まれたら嬉しいかもしれないが。しかし、原作者が登場するとは思わなかったぞ。



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