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1月1日(月) 
今朝も朝は遅くまで寝ている。娘が起きたようなので連れて下りる。朝食を食べてしばらくすると娘は公園に行きたいというので、私が連れて行くことになる。けっきょく公園を2つハシゴして帰ってきた。

けっこう眠っているはずなのだが、眠くなってきたので娘を連れて我々の寝室に割り当てられている部屋に入る。しかし彼女はすぐに下りていってしまった。私は昼過ぎから夕方まで眠る。けっきょく娘は昼寝せず、午後も祖母と一緒に公園を3つハシゴして帰ってきたらしい。大丈夫かいな。

夜には妹夫婦もやってきて(例によってかなり遅くなった)父の遺品の形見分けをする。父の服の趣味はかなり特殊なので(下手をするとヤ◇ザファッション)着るものはそれほど希望者はいない。私はウエストがかなり父より細いのでズボン類はほとんどアウトだし。でも、腕時計は昨日壊れたところだったので1ついただくことにする。元時計屋の弟によると、ソーラーのクオーツらしい。それはいいですね。



1月2日(火) 
今日は実家から我が家に帰る。雨が降っているのでタクシーで駅に向かい、梅田行きの直通特急に乗る。残念ながらロングシートである。

移動中に帰省中の日記を書こうと思ったのだが、Linuxザウルスの電源が入らない。今回は電池蓋のロックを解除してもバッテリを外しても復旧しない。どうしたんだ。電池切れかなあ。たしか前回使ったときは弟の店で娘にムービーを見せてる途中で蓋を閉めたんだ。動画再生ソフトがCPUを占有してたから電源を自動切断できなかったのかもしれない。

娘とカミさんは電車に乗るとすぐに眠ってしまった。息子も横になる。さてザウルスが使えないとどうやって時間をつぶすべきか。日記を書きたいんだがなあ。いや、よく考えればLOOX Sを持ってきてるじゃないか。電源を入れるたびに時計が狂ってるのでこれもバッテリが死んでるのかと思っていたのだが、電源を入れると何事もなかったように起動した。ちょっと大きくて膝の上では不安定だが、複数の指が使えるので入力は速い。ATOKも使えるしな。

カミさんは阪神百貨店で夕食を買って帰るという。わざわざ混んでいるとわかってるところに行くというのは、私だったらとてもそういう根性はないが。それで私が子供たちを連れて先に帰ることになる。娘は寝起きなのでダメダメである。母親と一緒に行きたがるので私が抱き上げると「かーちゃーん」と言って泣く。親子なんですよ〜、誘拐じゃないんですよ〜。

私の定期があるのでJR環状線で帰ることにする。子連れなので座って帰れるよう、次に来る電車はパスして列の先頭に並ぶ。乗客の少ない最後尾の車両のところに並んでいたのだが、次に来たのは6両編成の列車だった。これもパス。けっきょく、2便をパスしてしまうことになるのであった。



1月3日(水) 
昨日起動しなかったLinuxザウルスを、一晩充電して電源を入れてみる。無事立ち上がった。昨夜に帰宅して電源アダプタにつないでも起動せず「やっぱり故障か」と思ったのだが、やはり電池切れだったようだ。ああよかった。故障してたときにやらなければならないことのあれこれを考えるだけで憂鬱になるからな。

今日は昼からカミさんの実家に挨拶に行くことになっているのだが、カミさんと娘が起きてこない。昼前に起こしに行く。子供たちは寿司が食えてお年玉がもらえたのでゴキゲンである。

今日は午後から日本橋に行くことになっている。目的は、会社から携帯を持たされて使っていない私のPHSを解約して息子用に安心だフォンの電話機を買うこと。そして、カミさんのパソコンのディスプレイを交換することである。現状のものは17インチで大きくて食事時に片づけるのが面倒なのと、スピーカーがついていないので音を聞くときにはヘッドフォンが必要なのである。

息子は家でゲームをするというので、娘を連れてカミさんの車で日本橋に向かう。まずは手続きに時間がかかるであろうPHSの契約変更である。息子は家の鍵とかを無くした前科があるので、当然安心だフォンである。拾われても悪用されにくいからな.店員に安心だフォン対応の端末が無いと言われたが、「nico.」が使えるだろうと指摘して手続きしてもらう。息子は青を希望していたが、なかったので緑にする。

続いてカミさんのディスプレイを探す。まずはソフマップに入ったが、最近は15インチってあまり置いてないのね。カミさんは17インチの新品でも音が出ればいいようだったが、別の店も見てみることにする。彼女が見つけた中古屋では15インチが1万円以下であった。ただ、色が白だったので黒いものはないかと店員に訊いてみると、ナナオの16インチを出してきた。15インチの倍近い値段がするが、ナナオは評判がいいと言うと、それを買うことに決めたようである。

買うものが決まったので、カミさんの車に戻って今度は今まで使っていたディスプレイを売りに行かねばならない。けっこう距離があるのだが、娘が愚図りだしたので負んぶして移動する。娘がノドが渇いたというのでコンビニでジュースを買ったのだが、娘はすぐに飲みたがる。信号が変わりそうだったので渡ってから飲もうと言ったのだが、もう彼女はそこでないと飲まないとゴネる。仕方がないのでカミさんに車まで往復してもらい、私は元の場所に戻ってジュースを飲んでいただくのである。

ディスプレイの査定に時間がかかるということなので、その間にジョーシンに行ってキーボードを見ることにする。彼女も執筆環境をワープロ専用機からPCに移すらしいから、キーボードにはこだわらないとね。2000円未満で彼女がキータッチを気に入ったものがあったので、購入する。

キーボードを売っている場所が見つからずに、かなり店内を歩き回った。ずっと娘を負ぶっているので、腕が痺れてきた。明日から仕事だというのにこんなに腕を酷使して大丈夫なんだろうか。

家に戻ってカミさんのPCにディスプレイを取り付ける。ヘッドフォン端子が2つあるように見えるんだが、まさか左右別々なんじゃないだろうな。カミさんがキーボードの接続方法がわからないというので見てみるが…PS/2の端子がないだよ。うーん、最近のマシンはそうなのか。レガシーな規格をどんどん切り捨ててコストダウンしているのね。



1月4日(木) 
昨夜は23時前に子供たちと一緒に寝たので今朝は早起きしてサイトを更新しようと思っていたのだが、目は覚めたのに起きられない。起きてからも眠い。帰省中もずっと寝てたようなもんだったんだがなあ。けっきょく、更新できないまま初出勤することになるのである。仕事始めから目一杯働く。疲れた。

家に戻ると娘は「だっこぉー」とか言いながらやってくる。こんなに懐かれたのは、いまだかつてなかったことのような気がするぞ。子供たちはカミさんが寝室に連れて行ったのだが、彼女はすぐに下りてくる。私が飯を食っていると、階上から息子の「レイちゃん(仮名)、オシッコやてー」という声が聞こえてくる。上がっていってオシッコさせると娘に「いっしょにねよー」とか言われたので「ご飯食べてからな」と誤魔化して下りてきたのだが、彼らは寝ないようで上から呼ばれる。ついには二人とも下りてきた。うーん、こりゃ一緒に寝なきゃいけませんか。今朝に日記の更新ができなかったから夜にしようかと思ってたんだがなあ。けっきょく今日は更新できずじまいか。

寝室に入ったが、子供たちは二人とも私の布団に入ってきてまったく寝ようとしない。そのうちに娘が目が痛いと言い出した。目を触っても痛いというのでどうしようもない。仕方がないので抱き上げて寝室内を歩き回る。しかし彼女は体勢が安定しないようで、なかなか眠ってくれない。腕が疲れてきたので負んぶしても頭の位置が気に入らないようである。横になって身体の上に乗せると、立ち上がって抱っこしろと言われる。けっきょく、彼女が眠ったときには翌日になっていた。あー疲れた。起こさないよう娘をカミさんの布団に横たえ、私は自分の布団に入って眠っている息子を湯タンポ代わりにして寝る。



1月5日(金) 
Windows Vistaの最終版が出てきたので、そろそろネガティブな記事が出はじめた。この時期にこういうメディアでこういう記事を書くというのは勇気の要ることだと思うが、まったくその通りですな。以前から感じていたが、なんで裏方であるべきOSがこんなに高スペックのマシンを要求するのか理解に苦しむ。

先日、大阪市立科学館の冬休みが長すぎることに対して怒っていたのだが、リンクを張るためにホームページを見ていると、カレンダーがおかしい(→【画像】)。今年の元日は日曜日だったっけ?



1月6日(土) 
今日は休日出勤する予定なのだが、起きられない。これは鬱のせいかなあ。昼前になってなんとか起きてゆくと、息子のソフトボールが明日も明後日もあるそうだし、今日は雨が降っていて中止になりそうなので、休日出勤は明日にして息子と大阪市立科学館に行くことにする。今里筋線にも乗る約束である。

カミさんの車で送ってもらい、往きは私が定期券を持っているJR北新地から目的地に向かう。息子はすごく嬉しそうだ。楽しみにしてたからなあ。

受付でオムニマックスとプラネタリウムのチケットを買い、上映開始まで時間があるので展示物を見に行こうと思ったら、展示物用の入場券が要ると言われてしまった。それだったら買うときにそう言ってくれよ。そういう間違いをする人間が他にいないとは思えないんだが。

あらためて入場券を買い、展示物を見る。聴力検査の機械があったので試してみると、15KHzが聞こえなくなってる。自分では自信があったんだが。齢じゃのう。

時間が来たのでシアターに入る。オムニマックスのプログラムは「エンカウンター3D」である。挿入される3Dの歴史的映像は興味深かったが、演出が最悪。紹介役がギャグをとばすが、ぜんぜん笑えない。これは私が鬱のせいだけではないと思うぞ。

それに途中で出てきたシミュレータとかいうやつ、地球の中心に行くと言いながら科学的に正確でないように思えて何が何だかわからないし、虚仮威しのジェットコースター映像で気分が悪い。子供にこういうものを見せていいのか。

リクライニングシートに座ってほとんど仰向けの状態で観ているのだが、さらに上方に映像が映るのでそれを見ようとしたら、首の筋を捻ってしまった。左の首筋が痛い。

オムニマックスとプラネタリウムを観てからもう一度展示場を一周し、売店を冷やかして市立科学館を出る。売店のお姉さんの脚がキレイで好みのタイプ。やっぱりこういうところには容姿端麗な職員を配置してるんだろうか。

かなり昼を過ぎてしまった。息子は腹が減ったと言っている。寿司かラーメン、できれば寿司が食べたいそうである。帰りは今里筋線に乗る予定なので、地下鉄肥後橋駅からになる。あの周辺に寿司を食えるところはないよなあ…とか思いながら朝日新聞ビルの地下に下りてゆくと、寿司のセットがある店を見つけた。日頃から「回らない寿司を食べたい」と言っている息子にはうってつけの店である。それで喜び勇んで入ってみると、中で座っていたオバサンに手を振られてしまった。なんだよ、終わってるのかよ。まだ閉店時間じゃないじゃないか。けっきょく、ブツブツ言いながら隣の店で食うことになる。息子はラーメンとチャーハンのセットを頼んだのだが、ぜんぶ食べてしまった。やはり腹が減っていたようである。

帰りは地下鉄に乗る。遠回りをして今里筋線に乗って帰る。やはり2番目に新しい長堀鶴見緑地線と同じく小型の車両だ。乗ってみると、ずいぶん速いような気がする。長堀鶴見緑地線よりも速く感じる。何が違うんだろう。

鶴橋で降り、ブックオフに寄る。児童書のコーナーに行くと息子は将棋の本が欲しいという。250円ですか。ちょっと高価いけど、買えないこともないな。そして日本史の学習マンガの出物が2冊あった。あれば買ってくるようカミさんに申しつけられているので、これも買う。今はキャンペーン中なので500円以上買えばスタンプが貯まってDS Liteが当たる抽選に応募できるのである。けっきょく、文字だけの本でも読めるというので「十五少年漂流記」を追加して買う。「ぜんぶキミのや」と言って息子に渡すと、ずいぶん喜んでいるのであった。

最寄り駅に着いたときには降っていなかったのだが、途中で大粒の雨が降りだした。それで傘を差したのだが、今度はスゴい風である。こりゃ全国的に荒れ模様なんでしょうな。家に戻って天気予報を見ると、強烈な西高東低である。これだけ縦に等圧線が並んだのは見たことがないような気がするくらいである。

捻った首がずっと痛い。左肩胛骨の右側から頭頂部まで痛みがつながっている。頭頂部の出っ張りをコリコリしても痛い。うう、オムニマックスなんて観るんじゃなかったぜ。



1月7日(日) 
今日は昨日の代わりに休日出勤する予定だったのだが、昨日にもまして気分が悪い。昼前に起きて朝食を食べ、また夕方まで寝る。どうしようもない人間の屑である。



1月8日(祝) 
昨日も今日もほとんど家を出ずに過ごす。カミさんが娘と「ピーターラビットとなかまたち」を観ていたのだが、娘は仔猫がネズミに料理されそうになるところでベソをかいている。彼女も感情移入力が強いのかな。3歳児はみんなそうなのかもしれんけど。

久しぶりに息子に白髪を抜いてもらう。これ以上増えると抜く意味がなくなるんじゃないかと思うくらい増えてるからな。ちょっとの時間で334本も抜かれてしまった。久しぶりに黒い頭になった。いつまで保つかな。



1月9日(火) 
今日も昼から船場の客先で打ち合わせ。例によって昼食は移動途中のマクドナルドで300円コース。食っていると目の前にセーラー服の2人連れがやってきてスカートの裾をヒラヒラさせているので眺めていたら、スカートの下には短パンが…キミら、ハニワか!

鬱のせいか、すぐに気力がなくなってしまう。歩いていても、「しんどいー」とか「がんばれ」とか言いながら歩を進めている。客先の最寄り駅に着いても、いったん待合室で座って目をつむり身体を丸めて気力が貯まるのを待つ。でも歩いていると、穴の空いた風船みたいにまた気力が抜けてゆくのよね。ぷしゅう。

家に戻ると娘はジグソーパズルをしようと言う。それで一緒にやっていたのだが、考え方がぜんぜん違う。私は「真っ直ぐな部分が端っこだから周辺から攻めていこう」という戦略で臨むのだが、彼女は任意のピースを手にとるとそれを特定の場所に置こうとする。それがまた、だいたい合っているのだ。スゴい。しかし、場所は正しくても置く方向がよくわからないようなのである。くるくる回して、はまるかどうか試している。色で判断しているのかなあ。形の判断はできてないみたいだし。

「青空文庫、著作権の保護期間延長に反対する署名活動」というニュースが。これは参加せねば! だいたいが、保護期間を70年に延ばしたところでクリエイターに利益があるとは思えない。得をするのは権利に寄生して生きてる連中だけだよ。



1月10日(水)
今朝、子供たちが動物の話をしていたのだが、娘が兄に「らいおんがたべるの、なーんだ?」と訊いた。息子が「お肉」と答えると「ぴんぽーん!」と言う。3歳児って、こういう会話もできるのね。

今日は梅田の検診センターに人間ドックに入りに行く。早起きしなければならないのがツラい。往きの電車の吊り広告に「スピリッツ発 映像コンテンツ続々」と書いてあった。まあ実際そうなのかもしれないが、日本沈没まで「スピリッツ発」に入れてしまうのには、ちょっと違和感を感じるのだけどね。

なんとか指定時間までに検診センターに飛び込み、検査を開始する。検査着に着替えるのだが、ロッカーの幅が狭いので昨日の打合せに必要な資料を入れている私の鞄はそのままでは入らない。困ったもんである。この齢になるともう、肉体は衰えてゆくばかりだ。肺活量はかなり減っていた。かろうじて5000mlはキープ。

今回は血液検査の採血が痛かった。針が入ってくるときにはそうでもなかったので「さすがプロ」とか思っていたのだが、容器を取り替えるあたりから痛くなってきて、針を抜かれても痛い。けっこうなオバサンだったんだがなあ。

検査を終え、所定の店でサンドイッチを食う。医者に結果を訊くための面談を待つまでの間、駅前第三ビル地下の古書店街で本を見ていると腹が減ってきた。どうせ下剤ですぐ出ちゃうんだからと、今日もマクドナルドで300円コース昨年も書いたが、阪神百貨店に入っているマクドナルドには椅子もトレイも無い。紙袋に入れられたものを立ったまま狭いところにギッシリと詰め込まれて食わねばならない。それでも空きが見つからなくてしばらく待った。

食べていると、右を向いても左を見ても、ただ腹を満たすためだけの食事。合理性追求と経済原理の行き着いた果て。なんだか、養鶏場で餌を食ってるブロイラーになったような気分になってきた。まあ、自分がそれを選んだんだけどさ。

食い終わってもまだ1時間近くある。古書店街も一巡したし、さてどうするか。けっきょく、薄々の我が身に少しでもオタクの勉強をさせるため、大型書店に入ってオタク論関連コーナーで立ち読みをする。女オタクの本で、腐女子にとって理想の男性が「私を野放しにしてくれる人」でそれ以外の点に関しては理想が高くないというのを読んで激しく納得。ウチのカミさんもそうだよなあ。

仕事帰りにOBPのコンビニで雑誌を読んでいると、ミャーミャーと大声が聞こえてきた。見ると、中国人の女が携帯で喋ってるのだった。女性はノドの使い方から違うような気がする。

しかし今日も店内は中国人ばかりである。本当にここは日本か。大声で仲間を呼ぶもんだから、自分が呼ばれたのかと思って振り向いちまったよ。店を出ると、今日も大阪城公園では露店が出ている。今日もコンサートがあったのか。ひょっとして、中国や韓国からの大阪ツアーには大阪城ホールでのコンサートが組み込まれてたりするのか?



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