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6月21日(土)
寝ていると娘が起こしにくる。今日はカミさんが仕事なので娘を保育所に送って行かねばならない。今日も時間的に余裕がないので、身繕いだけして保育所に向かう。自転車で走っていると、後部座席に乗っている娘に「ずぼん、もってきた?」と訊かれて「あっ!」と声を上げる。カミさんからズボンが足りないから持って行くようにと言われていたのだ。

途中で引き返すのも大変なので、彼女を送り届けてから取りに帰ることにする。保育所に入ると、娘は一人でホームルームに行くそうである。息子に呆れられながらズボンを持って再び保育所に着いたときには、娘は持ってきたものを全て所定の場所に設置し終えていた。今日も家に戻ってから気づいたが…ああ、起きてすぐ空腹の状態で保育所まで2往復したので気分が悪い。げろげろ。

午前中はいつものように耳鼻科に行き、午後になって息子を将棋教室に送り出してダラダラする。結果的に何ができたかと言われると困るんだが。



6月22日(日)
本日、カミさんと子供たちは子供会の行事で映画を観に行っている。おかげで、昨日と今日とでHDD&DVDレコーダーに録画した番組をすべて見終わることができた。見終わったものは、さっさと削除する。以前はDVDに焼くために残していたのだが、だいたいDVD1枚分が貯まる前にデータが吹っ飛ぶし(東芝のバカヤロー)、ファイルサーバに上げてから低ビットレートフォーマットに変換して保存した方がいいように思うのである。

なんせ、ハードディスクに入る限りは、いくら入れても場所を取らないからな。私のようにモノを集めすぎてしまう人間には、収納効率がいちばん重要である。実在の「モノ」として保管してしまうと、整理が下手だから探すのも大変だし。電子データだったらディレクトリ構造で管理できるし、含まれる情報をテキストにでもしてファイル名と関連づけていれば、検索するのも簡単だ。

だいたいが、DVDに焼いたコンテンツも、ほとんど観た実績がないからな。それだったら、ファイルサーバやNASに置いてある方が再生するときの心理的ハードルも低い。べつにテレビでの再生にはこだわらないし。テレビで観たいんだったら、PS3でも買ってDLNAで再生すればいいのだ。

特定の媒体に保存するというのは、その再生機が販売されなくなる危険性も伴う。レーザーディスクなんて、買ってから封も切らないうちに再生できなくなったソフトも数多い。あの悪夢を繰り返してはならぬ。デジタルデータにしてネットワークからアクセスできる領域にまとめて保管しておけば、将来的にどうなっても変換は可能だろう(と思う)。移行もバックアップも一括してできるし。まあ、電気が使えなくなったらどうしようもないんだけど。そのあたりは現行のすべての映像メディアについて同じだ。

HDD&DVDレコーダー<に入っているコンテンツを見終わると、ニコニコ動画で気に入る音楽を探す。自分と好みの似た人のマイリストを探すのがいちばん効率がいい。そうしていてこの動画を見つけた。かっ、かわゆい!萌え死ぬ(とオタクの人だったら言うんだろうな)。

家族が外出中に洗濯物を干していたら電話が鳴った。カミさんかと思って取ると営業電話だった。給湯器を置き換えないかということである。今は省エネタイプに国からの補助が出るので、無償で置換可能であるとか言っている。とりあえず、国から補助が出るならということで話を聞いてみることにする。こちらの情報は何も持ってないようだったので、ランダムに電話をかけているのだろう。

夕方になって営業マンがやってきた。話を聞いてみると、無償なのではなく、エコ給湯を入れると電力会社との契約が割引になるのでその差額でローンを組むという話だった。ウチはまだ新築だし、100万を超える製品のようなので断ろうと思ったのだが、夜間の電気料金が三分の一以下になるという点に心が揺れる。ウチはパソコンの消費電力が多いし私が家にいるのは大半が深夜だし、カミさんなんか昼寝して夜中にパソコンを使ってるくらいだからな。

これからエネルギーのコストが上昇するトレンドにあるというのも気になっている。いや、鉄とかレアメタルも急騰してるということだから、こういう機械を導入するコストも上がるだろう。そういう意味では、今が潮時かな。そう考えて、契約することにする。

前の家でも太陽熱温水器を飛び込み営業で導入したのは結果的に失敗だったから、それに懲りてないのかと自問する部分もあったんだけどね。まあ、そのあたりは得する方に賭けてみようということである。名刺の会社名でググってみるとホームページが見つからないのがちょっと不安だが。カミさんは、キャンペーンでWiiがもらえるというので喜んでいる。前から欲しがっていたからな。

さらに電気代が10%安くなるということなので、調理器具もIHにすることにする。調理台周りの清掃がカミさんにかなり負担だったようだから、かなり楽になるだろう。



6月23日(月)
今日はデンタルクリニックに行く。義歯ができているということだったので、左側でしか噛めない不便からは解放されるはずである。

まずは、虫歯になりやすいとということで、義歯を支える歯の根元を磨かれる。うーん、こういうところが虫歯になると嫌だなあ。

そして義歯のフィッティング。噛み合わせをチェックするが、義歯がかなり高い。口の中だから大きめに感じているのだろうが、数ミリも高いように感じる。義歯を削るが、それでも合わないようなので、鏡で口の中を見るように言われる。下の歯がかなり低く義歯を削るのにも限界があるということで、上の歯を削るそうである。やっぱりまた健康な歯を削らなきゃいけないんですか。

その後も上の歯と義歯を交互に削るが、なかなかうまくフィットしない。歯を削っているときに痛みを感じて声を出すと、「響きますか」と言われる。そんなに削って大丈夫なんでしょうか。

義歯の下部は、かなり広く歯茎を覆っている。外側の部分が歯茎に食い込んで痛いので調整してもらう。噛み締めると空気がグジュグジュ出入りする感じなので、それも調整をお願いする。うーん、型を取って作ってもこの程度の精度なのかなあ。

まだ義歯が高いように感じるが、これ以上歯を削られるのも怖いし左でも噛めるようになっているということなので、今日のところはこれくらいで勘弁しといたる。靴だって最初は痛いから、口の中に入れる異物に違和感を感じるのは当然だろう。これから数日ごとに調整するそうだし。

初めての義歯だということで、説明書つきで取り扱いを指導される。隙間に食べ滓が入るとヤバいので不必要なときは外しておいた方がいいのかと思ったが、付けているべきなんだそうである。寝るときは外して水に入れておくんだそうだ。乾燥すると変形するんだそうである。なるほど、私の父も入れ歯を水に漬けていたが、そういう理由だったのね。大学時代に帰省したとき実家の洗面所でそれを見つけてけっこうショックだったのだが、もう自分がそうなってしまったのか。

けっきょく、フィッティングには1時間以上の時間がかかった。五千円近い金を払ってクリニックを出て、落ち着いてからいろいろ動かしてみるが、やっぱり浮いているような気がする。顎を閉じるとまず義歯が当たって、噛み締めるとグッと下がる。うーん、こういうのが普通なのかなあ。歯茎が覆われているのも違和感があるなあ。無意識のうちに引っぺがしたくなる。



6月24日(火)
先週末から通勤中に日本沈没 第2部上谷甲州)を読んでいる。相変わらず「〜ではないか。」という表現の多用が気になるが、それ以外は前作の続きとして充分読める。第一章の途中まで読んで、まだ何も事件は起こってないんだけど。

昼休みに弁当を食っていて、試しに口の右側で噛んでみると、飯粒がくっついて義歯があっさり外れた。「ガムみたいなものを噛むと外れるかもしれません」とは説明されていたのだが、米飯を食っていて外れるんじゃ役に立たないな。これも調整で何とかなるんだろうか。義歯を接着する製品を使わなきゃいけないとか。

そして今日の夕食はスパゲッティだったのだが、それさえも右側で噛むと義歯が外れる。これでは使い物にならない。ほんとうに調整して何とかなるもんなんだろうか。

思いついて、日曜日に申し込んだ給湯器についてインターネットで値段を確認すると、工事費別とはいえ定価は70万以上するのだが販売価格は30万円程度である。30万を切るところもある。こりゃ、仕切は30万未満だな。それを工事費込みだが1日で百数十万というのは、こりゃぼったくりだ。

そりゃランダムに電話をかけて飛び込み営業をしてるんだから多少の利益は上乗せしているんだろうけど、これは酷い。そりゃWiiPS3を10台プレゼントしたって大儲けである。悪徳リフォーム業者とまではいかなくても、かなりのものだ。カミさんと相談の上、クーリングオフすることにする。

でも、インターネットがなかったら、なんの疑問も感じず契約してただろうなあ。業者にとっては大変な時代になったものである。まあ、ウチの親みたいな年寄りになると、調べることはできない人が大半なんだろうけど。デジタル・ディバイドによる不利益ということになるのかなあ。



6月25日(水)
今日は出勤して朝一番に、リフォーム業者に対してクーリングオフしたので今日の下見をキャンセルしてもらうように電話する。営業の対応に問題があったのかと訊かれたが、相談した親族に反対されたということにする。営業の兄ちゃんに好感を持ったから申し込んだという面もあるしな。

今日はデンタルクリニックで義歯の調整。今回は左側のブリッジを外す予定だったそうだが、義歯の調整だけということにしてもらう。今の状態で左側を外されると、流動食しか食えなくなってしまうからな。まずは以下の3点を訴える。 市販の接着剤を使わねばならないのかと訊いたのだが、それは外しにくくなるので使わない方がいいそうである。私は針金を引っかけている前側の歯に凹凸が少なく、固定しにくいんだそうだ。普通なら左右両側の歯に引っかけるのだが、右だけなのでどうしても外れやすくなるとか言われる。それで調整。まずは義歯をいじくっていたがうまくフィットしないので、義歯の下に何か塗った状態で噛んでいるように言われる。チクチクとした刺激を感じる。というか、舌の脇が痛いんですけど。

歯を抜いた痕の傷口が盛り上がってくる分を予め空けていたのだが、そこを詰めたそうである。たしかに義歯の裏側に山ができている。それでまた装着したのだが、義歯が浮いている感覚はますます強くなってしまった。歯を噛みしめるたびにキュッキュッと空気が出入りする音が聞こえる。それでまた義歯をいじっていたのだが、また刺激性のある物質を塗られて噛んでいるように言われる。今度は接着剤のような臭いさえ感じる。

そしてまた義歯の調整。前側の針金の締め付けを固めにしてもらった。ひょっとするとキツすぎて後で痛みを感じるかもしれないと言われたが、今のままでは使い物にならないからな。傷跡が治ってくるのに合わせて徐々に調整するか余裕を持たせて空けておくかの選択になると言われたが、今のままでは噛めないので、詰めてもらうことにする。

最終的に装着してもらったときにはフィットしているように感じたのだが、帰りに歩きながら噛みしめてみるとやっぱりギュッと下がる。なんか、フィッティングの方向性が間違ってるんじゃないかという感じさえするんだが。



6月26日(木)
義歯はきつめに調整してもらっただけあって、食後など洗浄するため外すのにけっこう力が必要になった。それで、ちょっと噛んでみた範囲では義歯が外れなくなった。ただ、昨日の夕方くらいから歯に針金がかかっている部分がジワジワと痛くなってきた。食事中に外れるよりはマシだが、ちょっとストレス。

しかしそれでも、義歯が浮いた感じなのは変わらない。嵌めた時点ではフィットしてるような気もするのだが、時間が経つと浮いてくるのだろうか。今も、噛みしめるとキュッキュッと音がする。子供が合ってない長靴を履いているような感じである。みんなこういうのを我慢してるのかなあ。



6月27日(金)
引き続き通勤中には日本沈没 第2部上谷甲州)を読んでいる。ようやく第二章に入った。この、登場人物が「日本の味」に感動する場面は、小松先生の「味」のような気がするなあ。

今日もデンタルクリニックで義歯の調整。針金を固めにしたための痛みは慣れてきたので、浮いた感じがすることを主に訴える。私はギュッと強く噛むタイプなので、義歯は歯茎ほど可塑性がないためズレやすいと言われた。そういうものなんですか。

義歯は左右両側の歯で支えた方が安定するということなので、左の治療が済んでから義歯を作り直してはどうかと提案される。私もそう思ってたから、その方向にしてもらう。

本来なら左のブリッジを切って治療に入る予定だったそうなのだが、右で安心して噛めるようになるまでは左の治療はやめてほしい。それで、定期検診の間隔である2ヶ月の間、様子を見ることになる。その間に左が悪化したり右が安定しないときには連絡するということである。今回の調整でかなりフィットした感触はあるんだが、まだまだ調整は必要なような気はするんだけどね。

帰りに本屋に寄り営業の牧田です。 2かわすみひろし)を買う。ああ、やっぱりこの人の描く女性は好きだ。でも、連載中ほど魅力を感じない。どうしてなんだろう。



6月28日(土)
今日はの3回忌法要があるので朝から実家に帰らねばならない。カミさんの体調が悪いので不参加ということにして、私が子供たちを連れて移動する。

カミさんがいないので、京都までの回数券が余っているのを使って阪急に乗って行くことにする。有効期間が今月中なので早く使わないとな。400円足らずでも損をするのは気分が悪い。乗換が増えるので、カミさんがいると文句タラタラなんだろうけど。

阪急に乗っていると娘が「はよ、ばーちゃんとこ、いきたい」とか言い出した。気を紛らわせるため、Linuxザウルスでプリキュアを再生して見せる。音が聞こえにくいと文句を言われた。ヘッドフォンは持ってきてないから我慢してくれ。音量を上げると周囲の迷惑になるし。

山陽電鉄に乗り換えると、娘はいちばん後ろの席に陣取り運転席を覗き込んでゴキゲンである。地上に出ると、窓にかぶりついてキャーキャー言っている。まあ、電車が空いているからいいんだが。女の子でも電車が好きなんですか。

実家に着いて仏壇に線香を上げる。終わってから息子がロウソクを消す道具が見つからないと言っているので私がフリッカージャブで消す。本当は吹き消すのと同じで、こういうことはやっちゃいけないんだろうけど。

当初は移動中の電車の中で食事をする予定だったのだが、カミさんが不参加になって私だけで子供を2人連れて買い物をするのは大変なので実家で昼食を用意していただくようお願いしている。阪急神戸線はクロスシートの車両がほとんど無いしね。用意されていたのは魚屋の小振りな丼物だったのだが、息子は鮭の親子丼を確保して喜んで食っている。娘も時間はかかったが穴子丼を完食した。

予定より少し遅れて僧侶がやってくる。今日は3回忌ということで、セレモニーに1時間近くかかった。学生時代に将棋で鍛えているはずなのだが、ずっと正座をしてしかも膝の上に娘を乗せていると辛い。

遠方から親戚が集まっているので、今回もみんなで一泊することになっている(妹は日帰りで不参加)。旅館まではマイクロバスで送迎してくれることになっている。息子が車酔いするので彼と私だけでも最寄りの駅まで電車で行こうかと考えていたのだが、30分くらいだということなので彼には耐えてもらうことになる。横に座った私の従兄に気を紛らわせてもらっていたので、何とか目的地まで我慢できたようである。

網干のさらに西なのでかなり遠い。知人の紹介だったらしいが、なんでこういうところを選んだんだろう。建物は古い。部屋は3階でさらに上の階があるようなのだがエレベータもない。宴会場は別の建物にあるので、階段を歩いて降りて雨に濡れながら移動しなければならない。みんなスリッパに履き替えていたので、足も濡れる。

建物には不満だったが料理は旨かった。刺身の舟盛りもヒラメなど白身魚が多かったし、魚料理が続々と出てくる。その他にもサーロインステーキを卓上で焼いてくれるしカニの塩焼きも出てくる。息子などは「日本人に生まれてよかった〜」とか言いながら食っている。娘も周囲の大人からカニを分けてもらって自分で身を取り出して食っている。

カラオケをしようということになるが、使用料を訊くと5250円だそうである。部屋にカラオケ5千円とかいう表示があって高価いなあと思っていたのだが、消費税まで取るんですか。

私は子供たちのサポートである。彼らの歌えそうな曲を探して入力する。娘はまだ歌詞が読めないので側について教えてやるが、やはり4歳児ではプロンプトを聞きながら歌うことはできない。彼女が知ってる童謡を選んでくるしかないか。データが古いのでアニソンも彼女が知っているような最新のアニメのものはなくて、歌えそうなのはジブリのものとかドラえもんくらいしかない。歌詞に自信がないと声も小さいしマイクも口に向けて持ってないので支えてやらないといけないし。

息子の方は自分で曲を選んで歌っている。いちばん多く歌ったのは彼だろう。ちゃんと声を張って歌っている。親馬鹿なんだろうが、ひょっとすると歌の才能はあるかもしれないな。彼のお笑い番組で仕入れた芸でも年寄りばかりだから受けてくれるし料理も彼好みだったし、彼にとっては楽しい時間だっただろう。

私は基本的に子供たちのサポートに徹していたのだが、弟のリクエストで彼とビートルズ を1曲歌う。祖父母の米寿の祝いで好評だったからな。その他に、最後の方で1曲だけフルパワーで歌わせていただいた。精神科の治療の一つに絶叫療法というのもあるらしいし、大声を出すのは鬱にとって悪いことではないだろう。そう思っていたのだが、翌日の移動中になって薬を飲んでないことに気がついた。完全に忘れていたなあ。

部屋に戻って設備を確認してみると、ドアの鍵は内側からしか閉められないし、風呂もトイレも共同である。割り当てられている部屋で大人は私だけだから、浴場に行くときに貴重品はウチの母に預かってもらうしかない。部屋に金庫はあったようだが、使い方がよくわからないし。

娘は食事前に私の母に風呂に入れてもらっていたのだが、宴会で走り回って汗をかいたというので2人を連れて浴場に行く。やっぱり共同浴場は落ち着かない。中学生のときに親が持ち家を建てるまでは風呂無しの社宅に住んでいたんだが。子供たちは平気のようなんだけどね。

部屋は3つ予約してあって、ウチの家族のために1部屋確保していただいたのだが(他は男女別に雑魚寝)、例によって子供たちが寝てくれない。娘なんか昼寝はしてないし長時間移動したし宴会中も走り回ってたから疲れてるはずなんだが。しかも何度も「おしっこ」と言ってトイレに連れて行かされるし。子供たちを寝かせていると耳元で蚊の飛ぶ音がするのも気分が悪い。

環境もよくない。何かゲーム機のような音が頻繁に聞こえるし(車の盗難防止装置が雨で誤作動してたのか?)、何よりも酔っ払いのものらしい怒鳴り声が何度も聞こえてくるのが問題だ。そういう環境で真夜中に4歳の娘を連れて部屋の外にあるトイレに行って、女子トイレの前で彼女が用を足すのを待っているというのは不安なものである。



6月29日(日)
昨夜は子供たちが寝付いてからもよく眠れなかった。何度も目が覚めて、そのたびに時計を見て時間が経ってないのに愕然とする。気がつくと、いつの間にか息子と娘の位置が入れ替わっている。どちらがどちらを乗り越えたのか。

今朝は8時から食事をする予定になっているのだが、7時過ぎに私の母が起こしに来た。そんなに早く起きなくてもいいと思うんだが。予想通り娘はなかなか起きられないし。

9時からマイクロバスで実家に移動するのだが、息子の車酔いの件もありウチの家族は途中で最寄り駅に寄って降ろしてもらうことにする。ここで親戚の皆様とはお別れである。今回はありがとうございました。こんなに来ていただくとは思いませんでした。こちらからはそちらの法事には行かないのに。

明石で山陽電鉄からJRに乗り換えて東西線経由で帰ることにする。しかし京橋で東西線経由の西明石行き快速を見たような記憶があったので逆方向の快速もあるだろうと思い込んでいたのだが、明石駅で時刻表を見ると東西線経由は普通しかない。あらら、記憶違いだったか。仕方がないので普通電車に乗る。

娘は眠いようで私の膝の上に頭を乗せてくる。私も眠いので、気を失ってしまう。けっきょく、私たちはほとんど眠っていたのだが、息子には苦痛だったようである。

昨日に家を出てから娘は事あるごとに「てぃっしゅ!」と言って鼻をかむ紙を要求する。鼻水の分泌が多いようである。クシャミや咳も出てるし。用意してきたポケットティッシュは使い切って私のズボンに常備している分も残り少なくなってきた。困ったもんである。

家の最寄り駅に着いて歩き出すと、すぐに娘が「あるけへん」とか言い始める。途中でジュースを買ってやるということで歩いていただく。自販機で望みのジュースを買わせると、「つめたい」とか言いながら機嫌良く歩いている。こりゃ、精神的なものが大きいな。

家に戻ると娘とカミさんは昼寝に入ってしまった。私はHDD&DVDレコーダーに録画していた番組を今週分は消化できてないので観ていたのだが、気がつくと眠ってしまっていた。眉間が痛い。どうなることかと思ったが、水分を補給すると夕食後には痛みはなくなっていた。

夕方になってカミさんは起きてきたのだが娘が起きてこない。食事時になって息子が起こしに行ったのだが、起きないというので私が起こしに行く。しかしやはり熟睡している。無理やり起こしてまた熱でも出されると困るので、寝かせておくことにする。しかし、食事をしていると彼女は一人で起きてきたのだった。



6月30日(月)
今夜も娘はなかなか起きられない。居間に連れて下りたが、まだ半覚醒状態である。今日はカミさんも仕事が休みなので、保育所を休ませることにしたそうである。まあ、疲れているようだから、その方がいいだろうね。カミさんは原稿があるようなのだが。

仕事を終えて家に戻ると、子供たちはすでに寝室に上がっていた。娘がいい子にしていたかカミさんに訊いてみると、今日は近所の子供と遊んでいたそうである。近所に遊べる相手がいるというのはいいねえ。今は子供が少ないし近所付き合いも希薄だから、なかなかそういう環境は作りづらい。



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