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▲10月21日(木)▼
今日は帰りにLinuxザウルスで「アマガミSS」の14回目「トキメキ」を観る。ナナサキは好みなんだが、この2人のやりとりを見てると恥ずかしくて死にそうになる。主人公バカすぎ。いくら何でもこれじゃリアリティがない。他の視聴者はそういうコトはないんだろうか。まあファンタジーだし、若い子にはこんくらいの方がいいんだろうか。などとオジサンは思っちまったですよ(それでも観てるくせに)。
逃避で先生の方に注意がいってしまう。若い美人の担任ってのもいいなあ。原作のゲームではこの人も攻略可能なんだろうなあ。まあ、現実には無理なことを想像するのがファンタジーだし。
「2ちゃんねるに情報開示命令 日清CM撮影巡る書き込み」というニュースが。例のラ王の件で、内部告発した犯人捜しをしたいらしい。うーん、それは逆恨みなんじゃないかと思うんだが、社内の情報を漏らしたと言われればそうだからなあ。まあ、このおかげで、あの無法な撮影をした会社が「葵プロモーション」という社名だとわかったというのは個人的には収穫なんだが。
▲10月22日(金)▼
今日は帰りにLinuxザウルスで「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の2回目「俺が妹とオフ会に行くわけがない」を観る。いやー、こら面白い。オタクな人にはどうか知らないが、私のような薄々な人間には、こういう世界はワンダーランドである。そういや、日本橋に行かなくなって久しいなあ。30年近く前には一日中歩き回ったりしてたんだが。いま行ったら今浦島だろうなあ。
しかも2次会に流れ込んだ連中が、みんなキャラ立ってるし絡みも面白い。それでああいう展開になってああなってしまうとは。私には理解できん。カミさんの話とか聞いてると、カップリングが違うと(いわゆる逆カプ)大変なことになるらしいんだが。
それに、私もオタクなカミさんと同居してるから、主人公にはひっじょーに共感できる。薄々の一般人に対して熱く語り合えと言われてもねえ。
「ソニー、カセット型ウォークマンの生産・販売終了」というニュースが。もうコンパクトカセットなんて使わないからねえ。もうその次世代のMDも旧くなってmp3プレーヤになってしまってるんだから。
30年以上かあ。私の学生時代にはこういうコンセプトの製品はまだ無くて、胸ポケットに入る音楽プレーヤがあればなあ、と思ったのも懐かしい思い出である。学生時代にそういう製品が買えていれば、この人生ももう少し豊かになっただろうに。
▲10月23日(土)▼
今日は朝から歯医者に行く予定である。しかし、昨夜に娘と一緒に寝たため彼女の布団で温々としていて寝過ごしてしまった。カミさんも娘も熟睡しているが、息子は起きて学校に行ったようである。医院に行けない旨の電話をしようと思っていたら向こうからかかってきた。間を開けるといけないので来れるならすぐに来いということである。口だけゆすいで家を出る。
以前に直近の予約を取りにくかったので土曜日はさらに混んでるもんだと思ってたのだが、待合室に入ってみるとまだ準備中みたいな雰囲気である。指示された席に座ると女性スタッフが奥に向かって「お願いしまーす」とか呼んでいる。今回はドクターが作業しなければならないようだ。
まずは出来上がった左上奥歯の被せ物の試着である。カッチリ入るものだと思っていたのだが、押されてもぜんぜん入りそうな感じがしない。ドクターには「寄ってるなあ。やっぱり」と言われてしまった。
作業途中で受付のオバサンが訊きにくる。「ホンチャク(たぶん本着)ですね」に対して「そう、ホンチャク。上下とも」というやり取りがあった。請求額に影響するせいなんだろうか。
作業途中で「『親知らずは無い方がええなあ』思て見てたんですけどね」と言われてしまった。私は親知らずが4本とも残っているのだが、歯医者的には邪魔らしい。でもなあ、せっかく生き残ってるんだから個人的には殺したくない。ひょっとして将来的には抜けた跡に移植できるようになるかもしれないし、「歯(親知らず)からiPS細胞を樹立」という報道もあったからな。
今回の支払いは1万円を大幅に超えてしまった。まあ、技術料とか材料費とかを考慮すれば、健康保険の本人としても安いくらいだろう。財布に補充してきてよかった。
▲10月24日(日)▼
本日、カミさんは腐女子同士で映画鑑賞でえと。
朝食を食べると例のごとく眠くなり、すぐに眠ってしまう。しかし今は秋。何も被らないと寒いのである。寒い寒いと思いながら眠っている。寝室からタオルケットでも持って下りて被れば…とかチラッと考えたのだが、起きられない。起きてから葛根湯を飲んだが、あまり効いたような感じではない。困ったモンである。
国勢調査の調査員がやってきた。郵送されてないので直接出せということである。しかし調査票はカミさんに渡したのでどこにあるかわからない。そう言うと、夜にまた来るということである。
夕方になってもカミさんが帰ってこないので、彼女がいつも座っているところ周辺を探し回って記入する。ああ面倒臭い。全項目マークシートにしてくれればいいのに。選択肢が多くなりすぎるのなら、せめてWebでも回答可能にしてくれ。
▲10月25日(月)▼
昨日何も被らずに眠っていたせいか、風邪を引いてしまったようで寒気がして節々が痛く頭痛もする。今日は仕事を休むことにした。息子も熱があると言って学校を休んでいる。けっこう元気そうなんだが。
娘は学校から帰ってきてカミさんの実家に行っているので、1人で耳鼻科に行く。雨が降っているのでできれば屋内でじっとしていたいのだが、仕事を休んでいるので仕方がない。
着いたときにはちょうど前の患者が診察を受けているところだったので、すぐに順番が回ってきた。鼻の穴に噴霧するときも、薬液の付いたスティックを突っ込まれたときも、それほど抵抗はない。鼻ウガイしていたせいかな。センセイも「気管に炎症を起こす風邪が流行りかけてるので、その兆候かもしれませんな」ということであった。飲み薬をもらって帰る。
▲10月26日(火)▼
相変わらず体調が悪く、今日も仕事を休む。それほど酷い症状ではないのだが、寝ても耳鼻科でもらった薬を飲んでも、あんまり病状は改善しない。こういうのは厄介だな。それで、今日はダラダラと過ごす。
今日も息子は学校を休んでいる。昼前に腹が減ったと起きてきたので医者に行かせたが(中学生でも小児科に行っていいのね)、すぐに帰ってきた。やっぱり風邪だそうである。
耳鼻科でもらった抗生物質のせいか消炎鎮痛剤のせいか、腹具合が悪い。娘に面白がられるくらいお腹がゴロゴロいっている。ついには水様便が。持病の再発が心配だが、下血してないから大丈夫だろう(おい)。
「Eurocom、デスクトップ用6コアXeon X5690搭載のモバイルサーバー〜17型でHDD 4台搭載可能」という記事が。「1,920×1,200ドット(WUXGA)表示」というので一瞬「欲しいかも」と思って17インチはデカいなあ、と考え直したのだが、「価格は約12,000ドル(約100万円)」というんじゃ買えるわけがないね。
▲10月27日(水)▼
息子今日も熱があると言っていたのだが、別の体温計で測らせたら平熱だったということで登校させることになる。いい調子で学校に出て行った。いったい何だったんだ。
私はというと、熱はないのだが眉間のあたりを中心にして頭が痛い。そういうことで、今日も休むことにする。今の仕事はもう、どうせ失敗するから一生懸命やってもムダ…という気分になりつつある。
今日は「海月姫」の1回目「セックス・アンド・ザ・アマーズ」をチェックする。登場人物たちがオタクで「おひとりさま」のようなので、そういう層がターゲットなんだろう。こういうのが流行ると、ますます日本の人口が減ってゆくのではないだろうか。まあ、チャラチャラと流行に乗った人間ばかりになっているように見えるこの世の中でも、それに乗りきれない人間がいるということを描いているのは貴重かもしれないが。
自分たちのことを「腐った女の子」と呼んでいるが、現在一般的に使用されている「腐女子」とは違うようだ。オトコを必要としないということで身なりは関係ないということのようだが、カミさんやその友人たちを見てると、女同士の見栄の張り合いのようなもので化粧とかしているように見えるんだが。
いずれにせよ、そういう内容だし女ばかり出てくるがどれも美しくないので、薄々の一般人男性である私が観るような作品ではないな。オープニングに旧い映画のパロディが続出してるのを見ても、(カミさんのように)そういうのが判るけっこう年長のオタク女性向けなんだろう。まあ、勉強のために(苦笑)録画はしておくか。
▲10月28日(木)▼
朝食時に息子が点けていたテレビで「横浜買収交渉破談 住生活グループとTBS」というニュースが。こりゃ買うと言ってた側は丸儲けだね。あれだけ報道されてブランドの認知度が上がったのに赤字球団を引き受けずに済んだんだから。
今日は帰りにLinuxザウルスで「アマガミSS」の15回目「ヘンシン」を観る。久しぶりの通勤で最初にチョイスしたのが、この作品である。オレも軟派なことではある。しかも最初のでえとシーンではフィクションで他人が主人公だと分かっていながら股間が反応しそうになるし。このあたりはオトコの浅ましさというヤツでしょうか。でも、好みの女の子とデートとなるとねえ。
しかし、2人きりのデートになったのも相手のリードだし、イニシアチブを取れないもんか…と思ってしまうのは私がオジサンだからである。原作のユーザ層は、たぶん自分からはアクションを起こせないタイプだろうと思うし。まあ、私も30年前は(苦笑)
しかし、味噌ラーメンのくだりはちょっと展開がアレすぎて引いてしまう。この作品のユーザ層の年代だと、これもイケるんだろうかねえ。
ああ、そしてキスまで相手からだし。彼女の好意も感じられないくらいニブいという設定みたいだし。こういうのも旧い価値観なんでしょうか。
とか言いながら、ラストでは主人公が着衣のままプールに飛び込んでるし。このあたりのギャップもリアリティが…まあ、文句を言いながらも最優先で観てるということは、けっこう気に入ってるということなんだよなあ。自分でもどう解釈したものやら。
「鉄道トラブル:脱線事故現場、速度超過で進入 ATSで停止、JR西公表せず」というニュースが。なんで公表しなかったんだろう。「安全装置がちゃんと働きましたので安心です」というアピールになるんじゃないかと思うんだけどねえ。逆に「安全装置が働くような運転をするとはけしからん」と言われるのを避けたんだろうか。でも、そのための安全装置だと思うんだけどなあ。
「南北赤十字会談:大規模支援を北朝鮮が要求」だそうで。「盗人猛々しい」というより「乞食猛々しい」と言うべきなんでしょうか、こういうの。
▲10月29日(金)▼
今日は夕方から歯医者の予約を入れているので急いで帰る。今回も担当はセンセイではなく女性スタッフである。どの人かは判らない。こっちは仰向けになってるから向こうの顔が見えないのよ。センセイに「コウゴウ(たぶん咬合)チェックです」と声をかける。いちおうドクターの管理下で作業しなくちゃいけないだろうからな。
べつに被せ物をした左側の噛み合わせに問題はないのだが、左上奥歯の間に食べた物が挟まると言う。親知らずとその手前の歯は段差があるので食物が入りやすいということである。まあ、ここは今回の治療前からそうだったからな。
親知らずは無い方がいいと言われてしまった。前回もセンセイにそう言われたなあ。噛む役に立ってないし隣の歯の側面が浸食されるリスクがあるとか言われたが、そう言われても健康な歯を抜くのはなあ。
その点はデンタルフロスとかで掃除するしかないということなのでそうするとして、今回金属を被せた親知らずから2本目の歯とその奥の間にも入ったことがあったと言うと「えーっ」と言われる。それは想定外だったようだ。型を取って作ったからフィットしてなければいけないだろうからね。
フロスを割り込ませて「たしかに入りますね」とか言っている。型を取ってから歯が動く人がいるとか言っているが、そういうのは少数派なんでしょうか。どうするんだろう。作り直すのはイヤだなあ、とか思ってたらセンセイに報告に行った。隣のシートに座っている患者の治療中だった彼は「ケイタイチョウセイ(「形態調整」か?)するわ」と言ってしばらく待たされる。
私の口の中を覗き込んだセンセイは「リュウセン(「髏」かと思ったが「流線」のようだ)が問題やな」と言う。どうするのかと思ったら、歯を削って食べ物の流れを変えるとかいう説明である。そんなんで直るんでしょうか。ちょっと削られてまた1週間後、ということになるのであった。
『静岡・日航機ニアミス:管制官2人、有罪確定へ 「誤指示と因果関係」』というニュースが。うわー、1回言い間違えただけでクビですか。多数の人命が懸かってるとはいえ、これはキツいですねえ。まあ、私も人命や金に影響するシステムは担当したくないなあ。
ミスが許されないといえば、グローバル化して図体がデカくなると、韓国企業といえど大赤字になるんですよねえ(「韓国LG電子、第3四半期は過去最大の営業赤字」)。グローバル化で多様性が無くなって、どんどん世界が不安定になっていくような気がしてるんだが。まさしくバタフライ効果の世界である。それで生活を左右される庶民は堪ったモンじゃないよなあ。
▲10月30日(土)▼
今日も娘は起きてこない。昼前に起こして朝食を食べさせるが、どうも動きが鈍い。彼女を着替えさせてから家を出なければならないのだが、朝食を終えた時点で耳鼻科の受付終了まであと10分しかない。とにかく何か着て家を出ろ。
そういうシチュエーションだというのに、娘は玄関の姿見の前で寝癖がないかチェックしている。うーん、女の子だねえ。私も子供の頃にそういうことを意識したコトなんて無かったし、息子も身なりなんてぜんぜん気にしなかったからなあ。
急がなければならない。必死で自転車を漕ぐと、後ろの座席に座っている娘が「ひやー」と声を上げる。何とか間に合った。
娘は酷くなっているので、また連れてくる回数を増やした方がいいようなことを言われる。私に対しては「まだちょっと、気管に炎症がありますなあ」とのことである。病弱家族だ。娘は上半身に1枚しか着てないので帰りに寒くないか訊くと「さむい」というので私のジャケットを着せる。私は自転車を漕いでいるので暑いくらいなのだ。
娘が「テレビ観ていい?」と効く。しかし生憎、HDD&DVDレコーダーからパソコンへダビング中である。昼寝しているカミさんのネットブックでファイルサーバに入れてるアニメを見せることにするか。
「何か観たいもんあるか? 何でもええ?」と訊くと彼女は「とらどら!」と応えた。「かなめも」を見終わったのでこれの1回目を観せたときには、それほど受けてたような感じじゃなかったんだけどな。気に入ってくれて父ちゃんも嬉しいよ。
▲10月31日(日)▼
今日はカミさんの新しいパソコンの設定。電源とディスプレイとキーボードを新しいマシンに繋ぎ替え起動するが、スゲエ時間がかかっている。やっぱりWindows7は肥大化してるなあ。それに操作性もぜんぜん違う。せっかくXPの使い方に慣れさせてるのに、何でこんなに変えちゃうかなあ。
データが入っているドライブはUSBハードディスクにバックアップし、新環境でも同じドライブレターを作ってそこにリストアする。
FirefoxのブックマークやサイトのパスワードはFEBEを使って移行。ATOKの辞書もUSBハードディスクにバックアップしたものから「辞書合併」する。
作業を終えて階下で息子とくつろいでいると、カミさんが下りてきた。なんでも、Power書院をインストールして再起動したら、ログオン画面でキーボードが使えなくなったという。ログオン画面でソフトキーボードが表示できたので、それでパスワードを入力させる。ログオン後にキーボードのプロパティで書院IMEを削除したらキーボードが使えるようになった。
雨が降っているが、夜になってスーパーに出かける。買い物を終えて自転車に乗り、家に向かっているとバイクが曲がってきた。ふつうは向こうが避けるもんだと思うんだが、ぜんぜんそういう気配がないしスピードも落とさない。ライトを点けてるのに、まるでこっちが存在しないような感じである。
これは避けなきゃヤバい、と思って進路を変更しているところにそのままぶつかられた。思わず声を上げる。斜めになってるところに衝突されたので、横方向に跳ばされる。道の側面が塀だったので、それにぶつかった。畑とか空き地でなくてよかったな。
我に返って後ろを見ると、件のバイクは何事もなかったように走り去って角を曲がるところだった。逃げている様子でもない。まるで私が存在しなかったかのうようである。いったい何だったんだ。向こうはライトを点けていたのでシルエットしか見えなかった。泣き寝入りかよ。
身体の状況を確認したが、指がちょっと痛いくらいで骨折とかはないようだ。自転車も壊れたところはないように思える。斜めからぶつかられて力が分散したのが幸いしたようだ。
家に着いて自転車を停めると、窓の外に置いてある棚からネコの鳴き声が聞こえる。しかし上に乗せてある茣蓙の上にもいないし、棚の下にも見つからない。ようやく見つかった。棚の最上部にダンボール箱が置いてあって、その側面が半分だけ開いていてそこから覗いていた。後で訊くとカミさんがネコのために作ったらしい。蛸壺ならぬネコ壺ですな。
今日は娘と一緒に寝る。私が枕カバーを探していると彼女がサッと起き上がってカゴの奥から枕カバーを出してきた。何も言ってないのにねえ。負うた子に教えられ、というヤツだな。子供がいれば、老後も何とか生きていけそうだ。
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