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11月11日(金) 
今日は早めに帰ってアジアシリーズ日本代表と台湾代表の試合を観る。結果はコールド勝ち。さすがに興農は阪神よりも弱そうだな。ピッチャーの球も遅い。まあ、まだプロができて16年だから仕方ないか。やっぱり高校を卒業して入ってきた選手が引退して指導者になるくらいの歴史がないと、伝統というのはできないでしょう。

あと、台湾の選手は背番号が大きいな。日本では主力選手は小さい番号を欲しがるもんだが。というか、レギュラーになると球団側が若い番号を勧めたり、周囲が大きな番号を付けているのを許さないような雰囲気があるような気もする。

しかし、台湾のねーちゃんはキレイだなあ。ほんとうに清らかな感じがする。今の日本ではああいう方向は目指されてないからなあ。貴重だ。



11月12日(土) 
今日は昼まで起きられない。しかし疲れた。先週末から今週中頃までの日記を書いていると、よくまあ倒れずに乗り切れたものだと思う。

今日はケーブルテレビで放映されていたアジアシリーズ韓国代表と台湾代表の試合を観る。勝った方が決勝進出だからこのシリーズで最も重要な試合の一つだと思うのだが、なんで地上波で放映しないのかねえ。試合前に国歌を吹奏するというのはいいな。しかし、もう少し客が入ってもいいんじゃないかと思うんだが。

試合は興農の先発投手が乱調で、1回に四死球だけで満塁にして守備の乱れもあり3点取られて勝負あり。格下と見られている方がこういう状態になったら勝ち目はないな。あんまりレベルの高さは感じない。台湾の方が選手層が薄いのも感じる。

しかし、リリーフが頑張って後半は興農が押していた。いい投手がいれば多少の力の差は帳消しになってしまうんだよな。戦前の日本と大リーグ選抜が沢村栄治一人の力でいい勝負をしたくらいだから。そういう意味では、明日のサムスンは満を持してエースを先発させてくるらしいから侮れないぞ。

このリリーフがもっと早くから投げてれば面白い勝負になったと思うんだが、信頼できる唯一のリリーフピッチャーらしいからなあ。それで勝っても決勝戦で勝ち目がないことになる。野球というゲームの最大の欠点は、戦力において投手の占める比率が非常に高いのにもかかわらず、全ての試合に出られないことだと思うのだ。まあ、日本シリーズで4連投4連勝した人もいるんだけどね。



11月13日(日)
今日はアジアシリーズ決勝戦を観る。序盤で5点差がついて一方的な展開になるかと思ったのだが、サムスンのリリーフ投手が頑張り、9回に安打が続いて盛り上がる。やはりサムスンは阪神より強かった

敵国での試合だとかドーム球場に慣れてないとか客は全部相手チームのファンだとか主力打者が怪我で欠場しているとか、阪神なんかよりもずっと不利な条件を抱えながらこれだけの戦いをして見苦しい言い訳をしないサムスンの選手やスタッフに敬意を表するものであります。

ちょっと条件が不利だからといってそれで負けたとか言ってたんじゃ、国際試合じゃ勝ち抜いていけないですよ。ワールド・ベースボール・クラシック2次リーグ以降はアメリカでやるようだが、「芝の状態が悪いから捕れなかった」とか言い出す選手が出てきそうな気がするなあ。もっと逞しくならないと。そういう意味でも、前に書いていたように韓国や台湾に出て行って交流戦をするというのはいい案だったと思うんだけどな。

これで今年のプロ野球シーズンも終わり。ポストシーズンの戦いぶりから個人的にアジアのプロ野球チームに順位をつけるなら、1位ロッテ、2位ソフトバンク、3位サムスン、だな。

サムスンは満を持して送り出したエースの調子がよくなかったようですね。後半はロッテが押されていたことを思うと、「英洙が完調であればヤバかったかも。そういう意味ではサムスンとしては昨日の興農戦と逆の結果になってしまったか。やはり野球の勝敗というのは投手の出来に大きく左右されるんだよな。

まあ、シリーズまで登板間隔が開いてたうえにマウンドに慣れてないというハンディはあったが、調子がよくなかったのはロッテの渡辺も同じ。そいうときにいかに粘って得点を与えないかというところの差が出たということか。

今夜は私が風呂に入っている間にカミさんが子供たちを寝室に連れて上がって本を読んでやっていてくれていたのだが、交代して私が寝かせる。娘は遅くまで昼寝をしていただけあって、やたらと元気である。背中の痒みも酷いようなので、薬を塗り込んでやる。

そうこうしていると、布団の中で私にしがみついてきてくれた。こういう小さな生き物が自分にしがみついてきてくれる、この至高の喜び。

いつもは背中に薬を擦り込み続けていると、身体を横たえたまま動かなくなるのだが、今日は途中でそれを拒否して上着を降ろす。そしてしばらくすると、寝室の反対側に行って何かし始めた。母親を捜して部屋を出ようとしているのではない。しばらくすると、人形を持ってやってきた。それを抱いて横になる。息子はこういうことはしなかったと思うのだが、やっぱり女の子は違うのかな。そのまましばらくすると、呼吸音が安定してくるのであった。

私の布団に人形を連れ込まれたので眠るところがない。そのまま起き出してパソコンをいじるのである。カミさんが先に寝たのでその後に上がっていったら、まだ娘は人形と一緒に私の布団にいる。その隅っこにお邪魔させていただくが、枕が娘に占領されてるし寝返りすると娘を起こしそうなので気になって眠れない。困ったもんである。まあ、カミさんはいつもこういう状態で眠ってるわけなんだが。



11月14日(月)