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▲1月21日(日)▼ →
昨夜も子供たちと一緒に当日中に寝たのだが、遅くまで起きられない。カミさんと娘は昼前まで寝てたんだけどね。息子は昼からソフトボール。カミさんは娘を連れて買い物に行くというので一緒について行く。かなり菓子類を買った。最近、菓子の消費量が増えてるような気がするんだがなあ。カミさんによると、原稿中は菓子をバリバリ食うらしい。体型の維持と引き替えに創作活動をしてるわけなのね。鶴が羽を抜くようなものか。
買い物から家に戻ってきたが、眠い。ここ2日は10時間以上寝てるはずなんだがなあ。けっきょく、17時過ぎから昼寝をする。19時過ぎに娘が起こしに上がってきたが、「起きたら仕事に行かなきゃいけないのかあぁぁぁ」とか思いながら眠っていた。何でこんな眠いんだろう。短時間の睡眠後は頭が痛い。
▲1月22日(月)▼ →
今日も眠かったが、いっぱい仕事ができた。まだプレッシャーはあるけれど、恢復に向かいつつあるような感覚はある。もう少しの辛抱…であればいいのだが。
あるある大事典2のデータ捏造事件で、「あの番組が信用できなくなった」「信じていたのに裏切られた」などの批判が約55%って、まあ皆さん、無邪気なのねえ。毎週毎週あれだけネタが出てくるということは、どれもこれも決定版ではないということなんじゃないかと思うんだが。イベントとして試してみてるだけだと思ってたんだけどねえ。
鈴木雅之と島谷ひとみが結婚披露宴に飛び入り参加し、サプライズライブを行ったですか。うっ、うらやましいー。結婚式でのライブというと、鈴木康博さんの結婚式で小田さんがハイ・ファイ・セットをバックに「卒業写真」を歌って泣いたとか、レコード会社の人の結婚式に山下達郎・竹内まりや夫妻が村田和人氏らと即席バンドを結成して歌ったとか(記憶で書いてます)、羨ましい話はいくつかあるのだが、これもそれらに匹敵するくらい羨ましいなあ。
▲1月23日(火)▼
背広の胸ポケットにmp3プレーヤーを入れているにもかかわらず、ここしばらく出勤時に音楽を聴いてないし携帯で小説を読むこともなかった。何をする気力も起きず、ただ電車の中で突っ立っているだけ。しかし今朝は音楽を聴きながら携帯で「お伽草紙」(太宰治)を読んでいる。少しは気力が上がってきたのだろうか。
今日も仕事で遅くなってしまった。職場を出てエレベーターから降りると、今夜も人の波が。大阪城ホールのコンサート帰りでしょうか。ねーちゃん率が高く、今回もそれほど派手な感じではない(いま調べてみると、aikoですか。なるほど、なんだかわかるような気がする)。しかし、22時過ぎてるのに、なんでこんなに人が流れてるんだか。最近のコンサートは遅くまでやってるんですか。困ったもんである。
大阪城公園駅から帰るつもりだったのだが、満員電車に押し込まれるのは嫌なので京橋から帰ることにする。大阪城ホールから南の方に帰るのに京橋から乗る人はいないだろう。それで方向転換して京橋駅に入ったのだが、ホームに上がるとそこは人がいっぱいだよ。やってきた車両も混んでいたので、乗るのをあきらめる。次の電車は空いていたので座ることができた。大阪城公園駅からは恐れていたほど人は乗ってこなかったが、まあいいか。
▲1月24日(水)▼
通勤時になんとか本を読める気力が出てきた。それで今日、「江路村博士のスーパー・ダイエット」(草上仁)の「飛んで行きたい」を読み終えた。これはなかなか面白かった。これも途中でオチは見えてしまうが、貢いできた彼女の部屋に行けるかどうかの瀬戸際でのドタバタというのはシチュエーションだけでも面白いし、テクノロジーの発達への風刺も入っている。
北京五輪中は公式戦を中断するとか言っているが、稼ぎ時の夏休み中にプロがそれほどのことをするほどのものなの? メジャーの選手は出ないんでしょ。そんな大会で優勝したってねえ。WBCのときはあんなに冷たかったのに、予想外に盛り上がったから味を占めたのかな。どうも日本の野球界はバランス感覚を欠いているような気がしないでもない。
ぎゃー、こりゃ大変だ。HIV抗体検査を受けた男性に「陽性」の結果を「陰性」と伝えるミスがあったってえ!? 検査を受けにくるくらいだからセーフセックスはしてないだろうし、これに安心してヤりまくるんじゃないのか。こういうミスは許されないですよ。ミスをチェックできる体制にはなってなかったのか。
▲1月25日(木)▼ →
やっと出勤中に携帯で小説を読む精神的余裕ができてきたので、今は「お伽草紙」(太宰治)を読んでいる。一般的な価値観を否定するという意味で、この作品は優れてSF的である。しかし、こんな考え方をする人だったら、あの時代には生きにくかっただろうなあ。今みたいに個人主義で引きこもってもいいよ、みたいな時代だったらまだよかったんだろうけど。
今日は昼過ぎから梅田の北側にある会社に移動して打ち合わせ。家に帰るのに電車に乗っている時間が長いので、HDD&DVDレコーダーで録画した「ALWAYS 三丁目の夕日」をLinuxザウルスで観ることにする。テレビで放映したときには途中からしか観てなかったのである。鶴橋に着いたところで一時停止させてザウルスの電源を切った。そしてブックオフの店内を巡回した後、近鉄に乗って電源ボタンを押すと一瞬画面が光るが、真っ暗なままなのである。どうも、MPlayer for ZaurusとZPlayerを起動したまま電源を切ると、復帰できなくなってしまうようだ。正月に実家に帰省したとき起動しなかった(ように見えた)のもこのせいか。けっきょく、バッテリーを外してから再起動させる。
納豆が店頭から一斉に消えたと思ったら、こんどは「みんな一緒に抗議しましょう」か。まったくチーチーパッパが好きな人たちではある。
かと思えば給食費未納が全児童生徒の1%って…「ブランド品で着飾った母親が集金袋にお金を入れない。子供が教室で泣いている」「高級外車を乗り回したり、携帯電話代を何万円も払っているのに、給食費は払わない親がいる」なんて、親がこういう感覚なら子供がまともに育つわけはないわな。
▲1月26日(金)▼
少しは鬱が恢復してきたかなと思っていたのだが、今日はしんどい。近日中にやらなければならないことはいっぱいあるのに、今日中にやらなければならない最低限のことしかできない。背中が石でも乗せられているかのように硬く、重い。けっきょく、馬鹿でも悩まなくてもできる単純作業しかできなかった。
「日本海の名称は植民地時代の産物」って…アホか。朝鮮半島がなくても日本海は日本海だが、日本列島がなかったら日本海は太平洋だよ。私は半島の人に対しては差別意識はないつもりなのだが、こんなのを大統領にしているような国とは付き合ってられないよなあ。
付き合ってられないといえばコイツにも付き合ってられない。「格闘家ノリ誕生?K1がラブコール」だってえ!? ほんまに話題作りしか考えてへんな。こんなヤツの甘言を信じたら、使い捨てられてポイだよ。曙の例を見てると、K-1に行ったら2年後にはバットを持ってプロレスのリングに乱入してる姿が目に見えるようだ。
▲1月27日(土)▼
昨夜は子供たちと一緒に寝たというのに、起きられない。朝になって何度か目が覚めたのだが、苦しくて「うー」「うー」とか「んっ」「んっ」とか呻き声が出るだけで、けっきょくまた眠ってしまう。起きたときには午になろうとしていた。
この冬、ずっと居間は床暖房とガスファンヒーターで過ごしてきた。しかしカミさんが足が冷たいといって、コタツを出すことになる。すると猫が気に入ったようで、気がつくとコタツの中に入っている。猫はコタツが好きなんだな。父の実家で飼っていた猫は掘りゴタツの中に入って、よく一酸化炭素中毒で仮死状態になっていたそうだ。外に出しとけば復活したらしいが。
今日は娘が風邪気味なので保育所を休ませる。今週も息子がソフトボールに行っている間にカミさんと娘が買い物に行くのについて行く。スーパーを出て本屋の駐車場に入ったところでカミさんの携帯に電話が入った。息子の調子が悪いので帰らせるということであった。彼も咳をしていたからなあ。そのまま家に戻るのである。
帰ってきた息子に寝ているように言うと一緒に寝てほしいというので、彼と一緒に寝室に入る。気がつくと息子はもうすでに起きていた。けっきょく、私だけ2時間以上眠っていたのであった。何をしているのやら。
新書サイズで文字ばかりの本だったのだが、息子は先日買ってきた「十五少年漂流記」が気に入ったようである。いちど読み終えてからも、寝室に持ち込んで寝る前に読んでいる。いい傾向だ。
▲1月28日(日)▼ →
昨夜も子供たちと一緒に寝たし昼寝もしていたというのに、今朝も起きられない。昨日と同じように呻き声を上げながら寝ている。昨日よりは早く起きれたんだけどね。
昨日の今日なので息子は今日もソフトボールを休む。娘はお義母さんと出かけている。カミさんが昼寝に入り息子が私のパソコンでゲームをしているので、私はHDD&DVDレコーダーに溜まっている番組を集中して消化する。
今夜は外食することになる。カミさんが寿司、息子がラーメンを食いたいと意見が分かれたのだが、息子の意を汲んで贔屓にしていたラーメン屋に行くことになる。久しぶりだな。娘はひょっとして初めてなんじゃないか。少なくとも行った記憶はないはずだ。
ラーメン屋の隣に古本市場があるので食後に行ってみる。娘を児童書のコーナーに連れて行くと、自分で本を選んで読んでいる。座って読みたいというのでカミさんは買い物カゴをひっくり返して娘の椅子にしている。そのうちに本を2冊持ってきて「これ、ピーして(この本をレジに持っていってくださいな)」と言っている。自分で本を選べるのはいいことだ。けっきょく買ってやることになるのである。
▲1月29日(月)▼
昨夜はカミさんが子供たちを寝かせてくれたのでHDD&DVDレコーダーに録画した番組を消化していて夜更かししてしまった。今朝起きて朝食を食い、家を出る前に思う。「いかん、今日も鬱だ…」。職場に着いても午前中は眠くて眠くて仕事にならないくらいである。水分を大量に摂ると、いくぶんマシになったのだが。
今は通勤中に軽いものをということで「午後のブリッジ―小松左京ショートショート全集〈5〉」を読んでいる。ショートショートはこのシリーズで網羅されているという話なので、漏れのないように読んでしまおうということである。まだ鬱なので面白いものは先に残しておこうと考え、5巻から読み始めている。しかし、これだけ種々雑多な媒体に書いているのを見ると、掲載誌じたいがSFのネタの素だったのかもしれない…と思ってしまった。
▲1月30日(火)▼
朝食を食べていると、口の中に嫌な衝撃が走った。右下の奥歯に装着されていたブリッジが外れたのである。昨日の夕食時、長時間保温されて固くなった飯を噛んだときに歯の間に隙間が空くような嫌な感じがしたのだ。あのときに接着が外れたのが、パンの吸着力により脱落したのだな。
ふつうなら歯医者の予約が取れるまでどうしようかと悩むところなのだが、ラッキーなことに今日は2ヶ月に一度の歯科医受診の日なのである。なんとも都合のいい日に外れてくれたものである。予約時間は昼食前だから、露出した歯で食事をしなくてもいい。
歯科医によると、ブリッジを作ったときよりも歯茎が下がってきているので、歯磨きで根元のセメントが摩耗したんだろうとのこと。そうだよなあ、作ってから30年近く経過してるはずだからなあ。よく保ったものである。そういう意味では私は歯医者運がいい。
引き続き通勤中に「午後のブリッジ―小松左京ショートショート全集〈5〉」を読んでいる。「迷路」のような単純なネタの作品の方が、いま読むと「おおっ」とか思ったりするなあ。
掲載誌の業態に合ったネタで書くというのは、想定している読者が楽しみやすいようにという理由ではないかという気もしてきた。その業界の未来の姿とか誇張した姿を見せてクスリとさせるという趣向。いわゆるサービス精神ですな。
▲1月31日(水)▼
今日は京都の客先で昼から打合せ。長時間移動するので「せちやん 星を聴く人」(川端裕人)を読み始める。やっぱり表現力が違う。同じことを描いていても、その重みが違う。この人の科学小説(だけどSFではない)は好きだなあ。
打合せが早めに終わったので、帰りは息子に読ませる歴史マンガの掘り出し物を探すために三条京阪のブックオフを経由して帰る。寝屋川市でも途中下車してブックオフに寄るつもりで急行に乗ったのだが、Linuxザウルスで「ALWAYS 三丁目の夕日」を観始めたのが失敗だった。途中で止められないから降りられなくなって、気がついたら京橋に着いていたのだった。「せちやん 星を聴く人」の続きを読んだ方がよかったか。まあ、テレビ放映時にリアルタイムで観たところまで鑑賞できたからいいか。
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