2001年 10月下旬の日記
▲10月21日(日)▼ →
今朝も一人で起きて通信していたら息子が起きてきた。二人で洗面所に下りて顔を洗うことにする。これから寒くなるので冷水で顔を洗う習慣をつけておいた方がいい。二人とも顔を洗った後、私がヒゲを剃っていると彼は「おひげ、なくなってる」と言う。父親がヒゲを剃っているところはあまり見たことがないだろうからねえ。「ちょっと、いたい?」と訊くので「痛くないよ」と言って彼の鼻の下を剃ってやろうとすると、慌てて逃げた。よほど怖いもののように見えるらしい>電気髭剃機 まあ、モーター音がかなり怖そうなんだろう。
今日はカミさんが息子を遊園地に連れて行くと言っていたのだが、天気が悪いので「キャッツ&ドッグス」を観に連れて行ってくれる。しかし、ホームページを見て上映館と時間を調べようと思ったのだが、載っていない。ホームページを見て面白そうだと思った客が次に何を欲するのかわかってないのかね。サービス不足だぞ>ワーナー・ブラザース
USBマウスの調子が悪い。仕方がない。システムをバックアップから9月8日の状態に戻すことにする。Cドライブのファイルを元に戻し、システム状態をリストアする。再起動すると快適快適である。これでしばらく様子を見て、問題ないようならSP2を当てよう。その間にやったことはすべて元に戻ってしまうが、仕方がない。あ、ATOKの辞書をバックアップするのを忘れた。まあいいか、昨日のバックアップから復旧だ。でも、マウスの速度の設定が元に戻ってない。何だか不安だな。マウスもときどき引っかかったような動きをするし。…とか思ってたら、IMEを切り替えたらマウスポインタが動かなくなってしまった(号泣)。こりゃまた昨日の状態に戻さなきゃいけないのかあ(怨泣)…とか思ってアプリケーションを全て終了し、試しにマウスを挿しなおしてみたら認識するようになったので、やっぱりこれでいくべきかなあ。また元に戻すのは時間はかかるし面倒臭いし、今の方がマウスの動きはまだスムーズだ。これで致命的な問題点が見つかったらどうしようもなくなるんだけど。
インターネットディスクも同期がズレてるので、いちど全部消してからアップロードする羽目になった。あ、スタートメニューの設定が元に戻っている。ということで、「Documents and Settings」フォルダの内容を昨日の状態に復旧する。そうすると、またインターネットディスクの同期をやりなおさなければならなくなってしまった。ああ、私の半日を返せ! しかし、安定しているといわれるWindows2000でさえこれだとは、客を馬鹿にするにも程がある>Microsoft
妻子が帰ってきた。思ったより遅かったね。息子は「いぬとねこのえいが、にかい、みたねん」と言っている。カミさんに訊くと、息子がもう一度観たいと言ったし彼女も「ハリー・ポッター」の予告編を2回観たかったのでそうしたそうである。はあ、そうですか。カミさんによると、今日彼らは息子が言うところの「おれんじの、でんしゃ」に乗ったらしい。息子に訊いてみると、難波行きに乗ったらしいが往きに乗ったわけではないらしい。要領を得ないのでカミさんに訊くと、映画館からの帰りに電車を待っていたら反対方向の列車が来たのでそれに乗って難波まで行ったらしい。そうか、それはよかったね。でも、互いの常識が一致していないと話が通じないものではあるなあ。彼は「なか、おんなじやったよ」と言う。以前私がその列車に乗ったことを彼に言うと、内装が通常の車両と同じかどうか訊かれて答えられなかったのである。そういうマニアックなところまで見てませんて。
外から帰ってきても息子は元気である。居間でその辺を走り回っている。これは、私がもう一度外に連れだした方がいいな。ということで買い物に連れ出すことにする。何か買ってくるものがないかカミさんに訊くと「肉!」と応えた。狂牛病騒ぎも彼女には何の関係もないようである。ちょっと雨がパラついているが大丈夫だろう。
まずは一つ目のスーパーに入り、総菜と野菜ジュースの価格を調査する。いまの彼の興味の中心は乳酸菌飲料のようである。一つひとつ指さして名前を訊いてくる。早くカタカナも読めるようになってくれ。続いて2軒目であるが、息子はエレベーターに乗りたがる。それで3階に上がると、そこは100円ショップになっているのでオモチャ類に興味を惹かれて「これ、なに?」攻撃が始まるのである。中でも彼が最も興味を惹かれたのが、硬貨を入れると原色で球形のガムが複雑な構造物の中を転がった末に出てくる(ように見える)自動販売機である。こういうのはいかにも身体に悪そうだから買わないのである。自分が子供の頃はもっと凶悪なものを駄菓子屋で買って食ってたんだけどね。
2軒目のスーパーを巡回中にお菓子のコーナーを通ると、息子はまた一つ一つ指さしながら何かと訊いてくる。玩具つきの菓子にも興味があるようで、そこで彼は大変なモノを見つけてしまった。ミニチュアのプラレールが付属したラムネ菓子である(本体がラムネ菓子であることは家に帰ってパッケージを開けてから知った)。ずいぶん欲しそうにしている。その場では「さっ、行こう!」と連れ去ったので諦めたようだが、未練は残ったようでその後にもずっと「ちっちゃいぷられーる、どこにあったん?」とか言っている。「あっちの店や」と応えると「あっちの、みせが、よかったなー」とか繰り返すのである。
スーパーを2軒回った後、ヤングアダルト系の文庫本を探すために本屋に寄る。職場近くの本屋はビジネス書主体でヤングアダルトはほとんど無いのである。そろそろ「ミドリノツキ 下」(岩本隆雄:朝日ソノラマ文庫)とか出てるはずだしね。息子は店内に入ろうとする私を引き止め、入り口にある回転式の本棚に陳列してあった電車の絵本を読み始める。そろそろ立ち読みの楽しみを覚えてきたかな。よい傾向である。平積み台が無く立ったままでは読みづらいので彼はすぐに絵本を棚に戻した。そして店内に入るが、買うべき本は見つからなかった。次の本屋は閉店していた。残念。
そしてビタミン剤とセパホルンZを買うために薬屋に寄る。道端に自転車を停め、息子が降りようとしているところに自動車がやってきた。道が狭いので今降りると危険だ。彼を止める。自動車は次々にやってくる。3台目が通過するときには、自転車の荷台にしがみついた体勢に耐えられないと言う。もう少し我慢してくれ。店にはいると彼は「おもちゃがある!」と叫ぶ。え、ここにはそんなものは無いはずなんだが…と思って見ると子供用の歯ブラシであった。キャラクターつきであるが、それにしても派手だね。こういう本来の目的に関係のないところでコストを高くしちゃイカンでしょう。
やはり息子は「ちっちゃいぷられーる」が欲しいようである。店に入るたびにこれを買えあれを買えと騒ぐうるさいガキならともかく、彼がこういうことを言うのは珍しいので買ってやることにする。最後の店を出て「小さいプラレール、ほしいか?」と訊くと「ぜったい、ぜったい、ほしい!」と言うので、前の店に戻って買ってやる。レジのオバサンにシールを貼ってもらって渡され、彼は大喜びである。「家に持って帰ってから開けや」と言うと「これ、かーちゃんにみせたら、びっくりするかなー」とか言っている。家に着くと彼は門についているインターフォンのボタンを押し、母親に「ちいさいぷられーる、もらった!」と言う。おいおい、それじゃ相手にわからないぞ。それに、「もらった」じゃなくて「買ってもらった」だ。家に帰って苦労しながらパッケージを開け、ラムネ菓子が入っているのを見つけて彼は「なんで、らむね、はいってるん?」と訊く。いや、タテマエ上はそっちがメインなんですって。
カミさんのリクエストで肉料理を余計に買ってきたので総菜が5品になってしまった。しかし彼女は「焼き肉が欲しかったのにぃ」と文句を垂れる。総菜を大量に買い込んできたにもかかわらず、カミさんは自分で肉を焼き、さらにご飯にふりかけをかけて食べている。ううっ、そんなに私の買ってきたおかずが嫌なのね(涙)。
今夜は木根尚子さんから電話がかかってくるらしい。彼女もハリポタにハマったそうだから、その話だろう。23時からの予定にしたそうである。息子が私と風呂に入りたいと言ったので私が入れたのだが、出てくると23時10分前であった。カミさんはその後に風呂に入ったが、出てくる前に電話がかかってきた。私がお相手していると彼女が上がってきて横でガリガリと爪を立てる。交代して息子を寝かせるのである。
▲10月22日(月)▼ →
明け方から隣で寝ている息子がみゃーみゃー言っている。「しんどいー」とか言っているようである。「しんどいんやったら寝たらええがな」と言ったのだが、どうやら熱があったようである。それはすまなかったな。まあそれでも寝るのがいちばんなんだが。
私もしんどい。けっきょく目覚ましが鳴るまで起きれなかった。7時半である。今日も更新の少ないWebを巡回し、日記を上げると8時を過ぎた。妻子はまだ起きてこない。寝室に行って雨戸を開けるとカミさんは起き上がったが息子は微動だにしない。カミさんが彼を触って「熱があるみたいよ。触ってみて」と言う。たしかに熱い。今日は休ませることになるか。また雨戸を閉めるのである。
今朝は雨が降っているが、息子が熱を出しているのでカミさんに送ってもらうわけにはいかない。しかし様子を見ていると陽が照ってきた。だったら自転車で行けるかな。天気予報は下り坂のようなんだけど。しかし、走っていると途中で大きな雨粒が落ちてきた。木の枝から水滴が落ちてきたのではないかと思うくらいの大粒の雨が。ちょうど長い信号に引っかかったので、傘を出して差しながら走るのである。
今日は通勤中に「LOVE GOES ON…」(DREAMS COME TRUE)を聴いている。やっぱりこの頃のドリカムは活きがいいねえ。才能がピチピチ跳ねている感じがする。最初の2曲なんか、気持ちが本当にストレートに伝わってくる。これが才能というものである。それにしても「未来予想図II」は名曲だねえ。
今日も通勤中に「ほしからきたもの。 1」(笹本祐一:ハルキ文庫)を読んでいるのだが、やはり飛行シーンになると生き生きしてきますね。敵機との邂逅の場面なんて、ヘッドフォンから流れていた曲が「星空が映る海」だったんで、まるで成層圏を飛んでいるような気分で読んでましたな。
今日は昼休みに職場近くの本屋で「かりそめエマノン」(梶尾真治:徳間デュアル文庫)と「ザリガニマン」(北野勇作:徳間デュアル文庫)を買った。ワタクシ的にはエマノンシリーズの評価はあまり高くないのだが、それでも梶尾先生の作品だからね。買っておくべきでしょう。「ザリガニマン」は、カバーに『あの「かめくん」の姉妹篇が登場だ!』と書いてあったので買うのである。これは楽しみだ。あとがきを読んで思わず吹き出してしまったくらいだし。
今日はずっと雨模様である。職場を出たときにはかなり強く降っていた。しかし息子が熱を出しているのでカミさんに迎えに来てもらうわけにはいかない。通常とは別ルートで帰ることにする。鶴橋の本屋でライトノベル系文庫の新刊も見てみたいからね。ここはカミさん用の「E.G.コンバット」を見つけたところなのである。しかし、そこには買いたいような本はなかった。ライトノベル系も一部の売れ筋しか置いていない。マンガが増えて小説の品揃えが減ったような感じだな。
鞄の中に入れている折り畳み傘を差したら、なんだか形が歪んでいる。よく見ると、骨が折れていた。私はこういうものの物持ちがいいのだが、ついに限界か。10年とは言わないが、それに近い年数保たせたような気がする。また安い折り畳み傘を探さないといけないな。そういう物件を見つけたときに反応できるように、心の隅で覚えておかなければ。
今日は帰りに通常とは違うルートを採ったため乗車時間が長くなり、「ほしからきたもの。 1」を読み終わってしまった。次は鞄の中にある「かりそめエマノン」か「ザリガニマン」になるが、どちらにするか。やはり「ザリガニマン」だな。読み始めると「かめくん」と同じ世界の話なのかもしれないが、かなり話の雰囲気は違う。「かめくん」のようなペーソスはあまり感じられない。ぐちょぐちょねちょねちょした話であるな。
最寄り駅に着いて出てくると、ほとんど雨は降っていない。遠回りしているうちに止んでしまったか。世の中はままならないものだなあ…などと思いながら歩いて家に帰る。家に着くとコタツが出ていた。食卓の高さも低くなっている。これで少しは私の文字を入力する効率も上がるだろう。それよりもまず、マウスを何とかしなければ。
午後から寒気がしていたのだが、夕方になって熱っぽくなってきた。家に帰って計ってみると37度を超えている。やはり熱があったか。カミさんも熱があるとか言っている。一家全員発熱ですか。病弱な家族ではある。体育会系の家族では信じられないことではあろうなあ。我が家はどう見ても体育会系ではないのである。
息子が「〜するにゃ」とか言っている。何の真似なんだろう。私もつきあって「寝るにゃ」「上がるにゃ」「何読むにゃ?」とか言い合いながら寝室に上がってゆくのである。
▲10月23日(火)▼ →
やはり熱っぽい。今日は仕事を休むことにする。カミさんの体調が悪いのに今日も息子は休みだからね。こういうシチュエーションで二人きりにしておくと両者とも不幸になる。
今日は先週借りた「はじめの一歩」のビデオソフトを返しに行くそうだ。私は昨日自転車を使わずに帰ってきたので、車に便乗させてもらって自転車を回収しに行くことにする。カミさんはレンタルビデオ屋で「魔女の宅急便」と「白雪姫」を借りた。私は妻子と別れて駐輪場から自転車に乗って帰ってくる。途中で少し遠回りして本屋でにも寄ろうかと思うのだが、しんどくてそういう気になれない。ゆっくりと直接家に帰るのである。
妻子が帰ってきた。息子用の座椅子を買ってきたようである。彼は両親の座椅子が空くとすぐにそこに座り込んでしまうのである。自分の座椅子が欲しかったのだろう。しかし今日も保育所を休ませたのだが息子は元気である。居間中を走り回っている跳び回っている。両親がしんどくて子供だけが元気という最悪のパターンである。
相変わらずUSBマウスの動作が怪しい。以前のようにまったく動かないということはないが、思うように動かないのは同じである。こういうのを使ってるとストレスが溜まるよなあ。どうすりゃいいんだ…まさかWindowsXPに上げるとか。いや、意地でもこれ以上Microsoftに儲けさせたくないし、それにあのアクティべーションというヤツは信用がならん。困ったもんである。考えてみれば、欠陥品を売りつけた会社の製品を買い換えるというのは文字通り泥棒に追銭である。タダでくれてもいいくらいだと思うんだがな。
「魔女の宅急便」を観た後、親子3人で寝ることにする。息子は「『しらゆきひめ』みたい」と言って寝たくないようだったが、「父ちゃんも母ちゃんも寝るで」と言って脅して一緒に寝かせるのである。息子もしばらくはおとなしく寝ていたようだが、やがて目を覚ましてしまったようである。寝室から出て「おきてよー」とか「『しらゆきひめ』みようよー」とか言っているようである。しかし、両親とも起きられないのである。おとなしく寝てくれ〜
目覚めると18時を過ぎていた。居間に下りてゆくと息子が独りで「白雪姫」を観ている。カミさんはどうしたのかな…と思っていると帰ってきた。医者に行っていたそうである。扁桃炎だそうである。熱が上がりそうだとか言っているので早めに寝かせる。
で、「白雪姫」を観ているが…やっぱ、手塚治虫はスゲエ影響受けてますね。動きといいキャラクターデザインといい…お茶の水博士なんてそのまんまだ。これだったら「ジャングル大帝」をパクられても文句は言えないかもね。
息子が再度「白雪姫」を観たいというので観せていたのだが、終わったら22時過ぎになっていた。息子を寝かせねばならない。汗をかいて痒いというので、濡れタオルで身体を拭いてやる。寝室に入ったが、息子はなかなか眠れないようである。歩き回ったり転がり回ったりしている。母ちゃんの方に行くんじゃないぞ。そのうちに彼はあちこち痒いと言いだした。「なんで、かゆいんかなー」とか言っている。うう、父ちゃんもしんどくて起きられない。ちょっと我慢してくれー
▲10月24日(水)▼ →
昨日は昼に寝ているので今朝は久しぶりにいろいろと夢を見て眠りは浅かったようだが、それでも7時半まで起きられない。いつもは夢も見れないほど疲れてるんだなあ、と改めて認識する。必死で日記を書いていると電話がかかってきた。お義母さんからである。昨日息子を預かってもらえないかとカミさんが電話したのだが、向こうも体調を崩していて無理だったのである。その件だったのだが、いや今日は保育所に連れて行きますんでこういう忙しいときに電話してもらわなくてもいいんですけどぉ…とは言えないよな。電話がかかってきたせいか、妻子が起きてきた。カミさんはとりあえず復活したようである。最悪の場合、息子は私が自転車に彼の昼寝用の布団を積んで保育所まで連れて行かねばならないかと思ってたんだけどね。
今日は通勤中に「Yell」(中西圭三)を聴いている。何度も書くが、この頃の中西圭三氏の曲はどれもこれも本当に素晴らしい。何の苦労もなく新しいメロディが湧いてきているようにさえ感じさせるほどである。これが才能というものであろう。本人は苦労していると言うだろうが、世の中は七転八倒しても新しくて感じのいいメロディを生み出せない人間がほとんどなんだからねえ。
私は大阪市営地下鉄に乗るときには10回分の値段で12回乗れる回数カードを使用している。このカードでは1区しか乗れないので、2区以上の区間を乗るときには差額を精算する必要がある。精算時には金券ショップで1%引きで買ったスルッとKANSAIのプリペイドカードを使っている。私の暗算ではこの組み合わせが最も安いのである。いや、プリペイドカードが1%引きだというのは正確ではなくて、安い店では3000円のカードだけが2960円なのである。5000円は4950円なんだけどね。納得できないような気もするんだが、そうなっているのだから仕方がない。この場合、精算機でしか精算できないため余計な時間がかかるので、かえって損をしているのかもしれないんだけどね。ふつうの駅には1台しかないから人が並んでることも多いし。まあ、「自らの倹約によって得をしている」と感じることが精神衛生上よろしいのである。最近はカードを2枚重ねて投入できる自動改札機が徐々に導入されてるから、それを通ると回数カードに駅から出たという情報を記録するのとプリペイドカードから不足分の料金を減額する処理を一度にやってくれるんだけどね。世の中は進歩するものである。
そして今日も帰りに最寄り駅に着き、精算機に回数カードとプリペイドカードを入れた。すると精算券は出てきたが、ブザーが鳴って投入したカード2枚が出てこない。ああ、また詰まったか。この精算機はよくカードが詰まるんだよな。そのたびに時間を無駄にするのである。精算機の横の窓が開いて駅員が顔を出し、「この2枚ですね?」と言ってカードを返してくれる。見たところ、カードの裏面には精算完了後の数字が正しく刻印されている。しかし印字は正常だがプリペイドカードに磁気記録された情報が壊れてないか不安なので、改札を出てから自動券売機に入れて残額を確認する。こういうシステムはトラブル時には何が起こるかわからないのである。すると、自動券売機には清算前の金額が表示された。磁気記録と印字内容が不一致の状態になっている。磁気記録の方が後で更新されるのね。まあ、不整合が起こった場合は、人間に見えない磁気記録の金額が多く残っている方がトラブルは少ないだろう。ふむ、システムとしてこれは正しい設計だな。だからあの時は使用しないチケットを強制的に発行したのか。そうすると、明日精算するときには、残額が今回と同じ位置に重なって印字されるのだろうか。機械は磁気記録だけを読んで判断しているだろうだから、今回の残額はまだ印字されてないと認識するはずだからね。これは明日が楽しみだ。
え? すると差額を払わなかったことになるんじゃないかって? だっていつもカードが詰まると無駄な時間を浪費させられてるんですぜ。そのくらいはいいじゃないですか。時給1000円としたって2分にも満たない額なんだから。原因は向こうのトラブルだしねえ。向こうもその対応をやってたら人件費の方が高価くつくだろうし。磁気記録を正しく書き換えてくれ、とかいうのは逆にイヤガラセになるような気がするしね。差額を現金で払え、というのが普通の対応かもしれないが、それだと私がプリペイドカードをわざわざ金券ショップで買って1%を浮かせているのが無駄になる。向こうのトラブルが原因ででそういうことをされちゃたまらないぞ。これは金額じゃなくて気分の問題(苦笑)。
今夜はマウスポインタの調子がよい。止まってしまうことがない。いったい何なんだろう。
▲10月25日(木)▼ →
カミさんが起きたので目が覚めた。今日は息子が遠足なので弁当を作るのだろう。私も膀胱がパンパンに張っている。小用に起きる。トイレに入ろうとすると中から「入ってるよ」という声が。外で待っているがなかなか出てこない。中で本でも読んでるのか…と思ったが、腹が痛いらしい。私もそろそろ限界だ。1分だけでも使わせてくれぇー
カミさんはみぞおちのあたりが痛いとか言っている。私も息子もそういう症状はないんだけどねえ。キツイようなので私が息子を保育所に送っていくことにする。そこからどうやって職場に行くか…と考えるが、けっきょく家に戻ってから通勤用の自転車に乗り換えて通常のルートで行くことにする。経済的にはこれが最適だ。
昨日のプリペイドカードの件であるが、やはり残額は同じ位置に印字された。予想通り、どこまで印字しているかを磁気的に記録しているのであった。
今日は通勤中に「Good To Be Back」(Natalie Cole)を聴いている。あの名曲「Miss you like crazy」のために買ったのである。それ以外はあまり大したことがなかったように記憶していたのだが、いま聴いてみるとなかなかよろしいですな。
今日は往きに「ザリガニマン」を読み終えた。あっという間に読み終えてしまったな。1冊500円でこれだけ早く読めるというのはなかなかお手軽でよろしい。内容的には…北野勇作氏は「かめくん」でこのスタイルを極めてしまったようなところはあるので、これ以上これを続けていくのはキツイような気がするなあ。
ノートパソコンを使っていて将来的に最も気になるのがディスクの容量である。今のところ買った時点で最大の52GBを搭載しているが、持っているCDをmp3化してゆくといつまでも保つという保証はない。画像のスキャンとか動画のキャプチャーとかやりだすとなおさらである。容量80GBのノートが出るのを知って「ぎゃー」とか言ってたりするし。今までも容量不足でノートを買い換えてきたのだが、どうやら解決策が見えてきたような気がする。たぶん、今のマシンのディスクを食いつぶした頃にはこういう方向も一般的にになっているだろう。問題は価格だが、これがどれだけ普及するかによって変わってくるんだろうな。やはり普通の外付けハードディスクとそれほど変わらない値段になってほしい。インターフェースがIEEE1394とEthernetとでは、それほどコストが変わるとは思えないからね。けっきょく、これが安く大容量になるまで今のマシンをなるべく長持ちさせることになるか。
ATOKが大阪弁対応になるらしい。これは、買ってしまいそうで怖い(笑)。大阪人が日記を書いていると必要な機能ではある。しかし方言対応なんて、動詞とか形容詞は増やせるようになったんだから、あとは動詞や形容詞の活用の仕方をカスタマイズできるようにするだけでいいと思うんだがな。そうすれば、古文や戦前の文体にも対応できると思うのだ。そのあたりをビジネス文書作成しかターゲットにしていなくてガチガチに固めていたところがジャストシステムの嫌なところだったんだな。方言とかも、地方ごとにそれ用のオプションを用意する「お堅い」方針でいくんだろうか。そのあたりを自由にできないとどうしようもないと思うのだが。例えば今回の例で「一緒に行こうな」というのがあったが、これを「一緒に行こな」でも可能なようにカスタマイズできないと駄目だと思うのだ。語尾変化一つについても地方によって微妙に違うんだし。例をあげると「来ない」というのも、いま思いつくだけで「きいひん」「きやへん」「けえへん」「こおへん」と様々なパターンがある。九州弁でも「そんな」が「そげん」「そぎゃん」「そがん」「そげな」になったりする。「こんな」「あんな」「どんな」も同様である。こういう微妙な違いに対応するには、「大阪弁」とターゲットを絞ってオプションを提供するような方法では対応できないと思うのである。
帰りに「ストレンジ・ランデヴー」(平井和正:集英社文庫)を読み始める。まず「ストレンジ・ランデヴー」を読み終えた。ちょっと変わったラブストーリーだが、なかなか読ませてくれる。やはり腐っても鯛、ということか。しかし、「新作として短編小説を書くのはなんと三十年ぶり」なんですか。すると、私は切れ目なく買ってることになるのかな。
今日も遅い。家に帰ると23時である。息子は寝ている。彼はまた熱を出したらしい。オシッコをさせるために抱き上げると、熱い。これは、かなり上がってますね。
カミさんが「マシンがだんだん重くなってるような気がする」とブツブツ言っている。まあ、OSがWindowsMeだからなあ(苦笑)。週末にでも壊れた前のFIVAに入っていたWindows98に戻すことにする。設定は最初からやり直しになるが、我慢して糞OSを使っているよりはマシだろう。
今日は帰りに家の近くの本屋で「TECH GIAN」を買った。半年に一度、にしき義統氏の表紙絵の画像データが付録のCD-ROMに収録されているのである。で、その画像データだが、800×600ドットと1024×768ドットを選択できるように見えるのだが、どうしても反応しない。800×600ドットでしか出力できないのである。「QUIT」ボタンも反応しない。うーむ、こりゃバグだな。以前にも画像がグニャグニャに歪んでいたことがあったし、困ったものである。EXEファイルの中に画像データを保持しているようなので取り出すわけにもいかないし。
「TECH GIAN」のCD-ROMに入っていた脱衣将棋をやってみる。原始中飛車をやってくるので馬鹿にして指していたら、2局目に負けてしまった(苦笑)。駒の名前の読み上げ方にも違和感があるし、先に駒を取られると減点だとか、と金を作ればポイントアップだとか、どう見ても強そうに見えないのだが、思考ルーチンはそれなりにしっかりしているようである。なんてことをやっていたら、3時を過ぎてしまった。馬鹿である。
▲10月26日(金)▼ →
目覚ましが鳴ったが起きられない。昨夜は遅くまで起きてたからなあ。カミさんが「だんなさん、今日午前中休めない? 鍼に行きたいんだけど」と言う。そうか、息子が熱を出してるからなあ。うーん、半日くらいなら大丈夫なんじゃないかな…ということでまた眠りの底に沈んでゆくのである。
息子に起こされた。「おきなさいー」と言いながら眼鏡を渡してくれる私の腕を引っ張る。なんか、ずいぶん元気なんですけど。けっきょく、午前中だけ保育所に行かせることにしてくれたようである。そして私はまたブクブクと…
今日は通勤中に「THANK YOU」(STARDUST REVUE)を聴いている。私が最初に聴いたこのグループのアルバムである。いやー、改めて聴いてみるとすごいグループですね。アカペラで始まる「Thank You」、EWFかと思うほどファンキーな「と・つ・ぜ・んFall In Love」、「想い出にかわるまで」のスケールの大きさ…この実力は素晴らしい。
今日も通勤中に「ストレンジ・ランデヴー」を読んでいる。帰りに「鏡の中の少女」を読み終えた。どうやら恋愛小説集のようですね。多少古臭い感じのする話だが、それでも読ませてくれる。そして「待っている」も途中で止められなくて最後まで読んでしまった。うう、ええ話や。
今日はカミさんのリクエストにより彼女の背中をお揉みする。かなり凝ってるようで、彼女は「うっ」と声を上げ、シーツを握りしめ、枕カバーを噛んでいる。息子は父が母をいじめていると思っているようだ。いや、これは母ちゃんは気持ちいいんだよ。これを見てトラウマにならないでくれよ(ならないって)。
▲10月27日(土)▼ →
土曜日の朝である。カミさんは焼いたトーストをトースターから出しながら息子に訊いている。
カ「ジャムにする? きのこクリームにする?」
シ「ぼく、きのこくりーむ」
ア「きのこクリーム?」
カ「あ、きな粉クリームでした。失礼しました」
ア「きのこクリームねえ…」
カ「これで塗ったげようかあ?」
ア「こ、ここに塗るとキノコクリーム」
カ「…その先にスプーンを突っ込むわよ」
きゃー、そんな趣味はありませんて。
気がつくと10月も終わりである。そういえばマイラインの無料申込期限が終わってしまう。ウチはまだやってないのである(苦笑)。KDDIのサイトに行って申し込み手続きをしてみる。我が家は携帯がDDIポケットなので割引サービスの定額料が無料になるのである。CMも頑張ってるしね。しかし必要事項を入力すると、今から1週間後に申込書が送付されてきて、それに捺印して送り返さなければならないと表示された。ぜんぜん間に合わないじゃん。仕方がないので、NTTコミュニケーションズから申込書が送りつけられてきていたので(何でウチの住所がわかったんだ?)、それの「NTTコミュニケーションズ」と書いてあるところを消してKDDIとフュージョン・コミュニケーションズに書き換えて送り返すことにする。送り先はNTTコミュニケーションズになってるが、大丈夫かな(笑)。
ここしばらく私のマシンのマウスポインタは快調に動いていたのだが、このページでスクリプトを実行したらまた動かなくなってしまった。JavaScriptか…するとやっぱりIEのせいだな。
小一の女の子を殺した犯人の写真を見て絶句。見かけで判断しちゃいかんが、いかにも何かやりそうだ。これじゃ、彼女もいなかっただろうなあ。それに、また無職男か。性格に問題があったのかなあ。まあ、私だって23歳のときには彼女はいなかったしロリコンだったし(今もか)数ヶ月後には無職になってるかもしれないし、私の写真は別の意味で「何かやらかしそう」と思われるかも。「アニメの本や雑誌が積み上げられていた」って、ふつうそういうもんじゃないの? え、違いますかそうですか。
大変なことが発覚してしまった。先日、データをDVD-RAMにバックアップするときに指定日付以降に更新されたものを保存するようにしたのだが、そうすると「更新日付を比較して新しいものだけをコピーする」ということができなくなるようなのである。該当日付以降に更新されたものを、バックアップ済みのものも含めて全てコピーしているようなのだ。どうりで毎回同じファイル名が表示されると思った。こりゃダメだ。どうするかなあ。一度ハードディスクの作業用の領域に指定日付以降に更新されたものをコピーして、そこから新しいものをDVD-RAMにコピーするようにするか。作業領域はセカンドハードディスクにした方が別の物理ドライブ間のコピーになるから速いだろうし内蔵ドライブが壊れたときのバックアップにもなって安全だろう…とか思ってどのパーティションを使おうかと探していたら、また問題点を見つけてしまった。スワップの領域がセカンドハードディスクになっている。こうしていると、セカンドハードディスクが外れたときに(外れやすいんだ、このマシン。やはりアメリカのメーカーだけのことはある)マシンがクラッシュしてしまうので内蔵ハードディスクに変更したはずなんだが、先日バックアップから戻したときにその設定も戻ってしまったんだな。とかいって変更しようとしたときにまた妙な設定項目を見つけてしまった。「パフォーマンスの最適化」というので「アプリケーション」と「バックグラウンドサービス」を選べるようになっているのだが、それが「アプリケーション」になっているのである。ひょっとして「バックグラウンドサービス」にするとマウスの動きが改善されるかもしれない。変更してみるが、反映されるのは再起動後だそうである。はてさて、どうなるか。
なかなかよくまとまったデータベースのサイトを見つけた。こういうのを見るとついつい自分のハードディスクにダウンロードしたくなってしまうのである。困ったもんだ。丸ごと落としてくるとなると数時間かかるんだけどね。まあ、常時接続だしダウンロードの処理はバックグラウンドで動かしているからいいんだけど。
カミさんのノドが痛いというので、今日はカラオケは中止である。息子は彼女が迎えに行って、帰りに医者に寄ってくるということだったのだが、帰ってくると彼女は「あそこ、何時までだったっけ」と言うのである。行ってなかったのか。もう受付終了時刻である。カミさんは電話をかけているが、薬袋に書いてある時刻が変わるわけもない。けっきょく、彼女は医者には行かないのであった。
テレビで「ターミネーター2〜特別篇〜」を演っているというのを知って息子が観たがるのでテレビを点ける。この映画はカミさんとつき合ってた頃に観て圧倒され、映画館を出て二人呆然としながら歩いていた思い出がある。食事をするために店に入り席について初めて「凄かったね〜」「うん」とやっと言葉が出たくらいだったのだ。
「ターミネーター2」を観ていて気がつくと22時を少し過ぎていた。あっ、ヒッパレを録画しなければ。これは1曲目は間に合わないな…と思いながら自分の部屋に入り、録画を開始する。確認のためにモニターの電源を入れると、えらく下手糞なねーちゃんが歌っていた。「何やこのヘタクソ?」とか思ったら華原朋美だった(爆笑)。「アメリカでボイストレーニングをした」という話だったから少しは上手くなったかもという恐れも感じていたのだが、やっぱりド下手じゃん。まあ音程が外れるのはそう簡単には直らんわな。サビでフラットするだけなら鍛えりゃ何とかなるが、サビじゃなくても外してたからねえ。まあ、その辺を知らずに馬鹿にするのもどうかと思っていたので現状を認識できてちょうどよかったというところか。これで安心してネタにできる。
息子は「ターミネーター2」のラストシーンを観て目に涙を溜めている。それに気がついた母親に抱きついてゆく。「シュワちゃん、好きやったんか?」と問われてうなずく。「死んで悲しかったんか」と訊かれて顔を母の胸に伏せる。その後も、想い出しては涙ぐんでいるようである。まだ「死」というものをはっきりと理解しているとは思えないんだけどね。
今日も夕食を終えPCをいじっていると左下腹部に痛み。先週と同様である。これは同じ原因であると推測される。身体を動かしたストレスか、その前に飲んだスタミナドリンクか。少なくともカラオケではないな(笑)。
明日は午後から雨が降るという予報である。息子は遊園地に行きたかったと言ってベソをかく。カミさんは「それやったら、明日早起きして晴れてたら遊園地行こか」と言うのである。
▲10月28日(日)▼ →
妻子はなかなか起きてこない。今朝は早起きして遊園地に行くとか言ってたんだがなあ。そのうちに息子が起きてきた。「きょう、はれてるなー」とか「ゆうえんちに、ちこくしちゃうよ」とか言っている。昨日母親に早起きして遊園地に行こうと言われたのを覚えているのである。彼は起きてくると、さっそく腹が減ったという。二人で顔を洗ってトーストを焼いて食べようと思ったら、パンが無い。これは困った。仕方がないので、昨夜カミさんが大量に揚げて余ったフライドポテトを暖めて食べるのである。食べ終えた頃にカミさんが起きてきた。
息子は朝食を食べ終わると「まじょのたっきゅーびん、いれてみよお」とか言いだした。ビデオのイジェクトボタンを押してテープを入れ、「いれたよー、みましょーかー」とか言う。ビデオテープの入れ替えかたを覚えたんだな。これでテレビのリモコンの操作を覚えると困ったことになるかもしれない。
妻子が遊園地に出かけたので、一人で遊ぶ。パソコンをいじりながら昨日録画したヒッパレを観る。今日もあんまり大したことないな…とか思いながら観ていたらライヴのコーナーで「本場のゴスペルをバックに…」とか言いはじめたので「まさか華原朋美か? げろげろ」と思ったらコロッケだった。いや、これはなかなかスゴかったですね。ちょっと感動してしまいました。華原朋美じゃなくて本当に良かった。
昨日見つけたデータベースのサイトをダウンロードしているのだが、javascriptでpopupしているページは取得できない。1つ2つならブラウザで表示して保存すればいいのだが、365日分あったりすると、とてもそんなことはやってられない。さて、どうしたものか。ここが頭の使いどころである。直感的にエレガントな解決策があると思える。そうか、そのページへのリンクを張ったページをExcelで作って、そいつを自分のサイトに上げて、そこを起点にダウンロードすればいいんだ。まあ、Excelで日付を文字列に変換する関数を調べてたりしたらけっこう時間がかかった(前にも書いたがExcel2000のヘルプはタコなのよ。けっきょくWebで調べた)ので力仕事でダウンロードするのと時間的には変わらなかったかもしれないが、単純作業じゃなくてこういうのは楽しいんだよな。
なぜか最近、音楽用CDをPCのDVD-ROMドライブに入れるとMedia Player7.1が起動するようになってしまった。前はCDプレーヤーソフトだったのに。画面上でデカいツラして居座るうえにわけのわからん模様を動かして鬱陶しいことこの上ない。何で音楽を聴くためにこういう虚仮威しの表示が必要なんだ。持ち主が意識しないところでこういうことをするなんて、許せないな。やってることはウイルスと変わらない。しかも、Microsoftはこういうことを言っているらしいし。頭に来たのでシステムから削除してやる。一部見られなくなるデータがあるだろうが、怒りにまかせて削除するのである。そのくらい怒っているのである。asfファイルは見れなくなるかなと思ったのだが、Media Playerの6.4も残っているようだ。こちらで再生するように設定をやりなおすのである。こんな余計な作業をさせるなんて…うがぁー。確認のためASFファイルを再生すると、またマウスポインタの動きが怪しくなる。いったい何なんだ。CPU資源の割り振りがタコなんじゃないのか。ペンIIIの700MHzなんだぜ。
今日は「Liberty」(鈴木雅之)をPCに録音した。「SONY CD PLAYER DEMONSTRATION DISC」という非売品のCDに入っている曲である。これは販売されたCDに入ってるのかなあ。本人のオリジナルアルバムに入ってるのはアレンジが違ってたみたいだし。私はこっちのアレンジの方が好きだな。もし発売されてないなら、これはレアモノである。これは会社の先輩が「CDプレーヤーを買ったときにもらったけど、この曲を除いては大したことがなかった」と言っているのを聞いて、私がCDプレーヤーを買ったときにもらったCDと交換してもらったんだな。当時はCDが普及してなかったので、プレーヤーを売るときにソフトを付けるというのが普通だったのである。私がもらったCDはジャズのCDだったので全然聴いてなかったからね。この取引はお互いが満足していると思う。いつ頃のものか見てみたらCDに1987と書いてある。もっと古いかと思っていたのだが。私が買ったのは東芝の3号機だったからな。最初のCDプレーヤーが発売されたのが1982年だから、その1〜2年後には買ってたと思うのだ。
午後になっても陽が照るほどであったのだが、やがて雨がバラバラッと降りはじめた。カミさんから「車で迎えに来い」と言われたらどうしよう…と思っていたら、玄関のチャイムが鳴った。ちょうど帰ってきたようである。カミさんは焼きそば用の麺を買って帰ってきたようである。それを焼いて食べる。これは昼飯かな。16時なんだけど。カミさんは疲れているようなので寝ていただくことにする。遊園地で船に乗っていて酔ったらしいしね。
息子は「白雪姫」を観たいと言っている。私は別によかったのだが、カミさんが「父ちゃんとジャンケンして勝ったら観せてもらい」と言う。そうなると何を出すか見え見えなので彼には勝ち目はない。負けると彼はゴネだした。「しらゆきひめ、みたかった」と叫ぶ。ドンドン跳び跳ねる。「どーちゃん、ずるいよ」とか言いだした。こういうヤツの相手をするのは鬱陶しいので新聞を読んで無視していたら「もう、とーちゃんなんか、どっかにいっちゃえ!」とか言いやがった。おおそうか。彼を独り残して自分の部屋に行くのである。彼は最近独りになるのを嫌がるのですぐに音を上げるかと思ったのだが、一度私の部屋の中を確認しに来ただけで後は平気なようである。まあ、意地っ張りなのは良いことなんだけどね。
自分の部屋で本を読み飽きた。やっぱりネットに繋がってないと刺激が足りないので(苦笑)居間に戻る。息子は何事もなかったかのように、ビデオテープをデッキに入れたからテレビの電源を入れてくれと言う。私もその方がラクなのでテレビを点け、インターネットするのである。
カミさんは起きてきて、今日はご飯を炊いてないので寿司を買いに行くと言う。家を出る前に「OSの入れ替えはしないの?」とカミさんに訊くが、なんか全然やる気が無いようである。完全に他人任せだな。「かなり時間がかかるはずなんで、外出している間に動かしてた方が…しんどいですかそうですか」ということで、来週以降になるのである。まあ、私はぜんぜん困らないからいいんだけど。
雨が降っている。車に乗るときに少し濡れてしまった。息子はまた「びしょびしょに、ぬれちゃった」とか言っている。そういうのはビショビショとは言わないんだよ。彼は「なんで、からだ、ぬれたら、ふかないと、かぜ、ひくん?」とか言いだした。何だ、「魔女の宅急便」のせいか。何を言っているかわかってしまう自分も少しイヤである。その後も「なんで、すーぷ、のんだら、なおるん?」とか言っている。面倒臭いことではある。
いつも行っているスーパーに行くが、地下駐車場の入り口が閉まっている。雨が止んでいるようなので屋外の駐車場に止めるが、もう閉店しつつあるようだ。まだ20時前なんだけどねえ。仕方がないので代わりのスーパーに行く。ここは屋外の駐車場しかない。雨は止んでいるが、念のため傘を持っていくことにする。息子は自分の傘を差して歩き出した。他の車にぶつけてはいけないので注意しながら歩いていたらカミさんは先の方に行ってしまう。やっと車の間を抜けたか…と思ったところでいきなり大きな雨粒がボタボタッと落ちてきた。雨が降りはじめたのだ。息子の手を引いて店内に駆け込む。私だけ濡れてしまったぜ。息子はこれだけ急な雨の降り始めを体験したのは初めてだったようで、帰りに「あめ、ふりだしたん、みたん、はじめてやったなー」とか言っていたのだった。
カミさんは寿司のパックを買い物かごに入れるが、まだ値引きされていないのが私は不満である。ピザとかパン類が半額になっているのでそれらを買い物かごに入れ、寿司を返しに行く。しかしそのとき、店員さんが値引きのシールを貼りだした。カミさんに言うと早速そちらに行って半額のシールが貼ってあるパックを持って帰ってきた。満足そうである。ちょうどいいタイミングだったね。小さな幸せである。
私はこの店は初めてなのだが、息子は来たことがあるようで入店すると「ここ、おさかな、おるで」とか言っている。何のことかと思ったら、カミさんによると生簀があるらしい。私を引っ張ってそちらに行こうとする。行ってみると、なるほど大きな生簀である。キミならここで泳げそうだね。彼は「かに、おるで」「おさかな!」とうるさいのである。
まだ野菜ジュースを買ってないので探しに行く。買えそうな価格のものは半額のシールが貼ってある1本だけであった。息子はまた生簀を見に行きたいとゴネている。行きたいならそこに見えている母親を呼んでこいと言うのだが、まだゴチャゴチャ言っている。そのうちに彼女は自分でやって来た。カミさんは、彼女が精算している間に生簀を見てきてもいいと言う。彼は生簀の方に行きたいのだが、どうやら方向を見失ったようである。方向音痴め。
家に帰り、カミさんが今日は息子を風呂に入れてほしいというので、彼と一緒に浴室に行く。トレーナーが脱げないといってキーキー言っている。もうかなり小さいからねえ。また冬服を買わねばならないか。風呂に入ってみると、私の右膝の上にも紅斑ができている。通勤時の負荷を下げたがそれでも充分ではないということか。
息子は風呂から上がると、カミさんの道路地図帳を広げている。線路が走っているのを記述してあることを覚えたらしい。ページをめくっては太い線を指さして「これ、なに〜」と訊く。地図は様々な情報が記述されていてゴチャゴチャしているので、路線の名前を探すのは非常に鬱陶しい。うう、えーかげんにしてくれ。
さすがに息子は眠いようで、座椅子の上で横になったりしている。カミさんは寝かせるつもりはないようである。私が寝室に連れて行くことになるか。寝室に入って絵本を読んだりしていたら翌日になってしまった。これは明日は大変だな。
▲10月29日(月)▼ →
目が覚めると8時である。この土日はダラダラと過ごしたんだがなあ。寝溜めができなかったせいか。Webを巡回し終わったところで妻子が下りてきたが、息子の機嫌が悪そうである。寝るのが遅かったからねえ。顔を洗わせても気分はスッキリしないようである。それでも朝食を食べ始めると少し元気になる。食べ終えてから母親が「保育所行って何するん?」と言ったとたんに彼女は吹き出した。いきなり表情が変わったらしい。「小鼻がぷっと膨らんだのよ〜」とか言っている。そうだね、保育所に行って、遊園地でガオレッドと握手したことを自慢するんだよね。
なんだか、いきなりGoogleの画面が変わっていて驚いた。企業としては機能を増やして大きくなっていかなければならないんだろうけどねえ。あのストイックな感じが好きだったんだが。
仕事で使っているコマンドが終了状態をちゃんと設定していない。これじゃ、正常終了したかどうか判断できないじゃないか。エラーファイルを出力しているので、その中身が空かどうかで判断しようと思ったのだが、どうもDOSだとそれが難しいようなのである。やり方を書いてあるページもあったのだが、こんな手の込んだことをしていると後で見る人間が理解できない。Windows2000だと空のファイルでもCOPYできてしまうみたいだし。UNIXなら簡単なんだけどなあ。けっきょく、ファイルサイズを返すプログラムをc++で作ってしまったのであった。
今夜も遅い。家に着くと翌日である。カミさんは寒いというので先に寝る。土曜日の日記を書いていると終わらなくて、3時を過ぎてしまった。頭が痛い。体調が悪いので独りでパソコンをいじっていると気を失ってしまいそうなものだが、こういうときは倒れないのである。やはりこの季節、こういう体調の時にこのまま横たわっていると命に関わるからね。
▲10月30日(火)▼ →
今朝は息子は機嫌がいい。昨夜早く寝たからかな…と思っていたら、鞄に必要なものを詰めるときになって「できへん」と言って愚図りはじめた。それで母親に怒られてまた泣く。悪循環である。
昨日から通勤中に「かりそめエマノン」を読んでいる。往きに読み終えた。500円デュアル文庫は速く読めるねえ。昨日のうちに7割くらいまで一気に読んでしまった。最後の収束するところはちょっと弱かったが、ラストシーンの余韻は流石でございます。
今日は通勤中に「Love And Other Bruises」(Air Supply)を聴いている。「Lost In Love」で世界的にブレイクする前のアルバムである。全体的にそれほどレベルが高いというわけではないが、それでも端々に光るところが見える。それにしても「Empty Pages」は名曲であるなあ。これが知られていないということは、残念なような優越感を感じるような…
仕事をしていると胸ポケットのPHSがブルった。メールである。何だろう…と思って人気のないところに行き、見てみるとカミさんから「『プラネテス 2』買ったわよ」という内容であった。うう、たしかにSFが迫害されているためか私が行っている本屋には無いのだが、それでも今日は他の本屋に寄れそうだから探そうと思ってたんだけどなあ。代金は私が払わされるんだろうな、きっと。
会社で組織変更があったので、今日は本社に戻って座席移動をしなければならない。何でこういう中途半端な時期に組織変更をするんだろう。苦し紛れかな。往路で「かりそめエマノン」を読んでしまったので、途中でジュンク堂に寄って読む本を買わねばならない。ということで「ここほれONE−ONE!」(小川一水:集英社スーパーダッシュ文庫)を買った。選ぶのに迷うくらい本が出ているんじゃないかと思っていたのだが、ほとんど選択の余地がなかったな…とか思いながら本社近くの本屋に寄ったら、400円文庫シリーズというのが平積みになっていた。デュアル文庫が500円というので求めやすくなったなと思っていたのだが、400円ですか。それは頑張ってますね。ということで「アイ・アム」(菅浩江:祥伝社文庫)を買うのである。
ほとんど動いてなかったのだが、それでも机の中の私物とかを移動していたら疲れた。何でこんなに疲れやすいんだろう。久しぶりにあった人間に「痩せたんじゃない?」とか言われてしまったし。やっぱり、身体がどっか悪いんだろうか。帰りの地下鉄から降り、駅の外に出て「これから自転車に乗って帰らなきゃいけないのか。しんどいなあ」とか思いながら歩いていると、視界の隅に車が道端に止まろうとしているのが見えた。何だか見覚えがあるような気がしてナンバープレートを見ると…ありゃ、カミさんの車じゃありませんか。ビデオを返しに来たのか。訊いてみると「ハンニバル」を借りに来たそうである。何たる偶然。私も車に便乗して帰るのである。
帰りに息子は「ぼく、いもほりしたん」とか言っている。芋の種類を訊いても要領を得なかったのだが、焼芋をしたとか言っていたのでサツマイモだろうか。今日はカミさんに息子を風呂に入れるよう頼まれたので、今日聴いていたCDをPCに録音する処理を走らせて息子と一緒に風呂に入る。これから旧いCDも録音するのでノーマライズ処理をONにしたので時間がかかるようになっているのである。CDは発売時期によってかなり録音レベルが違うのだ。有線でかかったときに音が大きい方が良く聞こえるので、だんだん録音レベルが上がっているんですね。しかし、風呂から上がってくるとPCの電源が落ちていた。何なんだ、いったい。2曲目をエンコードしているところで死んだらしい。困ったもんである。
▲10月31日(水)▼ →
今朝もカミさんの目覚ましが鳴るまで起きられない。7時半を過ぎている。昨日は23時前に寝たんだがなあ。9時間近く寝たことになるのか。息子がだらけているので、今朝も一緒に顔を洗いに行く。朝食を食べ、昨夜から家ではまったくネットワークに接続できてないので必死でWebを巡回して日記を書く。今日も日曜日のことなので書くことが多い。昨日自転車に乗って帰ってきてないのでカミさんに送っていってもらうのだが、それから息子を送っていくと保育所のギリギリになる時間になってしまった。
Microsoftが「MSN.com」へのブラウザー締め出しで謝罪のコメントを出したらしいが、これはまだ嘘をついてますね。「World Wide Web Consortium(W3C)の規格に対応していないブラウザの場合に表示されるもので,ユーザーに素晴らしい体験を約束できないという意味だ」と話していたようだが、実際にはMSN.comの方がXHTMLに準拠していないらしいじゃないか。言い方も嫌らしいよなあ。「Microsoftは,Operaだと分かるとアクセスを遮断していた。Operaのストリングを1文字でも変えるとアクセスできた」ということをやっていたらしいし。なんちゅう卑しい会社なんだ。こいつがOSを支配してるんだからねえ。まあ、これだけ強突張りだから支配できたということなんだが。
カミさんが子供用の将棋セットを買ってきた。駒の一つひとつに移動可能な方向が印刷されている。薄い正方形の板で駒の名前は中央の1/9の領域にしか書いてないので、慣れないと非常に違和感がある。息子は実際の駒だと取り方もわからない。自分で考えることもできない。コンピュータ相手に父に教えられながら指してただけだからねえ。やはり、大人が指してるのを横で見て覚える、というのがいいんだろうな。最初は教えられながらでも指していたが、そのうちに思うようにならない考えられないといって愚図りはじめた。やはり4歳では無理だな。ルールも理解してないし。まあ、私が教えるなら1局指す間くらい正座していられるようになってからだな。
カミさんは「お月さまバランスゲーム」というのも一緒に買ってきたようである。半月の形をした木の上に円柱形の積木を崩さないように交代で積んでいくゲームである。息子はあまり興味を惹かれなかったようだが、彼がやりたくなるように両親で遊ぶ。しかし、カミさんがまったく勝てない。これは慎重さを求められるからな。意地になってきている。何度目かにやっと彼女が勝った。それまで終われないのである。
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