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▲1月1日(祝)▼ →
実家でウチの家族の寝室に割り当てられている部屋が狭くて布団が2枚しか敷けないので私と息子が同じ布団で寝たのだが、彼は定期的に私を蹴飛ばして布団の外に脱出しようとする。蹴られて目が覚めるたびに息子を布団のなかに戻さねばならないので、あまり深く眠れないのであった。まったく初夢どころではない。いや、眠りが浅い方が夢を見やすいのか?
今日は昼前に起き出して私の実家の家族みんなで屠蘇を飲みお節を食い雑煮を食う。そしてダラダラとテレビを見て過ごす。大量にビールを飲んでいるのでパソコンをいじる気力も起きない。すぐにカミさんは我々の寝室に引っ込んで昼寝に入ってしまった。私も夕方になって昼寝に入る。
夕方になって起き出してまたビール食事テレビ。家族で「壮絶筋肉バトル!!スポーツマン No 1決定戦 XXIII」を観る。ケイン・コスギが出てないということは、やはり某週刊誌に載っていたように番組を私物化しているプロデューサーに逆らって干されているのだろうか。まあ、ゲームソフトを作って番組内で宣伝しているのもいかにも金儲けという感じでイヤだったから、充分考えられる話ではある。そういう話をカミさんにすると、彼女はそのカップリングで萌えているらしい。おいおい、そういうことで萌えるなー!
▲1月2日(祝)▼ →
今朝も息子が独りで下りていった後、夫婦二人で惰眠を貪る。カミさんが何だか熱い。熱があるようである。眼鏡屋に勤めている私の弟が明日から仕事だというので明日まで実家に泊まって新しい眼鏡を作ろうかとも思ったのだが、カミさんは予定通り今日で帰るという。体調が悪いならもう一日休んだ方がいいんじゃないかと思うのだが、やはり亭主の実家よりは自分の家の方が安心するようだ。
SL-C700はカレンダーも重い。これも移行したデータが多すぎるせいなんじゃないだろうか。ちょっとデータが多いとこんなに重くなるというのは、やっぱりソフトの作り方を間違ってるような気がするんだよな。
また電車に乗って大阪に戻る。息子はいま「TVチャンピオン」にハマっている。参加選手になりきっていたりする。車内で退屈しないように、併走している新幹線で列車を2つ見つければラウンド通過…というような課題を与えると、真剣な顔をして窓の外を見ている。一昨日は一本も見つからなかったのだが、今日はレールスターと300系を見つけたようである。
そういえば一昨日、高速長田駅に停まったときに息子が訊いた。「なんで、こうそくながたって、ゆうの?」それに対して「あのな、大阪の地下鉄にも長田ってあるやろ。そやから神戸高速鉄道の長田やから高速長田、言うねん」と応じると「はい」と応える。何か教えて「はい」と応えられることはほとんど無いんだがな。こちらがちゃんとした知識を以て真面目に応えているのはわかるらしい。でも、いつもだって質問には真剣に応えてるんだぜ。
家に帰ってきてLOOX Sをネットワークに繋げて実家で更新したデータをNASに反映しようとしたら、今日もまたNASのデータにアクセスできない。LOOXを再起動しても状況は同じ。けっきょく、今回もNASに登録しているユーザのパスワードを前と同じ値に変更してLOOXにログオンしなおすと見えるようになったのであった。けっきょくパスワードは変わってないはずなんだがなあ。何なんだ。Windowsはバージョンが変わるごとにユーザの管理が変わってるみたいだからな。そのあたりが原因なんだろうか。
ZDNetの記事を読んでいたら…あらー、ガンダムマスター@中村琢磨さん、辞めちゃったんですか。ぜんぜん知らんかった。オレはWeekly Top10は読んでなかったからなあ。しかし惜しい人を亡くした。寂しくなるなあ。
▲1月3日(祝)▼ →
今日はカミさんに奪われ贈呈したパソコンの設定のサポートをする。事前にセカンドハードディスクにOSを入れてデュアルブートにしてあるので、それで起動して設定をしていただく。必要なソフトをダウンロードしてくる前に、まずはIEのパッチである。パソコンを手に入れて最初にやらなければならない作業が穴塞ぎだなんて、情けない話ではある。
しかし、IE5.01のSP2を入れたらOSが起動しなくなってしまった。ブートドライブが認識できないとか言っている。セカンドドライブから起動できないようになってしまったのか。何でIEをバージョンアップしたくらいでそういうことになってしまうのだ。Microsoftの馬鹿野郎めが。泣きながら内蔵ハードディスクの別パーティションにOSを入れなおして、また最初から設定のやり直しなのである。
カミさんがメインで使っているブラウザであるネスケの移行だが、彼女は以前バージョン6を入れようとしたが重すぎるため挫折してまだ4.7を使っているのだが、今回は7を入れるんだそうである。旧マシンのNetscapeフォルダの内容を起動ドライブの「Program Files」直下にコピーしてNetscape 7.01をインストールすれば設定を引き継いでくれるのではないかと軽く考えていたのだが、どうも引き継がれていないようである。それでは4.7を一からインストールして旧マシンの内容を上書きし、それから最新をインストールしなければいけないのかな。そういうことで彼女はネット上で4.7を探しているようだが見つからないようである。私が持っている古い雑誌の付録のCD-ROMから探し出してきて渡す。彼女からゴミのように言われている古い雑誌でも役に立つことはあるのである。
彼女の個人用のデータは最新のものをネットワーク経由で移行する。コピーを開始して彼女は風呂に入った。しかし、いつまで経ってもコピーが終わらない。そのうちにディスクがオーバーフローしてしまった。調べてみると、容量が1.5GBもある。いったい何をこんなに貯め込んでるんですか。まあ、オレも他人のことは言えないけれど。そういうことで、前回彼女のFIVAのハードディスクを丸ごとコピーしてきたものを元に、XCOPYコマンドでその後に更新されたファイルだけをコピーする。何とか彼女が風呂から上がってくるまでに終わらせることができた。
カミさんがATOKの辞書の移行方法がわからないと言って怒っている。辞書ユーティリティで単語登録してるんだったら登録対象の辞書がどこにあるかは調べられるだろう…と言ってもわからないと言ってまた怒る。ううむ、パソコンは夫婦仲を険悪にするのである。
しかし、ふつうの人はパソコンを買い換えたらどうやって移行してるんだろう。ウチは家庭内LANを引いてるから多少速度は遅くてもコピーを開始したら後は放っとけばいいんだけど。旧マシンのデータは諦めるわけにもフロッピーで移行するわけにもいかないでしょう。いま買い換え時期のマシンだったらCD-Rドライブなんてついてないだろうし。世の中、カミさんよりもスキルが高い人ばかりだとも思えないんだが。これじゃ、買い換えが進まないからマイクロソフトは自分の首を絞めているようなもんだよな。
カミさんはマシンが速いといって喜んでいる。まあ、CPUのクロック数で約4倍。同じクロック数でもGeode GX1とPentiumIIIではかなりの差があるだろうから当然だな。メモリも4倍だし。このマシンはBTOで当時としては最高のスペックを奢ったんですから。でも、ディスプレイに表示される情報量が4倍になったことに関しては、それほどの感動はないようだ。今でもUXGAのディスプレイを使ってる人はそんなにいないと思うんだがな。DVD-ROMドライブが内蔵になったのは便利だとか言っていたんですけどね。
▲1月4日(土)▼ →
今日は親子3人で昼まで寝ている。息子が最後まで寝ていた。昨夜も遅くまで起きてたからな。外は雨とか霙とか雷とか降ってきて気温がピリピリに寒いので外に出る気もしない。今夜も寝るのが遅くなりそうだな。
今日、カミさんが部屋の模様替えをするんだそうである。テレビ台や箪笥を移動させるんだそうである。私は掃除機に追い回される犬のようになるのである。モノを移動させても使えるスペースは変わらないはずなんだがなあ…とか思うのだが、スペースを集めて息子が遊べる場所を作るのが目的らしい。まあ、その過程でモノを捨てればスペースが空く、というのも見越しているのかもしれないが。私も電器製品の購入伝票や保証書や修理伝票のほとんどを処分させられた。もう使うことはないのは事実なんだが、過去の情報というのは見てるだけでなごむのよね…とか言ってもスペースには替えられないか。
明日は大阪でイヴェントがあるので、木根尚子さんが泊まりに来られるのである。彼女は模様替えの最盛期に遭遇して、早々に飲み会に出て行かれたのであった。すみませんねえ。ろくにお構いもしませんで。
とりあえず居間のレイアウトはカミさんがある程度満足できる状況になり、夕食を食べに出ることにする。カミさんは寿司を食いたいらしいが、息子は例によってラーメンがいいと言っている。カミさんが彼を説得して寿司屋に行くことになった。しかし車に乗り込むと…さ、寒い。車内がキンキンに冷え切っている。私の身体がガチガチと震えて息子に面白がられてしまうくらいである。これは暖かいものを食いたいなあ。カミさんにそう言うと、彼女は寿司への情熱はある程度冷めていたそうなので息子にどうするか訊くと、彼は「やっぱり、おすしが、ええな」と言う。母親の意向を尊重しているのである。いいヤツだな、キミ。
カミさんが新しいマシンでftpソフトがうまく動かないと言っている。調べてみると、前のマシンと設定内容が同じになっていない。画面を見比べれば歴然なんだがなあ。「どうしてだったの?」と訊くので該当の画面を表示して示そうとしたら、彼女はもうすでに別のことをしていてこちらはアウトオブ眼中(古い)なのであった。えーん(号泣)
さらにカミさんが何か訊いてくるが、何を言っているのかわからない。呂律が回っていない。どうも、ラリっているようである。彼女はイヴェント前夜は興奮して眠れなくなるというのでヤクを飲むそうなのである。そんな、子供じゃあるまいし。クスリに頼っちゃいけないと思うんだがなあ。そのうちに彼女は寝室に上がっていってしまった。私が息子を寝かせることになるか。しかし彼は起きるのが遅かったし身体も動かしていないので真夜中になっても寝そうな雰囲気ではない。何度も「寝えへんか」と訊いて、やっと「ねる」という回答を引き出した。木根さんを居間に独り残して息子を寝かせに寝室に上がるのである。
▲1月5日(日)▼ →
今日も昼前まで寝ていた。息子は1時過ぎまで寝ている。こういう習慣がつくといけないんだろうけどなあ。起きてくると彼は「おねしょ、した」とか言っている。そういえば昨夜はカミさんがラリって先に寝て私が一緒に寝かせたので夜中にオシッコをさせなかったんだな。「着替えや(着替えなさい)」と言うと、自分でタンスを開けて着替えを出してくる。便利になったものである。
カミさんは木根さんと一緒にイヴェントである。なんだか彼女らが「間に合わないかも…」とかいうようなことを言いながら寝室を出ていったのを寝ながら聞いていた記憶があるのだが。大丈夫だったのかなあ。
私がパソコンをいじっていると息子は膝の上に乗ってきてゲームがしたいと言う。パーソナルコンピューターは二人同時には使えないからなあ。そこで、カミさんのマシンはデュアルブートにしてあるので私のパーティションから起動して、そこで息子を遊ばせることにする。まずは起動時にどのOSを起動するかを選択するときに全部「Microsoft Windows 2000 Professional」と表示されるので、区別できるように名前を変える。「C:\boot.ini」をメモ帳で開いて変更すればオッケーである。そこで息子がやりたがっているゲームをインストールする。
しかし、触っているとどうも私のマシンよりもカミさんのマシンの方が速いような気が…画面解像度もハードディスク容量もデカいしなあ。安定性も向こうが上だ。私のが勝ってるというと、CD-Rが焼けるのとメモリが多いくらいか。この時代に買ってから1年半以上経っているというのに、CPU性能とメモリはそろそろ市販のノートに追いつかれてきたが、画面解像度やハードディスク容量はいまだに最高級機でもなかなか追随するものがない。CPUやメモリは追いつかれてきたとはいっても、Windows2000だからWindowsXPよりはよっぽど速いだろう。全財産をはたいて買っただけのことはあるな。
息子は私が以前録画していた「TVチャンピオン」の「小学生料理名人選手権」が観たいと言う。彼が「TVチャンピオン」にハマっているので見せてやったのだが、なんだかずいぶん気に入ったようである。同じテープに3回分くらい録画しているので次の回を観ればいいんじゃないかと思うのだが、この回がいいんだそうである。
カミさんが帰ってきた。イヴェント帰りは疲れて機嫌が悪かったりするのだが、今日はそういう様子もない。彼女が買ってきた総菜で夕食である。私が風呂に入っている間にカミさんが息子を連れて寝室に上がっていったようだが、彼女はまだネット上に書き込むことがあるはずなので交代するために上がってゆく。私が隣の布団に入ると彼は掛け布団ごとずるずるとこちらに移動してきて10cmくらいの距離で顔を見合わせてエヘッと笑う。何が面白いのかねえ…とかいいながらも、こちらも楽しい。可愛いねえ。こんなアホみたいなことに小さな幸せを感じながら夜は更けてゆくのであった。
▲1月6日(月)▼ →
今朝も寒い。家の中でも息が白い。室内でも気温がヒトケタ以下になってるということだな。…と思ってたら、家を出ると水溜りが凍っている。家の外では零下だったのねん。
今日は通勤中に「Dreamland」(Black Box:→【amazon】)を聴いている。以前カミさんが借りてきたのを聴いて、ヴォーカルのパワーに感動したのである。そのヴォーカルがWeather Girlsの人であったと知ったのは最近のことだ。前に買ったのはリミックスだったが、これはオリジナルである。リミックスというのはオリジナルから離れないといけないから妙にいじくり回してしまって、良くなることは少ないんだよな。皆無とは言わないけれど。
去年から引き続き通勤中に「酒の夜語り」(光文社文庫 異形コレクション:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は青木和氏「赤の渦紋」を読み終えた。それは、大陸から農耕が伝えられた時代の話。世の中の大変動のなかで、旧い神に仕えるものの運命はあまりに哀しい……これも、当時の人々を思い起こさせるよいお話でございました。
ううーん、ついに日本語ワープロ専用機がこの世から消えるか。前にも書いたように、何でもできるかわりに使うのが難しい機械を誰もが使うことについては個人的には疑問を感じることもあるのだが、仕方ないんでしょうかねえ。というか、世界的に大量生産してソフトを作ってるものと、日本国内でも互換性のない企画が乱立しているものじゃ、勝負になりませんわな。
今日から仕事始めである。出勤して年始の挨拶がてらに、私のパソコンの師匠である会社の後輩のところにSL-C700を見せびらかしに行く。しかし動作が遅すぎると言われてしまった。結論としては、これはPDAではなくて超小型のノートパソコンなのだということですな。そして彼に1GBのCFカードが59,800円で売っているのを教えてもらった。先日値段を確認するまではマイクロドライブがその程度の値段だと思ってたから、この値段でフラッシュメモリが買えるなら買ってもいいかなあ。消費電力が少ないし、CF Type 2じゃないから機械やPCカードアダプタを選ばない。
やっぱり出た! 4GBのmicrodriveである。やはり私の予想は正しかったのだ。…とか思ったんだけど、よく読んでみると出荷開始は今年の秋ですか。それまでは待てんなあ。予定通りに出る保証もないし。フラッシュメモリを買うかなあ。それとも、340MBで我慢するか。今のところ、べつに340MBでもとくに不満はないんだけど。
今夜も家に着いたときには22時を過ぎていた。居間に入ると誰もいない。しかし、階上から妻子が起きている気配が伝わってくる。着替えに上がってゆくと、やはり妻子はまだ起きていた。私が着替えて下りるのと一緒にカミさんも下りてくる。息子は独りになるが、平気なようである。独りで寝れるようになったというのも楽になったものだなあ。
常時接続になってから我が家では新聞を購読していなかったのだが、今日カミさんは新聞を取ることにしたそうである。特売の広告やテレビ欄がないと不便なんだそうである。私なんかテレビ番組表もインターネットで見てるし、新聞を取るのをやめる前もほとんど紙の新聞は読んでなかったんだな。しかしウチのような家庭では、新聞社の偉い人が一番のコンテンツだと胸を張っている部分(新聞の前の方にある記事ね)がまったく評価されていないんだな。
▲1月7日(火)▼
今朝も寒い。家の中でも腹が立つほど寒い。暖房のない部屋に入ると地団駄を踏みたくなるほどである。しかし何に対して腹が立ってるんだろう。やっぱりこんな寒いところに住まざるを得ない自分の甲斐性の無さに対してなんだろうか。沖縄とかに住んでれば、こんなストレスも感じずに長生きできるんだろうなあ…などと思いながら家を出るのである。
今日は通勤中に「謎?」(小松未歩:→【amazon】)を聴いている。以前カミさんが「名探偵コナン」のテーマになっていた「謎」を借りてきたのがなかなかいい感じだったので中古を買ったのである。なかなか聴いていて心地いい。でも、定価で買うのはちょっとキツいかな。何度も書くが、数百枚のCDを持っている私がそういうことを思ってしまうというところに音楽業界の退潮の原因があるのではないだろうか。CCCDみたいな小手先の姑息な手段では解決しないと思うんだがなあ。逆にオレなんかはCCCDだったらどんなにいいアルバムでも買う気にはならないぞ。
今日も通勤中に「酒の夜語り」(光文社文庫 異形コレクション:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は往きに霜島ケイ氏「笑酒」、帰りに井上雅彦氏「ボンボン」と江坂遊氏「飛蝗の爺さん」を読み終えた。まず「笑酒」だが、主人公が「唱門師−−寺に属する下級の陰陽師」だという設定がなかなか洒落ている。結末もテーマも深い。そして次の「ボンボン」は、瑠美という女性が妖艶で魅力的である。いや、最初に出てきたときに幼女だったからというんじゃなく(こら)。しかし、魅力的な女性が出てくれば許せてしまうというのも、読み方に問題があるのかもしれないな。最後の「飛蝗の爺さん」は…うーん、何が面白いのかよくわからん。
某ネット販売サイトで玩具の年間トップはハロだったんですか。うーむ、そんなに売れているとは。世の中そんなに「ガンダム」好きが多いのだろうか。まあ、ネットショッピングだから特殊なユーザが集まってるせいなのかもしれないんだけどね。
▲1月8日(水)▼ →
今日は通勤中に「至上の愛〜a love supreme」(池田聡)を聴いている。さすがに安心して聴けるが、逆にスリルが少ない…というのをどう解決してゆくかというのが実力派ベテランの課題なんですよねえ。そう思ったのかこのアルバムにはちょいとヒネった曲がいくつか入っているのだが、逆にそれがあんまり良くないので普通に演ってる曲も色褪せて聞こえてしまうのが困ったもんである。
今日も引き続き「酒の夜語り」(光文社文庫 異形コレクション:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は北原尚彦氏「首吊少女亭」を読み終えた。私の好みのオチではなかったが、なかなか読ませてくれた。最初のうちは女性が主人公であるにもかかわらず、モノローグが女性のものに思えずに違和感があったんですけどね。
「カメラ付き携帯でいじめ 実名や悪口つきで不特定多数へ写真送信」ですか。うーむ、デジタル時代ってのはこういういじめも出てくるのね。まあ、言われてみれば便利な機能があれば、どういう使い方をされる可能性だってあるんだよな。かといってこういうのに過剰反応するのもなあ。駅のトイレにこういうことが書かれてても気にする人はあんまりいないと思うんだが…それで無視して本当に起きたら責任問題になるだろうからなあ。それで面白がってまた書き込むヤツが増え、こういう書き込みが日常化して目立たなくなるまでは過剰反応することになるんだろうか。
体調が悪い。身体が怠くて背中がガチガチである。早々に寝る。
▲1月9日(木)▼ →
今日は通勤中に「EDGE OF TIME」(稲垣潤一:→【amazon】)を聴いている。これからしばらく邦楽のベテラン男性ヴォーカルが続きそうな感じである。それでこれも昨日と同じパターンかなと思っていたのだが、聴いてみるとなかなかいい感じである。この人、自分で曲も書いてないしヴォーカリストとしては私の好みではないはずなんだが、なぜかいいのよね。…とか思って聴いてたのだが、調べてみるとこのアルバム、「J.I.」と同じ年に出てたのか。だったら、いちばん脂の乗っていた時期だな。
そして、今日も通勤中に「酒の夜語り」(光文社文庫 異形コレクション:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は往きに小沢章友氏「李白一斗詩百篇」を読み終えた。芥川風ではあるが、まだあの域には達していないな。
それから、帰りに中島らも氏「頭にゅるにゅる」を読んだのだが…うーむ、最初に酒を飲んだときに「地獄の如き二日酔い」になったのに「もっと酒に強くなりたいと思った」というのは私には理解できんなあ。まあ、そういう人だからああいうものが書けるのだろうけど。
320万画素で光学ズーム、マクロモード搭載のEXILIMが出たそうだ。喜んでいる人もいるかもしれないが、厚さが倍になるなら私は要らないな。基本的に風景とか人物しか撮らないからマクロは使わないし、だいいち今は携帯mp3プレーヤーとしてしか使ってない(爆)
カミさんが居間の模様替えをしたらインターネットできなくなったと言っている。調べようかとして恐ろしいものを発見してしまった。私のNASが無造作に小箱の中に突っ込まれて(しかも縦に)その上からさらにカミさんのFIVAが押し込まれていたのであった。ううー、仮にもハードディスクなんだぞー。もうちょっと慎重に扱ってくれ〜。先日、SL-C700に挿してたMicrodriveを会社の後輩(SEです)に見せたときにも「ハードディスクやから扱うのが怖い」とか言われてたくらいなのに…どんな酷い目にあったんだ。暗澹たる気持ちになる。そのくせ彼女は私が調べている間はふんぞり返って本を読んでいる。復旧する気持ちも萎えてしまっていたのだが、何度も訊いてくるので、気分を落ち着けてから調査を開始する。けっきょく、プロキシサーバのケーブルをLAN側とWAN側を逆に繋いでいたのが原因であった。はあ。
昨日通信できなかったので2日分やってたら、気がつくと3時になっていた。そして、半分眠りながらやっていたので、気がつくと一太郎の最新版を注文してしまっていた。関西弁の変換機能が付いた次のバージョンだから、使い物になるレベルになっているのではなかろうか。ATOK16単体でもいいのだが、3週間早くリリースされるし、3000円で一太郎がついてくるなら…という感じなのよね。私ゃワープロソフトを使わない人間なんだが(ドキュメントはほとんどExcelで書いている)、ワープロソフトを使わざるを得ない状況になったときにWordしか選択肢がないという状況は何としても避けたいのである。今や、ワープロよりも日本語入力システムの方がメインなのよね。
▲1月10日(金)▼ →
今日は通勤中に「Magic」(DREAMS COME TRUE:→【amazon】)を聴いている。中古で買ってきてそれほど期待せずに聴き始めたのだが、この瑞々しさは…ワタクシ的に「壊れる」前のドリカムだ。まだこういうアルバムが残っていたか。
今日も通勤中に「酒の夜語り」(光文社文庫 異形コレクション:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。往きに飯野文彦氏「痴れ者」を読み終えたが…ううむ、アル中の内面をよくこれほどまでに容赦なく描けるものだ。結末は好みじゃなかったんだけどね。そういう意味では「頭にゅるにゅる」と並べているのも凄い。共通のテーマで描いているとはいえ、今までは同じネタの作品は意図的に並べないようにしていた印象があったのだが、この作品集は逆に同種の作品を続けることによって強調効果を出しているような気がする。作品のレベルにばらつきがあるとそういうことはできないと思うのだが、今回は編者としても自信を持って送り出せる作品が揃ったということなんだろうか。たしかに、今回は以前よりも読み応えがあるが。
これは凄いアイデアだ。電話の相手の声に合わせて、3Dアニメーションの顔が動き、読唇術で理解できるようになっているんだそうで。まだパソコンに繋がないといけないみたいだけど、最終的には携帯電話上でこういうソフトが動くようになるんだろうな。
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