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5月1日(日) 
今日は家族全員で休養。カミさんは娘を連れて寝室に上がり、昼寝に入って起きてこない。さすがに昨日は疲れたらしい。元気なのは息子くらいである。昨日はUSJを廻っていたというのにねえ。やっぱり子供はパワフルだ。こちらは年齢を重ねて弱っていくのに向こうは育ち盛りだ。だんだんついていけなくなるんだろうなあ。

妻子が寝ている間にケーブルテレビで放送していたのをHDD&DVDレコーダーで録画していた「PRIDE22」を観る。今回は日本人選手が多いせいか退屈な試合が多い。ロシア勢も良くなかったね。アンドレイ・コピィロフは足関節の有効性が相対的に低下するルールではそれほど戦えないことは予想できたことだし(個人的には好きな選手ではあるのだが)、コーチキン・ユーリーも自分が育ってきたルール以外での闘いに対する適応力が無いことはリングス時代の戦いぶりからわかっていたことだと思うんだが。まあ、国内ではブイブイ言わせているから出てきているんだろうけどね。

今日はカミさんの車に乗って娘の靴を買いに行く。ちょうど現在の娘のサイズは、息子のお下がりが無いのである。息子はこの大きさの時期は、あっと言う間に卒業したようだ。娘は息子ほどは「大形犬」ではないのか。息子も現在はクラスでそれほど大きい方じゃないと言っているんだけどね。

靴のディスカウントストアに入ると、娘は広い店内を駆け回っている。息子がついていてくれるのでまだ楽だが、事故を起こさないようにしなければならない。店内に入っても彼女のサイズ(13.5cm)のものは、なかなかない。ふつうの子供用の靴は15cmからのようだし、ちょうど谷間のサイズのようなんだな。

娘は何故かアンパンマンが好きなので、安かったこともありアンパンマンのサンダルも買ったようである。親はあんまりあのキャラクターは好きじゃないんだが、子供の感性はまた違うようだからねえ。家に帰ってからも、玄関でそのサンダルを履いて歩き回っているのであった。



5月2日(月) 
今日は連休の谷間で世間では休む日になっているようなのだが、私は客先に訪問してトラブル調査をしなければならないので出勤である。往きに大阪城公園駅で降りると、ホームに出た瞬間にむせ返るような緑の匂いに包まれる。もう5月ですねえ.新緑の季節ですねえ。女性が薄着になる季節ですねえ。

先日、船場の客先からの帰りに難波のブックオフに寄ったのだが、行くことが可能な店がないかと探していて心斎橋店の方がより近いということに気がついてしまった。迂闊であった。それで今日もこの客先に行ったのでリベンジで寄ってみることにする。

しかし、客先での再現テストに時間がかかって遅くなってしまった。心斎橋まで歩いていって店を探し本を選んでいると、閉店時刻になってしまったのであった。こんな繁華街にある店なのに22時で閉まっちゃうんですか。それでも、それまでに23冊も本を買っていたのだが。

そのまま地下鉄に乗って帰るのがもっとも早いのだが、乗り継ぎが面倒臭いので難波まで歩いて近鉄に乗ることにする。まあ、こういう機会は滅多にないから難波のブックオフにも寄りたいという気持ちがあったのは否定できないが。それで、東側の店は閉店していたが西側の店は開いていたのでまた文庫本を3冊買うのであった。



5月3日(祝)
今日から2泊3日で私の実家に帰ることになっている。今回は2泊するので午頃に出発。カミさんが梅田の阪神百貨店でお土産のケーキを買っている間に私は子供たちを連れて梅田駅前のコンビニに入り、車内で食べるものを買い込む。

息子とお握りやパンを選び、娘を乗せたベビーカーを押してレジの方に移動しようとしていたら他の客に声をかけられる。娘の靴が脱げて落ちたのである。新しくて大きい靴を履かせてきてるからだな。長時間移動するんだから古くても足に合っている靴の方がよかったな。

待ち合わせ場所はカミさんが「あっちの改札」とか言ってたので行ってみたが、その方向には改札が複数ある。ベビーカーを引きずって両方行ってみたが、どちらにも彼女はいない。電話してみたが、出ない。しばらくして彼女から電話がかかってきた。もう改札の内側に入っているという。娘と大きな鞄を積んだベビーカーを抱えて一人でこの階段を下りろというですか。ふにゃふにゃ。

ホームに下りてみると、13時半の直通特急はすでに満員である。ちょうど甲子園でタイガースの試合があるようだ。最悪のタイミングで西に向かうことになってしまったわけですな。カミさんは「山陽電車の車両、2時までないらしいから、それまで待とう」とか言っている。阪神の車両はクロスシートが無いのである。

やってきた13時45分の直通特急は、やはり阪神の車両でロングシートである。この便も見送るしかないのか…と思っていたら、偵察していた息子がやってきて「前の方、クロスシートやで」と言う。急いでホームの反対方向に向かい、ボックスシートを4人分確保する。息子も役に立つようになったものである。

私の実家に着き、娘も心配していたほど人見知りせず、祖父母に抱かれている。そして夕食時に「新生」を飲む。やっぱり後味は良くないが、本生よりはマシだな。しかしアサヒは安いほど味がマシになってゆくというのはどういうことなのかねえ。やっぱり相性が良くないんだろうな。

「第3のビール」全体としてみても、後から出してるのに「のどごし(生)」も「新生」も「ドラフトワン」に及んでない。やはり先行者は満を持して出しているのに対して、それが売れたのを追いかけて出したのは準備不足なのかねえ。

先日、弟から実家のパソコンでインターネットに繋がらなくなったという電話が入っていたので調査を行う。やはりルータがおかしいようである。それで、再度設定をやり直すことにする。しかし前回の経験を生かして手早く設定すると繋がるようにはなるのだが、しばらくするとまた通信できなくなる。ルータに対するpingも応答が無くなってしまう。すると、ルータどころか通信機器としての機能も失っているとしか考えられない。何度も設定をやり直したが、長くても10分くらいでそういう状態になってしまう。短ければ1分も保たない。障害発生までの時間も一定してないし、設定を調べてもタイマーの設定などは見当たらない。やっぱり設定の問題じゃないよなあ。

無通信で切断されるのかと思って「ping ***.***.***.*** -t」でパケット投げっぱなしにしてても突然切れる。そのうちに、設定をやり直さなくても電源を抜いて入れ直すだけでも復旧することがわかってきた。それでまたすぐに切れるのだが。やっぱりこれは不良品だよなあ。

前に買ったのもマトモに動かなくて交換してもらってもコレだからなあ。繋がっているわずかな時間を使ってFAQを検索しても「ルータの電源を入れ直して下さい」としか書いてないし…ということは、これは仕様ですか?

これ以上悩むのも馬鹿みたいだから、買い直した方が早そうだ。くっそお、ハードとしては安いもんだが、設定や調査に要した時間とウチの実家で通信できなかった時間の損害を考えるとハンパな損害じゃないぞ。もう2度とコレガの製品なんか買うもんか



5月4日(祝)
前日に娘が人形を欲しがっていたということで、今日は彼女のためにオモチャを買いに行くことにする。私の父が留守番。彼は脚がむくんで体調が悪いのである。最近とみに弱ってきて心配ではあるのだが。我々の世代はそろそろこの問題に直面する時期になっているのだなあ。

ウチの家族4人と私の母で電車に乗り、数駅先の大規模ショッピングセンターに向かう。ウチの実家は田舎なので大きなオモチャ屋がないためだが、近くにオモチャ屋があっても品揃えの豊富な大型店に行きそうな気がする。こういう時代は、地方の中小商店は生き残りが難しくなっているとは思う。ウチの実家も中小商店なんだけどねえ。

目的地の近くにスシローがあったので、そこで昼食を摂ることになる。蛤の赤だしを3つ頼んだのだが、近くに来るまで気づかなくて慌てて息子に取らせたらこぼしてしまった。火傷はしなかったようだが。しかしどうも最近、外界の刺激に対する反応が鈍くなっているような気がする。その場で行動を決めないといけないときにも考えが即座にまとまらなかったりするし。このあたりも老化現象だろうか。

舶来の大規模オモチャ屋(要するにトイザらス)に入り、子供たちに欲しいものを選ばせる。息子は野球盤が気に入ったようである。以前、野球盤の食玩を買って帰ったときも気に入って長く遊んでたみたいだからねえ。

実家には将棋盤が無くなっているようなので、安いもの(しかなかったのだが)を買い物カゴに入れる。私の父もすでに孫の外遊びの相手はできなくなっているので、将棋の相手ならできるのではないかという考えである。将棋で指先と頭を使うのはボケ防止にもいいだろうし。

そしてウチの母が旅行用の下着を買いに行っている間に、3階に電気製品を売っているようなので私が単独でルータを買いに行くことにする。コレガ以外だとBUFFALOの製品しかない。BUFFALOの製品もあんまり買いたくないのだが、それしかないなら仕方がない。今日明日中に復旧しないといけないからな。他にこういう製品を買えるようなところには行けそうにないのだ。ウチのルータもBUFFALOの製品だし、(数日に1回は再起動しなければならないにしても)コレガの製品ほど使い物にならないということはないだろう。

家に戻ってルータを入れ替え、設定作業を行う。あっさり繋がった。本来こうでないといけないんだよなあ。インターネットに繋がったので、「子供の相手をしろ」と言われながらも日記の更新をする。我ながら困ったもんである。しかし、私の弟が「もうシンジ(仮名)の相手はいっぱいいっぱい」だと言ってるのに、それよりも年上の私はさらにキツくなるよなあ。まったく困ったもんである。

今夜は夕食時に3種類のビールを飲み比べ。まずはウチの両親が好きだという「キリン 豊潤である。こりゃ驚いた。本当に(日本人の思う)ビールらしいビールだ。本当に奇をてらわず真面目に造ってあることがうかがえる。スーパードライみたいなのじゃなくて、こういう製品が売れなきゃいけないと思うんだがなあ。

続いて「キリンまろやか酵母。これも「豊潤」と比べると「まろやか」としか言いようがない味である。「豊潤」は苦みが強いので、こちらの方が好みな人も多いだろう。

最後は「ヱビス 超長期熟成」である。家人の評判が「やりすぎ」というだけあってさすがに濃い。まあ、刺激だけで味がないよりはよっぽどマシだよな。そういうことを言いながら、もう1缶開けて飲んでしまったのだが。



5月5日(祝) 
ウチの実家では日本テレコムからの勧誘電話が毎日(というより一日何回も)かかってくるので困っている。何度断ってもかかってくるらしい。電話会社だから勧誘電話をかけるのにコストがかからないというのが問題だな。電話番号が敵に渡ってしまった時点でこちらが圧倒的に不利だ。しかし、こういう客を馬鹿にした商売はYahoo!BBを思い出させるな。それだから実家にADSLを導入するときにYahoo!BBは避けたんだが、その前に電話を契約していた日本テレコムもソフトバンクに買い取られていたというのが計算外だった。というか、こういう「多少強引なことをしても契約を取れば勝ち」というような商売は止めなさい>禿げオヤジ

明日は私も息子も娘も会社や学校や保育所に行くので、今日は早めに実家を出る。歩いて実家の最寄り駅に着いたときには、娘はベビーカーの中で眠っていた。そのまま寝かせて電車に乗っていたのだが、三宮に着いて混んでくるところで目を覚ましたのでシートに座らせて4人分のシートを家族で占有するようにする。しかし娘が愚図って母親の膝の上に乗るというので一人分を空けたのだが、さすがに泣いている幼児をあやしている横に座ってくるような人はいなかったのであった。

夕食時に、先日買ってきたスーパーブルーを飲んでみる。けっこう旨い。100円未満でこの味なら充分だ。追加で買ってくることにしようか。



5月6日(金) 
昨夜は子供たちを寝かせていて掛け布団を被らずに眠っていたので夜中に寒くて目が覚めた。どうも風邪を引いたようである。仕事をしていても右鼻奥が痛くて集中できない。

今日も連休の谷間なのに大阪で仕事。京橋駅に着く前の環状線車内では、宝塚方面には大阪まで行って阪急電車を利用してくれとのアナウンス。事故の翌日にはいかにも困ったような申し訳なさそうな言い方だったのだが、これだけ日数が経つとふつうの乗換案内の調子である。慣れるということはそういうことだ。きちんと伝えるのが仕事なんだからな。

帰りに本屋で「打撃王凛 3」(佐野隆:月刊少年マガジンKC:→【amazon】:→【bk1】)を買い、電車の中で読む。うがー、いいなあ、燃える、泣けるっ! これこれ、これですよ。少年マンガはこうでなくっちゃ。



5月7日(土) 
今日はPHSの機種変更をするために日本橋に行くことになっている。娘は保育所に預け、息子は午後から将棋教室があるのでそこに行かせてから出発することになる。私は風邪を引いているし息子も寝ていると酷い咳をしているので将棋教室に行く前に親子で耳鼻科の医者に寄ったのだが、待合室が超満員だったので受診は諦める。これでは将棋教室に間に合わない。それでリージョンセンターに向かっていたら息子が腹減ったというので、びっくりラーメンでラーメンを食わせるのであった。腹が減ったと言いながら彼はラーメンを残す。189円のラーメンを残すとは。

息子を将棋教室に送り届けて戻ってきたが、カミさんは昼寝に入ったままである。14時を過ぎて起きてきた。息子の将棋教室が17時までなので、あまり日本橋には長く居ることができないな。

カミさんの車で日本橋に行き、時間がないのでデカいAIR-EDGEの看板を掲げている店に入る。機種は京ぽんである。カミさんも同じものを選ぶ。料金もパケット主体のコースに変更しようと思っていたのだが、けっきょくいちばん安いのを選ぶとパケットは使わない契約になる。今は会社から携帯を持たされているので自分のPHSはほとんど使ってないのだ。そういうものに高価い金を毎月払えない。何のために高価い金を出して京ぽんを買ったのやら。まあ、いいキカイを出したら買ってあげないとね。

機種変更手続きの完了までには約1時間かかるということである。16時半を過ぎてしまうということで、それまで待っていると子供たちを迎えに行くのに間に合わない。ここからは別行動でカミさんはやおい本を漁って先に帰るので、彼女の端末も私が受け取って独りで帰ってくることになるのである。まあ、難波のブックオフに寄れるからいいんだが。そういうことで帰りにブックオフに寄ってみたが、前回来てからそれほど日数が経っていないので、それほど掘り出し物はなかった。3冊だけ買って帰る。

日本橋に来るので、ついでに修理に出すためLinkStationを持って出てきている。ヨドバシで買ったのだが、すでに1年以上経っているのでどこでも一緒だろうということでソフマップのコンピュータクリニックに持ち込む。ファンを交換すれば動くんじゃないかと言ったのだが、入っているデータの保証はできないと言われてしまった。メーカーに出すので、ほとんどの場合新品と交換ということになってしまうらしいのである。そうなると新品を買うのと同等の金額になってしまうとのこと。どんどん安く大容量になっている時代に、それじゃあ意味がないよなあ。こちらはデータを救いたくて持ってきてるんだから。ソフマップも自社で修理するよりもメーカーに丸投げした方が合理的だしメーカーも人件費の高価い技術者に修理させるくらいなら交換した方が経済的だということですか。合理的経済的な世の中なんだよな。

それを見積もるだけでも3,150円かかるそうである。それで交換になる可能性が高いんだったら修理に出す意味がないな。そうすると、とりあえず私の頭で考えられる方法は以下の4つか。
  1. USBのハードディスクケースを買ってLinkStationから取り出したディスクを入れて読み出す。これは最も安価だが、たぶんこのディスクはWindowsで読めないフォーマットで記録されていると思われるのが問題だ。CD-ROMから起動できるLinuxでも探してみるか。USBは使えそうな気がするけど、救出したデータの保存先がネットワークになると思われるので、NICを認識させてネットワークドライブを共有して…とか考えると技術的にハードルが高い。でも、Linuxの勉強は無駄にはならないと思うからなあ。

  2. 中古のLinkStationを買ってきてディスクを入れ替える。同じ製品ならディスクを入れ替えてもかなりの確率で動くだろう。余ったディスクはケースに入れてリムーバブルディスクとして使えばいいんだから。ただ、中古の出物を探すのが大変だなあ。業者もハードディスクはあまり扱いたくないだろうし(欲しいのはディスクじゃなくて"ガワ"なんだが)。最初の案でうまくいかなければ検討してみるか。

  3. 玄箱を買ってきてこのディスクを入れてみる。同じメーカーだしうまくいきそうな気はするけど、保証はできない。この中で最もコストがかかるので、失敗したときのショックが大きい。

  4. たぶんほとんどのデータはDVD-Rに焼いてるはずなので、そっちから復旧すればいいんじゃない。でも、データのロストは全く無いかと言われると自信がない。それに、DVDは容量が少ないので(なんてことを言うのだ)手間がかかるしなあ。
ソフマップの兄ちゃんにはヨドバシで買ったことは伏せていたのだが、カードを渡すと購入時期を調べるために買い物の履歴を検索されてしまった。買った記録が無いと言われてしまったが「カード使わんかったかもしれへん」とかとぼけてたんだけどね。

家に戻って京ぽんをいじってみる。アドレス帳全体をバックアップできるようにしてほしいなあ。カードスロットがないのもちょっと不便。USBケーブルが付属してるんだから、PCから内部のデータにアクセスできるようにしてくれればいいのに。まあ、ネットワークは使い放題が前提の端末だから、全部メールでやりとりするという設計なんだろうな。

医者にも行かずあちこち歩き回ったので風邪は悪化している。鼻水が酷い。娘を寝かせていてもダラダラ流れ出てくるので寝ていられない。子供たちが眠ってから起きてしまうのである。



5月8日(日)
今日は家族全員で市がやっている市民ふれあい祭りというのに行くことになっていたのだが、私は体調が悪く、家で寝ていてもいいということにしてもらう。娘の相手は私がすると言ったのだが、子供たちは二人とも連れて行くという。すみませんねえ。お言葉に甘えて寝るのである。

起き出すと鼻水が出てくる。いくら鼻をかんでも出てくる。マイティッシュボックスを持ってウロウロするのである。



5月9日(月)
相変わらず体調悪し。今日は在宅勤務にして午前中は医者に行くことにする。行ってみると、土曜日ほどではないがやはり連休明けなので待合室は混んでいる。待っている間に「おしゃべりな訪問者」(小松左京:新潮文庫 こ 8-9:→【amazon】)を最後まで読み終えてしまった。何度も書いているが、小松先生の著作といえども歴史モノは読むのが疲れる。私に歴史的知識(というより興味か)がないせいなんだが。

診察は鼻の奥に器具を突っ込まれて、いつもは軽く吸い出してオシマイなのだが、今回はその後に吸っているのか押しているのか知らないが、とても痛い目に遭わされた。目をつむって我慢していると「目を開けて」と言われる。いったい何なんだ。「蓄膿まではなってないと思うけど」と言われたので、奥の方に膿が溜まっていてそれを吸い出そうとしていたのかもしれない。

診察結果は、やはり風邪だそうである。扁桃は腫れてないので、風呂には入ってもいいとのこと。鼻と喉に吸入し、薬局で薬をもらって(じゃなくて買って)帰る。

医者からの帰りに近くのスーパーに行く。「ゲーム伝説」が半額で叩き売られていたので残っていた2箱を買う。しかし、家に帰って開けてみると、1つはダブってしまったのだった。半額の意味がないじゃん。まあ、別の店で買うとこういうこともあるわな。

そして酒屋でスーパーブルーの24缶ケースを買う。2,380円。1缶100円未満でこの味ならばまとめて買ってもいいでしょう。しかし夕食時に飲んでみて、続けて飲むと飽きそうな気もしてきてちょっと後悔。やっぱり味が少し、わざとらしい。まあ、バーゲンブローと交互に飲めばいいか。

娘が外に出たそうなので散歩に連れて行くことにする。そう言うと彼女は玄関のところに行って靴を履かされるのを待っている。玄関を出ると、自転車を指さして乗せろと言う。最近彼女は電車を見るのが好きなようなので、近鉄線の向こうを廻って一周することにする。この時間帯なら踏切を2カ所通れば少なくとも1回は停められて電車が通るのが見れるだろう。案の定、最初の踏切に近づくと警報機の音が聞こえてきた。娘は警報機のカンカンという音に合わせて「ご・ご・ご・ご…」と言っている。キミも兄ちゃんに似て電車が好きになるのかねえ。女の子で鉄ちゃんというのは珍しいような気がするんだけど。まあ、女の子は女性の少ない分野に行くとチヤホヤされるからな。



5月10日(火)
体調は相変わらず悪いが、今日から仕事。往きに「おしゃべりな訪問者」(小松左京:新潮文庫 こ 8-9:→【amazon】)の解説を読み終わり、帰りに「水素製造法」(かんべむさし:徳間文庫 211-1:→【amazon】)を読み始める。川原教授が誉めていたので読んでみるのである。短編集かと思っていたらショートショートだった。しかし。何編か読んでみたが、どうも読後感が良くない。読んでいて、なんとなく登場人物に対する視線に底意地の悪さを感じてしまうのである。まあ、SF者はそういうのも楽しめなきゃいけないのかもしれないが。

家に戻るとamazonから『風のようにうたが流れていた DVD-BOX』発売というメールが。「放送では1話約30分だったのが、DVDでは1話あたり50分弱」とのこと。うがー、地上波での放送はほとんど録画してDVDに焼いたのにぃ! こりゃ買わざるを得ないじゃないですか。同じメールに、リージョンフリーの洋楽DVDも1,680円くらいで売っているという。勢いがついているので次々に買い物カゴに入れてしまい、ふと我に返って愕然とする。でもなあ、いいものは子供の情操教育用にも買っておくべきだろうかなあ。

私的録音録画補償金制度で「PC内蔵のHDDや外付けHDD、データ用CD-R/RWなどこれまで汎用機器とされてきた製品も対象に含めるべき」ってもう、言ってることが無茶苦茶ですなあ。「家に包丁を置いてる人間は危険だから全員タイホしる!」と言ってるに等しい。いや、自分の欲得のために言ってる分、さらに厭らしい。汗を流さずに年貢の上前をはねてふんぞり返っている奴らは堕落するもんだが。こういう連中に儲けさせちゃイカンと思うぞ。

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