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1月11日(金) 
今日は朝からメンタルクリニックに行く。今日もいくつかの選択肢を選ばされて検査される。昨年末より少し悪化しているのは仕事疲れのせいか正直に答えているからか。しかし良くならないなあ。うーん、「うつ病の遷延化」ですか。こういう記事を読んじゃうと自分もそうなんじゃないかと思ってしまう。「早ければ3カ月,少し時間がかかる場合でも6カ月あれば回復することが多い」とか書かれてしまうと。

それなのに医者が相変わらずな対応なのはどういうことなんだろう。予約を取るのが難しかったくらいだから患者が少ないわけでもないだろうし。医療費はかかっているが、ほとんどが薬代だからなあ。薬屋と結託しているとか。

今夜は大阪にある客先のサーバのサービスを止めてからデータの移行をするので遅くなってしまった。家に戻ると翌日になっている。家族はもうみんな眠っている。食卓の上を見ると、娘が書いたらしい彼女の名前が載った紙が置いてあった。今日は姓だけでなく名前(ひらがなだが)も書いてある。毎回思うことだが、子供の進歩は早いなあ。



1月12日(土) 
今日は昼から大阪の客先で仕事。早く起きて天気を確認しようと思っていたのだが起きられない。天気予報は雨だったが起きたときには晴れていたので耳鼻科に行けばよかったかと思ったのだが、息子が駄菓子屋に行っていると降ってきたらしい。行かなくて正解だったか。

明日は大阪でイベントなので、木根さんが泊まりに来られる。仕事を終えて家に戻ると猫がいた。予感は当たったか。接待要員ですな。



1月13日(日) 
今日は休みだが、今朝も昼過ぎまで起きられない。娘と一緒に起きる。カミさんはイベントに行っている。娘は朝食を終えると「こうえん、いこー」と言うが、洗濯物を干してしまうまで待っていただく。大量に干してあったので、干すよりも取り入れの方に時間がかかった。

公園に行くと、娘はひとしきり遊具で遊んだあと、木の実を拾い始める。かなりの数を拾って母や兄への土産にしたいと言ったが、泥まみれなので断念させる。すると湿った土を掘って埋めるという。手が泥だらけになったので公園のトイレで洗わせる。

家に戻ると娘は「ととろ、みたい」と言い出した。そうか、木の実を拾ったりお土産にしたり埋めたりというのはトトロをイメージしてたのね。なるほど。DVDに録画していたのを見せて過ごす。

今日の夕食は外食になる。いつものようにカミさんの車で回転寿司である。店の駐車場に入ると私と息子が先に降り、席の予約に行く。息子が階段を駆け上がり、一人を追い抜いて名前を書いてくれた。それを確認してからカミさんと娘を迎えに行くと、カミさんが階段を上ってきた。しかし娘の姿が見えない。「あれ、レイ(仮名)は?」と訊くと「あ、忘れてた!」と応えられてしまった。慌てて階段を駆け下りて車のドアを開けると、娘がチャイルドシートの上で号泣していたのであった。



1月14日(祝) 
久しぶりの連休。しかし今日は14時前まで寝ている。いくら寝ても眠い。けっきょく今日も、寝て過ごしていたような日であった。



1月15日(火) 
今日は朝から土曜日にサーバを入れ替えたユーザで立ち会い。こちらは単純なハードウェアの移行とソフトのバージョンアップなので、とくに何も起こらず自社に戻る。

しばらく前から右下の奥歯が痛い。前から歯茎が下がってきて隙間ができているので危険だと言われていたところである。右側で噛めないほどになってきたので、まだ次の診療日前だが診てもらうことにする。発注元で打ち合わせの予定が入ったので、その後にしてもらった。

炎症を起こしているところを清掃するので痛みますよと言われて「はい」と応えたのだが、その痛みは事前の想像以上であった。振動する尖ったものが痛むところに侵入してくる。「針」の動きから察するに、ずいぶん奥の方まで入ってきているようである。やはり炎症を起こしているところはわかるようで、痛痒いところを集中的に攻められる。この苦行がいつ終わるのかと思いながら耐えている。後になったら「もっとえぐってもらえばよかった」とか思ったりするのだが、痛いところに「針先」を突っ込まれている時点ではソレドコロではない。

治療後に状況の説明。奥歯の2本の根の間にポケットができて、そこが磨けないところなので食物の滓が入ったり疲れたりすると炎症を起こすのだそうである。まあ、最近疲れていたことは否定できないですね。そういう隙間があるなら何か詰めて塞げないかと訊いたのだが、それは無理で、やるならこの歯を2つに分割して掃除しやすくすることくらいだと言われる。この歯はブリッジを支えている歯なので、やるにしてもそれを外さなければ作業はできないという。大工事である。

ブリッジの対岸の歯はまだ生きているので、外したり架けたりしていると痛みが出るだろうとも言う。しかもこのブリッジはかなり(たぶん30年以上)前に架けたものなので、分断する歯の根っこの治療も必要になるという。そこまでやる勇気はないので、現状維持ということにする。毎月のように腫れるようなら大工事も考えなければならないということだが…そういうことにはなりたくないなあ。

治療後30分は食事をしないように言われたのだが、そうでなくても痛くてしばらく物を噛む気にならなさそうである。それで、ちょうどツイン21古本市をやっていたので見て回る。買っていいと思ったものは出せる金額の倍くらいするなあ。けっきょく1時間以上廻って何も買わない。

それでも日本SFの大逆襲という本に小松左京先生の文章が載っていたのを読んで、若い頃にはかなり文学というものに対して悩まれたのだということを知った。それで虚数の「」というのが「imaginary number」の略だ(「ウソの数」ではない!)というのを知って衝撃を受けたというのが納得できる構成になっている。なるほどねえ、その実数に対する虚数の役割を、文学に対してSFを使うことによって果たそうとしたのが小松先生のやってきたことだと考えればすべてが腑に落ちる。



1月16日(水) 
今日は息子の参観日なので代休を取っている。しかし眠い。息子が5〜6時間目に見に来てくれと言っていたので昼前に起きたのだが、まだ眠いし身体が重い。人としてどうか。

起きて朝食を食べると、カミさんが娘を連れて帰ってきた。先に授業参観に行っていたようだ。娘は保育所を休ませて午前中は寝ていたそうである。

5時間目の開始前に娘を連れて出かける。指示されたところに行くと、息子が声をかけてきた。彼に続いて部屋に入ると、床には絨毯が敷かれていて子供たちが将棋盤を出してきている。どうやらクラブ活動の時間らしい。

息子はAリーグ。最初に2連勝して3局目も優勢に進めていたのに龍で王手したらそこが敵角の利きで只取りされてしまった。まだまだだね。娘も最初は私の膝の上でおとなしく見ていたのだが、そのうち退屈して白髪を5本も抜かれてしまった。

家に戻ると、カミさんは例によって昼寝に入った。子供たちはHDD&DVDレコーダーに録画していた番組を見ているが、私はパソコンを使う元気もなく、コタツに入って横になる。結局また眠ってしまった。この眠気は何とかならんもんか。睡眠は取ってるはずなんだが。

今日は子供たちを連れて耳鼻科に行く。前回は自転車で行ったが、今日はどうにもしんどいのでカミさんに車で送っていただく。娘は鼻が悪いので、週1回の通院ではダメだと言われてしまった。

今夜は子供たちを風呂に入れ、一緒に寝室に入る。絵本を読んでやると娘は自分の布団で寝るという。先日は寒いと言って私の布団に入ってきたのだが、今夜は寒くないと言っている。

息子が眠って娘も静かになったと思ったのだが、しばらくして「とーちゃん」と声をかけてきた。「どないした?」と訊くと「さむくなってきた」と言う。こちらに来るように言うと、私の布団の中に入ってくる。しばらく私の左肩に頭を乗せて何度か体勢を変えると、寝息を立て始めた。

左肩と腕に娘の重みを感じながら、これが幸せな重みというものかなあとか考えている。しかし、一緒に寝ていると彼女が動いたり寝言を言ったりするたびに目が覚めてしまうのである。安眠できないので、けっきょく明け方になってカミさんの布団の中に押し込むのであった。



1月17日(木) 
今日はまた京都で作業。どうも昨夜あたりから左脇腹というか背中というか腰のあたりが痛い。腎臓のあたりなのがちょっとイヤンな感じ。筋肉痛であればいいのだが。

京都に着いて地面が濡れてるなあ…と思ったら頬に冷たいものがポツッと当たって、雨かと思ったら上から白いものがいっぱい落ちてきたですよ。雪ですか>京都。

今日も22時過ぎまで京都で仕事。仕事場を出たときにも服に何かがパラパラと当たる。今日は寒い。大阪で終電から降りて家に向かって歩いているときも寒い。体調を崩したかもしれない。雪の中を傘を差さずに歩いたせいかなあ。



1月18日(金) 
今日は大阪に出社。昨日からノドの調子がおかしかったのだが、眉間の右側が痛くて起きられない。少し遅れて出社する。昨日は遅くまで京都で仕事をしていたからな。



1月19日(土) 
今日は休み。昨夜は早く帰れたので娘が一緒に寝てくれたのだが、朝まで一緒に眠っていた。彼女が起きて出ていくと寒くなってくる。やはり子供は暖かいのだなあ。

今日もカミさんが仕事なので娘を保育所に送って行かねばならない。しかし今朝は息子が連れて行ってくれるそうである。おかげで今日も昼前まで寝ていられる。右鼻の奥の調子が悪いので、起きてから急いで朝食を食べて耳鼻科に行く。帰ったときには息子は将棋教室に行っていた。

休日といっても、昼まで寝て医者に行って洗濯物を干したり洗濯したりしていると、それほど大したことはできない。2回目の洗濯物を干しているとカミさんが帰ってきた。それから娘を迎えに行く。いつもの部屋にいなかったので保育所中を探し回ってしまった。同じ年格好の子供がいっぱいいるので見つけにくい。今日も部屋の隅に箱を置いて、3人くらいで絵を描いている。描き終わるまで待つように言われてしまった。



1月20日(日) 
昨夜も娘は私の布団で寝てくれたのだが、明け方になってカミさんの布団に脱出されてしまった。それで寒くなってきたので、息子を引きずり込んで暖を取る。朝になって息子も起きてしまったが、それでも寝ている。今日も昼前まで寝ていたのであった。

昼前まで寝ていると、今日もそれほどのことはできない。カミさんが娘を連れて昼寝をしている間に(娘は起きてたらしいが)HDD&DVDレコーダーに録っていた1週間分のアニメを観たくらいである。

毎日新聞と産経新聞のサイトが移転して以来、そこから記事のダウンロードはしてきていたのだが、それを整理して保存用のドライブに移すバッチが今日の夜になってやっと完成した。サブルーチンとして使っているバッチファイルまで含めてテストしていると子供たちが寝る時間になってしまった。息子はカミさんの実家に泊まりに行っているのだが、娘は先に寝室へ上がって誰も上がってこないので下りてきていたようだと思ってたら泣き声が聞こえてきた。階段から落ちたらしい。

カミさんが洗濯物を持って上がるついでに行ったようだ。私もバッチのテストを終わらせて上がる。カミさんが洗濯物を干している間に絵本を読んでやる。読み終えて今夜はどこで寝るか訊くと「かーちゃんは?」と問う。絵本を読んでいて、母が下りてしまったのに気がつかなかったらしい。それを告げると、黙って立ち尽くしている。寝るように言っても動かない。

だったら下に行って呼んでくるようにと言う。すぐに上がってゆくと言われたようだが、きっとそれは本心ではない。母親の布団に入って「かーちゃん、まだかなー」とか言いながら待っていたのだが、そのうちに身体が痒くなってきたようで薬を塗らされる。けっきょく、諦めたようで私の布団に入ってきて眠るのであった。



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