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▲5月1日(月)▼ →
今日はメーデーで我が社は休み。子供たちは学校や保育所に行っているので自由に行動できるはずなのだが昨日の疲れが残っているので動けず、ダラダラと毎日ダウンロードしてきている新聞記事の整理をする。
ダウンロードしてきたデータを複数のドライブにコピーして消すという操作をあちこちで行う必要があるのだが、それだったらそういうバッチを作って呼び出せばいいじゃないかと思いついた。下記のようなファイルをテキストエディタで作って「xmove.bat」とかいう名前でパスを通したディレクトリに置き、バッチファイルから「CALL xmove.bat from1 to1 to2 …」という感じで呼び出せば、「from1」というディレクトリの内容を「to1」以降に記述したディレクトリにコピーして正常終了すれば「from1」を削除する。これで日常のバッチ処理がかなり楽になるな。
if "%1"=="" goto owari
if not exist %1 goto owari
if "%2"=="" goto owari
set fromdir=%1
:begloop
shift
if "%1"=="" goto endloop
if not exist %1 md %1
xcopy %fromdir% %1 /D /E /C /H /Y /R
IF %ERRORLEVEL% == 0 GOTO begloop
goto owari
:endloop
rmdir %fromdir% /S /Q
:owari
音楽のダウンロード販売でも、アーチストへの支払いは売り上げから「コンテナ/パッケージ代」などを差し引いているって、そりゃ非道い。データを販売するなら流通経費や在庫の負担はほとんどかかってないはずじゃないか。まったく音楽業界はあくどいなあ。アーチストもユーザーも食い物にしますか。
▲5月2日(火)▼ →
今日は連休の谷間なので仕事を休んでいる。カミさんが昼寝に入り、昼過ぎに息子が帰ってくる。同級生が遊びに来る約束になっているそうである。しゃーないなあ。友達は大事にしないとね。5人来るとか言っていたが、実際にやってきたのは2人だった。どちらもそれほど無礼な振る舞いをしそうな感じではなかったので一安心。
今日はちょうど息子の担任が家庭訪問にいらっしゃるらしい。カミさんを起こし、両親二人で先生を迎える。やはり息子は「変わった子供」だと認識されてるようだが、それほど否定的には見られていないようである。まあ、親に気を遣っているのかもしれないが。
お義母さんがパソコンを買いたいというので近くの電気屋に行ったらものすごく高価いものを買わされそうになったということで、いくらくらいのものを買えばいいか調べるようカミさんに言いつけられる。パソコン教室に持っていくということだから軽いノートということになるだろう。
DELLとエプソンダイレクトで見積もってみると、いちばん軽いノートにメモリを1ギガ近く積んで保証期間を最長にすると、どちらも13万円台である。このあたりが相場かな。壊れたときには取りに来てくれるので、年寄りには通販の方がいいんじゃないだろうか。保証期間も延長できるし。
値段は同程度でも、スペック的にはすべての点でDELLが上である。しかし、エプソンダイレクトの方が500グラムも軽い。このあたりは、いかにも、という感じだな。自分が使うならDELLかもしれないが、お義母さんが持ち運ぶことを考えるとエプソンダイレクトなんじゃないだろうか。最新の機種だから、たぶん普通に使う分には不満は感じないと思う。…とか言ってたら、けっきょく私が発注することになってしまった。まあ、そういうことになるもんでしょう。
近くの酒屋で1缶100円で売ってたのでカミさんに買ってきてもらった極生を飲んでみる。一口目はちょっと酸っぱいように感じたが、それ以降はそんなにイヤな味はしない。これで100円なら買いかな。
明日は息子のリクエストで生駒山上遊園地に行く予定だったのだが、カミさんが「これがあったんやわ」とプリントを出してくる。明日から子ども会のソフトボール部があるそうなのである。息子は遊園地に行くつもりにしてたので気が進まないようだったが、「遊園地に行けへんわけやないし、最初のときに行かへんかったら後悔するで」と言って予定を変更する。
WBCの影響もあって「全体的にストライクゾーンが広くなった」ですか。そりゃいいことですな。新井も調子が上がってきたみたいだし。
阪神の試合が延びているようである。息子が私のパソコンのところにやってきて試合経過を見せろとうるさい。明日はソフトボール部に行くため早起きしなければならないので、寝室でラジオを聴くことにする。なんか日本の放送ではないような音声が大きく入ってチューニングが難しい。以前はこういうことはなかったような気がするんだが。それでも9回裏2死2ストライクからサヨナラホームランが出て、息子は喜んで就寝したのであった。
▲5月3日(祝)▼
今朝は9時から子ども会ソフトボール部の活動があるということで、早起きして息子を小学校のグラウンドに連れて行く。娘も一緒に行きたいというので彼女も連れて行く。カミさんはまだ寝ているのである。途中で娘が抱っこしろと要求するので負んぶして校庭に入る。ユニフォームを着た指導者らしき人に話を聞く。
まずはお試しとして参加させて、本人に続ける意志があるなら申込書を持って帰らせるのでそれに記入してくればいいということである。参加費用はそれからとのこと。息子がユニフォーム姿に混じってランニングしているのを見届け、彼のことをお願いして家に戻る。
あー、またATOK16で変換できなくなった。「書込み禁止エラー」とか言われてしまう。いちどIME2000にしてから戻すと変換できるようになった…とか思ったら、またすぐ「書込み禁止エラー」とか「辞書として扱えません」とか言われてしまう。困ったなあ。やっぱりバックアップしてある数ヶ月前の状態に戻すしかないのか。
第16回世界コンピュータ将棋選手権の対局の模様をリアルタイムでインターネット中継している。いやー、スゴい時代になったもんだ。まあ、ネットワークでつないで対戦してるんだから可能なのは当たり前なんだろうけど。
それで観戦していたんだが、なんと18手で詰んでしまった将棋が。ここの上から2つ目の盤面。こんな短い手数で詰まされてしまうのは、ある意味逆に難しい。指し手に対する何の評価もなく、指せる手をランダムに選んでいるようにしか見えない。これだったら14年も前に私がC言語の練習のために作ったプログラムの方が強いんじゃないか…とか思ってしまったですよ。調べてみたら、Windows 3.1が出た頃だったんだ。
▲5月4日(祝)▼ →
息子が起こしに来た。今日は朝から生駒山上遊園地に行くことになっているのである。家族全員で自転車に乗り、駅に向かう。家の最寄り駅で生駒山上までの切符を買う。カミさんによれば、これを買っておくとフリーチケットが安く買えるそうである。
布施で奈良線に乗り換える。近鉄の生駒駅からケーブルカーの駅に向かっていて、駅が見えたところで驚いた。駅から行列が溢れ出していて、駅間の通路までずらりと延びているのである。切符を買う列であろうか。我々は生駒山上までの切符を買っているので、ここでケーブルカーの切符を買う必要はない。切符を買う列のようだったので、列を避けて改札口に向かう。それを確認するために少し時間を無駄にした。しかし着く前からこれじゃ、先が思いやられるな。
遊園地に入り、カミさんと息子はフリーパスを買う。私は昔から遊園地に行って何が面白いのか理解できない人なので、娘のお守りである。娘は幼児用のフリーパス、私はその同伴用のパスである。バーコードが印字された樹脂製のベルトを手首に巻く形になっている。これは合理的だな。
私はカミさんと息子とは別行動。遊園地を歩き出してすぐ娘が「ぞうさん」とか言っていたので、まずはスカイダンボに乗る。今日は天気がいいのだが、さすがに山頂のさらに上となると風が強く、少し寒い。
続いて娘は乗ってお金を入れると動く遊具のところに行き、乗り込んではボタンやレバーをガチャガチャやっている。現金が必要なのでコインは入れない。家の近くにあるスーパーでもこういうものはあるよなあ。高価い金を払ってきて何をやってるのやら。
続いて2歳児でも乗れるものということで、メリーゴーラウンドに乗る。娘が馬の上から「おふろ」と言っていたので何かと思ったらコーヒーカップだった。それにも乗る。
昼前になってカミさんたちと合流し、昼食を摂ることにする。今日は子供の頃からこの近辺に住んでいるカミさんが「見たことがない」というほど混んでいるので、どこで食べるかが最大の問題だ。娘と二人で歩いているときにガラガラの食堂を見つけていたので、そこに行ってみる。
数人の行列に並ぶが、席に空きはあるようなのに、列がぜんぜん進まない。なんか、従業員が高齢化していて客をさばききれないようである。まあ、いつもは閑古鳥が鳴いていて、こんなに客が来るのは年に何度もないだろうからなあ。前に並んでいた人たちが痺れを切らして列を抜けていちばん前に出たところで爺さんが出てきて「ご飯ものはできません」と言う。うー、材料の所要量が仕入れの想定外だったか。かなり忍耐力と時間を無駄に費やしたな。
息子はラーメンが食いたいと言っていたのだが、速く出来るだろうということでハンバーガーチェーンの店に行くことにする。カミさんが娘を抱いて並び、私と息子は場所を確保する。しかしこれも時間がかかっている。屋外の直射日光の当たるところで座って待っているので暑い。ここも客の量が処理能力の想定外だったか。ようやくカミさんがやってきたが、娘は眠ってしまったそうである。
ボウケンジャーショーが始まったので息子は下に下りて見に行く。カミさんも彼についていくというので、熟睡している娘を受け取って座っている。彼女に直射日光を当てないようにするのは大変だ。彼女は色素が薄いのである。そのうちに彼女が目覚めたので息子たちが座っているところに下りてゆく。
またカミさんたちと別れ、ミニSLに乗る。続いてまたゲームセンターでゲーム機を触る。娘は他人がやっているのを見て、空いたところに行ってガチャガチャやっている。ここはモグラ叩き系が多い。みんなストレスが溜まっているのか。
娘はラムネ菓子を掬い上げて落として取る機械に執着があるようである。やりたいと言うが「お金要るからやれへんで」と言うと「おかね、ちょーだい」と言う。そう言われると、あげないわけにはいかないね。最初にボタンを押させて、あとは私が操作したのだが、けっこういっぱい取れた。まあ、スーパーで100円出せば、もっといっぱい買えるんだろうけど。娘に渡すと、自分の小さいポケットにねじ込んでいる。食べなくていいのかい。
娘には一度オシッコをさせたのだが、私が尿意をもよおしてきたので電話してカミさんたちと合流。こちらが何をしていたか訊くのでゲーセンでラムネ菓子を取っていたと言うと、自分たちもやりたいと言う。それでまず息子がやったのだが、彼は何も取れなかった。2回目でようやく数個をゲット。カミさんはけっこう多く取った。これは後に子供たちの機嫌を取るのに使われたのである。
続いて家族4人全員でメリーゴーラウンドに乗る。娘は馬の上から遊具を管理してるお姉さんに手を振ったりしてゴキゲンである。動きが止まって降りようとすると、娘はバーを握って降りたくないと言っている。そんなに楽しかったですか。続いて乗るにしても一度降りないといけないと説得して、また乗るのである。
娘は帰りたくなさそうだったが、少し早めに家に戻る。家の最寄り駅に着き、カミさんは用事があるということで私の自転車で一人コンビニに向かったのだが、娘が母親と一緒に行きたかったと駄々をこねる。無理矢理自転車に乗せたが、泣きわめいたり身体を大きく揺らしたりハンドルを握っている私の手をもぎ離したりしようとする。危ないじゃないか。事故を起こしたらどうするんだ。家に着いても入りたくないとギャーギャー泣いている。放っといてもいいんだが、それじゃあ向かいに住んでるお婆ちゃんが出てくるじゃないか。
▲5月5日(祝)▼
どうも娘はボウケンジャーにハマってしまったようである。しばらく前から新聞の折り込み広告を持ってきては「くるくる、まいて」と言い、筒状に巻いてやると「てーぷ、とめて」とか言って棒を作っていたのだが、昨日帰ってきてからそれを「ぼうけんじゃー」とか言いながら振り回している。うーん、10年後には戦隊モノをネタに同人誌を描いていそうで怖い。
ATOKがおかしい件だが過去の日記を参考に復旧を試みる。以前に同様の障害に遭っているのを忘れていたとは。こういうページまで作ってるのに、意味がないじゃないか。馬鹿である。そういや最近メンテナンスしてないな。
このページによると、[ユーザー辞書のクリア]を行わなければならないということである。しかしそうすると学習した内容が消えてしまうので、ATOK16辞書のバックファイル(ATOK16u1.$ic)と合併しなければならないという。それでやってみたら、エラーになっちゃうですよ。バックアップが壊れてたんじゃ、どうしようもないじゃないか(これも同じようなことを前に書いている)。
それで、正常に動いていた頃にバックアップしていたCドライブのイメージからバックアップファイルを取り出してきて、それと合併する。これで、その時点には戻れるはずだ。最近の学習内容は消えるけど。やっぱりこれは、バックアップフィルの更新履歴を取っておくしかないのか。しかし、私のように正常時のシステムイメージを採取しておかなかった学習内容は水の泡ということになってしまうのか。それはダメなんじゃないのか>ジャストシステム。
そうやって復旧すると、ATOK Syncもうまくいくようになった。やはり辞書が壊れていたのが諸悪の根元か。Cドライブの内容を丸ごと数ヶ月前の状態に戻さなくてよかった。私は自分のデータをCドライブ以外に置いているので、Cドライブだけ過去の状態に戻すとGoogle Desktopがどういう動作をするかよくわからないからな。
今夜も極生を飲む。やっぱり一口目は酸っぱく感じるが、スーパーブルーとはまた別の旨さがある。また買ってこよう。
ありゃー、第16回世界コンピュータ将棋選手権でBonanzaが初出場で優勝しちゃったよ。一次予選から勝ち上がっての優勝だから偉いもんだ。すげえ強いとは思ってたんだけど。
▲5月6日(土)▼
今日になってようやく、HDD&DVDレコーダーを旧機種から新機種にリプレースする。買ってから1ヶ月半も塩漬け状態だったのだった。腰の重いことではある。
置き換えるには収納しているテレビ台を動かしたり、一人ではやりにくい作業もあるのだが、カミさんは何か仕事があるとかで2階に上がったまま下りてこない。技術的なことには関わりたくないのか。それで息子に手伝わせる。私が死んだら、こういう作業はキミがやらなきゃいけないんだろうね。
旧機種は修理に出すことになるか。ハードディスクの中身は保証されないと思うので(でもDVDドライブの修理で消えたら怒るぞ)、まだ観てないコンテンツは修理に出す前に観ておいた方がいいだろう。そういうことで、隣の部屋のDVD/VHS内蔵テレビにつなぐ。隣の部屋にはLANポートがないので文字入力とかがやりにくいが、必要なときはLANケーブルを引っ張ればいいだろう。前の家で使ってた長いのがあるし。
明日は大阪でイベントがあるので、木根さんが我が家に泊まりにいらっしゃる。夕食時にスーパーブルーと極生をお出ししたのだが、女性陣には極生の方が評判がよかったようである。
▲5月7日(日)▼ →
今日は朝からカミさんはイベントに行っている。それで今朝は娘と一緒に遅くまで寝ているつもりだったのだが、息子が上がってきてゲームをするのにどうすればいいかと訊いてくる。そういや昨日、HDD&DVDレコーダーの旧機種を繋いだので、DVD/VHS内蔵テレビの外部入力がふさがってたんだ。HDD&DVDレコーダーにつないでそれをスルーしろと言ったが、うなくいかないと言って何度も訊きに来る。娘が起きちゃったよ。
娘は起きて顔を洗うように言っても洗わないと言うので無理矢理洗ってやる。パジャマを着替えろと言っても拒否する。なんか最近、反抗的である。嫌がってぎゃーぎゃー泣くが、放っておく。ゴネたら何でも思い通りになると思われちゃいけない。そのうちに息子がボウケンジャーを観始めると、泣きやんで一緒に観ている。やっぱり戦隊モノにハマるようになるのかなあ。
着替えてやっと娘の朝食である。彼女がトーストを食べている間に息子がカップラーメンを食べ始めた。それも欲しいというので、私も作って息子と二人で分け与える。
娘は睡眠時間が少なかった上にゴネて長時間激しく泣いたので眠いようである。「ねんねするか?」と訊くと頷いたので二人で寝室に上がり、布団に入る。今日は雨。窓の外がピカッと光ると、数秒してドッカーンと雷鳴が襲ってくる。そしてしばらくはゴロゴロと鳴り続ける。娘はなかなか眠ろうとしなかったのだが、雷鳴が鳴るたびに布団の中に潜り込む。しばらくすると、布団の奥からいびきの音が聞こえてきた。やっと眠ってくれましたか。
カミさんが帰ってきた。彼女が買ってきた「チーズスイートホーム 3」を読んで、息子が号泣している。何であれで泣くかね。他人の気持ちにはイマイチ鈍感なところがあるのに、フィクションには激しく感情移入するんだよな。よくわからん。
今日はカミさんがイベント帰りなので夕食は外食になる。子供たちにリクエストを募ると、例によって回転寿司屋である。そしてまた例によって帰りに近くのブックオフに寄る。先日はかなり掘り出し物があったのだが、今日は1冊しか買えなかった。福引きをしてたのになあ。カミさんは菓子が当たったそうである。娘が持ってたのはそれなのね。
やっぱり中国人の海外での素行の悪さは中国政府も認めるところなのですね。個人的にもそう感じることは多いからなあ。
▲5月8日(月)▼ →
このゴールデンウイークは9日間も連続で休んでしまった。久しぶりの出勤は辛い。朝起きたときから全身がダルくてダルくてどうしようもなかったのだが、駅まで歩いている途中でmp3プレーヤから「Empty Pages」が流れてきて力が漲ってくる。実家に帰るときにmp3プレーヤのメモリーの中身をマイベストソングスに入れ替えていたのだ。20代の頃、この曲を歌おうと全身の筋肉を張り詰めさせていたときの感覚が蘇ってくる。音楽の力というのは偉大だ。
引き続き、通勤中に「ショート・ショート劇場[1]SFワールド傑作選」を読んでいる。今日は久美沙織氏「喪服の似合うエキストラ」を読み終えた。いやーこりゃすごい。よくこの枚数でこういう世界を表現したもんだ。これは良いショートショートの1つの形、だな。
娘は熱を出したらしい。保育所には行ったが、帰ってくるときから寒気を訴えて、熱があるので医者に行ったら夏風邪のようなものだと言われたらしい。連休で疲れたんだろうとカミさんは言っているが、休みで疲れるというのも困ったもんですな。いや、私もそうなんだが。
だいたいが、仕事が休みだといっても子供たちも休みだから、彼らの相手をしなければならないので自分のやりたいように過ごせるというわけではない。昼間はカミさんは寝てるし。夜は子供たちを風呂に入れると一緒に寝ることになってしまう。カミさんが昼寝してる分、夜中に遊べてるようなので、それだけ妻が楽になっていると思えば意味があるのか。
今夜は夕食時にスーパーブルーを飲んだのだが、極生の味を知ってしまうと舌に刺激が強すぎるような気がする。おそるべしキリンビール。
▲5月9日(火)▼ →
娘は最近、私が仕事に行ったり仕事から帰ってきたりするときに「おとーちゃん、おしごと、どんなん?」と訊いてくる。いや、ちょっと言葉じゃ説明しにくいんですけど。大人に対しても難しいんだから、2歳児にはちょっと説明できないなあ。「コンピューター動かしてんねん」とか言ってお茶を濁すのである。
引き続き、通勤中に「ショート・ショート劇場[1]SFワールド傑作選」を読んでいる。今日はまず菊地秀行氏「夏のタッチで」を読み終えた。うーん、よくわからん。まあ、理屈でなくイメージを鑑賞すべき作品なんだろうけど。
続いて山田正紀氏「思い出酒場」を読み終える。うーん、よくわからないが、入り口だけ描いてあとは読者に考えさせるというのは、枚数が短い作品の有効な手法ではあるな。
▲5月10日(水)▼
今日は夕方から船場の客先で打ち合わせ。例によって帰りに心斎橋のブックオフに寄る。カミさんが買おうと言っていた本があったので電話をかけてみるが、出ない。昼寝中なんでしょうな。娘は熱を出して保育所を休んでいるはずだから迎えに行く必要もないし。
それで心斎橋のブックオフだが、それほど買うべきものはない。「柔道一直線」の1巻があって本の状態は悪かったのだが、パラパラと読んだら面白くて買ってしまう。やっぱり梶原一騎は偉い。でもこの作品、原作者も漫画家もすでに亡くなってしまってるんだよなあ。ああ、昭和は遠くなりにけり。
雨が降っているというのに、そのまま難波に向かう。ブックオフの前に来たところでカミさんから電話がかかってきた。欲しいと言ってももうダメだよと言おうと思ったのだが、息子が熱を出しカミさんも体調が悪いという。本を買うよりも早く帰ってくるように言われるが、長い距離を歩いて目の前まで来ているのに入らないのはあまりに悔しいので、コミック文庫の100円コーナーだけチェックして帰る。
家に戻って、買ってきた夕食を食べているとしばらくして階上から娘の声が聞こえてきた。「うんこ」とか言っているようである。上がってゆくと「うんこ、でた」とか言っている。ありゃ、もう出ちゃいましたか。
トイレに座らせてウンチをさせる。あんまり出ない。それで便器から降ろしてお尻を拭こうとしたら…一面にベットリとウンチが付着している。トイレットペーパーで拭いたくらいじゃ、ぜんぜんきれいにならない。こりゃ風呂場で洗うしかないな。
お尻を洗った娘を寝室に送り届けてからパンツを洗おうとして拡げてみると、いつものコロコロしたウンチではなく、こちらもタールのようなのがベットリとくっついていて、トイレットペーパーでこすって便器に落とそうとしても剥がれない。そのまま洗面所で洗うことになるのである。
【妹の本】
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