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▲2月21日(木)▼
今日は朝から京都で打ち合わせなので、いつもより1時間以上早く家を出なければならない。出かける準備をしていると、起きてきた娘が「あんな、レイちゃん(仮名)な、あんな、きのうな、びょういん、いったときな、あんな、おすもう、みたねん」と言う。どうやら、医院の近くに相撲部屋があるらしい。
JR大阪駅に着くと環状線のダイヤが乱れていたようで、外回りの電車を待つ列がホームの反対側近くまで伸びている。狭いところでは人がようやくすれ違える程度の隙間しかない。向こうからも人がやってくるので、なかなか前へ進めない。ホームから降りるまでにかなり時間を費やした。
阪急の駅に急ぐ。着いてみると予定していた通勤特急の発車までにはまだ時間があり、その前の快速急行が発車する直前であった。こちらの方が先に着きそうだ。快急に乗ることにする。クロスシートではなかったが、特急ほどは混まない。
そして、例によって眠っていたのだが、気がつくと地下に入っている。慌てて降りると、そこは目的の駅の2つ先だったのだった。向かいのホームに電車が停まっていたので人をかき分け走り、慌てて飛び乗る。助かった。しかし、桂で後ろ2両を切り離したはずなんだが、ぜんぜん気がつかなかったな。
大阪ではかなり冷え込んだので京都はどんなに寒いだろうかと思っていたのだが、地上に出てみるとけっこう暖かかった。階段を上っているときに吹き込んできた風は冷たかったんだけどね。日なたでは暑いくらいである。
伸延工事中だった京都地下鉄の駅が入れるようになっているようだったので、帰りに乗ってみる。新しい駅なんだが、あんまりピカピカという感じはしなかったなあ。しかし、そんなに人が乗ってなかったんだが、大丈夫なんだろうか。やっぱり採算よりも政治なんだろうかという気がしてしまうなあ。
帰りに寝屋川のブックオフに寄り、子供たちへの土産に「ピカチュウたんけんたい」のパンフレットと「いさましいちびのトースター火星へ行く」を買う。家に着くと娘は風呂上がりだったようで、スッポンポンで出てきた。おいおい、そんな格好で出てきちゃいけないじゃないか。土産を渡すと「うれし〜」とか言っている。そう言ってもらうと、こちらも買ってきた甲斐があるというものだ。
▲2月22日(金)▼
今日は朝からメンタルクリニックに行くので、息子と一緒に家を出ることにする。出かける準備をしているときに名札をつけるように言うと、机の引き出しを探しているが見つからないようである。服につけたまま洗濯機に入れてしまったらしい。
家を出るときにコートを着てないのでどうしたのか訊くと、昨日学校に忘れてきたという。そして例のごとく手をつないで通学路を歩いていたのだが、学校の前に来て突然「忘れもんしたから祖母ちゃんとこ帰るわ」と言い出す。宿題の音読を忘れていたらしい。忘れ物をするとグループの連帯責任になるというので戻らせる。まったく、いったい誰に似たのやら。やっぱり両親の悪いところばかり受け継ぐのよね。このままでは人類は堕落してゆくばかりである。
メンタルクリニックでは面談だけで薬も前回と一緒。高価いから減らしてほしいんだけどなあ。そして出社する途中で本屋に入り、「騒がしい死者の街―優しい煉獄 2」(森岡浩之)を買う。この人の作品は新刊で買う価値があると思っているのである。新書のこの厚さで1000円近くするというのは、ちょっと高価いような気もするんだが。
▲2月23日(土)▼
今日もカミさんは仕事が入っているので、早起きして娘を保育所に連れて行く。彼女は「おひるむかえ、して」とか言っている。昨夜からそういうことを言っていたらしい。今日は早く迎えに行くからということで納得していただく。
そして今週も耳鼻科に行く。今日は風が強い。しかも往きは逆風で、自転車では安定を失いそうになるくらいであった。待合室にはそれほど人はいず、順番も最後にはならなかったのですぐに帰れた。
今夜は私が子供たちを風呂に入れ、一緒に寝室に入る。カミさんは明日がイベントで東京まで日帰りするので先に寝ている。しかし子供たちは私の布団の両側に入ってきて問題を出せとせがむのである。母親に怒られても止めない。両肩に子供たちの頭の重みを感じながら、夜は更けてゆくのであった。
▲2月24日(日)▼
今日はカミさんがイベントで東京に行っている。そのため娘はよく寝てくれるように昨夜は遅くまで起こしていたのだが、昼前になって起きてきた。まだ眠いというので一緒に寝る。しばらくすると娘は起きて行ってしまったが、私は起きられない。しばらくして目覚めると、娘は着替えて自分で食事もしたそうである。偉いもんである。手がかからなくなってきたなあ。
娘が公園に行きたいというので自転車で出かける。今日も風が強いし寒い。公園に入ると娘は、そのへんを歩いている鳩を追いかけ回している。しかし、飛べるんだから高いところに行けばいいのに、なんで連中は数メートル飛んだだけで地面に降りるのかね。
そのうちに娘は、大きな男の子たちが滑り台を使っているのに混じって滑り出した。男の子たちにも気を遣ってもらっているようである。最近の子供はこういう体験が少ないんだよな。滑るときに金属製の支柱に触ると静電気が放電するというので面白がってやっているようである。
今日は娘を散髪に連れて行くように言いつけられている。公園でかなり遊んだので行くかどうか訊いたら行きたいという。それで、近所の散髪屋に行く。子供は洗髪しないのね。
夕食は魚屋の閉店前に寿司を買いに行く。閉店ギリギリに行ったので、半額にはなっていたが漬けマグロ丼が1つしか買えなかった。それで、近くのスーパーに行ったのだが、にぎり寿司のパックが半額になってる…と思ったら他の主婦が取っている。強引に3パックのうち1個を確保する。
家に戻ると娘は「じぶんで、ふいたねん」とか言っている。何のことかと思ったら、オシッコとウンチをしたとか言う。廊下に戻ってみると、オマルでしていたのだった。そうか、この刺激臭はこの臭いだったのね。
▲2月25日(月)▼
今日は朝から京都に移動して仕事。阪急の特急は新型のクロスシートだった。これは座り心地がいいぞ、と思っていたのだが…眠っていて気がついたら終点の1つ前の駅を発車するところだった。けっきょく2駅ぶん戻ることになる。乗り越す距離がだんだん伸びているような気がするなあ。
地上に出て歩いていると、ところどころに雪が残っている。さすがに京都である。
▲2月26日(火)▼
ファイルサーバからLANDISK Homeへのバックアップバッチだが、1週間以上経過した今でもまだ実行中である。もう何百時間動き続けているのやら。見ていると、昨日あたりは新聞社のサイトに載っている小さなJPEGファイルを1つコピーするのに1秒くらいかかっていたのに、今夜は長いときは3秒くらいかかっているような感じである。大丈夫なんかいな。
遅いといえば、どうも最近パソコンの動作が遅いような気がする。起動して1週間くらい経過してタスクマネージャで表示されるメモリの使用量が500メガを超えると遅くなるので再起動していたのだが、まだ数日しか経っていない。これはシステムドライブが断片化してるのかな。Cドライブのデフラグを走らせて寝ることにする。
ディスクデフラグツールの画面を開くと、Cドライブの空きが1%しかない。デフラグするには空き容量が少ないと警告が出たが、それで300メガ以上あるので大丈夫だろう。でも、遅いのはディスクの空きが少なくなってきているせいかもね。Google デスクトップのインデックスファイルも肥大化するばかりだからな。そういう意味では、そろそろ買い換えの時期なんだろうか。
▲2月27日(水)▼
今日も雨。ふと職場の窓から見下ろすと、大阪城公園では一面に傘の花が咲いている。あんなに動員力があるなんてどんなイベントだろうと思って調べてみると、大阪城ホールのイベントスケジュールには「にっぽん演歌の夢祭り」と書いてある。へえ、演歌は売れてないと聞いていたが、すごいじゃん。
寝る前に、眠っている息子をトイレまで引きずっていきオシッコをさせていたら背後で物音がした。カミさんが上がってきたのかと思って振り向くと、そこには娘がぽつんと立っていた。「おしっこ」と言う。
娘にオシッコをさせ(大量に出た)、カミさんの布団に入れて寝かしたのだが、しばらくすると私の方に這ってきた。掛け布団を上げてやると入ってきて私の身体にしがみついてくる。嬉しい。冬の夜に4歳の娘を抱いて布団に入っているというのは、個人的には幸せの一つの形だよなあ。そりゃ好きな相手とセックスしているときとか美味しいものを食べているときも幸せだが、自分的には昔から布団の中では何か抱きしめて寝るのが幸せだったのである。
▲2月28日(木)▼
娘は朝まで私と一緒に寝てくれた。起きてきた彼女は「レイちゃん(仮名)、なぞなぞって、いわんかったな」とか言っている。そりゃそうだろうね。半分寝かけだったんだから。
20時半ごろ仕事場から出ると、大きな人の流れが。また大阪城ホールでイベントかと思ったら、「シアターBRAVA!」から出てきた人々であった。女性が多い。それも全体的にそれほど若いとも言えずオバサンというほどでもない、微妙な年頃である。派手な、近くにいてほしくないという雰囲気の人はいない。
何の公演だったんだろう。そう思って調べてみても、公式ホームページに過去の情報は見つからない。調べまわったら、どうやらこれらしい。ミュージカルですか。さすがに客層が上品な。
海上自衛隊のイージス艦が漁船を沈めた件だが、ボロボロ嘘がバレてきてますなあ。馬鹿じゃねえの。こんなすぐにバレる嘘をつくとは。大本営時代とまったく変わってないんじゃないか。こういう連中に国を守らせていいのか?
今夜はいつもより早く帰ったので子供たちはまだ起きてきた。寝室から「おかえりー!」という声が聞こえてきたので「ただいまっ!」と応えて居間に入ったらカミさんに「今から寝ようとしてるとこやのに!」と怒られてしまったですよ。
急いで食事を終え、寝室に上がる。今夜も子供たちは私の布団の中で領有権を争っている。そして両側から問題を出せと要求する。娘に問題を出していたら息子が先に答えてしまうし自分が問題を出してやると言って出題するのは「日本の初代総理大臣は?」とかいうのばかり。相手のことなんて何も考えてないのか。「自分はクイズ番組を見ているときに先に答を言うと怒るくせに」と怒ったら、拗ねて自分の布団に潜ってしまった。
今夜の娘は寝室の壁側に寝たせいか、いつもにも増して痒がる。ふつうなら痒いと言うところを擦ってやっているうちに眠ってくれるのだが、しばらくうごかなくなったなと思っているとまた痒いと言って掻きはじめる。薬を塗ってやっても全く治まらないようである。そのうちに私が先に眠ってしまうと、上がってきたカミさんの布団に移動したようで、向こうで痒い痒いと言っているようである。どうすりゃいいんだろう。
▲2月29日(金)▼
今日はカミさんが職場の飲み会で外出するので、早く帰宅しなければならない。それで(フレックスではなく)定時に出社するために早起きする。娘は睡眠不足のようで、ふにゃふにゃである。朝食を食べ出すと少し元気になった。
登校する息子と一緒に家を出る。鶴橋駅でJRのホームにあまり人がいないので入ってきた電車に乗ろうと歩き出したら、改札口からワーッと人が出てきて電車の中はギュウギュウ詰めになってしまった。ううー、満員電車は嫌いだ。
今日は歯医者の定期診断日である。今回はきれいに磨けていると言われた。まあ、昨夜は新しい歯ブラシ(といってもホテルから持ち帰ってきたもんだが)を出して気合いを入れて磨いたからな。やっぱり前回に磨けていないと言われたのは歯ブラシが古かったせいだろうか。
まず、いつものように超音波で歯垢の除去をして、それからステインを落とされる。最後に右下の痛痒いところをイソジンで洗われたが、抗生物質の注入はしてくれなかった。最後にドクターが来て、これ以上腫れが続くようならブリッジの中で歯が割れている可能性があるので外して調べなければならないと言う。え、歯周病じゃなかったんですか?
今日は早く帰らなければならないのだが、上司と話をしていたら少し遅くなってしまった。職場を出て歩きながらカミさんに電話して家に着くのが19時頃になると言うと、あからさまに不機嫌な声で応対されてしまった。ふにゃふにゃ。
今日は早く帰ったので子供たちを連れて耳鼻科に行くことにする。娘は週に2回は連れてくるように言われている(一昨日にカミさんが連れて行ったら怒られたらしい)し、今日行っておけば明日は行かなくていい。
今日も娘にいっぱい絵本を読まされ、順番が来たので診察室に入る。しかし息子が先に診察台に座ると、娘が今日は自分が先に診てもらうはずだったと言って泣く。そんなことで泣かなくてもいいと思うんだが、最近彼女は涙もろくなっているようなのである。
家に戻って夕食を食べ、カミさんが帰ってこないので子供たちを風呂に入れる。23時を過ぎても帰ってこないので、寝室に上がって寝た。
「中国政府は当面、冷凍ギョーザ中毒事件の責任は中国側にはないとの主張を貫く方針を固めたもようだ」って、まーなんちゅーか。「実験の結果、メタミドホスは袋の外側から内側に浸透する」とか言ってるらしいが、ホンマかいな。これもまたすぐにボロが出そうな気がするんだけどねえ。
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