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8月1日(金)
出勤時に京橋駅を出ると、いつもスーパーの入口に目がいってしまう。開店前なのはわかっているはずなのに。しかし今朝、何気なく視線をやると、なんだかシャッターが開いているように見える。フラフラと行ってみると、本当に開いていた。何かの間違いじゃないか、などと思いながらエスカレータを下りる。

閉まっていたら馬鹿みたいだなと思っていたのだが、下りてみると本当に開いていた。ドリンクのコーナーに行くと、「茶花」(っつーと拳銃みたいだが)の2リットルが2本で300円だったので買う。ラッキーである。早朝の売り上げを増やすために、昼食時に食べるサラダも買う。まあ、微々たるものなんだが。

店を出るときに確認してみると、毎月1日と日曜日は9時開店と書いてあった。日曜日にそういうことされたって、私には関係ないんですけど。そうすると月に1度の貴重なチャンスだったのか。9時半からでいいから月に2回やってくれんかなあ。

だったら、4本買うべきだったか。いや、買っても置き場がないんだが。我が社のオフィスはフリーアドレスになっていて、個人に割り当てられた保管場所は基本的に小さいロッカー1つなのである。

さっそく「茶花」を飲んでみる。「茶花抽出物配合」とか書いてあるので普通の緑茶とは味が違うんじゃないかと思っていたのだが、そんなに特徴のない味である。薄い甘みを感じるかな。

客先で特定のクライアントにおいて怪現象が発生しているということなので、そこの定時後に調査に行く。その客先は日本橋なので帰りに難波と心斎橋のブックオフ3軒を巡回するが、買いたいものが何もない。辛うじて「おちていた宇宙船」を105円で買ったくらいである。

帰りにJRの駅に入ると、人身事故で運転を見合わせているとか言っている。何を言っているのかよくわからない。ふだん言ってないことでもきちんと伝えられる訓練が必要だな。改札で詳しいことを訊こうかと思ったのだが、長蛇の列なのでとても並ぶ気にはならない。

とりあえずホームに行ってみる。歩いていると運転を再開したという言葉も断片的に聞こえたような気がしたのでホームに入る。

もう、人がギッシリである。ホームには回送電車が停まっていて動く気配がない。やっとドアが閉まったので動くかと思ったら、これが全然動かない。

電光表示板に示されていた列車が来るかと思って携帯「少女地獄」夢野久作)を読みながら待っていたのだが、気がつくとまだ例の回送電車が停まっている。表示は単に時刻表どおりに動いてるだけでフレキシブルには表示できてないのか。

反対側の車線では電車が動いている。ひょっとして、復旧したのは反対側だけなんでしょうか。そのとき、構内アナウンスで代行輸送をしているというのが聞こえたので、人をかき分けてホームを出る。階段まで人がいっぱいなのでストレスが溜まる。

空いていそうな改札に行き、駅員のお姉さんに近鉄で代行輸送できるか確認してみる。すると、近鉄とは代行輸送ができないそうなのである。JRと近鉄は仲が良さそうに見えたんだがな。

そこでさらに検討してみると、地下鉄で行くルートがあった。乗り換え駅まで行って改札で定期券を見せ、入場記録を消去してもらう。そして地下鉄の駅に行ってJRの定期を見せ、代行乗車票をもらって構内に入る。

ところが、地下鉄の列車もなかなかやって来ない。まあ、ベンチに座ってLinuxザウルスでゲームをしてたからいいんだけどね。JRのホームで超高人口密度に紛れて立っているのに比べたら天国である。

地下鉄からまた乗り換え。そしてまた列車が来るのが15分以上先だと表示されている。いったいどれだけ余計に時間がかかっているのやら。まあ、帰れないよりはマシなんだが。



8月2日(土)
今日もカミさんは仕事が入っているが、娘はお義母さんが預かってくださるということである。しかし、耳鼻科には娘も連れて行った方がいい。近くの神社に祖母とセミを捕りに行くために帽子を取りに来た彼女に、終わったら帰ってくるように言いつける。

娘を自転車に乗せて耳鼻科に行く。彼女は良くなっているということだが、私は「ドロッとしたのが下りてきている」ので夏休みはあるがネブライザーをしに来るようにということであった。どうも週末になると鼻の奥が痛くなるのよね。

息子を将棋教室に送り出し、独りの時間なのだが昨夜もニコニコ動画を観ていて夜更かししたので眠い。完全にニコ厨だなあ。いや、もうニコ廃と言うべきか。



8月3日(日)
今日は子供会の催しでカミさんは子供たちを連れて学校のプールに行っている。その間に私はファイルサーバにおける資源の再配置を行う。まずはメインで使っていたドライブを丸ごとコピーした新しいハードディスクのドライブレターをコピー元のものに変更する。その前にコピー元のドライブレターを別のものに変更しておかねばならないが。ドライブレターを変更するたびに再起動しなければならないのが面倒臭い。

この作業によってドライブレターを変更したディスクの共有設定をやりなおさなければならないのかと心配していたのだが、ドライブレターを変更して再起動しているのにまったくそのままであった。けっきょく、共有の設定はいじる必要がなかった。共有している情報の設定変更に連動してないとは、馬鹿な仕様だが今回の作業はラクであった。

しかし今日も眠い。カミさんは帰ってきてそのまま昼寝に入ったが、私も夕方になって彼女が昼寝している部屋に入り込んで寝る。



8月4日(月)
今朝も娘は起きない。例によって多少のことでは起きそうにない。しかし彼女は眠っていても拘束されると嫌がるのである。縛られることを嫌うB型のサガか。それで、両手両脚で抱きしめると声を上げて逃れようとする。これを何度か繰り返すと、嫌々ながら起きたようである。私も幸せになれるし、一石二鳥だな。

今日は帰りにLinuxザウルスマクロスFの17回目を観る。途中からで設定とかまったくわからないのだが、充分楽しめた。まあ、一定の定石に則っているからなんだろうな。17回にしては絵もきれいだし。



8月5日(火)
先に退社した上司から雨が降り出したという電話が入ってきた。今日は天気予報が晴れだったと思うんだけどなあ。私が電車に乗る頃には土砂降りである。駅を出たときには頬に時々雨粒を感じるくらいになっていたのだが。

息子は図形問題に弱点がある。それで帰りに本屋に寄り、図形の問題集を買う。かなり難しそうだが、一緒に数をこなせば感覚が身につくんじゃないだろうか。まあ、どうやって彼のモチベーションを維持するかが問題だが。

今日は帰りにLinuxザウルス「夏目友人帳」の第4話を観る。いや、今回も二十数分間、いい時間を過ごさせていただきました。しかし健康な男子高校生であれば、セーラー服のメガネっ娘が失神してたら、ちょっとくらい不埒な考えを起こさんか…ってのはオヤジの考えか。オレも10代の頃だったら、何をする勇気もなかっただろうからなあ。

家に戻ると、子供たちが下りてきた。息子には図形の問題集を渡して、私と勝負しようと言う。息子が独力で解ければ100円、私が解けなければ10円やることにする。金で勉強のモチベーションを上げるのはいけないことなのかもしれないが、特に小遣いはやっていないし、最近は私の白髪が増えすぎて白髪抜きの仕事もできてないからな。

階上で娘がオシッコをするというので上がっていく。用を足した後、彼女は「いっしょにねえへんの?」と訊く。「まだ飯食べてないんやで」と言うと、「はやいこと、ごはんたべて、おふろはいって、くすりのんで、きてな!」と言われてしまったのであった。

Atomプロセッサ、Windows XP、LEDバックライト、907グラムで399ドルから、ですか。こ、これは欲しいかも。画面解像度が1024×600らしいというのがちょっと不満だが、横が1024ドットあれば縦スクロールで何とかなるだろう。



8月6日(水)
今日も天気予報は晴れだったというのに、夕方になると雷鳴が轟き窓の外が見えなくなるくらいの強い雨が降り始める。気象庁にはもう少ししっかりしてほしいもんだな。大阪が熱帯化しているということなのかもしれないが。

JRのホームに入ると、今日もなんだか人が多い。厭な雰囲気だなあと思っていたら、構内アナウンスが落雷でダイヤが乱れていると告げる。なんじゃそりゃあ。まったくJRはどうしようもないな。

復旧はしてるが次の列車が来るのは10分以上先だそうである(たぶんそれは満員で乗れない)。これが最悪のパターンだな。代行輸送もしていないようなので仕方なくホームの隅に立っていたら、通る人間にどんどんぶつかられる。あーストレス。



8月7日(木)
今日は帰りにLinuxザウルスストライクウィッチーズの4回目を観る。ああ、やっぱり、いい…でも、やはり子供と一緒には観れんなあ。

早く家に帰ったときは、寝室で寝る前に息子に四字熟語の問題を出している。今夜は何を出そうかと考えていて「一触即発」という言葉を思いついた。そのときに頭に浮かんだのは以下のようなシーンである。
「や、やめてくれ。出ちゃいそうだ」
「まあ、大っきくなっちゃって。これが文字通り『一触即発』ってやつね」
怒張したイチモツを見て言いながら、彼女は下側をスッと撫でる。
「あっ……」
「きゃっ!」



8月8日(金)
今日は往きに日本沈没 第2部下谷甲州)を読み終えた。来週に夏休みを取って1週間読めなくなるので、その前にちょうど読み終えられたのは幸いであった。やはりラストは力が入ってましたな。この作品を読めて良かった、というのは思います。

今日は朝からメンタルクリニック。症状は落ち着いているが、夏場は体力が落ちるので薬は現状維持だそうである。まあ、自立支援の補助を受けられるようになったので「こんな額でいいの?」と思うような支払になっているからいいんだが。前が高価すぎたというのはあるんだけどね。

職場への移動中にスーパーに寄って2リットルの緑茶が178円になっているものを3本買う。さすがに6キロ以上となると重い。レジ袋の取っ手が掌に食い込んで痛い。

それで昨日から飲んでいる「生茶」に続いて「伊右衛門」を飲んだのだが、苦みを強く感じる。しかも、好きくないタイプの苦みだ。

赤塚不二夫先生の葬儀タモリが弔辞を読んだというニュースが。あれだけの才能のある人が、最高の恩人に対して、どのように感謝の意を表すのだろう。しかも笑芸の人だし…と思っていたのだが、すばらしい弔辞だったようですね。

私も子供の頃は「赤塚不二夫」に漬かって生活していた時期がある。ちょうど息子の今の年頃には、ノートによくニャロメケムンパスを落書きしていたものだった。今でも、子供に望まれて猫を描くときにはニャロメになってしまう。それくらい影響を受けている。

しかし、「面白い」からというだけの理由でアカの他人を自宅に住まわせて芸能界デビューまでお膳立てするとは、現代ではとてもできない、旧き良き時代の話なんだろうな。もちろん、昭和時代であってもそんなことができる人はほとんどいなかったんだけど。やはり、互いの才能が引き合い、響き合ったということか。



8月9日(土)
パソコンを使っていると、ローマ字入力に設定しているはずなのにカナ入力になってしまう。どうも、ウインドウを切り替えるたびにキーボード状態が「カナ」になってしまっているようなのである。何度「英小」にしても戻ってしまう。鬱陶しいこと甚だしい。ATOK 2008にする前にはこういうことはなかったんだがなあ。インターネットで調べてもよくわからない。

ATOKのサポートページを見ると、ATOKパレットの右の方に「CAPS」と「KANA」が縦に並んでいるところがあるのだが、そこの「KANA」がONになっていた。それを外すと直ったようである。もう少し様子を見ないと安心できないが。でも、全部のタスクで切り替えてやらないといけないのよね。

息子は祖母の家で夏休みの課題として料理をしている。今日は夏野菜のカレーを作っているらしい。向こうのカメラが壊れているので証拠写真を撮りに来いと呼びつけられて、一緒に食べることになる。しかし、息子には悪いが、お義母さんの味付けは私には好みでないのである。薄くてカレースープをかけているみたいだし、それで夏野菜のエグ味を強く感じてしまう。お義母さんは手羽先のダシが出ているので旨いとか言って食べているが、理屈ではそうかもしれないけど夏野菜のエグ味に負けて感じないし手羽先の味が抜けてて食べるのがツラい。

息子とお義母さんは美味いという前提で食べているから美味い美味いと言いながら食べているが、息子の味覚は先入観に大きく影響されるからなあ。娘もほとんど食べない。お義母さんがしつこく感想を訊いてくる。「美味いと言え!」というプレッシャーをピリピリと感じるが、私には言葉を濁すことしかできないのである。

お義母さんはカミさんにも食わそうと我が家に鍋ごと持ってきたが、カミさんはすぐに味をつけ直す。味にとろみが出て濃厚になった。これは美味い。なんで親子でこんなに味の好みが違うのかねえ。アナタと結婚して良かったよ。

カミさんの実家で何気なく娘の前髪が伸びてきたと言ったら、散髪に行くことになってしまった。娘を近所の散髪屋に連れて行き、終わるまでぼんやりと待つ。料金は2000円。意外と安かったね。

カミさんは今夜、子供たちを連れて「崖の上のポニョ」を観に行ってくれるそうである。娘はずっと観に行きたいと言っていたからね。彼女はうまく発音できずに「ぽよ」と言っていたのだが、ちゃんと言わないと行けないぞと脅かすと「ぽによ」と言い直すのであった。

カミさんたちは思ったより早く帰ってきた。訊いてみると、深夜は保護者付きでも子供は入場不可なんだそうである。カミさんはホームページに大きく書いておけと怒っている。夏休みで保護者同伴なんだからもう少し柔軟に対応してくれてもいいんじゃないかと思うんだが。



8月10日(日)
今日、カミさんはリベンジで子供たちを連れて「崖の上のポニョ」を観に行った。主人公たちと同じ年頃の娘はときどき「こわいー」とか言いながらも楽しんで観ていたようだが、息子は眠かったそうである。





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