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▲11月21日(金)▼ →
今日は通勤中に「Life's What You Make It」(Wendy Moten:→【amazon】)を聴いている。いろんなタイプの曲を器用に歌いこなしてはいるが、それだけだな。個人的には「Come In Out Of The Rain」のような曲を期待していたんだが。ああいう感動的なパフォーマンスが1曲でもあれば、元は取れたと思うんだがなあ。これは中古屋行きか。
また「太陽風交点」(堀晃:徳間文庫 1981:→【amazon】)を読んでいる。今日は「電送都市」を読み終えた。恐ろしい話だ。人間を電送するというとまず出てくるのが「蝿男の恐怖」だが、これはそれに劣らず恐ろしい。というか、これはそのリメイクなのかもしれない。当時最新の情報理論を取り入れて再構築した作品なのかも。ちょっと結論に納得できない部分もあるんだけどね。
▲11月22日(土)▼ →
今日は宮本春日さんがお嫁様を連れて結婚の挨拶にいらっしゃる。彼女の日記を読んでもわかるが、オタク同士でくっついただけあって楽しそうに暮らしているようだ。そろそろ「思っていたのと違う」と思うようなことも出てくる時期じゃないかと思うのだが、そういうこともないらしい。まあ、幸せそうで何よりである。
彼女にデータを渡す必要があってCD-Rに焼いたのだが、それが読めないのである。作成したマシンで読めないとは、何ということだ。原因は、作成する前にディスクの種類を選択しなかったせいらしい。うーむ、利用者が使い方を間違ったからといって、自分でも読めないディスクを作ってしまうというのは問題があるんじゃないかい?>B's Recorder GOLD
今日は私が子供たちを風呂に入れる。息子はZOO KEEPERをやっていたのだが、好成績を上げたようで「チミはワシの次にできる男だ」と言われて気分よく入ってくる。息子を上げて次は娘。彼女は最近、抱いている人間が着ている服の胸のところを握るようになっているので、湯船に入れるために抱いて立ち上がると裸の私の胸をカリカリと引っ掻く。イテテテテ…
風呂から上がって夕食なのだが、食事を食べ始めるときになって急に腹が痛くなってきた。食事を全部食えない。こういうことはあまり経験がない。ウチは1階のトイレにしかシャワーがついていないので、今夜は1階に寝かせてもらう。下痢のときはちゃんと洗いたいからね。案の定、夜中に腹痛を催して跳び起き、トイレに駆け込んだのだった。
▲11月23日(日)▼
今朝は私が一番に起きる。パソコンを使っていると息子が起きてきた。彼がゲームをしたいと言うので母親のマシンを使うように言うと「そう言うと思ったよ」と言って蓋を開けるが、パスワードがわからないので使えないと言う。しゃーないなあ。息子に私のマシンを使わせて、私はその間にThinkPadへのWindows2000のインストールを行う。まずはプリインストールされているWindows98SEで起動してディスクの空きを作る。容量を喰っている辞書とか地図のソフトはあらかたアンインストールである。いま入っているWindows98は今後トラブル時にしか使わないはずだからな。4ギガ空ければ大丈夫だろう。
よく見ると筐体に「Designed for Windows2000」というシールが貼ってあるだけあって、Windows2000のインストールはあっさりと終わった。ディスプレイとオーディオ関係のドライバが設定されなかったのだが、IBMのサイトに置いてある。見れば、Linuxのドライバまで置いてあるのである。偉いぞ、IBM。シャープとはえらい違いだ。まあ、そういう意味でもこれ以降シャープのPCを買う気にはならないなあ。ハードウェアは素晴らしいんだけど。
ほう、Windows98SEとWindows2000は同一パーティションに共存させてデュアルブートできるんだ。システムフォルダの名前が違うからできればいいなと思ってインストールしてみたのだが、うまくいった。共通に使ってるフォルダの共用が難しいが、「Program Files」などはWindows2000では名前を変えればいいだろう。フォルダ名に空白が入っているのはあまり良くないしな。
そして、IEEE1394のポートが正常に動作しているかどうかを確認するために、先日買ってきたハードディスクを繋いでみる。問題なく認識してフォーマットもできた。そして、今のファイルサーバにデイジーチェーンで繋ごうと思ったら、コネクタの形状が違う。こりゃすでにSCSIと同じような問題が起きてますな。まあ、まだ種類が少ないだけマシだが。
息子は学校で来週までに落ち葉を集めてくるように言われているということで、公園に連れて行く。二人して自分の自転車に乗って行ったのだが、途中で私が道を間違えて息子に指摘される。うるせえ、たまにしか来ないからだよ。
公園に着いたが、息子はまだどこに行けばきれいな落ち葉が採取できるかわからない。というか、まだそれほど深く物事を考えてない。色鮮やかな葉をつけた木の下を連れて廻るのである。そしてついでにキャッチボールの相手をさせられる。まだ彼は山なりのボールしか捕れない。ボールを逸らしては走って拾いに行く。広いから大変である。
3連休なので、公園から帰って散髪に行く。例によって安い店に行ったので1000円で済む。このあたりは引っ越ししたメリットがあったということか。
今夜から2階の部屋で一家4人揃って寝ることになる。さすがに4人分の布団を敷くと狭い。入り口が引き戸でなくドアなので敷いてある布団を畳まないと開閉できない。最大の問題が、娘の布団の枕元にカミさんの本棚があって、しかも本が山積みになってたりするので何かあると落ちてきそうだということなのである。
▲11月24日(祝)▼
どうも風邪を引いてしまったようだ。体調が悪く、13時まで寝ている。起きてゆくと、お義母さんが来ていて息子は祖母に対してパソコンでshockwaveのゲームについて得々と説明している。そういうゲームのルールを知っているといったって、あんまり自慢にはならんと思うんだがな。今日もずっとパソコンでゲームをしているようだ。やりすぎは良くないと思うんだがなあ。雨が降っているから仕方がない部分もあるのだが。
娘は母親の実家に行っているらしい。カミさんは「2日も会わないと禁断症状が出るみたい」とか言っている。そういうもんですかねえ。
◇ ◇ ◇
土曜日に息子が母親にドングリででんでん太鼓を作らないといけないと言われていたのを思い出して、寝る前にやったのか訊いてみるとまだやってないと言う。今から作らないといけないんじゃないかと言っても、なんだがグズグズしている。母親に言われてやっと持ってきた。凧糸の中央を段ボールで挟んで貼り合わせたものである。糸の両端にドングリを接着して、段ボールの中心線に合わせて割り箸を接着すれば完成のようだ。糸にドングリをくっつけられないと言うのでくっつけてやる。割り箸を貼り付けて完成である。
しかし、母親に糸が長すぎるのではないかと指摘されている。たしかに糸が長すぎて軸を中心に回してもドングリが本体にぶつからない。それで糸を結んで短くしてやったのだが、今度はそれでは見苦しいと母親に言われて息子は「見苦しいねえ」とか言い始める。どうするのかと思って見ていると、彼は糸をハサミで切りはじめた。先の見通しがあってそういう後戻りができない行為をしているのだろうか。切ってしまってから考えている。おいおい、大丈夫か…と思いながら見ていたのだが、切り離した糸に接着されていたドングリを糸から剥がしはじめた。どうやら自分で解答を見つけたようだ。剥がされたドングリをまた本体から出ている糸にくっつけてやるのである。
◇ ◇ ◇
今夜はカミさんが息子を寝かせてくれる。その間に一人でWebの中を彷徨っていた私は、ついつい1GBのコンパクトフラッシュをポチッとしてしまった。やっぱし、1GBで2万ちょいなら買いでしょう。通販だから送料と代引手数料がかかるが、それでも2万4千ちょっとだ。ずっと欲しかったんだよな。ZAURUSは常時身につけて使っているものだし、それを大容量長寿命高性能にしてくれるわけだから、買うべきものでしょう。Microdriveはハードディスクだから機械的動作をしてるわけで、その消費電力を落とすというのが最大の課題だったからな。衝撃にも強くなるし。
スゴイカードも注文しようかと思っていたのだが、既存のUSB2.0ハードディスクは今のファイルサーバに接続したままにして、新しいファイルサーバはIEEE1394だけに割り切ってPCカードに挿すのは普通のLANカードでいいかと思いはじめている。USB2.0はCPUの負担も大きいらしいからね。新しいファイルサーバはCPUもそれほど高性能じゃないし。
代引き料金を入れてカミさんに預けるための袋を取りに息子が寝ている部屋まで上がる。ついでに息子にオシッコをさせようと思ったのだが…遅かった。彼の布団は大洪水である。うー、遅かったか。0時過ぎに行けば大丈夫だと思ってたんだがな。どうも、今夜は寝る前にトイレに行ってなかったようである。寝る部屋が変わったので手順が狂ったか。彼の下着とパジャマと布団のシーツを総入れ替えする。天気が悪いというのになあ。
◇ ◇ ◇
娘はかなり声帯を使って声を出すようになっている。まだまだ「あー」とか「うー」とかいう感じだが。それでも、ふすまの向こうで母親と声を出し合っているのを聞いていると、会話をしているんじゃないかと思ってしまうくらいなのである。
▲11月25日(火)▼ →
今日は通勤中に「BEATLES FOR SALE」(The Beatles:→【amazon】)を聴いている。これは、時期的には早いはずの「A HARD DAY'S NIGHT」よりも古臭い感じがする。まだまだ演っている音楽はロックンロールが基本ですな。次の段階への進化途上のアルバム、という感じだろうか。
引き続き通勤中に「太陽風交点」(堀晃:徳間文庫 1981:→【amazon】)を読んでいる。今日はタイトル作の「太陽風交点」を読み終えた。冒頭からの、この濃密に立ちこめるSFの匂い。日本SFの、ひとつの頂点がここにある。そして読み終えて………うぐーっ、泣ける〜。やはりこの作品は素晴らしい。初回の日本SF大賞を獲ったのもうなずける。これも最後の1行がいいのよねー。この作品も日本SFが生み出した傑作の一つである。
▲11月26日(水)▼
今日は通勤中に「MISSLIM」(荒井由実:→【amazon】)を聴いている。前のアルバムである「ひこうき雲」を聴いて、天才・荒井由実といえどもこの程度かと思ってしまったのだが、さすがにこのアルバムは聴かせてくれます。これならば納得できますな。
引き続き「太陽風交点」(堀晃:徳間文庫 1981:→【amazon】)を読んでいる。今日は「遺跡の声」を読み終えた。主人公はある惑星の遺跡の調査を指令されていた。その惑星に飛ばした探査体はすべて発狂したように機能停止してしまっている。降り立った砂漠の中にあるのは、1辺数キロメートルにおよぶ巨大な三角錐だった…。これも印象的な話ですね。この作品も、この存在の目的にちょっと納得できないところもあるんだけど。まあそれでも、トリニティの出てくる話はみんな好きだ。そういえば昔、妹に「トリニティが可愛いの!」と言ったら「…変態 (--;)」と言われてしまったこともあったなあ。
今日は昼休みに職場近くの本屋で「電網創世記 インターネットにかけた男たちの軌跡」(滝田 誠一郎著:→【amazon】:→【bk1】)を買った。実はこの本は立ち読みで読み終えてしまっているのだが、それでも手元に置いておきたくて買ってしまうのである。それほど面白い本だ。インターネット版プロジェクトXという感じですな。本家の方のプロジェクトXの方は「少年ジャンプ化」しちゃってるみたいですけど。
帰りにジュンク堂で「導きの星 4 出会いの銀河」(小川一水:ハルキ文庫:→【amazon】:→【bk1】)が出ていたので買う。昨日発売予定だったのに、昨夜は売ってなかったのだ。前巻が出て8ヶ月だが、ずいぶん待たされたような気がするなあ。
家に帰ると1GBのCFカードが着いていた。パソコンに挿してみると問題なく認識して、ちゃんと1GB近く容量がある。このマッチ箱の4分の1くらいの薄さで1GBですか。20年前は一抱えもあるリムーバブルディスクパックが200MBだったんだよな。その5倍がポケットに入るのかー。
とりあえず時間がないので、今までSL-C700に挿していたMicrodriveからデータを丸ごとコピーする。その他に空きを埋めるデータはまたゆっくりと作ろう。SL-C700に挿してみると…動作が速い。さすがに機械的動作が不要なだけのことはありますな。しかもちょっと質量が軽くなっている。常時胸ポケットに入れているので、数グラムの差でも軽くなるのは嬉しい。
一家全員で寝ている部屋だが、タンスの向きを変えて布団を移動させたそうである。出入口には息子の布団を配置しているのでドアを開けやすくなったし、これで娘の上に本が崩れ落ちる危険はなくなったわけだ。そこには私が寝ることになってるんだけど。
▲11月27日(木)▼
今日は通勤中に「On the Radio」(Donna Summer:→【amazon】)を聴いている。ベストだということで買ってきたのだが、最初の方を聴いていると何だかメドレーになっているようである。リッピングして好きな曲を聴くのにはちょっとツラいな。やっぱり続けて1ファイルとしてリッピングした方がいいかなあ。どうやるんだったっけ。
そう思って調べてみると、CD2WAVでトラックの録音長を設定すればいいのか。
しかしこの声は素晴らしい。自由で力がある。こういう声の持ち主を「神に選ばれた人」というのだろう。そういえば以前彼女がニュースステーションに出たとき、「ちょっと歌ってくれませんか」と言われて「On the Radio」のサワリの部分をちょこっと歌ったのだが、みんな圧倒されてたよなあ。その場で軽々とああいうことができるというのもホンモノのしるしである。あのときのビデオは残ってるはずなんだが…
今日も通勤中に「太陽風交点」(堀晃:徳間文庫 1981:→【amazon】)を読んでいる。今日は「悪魔のホットライン」を読み終えた。主人公は失恋の痛手を忘れるため1G(ギガじゃないよ)の加速を続けながらエリダヌス・イプシロンに向かっている宇宙船に乗り込んだ通信士である。彼が組んだもう一人の通信士は異様に無表情な男で、他の乗員からゾンビーと呼ばれていた…。これもエンディングが感動的だ。この素晴らしい短編集の掉尾を飾るに相応しい作品である。
…てなことを往きの電車の中でSL-C700のメモ帳で書いていたのだが、一度書き込んだものをまた開いて追記してOKキーを押す。しかしそうすると上書き保存になるはずがなぜか「名前をつけて保存」になってしまい、しかも書き込む位置がファイルシステムの最上位(本体メモリーかSDカードかCFカードかを選ぶところ)になってしまっているのである。悪い予感。ひょっとして一瞬CFカードを認識できなかったんじゃないだろうか。強制的にCFカードを選んで元の位置に戻り、同じ名前で書き込む。しかし、上書き確認のダイアログが出てこない。え、たしかにさっきは書き込んだはずなんだが。そして、再度追記してOKキーを押すと…また同じ状況になってしまった。しゃーないなあ、ということでもう一度同じ操作をしようとすると…フリーズしてるよ。何てこった。
電池蓋を解除→ロックして再起動。時間がかかるので背広の胸ポケットに放り込んで歩き始める。職場に着いてからメモ帳を起動してみると、通勤電車の中で立ちながら苦労して書いた文書が、きれいさっぱり無くなっている。ひょっとして書き込めてなかったのか? うがー、何てこった。ひょっとしてこの1GBのCFカードではうまく書き込めないのか。2万4千円も出して買ったのに。通販だから返品もやりにくいしなあ。不良品だということでもないし。どうしたものか。
しかし、長時間使っていてもカードスロットのところが熱くならない。それだけ消費電力も少ないんだろう。惜しいなあ。
今日は午後から京都で打合せである。昼過ぎに職場を出て、昼休みにヨドバシに寄る。カミさんに年賀状を印刷するために彼女のワープロのインクカートリッジを買ってくるように言われているのである。しかし見つからない。インクリボンやカートリッジ関係だけでも大変な量があるので、探していたら予定していた電車の出発3分前になってしまった。急いで阪急の梅田駅に向かう。ホームに駆け上がったときにはまだ扉は開いていたのだが、目の前で閉まってしまったのであった。
これは、京都に着いてから飯を食っている時間は無い。駅構内の売店でパンを買って特急の車内で食べることにする。野菜ジュースも要るな。しかしこのパン、パッケージ裏側の成分表示の下に顔写真と名前が印刷してあるんだが、これは焼いた職人さんを示しているのかな。でも食べてみたが、個人的にはコンビニで売っているパンと差は感じなかったなあ。逆に、ジャムパンのジャムが隅っこに寄ってしまっていて気分が悪い。手作りだというなら、こういうところにこそ気が回ってしかるべきだろうと思うんだが。
まあ、こういうのも顔写真を出せば客に安心感を与えられるというだけの理由でやっているということも考えられるからな。この商品がそうだとは言わんが。
打合せが延びてしまって、帰りにまたヨドバシに寄るが閉店まで15分しかない。インクカートリッジはやはり品切れのようである。失意のうちに店内を歩いていると、例のスゴイカードが入荷していたので思わず買ってしまう。USB2.0は要らないと書いていながら意志の弱いことである。それに通販の方が安いのだが、すぐに目の前に品があったら買っちゃうよなあ。とはいっても千円程度の差なので、送料や代引手数料を考えるとこっちが得か。
▲11月28日(金)▼ →
今日は通勤中に「HELP!」(The Beatles:→【amazon】)を聴いている。荒々しさを残したまま美しくシェイプアップされている、という感じですな。こんなに古い作品なのに、ちゃんと聴かせてくれるというのは偉いことだよなあ。
今日も遅くなってしまって家に帰り着いたのは23時近く。それでも息子は起きていた。休みの前の日は夜更かしなのである。彼はお化け屋敷が怖かったとか言っている。何のことかと思ってよく訊いてみると、学校で3年生以上が催物をして1〜2年生がそれを楽しむという文化祭のようなことをやったのだが、彼は6年生のお化け屋敷で恐怖のあまりオシッコを漏らしてしまったのだという。う〜む…
夕食を食べて妻子が寝室に上がってゆくと、猛烈に眠くなってきた。思わず横になってしまう。気がつくと家の外は明るくなりかけている。枕が無かったので頭の下に手を入れていたのだが、ちょうどその下が障子のレールになっていて手の甲に酷い線が刻み込まれてしまっていた。ふにゃー。
寝るタイミングを逸してしまったので、遅ればせながら宮本春日さんの結婚披露パーティの時にEXILIMで撮った動画を登録したサイトを作って出席者に見てもらおうと思い立った。infoseekのWebサーバに領域を確保し、とりあえずFFFTPでアップロードのテストをしてみる。さすがに1つ3.5メガバイトもある動画をいくつも上げるのには時間がかかる。しかし、ファイルの転送は正常終了してブラウザでも表示できるのだが、FFFTPでサーバ側のファイルが見えないのである。フォルダも見えない。どうしたんだろう。いろいろやってみて、「ホストの設定」画面を表示して「高度」のタブで「LISTコマンドでファイル一覧を取得」にチェックすると見えるようになったのだった。このへんは接続先のサーバによって変えないといけないのかな。調べてみたら、やっぱりそうだった。
▲11月29日(土)▼ →
今日も息子は私のパソコンでゲームをするというので、私はThinkPadに先日買ってきたスゴイカードを挿して設定することにする。パッケージに「Windows2000はSP3以上」と書いてあったので事前にSP4に上げないといけない。しかしこのマシンはまだネットワークの設定ができていない。ネットワークに繋がずにインストールするためのプログラムは129メガバイトもある。さてどうするか。熟考の末、別のマシンで落としたものをCD-RWに焼いて入れることにする。CD-ROMドライブがちゃんと動作しているかのテストにもなるしね。それでSP4に上げ、インストールまであっさり済んでしまった。2つの機能が入っているので少しは苦労するかと思っていたんだけどね。事前にSP4に上げていたこともあるが、BUFFALOのカードとはえらい違いである。
息子は自分でshockwaveのブロック崩しを見つけてきている。親の知らないうちにどんどん新しい情報を仕入れてくるようになってくるんだろうな。そろそろフィルタリングについても考えておくべきだろうか。ソフトに任せっぱなしにしておけばラクだけど、それもマズいような気もするしなあ。
ThinkPadの設定が済んだので息子とマシンを交換すると、彼はThinkPadの画面が小さいとか反応が遅いとか文句を言っている。うるせえ、世間ではこれが普通なんだよ。XGAでCeleron 500MHzなんだから。世の中にはもっと性能の劣ったマシンで仕事をしている人もいるんだぞ。
昼過ぎになってカミさんが起きてきた。「昼過ぎたら起こしてよ」と言って怒っている。ふにゃー、そんなこと言われても…。彼女は息子が祖母に買ってもらった「ザスーラ」(→【amazon】:→【bk1】)を気に入ったので、今日は「ジュマンジ」のビデオを借りてくるとか言っている。ワタクシ的には、あの本は科学的考証が無茶苦茶なのであれは好きじゃない…って子供向けの絵本に対して言うのは問題ありますかそうですか。
夕食後に妻子は「ジュマンジ」を観ている。次々に派手な画像が目の前に現れるので、息子などは口の閉じる暇がない。なかなか気合いの入った造りである。子供には面白いだろうねえ。主演の男性、どこかで見た顔だと思ったら、アンドリューの人じゃないか。こういう、最近観た子供が喜ぶ映画2つともに主演しているということは、偶然なんだろうか。
気がつけば、けっきょく今日も一歩も外に出ることなく終わったのであった。
今夜はカミさんが風呂に入っている間に私が子供たちを寝かせたのだが、寝ていると娘が泣き出した。腹の上に乗せても泣きやまない。どうしようもないので抱いて1階のカミさんのところに連れて行く。時計を見ると2時過ぎである。息子にオシッコをさせてまた寝る。
▲11月30日(日)▼ →
今日もカミさんは午を過ぎても起きてこない。また怒られても何なので起こしに行く。息子は「外に行ってくる」と言って外に出ていたのだが、お義母さんに遊んでもらっているからということで、私が公園に連れて行って遊んでやるようにとカミさんの御聖断が下る。雨がパラついているんだがなあ。
まあそういうことで2人で自転車に乗って公園に行く。天気が悪くて人が少ないので、キャッチボールする場所を探すのは楽だ。バットを持たせて打たせたりもする。そのうちに息子は鬼ごっこをしようと言いだした。この年寄りに走らそうってか。それでもまだまだ私の方がスピードはある。滑り台を登らせてやろうと思って登って逃げていると、登り終えたところにある1メートルばかりの高さにある棒に頭を思い切りぶつけてしまって、しばしうずくまる。ひさし付きの帽子を被ってたから見えなかったんだな。
子連れだと公園で一緒に遊んでいる女の子を観ていても不審に思われない。そりゃ頭で考えれば小学校低学年の女の子のパンツなんか見えても仕方がないと思うのだが、でもやっぱり小さくても可愛い女の子のぱんつが見えると嬉しくなってしまうのが男心というものなのよね(そうか?)。
家に帰り、野球道具をしまってから息子に「酸っぱいジュース」を買いに行かないかと言う。「荊芥連翹湯」という漢方薬が切れかけているので買いに行かねばならないのである。経験的に、ノドが腫れたり鼻が詰まったり眉間に偏頭痛があるときは(私には)この薬が効くのだ。彼は「家にも飲むもんあるんやけど」と言ってこれ以上外を出歩く気がないようだが、「そうか。そんなら父ちゃん、一人で飲も」と言うと「やっぱり行こっかなー」と言ってついてくる。まあ、予定通りだ。
前に住んでいた家の近くで漢方薬が安かった店の同一チェーン店が新しい家の近くにもあるので、そこで荊芥連翹湯を買う。ついでに隣のスーパーに入る。ここでは買い物をしない予定だったのだが、店内を歩いていると息子が「あ、塩ラーメン、ある」と言う。見れば、カップヌードル しおが108円で売っていた。ちょっと高価いような気もするが、息子の好物にもかかわらず他のスーパーではあまり見かけないからなあ。欲しいのかと訊くと彼は「べつに、ええけど」と言う。「ほんなら、買わんでええんやな」と言うと、「やっぱり買う」と言うのである。まあ、予想通りだ。
息子は家族の分も買うというのでカミさんの好物のシーフードも買い物カゴに入れる。しかし、次に行ったスーパーでは98円で売っていたのだった。不覚。さらに店内を廻っていたら、息子はキムチを買いたいと言う。お母ちゃんは買わないのでここしばらく食べてないからねえ。まあ、半額処分してるヤツだし買いましょうか。
そして本命のダイエー系のスーパーに行く。ここのプライベートブランドの野菜ジュースが常時188円でかつ味もまずまずなので、自分で買うときはここのものを買うのである。店内を廻っていると、カップうどんが68円で売っていた。1名様3個までだそうである。そこで、息子にも買い物カゴを取ってこさせて3つ入れる。うむ、来てくれて役に立ったぞ。そして私はそれと「酸っぱいジュース」の1.5リットルボトルなどを買って帰るのである。
夜、カミさんが息子を寝かせている間に私は自分の部屋にThinkPadを設置する。マシンの設置場所がハブと部屋の反対側にあるので、LANケーブルを本棚やビデオラックの裏側に引き回すのに大変な苦労をする。うう、部屋も片付けなきゃな。
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