ホーム > 目次 > 日記 > 2003年 > 12月上旬
▲12月1日(月)▼ →
今日も通勤中に腹痛を起こし、耐えきれず駅のトイレに駆け込む。何回か出勤中に腹痛を起こしているのだが、原因についてちょっと思い当たることがあって今朝がそれに当てはまるのでどうなるだろうかと思っていたのである。それが当たったということは、原因確定だな。それはキムチなのである。どうも前夜にキムチを食うと翌朝の通勤中に腹痛を催すのだ。それも家を出て30分後という最悪の時間帯に。これがもう少し別の時間帯だったら対策の立てようもあるのだが、この時間帯だと食べるのを控えるしかない。大好物を食べられなくなるというのは哀しいことである。まあ、、身体を壊して酒が飲めなくなったり煙草を止められたりする人もいるんだから、それと同じか。休日の前夜くらいだったら食べられないこともないかなあ。
キムチの何がいけないんだろう。唐辛子かニンニクか発酵している細菌かそれらの複合か。以前からニンニクを喰うと腹を壊すという認識はあったのでニンニクがいちばん怪しいか。でも、いろいろと刺激の強いものが入ってるから、複合的な原因なんだろうなあ。
今日は通勤中に「COBALT HOUR」(荒井由実:→【amazon】)を聴いている。全体としては印象の薄いアルバムであった。いい曲はほとんど「YUMING BRAND」に入ってたし。「卒業写真」は確かに名曲だが、Hi-Fi SETのバージョンを聴いてしまうとちょっと落ちるような気がするしなあ。
今は通勤中に「導きの星 4 出会いの銀河」(小川一水:ハルキ文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。大事に大事に読んでいる。やっと200ページを越えたところ。やっぱりアレはアレだったか。
帰りに環状線に乗っていると、ドアの側に立っている丸々と太った中年女が大声で喋り始めた。携帯電話で話しているらしい。乗った時にババア同士で大声で話しているので嫌な感じはしてたんだ。こういう手合いに携帯を持たせるというのは、これはもう公害としか言いようがない。EXILIMで音楽を聴いていても、嫌でも声が耳に飛び込んでくる。「それでなー。あんなー。5日になったらなー。2万円ちょうだいなー」頭の中で論旨を整理してから口に出せよ。ウチの息子が小学校に入る前でももうちょっとまともな喋り方をしてたぞ。
今日は20時まで仕事。家に着くと21時過ぎである。居間には誰もいなかったが、すぐにカミさんは下りてきた。息子はもう寝たのかと訊くと、寝てないが置いてきたという。「うち、家買うてお金無いから、お母ちゃんお仕事せなあかんのや」と言うと、「家なんか買わへんかったら良かったんや」とか言われたらしい。ううむ、家を買う前はいちばん楽しみにしてたくせに。やはり思っていたのと違うというのだろうなあ。
しかし、カミさんは私が見ている範囲ではパソコンでWebページばかり見ている。息子がそういうのは仕事じゃないじゃないかと突っ込めるようになったら大変かもしれない(苦笑)。頭の中で考えてるんだと言っても理解できないだろうからね。
こういう記事を読んだので、OSの不要なサービスを止めることにする。Windowsを使っているのであればセキュリティ上絶対に必要な行為のはずなのに、やってなかったのである。ウイルス対策ソフトを買うのは勿体ないと思う人(私のことだ)でも、タダなのでこれはやっておくべきでしょう。まあ、止めることでマシンが動かなくなることもあり得るので、そのへんは自分の責任でやってくださいね。だいたいが、使いもしない機能なのに自動で起動しているMicrosoftが馬鹿なんだよな。マシンの資源も余分に使っているというのに。
すごいことを考えるもんですねえ。Ethernet接続時も、ネットワークドライブではなく、マイコンピュータ上のローカルドライブとして認識されるハードディスクですか。それだったらNTFSでフォーマットできるわけですね。これは食指が動くかもしれない。NTFSが使いたいからといって、わざわざ苦労してファイルサーバを立てなくてもいいからな…ってことは、ここしばらくの私の苦労は…(泣)
地上デジタル放送が始まったようだが、前にも書いたけどもうちょっとしたら今のテレビでは番組が見れなくなるんだぜー。みんな、わかってるのか? 放送開始記念式典で紅白饅頭を配ったって? そんな頭の古い連中がやってて大丈夫なのか?
▲12月2日(火)▼ →
今日は通勤中に「Rubber Soul」(The Beatles:→【amazon】)を聴いている。まず聴きはじめて思ったのは…音が違う。すごくクリアだ。もちろんmp3に変換してカメラの再生機能を使って聴いているわけだから大きなことは言えないが、それでもそれぞれの音が計算されてそこに置かれているということがわかるような気がする。前はライヴ感覚優先で勢いにまかせて押しまくるという感じだったんだけどね。
1GBのCFカードだが、最近はほとんどトラブルはない。読み書きできないということもほとんど無くなってきた。何回も挿入してると身体が馴染んでくるんだろうか…って、男女関係じゃあるまいし。
うーん、このムービーデジカメ、なかなかいいかもしれない。息子の運動会のときに出てたら買ってたのになあ。とかいっても、運動会なんて2ヶ月前のことなんだから、この世界の時の流れは速いことである。
今日は早めに仕事が終わったので20時過ぎに家に帰り着くことができた。妻子は風呂に入っているところだった。久しぶりに平日に家族揃って夕食を食べることができる。そして今夜は私が息子を寝かせる。一緒に寝室に入って絵本を読み終えると彼に「もう1冊読んで。お願い!」と言われてもう1冊読まされてしまったのであった。
▲12月3日(水)▼
今朝は3時過ぎに目が覚めたのだが、昨夜は22時前に寝たとはいえさすがにこの時間に起きると今日一日辛くなるということで息子にオシッコをさせてまた寝る。けっきょく起きたのは7時であった。朝食を食べたりしていると出勤までに1時間しか余裕がない。昨夜は息子を寝かせていて何もできなかったので、急いでメールチェックとアクセス解析データの採取とWeb巡回とサイト更新を行って家を出る。
今日は通勤中に「An Innocent Man」(Billy Joel:→【amazon】)を聴いている。聴きはじめると、めくるめくような名曲が続々と登場する。まるでベストアルバムみたいだが、これがそうじゃないんだな。まったく、このアルバムを創っていた時期のビリー・ジョエルには音楽の神が降りてきてたんじゃないだろうか。これだけの水準の曲を一挙に揃えるなんて、とてもじゃないが人間の仕業とは思えない。そう思うほどの凄い出来である。
家を出るときカミさんに、やはり父親がいると息子の精神状態が安定しているのでできれば早く帰ってきてほしいと言われたので、今日は早めに職場を辞す。最近、母親を妹に取られて精神的に不安定になっているらしい。気がつけば昨日と同じ電車だった。
今夜は家に帰り着いたときには妻子は食事中であった。息子は「トリビアの泉」を楽しみにしていたのだが、特番のために無いというので落ち込んでいる。「2003FNS歌謡祭」という番組をやっているせいらしい。トリビアほどの人気番組を中断してもやるべき企画なのかなあ。
見ていると女子十二楽坊というグループが演奏していたが、なるほど容姿も清楚でスれてない感じがしますな。少し高めの年齢層に受けたのもうなずける。前にも書いたけど、もう茶髪でケバい化粧というのにも飽き飽きなんだよなあ。中国の人にこうしてもらわなくても、日本人の若い子でも(好みじゃなくても戦略として)清楚な雰囲気を演出するのが何で出てこないのかが不思議である。どうせファッションなんて演出なんだからさー。そういうのもわからないほど今の若いモンは思考力が落ちているのか?
ウイルスに感染したまま稼働しているパソコンが相当数存在しているというニュースが。やっぱりそうでしょうな。宿主のマシンに悪さをしなければ、それだけ生き残りやすくなるということだ。でも、こいつら、今も虚しく感染相手を探し続けているんだろうなあ。ネットワークのリソースの無駄遣いである。やっぱり、ウイルス同士でP2Pネットワークを構成して新たな機能を追加しあえるようにしないと…(こらこら)
デルがLinuxをプリインストールしたマシンを出すというニュースが。ノートも出してくれんかな。そしたら買うのに。でもこれ、英語版なのか。特殊な用途向けなんだろうな。まだまだだね。
今夜も私が息子を寝かせる。一緒に寝室に入り、絵本を読み終わって電灯を消す。彼は私の布団に潜り込んでくると、私の左腕に抱きついて動かなくなってしまった。ううむ、やっぱり精神的に不安定になってるか。
▲12月4日(木)▼ →
けっきょく今朝も7時前まで寝ている。目が覚めるとカミさんと娘が寝ている方から、ちゅぱっちゅぱっ…と音がしている。猫式授乳をしているのね。
今日は通勤中に「14番目の月」(荒井由実:→【amazon】)を聴いている。今まで何枚か聴いてきて、個人的にどうも世間の評判ほど良くは感じないのだが、このアルバムは1曲目のイントロの最初の1秒を聴いただけで「これは期待できる!」と思ってしまった。このキレ、スピード感は手練れの技である。その気合がピーンと伝わってくる。この演者がこれだけ力を入れているということは、それだけの価値のある作品に違いない。…てなことを感じたのだけどね。
今日、「導きの星 4 出会いの銀河」(小川一水:ハルキ文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読み終えた。これで完結である。ちょっと素材の大きさを持て余しているようなところもあったが、とにかくちゃんと風呂敷を畳んでくれました。拍手! 途中ちょっとわかりにくいところもあったし(とくにパーパソイドの動き)、展開的に甘いところも感じられるんだが、これはこの人の個性だし、この話がイリヤみたいになっても困るからな(苦笑)。でも、やっぱり最後まで続けて読みたかったなあ。
◇ ◇ ◇
ああ、いよいよVirtual PCはMicrosoftのものになっちゃったのね。これからはどんどん腐っていくんだろうなあ。しかし「マイクロソフトの厳しい製品セキュリティ基準に適合するためにバーチャルマシンコアを再設計」とか言われると、かえって信用できない気分になっちゃうんですけど(苦笑)。
▲12月5日(金)▼ →
今日は通勤中に「Revolver」(The Beatles:→【amazon】)を聴いている。聴きはじめると、いきなり色濃く退廃の匂いが漂ってくる。無理もない。デビュー数年にして彼らはこの世の天国も地獄も見てしまったのだろうからな。そういう状況にもかかわらず、「Here, There and Everywhere」のようなたまらなく優しい曲を創ってしまうところがタダモノではないなあ。…とか思って聴いていたのだが、聴き続けているとさらに驚くほどレベルの高い曲が続々と出てくる。これは凄いアルバムですな。インドの楽器も違和感なく取り入れているし。しかも、これがピークではなかったりするのだ。「最高のアルバム」と言われるものを創るのは、さらにこれよりも後だったりする。何とも底の見えないことである。
今日から「悪魔の国からこっちに丁稚〈上〉」(L.スプレイグ ディ・キャンプ/田中哲弥:電撃文庫:→【amazon】)を読みはじめている。大久保町3部作が良かったから買ったのである。しかし、翻訳だということなのだが本当にオリジナルはこんな話だったんだろうか。頻繁に出てくるボケやツッコミを見るにつけ、どう考えてもそうは思えない。こういうものを翻訳と呼んでしまっていいものであろうか。
今夜も21時過ぎまで仕事。家に帰り着くと23時近く。息子は「ジュマンジ」を観ている。それが終わり、カミさんは娘に乳をやっているので私が食事を中断して息子を寝室に連れて行く。かなり眠そうなのですぐに落ちるだろうから眠るまで一緒にいてやろうと思って待っていたら、間もなく寝息を立て始めたのだった。
▲12月6日(土)▼
今日、息子は同級生の女の子と遊ぶので公園で待ち合わせているという。寝ていると玄関のところからカミさんの怒鳴り声が聞こえてきた。後で訊くと相手の女の子が「12時半までに帰る」と言っていたというのをカミさんは「12時半に待ち合わせ」だと思っていたらしい。親子のコミュニケーションギャップですねえ。まだ1年生だから仕方ない部分もあるのだが。
引き続いてウトウトしていると電話が鳴った。慌てて起き上がって出てみると、息子が待ち合わせている相手のお母さんだった。待ち合わせ場所に来ないのでどうなっているのか、とのことであった。「もう出たんですが…連絡してみます」と応えて電話を切る。
急いで階下に下りてカミさんのPHSの番号を調べて電話する。待ち合わせ場所で待っているが見あたらないとのことであった。先方の電話番号を教えて対応をお願いする(後で訊くと相手は息子が来ないので先に帰ってしまっていたらしい)。しばらくしてカミさんから電話があり、「着替えといてね」と言われて切れてしまった。ひょっとしてウチに来るのか? 慌てて着替えているとドアが開く音がした。息子の声がする。私は脱いだものを持ってあたふたする。
しかし、1年生にして同級生の女の子を家に連れてくるとはねえ。未だかつて私が学生時代に女の子を家に連れてきたことがあっただろうか(いや、ない)。息子たちはカミさんとゲームをしている。彼の誕生日に私の親からのプレゼントとして買ってもらったものである。
見ていると、その子はゲームのルールを曲げてでも勝とうという意欲に満ちているようである。ウチの子はずっと一人っ子だったからおっとりしたものである。カミさんが「あの娘が10ならシンジ(仮名)は4くらいやね」と言っていたくらい処理速度にも差があるらしい。将来が心配だなあ。
娘が泣き出した。カミさんは子供たちの相手をしているのでミルクを作って飲ませることにする。ミルク缶を開けて哺乳瓶に入れようとするが、どうも変である。粉の粒子が細かすぎるような気がする。お湯を入れても、ぜんぜん溶けない。缶をよく見てみると、「カタクリ粉」と書いた紙が貼ってあったのだった。うわー、危ないところだった。泣きながら哺乳瓶をキレイに洗って作りなおすのである。
12時半になっても客人はもう少し遊びたいというので、先方の親御さんに連絡してサービスを延長する。それも終わると、息子は明日も遊ぼうと言われている。明日は母親と植物園にラフレシアを見に行く予定になっていたのでどうするかと訊かれて、彼は明日も彼女と遊ぶと言うのであった。
客人が帰ってカミさんは昼寝。私はその間にこのページのメンテナンス。半年近く放置してたので追加すべき情報が溜まって大変である。
今日は私が子供たちを風呂に入れ、寝かせる。寝室に入って息子に本を読まなくてもいいのかと訊くと、今夜は遅いからいいと言う。かなり眠いようである。娘を連れて上がってきたり加湿器に水を入れて持って上がってきたりしていたら、彼は自分の布団の中で寝息を立てていた。やはり眠かったのか。
▲12月7日(日)▼
寝ていると冷たいものが布団の中に入り込んできた。息子である。また布団を蹴飛ばして寝ていたらしい。冬になってもその癖は直らないか。まあ、私もそうだったらしいからなあ。
けっきょく昼前まで寝ている。今日も息子の同級生と遊ぶことになっているんだがなあ。相手はかなりせっかちなようなので息子の出撃準備ができてから電話させたら、もうすでに出かけたという。それじゃ、今日の約束は破談ですね。
そういうことで、カミさんも息子と遊ぶ予定は解約していたので私が彼とキャッチボールをする。途中でボールがよその家の門の内側に入ってしまったので、インターフォンで「ボール、取らせてください」と言わせる。こういう交渉の仕方も教えていかないとな。
夕方になると息子は母親と、彼女からの誕生日プレゼントだったギアブロックで遊んでいる。ハンドルを回転させると全体が連動して動くので、なかなか壮観である。ブロックでボールを作ったと、息子が妹に見せにやってくる。娘はそれを見てニッコリ笑う。家族団欒である。
ファイルサーバは常時起動させているのでなるべく消費電力を押さえたいということで、IBMのサイトで「IBM ThinkPad バッテリー省電力機能設定 パッケージ」というソフトを見つけたのでThinkPadに入れてみる。そして「最小電力消費」の設定にする。どれだけ有難味があるかはわからないんだけどね。
今夜もカミさんが風呂に入っている間に子供たちを寝かせる。カミさんは娘は居間に置いておいてもいいと言ったのだが、2階に上がろうとすると泣き出したので連れて行く。息子に絵本を読んでいるとまた泣き出したので抱いてあやしながら読む。読み終わって電灯を消すと娘はしばらく私の布団の隅でバタバタと手足を動かしていたのだが、そのうちにまた泣き出した。腹の上に乗せてあやしても泣きやまない。仕方がないのでカミさんのところに連れて行く。腹が減っていたようである。
娘をカミさんに引き渡して2階に上がり、私の部屋に入ってEXILIMをUSBモードから充電モードにしようと思ったら、ドアが開かない。どうも、知らないうちに内側からロックした状態で閉めてしまったらしい。部屋に入れなきゃ背広が着れないので明日会社に行けないじゃないか。でも、何らかの手段で開けられるはずだ。鍵穴は無い。マイナスドライバーのネジ山のようなものがある。これを回せば開くんだろう。そういうことで階下からドライバーを持ってきて開ける。やはりそうであった。これで対処方法はわかったが、パジャマ1枚でウロウロしてたので身体が冷えてしまったのであった。寒い。
▲12月8日(月)▼ →
目が覚めて横を見ると息子が亀のポーズで寝ている。また布団を蹴飛ばしたようだ。時計を見ると5時過ぎである。私の布団に入れてやろうか、いやその前にオシッコをさせなければ…と思いながら彼の股間を探ると、濡れているのである。くっそお、やりゃーがったか。トイレでオシッコをさせて階下まで彼のパジャマとパンツを取りに下りて穿き替えさせる。目が覚めちまったな。起きよう。
日記を書き、前のファイルサーバで実行していた日次のバッチジョブをThinkPadに移行するための作業を行う。基本的にはバッチファイルを移行してタスクスケジューラに登録させるだけなのだが、マシン依存な部分がないか確認しなければならない。ドライブレターの記述などはシステムの環境変数に設定していてバッチファイルではそれを参照するようになっているのだが、やはり動作確認は必要である。
そういうことをやっていて問題点に突き当たった。私の個人用データはファイルサーバにあるものがメインになっていて、それを定期的にNASにバックアップしているのだが、その処理がうまく移行できない。前のファイルサーバとNASのログインIDのパスワードは同じにしていたのでネットワークドライブに割り当てれば何も考えずにアクセスできたのだが、ThinkPadはパスワードを変えてしまったので、自動ではネットワークドライブをマウントできないので起動時にパスワードを問い合わせてくるようになってしまったのである。
「net use」コマンドならパスワードが指定できるのでそれで一時的にドライブレターを割り当ててからバックアップしようかと思ったのだが、XCOPYコマンドではどうもドライブ直下へのコピーができないようなのである。悩んでいたら出勤すべき時刻になってしまったのでサイトを更新して家を出る。
駅まで歩きながら考えた。だったらDiskMirroringToolを使おう。調べるのが面倒臭いので今まではXCOPYでやっていたが、たしか時間指定でも動かせたはずだ。DiskMirroringToolだったらファイルシステムによる時間の精度の差も吸収してくれるので、不必要なファイルコピーをしなくて済む。前のファイルサーバからXCOPYでやっていたときはNASの方が1〜2秒古い時刻に見えてしまうデカいファイルがあって、毎回コピーしてたりしていたのだ。
そういうことで調べてみたら、「"C:\Program Files\MERCURY\DiskMirroringTool\mirror.exe" -auto -icon -project=プロジェクト番号」というコマンドで実行するバッチファイルを作って、それをタスクスケジューラで起動すればよかったのね。よし、今後は定期的なバックアップもこれでいくことにしよう。
今日は通勤中に「紅雀」(松任谷由実:→【amazon】)を聴いている。なんだかずいぶんまったりとした出来である。歩きながら聴いていると退屈だ。結婚して落ちついてしまったというわけじゃないだろうが。
「悪魔の国からこっちに丁稚〈上〉」(L.スプレイグ ディ・キャンプ/田中哲弥:電撃文庫:→【amazon】)を読み終えたが…うーん、やっぱりオリジナルの方がいいような気がする。次巻を読む気にはならないなあ。
うわー、電磁波傍受を使えば「今の技術では100m離れた場所からWindowsデスクトップ右下の時計が読める」んですか。そりゃ大変だ。
すげえ、世界大百科事典や日本大百科全書をEPWINGに変換するソフトを作っている人がいるなんて。これでEPWINGに変換できれば他の辞書と串刺し検索ができるしSL-C700に入れて持ち運べる。そして何よりもWindowsを捨てても他のOSで使える。素晴らしいことである。
▲12月9日(火)▼
さて、本日通勤中に聴いているのは、いま話題の「t.A.T.u.」(t.A.T.u.:→【amazon】)である(遅いよ)。ああ、これは私のようなオジサンでも聴いたことがある。これは耳に残りますよねえ、この「真っ赤なゲロ!…っす」ってえのは。そういえば、テレビでは歌というより「効果音」として使われていたような気がする。しかし、ひたすらサビを繰り返すこの手法は、あざといというか何というか。でも、叫んでいる以外は囁いているばかりで、なんか退屈だなあ。まあ、安易にファルセットに逃げてないのは日本の若い歌い手よりも好感が持てますな。
「真っ赤なゲロ」といえば、私も赤いゲロを吐いたことがある。あれは私が就職して1年目の冬であった。当時私は会社の独身寮に生息していたのだが、寮には5年しか居住できないので5年目の先輩は3月末に退寮していくことになる(この業界、就職前に相手を見つけていたのでなければ5年で結婚するのはまず不可能である)。その送別会で先輩には逆らえないので2次会以降にも連れ回されてたらふく飲まされたあげく、帰りのタクシーの中で気分が悪くなり途中で降ろしてもらって吐いたのだが、その吐瀉物の色がタクシーの運ちゃんに「ケチャップでも食べたんですか」と言われるような状態だったのである。それで寮の部屋に戻って「血を吐いた」というメモを扉に貼ってからぶっ倒れたのだ。翌朝管理人さんが心配して様子を見に来てくれたがそれほど気分が悪いこともなく、病院に行っても一時的なものでしょうと言われる程度のことだったのだ。そういうことも思い出させれる曲だな、これは。
昨日で「悪魔の国からこっちに丁稚〈上〉」(L.スプレイグ ディ・キャンプ/田中哲弥:電撃文庫:→【amazon】)を読み終わったのだが、次に読む本を鞄に入れていないことに家を出てから気づいた。往きの電車の中では、久しぶりにボーッとしている。満員だから、無理して本を読むのもけっこうストレスを感じるんだよな。
明日朝から京都で打合せをすることが急に決まった。移動中に長編を読みたいということで、帰りに「マルドゥック・スクランブル The First Compression--圧縮」(冲方丁:ハヤカワ文庫 JA:→【amazon】:→【bk1】)でも買おうと思ってジュンク堂に寄る。ちょうど日本SF大賞を獲ったところでもあるし、世間の評判もいいみたいだからね。今日の帰りに読む本がないこともあるし。そこで、「アジアン怪綺(ゴシック)」(異形コレクション:光文社文庫:→【amazon】:→【bk1】)が出ているのを見つけてしまった。これも買う。明日の打合せのために資料も鞄に入れているので、ずいぶん重くなってしまった。帰りには「アジアン怪綺」を読みはじめるのである。異形コレクションはデカいので乗り換えのときにズボンのポケットに入りにくいなあ。
たまたまWazillaでWebを巡回していたら、こっちではスクリプトがONになっているのでamazonでポップアップが表示された。アンケートに答えると500円の商品券がもらえるというのである。私は貧乏なのでやってみることにする。いろいろ個人情報を入力した後に、いきなりクレジットカード番号の入力を求められてしまった。おいコラ、こっちが金を払うわけでもないのに何でクレジットカード番号みたいな大事な情報を教えなきゃいけないんだよ。ご丁寧にも、ここで中断するとやりなおしはできないと書いてある。異様にヤバい感じがするので、ここで中断する。それでも、今までに入力した情報は、労せずして奴らの手に渡って自由に使われてしまうことになるのか。ムカつく〜! こういうことをされると、信頼できない会社だと思ってしまうなあ。アソシエイト・プログラムもbk1と比べると異様に購入率が低いような気がするし、つきあうのを止めた方が賢明かなあ。
エプソンダイレクトからPentium M 搭載ノートの最高級機が。何よりもWindows2000モデルがある。それにハードディスクも80GB積めるらしい。これはいいかもしれない。とか思って調べていたのだが、画面が最大WSXGA+だったらUXGAより狭いな。それだったら今のマシンの方がいい…というか、今のマシンに何の不満もないから、買い換える必要なんかないんだけどね。
SL-C700に挿しているCFカードが1GBになったので、EPWINGの辞書を増強することにする。いくつか見つくろってBuckingham EB Compressorで圧縮する。サイズが1割くらいになってしまうので、元データのデカさは何だったんだと思っちゃいますね。圧縮に時間がかかるので、処理じたいはネットワーク上にある前のファイルサーバで実行させる。自分が直接使っているマシンの性能に影響を与えずに重い処理ができるのは素晴らしい。これは何サーバって言うんだろう。CPUサーバかなあ。まあ、Windowsでプロセス間の資源管理がマトモだったらこういうことは考えなくていいんだけどな。
▲12月10日(水)▼ →
新しいファイルサーバで日次のバッチが正常に動いていることを確認したので、家を出る前に前のファイルサーバの電源を切る。これでファイルサーバおよび日次バッチ実行マシンとしての機能はすべて移行したことになる。後から入れたWindows2000なので不安だったのだが、今のところ安定しているようだ。そして、これで前のファイルサーバを使わないときは電源を切ることができるな。我が家の電力消費量もかなり減るんじゃないだろうか。
手持ちのマシンを活用することによりファイルサーバ用のPCを買わなくてもよくなったので、10万くらい得したことになる。準備していた金で何を買うかな。それで新しいマシンを買うとかいうのは本末転倒だし。遅まきながらDVDレコーダーでも買うかなあ。私は薄々の一般人なので、これだけ普及してもDVDレコーダーをまだ買ってないのである。ビデオテープレコーダーは山ほど持ってるんだけどね。でも、それを設置するためには自分の部屋を片付けなきゃいけないんだな。まだまだ子供に手がかかるから、サイトの更新をしながらだとずっと先だな。居間のテレビに繋がせてもらうのはカミさんが許してくれないだろうし。
今朝も満員電車に詰め込まれて揺られていると、胸ポケットの携帯がブルった。発注元の営業さんからである。出ると、今日の打合せは客先都合により中止になったという。うう、重い資料を鞄に入れて、本も2冊持ってきてるというのになあ。泣きながら進路変更して自社に向かうのである。
今日は京都に行く予定だったので、聴いているのも曲数の多い「アラベスク〜BEST ONE」(Arabesque:→【amazon】)である。良くも悪くも、軽い。聴いているときはノリがいいのだが、後には何も残らない。これが魅力でもあったんだが、こうやって後になってまとめて聴いてみると、ちょっと物足りないなあ。
昨日から「アジアン怪綺(ゴシック)」(異形コレクション:光文社文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は篠田真由美氏「双つ蝶」を読み終えた。そんなに驚くような話ではないが、なかなか読ませてくれた。昨日帰りに序文を読んでいるときは書いてあることがぜんぜん頭に入ってこなくて、「これは、私の脳に異常でも?」と思ったくらいだったんだが、その直後に読み始めてもちゃんと物語世界に入っていけたからね。
帰りには中内かなみ氏「沈蔵(キムジャン)」を読み終える。いやー、これは良かったねえ。出てくるキムチの描写が旨そうで思わず食いたくなっちまいました…って、そういう話じゃなくて、朝鮮の嫁姑の話でもあって、キムチの神様の話なんである。こういうのは女性にしか描けないでしょうねえ。
今まで職場で夕方になって小腹が減る頃には「バランスパワー」を食っていたのだが、ここしばらく店頭から姿を消しているのである。それで入荷をあきらめて今日は帰りに菓子屋に寄って適当なものを探してみるが、あれほどのコストパフォーマンスとまずまずの味のものは見つからない。まさかこの不況でハマダコンフェクトは潰れたのではないかと心配していたのだが、2軒目に入った薬屋に入荷していた。値段も以前と同じ、3箱で198円。さっそく買うのである。ああ、良かった。
[ホーム] | [日記の目次へ] | [次の日記へ]