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▲7月11日(日)▼ →
今日は起きられず昼過ぎまで寝ている。起きて食事をして一通りの用事を済ますともう昼下がり。明日はまた仕事に行かねばならないと思うと、どんよりしてしまうのである。
息子は同級生と公園で野球をしに行っている。午後からもまた行ったらしい。こういうのが続いてくれれば本人のためにも家族のためにも(笑)いいんだけどねえ。
うーむ、世間ではみんな次世代光ディスクの覇権争いで莫大な資金を投入してるみたいだが、それが全部無駄になるかもしれませんねえ。ホログラム記録ですか。まあ、技術の進歩というのはそういうもんさ。
今日は参院選である。休日出勤する予定だったので情勢についてはまったく気にしていなかったのだが、調べてみると西川きよしの100万票がどう動くか見えないところに辻元清美が参戦して面白いことになっているようだ。混沌としているようである。こういうときは迷うなあ。
投票の帰りに安売りの酒屋に寄り、ドラフトワンを1ケース買う。これも1本あたり税込で100円を切る。やはり酒税上の分類がビールや発泡酒じゃないというのは有利なのだな。そのせいか売れてるみたいだしねえ。今の日本ではこういうものは安いだけでは売れないだろうから、味も水準をクリアしているのだろう。前回試しに買ってみたときには、ちょっと薄い感じもしたが私のようにそれほどこだわりのない人間には充分にビールの代用として飲める感じであった。
ドラフトワンは24本飲んだら1ケース当たるというキャンペーンをやっている。やっぱり酒税が高いから価格を安くするのは限界があるが、プレゼントならタダだから税金がかからないということなんだろうな。その方がメーカーも消費者もハッピーである。それで応募葉書を切り抜いたのはいいが24本の缶からシールを剥がして貼るのは面倒臭いなあ…と思っていたのだが、カミさんが「シンジ(仮名)にやらせればいいじゃない」と言う。彼はこういうポイントを集めて懸賞に応募することに興味があるようなのである(だいたい子供はそうか)。テレビであのCMを見たときも「24本飲んだら1ケース当たるんやて」とか言ってたよな。
そういうことで息子にやり方を教えると、彼は嬉々としてやっている。自力で動けるようになった彼の妹が這いずってきて缶に手を伸ばすのを「レイちゃん(仮名)、ダメっ!」とか言って逃げながらシールを剥がして貼っているのである。これからは大変になるねえ。
これで、麦風、バーゲンブロー、ドラフトワンと、価格は100円前後だが個性のある3つの商品からその日の気分で飲む酒を選べるようになった。なんと贅沢なことであろうか。私はそれほど濃い酒は必要ではない。暑くて脱水気味のときに食欲を増すために飲むので、ドラフトワンくらいでちょうどいい。薄いのに飽きたら麦風やバーゲンブローを飲めばいいのである。
息子が野球にハマっているのでオールスターゲームを観る。ひょっとすると、この形でのオールスターはこれで最後かもしれないんだよな。以前はドラフトで戦力が均質化していたから意地のあるパリーグが頑張っていたのだが、ドラフトが骨抜きになりフリーエージェントが導入されてからはセリーグが勝つようになってきてたんだよな。そうなるともう面白くない。でも今年は、こういう事情だからパリーグが意地を見せてくれるんではないかという期待もあったのである。
その期待通り、パリーグが連勝。新庄がMVPである。彼はタイガース時代に自分が実力以上にチヤホヤされているのに忸怩たる思いがあったと思うのだ。だからこそ日本での人気が関係ないところで自分の実力を試すためにメジャーに行き、帰ってからはパリーグのチームに入って話題性のある発言を繰り返しているのだろう。これは偉いことである。私だったら、あんなぬるま湯の中で甘やかされればそのまま埋没してしまうだろう。
そして、このままパリーグが消え去っていくことには許せない思いがあったんだと思う。それが、ヒーローインタビューでの「これからはパ・リーグです」という言葉にも表れたんだろう。いい男だねえ。
選挙は民主が伸びているようだが、それは共産が減った分だから、けっきょく何も変わってないんだよな。
▲7月12日(月)▼