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8月21日(月) 
娘がみぃみぃ泣いているので目が覚めた。彼女のところに行くと、「いたい」「いたい」と言いながら身体中を掻きむしっている。「痒い」じゃなくて「痛い」ですか。掻いているところを擦ってやっても嫌がるし抱き上げても嫌がって泣き叫ぶ。どうすればいいのかと途方に暮れていたらカミさんが上がってきた。彼女が抱き上げると落ち着いたようである。長ズボンのパジャマを取ってくるように言われて階下に下り、時計を見ると3時過ぎだった。娘はカミさんにお任せしてまた寝る。

今日は高校硬式野球全国大会の決勝戦再試合である。早実のエースは延長15回投げて4連投ですか。私が監督だったら負けても投げさせないんだが、そういうことはしないだろうなあ。絶対的なエースを作って「おまえに任せた!」というのが監督としてはいちばんラクだけど、それは怠慢のような気がするんだがな。才能ある若者の未来を壊してしまわないことを祈る。まあ、以前は甲子園で決勝まで投げた投手はプロで大成しないという実績があったのだが、最近はアメリカから肩のケアを行うノウハウが入ってきたせいか、松坂のように決勝まで投げてもプロで活躍できる選手が出てきたのは希望なんだけど。

引き続き通勤中にもつれっぱなし井上夢人:講談社文庫)を読んでいる。今日は「狼男の証明」を読み終えた。この作品はこれまでのものとは逆に、男性が信じられないことを言い出して女性がそれを否定しようとする…という作りになっている。要旨だけを述べると突拍子もない話でも、こうやって細かくリアルに記述されれば傍観者として聞いている立場の読者でも信じてしまいそうになる。しかし、知り合い以上恋人未満な男女の関係っていいな。会話を読んでいるだけでドキドキする。

娘は保育所を休んで皮膚科の医者に行ってきたのだが、やはりとびひだそうである。しばらくは保育所にも行けない。もちろんプールは禁止。家庭内でもタオルを別にするなど、なるべく濃厚な接触は避けるようにということである。飲み薬と塗り薬をもらってきたのだが、塗り薬も綿棒で塗るようにとのことである。塗ったあとはガーゼで覆わなければならないらしい。

それで風呂上がりに塗り薬を塗っていたのだが、昨日の薬のように滲みないのはいいが綿棒で塗っているので娘はくすぐったがる。それでうまく塗れないので私が押さえていたのだが、彼女が身をよじるたびに身体のあちこちが接触する。これじゃ伝染らないように綿棒で塗ってる意味がないどころか逆効果だなあ。私だったら指で塗って後で手を洗うんだが。

そして娘は薬を塗った上からガーゼを貼り付けられている。もう10歳くらい上だったら包帯少女で萌え萌えなんだろうけどね(そんな年齢ならとびひになったりしません)。

バクテリオファージを殺菌手段に使う手法をFDAが認可する見通しですか。まあ、そういう考え方も当然アリだと思うが、生物を使うと予想外の事態が起こりそうな気もするからなあ。ジュラシックパークみたいなことにならなければいいが。



8月22日(火) 
月刊アスキー」8月号の付録に24年分1万オーバーのニュースが見られるDVDが付いているという評判なので昨日の帰りに家の近くの本屋に寄ってみたが、売っていなかった。やはり、こういうものは売れるのが速いのであろう。それで今日は帰りに京橋まで行ってダイエーに入っている本屋に行ったが、ここにも売っていない。仕方がないので京橋の紀伊国屋書店まで廻ったら…休みだったよ。

ついでに京橋駅前商店街の本屋まで足を延ばしたが、やっぱり無い。こりゃネット通販で買うしかないか。そう思いながら鶴橋駅構内のブックオフに入ろうとしたら、改札機に「調整中」の掛け札が。なんと間の悪い日だ。

駅の外まで出て別の入り口から入るが、きょうも買うべきものはない。ついでだから鶴橋駅の外にある本屋にも行ってみたが、予想通りこういう小さな店舗には残っているわけがない。困ったもんである。

前にも書いたが、私はこういう情報が詰め込まれた記憶媒体が付録に付いている書籍はついつい買い込んでしまうのである。仮想化してサーバに入れとけば場所も取らないしね。

引き続き通勤中にはもつれっぱなし井上夢人:講談社文庫)を読んでいる。今は「幽霊の証明」を読んでいるのだが、片方が幽霊だ(と思い込んでる)というのに、読んでいてそのへんの恋愛小説よりドキドキするというのは、どういうことだ。

家に戻り、「月刊アスキー」はamazonで注文することにする。図書券や図書カードが使えないから私にはメリットはないのだが、もう歩き回るのは懲りたのである。数十円の儲けだったら時間や体力の方が大事だ。そしてこれだけでは送料無料にするには金額が不足しているので、SF魂小松左京:新潮新書)も一緒に買う。これも私の行ける範囲の本屋では見つからなかったのだ(実は京橋商店街の本屋で見つかったのだが、amazonでの購入金額を増やすために買わなかった)。ああ、またこうやってamazonに囲い込まれていくのね。

ドジャースに行った斎藤が頑張ってますね。36歳でオフに自由契約となり、年俸900万円のマイナー契約でドジャースに入ったのに、今やメジャーの救援投手で最多奪三振だってんだから。しかし、マダックスの歴代10位タイとなる329勝目のウイニングボールを観客席に投げちゃってそれを言ったら「いいよ、次は頼む」ってのはいいなあ。



8月23日(水) 
今朝、家を出るとき娘に「ぼうけんじゃーのおみやげ、ちょーだいな」と言われてしまった。発注元の食堂で昼食が食べられなくなったので子供への土産用のふりかけはスーパーでまとめ買いするようになっているのだが、ボウケンジャーのふりかけが安かったので今週からそれを渡しているのである。そう言われたら今日も早く帰らなくちゃ、と思っちゃいますよね。

引き続き通勤中にはもつれっぱなし井上夢人:講談社文庫)を読んでいる。今日は「幽霊の証明」を読み終えた。いやー、これもいいなあ。こんな突拍子もないシチュエーションでの会話だけなのに、なんか、すげえラブストーリーになってる。それも肩に力の入った「愛してるっ!」とかいう暑苦しいのでなく、このさりげなさが素敵だ。こういう、何気ない会話の中に現われる相手を大事に思う気持ちを表現するのって、大変なことだと思うぞ。

今夜は地蔵盆でカミさんが子供会のスタッフになっているので早く帰ってくるように言われている。それで7時過ぎに家に着いたのだが、家族はもうすでに誰もいない。着替えてから家を出て近所にあるお地蔵さんの方に歩いてゆくと、警備の人が交通整理をしている。角を曲がると、そこには子供たちがいっぱいである。

カミさんはくじ引きをやっている。引換券を持ってきた子供にくじを引かせて当たった景品を渡すというものである。列が長くなっていたので私も手伝う。待っている子供が捌けたので、娘を乗り物の遊具に乗せてくるように言われる。これも引換券を持っていけば係の人がお金を入れてくれて動くようになっている。動作時間が長いので、かなり待たねばならない。娘の順番になったのだが、彼女の前に乗った子供が動きが大きすぎたせいか泣いたので、彼女は乗るのがイヤだと言い出す。せっかく長い時間並んだのになあ。

息子は同じ年頃の男の子たちと、蛍光を発するブレスレットを伸ばしたものをライトセーバーに見立て、チャンバラをして走り回っている。娘もその真似をして彼らの周辺を走り回る。年上の子にはぜんぜん相手にされてないが、昔はこうやって段階を踏んで子供たちのコミュニティに入っていったんだろうなあ。今はこういう機会でもないと、これだけの子供たちが集団で外遊びをするということは無くなってるんだけど。

そして最後に抽選会がある。大人も含めて全員に抽選券が配られて、当たりの番号が読み上げられるというものである。3等は洗剤、2等は米、1等は自転車だそうである。ウチは子供がアトピーで合成洗剤は使ってないので2等以上がいいのだが、200人近くいるのに2等は3本で1等は1本だからまず当たらないだろうな。

抽選券に書かれているのは3桁の番号。百番から二百数十番まで配られているようである。案の定、3等2等はウチの家族は当たらない。1等は1の桁から発表された。これは私の番号と同じである。10分の1の確率だから合致することもあるだろう。続いて10の桁。これも合致した。これで確率は二分の一になったが、ここで外れるのがお約束だよなあ…とか思ってたら、当たっちゃいましたよ。ラッキーである。大喜びの息子を景品の自転車に乗せて家に帰るのであった。

今週のトリビアに「政治家は選挙運動の際高級な傘を持っていると反感を買う ので高級なビニール傘を持っている」というのがあったが、これはつい最近、「Excite Bit コネタ」で紹介されたネタじゃないか。そういうのを送るヤツも送るヤツだが、採用する方もなあ。ちょっとググればわかるはずなんだが。

『オシム監督の口から頻繁に出た言葉は「環境ストレスマネジメント」』ですか。そうだよなあ、アウェイでの順応性も終盤に走れなくなることも日本の弱点だと思ってて誰も指摘しないのが不思議だったんだが、ちゃんと言っている。偉い。というか、それをしなかったのがおかしかったと思うんだよね。

ここしばらく、イチローはセンターを守っているようだ。先日息子に何でイチローはライトを守っているのかと訊かれて「ライトに肩のいい選手がいれば走者の3塁進塁を阻止できるからだ」という意味のことを言ったのだが、やっぱり足が速くて肩が強い選手はセンターに置いておくべきだよなあ。「野球が違って見えるか、と聞かれたイチローが頬を緩めたのが印象的」というのは、これがいい質問だったということだね。

Gmailが国内でも招待状なしで利用可能になったらしい。息子のためにアドレスを確保しておいてやるかな。「9カ月間ログインしないとアカウントが消え、メッセージも削除されてしまう」というのは注意しないといけないけど。



8月24日(木) 
今朝、出勤時の通勤電車の中で、携帯で読んでいた青空のリスタートを読み終えた。やっぱりいいなあ。この人の、文章に込めた「思い」は、ときとして鬱陶しく感じることもあるが、それでもやはりグイグイと引きつけられ読まされてしまう。最後の部分なんか、ほんとうに泣かせる。それだからこそ、このWindows95なんて影も形もない時代(ということは10年以上前か)のパソコン業界の動向を書いたコラムを集めたものが単なる歴史上の記録にとどまらず、我々の胸に迫ってくる「作品」になっているのだろう。やはり他人に読んでいただく文章はこれくらい気持ちを込めて書かねばならないのだなあ。

今朝、げんしけん 8」が出たので買ってくるようカミさんに言いつけられている。それで帰りに京橋のダイエーに入っている本屋に寄ったのだが…今日はこっちが休みだったよ。今週は本屋運が悪いなあ。それでそのまま紀伊國屋書店まで足を伸ばす。さすがに今日は休んでないだろう。

パソコン雑誌のコーナーに行ってみると、月刊アスキー」8月号が平積みになっていた。ここ以外の本屋に売ってなかったからamazonに注文して今日あたり家に到着しているのかもしれないが、まだ読んでいないのに。ちょっと悔しい。

それでコミックスのコーナーに行って「げんしけん 8」を探すが、見つからないのである。携帯を使ってamazonのサイトで確認すると、たしかに発売日は昨日になっている。新刊コーナーを探し回ってやっと平積みになっているのが見つかった。2冊分のスペースが確保されてたのに、なんで見つけられないんだろう。新刊が多すぎるのと、私は右脳が弱いので表紙では認識しづらいのかな。棚に入ってて背表紙が見えてたらすぐに見つけられそうな気がするのだ。表紙のイメージを事前に知ってればすぐに見つかったのかもしれないけど。

ついでに、やみなべの陰謀田中哲弥)と川の名前川端裕人)も買う。最近、一般の本屋ではハヤカワ文庫の新刊が見つけづらい。ライトノベルに押されてるみたいだからなあ。読者層としても、以前はSFを読んでいたような趣味の人間がライノベ(ググってみたら「ラノベ」という表記の方が多いようだが)を読んでるような気がする。大丈夫か>早川。

さっそく帰りの電車の中で「げんしけん 8」を読み始める。うーん、やっぱりいいなあ。べつに私は腐女子ではないのだが、荻ちんの心理描写に思わず感情移入してしまう。まあ、カミさんを含め彼女のお知り合いのヤオラーの方たちを見てると、自分の趣味嗜好についてこんなに悩んでる人はいないように思うんだがな。まあ皆さん筋金入りの濃ゆい人ばかりなんで、あるがままに受け入れておられますな。まあこの作品は、それによって他人を傷つけたことがトラウマになっているという設定なんだが。…これを読んでるとカミさんみたいなオタクな人と私のような薄々が結婚して良かったんだろうかという気もしてきた。

しかし若人よ、ヒニンはちゃんとするんだぜ。あのシチュエーションで避妊具をちゃんと用意してたかというと、ちょっと疑問なんだが。笹原が気を利かして用意してたら荻ちんに殴られそうな…(このあたり、ムードとか女心とかいうのは難しい)。

うーん、老眼が進んでいるので細かい手書きの文字が読めない。自分の保有している空間が限られているから本とかはなるべき小さい版にしていかねばならないと思っているのにそれができなくなるのか。これは恐怖だな。しかし、82ページで「一年はみんな新キャラ」とか話してたたのは舞-乙HiMEのことじゃないだろうな。薄々で知ってるアニメが少ないから、ついつい自分の知ってる作品に当てはめてしまうんだが。

家に戻ると、家族はみんな帰っていた。今日は地蔵盆の2日目だったのだが、カミさんの仕事はなかったので私が早く帰る必要はなかったのだ。今日の抽選では子供たち二人とも洗剤が当たったそうである。べつに洗剤は要らないんだがなあ。こういうところで運を使わなくても…

アイ・オーからRAID 5に対応したNASが出ないかと思っていたのだが、やっと出たか。でもまだ高価いなあ(カミさんのパソコンよりも高価い)。そういうこと言ってるから赤字になっちゃうんだけどね。

これだったらRAID 5に対応してるから、ディスクが壊れるのを恐れて何重にもバックアップしなくていいんだよな。ドライブが1つ壊れても他のドライブに記録されている情報から復旧できる。壊れたドライブの入れ替えも楽なようだ。ファンもついてるから熱にも強いだろうし。「ジャーナリングファイルシステム」という記述もあったが、詳細な説明はなかった。しかしさらに調べてみるとこの記事では発表会で言及されていたようだから組み込まれているのだろうな。

今はディスクが壊れるのが怖いので同じデータがあちこちにコピーされているから何がどこに入ってるやらわけがわからなくなりがちなのである。データを入れるときにもそれを意識してやらないといけないし。これを買えば運用がかなり楽になる。まあそれでも、落雷とかがあると全滅なのでリムーバブルなメディアに定期的にバックアップすることは必要なんだろうけど。USBポートが付いてるのでそれもラクそうだ。いまファイルサーバに繋いでいるディスクが一部要らなくなるだろうからそれが使えるだろうし。



8月25日(金) 
朝刊に冥王星が惑星から降格したというニュースが。やっぱり理論的に考えるとそうなりますよね。カロンまで惑星になるなんて、どう考えてもおかしい。学問がアメリカのゴリ押しに負けなかったということに対して、喝采を送るものであります。いやあ、痛快だなあ。

「dwarf planet」はおおむね「矮惑星」と訳されているようだが、読売は「矮小惑星」と訳している。このあたりの訳語が統一されてないのも「最先端」という感じですな。しかし、IT系のニュースサイトがこのニュースを伝えているのを見ても、PCと天文とでは興味のある人が重なるんだろうなあ。それはわかるような気がする。

引き続き通勤中にもつれっぱなし井上夢人:講談社文庫)を読んでいる。今日は最後の「嘘の証明」を読み終えた。うー、巧いなあ。最後までどういう話だか想像がつかなかったんだが、読み終わって「やられたー」てな感じですな。たしかにこういうシチュエーションは有り得るし、その会話を聞いてるとこういう感じになるんだろう。大掛かりな道具立てもなければ架空の超技術もない。まったくふつーに意表を突かれる。

そして、この話を最後にもってくるのがまた憎い。これまでの作品が不思議なことを主張する話だったからこれもそうかと思ってるところに、こういうまったく毛色の違う結末の作品をもってくるとはねえ。作品それぞれが趣向を凝らしているのに加えて、その並べ方も趣向だったとは。こりゃ一本取られましたなあ。

Jリーグのクラブ強化担当者会議にオシム監督が乗り込み12分独演会をしただけで万雷の拍手で送り出されたらしい。さすがですな。「就任あいさつで各クラブを“洗脳”。クラブ側も心酔し、両者が日本サッカー発展のためにがっちりと手を組むことになった」ということだが、この関係が長く続いてくれればいいんだけどねえ。

そして、「ちょっと活躍するだけで選手はマスコミからチヤホヤされ、懐にもカネが入る。それですぐに“自分はもう一流”と勘違いして努力を怠る。これがオシムにとってガマンならない」ですか。このへんも「うんうん」とうなずいちゃうなあ。まったくもって、きちんと言うべきことを言ってくれる人である。



8月26日(土) 
息子はお義母さんと関空のイベントに行っている。娘は昨日から保育所に行っていたのだが、今日は休んで家の前に出したビニールプールで水遊びをしたりしていた。カミさんの従姉のお子さんも息子と一緒に行っていて、カミさんの昼寝中に我が家にやってくる。しばらくは2人で遊んでいたのだが、意見が合わずに息子の又従兄弟はカミさんの実家に行ってしまった。カミさんの従姉が彼を迎えに来たということで、起きてきたカミさんも子供たちを連れて実家に行く。それで遅くなってしまったので、家族全員で回転寿司を食いに行ったのであった。

月刊アスキー」8月号付録のDVDを仮想化しようとしていたら、またPCの電源が切れてたですよ。冷房入れてるのに。困ったもんだなあ。CPUの使用率に制限をかけられないもんなんだろうか。仕方がないので本体の下に本を入れて熱くなっているところとテーブルとの間を開けて、それでも触っていられないくらい熱を持っているので、濡れた布を当てて冷やす。熱くならないよう定期的に入れ替えなきゃいけない。コンピュータを使ってるのに、何でこういうアナログなことをしなくちゃいけないんだ。

DVDの中身を見てみたが古い記事はスキャンした解像度の低い画像だし、新しいものもPDFになっていて内部にテキストデータは持っているようだが、テキストのコピーとかファイルの検索はできないようになっているようだ。ファイルを開けば検索はできるみたいなんだけど、ファイルの中身を検索することはできないみたい。せめてファイルの検索ができればなあ。

…とかいうことを書いていたら、またATOKが壊れたみたいである。突然文字の変換ができなくなり、そのうちにエディタを道連れにして落ちる。仮想化の処理を走らせて放置していただけだから辞書への書き込みはしてなかったはずなんだけどなあ。やっぱりオンメモリ辞書にしているせいなのかなあ。逆にハードディスクへのアクセスは無くなるんじゃないかと思うんだけど。困ったもんである。過去の日記を参考にして復旧する。

「中国人観光客が旅行先で不作法な振る舞いをするのは、旅行代理店やツアーガイドに責任があると中国政府観光局が発表した」って、そりゃ違うんじゃないかと思うんだが、業者に管理させなきゃどうしようもないんだろうな。私の感覚でも中国人というのはあんまりお近づきになりたくなさそうな雰囲気を感じることが多いんだが、「中国人からも苦情が多数寄せられており」ということだから全部ではないということなんでしょうな。

カミさんがチャットするというので、今夜は私が子供たちを寝かせる。カミさんが寝室に上がってきたときに時間を訊いたら5時だそうである。明日も大変だなあ。



8月27日(日) 
9時過ぎに起きると息子はすでに起きてゲームをしていた。カミさんと娘は昼前まで寝ている。息子はソフトボールの練習に出かけていく。

1日に一度、ファイルサーバの主要なデータを最初に買ったNASにバックアップしているのだが、月刊アスキー」8月号付録のDVDを仮想化したのでNASの容量が不足してバックアップがエラーになって停止していた。圧縮しても3ギガ以上あるのに容量は120ギガで残りが2ギガちょっとしかなかったからな。さて、どうするか。重要度が低くて容量の大きいデータの入っているフォルダをバックアップ対象から外して消すしかないよなあ。

それでNASに入っているデータをチェックしていたら、97年に「月刊アスキー20周年HISTORY Disk」というのを買って保存してましたよ。「1977-90」というフォルダに「アスキーエクスプレスで綴るパソコン史」というのが入っている。こりゃ、今回のDVDに入っていたデータも、古いものはこの使い回しだな。10年前にも同じようなものを買っていたとは。進歩のないことである。

今夜も私が子供たちを寝かせる。例によって娘は「おしっこ」とか「かいて(掻いてください)」とかで何度も起こされる。眠りかけているところで起こされるというのは、まったくもって「眠らせない拷問」である。とくに私は血圧が低いのでスリープ状態からの起動が負担なのである。痒いところを擦ってやるだけなら半分眠りながらでもやれるのだが、今夜は2回もオシッコに起こされた。

今夜は寝室に入ってから飲むお茶の量が多かったからなあ。夕食時にレタスに味噌を塗って食うのを気に入って、そればかり食っていたせいだろう。前にも書いたように結婚すると互いの生活習慣の違いに直面することになるものだが、これもその一つだな。私の実家では子供には寝る前は水分を摂らせなかったのだが、カミさんは脱水症状が怖いといってペットボトルにお茶を入れて寝室に持ち込み、ぐびぐび飲んでいるのである。スリープ状態から急に起き上がると、心臓に負担がかかる。



8月28日(月) 
家を出て駅に向かって歩いていると、追い越していった自転車に乗っていた娘の満面の笑顔と目が合った。保育所とは方向が別だったのだが、娘の希望で私を追いかけてきたらしい。分かれ道のところで自転車が止まって、娘が手を振っている。こういうのを幸せだというんだろうなあ。

ついにMerom搭載ノートが発表され始めた。Intelの発表はまだなんだけどね。「メモリ1GB、80GB HDD、GPUにGeForce Go 7900 GTX(512MB)、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応17型ワイド液晶などを搭載し、価格は199,800円」ですか。たぶん次に買うのはこのクラスだな。HDDは多少容量が減っても速いものにするだろうけど。しかし問題は、たぶんWindows2000が動かないだろうこと。さすがにこれだけ最新の構成になると、ドライバが存在しないだろう。WindowsXPは嫌いだからなあ(仕事では使ってるけど)。Linuxに乗り換えるかなあ。いっそのことMacintoshに、という選択肢もあるのか…

家に戻ると娘はカラーボックスに人形の服を掛けている。洗濯物を干しているつもりらしい。母親がやることをよく見ているもんだねえ。息子はあんまりそういうことはしなかったと思うんだが、このあたりは男女の差なのか個人差なのか。そしてしばらくすると、掛けてあった人形の服をカゴに戻している。いっぱしの主婦のようですな。

今夜は私が夕食を食べている間にカミさんが子供たちを寝かせてくれたのだが、彼女が「レイちゃん(仮名)、上(寝室)行こ」と言うと「しゅくらい、おわってから!」と言うのである。これは兄の真似だな。

カミさんは下りてきたが、子供たちはまだ起きているようである。階上からドタドタ音が聞こえる。しばらくして、上から「レイちゃん(仮名)、『オシッコ出そう』言うてる〜!」と息子の声が聞こえてきた。上がっていってトイレでオシッコをさせると娘は「いっしょにねよー」と言う。キミのような若い娘にそうやって誘われると非常に抗しがたいのだけどね。「まだ歯ぁ磨いてないねん」と応えると、「はぁ、みはいてー(歯を磨いて来てくださいね)」と言うのであった。

「斎藤の右肩に異変!?疲労回復せず」ということだが、心配だなあ。高校生は「投げろ」と言われたら投げちゃうから、指導者がちゃんと管理しないといけないんだが。

がああ、ケーブルウエストがジュピターテレコムに買収されるですか。だったらウチでも将来的にはハードディスク内蔵型のSTBが使えるようになりそうだな。ただ問題は、たぶんハードディスク内蔵型はデジタル放送対応なんだろうということ。何かと厭らしい問題が出てきそうだからなあ。調べてみると、やっぱり「ほかのHDレコーダーにコピー、ムーブすることはガード信号によってできないようになっている」そうだ。困ったもんである。

「オーマイニュース(日本版)」が創刊したそうだが、“市民みんなが記者”ってのは、どんなもんなんだろうね。ライブドアのPJニュースGoogle ニュースから跳んで気づかずにふつうのニュースだと思って読んじゃったりするとスゲえ違和感があるからなあ。文体がいかにも訓練されてない感じだし、内容的にも「そんな内容ならBlogに書けよ」みたいな。あと、「オーマイニュース」っちゅうネーミングのセンスがイヤだね。なんかスパゲティみたいだし。



8月29日(火) 
起きてパソコンを休止状態から復帰させると、インターネットにつながらない。ルータを再起動しても電源を入れ直しても同じ。ファイルサーバpingが通るから、家庭内のネットワークは正常だ。どうも、ケーブルモデムのインジケータを見ていると、これがうまく外と通信できてないような感じだ。電源を入れ直しても同じ。前はこれで復旧したんだがなあ。

ブラウザDNSサーバが見つからないと言っているが、まさかDNSサーバに対して大規模攻撃が起こってインターネットが壊滅したわけではなかろう。そんなことが起こったらニュースでやっているだろうと思ってテレビをつけてみたが、そういうことは言っていない。

Linuxザウルスでインターネットに接続してみると、ちゃんと繋がった。やっぱりインターネットへの経路は複数確保しておくべきだな。プロバイダのホームページを表示してみると、とくにサーバメンテナンスなどのアナウンスは載っていない。やはりこれは我が家だけの問題のようだ。午になっても復旧しなかったらプロバイダに電話するようカミさんにお願いして家を出る。今朝はサイトの更新ができなかったぜ。

今日は朝から京都の客先に移動して打ち合わせ。いつもより早い電車に乗らねばならない。しかし近鉄で同じ電車に乗っていたねーちゃん、腕に日傘を掛けてその先が目の前に大きく突き出しているのに何も気にする素振りもない。途中から乗ってきた老婦人の背中に当っても知らんぷりである。おいねーちゃん、自分の傘の先が他人に当ってるのに何も感じないのか。

そういうことを考えて傘の先を避けながら携帯でパソコン創世記富田倫生)を読んでいる。いやー、いいなあ。パソコン黎明期の熱気というか勢いがまるで目の前にあるように伝わってくる。私もその時代に生きていたんだが、この波に乗るのは私の性格では無理だったな。

当時他人に「あなたはパソコンをやってないのか」と訊かれて(たぶんやりそうな人種に見えたんだろう)、「家に帰ってまでコンピュータを触りたくない」と応えていたのを覚えている。当時の私にとってコンピュータを使うことは「仕事」だったのである。

でもなあ、当時の「マイコン」の能力と価格を考えると、とてもあの程度のものに数十万円を出す気にならなかったのも事実だ。ディスプレイに6桁の金額を出す気にならなくてテレビに繋げられるものを探したりしたが、なかなかなかったからな。紙で管理していたビデオテープのリストを電子データにできていれば、今でもそれを継承してパソコン上で検索することができたんだが。まあ、いま言っても仕方のないことだが。

しかし前に読んだときもそうだったが、第一部の二章は読むのが辛い。この流れは社会の体制から落ちこぼれた人間が主流から外れたところから起こしたムーブメントだったということが言いたいのかもしれないが、こういう社会不適応な人間の個人的なことをうだうだと描かれてもなあ。

梅田から阪急の特急で京都に向かう。座れたのでSF魂小松左京:新潮新書)を読み始める。今日は長時間移動するから用意してきていたのだ。以下、これを読んで思ったこと。 しかし、こういうのを読んでると幸せ。執筆の意図を本人が語るのを読めるというのは本当に嬉しい。実際に作品を読みながらだと、もっとためになるんだろうけど。

帰りの電車の中で未来のゆくえやまむらはじめ)を読んだが、なかなかすごい作品集だ。絵がシャープな人だと思っていたのだが、話の切り取り方も鋭い。それで家に戻ってカミさんに渡したらパラパラと見て、「けっ、エロはないのか」と言われて返されてしまったのであった。ふにゃふにゃ。

京都から帰ったので遅くなってしまった。カミさんは私の顔を見ると「ショッキングなことが…」と言う。訊くと、また東芝製HDD&DVDレコーダーのハードディスクに記録した内容が全滅したらしい。今回はカミさんの未来少年コナン全話が逝ってしまったので、彼女が怒り狂っている。私も父が入院していた間に観れなかった番組を、だんだん消化していこうと思っていたのになあ。

使い始めて4ヶ月経ってないのに、2度もデータを消滅させてしまうとは。こういう阿呆な製品では安心して使えませんな。別メーカーのものに買い換えるしかないですか。もう今後、我が家ではよっぽどのことがない限り東芝の製品を買うことはないだろう。安くて高機能な製品を出すのもいいけど、品質をおろそかにして顧客の信頼を裏切ってどうするんだ。操作性が悪いとか表示がおかしいくらいだったら我慢できないこともないが、データが消失するんじゃ最低の評価にしかならないですよ。

以前の機種からこの障害は発生しているようだが、それを放ったらかしだというのはどういうことだ。我々なんか「何があってもお客様のデータを失うことは避けねばならない」と叩き込まれているんだが、東芝にはそういう文化はないらしい。「データが壊れたって補償しないと取説に書いとけばいいや」という考え方なのかねえ。こういう、絶対に不具合があってはならない部分に穴が開いてて、それがわかっているのに対策をしていないというのは企業の体質である。本来なら新製品の開発を止めてでも対策しなければならないレベルの不具合だ。こんなメーカーの製品は、絶対に買うべきではない

朝にインターネットできなかった件だが、ケーブルモデムが壊れていて交換になったそうである。松下製だったのだがもう作ってないということで別メーカーの製品に置き換えられている。かなりコンパクトだ(というか、松下の製品がデカすぎ)。

そろそろIT系のサイトにMeromのベンチマーク記事が出始めたが、どうも期待したほどではないようである。「バッテリー駆動時間は若干短くなるが、性能面では1割以上のゲイン」ですか。1割くらいの性能向上だったら、安くて消費電力の少ない方がいいよなあ。

ジーコ時代の日本代表選手が『「無駄な走りが多い」とオシムサッカーを批判した』ってそんなこと言って走らないから最後まで走れる体力がつかないんじゃないの。無駄だと言って走らないより、無駄でも最後まで走りきった方が絶対にいいと思うんだがなあ。私は勝敗はともかく、身体の大きな相手に走り負けする醜態だけは見たくないのである。それだけでもオシム監督になってよかったと思っている。

カミさんのPCを買うときに「DELLにはAMDのモデルはないし」と書いたが、DellにAMDベースのノートPCも販売する計画があるですか。やっぱりタイミングが合わなかったのね。



8月30日(水) 
引き続き通勤中にSF魂小松左京:新潮新書)を読んでいる。しかし小松先生、小説以外の本もけっこう出してるのね。小説ではそろそろ読んでないものを探すのが難しくなってきたから、こういうのも集めて読まないといけないな。これからは、古本屋ではこういうのを探すのをメインにするか。

家に戻ると息子が阪神の試合を観ていた。藤川が9回2アウト2ストライクからホームランを打たれる。その前に高めの球をタイミングが合ってる感じでファウルされたのを見て、どうも球の伸びがなくなってきてるような感じはしてたんだ。8回から投げてて、しかも打席に立ってバントまでしてたからなあ。

これは打たれた藤川のせいではなく、岡田監督の采配ミスでしょう。ウイリアムスが残ってたんだから、どちらかの回は彼に任せるべきだったと思う。藤川の球があれだけ研ぎ澄まされたのも、1回限定で投げてきたからだと思うのだ。今や藤川の速球は日本プロ球界全体の宝ですよ。私だって阪神は嫌いだけど藤川の球は凄いと思いますもの。それを潰すことは許されないですよ。

東芝製HDD&DVDレコーダーに録画していたデータが吹っ飛んだ件だが、とりあえず復旧できないならHDD&DVDレコーダーのディスクを初期化しなければならない。ハードディスクの初期化のしかたって、どうやるんだったっけ。「設定メニュー」から「管理設定」→「HDD/ディスク管理」で出てくるんだった。しかし「ディスクが保護されているため削除できません」と言われてしまうのである。マニュアルを調べてみてもWebで検索しても保護を解除する方法がわからない。ずいぶん悩んだが、初期化するときに「HDD初期化(番組表/ライブラリ保持)」ではなく「HDD初期化(全削除)」を選ぶとエラーにならなかった。いったい何なんだ。

今日のトリビアも『キューティーハニーの歌の韓国語版は「イヤよイヤよイヤよ見つめちゃイヤ」の部分が「田代 田代 田代 ちゃんと亡命しろ」と言っているっぽく聴こえる』はYouTubeにそういう動画が7月に投稿されてるし、これもネットで見つけたネタを送っただけっぽい。これもググればすぐわかるのに…って、これは釣り

おおっ、「OQO」を国内販売ですか。欲しいかも。でも、高価いなあ。まあ、Linuxザウルスを買ったところだから、いいか。何といっても、OSがWindowsXPじゃ重すぎるでしょう。CPUにCrusoe(古いタイプだが)を使ってるノートを持ってるが、WindowsXPだとやっぱり遅いもんなあ。

というか、仕事で使わされてる(更新してまだ1年経ってない)ノートでも動作がよく引っかかってイライラするんですけど。なんでプルダウンメニューを展開するだけで何秒も待たされなきゃいけないの。エクスプローラの「表示」メニューから「エクスプローラーバー」の先を展開するだけで10秒近くかかるんですよ。そんなもん、表示する内容は固定だから一瞬で出せそうなものなのに。こういう細々したところでいちいち遅いので、使っていて非常にストレスが溜まる。待ってる間にCPUもメモリもほとんど使ってないので、マシンの性能を上げたってこういうのは改善されないだろう。Vistaだとさらに遅くなるんだろうなあ。Windows95とか乗せられないもんなんだろうか。

ええっ、「カセットからのMP3ダビングも可能なSDスロット/USB搭載のCDラジカセ」ですか。そりゃ欲しいかも…と思ったら「対応はノーマルテープのみ。広く普及していたノイズリダクションシステムは搭載されていない」ですか。うーん。この製品が売れて要望が多ければ再生イコライザが70μsに対応した製品も出てくるんじゃないだろうか。それを期待して「待ち」かな。

「新生児の幹細胞を保存する親」というニュースが。まあ、合理的といえば合理的ですわな。将来、病気や怪我をしたときに使えるかもしれない。親本人のためにも。



8月31日(木) 
チャンピオンで所十三が恐竜マンガを描いている。息子もDINOの続きを楽しみにしてたんだが、モーニングでは描けなくなったんだろうか。しかし、あんまり良くないなあ。この雑誌は他のマンガもずいぶんレベルが低いように感じる。将棋を描いたマンガもあったが「打つ」とか言ってるもんなあ。ちったあ調べろよ。やっぱり編集の差なのか。

今日も帰りに鶴橋のブックオフに寄る。林明子さん絵本を見つけてしまった。カミさんがこの人のファンなのである。娘への土産に買って帰ることにする。バランスを取るため息子への土産の本も買い、今日は福引きをやっているので他に買うべきものはないか探していてLΦIVEOFF COURSE)があるのを見つけてしまった。そういえば、これは知ってる曲ばかりだったからアナログのときもCDになってからも買ってなかったんだ。FMでやってたのをテープに録音して聴いてたからな。これを機会に買うことにする。原価が3800円なのに3000円近くするが、たぶんこれはそれほど中古市場に出てこないだろう。最近のアルバムは1枚でもこれくらいするしね。(…とか思って買ったのだが、amazonで新品がそれより安く売ってるじゃないか。なんてこったい)

それでガラガラを回す。6回も抽選すれば1回くらいは大きいのが当るだろうと思っていたのだが、いくら回しても出てくるのは白い玉ばかり。途中でもう苦笑いしながら回し続けていたのだった。けっきょく全部白玉で300円分の金券。1割引になったということですな。

引き続き通勤中に座れればSF魂小松左京:新潮新書)を読んでいる。小松先生はNHKと同時期に中国でテレビの取材をしてて、かなり汚い妨害行為を受けたそうだ。そんなセコいことせずに、番組の内容で勝負すればいいのにねえ。自信がないから妨害してたのか。

「Google、古典作品をPDFでダウンロード公開」というニュースが。もうとにかくGoogleという会社は世界中にある情報をデジタル化して飲み込み尽くそうとしているように見えるから、その流れの一環なんでしょうな。先日のGmailにしても、「Google デスクトップ」でパソコン上の情報をGoogleのサーバに上げて別のクライアントから検索可能にするとかいうことも、とにかく社内にある記憶装置に集められる限りの情報を集めようとしているように見える。ソフトウェアが進化すれば、それが何かを産むものだと信じて。



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