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9月11日(火) 
昨夜は涼しかったので、久しぶりに家族と同じ寝室で眠ることができた。まあ、息子は今朝が挨拶当番だったから祖母の家に泊まっていたのだが。しかし眠い。今週はずっと眠い。仕事にならないくらい眠い。やはり、夕食前にアルコールを飲んでるから抗鬱剤の副作用が強くなってるんだろうか。

以前、音楽をユーザ間で紹介できるような仕組みを作らなきゃダメだという意味のことを書いたことがあるが、そういう仕組みができはじめているようですね。紹介する方にもされる方にも、そして音楽のクリエイターにもメリットのある仕組みができなきゃいけないと思う。今みたいに、音楽に関するお金の流れに寄生している連中が潤うような仕組みじゃなく。

ノートの最高級機が売り切れてたということでいつ新機種が出るだろうかと思っていたのだが、今日エプソンのサイトに行ってみると新しい最高級ノートが出ててWindowsXPが選択可能だった。たぶん、今年いっぱいはXPが選べるだろうから、買うのは年末になるかな。よほどお得なキャンペーンでもない限り。…とか考えていたらニュースにも出ていた

仕様を見ていると…げげっ、ターボ・メモリはWindowsXPでは有効にならないのか。1GB積んでるのに。だったらVista上の仮想環境で2000を使うしか…(こらこら)。とか思ってたら、ターボ・メモリはオプションでXPでは選択不可だった。そりゃよかった。でも、何でOSに依存するようにしちゃったんだろう。OSに関係なく使える技術だと思うんだがな。

あいたたたた、こんなことやっちゃいましたか。「相撲協会が杉山氏の取材証を没収…番組で協会批判したと判断」って…。言った言わないで対立してるようだが、問題はそんなことじゃないでしょう。問われるべきは協会を批判したかどうかではなくて、自分に都合の悪いことを言う奴には取材させないという体質ですよ。こういうことやっちゃ、もうダメだな。日本人がやりたがらないから外国人を連れてきてやらせなきゃいけないようなものは、まもなく滅ぶでしょう。もう伝統芸能として「型」だけ残すような形にせざるを得ないんじゃないか。

こういう一般常識では信じられないことをしてしまうのも「強いものが偉い」という価値観でトップを張ってた者が引退しても理事長を務めてるせいだからけっきょく、朝青龍がやりたい放題して増長してたのと根は同じだな。そういう意味では将棋界も同じだ。



9月12日(水) 
今朝はサッカーのスイス戦があったのだが、それを忘れて朝食後にパソコンでニュースサイトを見ていたら結果が見えてしまった。やっちまった。詳細な結果を知る前にHDD&DVDレコーダーで予約録画していたのを観ることにする。

前半戦は相手に圧倒的にボールを支配されている。そして続けて点を入れられて2対0。こんなんで勝ったのかよ。何かの間違いじゃないか…と思っているうちに前半戦が終了してしまった。家を出るべき時刻になったので早送りしてゴールシーンのみ見る。げげ、後半だけで4点も取ったですか。3点はセットプレーだったけど、最後の得点は流れの中から取ったものだ。しかも山岸→中村憲→矢野と国内組で繋いだゴールだというのにも価値があると思うんだな。

直後のインタビューを見ると、オシム監督にも勝つのは想定外だったみたいだな。内容がよければ負けてもいいと思ってたというのは本音だろう。それに、相手は選手を大幅に入れ替えてたということだから、そのままだったら負けていたと思うな。でも、オシムの教え子が「レッスンが進むにつれて、自分たちでも信じられないくらい強くなっていく」と語ってるのは心強いな。

今日はまた早めに仕事を終えて家に荷物を置き、自転車に乗って耳鼻科に行く。今回も待合室には患者らしくない子供が2人いただけで、私が呼ばれて診察室に入るまで医者は休んでいたようだった。待たずに受診できるのはいいが、こんな客の入りで大丈夫かいなと思ってしまうくらいである。今回も「鼻の奥から汚いのが下りてきてノドに垂れてます。きちっと治しとかんと…」と言われる。まあ、治療中で薬を服用しているにもかかわらず今日は鼻の調子が悪かったからな。

円谷プロが映画製作費負担の増加、長年の同族経営による経営基盤の弱体化により身売りですか。ウルトラQの時代からあの世界に親しんできた人間としては哀しい者があるな。でもやっぱり同族経営は駄目なのよね。ファンとしては逆に、最近の番組の内容が子供だましに偏してきたことの方を悲しむべきなのかもしれない。



9月13日(木) 
抗不安剤の副作用で太りだして数ヶ月、服を脱ぐと腹の肉の醜さが気になるようになってきた。だからといって運動しようという気は鬱のせいで起きないので、ここ数日は通勤時に歩いているときはお腹を引っ込め続けることにしている。続けていると背中の肉までキツくなってくるので多少は効いているのだろう。何とか進行は止めたいものだ。食う量を制限するのがいちばんいいんだろうけど。それより運動か。早く意欲が出るような精神状態になってほしいもんだな。

先日、ファミマでポテトサラダが買えなくなったと書いたが、それ以外にも買えなくなっているものが多く、大きな地殻変動が起きているようだ。どうも、1パックだけ買えば食べられるサラダを減らしてドレッシングが別売りのものを主力にしようとしているように見える。こっちの方が客単価が上がるからなんだろうな。最近はデータを分析してレイアウトや陳列を替えることにより客単価を上げるようなオペレーションが流行のようだが、客を自由に操れると勘違いしてるんじゃないか。こういう動きに対して消費者ができることは限られている。まあ私も他の店で買うようにしてはいるのだが、遠いからなあ。



9月14日(金) 
今日は朝から京都に移動して打ち合わせ。今日も眠い。往きの電車の中ではずっと眠っていた。帰りは阪急のホームに下りると人身事故でダイヤが乱れているとかアナウンスしている。乗った特急も駅でもないところで停まる停まる。まあ、私はほとんど寝てたから関係ないんだが。

家に戻ると息子に、また怖くて一人で風呂に入れないので一緒に入ろうと言われる。一緒に入るのはいいが、今は湯船にお湯をためてないのでシャワーしか使えず、彼が身体を洗い終えるまで私は何もできず横でボーッとしていることになる。時間の無駄だな。まあ、こういう形であれ、子供と触れあう時間を作るのはいいことんだんだろうか。



9月15日(土) 
今日はカミさんが仕事なので私が娘を保育所に連れて行く。頭髪の薄い男の子が寄ってきて私の腕にぶら下がってくる。この子も寂しいのかな。ウチの娘は他の子の家族にどういう応対をしてるんだろう。

息子は将棋教室なので、彼が出て行けば久しぶりに私一人の時間。しかし今日も眠く、寝かけているところにカミさんが娘を連れて帰ってきた。

酒を飲めるようになったので次に箱買いする製品を選ぶため1本ずつ買って味見しなくては…とか言っているとカミさんが誕生日プレゼントとしてその費用を出してくれるという。それで近所の酒屋に行き、ビール類が陳列されている棚の端から端まで買ってくる(一部メーカーは除く)。お大尽の気分である。こんな贅沢をして罰が当たらないだろうか。

しかしキリンは種類が多いなあ。買った半分以上がキリン製品のような気がする。生産ラインの切り替えも営業戦略も大変だろうに。

今夜はカミさんが寿司を買ってきてくれた。それで金麦ニッポンプレミアムを飲む。カミさんは金麦のまろやかさがいいと言うが、私はニッポンプレミアムの味の濃さも捨て難い。金麦はまろやかだけあって、主張が無さすぎるような気がする。しかし、ニッポンプレミアムも長く呑んでると、この苦みがキツくなってくる。値段を考えると金麦の勝ちか。



9月16日(日) 
今日は早めに起きたのだが、朝食を食べてHDD&DVDレコーダーに録画した番組を寝っ転がって見てたら眠くなってきた。気がつくと眠ってしまっていたので寝室に逆戻りしてまた寝る。娘が起こしに来たが起きられない。昨日調子に乗ってビール(系飲料)を2缶も飲んだせいだろうか。やっと起き上がると15時である。下りてゆくと妻子はいなかった。買い物に行っているらしい。

今夜は控えめにビールは1缶だけ。サッポロ生である。良くも悪くも、古き良き典型的な「ビール」という感じ。今となってはこの味でこの値段ではキツい。よっぽどこの味に慣れきっている人でないと買わないんじゃないか。そういう世代は今後、減っていくばかりだろうからなあ。

今夜は息子と風呂に入る。彼によると、同級生にもう陰毛が生えている子がいるそうである。5年生でですか。最近の子は成長が早いねえ。この年頃は女の子の方が成長が早いだろうから、きっと…



9月17日(祝) 
3連休の3日目。今日も起きるのは早かったが昼前になって眠くなり、14時頃まで寝る。HDD&DVDレコーダーに録画した番組を整理してしまうと…うーん、やることがない。そりゃ前のHDD&DVDレコーダーに録画している番組の整理とか自分の部屋に置いてある本の整理とかAV機器の接続とか、やらなければならないけど保留してることはいくらでもあるんだけど。身体も鍛えた方がいいと思うんだが、気力が湧かない。

息子が将棋を挑んでくるが、これも何局か指すとキツくなってくる。以前は何局指しても平気だったし、息子が望んで彼と対局するなんて数年前に考えら夢みたいな状況だと思うんだが、それが苦しいのである。困ったもんである。

娘がものごっついオタク夫から誕生日プレゼントにプリキュアの腕時計をもらったのだが動かないので時計屋さんに行こうと言われている。それで、夕方になって商店街の時計屋に行くことにする。歩いて出かけたのだが、猫がついてきた。「みゃおおおぉう」「みゃおおおぉう」と不安げに鳴きながらついてくるのである。置き去りにされると思ってるのかねえ。

時計屋に入ると、そこには老人が一人。典型的な商店街の店舗である。時計の裏蓋を外して電池をテスターでチェックしたが、動作するだけの電圧はあるそうである。どうも、絶縁の透明なプラスチック片が入っていたそうだが「これは素人さんには…」と言われてしまった。どうやって起動するようになっていたんだろう。何かを引っ張れば絶縁が外れるようになっていたんじゃないかと思うんだが、それが破損していたのかな。

時計は動くようになったが、電池が古いタイプだそうで、消耗しても替わりがないそうである。やっぱりほとんど使い捨てみたいな感覚で作られてるのかな。電池交換は1000円だそうだが交換は行わなかったので200円だけ払って店を出る。

猫はまた迷子になってないかと思っていたのだが、帰る途中で物陰から出てきた。はぐれそうになっても娘が名前を呼ぶと走ってくる。しかし帰り道の途中で散歩中の犬と出くわしてしまった。この道を歩けと言うのは酷な話なので、抱き上げてすれ違う。

今日の夕食前に飲んだのはザ・プレミアム・モルツ。上品な味だが正直なところ、私の舌では他のビールとどこが違うのかよくわからなかった。特別なビールとして買うだけの「差」を見つけられない。これもこの値段ではキツいな。

今夜は私が子供たちを寝かせる。娘は多少痒みは訴えたが、昼寝をしてなかったので痒いところを擦っているとすぐに眠ってくれた。しかし、とろけるように柔らかい幼女の肌を擦っていると、そういう趣味の人には幸せなことなのかなあ…とか思いながら眠りに落ちるのであった。



9月18日(火) 
最近、Linuxザウルスで(10年前の)NIFTYのログを読んだりゲームをしたりすることを覚えて、通勤中に本を読めなくなった。本を読むことから逃げて楽な方に流れていると言えばそうなんだろうか。読書というのは楽しいことのはずなんだけどねえ。それでも今日はムーンライト・ラブコール梶尾真治)の「ローラ・スコイネルの怪物―B級怪物映画ファンたちへ」を読み終えた。いやー、ええ話や。まさしく古き良きSFというべきか、こういう作品を読みたいんだと毎回のように書いているんだが、なかなか最近はこういうのが少ないのよね。

バナナホールが無くなるんですか。新人で気に入ったアーチストができると売れないうちはよくここでライヴをしていたので、聴きに行ったこともあっただけに寂しいですねえ。

思い出すのは小比類巻かほるさんの、このライブハウスでの2回目のライヴに行ったとき。アンコールの前にMCで「次は、もう少し大きなところで…」と言ったら客席から「大阪城ホール!」という声が飛んで、「…そう、なったらいいね」と応えていたのに、次に来たときには本当に大阪城ホールで演ってるの。こういうところはこの業界の流れの速さというか、夢があるというものを感じましたね。

そういえば、そのライヴのとき鈴木雅之が入り口から入るのを目撃して周囲で「鈴木雅之や」とささやき合ってるのを聞いて「へえ、あれが鈴木雅之か。さすがに輝いてるな(テカテカと)」と思ったものだった。その直後にデュエット曲がリリースされたのを知って、その準備のためだったんだなと思ったことだった。ひょっとすると、演るかどうかを決めるのに評価するためだったかもしれないけど。

うーん、ノート向けのPenrynは来年になりそうなのか。次のCPUでOSがXPのマシンが最善かと考えてたんだが、Windows XPは今年中しか買えないようだから無理か…と思ってたら来年1月までですか。微妙だなあ。エプソンのキャンペーン期間が今月中というのにも心を動かされるものがあるし。でもやっぱり、金の問題じゃないからギリギリまで待った方がいいんだろうなあ。それまでアメリカの経済が保ってくれればいいんだが。

今夜はカミさんが子供たちを寝室に上げてくれたのだが、絵本を読むとすぐに下りてきたようである。私が食事をしながらテレビを見ていると、泣き声が聞こえたと言ってまた上がってゆく。上がったままなので私がパソコンをいじっていると、かなり時間がたってから下りてきた。まだ娘がグズグズ泣いているとか言っている。あわてて薬を飲んで歯を磨き、交代で寝室に上がる。

寝室に入ると、娘が独りで起きていた。泣き疲れているだろうから抱き上げてあやせばすぐに眠るのではないかと思っていたのだが、彼女にはそういう甘い考えは通用しないのであった。腕が疲れたので布団の上に下ろすと例によってここが痒いあっちが痒いと言われて擦ってやる繰り返し。かなり汗ばんでいるようなので、けっきょくエアコンを起動して冷房することになる。それで身体が冷めて汗が引いて、やっと眠ってくれた。私は冷房の効いてない別室に移動して寝る。



9月19日(水) 
最近、娘が「おしりかじりむし〜」とか歌っているのをよく聞く。保育所の先生が歌ってた戯れ歌でも覚えたのかと思っていたのだが、出勤中に鶴橋駅のホームにあるコンビニで涼んでいると「オシリカジリムシ〜」という声(ピッチを変えているようだ)が聞こえてきた。流行り歌だったのね。こういうのは子供の方が流行をキャッチするのが早いんだなあ。とか思って家に帰ってからカミさんに訊いたら「みんなのうた」の曲らしい。なるほど、そうだったら幼児が歌ってるのも理解できるな。

昨夜はビールを飲まなかったのに、今日も眠い。仕事中に何度か席を外して気分を変えねばならないくらいである。アルコールによって薬の副作用が強くなってるわけでもないのか。困ったもんである。

今日は早めに仕事を終えて耳鼻科に行く。今回はべつに怒られもせず「今後も定期的に診せてください」と言われただけで薬も出なかった。とりあえず治ったと考えていいんだろうか。それとも「定期的」というのはやっぱり週に2度くらいは行った方がいいんだろうか。まあ、次の土曜日も行ってみることにしよう。

今夜、食事前に飲んだのはキリン・ザ・ゴールド。たしかにこの泡は新しい感覚だが、これでこの値段を出すかというとねえ。カミさんにとっては、この泡に包まれてもなお苦みがキツいそうである。

夕食中に家族が「ザ・ベストハウス123」を観ていたのだが、どうも好きになれない番組だな。罰ゲームとかいって出演した芸人を怖い目に遭わせているのなんて、これを見て笑ってる連中のメンタリティというのは学校でイジメをやってる側と変わらないんじゃないかと思うんだな。しかも優劣を決めるのを「プレゼンテーション」とか言ってるが「第●位!」とか言ってるだけだから、素材の善し悪しで結果が決まってしまう。「プレゼンテーション」の意味も知らんのか、この番組を作ってる連中は。



9月20日(木) 
昨夜はビールを飲んだのだが、今日はあまり眠くない。ビールで薬の副作用が強く出てるわけじゃないんだろうか。まさか、副作用が出るまで1日空くとか。よくわからん。

今夜は食事前にモルトスカッシュを飲む。ビール類の棚に並んでいたが、アルコール分は0.5%である。飲んでみると…ぜんぜん旨くないだよ。これで発泡酒より高価いのか。以前飲んでたノンアルコールビールもこういう味で、外国産だったから味作りが違うのかと思ってたんだが、キリンが造ってもこういう味になっちゃうのね。こりゃもうノンアルコールビールには期待できませんわな。実はもう1種類残ってるんだが。

最近カミさんが「すぱなちゅ」「すぱなちゅ」と言っている。日記で文句たれてたくせに全巻借りてくるほどハマっているようである。なんか平仮名で「すぱなちゅ」とか言われると、「スパナ中」と脳内変換されて、スパナを突っ込まれて「ああっ、気持ちいい。クセになりそう」と言っている絵が浮かんでしまうのだが、このゲヒンな連想も妻の悪しき影響なんだろうか。

「スト決行から、ちょうど3年目」に涙の退団会見ですか。しかし、なんでスワローズ(に限らず日本のプロ野球)のフロントはああなのかねえ。



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