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1月1日(土)
母によると、従妹がヨーロッパに行くそうだ。医学部同士で結婚して京都に行ってるのは知っていたのだが、旦那が京大の研究所に所属してて海外派遣されるらしい。年賀状はどこに送ればいいんだろうと思ったら、旦那の実家が連絡先になるそうだ。そこから転送してもらうことになるんだろうな。

カミさんが退屈だと言ってるので、弟の買った本が積んであるところからコラソンを探し出してきて献上する。これは燃えるからねえ。連載開始時はワールドカップ直前なのに日本代表が得点力不足で苦しんでたところだったから、彼らに対するエールかと思って読んでたんだが、大会終了後も続いてるということはそれだけでもなかったのか。

カミさんも当初はすごいスピードでページをめくっていたが、2巻に入るとじっくり読むようになってきた。これは面白くなってきたということだろう。

読み終わりそうなので、また彼女が気に入りそうな作品を見繕ってきて目の前に積んでおく。闇狩り師コミック版かぶく者を気に入ったようで、もらって帰るそうである。

ゆうきまさみ年代記は懐かしかったねえ。しかし我が弟ながらハンザスカイまで買っているとは流石である。

今回も実家ではビールを飲むか喰うか眠るかで終わる。しかし調子に乗ってアイスクリームを4個も連続して食ったのは反省している。元日くらい…という甘い考えが悲劇を生むのだ。実家に帰って欲望の制御が効かなくなっているのも原因かも。

今回は1泊なので夕食を食べてから実家を出る。電車の中では子供たちが交代でカミさんのDSで遊んでいるのだが息子がえいご漬けは音が出るからできないか、とか言っている。周りにほとんど外の客がいないからいいんじゃないかと言ったのだが、逆に電車の音がうるさくて聞こえないんだと言う。

今どきの携帯ゲーム機にヘッドフォンが繋げないなんてありえないだろうと思って探してみたら端子があったので私のヘッドフォンを挿す。Linuxザウルスでアニメを再生して子供たちが退屈したら見せることを想定して持ってきたものである。こういうところで役に立つとはねえ。

カミさんは乗車してしばらくは本を読んでいたが、やがてポメラを出してきて何か読んでいる。子供たちは交替でDSをやってるし、私はLinuxザウルスでこの文章を書いてるし、家族として電子化度は高い方だと思うな。

また娘が酔ったと言い出した。立たせて抱き上げる。私の身体をバッファにすれば、少しは機械的な揺れは緩和できるのではないだろうか。しかし、重くなったなあ。それでも電車の揺れに関係なく私が身体を揺らしているのが嫌だと言われてしまった。電車に乗ってないときだったら、私の揺れに身を任せているうちに眠ってしまったりしてたんだがな。

それでも吐きそうだというので、三宮からは混むので座らせ、ビニール袋を持たせて口に当てさせる。いつ吐いてもいいと思うだけでだいぶ違うものだ。いざ吐くとなると、なかなか出せないものだし。

それでも、尼崎に着くまでにけっこう吐いたようで、ティッシュを渡せという。見れば、袋の底にかなり液体が溜まっている。穴が開いてなくてよかったな(おい)。口を拭くというので、私がポケットに入れてたポケットティッシュは全部使われてしまった。

尼崎で乗り換えて袋を交換したが、それ以降は機嫌が良くなって目に力が出てきた。なんか、阪神電鉄の車両に乗ってると酔うみたいなんですけど。最寄り駅に着いて電車から降りると、走り回っている。回復は速いようだ。



1月2日(日)
年末年始はカミさんに遠路はるばる我が実家までお越しいただき疲れさせてしまったので、今日の夕食は私が調達する。しかし我が家の近くにあるスーパーで開いていたのは24時間営業の1軒だけであった。

寿司と刺身が半額になっていたのでカゴに入れて店内を巡回していたら、オードブルも半額になった。コストパフォーマンスを比較して刺身をオードブルに替える。刺身だと1人1種類1切れしか食えないからな。半額とはいえ千円を超えてしまったが、これだけの質と量なら文句は言えない。

最近、娘は寝るときに「かんじのたしざん、だして」と言う。「夕方のたすは?」「名前の!」という感じである。しかしまだ小一だし習ってる漢字をこちらも把握してないので問題を考えるのが大変だ。こんど教科書を見せてもらうか。



1月3日(月)
休みの日は娘と一緒に寝ているのだが、昨夜は彼女が何度も痒みを訴えて起こされる。それも治まり、ちょうど腕の中に収まって「あー幸せ」とか思いながら寝ていたのだが、尿意を感じて起きる。しかし、午を過ぎても誰も起きてこない。朝寝坊一家である。まあ、家族に体育会系がいるなんて、想像したくもないが。

今夜も私が夕食のおかずを買いに行く。開いているスーパーが昨日と同じなので夕食は同じメニューになる。まあ、メインが寿司だしオードブルには小エビの唐揚げが入っているから子供たちに文句はあるまい。

しかし、カミさんに待ち針とか糸とかゴムとかを買ってくるように言われているので、また出かける。それでディスカウントストアに行ったのだがそこで24本1980円の第3のビールが売っていた。麦の頂という製品である。台湾製らしい。韓国製よりも台湾製の方が信用できるな(偏見)。とりあえず6本が498円のを買って帰る。

22時過ぎ、夕食後にいきなりカミさんがみたらし団子を食べたいと言いだしたので、買いに出かける。帰ってくると娘が「スーパーサイヤ人なったー!」と叫んでいた。おお、盛り上がってるねえ



1月4日(火)
有給休暇を取って今日も休み。この連休中は画像投稿サイトを巡回していたら終わってしまった。前回「ピアプロ」の「ブックマークでつながったイラスト」地獄だったが、今回は「pixiv」で某氏のブックマークが充実していて、「ブックマーク地獄」に陥って、どんどん時間が過ぎる。気がつくと歯科を予約している時刻の20分前になっていた。カミさんに洗濯物を干すように言いつけられているんだった。15分で終わらせられるだろうか。

急いで洗濯機から出してみると、けっこう量がある。それでも最低限の手間で干し終えた。私も主夫になってきたかな(甘い!)。

一昨日あたりから、唇に水泡ができているのに気づいた。発見したときは右下だけだったのだが、現在は右上の方が酷い状況になっている。伝染性のものだと思われるので、子供たちに伝染さないうちに治療しなければならない。今日はまだ通常の医院は休んでいるようだが、歯科でも治療してもらえるという話を聞いたので症状を訴えてみる。

しかし、歯科に抗ウイルス薬は置いてないので皮膚科か内科に行くよう言われてしまった。ううむ。それで今日は義歯の前回削ってもらったところが尖っていて舌が当たると気になっているのを丸めてもらい、ヘルペスがあるからということで軽く歯石取りをするということになる。

しかし、義歯を入れてから噛み合わせの調子が悪く、長時間口を開けているとアゴが疲れる。それに、今までの歯医者に比べて丁寧さが足りないような感じがする。前歯の内側を処置されてるときには、何度も痛みが走って目をつぶって身を硬くしているしかできない。そのうちに、口の中から洗浄水が飛び出した。こういうのは初めてだな。

帰りに近くの病院とかスーパーを廻って、開いているところを探す。医者は軒並み明日からだ。かかりつけの耳鼻科など、明日も休みである。困ったモンだ。

100円ショップでオブラートが50枚100円と、DS用のタッチペンを買う。Linuxザウルスを操作するのにボールペンの反対側を使ったりしてるのだが、やっぱり操作性がよろしくない。液晶保護シートを貼っているとはいえ、それに傷がついてかなり見難くなっているのである(だったら買い換えろ)。

次に寄ったスーパーでは500円以上買えばLサイズの卵が128円とか書いてある。ここ2日ほど夕食に千円以上使って財布の中身が薄くなっているのだが、どうせ帰ってからカミさんに買ってくるように言われるので、餅が1kg598円だったのを買う。

以前内科にかかった比較的大きな病院に行ってみる。正月休みの掲示が出てないので、もう診療してるのかな。近くのスーパーに入ったついでに定期入れから診察券を出して受付時間を確認してみると、昼の部は16時までとか書いてある。それじゃ、家に戻ってる時間はない。買い物袋の中は米と卵なので緊急に冷蔵する必要性は低いだろう。

ふつうに自動ドアが開いたので受付に診察券を出す。来院理由を訊かれたので歯医者で言われたことを伝える。受付はしてくれたのだが、今日は休みで内科のドクターが1人しかいないと言われる。ありゃーそうですか。しかも、重症の患者を診てるので時間がかかると言われる。まあ、しゃーないですな。子供たちの健康には換えられない。

受付のお姉さんと応対している間にも私の後ろで大声を上げている男がいる。喋り方から判断するとアタマが弱いようで我慢ができないようだ。母親らしき婆さんがなだめているが、知能の低い人間が大きくなると親も齢を取ってくるし大変ですなあ。ウチの子供たちは他人並みの知能があって本当によかったと思うのであった。

どうやら私の前から待っているらしいが、いつになるかわからないのであればキャンセルして帰るということになったようだ。あの様子じゃそれしか選択肢はないでしょうな。まあそれでホッとしたのは事実である。大人のダミ声で子どもが駄々を捏ねているのを聞かされるのは堪らない。私はLinuxザウルスがあればバッテリーが切れない限りいくらでも時間を潰せる人だから。

ドクターは病棟の方に行ってるそうだ。そりゃいつになるかわからないですな。それでこの文章を書いていたのだが(いつもに比べて今日の分が長いのはそういう理由による)、思ったより早く名前を呼ばれた。まだ書いてる途中なんだがな…というのは贅沢だろう。

マスクを外して女医さんに唇を見せると、単純ヘルペスという診断である。それで抗ウイルス剤だが、階上の薬局まで取りに行くという。そういえば別の建物にある薬局は開いてなかったな。病院内のストックなので、あっても1日分だから、明日も来なければならないようだ。1日分では絶対に効かないと断言されてしまった。

前回来たときも思ったが、ここはIT化が進んでいる。ドクターがパソコンでカルテや処方箋を入力しているのを患者も見ることができる。メインのディスプレイの横に縦長のけっこう解像度の高そうなディスプレイが並んでいた。マルチディスプレイになっているようですな。壁紙とアイコンしか表示されてなかったが。

患部の記述も人体の部位別になっている画像を出して、そこに色を指定してマークするようになっている。薬の選択もカスケード式のメニューから選択するようになっている。基本的にマウスだけで完結するように設計されているようだ。

ただ、今回の薬は特殊なようで、両手の1本指で薬剤名を入力している。飲み薬も1日5回ということで、飲むタイミングは(「毎食後」とか選択肢がないので)手入力だ。

初診なので、2000円以上取られてしまった。これは大きな痛手である。歯科で対応してくれればこんなに払わなくて済んだのに。そう思いながら帰っていると、最近開業した内科医院が営業しているようである。ここに来て対応をチェックすべきだったか。

最後にディスカウントストアに寄ると、500円以上買えば卵が1パック99円で、餅1kgが559円で売っていた。うぎゃー、一生の不覚である。

家に戻ると娘がドラゴンボールを29巻まで読み終わったというので、また屋根裏に上がって30巻から最後まで出してくる。

夕食時に昨日買った麦の頂を飲んでみたのだが、けっこういい感じである。「麦之助」だと舌に刺すような刺激を感じたのだが、これはあまり感じない。「麦之助」のストックが無くなったら、それ以降はこれを常飲することになるか。



1月5日(水)
今日はヘルペスの薬をもらうため病院に行かねばならない。受付が19時半までなので、余裕を持って定時で退社しようと思っていたのだが、例によって何だかんだで遅くなる。けっきょく職場を出たときには1時間前になっていた。

天気予報では帰る時間帯に弱い雨が降るということだったのだが、ビルを出たときには地面は濡れているが降ってはいないようである。これなら自転車で帰れるかもしれないな。サドルに被せる袋は新しいのがコートのポケットに………げげ。コート着てないだよ。また着て帰るのを忘れただよ。アホや。

自転車の鍵はコートのポケットに入っている。その場でギリギリ間に合うと計算して、引き返す。急いで歩くと暑い。出勤時は肌の露出している部分が痛いくらいだったのだが、雨が降ってるせいか気温はそれほど低くない。

それでコートを着てないのに気づくのが遅れたんだな。下手すると電車を降りて駐輪場に着くまで気づかなかったことも考えられる。まったくもう。まあ、正月休みの間に通勤手順がリセットされたというのが最大の原因なんだろうけど。

しかしコートを着るとさらに暑い。みんなコートの前を合わせてマフラーを首に巻いてたりするが、信じられない。往復で10分以上のロス。こりゃ座れる電車を待ってたら間に合わないな。とか思ってたら、ホームに下りたときにはちょうど快速が停まっていた。乗ろうと思ったら、どのドアも人がパンパンに詰まっている。こんなに暑いのに、この中に突入する勇気はない。私は根性なしである。

降車駅で改札に向かっていると、上からザーッという音が降ってきた。駅を出るところでも上を見上げて立っている人が何人かいる。こりゃ自転車は使えないですな。コートを取りに帰らなくてもよかったかも。まあ、明日の朝は寒いかもしれないし。

駅を出て歩きだすと、濡れた路面に白い粒々が落ちている。踏めばキシッと潰れる。アラレですか。しかし、回数券で改札内に入って電車に乗るときには、止んでいるようだ。何のこっちゃ。

しかし、病院の最寄り駅で降りたときには、また強く降りだしていた。地面近くで白いものが跳ねる。こんなに不安定な天気だったら、自転車を使わなくて正解だったな。駅を出て歩きだすと、10年モノの折り畳み傘が耐えられないんじゃないかと思うほどの強い風が吹く。こりゃ本当に自転車を使わなくてよかった。

なんとか受付終了前に病院に入ったが、診察券を受付に出すと何で来たのかと訊かれる。今日来るように言われたんですけど。それを説明すると問診に回され、そこの看護士さんにまた説明したら「どうしようかなー」とか言われる。「薬は1日分しか出てないんですよね」「塗り薬は?」とか訊かれる。そのパソコンの画面を見りゃわかるんじゃないんですか。そのためのIT化じゃないんですか。そんなにイレギュラーな患者なんでしょうかねえ私は。

けっきょく診察してもらうということになり。昨日とは別のドクターに患部を見せて「あ、ヘルペスですねー」「薬、出しときますねー」と言われて終了。1分もかかってない。ひょっとして、昨日の担当医がいないからああいう対応になってたのか。それじゃあやっぱり何のためにIT化を進めてるのかわからないんじゃないかと思うんだが。タテマエと現場の実態は違うということか。

それで領収書と処方箋をもらって薬局に向かう。そのときには雨は降っていなかった。が、数歩歩いたところで、黒かった空が真っ白に光った。雷か。と思いながら歩いていると、轟々という音があたりに響きわたる。閃光を見てなければ近くを電車が通ったんじゃないかと思うような音である。上空はかなり大気の状態が不安定になっているようですな。

薬局に入ると、処方箋を機械に入れると出てくる整理券を受け取って待つオペレーションになっているようだ。処方箋の大きさなんて統一されてるんだろうか。なんか、あの病院の処方箋が来るという前提でシステムが作られてるような気がするんだが。まあ、タテマエとしてはそうじゃないのかもしれないが、実態はそうだからいいのか。

「3DS:6歳以下の3D使用注意喚起 JEITAも指摘」というニュースが。うーむ、子どもに安心して使わせられないってのは大問題じゃないのか。それじゃあ売れんだろう。ただでさえ従来型のゲーム専用機を使ったゲームはハードもソフトも高価いから苦しいんじゃないかと思ってるのに。



1月6日(木)
息子は今日から授業が始まる。しかし起きるべき時刻になっても下りてこないので起こしに行くが、なかなか起き上がらない。かなり生活が乱れてるな。それで、今日は娘が独りで留守番。すでに学童保育には休むと言ってるらしい。昨日は兄妹2人で13時過ぎまで寝てたらしいが、今日は起こされたようで母親と一緒に下りてきた。なるべく外に出ないように言いつける。

今日は午後から以前担当していたお客様のシステムに関する打ち合わせが発注元である。トイレに行くようなふりをして(苦笑)職場を抜け出す。エレベータを降りると、なんだかいつもは見ないような若いねーちゃんが何人か歩いている。コンサートでもあるのかなと思っているのだが、職場に戻って大阪城ホールの周辺を見て驚いた。すごい人波である。これだけの人数を動員するイベントは滅多にない。

それで調べてみると…「Kis-My-Ft2」って何? ああ、これもジャニーズですか。オジサン、ぜんぜん知らなかったよ。この不況時に(オジサンの目から見て)あれだけ同じようなのばかり出して、よくみんな売れるモンだ。コンサートのチケットだって1万円近くするだろうしグッズも買うだろうから…いったいどこからそれだけの金が出てくるんでしょうねえ。

今日は夕方からメンタルクリニックの予約を入れている。定時を過ぎてまた職場を抜け出したのだが、ビルを出て外界を見ると、地面が濡れてるじゃないですか。晴れの予報だったから傘は持って出てないぞ。いま降られたら身を守る手段がない。

屋根のないところに出るときには路上で宣伝してるオッサン(昔はサンドイッチマンと言ったもんだが)がビニール傘を差してたのでどうなるかと思ったのだが、なんとか雨に遭わずに目的のビルに入れた。

しかし、予報は晴れなのに夕方になると通り雨が降るとは。昨日も降ったしなあ。熱帯雨林のスコールじゃないんだから。こんなに寒いのに。

クリニックに入ると、センセイが受付のお姉さんにパソコンの使い方を教えていた。まだ経験が少ないようだな。以前の美人のお姉さんは辞めちゃったんだろうか。残念。

例によって職場への帰りにスーパーに寄り、緑茶の2リットルボトルを買う。「生茶」「お〜い お茶 緑茶」の「濃い味」が158円だったが、「濃い味」が2本残ってるだけである。やはり夕方に行くと安いものは売り切れてるんだなあ。次はもう少し早い時間帯を予約しよう。

次に安いものとなると、「お〜い お茶 緑茶」のレギュラータイプが168円である。「濃い味」より10円余計に払うのは悔しいなあ。「綾鷹」が178円だったのでよっぽどこちらを買おうかと思ったのだが、やはり貧乏性は克服できず、「お〜い お茶」のレギュラータイプを2本加えて合計4本購入。6本買う気はしない。それでレジに持って行ったのだが、「お〜い お茶」のバーコードを読み込んだとき、158円と表示された。あら、「濃い味」と同じ値段だったのね。売り場の表示が間違ってたのか。レギュラータイプの方が高価いのはおかしいと思ったんだ。

しかし、4本とはいえ、職場まで運ぶのは大変だ。コートを着てなくてちょうどいい感じである。みんなは寒そうにしてるんだが。ビルの入り口ですれ違った兄ちゃんは「うわっ、寒ぶっ!」と言ってたんだけどね。夏の猛暑のせいじゃないかと思ってたんだが、太ってから寒さに強くなったのか。

今日は月マガの発売日。九十九クン、言われてたより記憶は残ってるんですな。しかし、虎砲を撃とうと思えば撃てると本人は言いながら撃たなかったというのはどういうことなんだろうか。

今日は帰りにLinuxザウルスそれでも町は廻っているの12回目「それ町」を観る。うう、これも今回で最終回か。この作品ももう少し観たかったなあ。最近は1クールで終わってしまうアニメが多い。途中でどんどんクオリティが落ちてゆく前に終わるのはいいことのかもしれないが、やはり残尿感は残る。

しかし嵐山、相変わらず大ボケである。しかも、困った状況になると悩んでいるうちに滑らかに逃避してしまうところが「らしい」といえば本当に「らしい」なあ。

おや、以前にも「死んじゃった」ネタがあったと記憶しているが、嵐山がそういうコトになっちゃうんですか。しかしこの死後の世界、俗っぽいといえばあまりに俗っぽい。まったくそうなっている理屈を考えつかないほどである。あまりに俗っぽすぎて、逆に新鮮だ。

しかも、今までは1回で2エピソードだったと思うんだが、今回は1つの話なんですな。死後の世界の俗っぽさに呆れてたら、逆に下界は意外なほどシリアスである。このあたりも演出なんでしょうか。

このエンディングも見納めか。何度も聴いていると、先輩のベースは上手いなあ。ちゃんとバンドの中心になって全体を引っ張ってるし。ベース中心の音楽というのも新鮮だ。まあ、ベースとドラム以外の楽器がヴァイオリンとアコーディオンだというところで充分にインパクトはあるんだが。そういう意味では、この構成でちゃんと聴かせる音楽になってるというのはスゴいことなのかも。

降車駅で降りて駐輪場に着いてみると、自転車のサドルに大きな水滴が乗っていた。また新しい袋を出さなきゃいけないか。

家に戻って録画予約していた『大人女子のアニメタイム「川面を滑る風」 』を見たが、ちょっと気取り過ぎな感じがする。「大人の女性」向けというのを意識し過ぎたのか。フォーマットが硬直化してしまっている現状のアニメ表現に乗りたくないのかもしれないが(そりゃNHKでしかできないよねえ)、そのわりに従来アニメの(悪い部分の)表現手法が残ってるし。こりゃ私が観るべき作品ではないな。

あらら、WBSでもスマートフォンを「スマホ」とか表記してるし。これってもう一般的な用語になったということなんでしょうか。「スマートフォン」という言葉を理解している人さえ少ないような気がするんだが。

『【CES 2011レポート】NVIDIAカンファレンス編〜GPU統合型ARMベースCPU「Project Denver」の開発を表明』という記事が。GPUCPUに吸収されてゆくトレンドの中、x86互換のCPUを持たないNVIDIAはどうするんだろうと思っていたのだが、ARMに乗りますか。なんか、結果的にはいちばんいいポジションにつけてるような気がする。スマートフォンの流行でARM系のCPUが伸びてきてるんだが、これを予想してたとは思えないんだがなあ。



1月7日(金)
今日は遅くなってしまった。終電間近なので座れる電車を選ぶ余裕もない。帰りに動画を観ることもできない。まあ、明日は休むからいいか。

「ミドル世代の視点でGALAPAGOSホームモデルを使ってみた」という記事が。こういう製品を出しているようでは、シャープはもうダメだね。ユーザを囲い込むのであれば、不快感を与えないように遇しないと。このあたりは、Appleに比べると哀しくなるくらい下手クソだ



1月8日(土)
例によって今日は娘と一緒に耳鼻科に行く。冬だし休み明けの土曜日なので混んでるかもしれないなあと思っていたのだが、着いたとき医院の前には(いけないはずだが)車が停まっていて自転車も多く置かれている。娘も「きょうは多そうやなあ」とか言っている。で、入ってみると待合室は2人で並んで座る場所が無いほどの混雑状態である。

まあ。大半は診察に入っているオバハンが、着て来た上着を自分の座っていた場所に置いたままにしてるのが原因だが。本来荷物は診察室のカゴに入れておく運用になっているはずなんだがな。「自分の席」と決めたところを確保するのが目的だろうなあ。しかも、なるべく分散するように置かれているので、連続した領域が無くなるようになっている。これはフラグメンテーションの説明をする最適な例のような気がしてきた。

娘は(我が家族の中では)退屈への耐性が低いので「もう1じかんいじょうまってるで」と何度も言う。診察室の中からセンセイが説明する声が聞こえる。患者は中耳炎らしく、切開するか薬で治すか訊いている。どうやら切開するようで、これは時間がかかりそうだな。

しかも、休み明けで間が空いているので、患者全員に正月休み中に何もなかったか訊いているようだ。それでまたさらに時間がかかってるんだな。けっきょく、2時間近く待っていた。

娘は100円ショップに行って筆箱に入る鉛筆削りを買いたいと言っている。それで医院からの帰りに寄ったのだが、どれもお気に召さないようである。筆箱に入らないと言っている。それで、また大回りをして別の100円ショップに行ってみる。文房具のコーナーを掘り返して、キャップ型の鉛筆削りを見つけた。娘はまだ自分のガマ口を開けられないので、私が開けてやることになる。彼女はポケモンのグッズも買ったようだ。

家に戻ると娘がテレビで何か観ろと言う。冒頭をざっと見たところでは子供に見せられないような作品ではないと思われたので魔法少女まどか☆マギカの1回目「夢の中で会った、ような…」を見せる。なんとなくキャラクターの造形に違和感があったのだが、ひだまりスケッチの原作者がキャラデザですか。たしかに独特だよなあ。話の内容としては、(今のところ)何でこれを深夜に放送するんだろうと思うくらいの、王道の魔法少女モノである。娘の反応は今ひとつかな。



1月9日(日)
今日は早起きしてニコニコ動画「週刊VOCALOIDランキング」をチェック。今週は新曲が多くランクインしている。そしてどれも好みの曲だったりする。やっぱり正月休みに創った人が多かったんだろうな。しかし、最近は最初からPVがついてて、しかもそれがどれもハイレベルだったりする。曲を発表する時点でイラスト担当と動画担当が参加してコラボするのが一般的になってるようだな。しかも、こういう競い合う「場」ができたことで技術的水準もものすごいスピードで上がっている。

ただ、互いに影響を与え合うことで、レベルは上がっても似てきているというのはデメリットとしてあるかもしれない。等質化が進んでいるように見えるのが懸念事項か。まあそれでも、こういう誰でも参加できる「開かれた場」であれば、一定の割合で稚拙でもユニークな才能が出てくるもんだ。それをちゃんと評価する仕組みもネットだと作れるからな。

とか思ってたら、気がつくと気を失っていた。今日、カミさんはイベントで外出。居間で倒れていたら彼女が下りてきたが、起きられない。けっきょく、かなり遅い時間まで転がっていた。まあ、子供たちも遅くまで下りてこなかったんだが。

娘が「おんなのこ、かきたいんやけど、なにかいたらええやろ?」と言ってやってきた。どうも、私がパソコンのスクリーンセーバーでランダム表示している画像を模写したいということのようだ。けっきょく、そのためにパソコンを占拠される。まあ、彼女が私の気に入った絵を模写してくれるのは嬉しいんだが。



1月10日(祝)
今日も早めに目が覚めたので居間に下りたのだが、食事もしてないのに眠い。抗アレルギー薬の副作用なんだろうか。もうずっとコタツの中で眠りっぱなしである。カミさんも下りてきてすぐにまた寝室に上がって昼寝に入ってしまった。

やっぱり昨日イベントに行って疲れたんだろうか。昔はイベントで疲れても高揚感の余韻で押し通してしまうようなところがあったのだが、これも老化現象かな。

娘が退屈して「なんか(テレビで)みてー」と起こしに来る。私が録画しているアニメを観るのを横で一緒に観たいということである。私が観てない作品も彼女は冬休み中に観てしまってるはずなのだが、それでもいいと言うので一緒に観る。けっきょく、この3連休で出来たことというと、録画済みの番組を消化できたくらいか。

3連休最後の今日もそれ以外何もできない。この日記で年が変わるときは(年によってhtmlファイルを配置するディレクトリを変えているため)リンクを記述するのが面倒臭いので、この3連休で今年の分まで書いてしまおうと思ってたんだがなあ。もう人間のクズである。

娘がサイボーグ009を読んでいる。けっこうハマっているようだ。「ドラゴンボールのつぎ、これにしようかな」とか言っている(以前はガラスの仮面にしようかと言っていた)。振り仮名がついていたので「ドラゴンボール」を屋根裏から下ろしてきたときに混ぜていたのだが、想定通りだ。私も彼女に近い年頃に読んでいたような気がするんだが、それでも世代を超えて読ませるとは、石森章太郎(あえてこう書く)は偉大である。

風呂の中でどこが気に入ったのか訊いてみたのだが「え、みてただけ」と言われてしまった。けっこう没入して読んでたように見えたんだがなあ。


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