ホーム目次日記2010年 > 12月下旬
[前の日記へ]
12月21日(火)
今朝も寒い。ついに今日はコートを着て家を出る。自転車で走ってると、道端のミラーが曇っていて曲がり角の先が見えない。まあ、いつもあんまり見てないから、それほど影響はないんだが。

駅に入ると、今朝も電車が遅れているとか言っている。今回は濃霧のせいだそうだ。よくもまあ、これだけ遅れるネタがあるもんだな。しかし私が乗る電車はその線を通ってないはずなんだがな。1カ所で遅れるとドミノ式にダイヤの乱れが拡大するのは何とかならんのか>JR西日本。

いつも私が乗る電車の前の便がやってきた。混んでるのでいつもならスルーだが、次の電車もすぐに来ると限らないので我慢して乗る。朝は危険を冒すわけにはいかない。

帰りに職場のビルを出てさすがに外は気温が低いな、と感じて気がついた。「あ、コート忘れた」。机の上を片付けているときには忘れないようにしようと思ってたのに。何分も経たないうちにこれだ。ああ、齢を取るということは哀しいことである。

そういえば、が亡くなる直前、病院に付き添いに行ったときに「なんもかんも、忘れっしまう…」とポツリとつぶやいたのを思い出すなあ。自分が、記憶も含めて丸ごと壊れていきつつあるのを自覚してたんだろう。肝臓がダメになってて常人なら意識があるのが不思議な状態だったらしいが、それでも状況を自覚できていたというのは、やはりスーパーマンだったよな。あのノイマンも、亡くなる直前には娘に2桁の問題を出させてアイデンテティを確認してたというが…

今日は帰りにLinuxザウルス俺の妹がこんなに可愛いわけがないの11回目「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」を観る。あ、あの、お母さん、その声、喋り方は桐乃ちゃんそのままではありませんか。まさか桐乃ちゃんが化けてるとか。…んなことない。だったら京介クンの夢だというオチか? しかし、XP標準の壁紙を映すのは著作権的に問題ないんでしょうか。微妙に変えてるんだろうけどね。まあ、あの画像は今や完全に世界的に風景の一部と化してるからなあ。

ああ、麻奈実ちゃん、やっぱりいいなあ。あれだけ可愛いと、桐乃ちゃんが完全に小姑化してるのも当然と言えるでしょうか。しかし、あれだけ都合よくトラップに引っ掛かるモンなんでしょうか。まあ、だからこそ爆笑してるんだが。麻奈実ちゃんの切り返し、見事じゃ。(というか、このセリフを言わせるためにこのシチュエーションを作ったんだろう)

そして後半は、おお、受付のお姉さん、美人だ。しかし笑われてるってことは、わお、桐乃ちゃんのメイド姿だ。でもイマイチ萌えないなあ…とか思ってたら、うわわーっ、黒猫サマすでにサマ付け)、素敵ですわ。

ああ、猫耳に猫シッポ。素晴らしい。もうこれだけでお腹いっぱいじゃ。他には何も要らない。…いや、踏んでっ!! この回は最高画質で保存しなければ。

ええっ、いきなり桐乃ちゃん、しおらしくなっちゃって。突然すぎますがな。ああそうか、もう終わりなのか。もっと観ていたかったなあ。でも、こうなっちゃったら続編が作りづらいような気がするんだが。まあ、相変わらずの日常ということで何事もなかったように続くんだろうな。(すでに続編が制作されると決めつけている)

あと、こういう展開になったとうことは、あのセレブな女性はやはり沙織さんなんですな。まあ、妙齢の女性がああいうオタクオタクした格好をしてるということは、逆に偽装だということなんでしょう。続編はそのあたりがネタになるのかな(って、続編はまだ決まってないってば)。

午後になって職場の窓には多数の雨粒が付着していて、昼過ぎから強めの雨が降っていたようである。Yahooの予報では明日の朝まで雨だということだったのだが、職場を出たときには傘を差していない人も路上を歩いているのが見える。どうやら降ってはいないようだ。

駅を出て手をかざしてみるが、大きな雨粒は感じないが湿度が高いのか霧状の水滴が空気に含まれているのか、雨かどうか微妙なところである。これなら明朝も降らないかもしれないし降られても強くないだろうから傘を差せばいいだろう。そういう判断で、自転車に乗って帰ることにする。

『GREE「無料」CM取りやめ 消費者団体「アイテム有料で法抵触」申し入れ』というニュースが。そうだよねえ、基本は無料だけどアイテムで金をむしり取るというビジネスモデルが主流になってきてるのは、個人的にはイヤンな感じである。みんな、あんなバーチャルなモノによくあれだけの金を注ぎ込めるモンだ。この前、NiftyのWebメールを見てたら広告エリアにゲームが無料だというのが表示されたので入ってみたのだが、ユーザ登録させられてログインしてみるとアバターが下着姿なの(苦笑)。服を着たければ金を出せ、というコトなんでしょうな。まるで追い剥ぎか山賊である。



12月22日(水)
娘は今ドラゴンボールを読んでいる。カミさんは「悟空に両親はいないのか」とか「孫悟飯は強いのか」とか訊かれたそうで「新鮮やわー」とか言っている。学校まで歩いている途中で訊いてみたが、もう3巻を読んでいるらしい。昨日はまだ1巻だと言ってたのになあ。

今朝もどんより曇って外は薄暗いが、雨は降っていないようだ。昨夜は自転車で帰って正解だったな。家を出るとサドルに数粒の雨の跡がついているが、レジ袋をかけて出発である。

今朝もまたJRは遅れているという。別の路線で起きた人身事故の影響だそうである。まったくダイヤに融通性がないんだから。

今日は帰りにLinuxザウルスそれでも町は廻っているの10回目「穴ツッコミじいさん」を観る。今回はのっけからウルトラQのパロディから始まります。そして、謎の現象が。で、エヴァを思わせる宇宙人(?)が出てきて、未知のアイテムを手に入れて、ラストはアルジャーノンのパロなのね…とか思ってたら、うがぁぁぁあっ、そういうオチですかぁっ!

やられたぁっ。これほどのセンス・オヴ・ワンダーを感じたのは久しぶりだ。10年以上なかったような気さえする。齢は取りたくないもんじゃのう。

しかし、昨日観た俺の妹がこんなに可愛いわけがないといい、今シーズンはスゲえ豊作だったような気がする。当初は不安だったのだが、嬉しい誤算である。

後半も、ウルトラQっぽい話。あら、あのタヌキ(というよりアライグマか?)は嵐山ん家で飼われてるのか。そしてこっちのラストはほろりとさせる…とか思ってたら、今度もヤラレた。脚本がスゲえ。それとも原作か。読んでないから判断できない。

『「Microsoft、タブレット向けにARM版Windows開発」の報道』というニュースが。いやいや、MicrosoftがタブレットでダメなのはプロセッサのせいじゃなくてOSのせいですからっ! やっぱりマウス前提の操作性を引きずったOSはタブレットじゃダメでしょう。

「ハルヒも例にもれず、モデルとなった兵庫県の高校に巡礼者が集まっている」ですか。やっぱりそうだったんですね。でも、なんで選ばれたんだろう。「坂の上にある」という原作の描写からだろうか。私の卒業した高校も坂の上にあったんだが(おい)。



12月23日(祝)
今日は休日。独りで起きてパソコンを使っていたら、階上から誰かが下りてくる。あの足音は、息子か…と思ったら娘だった。大きくなったもんだなあ。というか、女の子だったらもう少しお淑やかに動きなさい(旧い価値観)。手に持っているのはドラゴンボールの4巻である。昨日3巻を読んでると言ってたのに。早いなあ。と感心してたら、別の本を持って上がっていった。5巻でしょうか。かなりハマっているようですな。

子供たちが起きてきてから「天下一武道会か?」「天下一武道会? 終わったよ」とか言っている。息子は何巻で何が起きたか把握しているようである。その後もカミさんと息子でレッドリボン軍がどうとか桃白白がどうとか言い合っている。薄々の私にはついていけまっしぇん。オタクめらが。

娘がずっと「ドラゴンボール」を読んでいて背中が痛いというので「一緒に寝よ、インデックス」と言って抱き上げ隣室のコタツに向かうと、顔に噛みつかれてしまった。そんなところまでインデックスの真似をしなくてよろしい。



12月24日(金)
今日はクリスマスイブ。いつものように堅気の人のように早くは帰れないので、例年のごとく帰路に閉店間際のスーパーに入って値下がりしたクリスマスブーツを買うつもりである。しかし帰ろうとしていたところに割り込みが入って予定よりも仕事を終えるのが遅くなってしまった。

京橋のダイエーは閉店まで時間があるのでまだ安くなってない。それで降車駅近くのスーパーが閉まる前に飛び込むため、空いた電車を待つことなく立って帰る。しかし、そこまでして急いで帰ったのに、安くなっていない。続いていつも寄る24時間営業の店に行ったがここもダメ。それで最後の望みということで、もう一軒深夜まで開いているスーパーに行ってみたが、ここも安売りしてなかった。

諦めきれずにコンビニにも何軒か寄ってみたが、そうそう24日に安く売っているところはない。世知辛くなったなあ。これも不況のせいか。一昨年までは24日の夜に行けば半額で買えたんだが。一昨年はリーマンショック直後でまだ戦時体制になってなかったんだろうか。

例年通り「イブが結婚記念日に!? IT戦士のクリスマス婚活」という記事が。おお、IT戦士だ。今年は有花たんだ。今まで頑なに顔を出さなかったのに、今回初めて顔出しですか。いや以前テレビに出たと聞いたときには、大阪では放映されなかったのでWinny界に潜って探そうかとまで思いつめたくらいだったのだよ。やっぱり好みのタイプの雰囲気だ。ワシがもう少し若ければのう(コラ!)。

「東芝、Cell生産から撤退 ソニーが工場買い戻し」というニュースが。うー、Cellがババ抜きのババみたいになってますな。あんなにスゴい技術なのに。



12月25日(土)
今日は朝から雪が舞っているが、年末なので耳鼻科に行かねばならない。雪は霙のようなベタベタじゃないが、粉雪のように細かくはない。これなら自転車で行けるだろう。

耳鼻科では、娘はかなり入念に診てもらってる感じである。鼻腔内に噴霧する時間も長いし、薬液をつけたスティックを挿入するのにも、いつもより中をよく観察しながらやってくれているようだ。

その後に粘液を吸引するのに金属製の筒を取り出してきた。両鼻から吸って片方の穴を押さえ、「鼻かんでー」と言ったところで手が止まった。方針変更するようである。丸めた脱脂綿を薬に漬けて鼻の中に入れる(右だと思ってたが左鼻だったようだ)。出血してるか。そして鼻の周囲に付着した洟を吸い取ってしばらく待つが、血が止まらないようである。また新しい綿の玉を入れて、私の治療中に後ろで待っているように言われる。それで、ネブライザーする順番はいつもと逆になる。

カミさんはコタツの向きを変えるという。べつに私は何の不満もないし、配置換えをすることによるデメリットが発生することの方が怖いのだが、カミさんの命令は絶対だ。こちらに彼女でも理解できるような根拠がなければこちらが負けるのである。

今日も夕方に買い物に行く。HDD&DVDレコーダーを操作するリモコンの反応が鈍くなっているので電池を買わなければならない。スーパーで単4の4本組が3割引で300円ちょっと。PBで300円をちょっと切るくらいだったからこれでいいかと思ったのだが、念のためディスカウントストアに行くと89円だった。何なんだ、あの値付けは。



12月26日(日)
娘が14時近くになっても起きてこないので息子が寝室の雨戸を開けに行く。冬休みになって、早くも生活が乱れているな。彼女は起きてきたらさっそくドラゴンボールの11巻を出せと言いだす。読み終わった分は屋根裏に戻すとか言っているが、持って上がってきたのを見ると、6冊しかない。おいおい、ちゃんと管理しておいてくれよ。

11〜19巻を出してくると、すぐに彼女は読み始める。「おもしろい」と言っている。「たしざんで、わざ、だしてるから」「けど、ちゃおず、9ひく1、わからん」ですか。やっぱりメインのターゲットは小学生なんですなあ。大人でも面白いけど。

カミさんはオタク部屋に導入するコタツを買いに行くという。ついでにカラーボックスを買ってきて、息子に組み立てるように言っている。コタツのセッティングは私がやるから息子を手伝ってやるように言ったのだが「そんなもん1人でできるわ」と言って自分の部屋に入る。よっぽど中に入られたくないらしい。

ネジ止めするときに支えなきゃ不器用な息子に出来るわけないじゃないかと思って下りてゆくと、やはり彼は「もー!」とかヒステリーを起こしている。このへんは母親に似たなあ。けっきょく、私が手伝うことになるのである。

今日も夕方になって買い物に行くと、クリスマスブーツが半額になっていた。やっと値下げしたか。25日が終わってからなのね。それで2つ買い物カゴに入れたのだが、冷静に判断すると、この中身では500円でも高価い。ポケモンという付加価値はあるんだけどね。けっきょく、値下げ商品のワゴンに戻すのであった。

息子はM-1を観ている。私は知らなかったのだがスリムクラブというコンビが面白い。あの大舞台で、あれだけの「間」を取るのは、演る方としては物凄く勇気が要ることだと思うのだが、それをしっかりやっている。ふつうなら、ついつい詰め込みすぎたり走ったりして客を置き去りにしてしまうものだが。

しかも、こういうネタだと、やればやるほど面白くなる。1発勝負ではなく複数回演じなければならないこの大会では、こういうネタは強い。こりゃ優勝しちゃうんじゃないかなと思ったが、最終的には笑い飯が悲願の初優勝。去年はネタを変えて失敗したが、今年は「鳥人」パターンで押したのが勝因か。2回続けても充分に笑わせるだけのパワーをあのネタは持ってるよね。

ITmediaの広告がここしばらくGoogleのものばかりになっている。そういえば、ウチの「adsense」に表示されるものもChromeの宣伝だけになってることが多いように感じる。Googleとしては自社の宣伝をしてもあんまりメリットはないと思うんだが、ひょっとして広告主が減ってるのか。それとも何らかの不具合が発生してるのか。



12月27日(月)
今日から子供たちは2人とも冬休み。娘と家を出て学校まで一緒に歩く必要がないので駐輪場の契約を更新しようと思ってたんだが、家を出るのがいつもより遅くなってしまった。それでも多少の余裕がある時間に着いたので管理人の窓口に向かっていると、反対側から来た男が自転車で割り込むように入ってきて定期駐車券を窓口に投げ込むようにして渡した。更新の手続きをしている間も落ち着きがない。焦っているのかイラチなのか。私もなんとか3か月延長することができた。

往きの電車の中は、ずいぶんと空いている。そういえば、先週の金曜日あたりもそうだったような記憶が。まさか余裕のある会社はすでに正月休みに入ってるってことはないだろうな。学生さんが冬休みに入ったせいだと思いたい。

今日は帰りにLinuxザウルスアマガミSSの24回目「ヤクソク」を観る。絢辻さんの豹変の原因は。無意識のものか自覚してのものなのか。家族関係との関連は? と、このあたりが今回解決されるべき謎であります。そう、主人公が思ったように、たしかにキャラクターとしての魅力度が下がったことは事実だな。性格が可愛くなって魅力が減退するってのもナンだが。

まあ、今までの話の内容からして納得できる説明を提示するのは難しいんじゃないかとは思ってたんだけどね。それでも、豹変の原因は首をかしげざるを得ないが、解決の過程はこんなモンでしょう。見つめ合って瞳を閉じられると、ああ…

ラストで出てきた女の子は絢辻さんの少女時代の回想かと思ったら、二人の娘さんですか。お母さんに似て良かったね。父親の元に駆けて行って抱き上げられる様子を見ると、ウチの娘と同じくらいの年齢かな。…いや、ウチの娘は、すでにあんなに軽く抱き上げられない。

ああ、これで最終回かあ。とか思ったら、さらに予告編が。調べてみると、4で割って余った1回で別ヒロインの話をやるらしい。しかも、この娘は見たことがないぞ。

電車を降りてスーパーに寄ると、まだクリスマスブーツが残っていた。昨日は半額としか表示してなかったのだが、今日は値引後の価格を書いたシールが貼られている。ポケモンのは確かに1050円の半額だが、400円の半額というのがあった。これなら買ってもいいか。娘への土産に買うことにする。息子に何も買わないのもナンなので刺激の強そうな菓子が半額だったのを買って帰る。しかし、家に戻ったときには2人とも寝室に入っていたのであった。娘のは枕元に置いておくか。

「デジタル専用レコーダーは補償金の対象か SARVH・東芝訴訟、判決言い渡しへ」ということなのでどうなることかと思っていたのだが、「デジタル専用レコーダの補償金訴訟で東芝勝訴」というニュースが。著作権の金の流れに寄生して既得権を維持しようとしてる連中を苦々しく思ってた立場としては快哉を叫びたいところだが(だって、すでに技術的には何を録画されたかを認識して直接クリエイターに分配する仕組みが作れるはずなのに丼勘定で管理団体を通す運用を維持したいというのはおかしいでしょう)、本当に「創造」してるクリエイターが報われないのも問題ではある。

でもなあ、今後は音楽などの創作活動で大儲けは無理な時代になると思う。巨大産業を維持していくのも不可能だろう。東芝EMIが自社ビルを建てたとき「柱の1本はユーミンが建てた」と言われたような時代はもうやってこないと思う。「ひと山当てる」ために音楽をやるんだったら止した方がいい。好きなことをやって生活に困らないだけの収入と人々の尊敬が得られれば充分、と考えないとやっていけない世の中になるしかないですね。個人的には、それが正しい姿だと思うんだが。

『初の試みにお上が問題視 女子高の運動会は「違法」』というニュースが。まあ、これも文化だからね。外部の人間が口出しできるコトじゃない、んじゃないかな。捕鯨を止めろと言うような自分の価値観が全宇宙に適用されるべきだと考える連中なら絶対に口出ししたくなると思うけど。



12月28日(火)
仕事をしていると、隣のビルの向こうに何かが浮かんでいるのが見えた。一瞬、気球か?と思ったのだが、どうやら飛行船がこちらに向かっているらしい。近づいてきたときに見ると、Alico、とか書いてあるように見える。宣伝用ですか。

今日は帰りにLinuxザウルスそれでも町は廻っているの11回目「紺先輩号泣の夏」を観る。おお、いきなり嵐山の水着姿であります。サービスシーンかと思ったが…なんだかぜんぜん萌えない。セパレートの上が取れたというのに。まあ、そういうキャラなんだな。しかし、ぱんつの描写は不可でも、水着の股間を接写するのはOKなのね。このあたりは物理というより心の問題だ。

そして、アレが嵐山のお父さんですか。顔が見えないのは何か理由があるんだろうか。本人はハードボイルドを気取っているが、まったく実態がついてこないのは流石に嵐山の父。子供たちはみんな母親に似た、とか言ってるが、アレもかなりのボケなんじゃないだろうか。…え、私もそうだって?

しかしあのタヌキ(じゃなくてアライグマか?)、ジョセフィーヌっつう名前なのか。ぜんぜん似合ってないな。名付け親はあの気取った親父か。でも、飼い主は犬だと言ってるな。それでも客観的な視点だとやっぱりタヌキに見えるようだけど。

今回もあの数学教師、嵐山に振り回されております。同情を禁じ得ないですな。気持ちは痛いほど分かる。しかし、あれだけ悪びれてなかったら、どうしたらいいんでしょうな。まったく。



12月29日(水)
今日から正月休み。カミさんの指令により息子と一緒に障子張りと窓の掃除をする。障子紙と糊が足りなくなったので途中で買いに出かけたのだが、障子紙が見つからずに何軒も店を廻ってしまった。意外と置いてないものなのね。まあ、利幅が薄いと思われるのに場所を取るからなあ。

娘は昨日からドラゴンボールの「20かん」「20かん」とうるさい。屋根裏に上がり、20〜29巻を出してくる。

ディスカウントストアで麦とホップが609円で売っていたので買ってきている。POPに「ビールと間違えるほどのうまさ」とか書いてあったので「麦之助」より1本10円以上も高価いにもかかわらず購入したのだが、やっぱり「作りもの感」は否めない。ちぇっ、損したな。



12月30日(木)
今日は昼過ぎから歯科の予約を入れている。ふつうの医院は休みに入っているが、休日や夜間も診療している歯医者は今日まで診療しているのだ。義歯を装着すると、内側前方の歯茎に食い込んで痛いのである。外すと舌で触って判るくらいの傷が残るほど。本来なら作ってもらった歯医者で調整してもらうべきなんだろうが、そこは一昨日の午後から休みに入っているようなのだ。流行っているようで予約がいっぱいだと言って診療してもらえないこともあったし、私のように時間の調整が難しい仕事をしていると行きにくい。

それにセンセイの腕はいいのかもしれないが、個人的にはスタッフのオバチャンたちが仕事に慣れきっていて雰囲気がよくないように感じる。大阪のオバチャンは苦手なのだ。医院とはいえ患者が来なきゃ経営が成り立たないんだから、客商売の要素もあると思うんだが。

帰りに散髪に寄る。これで、今年中に最低限やっておくべきことは片付いたか…あ、年賀状は娘に描いてもらったイラストを(昨年のレイアウトに)組み込んで印刷まではできるが、宛名書きまでは無理だな。正月に来た分に対する返信だけするか。

休みの日は娘と入浴するのだが、風呂の中で彼女が訊く。「とーちゃん、『ぬわん』ってなに?」。えー、そんな言葉、聞いたことがないぞ。どこで出てきたのか訊くと、「かいけつゾロリ」とか言っている。それでも判らずさらにどういう場面で出てきたか訊くと「『ぬわんだってえー』っていってた」と言う。ああ、それは「何だって?」が訛ってるんだよ。



12月31日(金)
今日は私の実家に帰省する予定になっている。起きてみるとなんだか、えらく寒いような気がするんですけど。家の中にいても、暖房のないところだと底冷えがする。外に出て歩き始めると、風が強い。体感温度さらにダウンである。

一緒に歩いていると、なんかまた息子の背が伸びたような気がする。もう子供料金じゃ乗れないな(おい)。電車にのる時間が少し長くなると娘はまた、いつまで電車に乗るのかと言い出した。息子は電車が好きだったからよかったのだが、実家に帰るには2時間以上電車に乗らねばならないからなあ。困ったモンである。

カミさんが阪神百貨店で買い物をしている間、我々は堂島のジュンク堂で時間をつぶす。地下道を通っていたのだが、上部が覆われていないところに出ると雪が舞っていたようで子供たちは雪が降っていると大騒ぎである。

しかし、まったく人が歩いていない。10時を過ぎてるから開店前ということはないと思うんだが。まさか休みじゃないだろうな。そう思うくらいだったのだが、入り口は開いていて入店できた。しかし閑散としている。不況のせいか開店直後のせいか。

娘を児童書のコーナーに連れて行き、息子には同じフロア内で回遊しているように言う。娘はまずポケモンの本を読んでいる。やっぱり現時点における興味の中心はポケモンのようだ。次は動物図鑑を出してきた。ここは座る場所があるからラクだ。

カミさんから電話が入った。電車の中で食うものを買うためコンビニに向かう。私は半額で買ったパンが余ってるのでそれを持ってきている。パスタと小丼とおにぎり2つで千円近くになっちまった。まあ、コンビニで3人前買って千円でお釣りがくればラッキーと思うべきか。スーパーで半額の総菜を買い漁るのとは違う。


[ホーム] | [日記の目次へ] | [次の日記へ]


【妻の本】
新書館ウィングス文庫 狼谷辰之 
 対なる証  【Amazon】
【bk1】
ISBN:4-403-54008-2 ¥640+税 

新書館ウィングス文庫 狼谷辰之 
 対なるのさだめ  【Amazon】
【bk1】
ISBN:4-403-54013-9 ¥600+税 

新書館ウィングス文庫 狼谷辰之 
 対なる  【Amazon】
【bk1】
ISBN:4-403-54021-X ¥620+税 


【妹の本】
 



【Google AdSense】


【Amazonおまかせリンク】