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1月11日(火)
ヘルペスの水泡は無くなったようなのだが、破れた跡の傷口がなかなか塞がらない。それで今日は出勤前に病院に寄ることにする。1日5回飲むように言われている薬が一昨日で切れているので、なるべく早く行った方がいいだろう。

受付は8時から開いているようなので平日と同じ時刻に家を出てもいいのだが、娘と寝ていたため起きるのが遅れ、プロジェクトリーダーにメールを書いていたら遅くなってしまった。

娘が家を出ようとしているが、今日は休み明けなので荷物が多い。それで校門の前まで荷物を持って送って行くことにする。しかし、今日は外が強烈に寒い。空気がキンキンに冷えていて、戻って来たときには身体が冷えきってコタツに入るとしばらく何もできなかった。

病院も休み明けで混んでるだろうから早く行った方がいいとは思っているのだが、身体が暖まるまでどうにもこうにも動けない。病院も暖房が効いているだろうから向こうで診察券を出してから暖まっても同じだとは思うのだが、この状態のまままた外に出る気はしない。寒さには強くなったと思っていたんだがなあ。

病院に着くと、受付のところに人が群がっている。診察券を出すのも一苦労だ。後ろの方では婆さんが「えらい人やなー」とか言っている。年寄りというのは同じことを何度も繰り返すうえ、耳が遠いのか声が大きい。「早よ来たのに、えらい人やなー」と大声で何度も声を上げるのでうざったい。

今回も受付で何で来たのかと訊かれる。ヘルペスの跡の傷口が治らないので診てほしいのだと言うと、また悩んでいる様子である。そして壁に貼ってあるシフト表を何度も見に行って考えている。けっきょく、傷の治療なら外科だが今は外科の医者がおらず前回は内科を受信しているので同じでよいかということであった。こっちはそのつもりで来てるんですけど。

もっと待つかと思っていたのだが、9時30分過ぎに名前を呼ばれた。今日もまた別のドクターである。飲み薬は4日で充分で(酷い場合は1週間くらい飲むこともあるらしいが)あとは塗り薬を塗ればいいそうである。それを聞ければ充分だ。塗り薬を追加で出そうかと言われたが、ここの薬局は混んでいてかなり待たされそうなので辞退する。

10時前には支払いを終えて病院を出ることができたのだが、そのときには陽が照っていて、もう手袋を着用せずに自転車で走っても手の表面が痛くならない程度の気温になっていた。何のこっちゃ。

明後日に人間ドックに入る予定になっている。事前に便を採取しておかねばならないのだが、例年は休み明けなので苦労していた。しかし今年は木曜日なので(火・水と)職場で採取できる。現在入っているビルは店舗のフロアに和式のトイレがあることも確認しているので、さらに悩むことは少ない。こういう環境でなければ、ふつうの人はどうしてるんだろうねえ。

今日は帰りにLinuxザウルス俺の妹がこんなに可愛いわけがないの12回目「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOODEND」を観る。妹が豹変したと思ったら、「最後の人生相談」ってそういうコトなんですか。意外と言えば意外だが、必然性がないような。とか思ってたら、そういうことになってるワケですね。それなら当日中にプレイしたいというのも理解できるが…

で、こりゃまた予定調和というか、視聴者諸君の望む通りのエンディングになりましたなあ。いかにそれを意外性を出して表現するかが問題なんだが、まあ頑張った方でしょう。所詮ファンタジーだからな。

しかし、出てこないワケがないと思ってたら腐女子ネタがこういうカタチで出てきますか。世の中には信じられないコトが起きるということですな、文字どおり。でも、じっさいああいう行動をしたら腐女子さんたちから拍手を受けるモンなんでしょうか。

それを知ってたら、オレも腐女子さんには少しはモテたかも…って、そういう嗜好の方々が存在することを知ったのは結婚してからだったからな。少女マンガを読んでると妙に男同士が好意を寄せ合う話が多いなとは思ってはいたんだが。

1月は番組改編の時期。録画する番組を絞り込むためにも新番組のチェックをしなければならないのだ、なかなか時間が取れない。今日判断できたのはお兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!くらい。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」と似たようなタイトルだが、冒頭の数分を見ただけで「これは志が低い」と感じてしまった。これはパス。

『「タイガー」の贈り物、各地に=ランドセルや果物、野菜も』ということですけど、こういうのは「流行」にしちまえばいいんですね。とくに我が国の住民は流行に弱いから。しかも、タイガーマスクというと、我々を中心とした世代に響くものがあるだろう。もう子育てを終えて金を持て余している人もいるだろうからね。

『「偏屈・偏見の中心地に」保安官嘆く…銃乱射』というニュースが。アメリカも内部からヤバくなってきてるようですなあ。世界最強の国として贅沢を謳歌していた時代は良かったが、それが続けられなくなると内部から崩壊しかねない。逆にアフリカとかでは、「失業抗議のデモ、20人死亡か=青年の焼身自殺契機に拡大−チュニジア」というニュースのように、欧米に富を吸い上げられてきた歪みがどうしようない状況になっている。

「首相が7冊購入、西岡氏手記掲載の文芸春秋も」というのがニュースになってましたが、一国の首相がわざわざこんな人通りの多いところで本を選ばなくてもいいはずなんで、これはパフォーマンス以外の何物でもない。しかし、『今さら!?「国家を考える。」など7冊 首相、書店でお買いあげ』などという書き方をされているようではねえ。たしかに泥縄感は否めないが。

「食品輸出の期待と現実」という記事で「結局、中小農家を守ろうという制度が、輸出促進の障害になっている」というのはその通りなんでしょうな。ただ、この農水省を批判する発言が「経産省幹部」の口から出てるというのが、逆に縦割り行政の歪みを浮き上がらせている皮肉も感じる。



1月12日(水)
カミさんは朝からひどい咳をしている。大丈夫かと思っていたら、熱が出たというメールがカミさんから携帯に来た。やっぱりか。

今日は帰りにLinuxザウルス灼眼のシャナの10回目「絡まる想い」を観る。冒頭の鍛練シーンでシャナが「『コロシ』を感じて」と言っている。以前『「殺し」と言いながら殺してないじゃんか』と書いたが、そうすると「殺し」というのは「殺気」というような意味なんだろうか。

しかしクールビューティのヒロインが弱い主人公が別の少女の方を向くことに対して嫉妬する、という展開は予想どおりといえばそうなんだが、こういうキャラクター配置を創ればこうなるのは必然的ではある。

今回シャナが闘う相手は弱いのだが、その理由が説明されていてかつ倒し方もなかなかユニークで納得できる。このあたり、世界観がしっかりしているのを感じる。こういう作品は安心して観ていられるな。

後半開始のアイキャッチに登場した金髪男女二人組は見たことがないなあ、とか思ってたら新キャラですか。のようだが、この2人もなかなかいいキャラクターである。そして彼らを見つめるのは…また渋いオジサンが出てきましたなあ。このあたり、キャラの立て方が巧い。

明日は人間ドックに行くため今日は早めに帰る。それで何をしてたかというと、新番組のチェックだというのが何とも。

まずは夢喰いメリー。ひょっとして、これは凄い作品ではないだろうか。画面上に表現されている情報量が一見して他のアニメとは明らかに違う。映画版かと見紛うばかりのクオリティである。絶対領域の表現に拘っているようなのもナイス。不満点といえば、メリーさんが引きずってるあの巻いた包帯みたいなのは何? アクションシーンでスカートの中を隠すために使われてたみたいだけど。

続いてドラゴンクライシス!である。ちょっとアスラクラインを思わせるような絵と設定である。これはもうすこし観てみるか。

次はGOSICK-ゴシック-だが、これもクオリティが高い。「夢喰いメリー」に勝るとも劣らないくらいの力が入っている。今シーズンは当たりのような気がしてきた。ただ、こういう旧き良きミステリータイプの作品が今の視聴者に受け入れられるか、ちょっと心配。

最後はこれはゾンビですか?だが、ぱんつ丸見えでちょっとこれはあざといのでは…と思っていたのだが、設定がブッ飛んでるしけっこう笑える。で、最後まで観ると…げげ、ぱんつを見せてたのはこの設定のインパクトを高めるためだったのか。そう思えるくらいの反則技である。ここまでやっちゃうと引いてしまう客もいるんじゃないかと心配してしまうが、万人に受けなくても一部に大ウケすればいいのだ!

と、これだけ観終わってからシャワーを浴びて出てきたら、フリージングの録画が終わっていた。それでついでに観てみるとキャラデザはまあいいんだが、「テクスチャ」と言いながらあのヒラヒラのドレスは何よ? それに、ねーちゃんら、みんな胸デカすぎ。あんなに胸がデカかったら闘うのに不利でしょう。少なくともコスチュームは締めつけるような設計をすべきだと思うんだが、それを強調するようになってるし。ぱんつも見せ放題だしなあ。あれじゃあ有難味がない。ハードな設定を目指しているようだが、こういうことでは細部の詰めが甘いんじゃないかと心配になっちゃうなあ。

「中国のステルス機試験、ゲーツ長官訪中に重ねた意図は」という記事が。尖閣のときに中国政府が強硬だったのも「軍部に配慮して」ということだったみたいだし、意外と中国国内は大変な状況にあるのかもしれない。「奴らがもっとも恐れているのは国民の不満だ。外から揺さぶってそれを燃え上がらせる手は考えれば出てくる」と書いたが、それはやるべきではなかったような。



1月13日(木)
今日は朝から人間ドック。これだけ長いこと会社員をやってると、あまり特筆すべきことはない。採血担当者のテクニックが超絶的ということもなかった(針が入るとき微かにチクッとしたし抜くまで微動だにしないということはなかった)し、あまりスタッフの顔を見ていないので美人がいたかどうかも分からない。

ただ、超音波検査のときに、センサーが冷たくなかった(むしろ暖かかった)というのは以前と違うような気がする。内科検診で聴診器を当てられたときも布のような感触で冷たくなかった。こういうカムファタビリティの面での改良が進んでいるのだろうか。

肺活量は5400で5千代を維持。スポーツでは肺活量が大きいとスタミナがあるということになるらしいが、逆に他人よりスタミナがない(高校時代に1500mを走るのも途中で歩くより遅くなってクラスのビリ集団だった)というのは情けないというか何というか。

しかし毎度のことながら胃のX線検査は非人道的だ。上下逆さまにされたときなんか、血圧が高くて脳の血管が弱い人はヤバいんじゃないかと思ってしまった。後で出てくるバリウムの扱いにも困るしなあ。やはり健康診断は身体に悪い。早期発見されて切られるより、見つかったときには手の施しようがなかった、の方が個人的にはいいような気がするんだが。

問題はコレステロールがどうなってるか、だな。脂肪の多い菓子を控えて以前のズボンを(キツめでギリギリではあるが)穿けるようになってたんだが、正月の実家での不摂生(ビール飲み放題、甘いもの食い放題、動かない)が祟ってリバウンドしてるからなあ。アイスクリームを4個一気食いしたのは自分でもアホだと思うよなあ。

受診後には近くのレストランの食券を渡されるが、朝食抜きなのに軽食だけでは当然のことながら足りるわけがない。半額で買ったパンが余ってるので、それを持ってきている。さてどこで食うかだな。梅田の地下街で金を使わずに座っていられるところを探すのはなかなか難しい。

けっきょく、去年と同じ階段の下で立ったまま食べる。パンだから不自由じゃない。以前はマクドナルドで食ったたが、あそこも立ち食いだったからな。あそこもあの頃は低価格路線だったのだが、競合他社を駆逐してしまったのか、最近は利益を優先しているように見えるんだよな。

今年も阪神デパートの地下には行列が伸びている。ガトーフェスタハラダという店らしい。ああいう、並んででも買ってくれる客を掴めば勝ちだよなあ。

例年どおり午後の面接までの間は時間があるので大阪駅前第3ビル地下の古書店街を廻ることにする。地下を通って第4ビルに行くのに、ちょっと迷ってしまった。土地勘が鈍っている。結婚前は毎日のように歩き回っていたんだがなあ。そういえば、私が大阪で暮らすようになってから、ここで新阪急八番街と大阪駅前第4ビルの地下が繋がったのだった。「これで地下を一周できる」と思ったのを覚えている。最後につながったせいか、かなり無理して接続してるんだよなあ。

古書店街だが、来るたびに櫛の歯が抜けるように店が減っている。最盛期に比べて、今はもう半分くらいか。やっぱり大手が組織的に参入してくると、従来の商売のやり方では存続が難しいんだろうなあ。以前なら、いくらでも時間をつぶせると思うくらいだったんだが、今はちょっと間が持たない。

金券ショップで「スルッとKANSAI」のプリペイドカードと職場までの切符を買い、梅田のソフマップに行く。別に何かを買う予定はなかったのだが、中古の無線LANカードを780円で買う。動作保証無しの商品だが、PCカードだからたぶん動くんじゃないかな。子供たちのパソコンで使うためのものだから通信速度はそれほど重要ではなくて、Windows2000や98に対応している方が重要なのだ。

大丸のビルにポケモンセンターオーサカが移転したようなので、娘を連れて行けるか余った時間で偵察に行ってみる。エレベータを降りて最初に目に飛び込んできたのはガイジンの家族連れ。その他も日本人かと思ったらワケのワカラン言葉を喋ってるし、外国人観光客用の施設ですか。

中を巡回してみたが、グッズの販売だけで、遊べるところはほとんどない。商売が最優先なんですな。これでは電車賃を使ってまで子供を連れてくるほどのことはないか。

ドクターとの面接では体重と腹囲はかなり減っていて感心されたが、悪玉コレステロールはあまり減ってない。要治療のラインより下にはなったが、まだギリギリのところだそうだ。もっと運動しろと言われてしまった。

職場への移動途中で京橋のダイエーに寄り、緑茶の2リットルボトルを買う。「生茶」が158円でいっぱい残ってて「やったぁ!」と思ったのだが、その横に並んでる「伊右衛門」は148円だった。ラッキーである。しかし、伊右衛門は4本しか残ってない。やっぱり特価品は早く行かないと無くなるのね。

例年なら検査が終わって下剤を飲むとすぐに便意を催すのだが、今回はまったくやって来ない。軽食を食べた後、検診センターに戻ってしばらくトイレに座り、Linuxザウルスで日記を書いたりインモーの白髪を抜いたりしていたのだが、けっきょく本社に戻るまで何の音沙汰も無かった。職場に戻って伊右衛門の2リットルを1時間足らずで一気飲み。しかし何も出てこない。これは明日以降に頑張らなければ大変なことになるかも。

今日は帰りにLinuxザウルスアマガミSSの25回目「シンジツ」を観る。うーむ、この娘、今まで見たことないし、他人には見られなくない…って、本当に存在してるのか? ひょっとして、クリスマスのトラウマを抱えている主人公の妄想か。

そう思ってしまうほど、謎めいた言動であります。そして、今までの「パラレルワールド」と交差して…最終回にこういう話をぶつけてくるとは。1回余ったから付け足した話かと思ってたんだが、最後にこの話を置くことで、このシリーズ全体がぐっと締まった印象になる。画竜点睛。感服つかまつりました。

開発用に使わせてもらっているPCは起動時に暗号化ソフトのパスワードを入力しなければならないのでセキュリティは保たれているのだが、自動ログオンするWindowsのユーザにパスワードが設定されていない。離席するときは他人に使われないようにするよう社内の通達が廻っていたのだが、これではロックしていても意味がない。

用意されている環境を改変するのは問題があるので、自分用ユーザを作ってログオンしなおす運用にする。それでIEを使っていると、「お気に入り(個人的にはブックマークと呼びたいのだが)」がすべて表示されない(スタートメニューの設定で「頻繁に利用するメニューを優先的に表示する」オプションをONにしたような動作)。設定できるところがあるはずなのでオプション画面を開いていろいろ調べたのだが、やり方がわからない。

けっきょく、インターネットで検索して廻って解決方法にたどり着いた。しかし、「個人用に設定した[お気に入り]メニューを使用する」って、書き方がおかしいじゃないか。たぶん日本語に訳した奴がアホだったんじゃないかと思うんだが、あれだけ金のある会社がそういうところをチェックできてないのかねえ。そもそも、同じWindowsの中で同じような機能の名前が違うというのはおかしいでしょう。同じ会社が作ってるExcelでも呼び方が違ってた(「最近使用したコマンドを最初に表示する」だ)し。

個人的に3Dテレビはダメだと思っている。気軽に見れないからだ。普及するとしたら「前傾姿勢」で見るパソコンのディスプレイだろう。そういう意味では「ノートPCに付いているカメラを使って、見ている人を顔認識し、そちらの方向へ向けて裸眼立体視が最適になるように駆動を変える」というのは面白いね。これなら「使える」かもしれない。

「ジャストシステム、法人向けOffice互換ソフトに参入 Officeの半額程度に」というニュースが。こういうニーズは確実にあるよね。同じように、XP互換のOSも出してくれないかな。



1月14日(金)
カミさんはインフルエンザA型だったということだ。それで寝込んでいるので、当然のことながら朝は起きてこない。気がつくと起きるべき時刻を20分も過ぎていた。慌てて娘を起こしてチューブ入りのゼリーを食わせ、登校の準備をさせる。

家族がインフルエンザに罹ったということで上司に電話し、自宅待機ということになる。バリウムを排出しなければならないから会社に行きたかったんだがなあ。

さて、バリウムの排出を促すためには冷たい水分を大量に摂取する必要がある。そこで思いついた。カミさんが買い置きしていたミネラルウォーターの2リットルボトル6本入りケースが買ってからかなり経過しているのだ。開けてみると、賞味期限が去年の9月だった。これは今日のために準備されたようなものだな。まずは2本を一気飲み。

それでしばらくして、やっと出そうな感覚が遠くからやってきた。それで自転車に乗り、スーパーに向かう。トイレに入って少しは出たのだが、まだ全部出きってない感じがするのでさらに座っていたら、何度もノックされる。しつこいので中止して出てみたら、ドアの前にいたのは店員のオバサンだった。ここは男女店員障害者共用だからな。で、今日もそれ以降、便意はやって来ない。

娘は夜遅くなっても父と一緒に寝ると頑張っていたのだが、私は日記を上げるまで寝られない。もうリアルな時間に対して半月くらい遅れてるからなあ。彼女が眠そうにしているのでコタツに入って横になっているように言う。日記をアップして見ると、彼女は私の横で眠ってしまっていた。抱き上げて階段を上るが、重い。大きくなったなあ。生まれたときは片手で持てそうなくらいだったのに。

やっとの思いでベッドの上に置くと、うにゃうにゃと文句を言う。布団の上に乗っているので、その下に入れるのも大変だ。



1月15日(土)
今日も娘と一緒に耳鼻科に行かねばならない。昼前に起こし、朝食を食べさせる。彼女は2種類のパンのどちらを選ぶか迷った末に一方に決めた。しかし、どうも不機嫌そうである。理由を訊いてみると「…このみじゃなかった」と言う。それだったら早く言えよ。私が残りを食べ、彼女はもう一方のパンを食べる。

娘の洟の量が多いようなので耳鼻科で母親がインフルエンザに罹ったのだが大丈夫だろうかと訊いてみると、「高熱が出る前には判りません」と言われてしまった。しかし最後に「ちょっと風邪気味ですが、気管は腫れてないのでインフルエンザの兆候はなちと思います」と言われたのだった。

娘は医院からの帰りにスーパーに寄りたいと言う。それで寄ってみたのだが、菓子を買わされてしまった。まあ、たまにはいいか。

まだ人間ドックのバリウムはすべて排出されてないと思われる。それで今日もミネラルウォーターの2リットルボトルを2本ほど飲み干す。しばらくしてリリースの気配を感じたので今日も自転車に乗りスーパーに向かう。しかし、トイレは使用中であった。ここは男女店員障害者共用だから同時に1スレッドしか実行できないのである。

しばらく商品を見るふりをしながら様子をうかがっていたが、出てくる気配がない。そのうちに、別のオッサンが開けようとして開かないのでノックしている。彼もトイレの前で待つつもりのようだ。私はリリースのタイミングを逃すと大変なことになる。また自転車に乗り、家とは反対方向にある別のスーパーに向かう。よっぽど安心できる家のトイレで出してしまおうかと思ったが、流れなかったら大変なことになるからなあ。

なんとか間に合った。入店してエスカレータを駆け上がりトイレに座ると、一気に噴射。この感じだと全部出たな。今年はあの苦しみを味わわなくてよさそうだ。しかし、ここはトイレが古くて水量も少なそうだ。コトが終わって不安を感じながら水を流してみると…流れないだよ。

水が溢れ出すという最悪の事態には至っていないが、底に沈んだ鶏卵数個分の固まりが居座ったままでトイレットペーパーが水面を開店するだけである。水が貯まるのを待って何度か流しているうちにドアがノックされた。ここでもか。

しばらく籠城してたら他のところに行ってくれないかなと思っていたのだが、何度もノックされる。やっぱりスーパーのトイレでは他に行くということは考えつかないのね。諦めてドアを開けてみると、前にいたのは息子より年少の子供だった。「ここ、流れへんから他のとこ行った方がええで」と言うと、うなずいて出て行った。

私はそのまま素知らぬ顔をして店を出る。「古池屋、買わず飛び込む水の音」という奴よりもさらにヒドい。極悪人である。いや、悪いのは胃の検査にバリウムを使うことを容認している連中だ(責任転嫁)。



1月16日(日)
朝から眉間が痛い。腰も。まさかインフルエンザが伝染ったんじゃないだろうな。

右手人差指の背に傷ができてなかなか治らないなあと思ってたら、どうやらアカギレのようだ。自転車に乗るとき、いちばん強く風が当たるところだからなあ。「肌の露出している部分が痛い」と言いながら、まったくケアしてなかったからな。軍手を着用して、降車後はマッサージして血行を促進すべきか。

阪神デパートの地下で行列ができていた「ガトーフェスタハラダ」だが、先日のWBSで取り上げられていた。ラスクだそうである。そういうモンのためにわざわざ行列に並ぶかね。理解できん。

そろそろ物価上昇が怖いので、先日高評価だっただった麦の頂をケース買いする。レジのにーちゃんが6本×4の値段を表示したので訂正させる。何のためにケースで買ってると思ってるんだ。



1月17日(月)
娘の目覚まし時計が鳴って目が覚めた。そうか、カミさんはインフルエンザに罹って寝込んでるんだった。娘はまったく反応せず眠っている。目覚ましを導入した意味がないな。息子もまだ眠っていたので起こす。もう起きてるべき時刻だろう。

仕事用のマシンにはIE7が入っているのだが、Ctrl+Aを押そうとして何らかの拍子でタブのサムネイル一覧が表示されてしまうことがある。間違ってキーを押した結果だと思われるのでなぜそうなるのかわからなかったのだが(目的のタブをクリックすると元に戻るし)今日になってやっとわかった。Ctrl+Qで「クイック タブ」とかいう機能が実行されるようなのだ。Macintoshではコマンド+Qは終了のはずなんだが、それには合っていない。以前はMac版もあったのでキーのコンビネーションは合わせてあったと記憶しているのだが(今でもCtrl+Wでタブが閉じる)、それはもう過去のことということなんでしょうな。

今日は帰りにLinuxザウルス灼眼のシャナの11回目「悠二とシャナとキス」を観る。おいおいシャナちゃん、キスの意味が解らないと言いながら悠二とするのは嫌だというのは矛盾してるのでは。そんなに自分の感覚が分析できないようなことはないと思うんだが。まあ、それだけ彼女の精神が幼いということの表現なんでしょうが。しかし、アラストールお母さんの会話がちゃんと成立してるのは笑える。

今回の敵は歩いてるだけで注目を浴びてしまうほどの美貌を備えた少年少女2人組。他人前でディープキスをしてるという設定はシャナのキスに対する感情とリンクしてくるんでしょうか。「お兄様」がバカっぽいのはリンネであるせいなのか。そして、彼らの目的はシャナ本人の方なのですか。

家に戻って居間に入ると、コタツの向きが元に戻っていた。げっ、また模様替えしたのか。やっと新しいレイアウトに慣れてきたところなんだが。いや逆に、すごい違和感。個人的には、こういう変化は望まないんだがなあ。やっぱり女性は身の周りの環境を自分好みに改変することに対して意欲的なんだろうか。

1月は番組改編の季節。今日は予約録画していたIS<インフィニット・ストラトス>」をチェックする。冒頭の戦闘シーンを観ていて、どうも雰囲気がよろしくない。メカの動きが軽すぎるというか、リアリティを感じない。これじゃあ、絵で描いて見せる意味があんまりないんじゃないか。設定も、なんか流行りそうな要素をいろいろ入れてみました、って感じでどうもあざとい感じがする。まあ、キャラデザはよさそうだから、もう少し観てみるか(おい)。

娘にはタッチパネル付きのXPマシンを買ってやろうかなと考えて3万円くらいで買えるタイミングを狙っていたのだが、そうこうしているうちにタッチパネル付きならAndroidが主流になってきそうになってきたな。AndroidだったらOSにバカ高価いライセンス料を払わなくていいし競争も激しくなりそうだからもう少し経てば選り取りみどりになるだろう。無線LAN経由で動画が再生できてタッチパネルでお絵描きできればいいから、たぶんどの機種でも対応可能だろう。

ビール類の総出荷量が発表されたというニュースが。第3のビールに関して「流通系PBを中心に韓国産新ジャンルの輸入が増加している」ことを指摘しているのは(私が見た範囲では)ロイターくらいだな。やっぱりビール大手は大きな広告スポンサーだから遠慮があるのかな。第3のビールを飲むような人間は(私も含めて)選択ポイントとして価格の影響が大きいはずだから、日本メーカーは自縄自縛になっている形になるからなあ。



1月18日(火)
最近になって毎日新聞のサイトを表示しようとするとエラーのダイアログが表示されるようになってしまった。あんまり問題になってないようなので、IEの特定のバージョンで発生するエラーなんだろう(ということはIEのバグか)。とりあえず、該当のサイトを「制限付きサイト」に追加する。しかし、IEもおかしいよなあ。なんで「デバッグしますか」って表示するんだろう。開発者向けのメッセージを一般ユーザに見せちゃダメでしょう。

表示しないように設定もできるらしいが、それをデフォルトにすべきじゃないのか。使う側の立場に立ってないな、相変わらず。

今日は帰りにLinuxザウルス灼眼のシャナの12回目「ゆりかごに花は咲いて」を観る。へえ、吉田さんの飼い犬の名前、エカテリーナってんだ。最近、派手な名前の犬が多いなあ(おい)。…って、気になるのはそこかい!

しかし池クン、辛い立場だねえ。設定としてはありふれた関係だが、うまくストーリーのアクセントになっている。

あの変態の狙いはシャナ本人ではなくて彼女の剣ですか。でもやっぱり「お兄様」はリンネにしか見えない。同じファミリーネームのようなんだが。

そしてシャナが罠にかかって絶体絶命になったところで、次回へ。悠二クンアネさんがどう絡んでくるのか。そしてシャナの「恋」の行方は?

1月は番組改編の季節。放浪息子というアニメ(「放蕩息子」だと思ってた)のプレイリストを作るためにチャプターを打ってたんだが、これは異彩を放っている。絵作りが他のアニメとはまったく違う。しかもそれが好ましい。

しかし、この作品も性倒錯モノなのね。女性による原作で気合が入ったアニメって、最近そういうのが多いような気がするんだが。



1月19日(水)
出勤時の電車で座れたのだが、向かいの座席で何か喋ってる奴がいる。なんか喋り方を聞いてるとアタマ悪っぽい。優先座席で携帯使ってるのかよ。まったくアタマの足りんヤツは…と思って眼鏡をかけて見てみると、アタマの足りない男がブツブツ独り言を言ってたのだった。(Linuxザウルスを使うときは老眼のせいで画面が見えないから眼鏡を外してるんだよ)

今日は単独行動のようだったが、こういうのが一緒だと家族も大変だろうなあ。こういうことを書いちゃいけないんだろうけど、ウチの子供たちに他人並みの知能があって本当に良かったと思うのである。妹の旦那のお兄さん(東大出の高級官僚)のところは子供さんが4人いて、彼らの祖母の葬儀の際には絶妙の連携プレーにより完璧に取り仕切ったらしいが、それほどの水準は望まないから。

今日は帰りにLinuxザウルス灼眼のシャナの13回目「校舎裏の宣戦布告」を観る。新番組は評価のために家で観てるし、前クールから継続してる作品は子供たちと観てるものばかりということで、このシリーズを続けて観ることになる。

ああ、アネさん、カッコいい。そして、彼女も「子分」たちとの関係を通じて変わってくる、という展開になるわけですな。まあ、単なる破壊者で終わらせるには魅力的すぎるキャラだからな。

今回のサブタイトルは前回にこそ相応しいのではないかと思ったのだが…なるほどフウゼツが解けるときには、元の場所に戻らなければならないわけですか(そういう描写はあったっけ?)。それで、ラストでは前回の時点の戻るわけですな。

そして、次回予告では…やはり、フレイムヘイズも元は人間だったわけですな。シャナがそうなった経緯が描かれるようだ。

『「無修正画像を表示してパソコンをロック」――恐怖の脅迫ウイルス』という記事が。わはは、これはアイデアだにゃあ。作者はきっと先日の「俺の妹がこんなに可愛いわけがないを見て思いついたに違いない(違ウ!)。電源切ってセーフモードで起動すればいいだけのような気もするが。

「ベルルスコーニ首相に金銭要求? 買春疑惑相手の少女」って、イタリア人は恥ずかしくないのかなあ。まあ、東京都民も似たようなモンか。それを言い出すと、大阪府民もそうですかな。しかし17歳かあ…とか一瞬思ったが、向こうの17歳だったら別にいいや(オイ)。



1月20日(木)
今やってる仕事がヤバいことがそろそろ明らかになりつつあるので、今週に入ってからは先週までより帰りが遅くなっている。必然的に睡眠時間が短くなり、眠い。昨夜も夕食後すぐに気を失って食後・就寝前の抗鬱薬を飲めなかったので今朝は朝食後の分と一緒に飲んだのだが、そのせいもあってか猛烈に眠い。電車を降りて職場に歩いていても気を失いそうになるし、職場に着いて紙に字を書いていたら意識を失っていたようで気がつくと途中から意味不明なグチャグチャな線になっていた(頭が気を失っても手は惰性で字を書き続けるんだね)。こういうのは初めての体験だ。

眠すぎて午前中もほとんど仕事にならない。何のために遅くまでやってるのかわからないな。いや、実は「頑張ったけど駄目でした」というのをアピールするためなんだけど。

今日は帰りにLinuxザウルス灼眼のシャナの14回目「偉大なる者」を観る。おお、これが人間だった頃のシャナちゃんですか。とか思ったら骸骨と闘ってるし。ということは、すでに「あっち」の世界に行ってるのか。でも、アラストールメイドさんの話を聞いている限りにおいては、まだフレイムヘイズではないようだ。赤子の頃に拾われて、どうやらフレイムヘイズにするために育てられているらしい。

しかも舞台は中世のヨーロッパかと思ったら、メイドさんのお土産はポリ袋に入ったメロンパンだし。それに料理には電子レンジを使ってるし。ということは電気が来てるんでしょうか。

そして、買い物をしてるのは現代の日本。やはりあそこは「こちら」と繋がった別世界のようだな。だったら何で電気が……おいおい、メイド姿で歩き回ったら目立って仕方ないでしょ!

どうやら、その世界はトモガラたちから狙われているようであります。そしてシャナが仕掛けた罠(赤い液体はあんなに大量にはなかったと思うんだがな)によって、件の骸骨に異変が。いったい何が起こったのか。赤い液体を浴びたことで血肉を亡くしたときのことを思い出したのか?というところで以下次回。

しかしこのメイドさん、彼女も魅力的なキャラクターである。やっぱりキャラ立てが巧い。

『だましの電話は中国から 「損」ちらつかせ預金根こそぎ奪う』というニュースが。なるほど、関西の人間はこういう手口に弱いわけね。

「新幹線運休、同じフロアにシステム開発者」って…うわ、その動作は仕様通りだったですか。じゃあ、何でそれをオペレータが知らなかったかが最大の問題なんじゃないですか。レアケースだということでマニュアルに書いてなかったとか。他のニュースを見てると「同社は、指令員がダイヤ編成に集中できるよう、処理能力に上限があることを知らせていなかった」そうです。で、その対策は考えてなかったんかい。

「アナログ停波告知、画面にかぶせて表示 NHK、7月1日から」というニュースが。まだまだ先だと思ってたが、気がつけばあと半年か。それからどうするかなあ。ダビング10ならアナログでHDD&DVDレコーダーにコピーできるのであれば、それで現状の運用を継続できる。しかし、まだ試してない(苦笑)。


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