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▲5月11日(土)▼ →
今朝は日記を書く時間も気力もない。朝一で客先に出るので遅れられないし。まあ、アクセスカウンターもそれほど増えてないからいいか…ということで家を出る。
今日から「SFマガジン・ベスト (1)」(ハヤカワ文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。まずは「接触汚染」(キャサリン・マクレイン/斎藤伯好)を読み終えた。ネタはあまり大したことがない。「何でこんなネタでこれだけ引っぱるかね」と思うくらい大したことがない。まあしかし、それによって起こる葛藤は面白い。これに絞ってもっと短い話にすればよかったのに…とか思ってしまうのである。
今日は朝から客先でサーバの設定である。今日は開発部門の人まで応援に来ていたのだが、例によってトラブル続きで今日も23時前まで客先にいた。今日もほとんど立って作業していたので腰が痛い。疲れた。
▲5月12日(日)▼ →
7時半に小用で目が覚めて、そのまま起きてしまう。5時間くらいしか寝てないことになるから眠った方がいいんだがな。少し寒い。まだまだ朝は冷える…というか漢方で言うところの「気」が減退しているのか。起きて何をするかというと、エッチ画像を探しているのである。疲れていると言いながら何をしてるのやら。まあ、個体がダメになると子孫を残そうとするのが正しい戦略だとは思うんだが。それでも私好みの画像を置いてあるところを見つけたから良しとしよう。こういう画像の在処をご存知の方がいらっしゃったらメールででもこっそり教えてください(苦笑)。しかし、これだけアッケラカンと女体を露出していたら、女性器を見ても何も感じなくなりそうで怖い。
今日はカミさんが息子を「指輪物語」を観に連れて行ってくれる。私は休みなのだが、昨日の作業が完了していないので何かあったときのために自宅待機になっている。待機しているので自分の用事もできない。疲れているので日記を書く気力もなかなか出ない。グッタリと一日を過ごすのである。
息子は帰ってくると丸坊主になっていた。夏モードである。ここしばらく頭が痒いとか言っていたので、その方がいいだろう。薬も塗りやすいし。彼は図書館で借りてきた恐竜図鑑がお気に入りである。数字が読めるようになっているので体長や体重の数字を読もうとしているのだが、「5.4t」というのを「ごじゅうよんとん」とか読んでいる。ああ、まだ小数点の読み方は知らないんだな。教えてやると「ごーてん、よんとん」とか読んでいる。まだ意味は理解してないんだけど。そういう意味では千とか万の位の意味も理解してるか怪しいもんなんだがな。
▲5月13日(月)▼ →
今日も引き続き通勤中に「SFマガジン・ベスト (1)」(→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は「大いなる祖先」(F.L.ウォーレス/斎藤伯好)を読み終えた。しかし、ぜんぜん面白くない。話にリアリティが無いし、オチもありきたりだ。架空の話だからこそ私はリアリティが欲しいのだ。
先週の作業だが、昨夜も開発部門を巻き込んで徹夜して調べていたらしいので、今朝は8時半にオフィスに出る。しかし、トラブルがまだ続いていて今日も遅くなる。23時前まで仕事をしていた。朝も早かったので非常に疲れるのである。
家に着いたのは0時前だったのだが、玄関に入ると階上からドタドタいう音が聞こえてきた。息子だ。まだ起きてたのか。もう寝なきゃいけないということで、私が着替えるのと一緒に寝室に上がらせる。そして寝る前の読書を母親に拒否されたので、私がドラえもんの映画のパンフレットを読まされるのであった。
▲5月14日(火)▼ →
今朝はまた居間で死んでしまっていた。気がつくと6時前である。座椅子に座った状態から横に倒れていたので腰が痛い。動けない。とにかく、平らなところで横にならねばならない…ということで、最後の気力を振り絞って寝室に上がって横たわる。あと2時間で何とかなるだろうか。
目が覚めると何とか腰痛は軽くなっていたので出社する。昨日から「ambivalence」(崎谷健次郎:→【amazon】)を聴いているが、あんまり良くない。まあ、「1980年の放課後」なんかは非常に好きな曲なんだが。そういう意味ではバラつきが大きいのかな。前に聴いたCDの感想もそういう感じだな。
通勤中に「SFマガジン・ベスト (1)」(→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は「過去へ来た男」(ポール・アンダースン/稲葉明雄)を読み終えた。これは面白かったですね。落雷のショックで千年前に跳ばされてしまった男…という設定は今となっては古臭くも感じるのだが、それでもこういうことが起こればこうなるだろうなということを納得させる力がある。隅々まで考証が行き届いているのがわかる。こういう作品は好きだ。
▲5月15日(水)▼ →
昨夜も2日分の日記を書いていたら3時半になってしまっていた。馬鹿である。4時間足らずの睡眠のあと、朝食を食べて家を出ようとしていたら、会社から貸与されている携帯に電話がかかってきた。客先でサーバが動いていないらしい。電源ボタンを押しても起動しないという。それだったらソフトのせいではないと思うが、もし故障であれば代替運転の設定をしなければならないので家で待機することになる。けっきょく、電源コードを挿しなおしたら起動したらしい。何なんだろ。
外では雨が降っている。最初に出発しようとしていたときには止んでいたのだが、客先の状況を確認して改めて家を出たときにはパラつきはじめていた。傘を差して歩き始めるが、それほど降りは強くない。傘を差さずに歩いている人もいるくらいである。これは、自転車で来てもよかったかな。それでも途中でパラパラと大粒の雨が降ってきたりしたんだけどね。これは、歩いても自転車で走っても腹が立つパターンだな。
今日は通勤中に「Kiss me,Good bye」(斉藤さおり)を聴いている。中古を100円で売っていたので「サバンナの熱風」のためだけに買ったようなものだが、意外とノリがいい。しかし、若い頃にはこれをオリジナルのキーで歌えたんだよなあ。歳は取りたくないものである。
今日も通勤中に「SFマガジン・ベスト (1)」(→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。今日は往きに「祈り」(アルフレッド・ベスター/稲葉明雄)を読み終えた。この設定には無理があるような気がするなあ。オチもアホみたいだし。世の人は、こういうのもSFと呼ぶのか。調べてみると日記を書き出してから今までにも2作読んでいるようだが、私ゃどうもこの人の作品はダメみたいだな。
そして帰りに「操作規則」(ロバート・シェクリイ/稲葉明雄)を読み終える。これは楽しめた。宇宙船の推進力として超能力者を使うというのも面白いし、それによって巻き起こる事件がまた興味深い。
今日も遅い。23時前まで仕事場にいる。明日は広島に日帰り出張である。自転車を使わずに出勤したので帰りはJR経由で帰ることにしてみどりの窓口に寄る。しかし、「11時になったんで、コンピューター止めたんですわ」と言われてしまった。時計を見ると23時01分…オーマイガッ! 指定を今日のうちに取れてれば、明朝はゆっくりできるのに。
私のマシンはセカンドハードディスクを入れているのでFDDが装着されてないのである。ノートだから仕方ないんだけどね。それで、フロッピーディスクを読み書きするときにはサーバのFDDを使っている。ああ、ネットワークは素晴しい。しかしときどき「ネットワークパスが見つかりません」というエラーになる。ネットワーク的には繋がっているはずなんだが、よくわからない。調べてみると、常時起動しているこのサーバをマスター・ブラウザにしなければならないのだろうか。どうもWindowsのネットワークはよくわからん。まあ、やってみたら読み書きできるようになったからいいんだけどね(いいのか?)。
家に帰ると翌日である。妻子は寝ている。どうも、夕食のおかずが見あたらない。レトルトのカレーが置いてある。勝手に食べてカミさんに怒られないかと心配だったが、背に腹は代えられないので暖めて食う。そしてパソコンをいじる体勢で、座ったまま気を失っていたらカミさんが下りてきた。眠い。何もできない。必死の思いで歯を磨いて寝室に上がるのである。
▲5月16日(木)▼ →
今日は日帰りで広島出張である。広島での打合せは昼からなので余裕を持っていたら、少し遅くなってしまった。ギリギリである。それでも西梅田で降りてチケット屋に飛び込む。指定の回数券を買おうとしたのだが「チケット屋では自由席しか売れないんです」と言われてしまった。何故なんだろう。
とりあえず自由の回数券を1枚買ったのだが、乗る予定の列車は東京発のようだし何しろ時間的にギリギリなのでみどりの窓口で指定券を買って乗る。今日もまた窓の外でパラパラと音がしている。今日も雨か。岡山に着いた頃には止んだようだが、前回もこのあたりで雨が降り始めたような気がするな。岡山よりちょっと東のあたりには屋久島みたいに常時雨が降っている領域でも存在してるんだろうか。
引き続き「SFマガジン・ベスト (1)」(→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。新幹線に乗る前にタイトル作の「冷たい方程式」(トム・ゴドウィン/伊藤典夫)を読み終えた。これは誰もが知っている有名な作品であるが、さすがに素晴しい。このシチュエーションを提示することによって宇宙空間の非情さ、そして地球上とのギャップを見事に描ききっている。一般に名作と呼ばれているものが私にとっては良くないことも多いのだが、これは確かに名作である。
今日の打合せはだいたい定時に終わった。帰りの新幹線を予約しようとしたら、確実に乗れるものはもう指定席が残っていないと言われてしまった。その前の便なら空いているという。広島駅での乗り換え時間は5分だそうである。子連れや老人ならともかく、それくらいなら何とかなるだろう。それでも不安はあったが、何とか乗り込むことができた。しかしこれ、広島発なんですか。そのせいか、指定席はガラガラである。これだったら、朝に買った切符で自由席に乗れば良かったんじゃないか。
毎日の通勤時間ではなかなか長編が読めないので、まとまった移動時間があるときに読み始めることにしている。そういうことで今は「占星師アフサンの遠見鏡」(ロバート・J・ソウヤー/内田昌之:ハヤカワ文庫:→【amazon】:→【bk1】)を読んでいる。彼らの住んでいる星がどのような天体なのかが徐々に明らかになってゆくが(本当は14ページ目でそうではないかと思っていたのだが、その推測は正しかった)、こういう設定は初めて見たな。しかし、このアフサン君、頭が良すぎる。人類の歴史で天才が一生かけて一つしか確立できなかった概念を次々に発見してゆく。さらにこの「我々の世界」よりも複雑な構造の「この世界」で。しかも、こういうことを「発見」するためには科学の「合理的思考方法」というのが必要なのだけどなあ。「事実」というのは偶然でも発見することもあるかもしれないが、「考え方」というのは熟成するのに長い時間がかかると思うのだ。我々にとってはふだん意識せずに使っているくらい当たり前になっているものだけど。
新大阪に着いたのは20時前である。それでも、いつも仕事を終える時間よりも早いな。そういうことで、大阪駅で降りてソフマップに行くことにする。こまめに店に足を運んで、mp3プレーヤーの出物がないかチェックしておいた方がいい。前回は子連れだったので売っている場所が見つからなかったのだが、今日は見つけることができた。しかし、やはり高価い。以前見た「Intel Pocket Concert」の倍以上する。だいたいが、128MBのメモリーだけで1万円近くするんだからな。そう思うとやはりアレは安かったんだ。ううっ、やっぱり悔しい。
店内を巡回していたら、CD革命/Virtual Pro Ver.5.5が2,980円で売っていたので買ってしまった。バージョン6が出たから安くなっているようだが、パッケージに書いてある機能を最新版と比較してみても、それほど強化されているようには見えない。「Windows XP対応」と書いてあるくらいである。だったら5.5でも充分だ。いま私のマシンでは「Clone CD」と「DAEMON TOOLS」の組み合わせで仮想CD-ROM環境を構築しているのだが、「Clone CD」は利用期間限定だったはずだし、仮想CDのファイルサイズがオリジナルよりも大きくなってたからな。CD革命/Virtualのパッケージには「平均圧縮率50%以上」と書いてあったんだが、「CD-ROM」ではなく「CDも、DVDも」と書いてあるのがちょっと不安ではある。
そして帰りに家の近くの本屋で「TECH GIAN」を買った。にしき義統氏の表紙絵がCD-ROMに収録されているようなのだ。しかし、今回はジグソーパズルになっているそうなのである。やっている暇があるんだろうか。
▲5月17日(金)▼ →
今朝も雨が降っている。もう梅雨入りなんだろうか。最近残業が多いうえに昨日の日帰り出張で疲れたので、今日はちょっと遅く出てゆくことにする。カミさんは息子を車で保育所に送っていってからまた迎えに来ると言ってくれたのだが、止んだので自転車で行くことにするのであった。
昼過ぎくらいから頭が痛い。左の首筋から後頭部にかけてズッキンズッキン痛む。血管性の頭痛のようだが、何なんだ。やるべきこともまだあるのだが、今夜は明後日の客先作業の準備をして22時前に帰る。
▲5月18日(土)▼ →
昨夜は4時半まで起きていたので今朝は10時前まで起きられない。息子は保育所に行ってるしカミさんは木根尚子さん宮本春日さんと「指輪物語」を観に行くので、今日は独りで過ごせる。自分の用事をこなそうと思うのだが、そういう気力が沸かない。何もする気が起きない。辛うじてDVD-RAMドライヴをパソコンに繋ぎ、バックアップを開始する。そして、今後しばらくは土日でも休むのが難しい(明日も仕事なのだ)のを考えて、自分の部屋を整理することにする。しかし、本棚に突っ込んであった本を整理して箱詰めしたところで妻子が帰ってきたのだった。床の上に積み上げてあるものまで手が回らない。まだまだ時間がかかりそうだな。
居間に上がってパソコンを開くと画面の左下が暗い。バックライトが壊れたのか…だったら修理だな。これを修理に出すと何かと不自由だなあ…とか思っていたのだが、再度画面を閉じて開いたら均一な明るさになったのだった。とりあえずは大丈夫のようだが、ちょっと不安だな。
▲5月19日(日)▼ →
今日は朝一から客先で作業である。今朝も雨が降っている。かなり強いので自転車は使えない。作業するのに必要なノートパソコン入りの鞄を背負って駅まで歩く。靴下がグショグショになってしまった。やっぱり、もう梅雨なんでしょうか。
何とか予定通り昼過ぎに作業は終わった。妻子が出かけているなら合流しようかとカミさんのPHSに電話してみると、家にいるということであった。自転車が使えないので地下鉄の駅まで迎えに来ていただくことになる。待ち合わせのレンタルビデオ屋に入ると、カミさんが一人だけである。店内を探したが息子は見当たらない。カミさんに訊くと、彼は家でビデオを観ているという。まあ、もう5歳半なんだから一人で行動してもいいんだが、それでも心配になるこの親心が子供をスポイルしてしまうんだろうな。
家に帰ると息子はハリポタのDVD(→【amazon】)を観ていた。しかし、なんだか表示されている画像がずいぶん縦に長いように感じる。カミさんによると画面の設定を16×9にしているという。あれ、ウチのテレビは横長じゃないから4×3にしないといけないはずなんだけど。まあ、観てる本人が気にならなければいいんだけどね。
そうか、DVDだったら16×9の設定もできるのか。それだったら横長テレビを買う意味もあるな。このテレビを買った10年前は「メーカーが売ろうとしている」というだけの理由で何も考えずに使い道のない横長テレビをメーカーの勧めるままに買うヤツは馬鹿だと思ってたんだが。
今日はカミさんの機嫌が悪い。息子が食事の後片付けを指示どおりにできないと言って怒鳴りつけている。しかし彼は彼女が「母ちゃん、肩が痛いんや」と言うと、肩を叩いてやると言っている。あんなに理不尽に怒鳴られてるのに…優しいねえ。
▲5月20日(月)▼ →
野尻ボードに「アルビレオ」っちゅーハンドルの人が出てきてちょっと驚く。とりあえず、ここに別人であると書いておこう。まあ、ありふれたハンドルみたいだからな。こういうのも「先行者利益」っていうんだろうか。
今朝は本社に出て打合せや報告書の作成を行う。そして作業場所に移動する途中で本屋を覗いて「ちさ×ポン 1」(中野純子:ヤングジャンプ・コミックス:→【amazon】:→【bk1】)と「聖の青春」(大崎善生:講談社文庫:→【amazon】:→【bk1】)を買ってしまった。「ちさ×ポン」は女性が青年誌に描いているエロマンガだが、何となくヤれそうでヤれないのが気になるのである。行くところまで行ってしまうと後が続かないからね(笑)。そういう意味では「甘い生活」(弓月光:→【bk1】)の路線は正解なんじゃないだろうか。
「聖の青春」は文庫になったのだが、ハードカバーを持っているのに、それでも店頭に並んでいるのを見て手に取ると買ってしまった。やっぱり惜しい人を亡くしたよなあ、と思う。彼が活躍していた頃は私が将棋から離れてしまった後の時期なのだが、「村山聖」という名前を初めて知ったのは、プロ棋戦にアマチュアが参加し始めた頃のことである。ウチの会社の県代表クラスの人が、アマチュアで勝ち進んでいた人か彼に当てられて、さらに相手の「体調不良」で対局延期になったというのが「やり方が汚い」と言っていたのである。まあ、プロ同士だったら不戦敗になるんだろうからね。そのときに、「アマチュアの立場から、当てられて『汚い』と言われるということはそうとう強いんだろうな」と思ったんだった。こういうことを言われるということは、もう周囲の誰もがトップクラスの実力があると認めているということだ。プロの世界では四段以上は1段上がるのに最低1年かかるし、いくら強くてたまたま一つ負けたせいで上がれないこともあるから、「クラスは下でも実力はAクラス以上」という人はいるのである。それでも「汚い」と言われるということは相当なものだと推測されるのだ。まあ、そのときの組み合わせは偶然かもしれないんだけどね。そして「『体調不良で延期』って???」とも思った。しかもそれがよくあることのように口にされたことに対しても。その理由は後に広く知られることになるんだけれども。
昨日から通勤中に「Far East Cafe」(小田和正:→【amazon】)を聴いている。「恋は大騒ぎ」や「リトル・トーキョー」は本当に好きでよく口ずさんだりしている曲なんだが、それでもこの時期の作品になるとアルバム全体を無条件に好きだというわけにいかないな。
まだまだやるべきことはあるのだが、休出明けで疲れているため今夜は22時前に仕事を終える。家に帰ると23時である。しかし、玄関に入ると階上から階段を1段ずつ下りてくる音が聞こえる。息子はまだ起きているようだ。寝室に入って着替え、カミさんが夕食の用意をしに下りてゆこうとするので上がってくるまで息子の相手をしようとしていたのだが、彼女に「下りたら上がってこないわよ」と言われたので彼に「ご飯食べたら上がってくるからな」と言いつけて寝室から出てゆく。食事を終えても階上からドンドン音が聞こえてくるので起きているのかと思っていたのだが、歯を磨いて上がってゆくと彼は身体を真っ直ぐに伸ばして寝息を立てていたのだった。どうやら、寝返りの音だったらしい。
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