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4月1日(日) 
今日も朝から京都で仕事。昨日と同じく早起きである。カミさんに起こしてもらったが、彼女はまたそのまま眠ってしまった。けっきょく昨日は誕生日だったというのに昨夜帰ってきてからほとんど言葉を交わしてないな。独り寂しく家を出る。

しかし暑い。コートを着てなくても汗ばむくらいの陽気なのに分厚いダウンジャケットを着用してきてしまったので汗だくである。今日は阪急に乗るまで座れなかったのでジャケットを脱げなかったし。作業場所がサーバ室で寒いから防寒具を持っていった方がいいんだが。

昨日の帰りから移動中に博士の愛した数式小川洋子)を読んでいる。ほとんどの人が知らないような本ばかりではなく、たまには世間一般で評判のよい作品を読んだ方がいいかなと思ったのである。テーマも面白そうだったしね。ちょっとは視野を広げないと。

通勤電車の中で立って読む気になるくらいには読み心地がいい。あまり最近そういうのはなかったからな。読み始めてみると、「こんなに数を擬人化して愛する数学者がいるんだろうか」と思ってしまった。まあ、それがテーマになってるんだが。数学小説というと思い出されるのが傑作フォア・フォーズの素数だが、この点ではあっちの方が数への執着に納得できる

往きの阪急特急はいつもより乗客が多い。さらに桂駅に着いたとき、ホームの上は人でいっぱいだった。やっぱり春のせいなんだろうか。

土日の休みは無くなってしまったが、そんなもんだと思ってればそれほど疲れは感じない。逆に先日の水曜日の休日に出勤したときの方がダメージは大きかった。直前までその予定じゃなかったからな。

今日も昨夜と同じく最終電車。頭では疲れてないように思っていても、いざ帰りの電車で空席を見つけて座り込むと、疲れの塊が身体の中心にどっかりと腰を下ろしているのを感じる。前言撤回。やっぱり疲れてます。

帰りも「博士の愛した数式」を読んでいる。抗鬱剤の副作用で眠いうえにこれだけ疲れているのに眠らずに読めるというのは大変なことなんじゃないだろうか。ただ、この作品の登場人物たちは、数学に対してウェットすぎるような気がする。数字の真実というのは、草も生えない人跡未踏の地に、無限の彼方に向かってそびえ立っているようなものではないかと。たしかに、オイラーの公式は、何の関係も無いように見える無理数たちが見事に1点に交わっているという意味で、凄いと思うのだけれども。



4月2日(月) 
ずっと働いているというのに、今日はまた月曜日。いつものように本社に出社する。仕事場の窓から外を見ると、数百メートル先のビルが霞んで見える。これは黄砂ですか。なんとなく掌とかが粉っぽい。健康に悪影響はないのかなあ。

仕事帰りに博士の愛した数式小川洋子)を読み終えた。いやー、ええ話や。設定は面白いのにそれだけの話だといえばそれだけの話なんだが。するする読めてしまってライトノベルより読みやすいなと思いながら読んでいたのだが、筆者は芥川賞を取った人でしたか。こりゃ予想外。

ルートくんが息子と同じ齢だというのも個人的には好印象である。おまけに阪神ファンだし。性格も似ているような気がする。頭の形が歪んでいることも。まあ、ルートくんは母子家庭で苦労してるからしっかりしてるけど、ウチの子は甘やかされてるからなあ…



4月3日(火) 
疲れているのを自覚したので、今日は代休を取ることにする。代休を取ると給料が減るんだけどね。妻子よ済まぬ。有休は山ほど残ってるから、その使用権を行使すれば給料は減らないんだが、ウチの会社ではそれは許されないのよね。有給休暇の使用は労働者の権利のはずなんだが。

ブックオフの100円コーナーで買い集めた未整理のコミック文庫が積み重なって私の部屋の収拾がつかなくなってきたので本の整理を行うことにする。いちおう以前に作者順に整理して袋に入れたのだが、それを積み重ねているため、新しく買ってきた本は入るべき位置に挿入することができずランダムに積み重なった状態になっているのである。それだけでも100冊以上ある雰囲気である。

まずは既整理の本が入っている袋をソートしなければならないのだが、100個ほどもある袋を並べ直す(当然私の部屋にはそれらを広げるスペースがないので廊下まで運ばねばならない)のは考えただけで気が遠くなる。それで、その作業は息子にアルバイトさせることにする。報酬は、整理した本から10冊、好きなものを読ませてやるという条件である。春休みで暇を持て余して読む本もなくなっている彼は喜んでやってくる。

10歳にもなれば、ちゃんと指示してやればこの程度の仕事はできる。曖昧な指示をして放っておくのがいちばんいけない。まあ、「『あいうえお』なんか1年生でやってるわ」とか言いながら先頭から数文字等しいパターンでは間違ってたりしたのだが。

最初は寒いというので室内に掛けてあった私の上着を着せてたりしていたのだが、そのうちに暑くなってきたといってそれも脱ぐ。けっきょく、彼一人の力で本の袋を2次元に並べることができた。

続いて、買ってきた本をソートしてから整理済みの本と比較しながら挿入してゆくことになる。この作業は本の挿入時に袋を分割するかどうかの判断が要るし体力もそれほど必要としないので私が行う。その間に息子は階下に下り、算盤塾の時間になったので出ていった。整理済みの本を室内に運び込むのは私がやることになる。読む可能性が低い本を下に置くという条件で積み重ねたので、判断が必要だから仕方ないか。

搬入作業の途中で、カミさんと2人で保育所に娘を迎えに行く。新年度になり娘のホームルームも替わり、何もかも場所が変わってしまっている。それを教えるためにカミさんは一緒に行こうと言ったのだな。

娘が我々に気づいたので、私はカミさんから少し離れた位置で両手を広げる。しかし娘は予想通り、カミさんの方に行くのであった。父は哀しい。

夕食を食べていると、右下奥の歯茎が痛い。歯医者の予約を取るのに苦労しそうなものだが、幸いなことに明日は2ヶ月に一度歯医者に行く予定の日なのである。前にブリッジが外れたときもそうだったが、なんとラッキーなことであろうか。

しかし、なんで歯は2列に並んでいるだけなのに位置を指定するためには「右下奥」と3次元の座標を必要とするのだろうと思ってしまった。ちょっと考えてみれば、中央を境にして左右に分けてるからだというのはわかるんだけどね。

今夜は私が子供たちと寝室に入ったのだが、なんと娘は自分の布団で寝るというのである。そういえばここ数日、母親と寝たときも自分の布団で眠ってたなあ。かなり残念。それを察したのか、しばらくすると「さみしくなったから」といって私の布団に入ってくる。ううっ、可愛いなあ。布団の中で自分の娘を抱いて寝るというのは、私が思い描いていた最高の幸せのような気がする。まあ、一緒の布団に寝ているだけであって、抱こうとすると束縛されるといって嫌がられるんだが。



4月4日(水) 
隣で寝ていた娘が起き上がり、「おしっこ」と言った。すごいなあ、まだ3歳なのに漏らす前に目覚めますか。それで一緒に起きてトイレに行きオシッコをさせたのだが、寝室に戻ると彼女は自分の布団に入ってしまった。もうそこがアナタの定位置になっちゃってるんですか。父は寂しい。

それで一人で寝ていると寒くなってきたので息子を布団に引きずり込み抱いて寝る。

起きてみると娘と一緒に寝ていて布団から背中が出ていたせいか、眉間が痛い。例によって眉の間から穴を開けて中身を吸い出したいくらい厭な感じである。扁桃も腫れているようだ。風邪を引いたかなあ。

今日は2ヶ月に一度の歯医者に行く日である。歯茎の痛みを訴えると、まずは歯の掃除をしてからドクターに診てもらうと言われる。痛んでるあたりを超音波で洗浄されていると、ここの痛みは眉間の鈍痛と繋がっているような気がしてきた。

ドクターによると、歯槽膿漏で骨が下がってその隙間で雑菌が繁殖しやすくなっているということである。歯と歯茎の間から食べ物のカスがいっぱい出てきたそうだ(ぎゃー)。歯ブラシが届かないところなのでどうしてもそうなってしまうということである。患部をイソジンで洗って抗生物質の軟膏を入れるそうだ。歯医者でも口内の消毒にイソジンを使うのね。

治療後20分は飲食禁止だそうである。眉間と扁桃の痛みも心なしか軽くなったような気がする。ひょっとすると、風邪を引きやすいのも歯の根元に病巣があったせいなんじゃないかと思えてきた。

今日は歯医者からの帰りにサークルKサンクスで1リットル紙パックの緑茶を買う。これは協同乳業が製造しているようである。飲んでみると、ファミマで売っているものより濃いような感じがする。それほど嫌な味はしない。

通勤中に、またひとりっ子グレッグ・イーガン)の続きを読み始める。今は「オラクル」を読んでいる。えらくもってまわった表現がぞろぞろと出てくる。まるで読まれるのを拒否しているように。書いてある理屈も何だかえらく難しい。こりゃ私のような薄々の一般人では読みこなせないんじゃないか。



4月5日(木) 
引き続き通勤中にひとりっ子グレッグ・イーガン)の「オラクル」を読んでいる。前半は妙に読むのが難しかったのだが、今はキリスト教狂信者の考えが描写されている。こんなもの、残り少ない人生の時間をかけて読みたくなんかないぞ。もう流し読みである。

帰宅したときに息子はすぐに出てきたのだが、娘はかなり遅れて出てきた。いつもなら「おかえり」「おみやげちょーだい」と言うのに、今日は無言で手を差し出すだけである。泣いてたところだったのか、頬が涙で濡れている。何を要求しているのか訊いても、こちらを見つめ無言で手を差し出してドンドン跳ねるだけだ。仕方ないなあ。ふりかけの小袋を渡すと、また何も言わず居間に戻っていった。カミさんによると、手ひどく叱られていたところだったそうだ。

息子にアルバイトの報酬として本を10冊読ませてやる契約になっているのだが、彼が望んだのは庖丁人味平であった。しかし5巻が抜けているので読ませることができるのは4巻まで。昨日も今日も帰宅したとき彼に買ってきたかと訊かれたのだが、ブックオフの100円コーナーで見つかったものをコツコツ集めているので仕方がないんだな。

それで昨日、食い物がテーマの作品ということで息子に美味しんぼ」の1巻を貸したのだが、けっこうハマっているようである。グルメマンガも蘊蓄も好きだからねえ。またマンガで覚えた蘊蓄をたれて母親に鬱陶しがられるのであろうか。今夜は2巻3巻を渡す。



4月6日(金) 
出勤前に着替えていると電話がかかってきた。こんな時間に誰だと思ったら、先に娘を連れて家を出ていたカミさんからだそうである。なんでも、制服のブラウスを忘れたので職場との間にある駅まで息子に届けてほしいとのこと。私もちょうどその駅に行くところなので、息子の自転車の荷台に彼を乗せて私が漕いでゆくことにする。

10歳になってから新調したとはいえ、子供用の自転車はやはり脚が窮屈だ。息子を乗せて自転車に乗るのは久しぶりなので、彼はずいぶん怖がっている。曲がるときなど後ろで声を上げる。昔はそういうことはなかったんだけどなあ。それだけ危険を想像することができるようになったということか。

駅前でカミさんに荷物を渡し、息子は彼の自転車で帰らせる。役に立つようになったもんだなあ。遅刻しそうになったときに使えるかも。まあ、彼が休みの日にしか無理なんだがな。

引き続き通勤中にひとりっ子グレッグ・イーガン)を読んでいる。帰りに「オラクル」を読み終えた。うーん、こういう話を読みたくはなかった、としか言いようがないな。理屈はわけがわからないし、登場人物は嫌いだし、テーマに関しても興味が持てない。個人的感想だけど。



4月7日(土) 
いきなり、HDD&DVDレコーダーからファイルサーバVirtualRDでダビングしようとしたときに「準備」状態が終わらなくなってしまった。しばらく待って「ダビングがキャンセルされたかネットワークに障害が発生し、ダビングは中止されました」というエラーになってしまう。数日前に番組を3つまとめてダビングしていて最後の3つ目が失敗し、それ以降こういう状況になってしまったのである。

ダビング先のディスクはまだまだ空いているし、ファイルサーバで変なタスクが動いている気配もない(CPU性能が低いせいか新聞記事の自動ダウンロード処理が動いているとダビングに失敗するのだ)。DVDに保存済みの番組をサーバ側で消してハードディスクを空けてみたりファイアウォールソフトを終わらせたりしてみたのだが、いっこうに状況は変わらない。そうであればRD側の問題ではないかと思って、一度RDの電源を切って再起動してみるとダビングできるようになった。家電だから安定性は上じゃないかと思っていたのだが、やっぱり中身はパソコンなのね。まあ、東芝だし

今日は雨が降っているのでカミさんが車で夕食のおかずを買いに出ようとしたのだが、娘が一緒に行きたいと泣く。カミさんが出て行ってからもどうしても泣きやまないので、HDD&DVDレコーダーに録画していたプリキュアを再生するとやっと泣きやんだ。

夕食後に娘は「とーちゃんと、(風呂に)はいる」と言ってくれる。そりゃカミさんも喜ぶぞ…と思っていたら続けて彼女に「うれしい?」と訊かれてしまったのだった。ううむ、見透かされているのか。



4月8日(日) 
10時過ぎに私が起きると隣に寝ていた娘も起き上がったが、カミさんの眠っている布団にもたれて寝ようとするので定位置に入れるために抱き上げると「いやー」と抵抗する。風邪を引くから母ちゃんの隣に入れようとしてるんじゃないか。朝は父ちゃんが嫌いになっちゃうのね。けっきょく、娘は母親と一緒に昼まで寝ていたのだった。

しかし、これだけ寝ていたのに眠い。パソコンに向かっていても間欠的に意識を失うので何も進まない。けっきょく、寝室に上がって2時間ほど寝る。

私が起きると今度はカミさんがお昼寝である。夕方になって娘も寝ると言って寝室に上がっていった。しかし、階上から娘の泣き声とドアをドンドン叩く音が聞こえてきた。「おかーちゃん、あけてくれへんー」とか言っている。カミさんが寝室に入ると私がスキンシップを図りに行くのでそれを嫌がってドアをロックしているようである。カギを開けてやったが、娘はもう寝る気をなくしてしまったようだ。あれだけ大騒ぎしてもカミさんは何事もなかったように眠っている。次に娘が寝室に行ったときには、カミさんはもう起きていたのであった。

カミさんが近くのレンタルビデオ屋で舞-乙HiME Zwei 2」を借りてきてくれたので観たが、時間も内容もテレビシリーズの1週分しかなかった。これでこの値段はキツいなあ。いくらテレビシリーズで感動したからといって、これでは貧乏な私は買えない。次回からもレンタルになりそうだ。



4月9日(月) 
朝食を食っていて、頬の内側に傷があって腫れているところを噛んでしまった。頭蓋骨の中で、ざくっと音がした。ああ、また治るのが遅くなるなあ。粘膜だから痛みはないけど。

今朝、カミさんは自分の作った弁当を忘れて家を出ようとした。また忘れ物ですか。「愉快ーな、カミタニさんー」と歌いそうになってしまう私であった(歌ったら殴られる)。

今週の新ブラックジャックによろしくでペニスがモロに描いてあったが、いくら意識不明の患者のモノだといっても、ありゃマズいんじゃないのか。まあ、ああなったら「性器」じゃなくて「臓器」だけど。でも、それを清拭しなければならない看護婦の仕事を描写するために描いてるわけだから、やっぱり性器としての意味があるわけだよね。

今はひとりっ子の合間に旅する女小松左京)を読んでいる。今日は「握りめし」を読み終えた。これも小松左京の、戦争私小説と呼ぶべき作品の1つである。こんなに短い作品なのに、数ページ読んだだけで戦時中の飢えの切実さが襲ってくる。この、食物に対する渇望。これは実際に体験した者しか本当にはわからないんだろうな。しかしそれでも舌に、ノドに、胃袋に感じるこの飢餓感を自分にも感じられる(ような気がする)。帰りの電車の中で腹が減ってたから余計にか。

『手首の上で地球が回る「地球時計」』ですか。ちょっとこのデザインは目立ちすぎのような気がするな。もう少し曲率を下げられなかったものか。別にわざわざ半球形にしなくても平面でいいようにも思うんだが。物欲を刺激されないこともないが、星座の方がいいんだよな、私は。どうせなら地球の上を透明な天球儀が覆っていて地球の夜の部分が暗くなる…というのは作れないかな。やりすぎのような気はするが、できないことはないと思う。それだったら世界中の時間がわかるし、夜にどの星座が出てるかもわかるんだけど。



4月10日(火) 
今日は船場の客先がEDIを始めるために相手先企業を集めての説明会である。準備もあるため8時半に入らなければならないので、いつもより1時間以上早く家を出る。ちょうど息子が登校する時間と同じだったので一緒に学校まで行く。最近昼間は外に出してる猫がついてくる。けっきょく、フェンスの隙間から学校に入り込んでしまった。ヘタに子供に掴まったら揉みくちゃにされるぞ。

今日は早目に退社し、帰りに本屋で最強!あおい坂高校野球部 11」ゆらぎの森のシエラ菅浩江)を買う。「最強!あおい坂高校野球部」はもう1カ月近くも前に出てたのか。ぜんぜん知らなかったな。最近は新刊書店に行ってなかったし。「ゆらぎの森のシエラ」は古本を買ったような気もするが、探すのも面倒臭いし、まあいっかぁ…という感じである。それで面白くなかったらショックは大きいが、その危険性は小さいと判断した。

家に戻るとカミさんがHDD&DVDレコーダーに録画した「あらしのよるに」を観ていた。娘に一緒に風呂に入ろうと言うと、それを観ているので後にすると言う。ヨダレが垂れるくらい真剣に固まって観てるようだからねえ。再生を停止してもらって一緒に脱衣所に入る。

風呂の中で「おおかみのなまえ、ガブいうねん」とか言っていたので「ヤギの名前は?」と訊いてみると「めい」と答えた。かなり喋ってることに一貫性が出てきたな。まあ、まだまとまった文を出力しようとすると1語を発するたびに「あんな」が入るのだけどね。「○○ちゃんがな、あんな、○○ちゃんにな、あんな、○○ていうたん」という感じである。話し相手をするにも辛抱が必要だ。

私と娘が風呂から上がると続いてカミさんが入る。「あらしのよるに」でガブが追っ手と闘うシーンになると、娘は私が食事をしている膝の上に乗ってくる。おいおい、これじゃあ飯が食えんじゃないか。

しかし、なんであんなに受けたのかねえ。設定はしょーもないし(だいたいが、暗闇で狼とヤギが喋って相手の正体がわからないなんて、その時点でアホかと思うぞ。許されない同士の愛(やおいだし)を描くならもっとマシな設定を考えるべきだと思うんだが)そこから始まる物語も何のひねりもない今まで何千回となく使い古されてきたパターンだ。見ていて恥ずかしいを通り越して腹が立ってくる。



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