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▲5月11日(日)▼
今日はカミさんがイベントに行っているので、子供たちの相手をしなければならない。昨夜は子供たちと一緒に当日のうちに寝室に入ったというのに(それでもかなりの間、起きてたようなのだが)、今日もしんどい。起きるとけっきょく11時。娘が朝食を食べながらプリキュアを観たいというので再生してやる。
しかししんどい。洗濯物を取り入れて干すだけでも休み休みでないとできない。かなりダメージが溜まっているなあ。今日は散髪に行こうと思っていたのだが、カミさんがいないしちょっと背中と頭が痛いので取りやめる。
娘はずっと「ぜったいかれん、だーからまけない」と繰り返している。兄の影響で「絶対可憐チルドレン」にハマったようである。子供が主人公だというのもあるのかな。息子は超能力に憧れているようだ。私もそうだったなあ。彼は、主人公の女の子たちが自分より年下だと知ってショックを受けているのであった。
▲5月12日(月)▼
今日は朝から眉間が痛い。眉間というよりもうちょっと下、鼻の軟骨の頂点に響くあたりである。起きられないので、今日は代休を取ることにする。それで午前中に耳鼻科に行く。そんなに粘液は出てないが、粘膜が少し赤くなっているそうである。
つい先日にHDD&DVDレコーダーのデータが消失して(東芝のバカヤロー)、それ以降に録画した番組は土日ですべて観てしまったので、今日はニコニコ動画で好みの曲を探してダラダラと過ごす。ここにいると、いくらでも時間をつぶせるなあ。ひろゆきの掌の上で踊らされているようで、ちょっと癪なんだが。
それでこういう動画を見つけた。こりゃすごい。日本におけるマンガ文化の歴史と層の厚さを考えれば、こういう作品は出てきて当然だとは思うが、現実に存在するものを目の当たりにするとやはり凄いと思うのである。
▲5月13日(火)▼
今日はまた朝から背中が痛い。動くのが大儀なので、今日も代休を取ることにする。今月は水曜日に代休を取って週休3日制にするつもりだったんだがなあ。カミさんによると、娘も下痢をしているので休ませるそうである。
今日はケーブルテレビ会社が電話の工事に来るという。すぐに終わるんだろうと思っていたのだが、4人ほどで家の中に入ってきて、あちこちのコンセントを外して中をいじくり回している。寝室にも電話機があるので、娘が寝ている万年床の部屋の中にも入ってくる。
そのうちにブースターはどこにあるかと訊いてくる。テレビ電波のブースターならテレビを増設したときにアンテナ線を分配したからテレビの裏じゃないかと言ったのだが、ふつうは天井裏にあるという。そうすると、私の部屋にある押入の上ですか。集めたものが積み重なってカラスの巣のようになっている私の部屋にも入られることになる。けっきょく、9時半から午頃まで3時間近くかかった。我が家は複数の部屋に電話線が行っているせいなんだろうか。
娘が発熱しているというので、工事途中にカミさんが医者に連れて行く。彼女らが帰ってきたときにもまだ工事中であった。娘はロタウイルスの感染症だったそうである。そりゃ家族への感染が怖いな。完璧な防疫体制を敷くのは家庭では不可能だし。
娘が「おなか、いたい」と言うので痛いというところをさすってやる。熱が高い。息も荒い。こうやって、熱を出した子供を心配して見守るのも、何万年も前から続いてきた円環の一巡りなんだよなあ…などということを考えながらさすっている。
ファイルサーバからLANDISK Homeへの新聞記事データのコピーが1ヶ月経っても終わらない件だが、どうもXCOPYよりDiskMirroringToolを使った方が速いようである。それでLANDISK Homeへのバックアップを実行させていたら、なぜか途中で中断していた。ファイルサーバに入っているバージョンを見ると1.21でパソコンに入っているのは1.22だったので、なんかそういう理由でバージョンアップした記憶があるためインストールして再実行する。まだ終了していないが、うまく動いているようである。
▲5月14日(水)▼
今日は久しぶりに仕事。まだ身体の節々が痛いので、息子に湿布を貼ってもらって出勤する。まったくもって、臭いオヤジに成り果ててしまっているのである。
定期券が切れたので、おおさか東線に乗ってみる。京都地下鉄に乗ったときとは違って、駅が新しく感じる。新しい建物の匂いがする。ただ、1時間に4本しかないので、タイミングによってはかなり待たねばならない。それで待合室に入ったらタバコ臭い。げろげろ、最近は駅構内では禁煙ではないのか。というより、わざわざ待合室で吸うなんて何を考えているのか。
やって来た電車はガラガラである。余裕で座れる。学研都市線も座れはしなかったが周囲に空間があったし、かなり乗っているストレスは少なそうだ。駅が家からは遠いが、こっちで通勤してもいいかなあ。
えー、「巨人の星」をリメイクしたと思ったら、「サイボーグ009」も リメイクですか(ネタ切れか?>講談社)。こっちはかなり原作に忠実なようですな。
秋山瑞人氏の新刊が出たというので(何年ぶりだよ一体<それは3年超)、帰りに京橋の本屋に買いに行く。鬱で通勤中に本が読めない身体になっても、この人の作品は読みたいのである。
しかし、売ってないのである。ライトノベルのコーナーを隅から隅まで探しても、やっぱり見つからない。売り切れたのか入荷してないのか。
諦めきれず、紀伊国屋まで行く。そこには在った。カミさんがまだ買ってないのを携帯で確認して(娘が病気なので当然だが)2冊購入する。残り3冊。やはりあの店では売り切れだったのだろうか。
とりあえず帰りにあとがきを読む。うむ、あとがき一つにしても読ませますなあ。とりあえずこの設定でいろいろ書くつもりにはなってるようですな。でも、「ミナミノミナミノ」とかE.G.コンバットファイナルとかはどうなったのでしょうか。
家に戻ると、娘が土産を求めて駆けてきた。昼くらいから食欲も戻ってきたそうである。寝る前に本を読んでほしいというので、一緒に寝室に上がって絵本を読んでやってから風呂に入る。
風呂から上がってパソコンをいじってたら、階上からゴトゴトと音がする。彼女を鎮めに上がってゆくが、ぜんぜん眠ってくれない。今日はずっと寝てたらしいからなあ。それで一緒に寝ていると、濃厚な接触をすることになる。こりゃロタウイルスが伝染しても不思議じゃないよなあ。
▲5月15日(木)▼
今日は朝からメンタルクリニック。連休の仕事がピークのときはキツかったが現状は落ち着いているということで、薬は現状維持。SDS検査をされて、いちおう正常の範囲内であった。薬局には例の美人のねーちゃんがいたが、やっぱりどこかギスギスした感じで、あまり眺めてても嬉しくない。やはりこういうのにも、いろんな条件が絡んでるんだろうなあ。
そして夕方にはデンタルクリニック。ダブルヘッダーである。まずは「仮蓋、外しますね」ということで右下の奥歯をほじくられ、キュンキュン削られる。すると、口の中に膿のような厭な味が拡がる。前回の治療以来痛みがなかったので「ひょっとしたら…」という希望も持っていたのだが、これではもうだめかもしれないね。
続いて中を洗われ、「しばらく噛んでいてください」と脱脂綿のようなものを噛まされる。口の奥に、微かに柑橘系の匂いを感じる。こちらとしてはとにかく、前の歯根が生き残って奥の歯根を抜くのを先送りにしてほしいと願っているだけである。
しかし、診察結果は残念なものだった。奥の歯根も割れていたが、手間の方も割れていたので抜かざるを得ないらしい。太い基礎を打ち込んでいたので割れたということのようである。けっきょく、小学生のときに不摂生をしていちばん大事な歯を失ったことがすべての原因なのね。このまま残しておいてもまた膿のようなものが出てくるだけだということだ。
抜いた後をどうするかという話になる。親知らずが残っているのでそこにブリッジを架ける方法もあるらしいが、親知らずでさらに2本分の圧力を支えるのは無理っぽいということとかなり前の方まで削って橋脚にしなければならないということで却下。入れ歯を作るとなると、ふつうは反対側の歯でも支えるような方式にするらしい。しかし、左の方も脆弱化しているようだということなので、右側だけの入れ歯にすることにしてもらう。
そういう点で左の方にも同様の違和感があると伝えると、こちらも太いのが入っているので割れている可能性があるという。けっきょく、右の治療が終わった後でまた開けて調べることになる。
次回に抜くということで日程は自由に選ばせてもらったので、処置後にしばらく仕事をしなくていい金曜日の夕方ということで30日の18時半にしてもらう。うー、気が重い。
家に戻ると、娘がまた発熱したそうである。昨日は元気だったんだけどなあ。
▲5月16日(金)▼
一昨日より、通勤中には仕事を休んでいた間にニコニコ動画からダウンロードしてきた音楽ファイルをmp3プレーヤーに入れて聴いている。やはりディスプレイを見ながら聴いているのとはかなり印象が違う。音だけ聴いていて気に入ったのは下記のような曲たちである。
そして、通勤中には「DRAGONBUSTER 1」(秋山瑞人)を読んでいる。鬱で通勤中に本が読めないとか言いながら、やっぱり巧い人の作品は読めるんだよなあ。まあ、舞台が読み慣れていない古代中国風の世界だったせいか最初は作品中に入っていきにくかったのだけどね。しかし読んでいたらいきなり、マンガのような扉絵。長いプロローグじゃったのう。
▲5月17日(土)▼
目が覚めて起きたのに、起きてみると眠い。だったら目が覚めなきゃいいんじゃないかと思うんだが、いったいどうなっているんだろう。
今週も土曜日はカミさんに仕事が入っている。娘は病み上がりなので保育所には行けない。それで今日は娘のお相手である。彼女は11時頃になって起きてきた。朝食を食べ終えると、外に遊びに行くと言う。洗濯物を干していると、彼女は近くの家のチャイムを押したようで、出てきた婦人と話している。そこの子供と遊びたかったらしい。私や息子よりも、かなり社交的ですな。
今日は娘と一緒に耳鼻科に行く。娘が病み上がりだから栄養をつけてやるようカミさんに言いつけられているため、帰りにスーパーに寄る。何を食べたいか訊くと「はんばーぐ、たべたい」と言うので店内に入ってハンバーグが入った弁当を見せると、「べつのはんばーぐ、たべたい」と言う。別のハンバーグって何なんだよ。「マクドナルドでもええんか?」と言うと頷く。
もう一軒、別のスーパーに行ったのだが、彼女はマクドナルドに行きたいという。食べたいのはハンバーグじゃなくてハンバーガーなんですか。それでマクドに行き、食べるものは自分で選びたいというので選ばせると彼女が指さしたのはマックフルーリーだった。おい、目当てはそれかい。
けっきょくマックフルーリーに加えてチーズバーガーを2個買って帰る。栄養をつけねばならないので、スーパーで買ってきたポテトサラダも食わせる。あまり気が進まないようだったが、食べないとデザートは食わせないと言うと口に入れるのであった。
昼食を食べ、横になってHDD&DVDレコーダーに録画した番組を観ていると眠ってしまっていた。カミさんが帰ってきたので寝室に上がって夕食まで寝る。
▲5月18日(日)▼
今日は息子が中学入試の模擬試験に行くというので、6時半に起きて彼を起こす。カミさんが起きてこないので私が送って行こうかと思っていたら、直前になって起きてきた。送迎は彼女にお願いする。
カミさんは昨夜チャットをしていたせいか眠いようで、午前中から昼寝に入ってしまった。娘にプリキュアを見せたりしながら過ごす。昼過ぎに息子が帰ってきたので「絶対可憐チルドレン」を見せたりして過ごす。
カミさんが起きてきたので、懸案であった散髪に行く。早起きしたので眠いのだが、これで頭を洗うまで寝られなくなってしまったな。家に戻ると娘は母や祖母に対して私の頭を指さして「さんぱつ!」とか言っている。私が髪を切るのがよっぽど珍しいらしい。まあ、散髪の頻度が他人より少ないのは事実だが。
▲5月19日(月)▼
今日は午後から雨が降るというのでカミさんは車で出勤するそうである。ついでに私も駅まで便乗させていただく。
予報通り、帰るときには雨が降っていた。家に戻る途中で近鉄戦を横切らねばならないのだが、踏切ではちょうど電車が通過するところであった。そして電車が通り過ぎたのだが、いつまで経っても警報機の矢印が消えない。かなり待っても、車両がやってくるであろう方向からライトさえ見えてこない。
雨に濡れてイライラしながら待っているとやがて、特急車両の回送電車が人が走るよりもゆっくりとした速度で(きっと時速20キロも出ていない)トロトロとやって来た。うがあ、こんなに時間をかけるなら途中で開けろよ。近鉄の踏切は馬鹿だから閉まるのが早くて開くのが遅いうえに車両の種類が特急だと速度にかかわらず遠い距離から反応するのである。
長い長い時間をかけて回送電車が踏切を通過し、反対方向の矢印が点灯してないのでやっと渡れると思ったのにまだ矢印が消えない。まだ電車が来るんかい…とか悪態をつきながら待っていたのだが、次の車両もぜんぜんやって来ない。これもまた長い長い時間をかけて待っていると、今度は通常車両の回送電車がしずしずとやって来たのであった。近鉄の馬鹿野郎〜! 遮断機を蹴っ飛ばしてやろうかと思っただよ。
▲5月20日(火)▼
今日はカミさんが休みだということで、娘を車で保育所に送っていく途中で駅まで乗せていったいただく。有り難いことである。
今は通勤中に「DRAGONBUSTER 1」(秋山瑞人)を読んでいる。涼狐の実力が描かれその由来が語られるに至って、俄然話が面白くなってきた。ああ、早く続きを読みたい。こういうことを思ったのは久しく無かったような気がする。
昼休みになり、コンビニにサラダを買いに行くため立ち上がると左脚が痺れている。それでも足を引きずりながら何とか歩いていたのだが、床の高さが変化するところで足首がクニャッと曲がってまともに転けてしまった。照れ隠しにブツブツ言いながら立ち上がったのだが、数メートル歩くうちに息が苦しくなって気分が悪くなり、目の前に白い星が飛び回りだした。立っているのが辛い。脳貧血の発作か。そんなに精神的にショックだったんだろうか。こういうのを自分でコントロールできないのは辛いな。
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