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11月1日(土)
今日も娘を連れて耳鼻科に行かねばならないのだが、カミさんと娘は起きてこない。昼前に娘を起こして朝食を食わせる。月曜日は空いていたのでほとんど待たされなかったのだが、今日は医院の周囲に自転車がいっぱい停まっている。かなり待たされた。

私の診察のときに変わったことはないか訊かれて風邪の症状はなくなったと応えたのだが「まだ汚い洟残ってます」「しっかりウガイしてください」と言われてしまった。かなり時間がかかったので、家に戻ってきたときにはカミさんはすでに起きていた。息子は将棋教室に行っている。

寝る前に娘に歯を磨くように言うと、歯ブラシを持ってやってきて「しわめぎがき、してー」「しわめぎがき」と言う。それを言うなら「仕上げ磨き」だろ。意識させれば正しく発声できるから、耳や口に問題があるとは思えないんだが。覚え方がいい加減なだけか。



11月2日(日)
今日は息子の通う小学校の文化祭(のようなもの)が開催される。早起きしてカミさんや娘と一緒に学校に行く。息子が「授業参観があるから見に来てや」と言っていたので教室に行くのかと思ってたら、体育館で6年生が全員並んで「雨ニモマケズ」とかを順番に朗読するのであった。

息子たちの出番が済んでから、校庭に出て個別のアトラクションを子供たちに楽しませることになる。カミさんに子供たちの世話と家事とどちらがいいか問われて、今回は家に戻って洗濯物を干すことを選択するのであった。

今日も眠い。娘が息子と喧嘩して泣かされたので、彼女を抱えて寝室に上がり昼寝に入る。しかし気がつくと彼女はいなかった。すぐに下りていったようである。カミさんと入れ替わりに階下に下りる。

最近は休日もカミさんや子供たちがいるので、なかなか家ではHDD&DVDレコーダーに録画したものを消化できない。今日観たのはとある魔術の禁書目録の4回目「完全記憶能力」である。どうも、主人公と「敵」の会話が噛み合ってない。どちらも、よくわからないことを主張し合っているだけのように見えるんだが。



11月3日(祝)
今日は近所のスーパーの特売日である。家族全員で自転車に乗って出かけ、荷物持ちをする。

今日は近大の学園祭もやっているらしい。息子は夕方から塾があるというので、その前に家族全員で出かける。しかし、すごい人出だ。人混みが苦手な私はもうフラフラである。カミさんも例年より混んでいると言っていた。景気が悪いから、みんな安価に楽しめるこういうところに来てるのかなあ。

息子が塾に行くべき時間になったので、彼と一緒に退散する。息子が迷子にならないようにと思っていたのだが、駐輪場に自転車を置いた位置も彼の方が正確に覚えてたし、大きな道に出たときに現在位置を把握するのも彼の方が速かった。負うた子に道を教えられ…というか何というか。

塾の前で息子と別れて近くのディスカウントストアに行く。緑茶の2リットルボトルについて価格調査をするのである。「香りほのかな緑茶」という製品が2リットル139円で売っていた。山梨の富士クリスタルビバレッジという会社の製品である。なんか、パッケージは某社の緑茶のパチもんみたいなんだけどね。とりあえず、2本買ってみる。



11月4日(火)
昨日買った「香りほのかな緑茶」を職場でさっそく飲んでみたが、不味くはない。これなら充分飲めそうだ。休日にこれを仕入れて常用することにするか。

今日は帰りにLinuxザウルスとらドラ!の5回目「かわしまあみ」を観る。ついにトリックスターキャラ登場。いやまったく、ええ性格しとりまんなあ。こういうキャラを投げ込むことによって、より話が面白くなりますな。

「原ジャパンに山田、伊東両氏が入閣へ」という記事が。そうか、伊東がいたじゃないか。「現役時代は西武の黄金時代を築き、監督としても日本一に輝くなどその卓越した理論に加え、NHKの野球解説者としてメジャーにも精通している」から、原よりも監督に相応しいんじゃないか。

「三塁コーチのスペシャリストで、投手の癖を見抜く技術にたけた前中日コーチの高代延博氏もスタッフに加わる見通し」ですか。そりゃ心強い。中継ぎ投手もそうだが、そういうスペシャリストがスタッフに入らないとね。

朴賛浩が「WBC出場を後悔したこともあった」と言ったという報道が。そうなのかあ。韓国の選手でもそう思うことはあるわけなのね。

「マンモスの復活には異種動物に核移植するなど技術的な課題が多いが、永久凍土に近い条件でも核にダメージはなく、正常な個体が生まれることを示すことができた」ですか。いやー、ワクワクするなあ。もし可能になったとして、生まれてくるマンモスには気の毒だとは思うが。



11月5日(水)
今日は夕方から船場の客先で打ち合わせ。それで帰りに心斎橋を経由して難波まで歩いてブックオフ3店に寄ったのだが、何も買うものがなかった。ブックオフ全体としてコミック文庫の100円コーナーを縮小してるということも一因かもしれない。息子もそろそろ受験の臨戦態勢に入るから、彼に読ませる本を買って帰るのも憚られるし。

どうも、自分の「古書店巡りブーム」も完全に去ったみたいだな。以前は入店するとあんなにワクワクしてたのに。今は行っても欲しい本があるような気がしないので、店に行くために歩くのが面倒臭い。鬱が悪化してるからではないと思いたいのだが。

「金融危機の問題は」「“米国は借金をきちんと返済できる”との信頼」が「根拠のない基盤の上に成り立っていることに気づいた」せいだという記事が。そうなんだよなあ。なんで円が高くなると株が下がるのか疑問だったのだ。円が上がるというのは日本にとっていいことだろう。「輸出産業に打撃」とか言ってるが、アメリカにモノを売ることに頼ってるのが間違いじゃないのか。ああいう国にモノを買ってもらってドルを受け取ってもそんなに嬉しくないんじゃないかと思ってたんだけどなあ。まあ、経営者にとっては「音楽が流れ続けている間は、踊りをやめることもできない」ものなんだろうけど。

「3キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件」だが、「無免許で飲酒していた」ですか。非道い話や。

「関西独立リーグ:女子高生投手が最終選考に残る」ですか。なるほど、ナックルなら女性でも勝負できますわな。問題はランナーを出したときだけど…。あとはロッカールームの問題があるかな。



11月6日(木)
今日は帰りにLinuxザウルス喰霊−零−の5回目「頑想」を観る。いやいや、今回はまた趣を変えた展開でしたなあ。観ていて、電車の中なのに思わず顔がニヤケちゃってたですよ(怪しい人)。そして最後にピシリと締めるところが偉い。

「米大統領選:米大統領、オバマ氏 47歳・史上初の黒人」ですか。偉いこっちゃ。生きてる間にこういう時代になるとはねえ。マケインは「ブッシュの馬鹿が…」とか思ってるでしょうな。というより、二人を並べてみると、いかにも「格」が違う、という感じだったからな。オバマが余裕たっぷりなのに対して、マケインは演説してるときも瞬きが多くて自信無さげだった(顔の他の部分は動いてないので、なんか人形みたいだった)からな。

韓国のWBC監督について、金星根氏が固辞したそうである。やっぱり韓国も大変なんだな…というより、向こうの方がプレッシャーがキツいんじゃないかなあ。

「3キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件」だが、「無免許や飲酒などの無謀運転が常態化していた」んで「人を引きずりながら走り続けていたことを認識」しながら「アクセル踏んで必死に逃げた」って、これこそ人間の屑という奴ですな。

しかも「証拠隠滅も思い付かないまま」逃げて「のうのうとホストに転身」って、22歳でこれじゃ、まだ親の影響が大きいだろうなあ。どういう育てられ方をしてきたんだろ。まったく親の顔が見たい。



11月7日(金)
今日は朝からメンタルクリニック。仕事が忙しいわけでもないのに気分がダウナーなので(事実SDS検査の結果も7月より悪化していて正常域をはみ出していた)、けっきょく処方は従来どおりとなる。

カミさんの咳が酷い。寒くなってからこのかた、ずっとゲッホンゲッホン言っている。大根の蜂蜜漬けが効くとか言っているので、帰りに菓子屋に寄ってそれが入っているのど飴を土産に買う。ついでに子供たちの分も買うことにする。娘にはリラックマのバッグが入っているラムネ、息子には何にするか悩んだあげくシゲキックスを買って帰る。

息子の分がいちばん安かったのだが、もっとも喜ばれた。「何で僕の欲しかったん、わかったん?」とか言っている。いや、適当だったんだが。娘には、「あした、あめ、ぜんぶはいってるん、ほしいなー」とリクエストされてしまった。馬鹿者、今日は特別じゃ!

今日は帰りにLinuxザウルスかんなぎの5回目「発現!しょくたくまじんを愛せよ」を観る。なるほど、「神」としての力を維持するためには信仰者が必要だということですか。それでアイドルになるという展開になるわけね。

「3キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件」だが、犯人は「昨年、保険金詐欺」で捕まってたそうである。ますます人間の屑ですなあ。

「高校生まで大麻汚染」というニュースが。「インターネットのサイトを通じて種子を購入していた」らしいが、べつにインターネットで買わなくても入手する方法はあるんだけどね。書かないけど。

「オバマ氏はこの日、シカゴ市内で情報機関トップから国際情勢に関する機密情報について説明を受ける」ということだが、この「情報機関」ってやっぱりCIAのことなんでしょうか。



11月8日(土)
今日はカミさんが仕事なのだが、娘はお義母さんが預かってくれるということで保育所を休ませ耳鼻科に連れて行く。今週は昼前になっても起きてこないので起こしに行く。家を出るときに雨が降っているのでレインコートを着るか自分で傘を差すか訊くと、娘は傘を差すという。自分で傘を差してくれるようになったのは助かるなあ。

息子は明日にある中学のプレテストを控えて、塾から集中学習に呼び出されたというので出て行く。娘は夕方になってカミさんの実家から帰ってきた。

今日は娘と観れるのはこれくらいということで、とらドラ!の6回目「ほんとの自分」を観る。エンディングが始まると彼女はアンパンマンのキーボードを引っ張り出してきて音を出し始める。セッションしたいですか。まあ、いい曲だからねえ。

「親の顔が見たい」と言ってた梅田のひき逃げ犯だが、親への取材記事が見つかった。『梅田・ひき逃げ容疑者の父「息子、別世界の人に見える」』って、何じゃその他人事なコメントは。その前に世間様に対して言うべきことがあるんじゃないか。親はそれが普通だと思ってるんだろうか。そういうことなら、近所の人からの評判が聞きたいな。まあ、そういう奴の親だと悪く言ったら何をされるかわからない、というのも往々にしてあるんだろうけど。

今日は日本シリーズの第6戦。負ければ終わりの西武は4回途中から中2日で岸をリリーフさせる。しかし、ってのはいい投手だねえ。ストレートは伸びてるしチェンジアップはフォークみたいに落ちるしカーブは曲がりと球速の変化が大きくて打てそうな気がしない。そういう球が3つもあると、リードも楽だろう。チームの勝ち頭らしいし、こりゃWBCも当確かな。



11月9日(日)
今日は息子の中学入試プレテスト。いつもよりも早起きして志望している中学に行く。カミさんに言われた集合時間より多少の余裕をみて家を出たのだが、彼女の示した時刻が実際よりも30分早かったようで、しかもその時点から20分は学校側のバッファだったために、けっきょく1時間くらい待たされた。

まずは講堂に集められて説明を聞く。しかし、さすがに私立中学でお受験しようとする子供たちはみんな髪が黒い。親の方も、栗色がちらほらと目につくくらいである。我が家の付近では保育所の年代から茶髪がいるからな。

生徒が試験場に移動した後は、校長の挨拶とかDVDによる学校紹介とか教頭による学力向上の自慢とか。そしてゾロゾロと校内見学。気がつくと私が先頭になっていた。美術室に現役の生徒がいたのだが、なかなかいい雰囲気だ。やっぱり学校のレベルを評価するのは、女子生徒の身だしなみを見るのがいちばんである。

けっきょく、そうこうしているうちに試験終了まで半時間くらいの時刻になっていた。試験中はどうやって時間をつぶそうと思ってたのだが、他の保護者と一緒に食堂で待つしかないか。受験生の父兄としてはLinuxザウルスでアニメを観るわけにもいかないので、携帯でゲームをして過ごす。

試験が終わり、地図上では2キロくらい離れたところにまだ行ったことのないブックオフの店舗があるようなので、行ってみることにする。しかし、うろ覚えで向かったので曲がるところを間違えたようで、けっきょく遠回りをしてそこからもっとも近い駅まで歩くことになる。

駅に着くと、息子が空腹を訴えるので吉野家に入って昼食を食う。息子はキムチ豚丼で満足したようである。私は牛丼に卵とけんちん汁と漬物を付けたので2人合わせて千円を超えてしまった。贅沢をし過ぎたか。まるで大名みたいなメニューだからなあ。

家の最寄り駅で降り、スーパーで甘いものを買って帰るかと言うと息子は同意する。そこで伊右衛門の2リットルボトルが148円で売っていたので3本買って帰る。息子も1本持ってくれる。子供が成長するというのはいいことだ。

今日は日本シリーズの最終戦。故障上がりの西口を先発させて、いきなり2点リードされる。秘密兵器だったんだろうけどねえ。リリーフした石井一は好投している。調子がいいので二死無走者で打順が回ってきたときには打たせるかと思っていたら代打である。今シーズンは涌井もそれほど信頼できるような成績じゃなかったし大丈夫なんか…と思ってたら、ホームランですよ。さすがはヒットの三分の一がホームランというバッターだ。

その後も出てきたピッチャーが抑えたし、これは見事な采配でしたなあ。スコアを見ると、結果的には3回以降パーフェクトに抑えている。偉いものである。やっぱりWBCは渡辺監督の方が…(苦笑)

風呂に入っていると、先に上がった息子が試合経過を報告しに来てくれる。逆転したそうである。けっきょくそのまま西武の優勝。こりゃ目出度い。3敗して敵地に行くことになったときには(今日リードされたときも)もうダメだと思ったんだが。

今日は子供たちと一緒に寝室に上がったのだが、今夜も彼らは私の身体の上に乗ってきて陣取り合戦を繰り広げる。二人とも疲れているはずじゃないのか。息子なんて、祖母の家に泊まる予定だったのを疲れているからと言って中止したくらいなんだが。



11月10日(月)
息子は疲れが酷いので学校を休むそうである。昨日は歩かせすぎたか。でも寝るときには元気だったんだがなあ。

今日は帰りにLinuxザウルスとある魔術の禁書目録の5回目「十二時」を観る。示唆されていたとおり、「敵」は必ずしも敵ではなかった。しかし、それにしても情けないことになっちゃってるなあ…とか思ってたら、ラストでまた衝撃の展開が。これはまた次回を観なければ、という気持ちにさせてくれますなあ。

今夜はカミさんが子供たちを寝室に上げてすぐに下りてきたのだが、階上からはずっと起きている気配がする。娘が「か(ゆ)い」とか「おしっこ」とか言って3回くらい下りてきた。困ったもんである。

川上憲伸について「中4日で投げることへの不安が大きい」と言われているらしいが、星野そういう投手を中継ぎで酷使したのか? 自分の知ってる選手に無理をさせるというのは、やはり監督として問題があるような気がするなあ。Webで検索してたら鉄拳制裁なんて話も出てきたし。


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