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▲8月21日(木)▼
昨日から出勤中に「フリーランチの時代」(小川一水)の「Live me Me.」を読んでいる。最近流行りのネタだが、イーガン的な「生死の狭間」の問題を採り上げながら、ちゃんと「小川一水の小説」になっている。
今日は職場で、買い置きしておいた「生茶」を飲む。やはり紙パックやエム・アール・アイと比べると旨い。スルスル飲める。1本飲んだだけで、もうエム・アール・アイの緑茶は嫌になってきているのである。でもコンビニで倍近くするものを買うのもなあ。出勤途中に我が家の近くにある24時間営業のスーパーに寄って買っていくしかないか。2リットルのボトルを下げて電車に乗るのは馬鹿みたいだが、それしかないかもしれない。
今日は帰りにLinuxザウルスで「夏目友人帳」の6回目「水底の燕」を観る。なぜかこれを優先して観てしまうのである。ええ話どしたなあ。
▲8月22日(金)▼
今日は夕方から堺の客先で作業。移動中に携帯で北京オリンピック野球準決勝の韓国戦をチェックする。アメリカには負けたが、前回と違う投手を先発させられるようになったから、いいんじゃないかな。以下は、経過をチェックするたびに思ったこと。
しかし、先発捕手が矢野ですか。負けられないという考えはわかるんだが、抑えに取っておいた方がいいんじゃないかと思うんだけど。まあ、阿部も里崎もバッティングの調子が良くないせいかな。
川上がまた出てきましたねえ。アメリカ戦に登板したので捨て石かと思っていたのだが、それは逆で信頼の証なんだな。ただ逆に、登板間隔が短いのが不安だが。
えっ、7回から藤川ですか。成瀬の続投でもよかったような気がするんだが。2回投げさせるのかなあ。これまでの試合を観ると、岩瀬には不安があるんだが。とか思ってたら…げっ、藤川が打たれて同点ですか。
そして心配したとおり、8回から出てきた岩瀬が打たれて逆転される。うーん、やっぱり実績を重視しすぎのような気がする。シーズン中から調子が良くなかったからなあ。
まあ、藤川が打たれて負けたんだから、しゃーないか。しかし、別に負けるのはかまわないんだけど、奴らが喜ぶのが癪にさわる。しばらくは、彼の国から浮かれたりからかったりするような記事がいっぱい出てくるだろうが、負けたんだから無視するしかない。キューバに負けたんなら、まだ納得できるんだけどなあ。なんで韓国に負けた!?>キューバ(八つ当たり)
客先への移動中に「フリーランチの時代」(小川一水)の「Live me Me.」を読み終えた。途中までは非常に良かったんだが、ラストがイマイチだったな。単純な動作くらいならマクロ化することができるかもしれないが、意識は無理だろう。個人的には小脳が生きてるだけでは「人格」とは見なし難いと思うのである。
帰りに携帯で星野監督のコメントを読む。「それが私のやり方」と言ってたそうだが、やはり実績にこだわりすぎというか、信頼感を示して立ち直らせるというのは長期戦であるペナントレースの考え方だと思うんだが。たしか日本シリーズでも勝ったことがないはずだし、一発勝負には向かない監督なのかもね。
客先への往路は南海を利用したのだが、帰りは阪堺電車を使って天王寺まで戻り、ブックオフの天王寺店・寺田町店・鶴橋店をハシゴして帰ることにする。
客先の最寄り駅近くでは路面ではなくて砂利の上に専用の線路が敷かれているのだが、駅といってもホームと屋根があるだけで、そのホームが低い。路面電車であることを実感させられる。本数も少ないなあ。1時間に2〜3本しかない。かなり待たされる。大阪市内を、こんなのどかな電車が走ってるのか。
天王寺に行くには住吉で乗り換える必要があった。千円札を両替機に入れて「乗り換えなんですけど」と運転手に言うと、お釣りと乗り換え乗車券を渡してくれた。私のような客への対応は慣れてるみたいだな。どうも乗ったときから他の客の視線を感じたのだが、「乗り慣れない」空気を発していたのだろうか。
しかし降りてみると乗り換え先のホームが違うのがわからなくて、天王寺行きが発車してしまった。本数が少ないのでまた待たされる。路上のホームは狭いのですぐ横を自動車が通ると不安である。他の客を見ると、どうやら路肩で待つものらしい。
天王寺に着くと、他の客は後ろのドアから出たりしている。ワンマンカーだから後ろから入って前から出ないといけないはずだが…とか思いながら運転手に乗り換え切符を出すと、受け取りを拒否された。指さす方を見ると、改札があった。そうか、天王寺駅には改札があるわけね。
天王寺で降りたのはいいが、相変わらずここの地理はよくわからない。ブックオフはJR駅の近くだったはずだからJRへの行き先表示を探すが見つからない。地下鉄や近鉄はあるんだけどね。かなり探してJR駅への矢印を見つけたのは、黄色く変色した紙が貼ってあるものだった。地域によって行き先表示から排除されている交通機関とかあるんだろうか。名古屋駅の近鉄みたいに。
ブックオフの天王寺店で文庫本を2冊ほど買い、寺田町まで歩く。しかし数日前は涼しかったんだが、今夜は暑いな。汗だくになりながらブックオフのところまで行くと、店が…なくなっていただよ。うぎゃー、閉店してたとは知らなかった。だったら、しんどい思いをして歩くんじゃなかった。疲れ倍増である。
しかし、ブックオフは業績好調で出店攻勢をかけていると思ってたんだが、不採算店はちゃんと閉店するのね。場所的にちょっと行きにくいところにあったからねえ。玉出の店とかはもっと行きづらかったが、あれは郊外店だからな。
鶴橋のブックオフで「スローカーブを、もう一球」(山際淳司)を見つけて買う。自分でも新刊を買って持っているのだが、息子のために買うのである。この本は彼には受けるはずだ。家に帰って渡すと彼は「すげー」とか言いながら読んでいるのであった。
▲8月23日(土)▼
今日は起きて食事をしながらHDD&DVDレコーダーに録っていた「ナイトスクープ」を観る。「形見のラジコンを直して!」の回が良かったね。小学生からの、親しい老人のために彼の息子の形見であるラジコンカーを修理してほしいという依頼である。けっきょく、その機械の開発者にたどり着いて、いまは社長になってるその人が会議をキャンセルしてしまって嬉々として修理している。技術者やねえ。
今日は朝から強い雨が降ったり止んだりしている。カミさんは仕事場が変わって土曜日が休みになっているので、娘を休ませている。娘と耳鼻科に行くのに、カミさんに車で送っていただく。今日は地蔵盆のようで、地蔵のあるところには人だかりができていたりする。このあたりは新興住宅地じゃないから、こういう風習が残ってるんだよなあ。
今日は北京オリンピック野球3位決定戦のアメリカ戦。昨日負けたので録画予約するのも忘れていた。気がつくと試合が始まっていた。今回は序盤にリードしたのだが、すぐに追いつかれてしまう。そして今日も中継ぎに川上。「信頼の証」とは言っても投げさせすぎなんじゃないの。いつもはローテーションを守って投げてるのに。
それでも抑えている。偉いもんである。…ええっ、まだ川上を引っ張るんですか。とか思ってたら、やっぱり打たれた。どうも今回は投手交代がワンポイント遅れているような気がする。タイブレークを気にしすぎなんじゃないのか。
今日もリードされるとぜんぜん打てそうな気がしない。どうにもこうにも淡泊すぎるような気がする。前のオリンピックのときにも感じたが、追い込まれたときに石にかじりついてでも塁に出るような打者が必要なんですよ。いい投手が打てなくて二流相手に帳尻を合わせるような選手は要らない。けっきょく、最後まで粘ったのは青木くらいだったよな。
明日は大阪でイベントなので、木根さんと坂口さんが泊まりに来られる。初めていらっしゃった坂口さんに我が家がものごっついオタク夫婦宅に比べれば普通の家庭であることを確認してもらおうとしたのだが、言葉を濁されてしまった。なぜなんだ。ウチにはフィギュアなんて(テレビの上に置いてあるカミさんが買ったものを除けば)溢れてないぞ。
▲8月24日(日)▼
今日はカミさんはイベントで外出である。私は10時半くらいに起きたのだが、娘は昨晩夜更かししたのでまだ寝ている。
Google ニュースで北京オリンピック関係の記事を読む。「金しかいらない」とか言って銅メダルも取れなかったんだから、大変ですな。(私も含めて)国民に期待を持たせていたから、反動も大きいだろう。
「得点力不足により、投手陣が1点もやれない投球を強いられ、消耗してしまった面は否めない」というのは実際そうやろうね。観ていてぜんぜん打てそうな気がしなかったもの。結果的にもホームランでしか点が取れてないし。
「球威で勝負するタイプではない和田は、生命線とも言える制球を否定され」というが、それは相手も同じはずだから、その分は打線が援護しなければいけなかったでしょう。けっきょく得点力不足はサッカーと同じか。
そうか、「合宿の短さは、故障を抱える選手に固執するなど、星野監督がアジア予選メンバーを重視する理由にもなった」という見方もあるのか。なるほどね。不調の上原を選んだのも体調が万全でない新井や稲葉、西岡、川崎を選んだのも、そうであると考えれば納得できる。
それに反して、韓国は「8月1日から25日までプロ野球のシーズンも中断。さらに今季はペナントレースの使用球を国際試合仕様に変更し、ストライクゾーンも米大リーグ(MLB)にならって変えた」って、そこまでやられちゃ勝てないよなあ。やっぱり日本は国際試合で勝つための徹底度が足りない。まあ、そこまでしなくても勝てると思ってたんだろうけど。そういうのを「考えが甘い」と言います。野球も「ガラパゴス化」か。
中継ぎとかレフトとか経験のない選手を使ったのも問題だな。このへんも、準備期間が短くて新しい選手を入れづらかったことと関連している。
洗濯物を干してたら、お義母さんから電話がかかってくる。娘が公園に行きたいと言っているらしい。娘が家に帰ってきて一緒にプリキュアやゴーオンジャーとか観ていたらまた電話がかかってきた。「連れて行かないなら今日は少し体調がいいので自分が連れて行く」とか言われたら連れて行かざるを得ませんね。けっきょく、2時間くらい公園で過ごした。
カミさんは食事をして帰ってくるというので、今日は子供たちと3人で外食である。息子と王将に行くことに決める。娘は寿司が食いたいとか言っていたようだが、自転車に乗せられて連れて行かれると素直にチャーシュー麺を食べる。帰りにスーパーに寄ってアイスクリームを買う。
▲8月25日(月)▼
今日はカミさんは休みを取って、遠方から来た同好の士と一緒に「ちりとて」ツアーをするそうだ。そういや、昨日も帰りにその手のところを廻って食事してきたらしい。まったくハマると深いですなあ。私のような薄々の人間には真似できない、のめり込みかたである。
今日は朝からメンタルクリニック。来月あたり仕事のピークが来るということで、薬は現状通り。
職場への移動途中にスーパーに寄り、「おーいお茶」が178円だったので3本買う。4本買おうかとも思ったのだが、重量的に3本が限界だな。私のロッカーには2本分しか空きがないし。
職場に向かって移動していると、どうも子連れの通行人が多い。みんな同じ方向に移動しているようである。揃いのTシャツを着た若い者がいっぱいいるのでよく見てみると、読売テレビのイベントのようだ。
職場でさっそく「おーいお茶」を飲む。「伊右衛門」とはまた違う苦味を感じる。いままで飲んだ中では、記憶にある「お茶」の苦味にいちばん近い。それが好みかどうかは、続けて飲んでみないとわからないけれど。
今日は帰りにLinuxザウルスで「夏目友人帳」の第7話「子狐のぼうし」を観る。週の最初にこれを観てるってことは、子供たちと一緒に観ているものを除くと、いちばんプライオリティが高くなってるということなんだろうか。しかしあの子狐、女の子かと思ったら男の子ですか。残念(って何が)。
北京オリンピックで野球が有言不実行だった件について、まだまだ報道は続いている。「何を言っても言い訳になる」と言いながら言い訳ばっかりだね。「きっちりと調整してきたところが結果を残した」って、それじゃ)事前の大言壮語は何だったんだ。それでも勝てると思ってたんでしょ。ノムさんも糞味噌言ってますな。
「力以前のものがあった。ジャッジを含めて…。選手がかわいそうだ」って、その「上から目線」そのものが敗因だよ。それで審判も敵に回していたら世話はない。
けっきょく、恵まれすぎてるんだよね。審判の技術も高いしグラウンドも整備されてる(人工芝の方が多い)しボールも質がいいから良く飛ぶ。そういう箱庭みたいに整備された環境でプレーしてたら、逞しさも無くなるよなあ。韓国あたりじゃ、球場によっては選手が着替える場所さえないという話も聞いたことがあるからな。
前のオリンピックでも感じたが、どうも天然芝の球場で昼間の試合になると「場違い」な感じがするのよね。なんとなく居心地が悪そうで。恵まれた環境に慣れきっているというのも敗因でしょう。ボビーも「優れた選手はいるが、ただグラウンドに散っていただけ」とか言ってたようだ。
なるほど、参謀役が不在ってことも敗因の一つかもね。「場当たり的な選手起用」とか書かれてるし。前にも書いたが、「いい投手を打てる打者が必要」だというのもその通り。
選手団の団長が批判してるようだが、「1年以上前からトップ選手を集め、同じ釜の飯を食って」ってのは筋違いじゃないかと思うんだが。この人も頭が古い根性重視の典型的な体育会系の人だな。アマチュアのトップだと、こういう人になるのは仕方ないか。こういうことを言われるならシーズンがメインのプロは参加すべきじゃない。プロはWBCがあるんだから。
先発が中継ぎを兼務する戦略に無理があったとか故障者を入れ替えなかったのがいけないとかダルビッシュの使い方が間違ってるとかそもそも短期決戦に向いてないとか、監督批判の大合唱ですな。挙げ句の果てにWBC監督として70歳近いONの名前が出てきてるって…馬鹿じゃねえか?
▲8月26日(火)▼
職場の窓から川を見下ろすと、人をギッシリ積んだボートが川を上っている。最後尾にはマスコットらしきものが立っている。こういうのは今まで見たことがない。読売テレビのイベントの一環なんだろうか。調べてみると、これらしい。
今日は帰りにLinuxザウルスで「ストライクウィッチーズ」の第6回「いっしょだよ」を観る。いやー、やっぱりいいなあ。可愛い女の子というのは全てを許せる。
世間では結果を見てソフトボールが持ち上げられ野球に批判が集まっているようだが、なんか違和感を感じるなあ。エースの3連投で勝てるような競技と、現代の野球を一緒にしてもらっちゃ困りますな。もう野球は神様仏様稲生様の時代を脱してるんだから。3試合のうち1試合でも他の選手が投げてたら、たぶん負けてたんじゃないかな。1人の絶対的エースがいれば勝てるんじゃ、チームスポーツじゃないと思うんだよなあ。
たしかにタイブレークで投手起用の構想を崩したのも大きいと思う。初期の方針を変えると間違うことが多いですからね。昨日も言ってたが『島野ヘッドコーチ(故人)のような、指揮官の「独断」を止める存在が不在だった』というのもその通りなんだろう。やっぱり今回の采配を見てると、かなりちぐはぐな感じがしたし。常勝と言われた広岡西武も森ヘッドが抜けたら日本シリーで勝てなくなったからな。
▲8月27日(水)▼
息子が朝刊を見て「ええー!?」と言っている。「新井が腰椎疲労骨折」らしい。そりゃ、事前に「日本の4番はアイツしかおらん」みたいなことを言われてたら、痛いとか言えないよなあ。村田も突き指してたのを言い出せなかったらしいし(元記事が見つからない)、やっぱり監督に問題があるんじゃないのかなあ。
そういや、G・G・佐藤が「成田に着いた時、ボクに生卵が飛んでくるかもって、ほかの選手はボクの近くから離れていった」と言ってたですか。同志愛がない…というよりプロスポーツの選手は自分の身体が資本ですからねえ。
昨日は帰りに家の近くにある24時間営業のスーパーに寄って「おーいお茶」の2リットルペットボトルを178円で買い、今朝の出勤時に持って行く。いつもより荷物が2kg増えることになるので、カミさんが仕事に行く車に便乗させていただく。
京橋で降り、職場に向かって歩いていると、ツイン21のところで若いモンの行列ができている。みんな地べたに座って何を待ってるんだろう。やっぱり読売テレビのイベントなんだろうか。アトリウムではステージが設えられている。
そういえば、一昨日の帰りにアトリウムを通ったとき、そこは木の匂いに満ちていた。テレビ局のスタジオもこういう感じなんだろうか。
今日は帰りにLinuxザウルスで「ストライクウィッチーズ」の7回目「スースーするの」を観る。うーむ、ちょっと今回はシモに走りすぎのような気が。私はあんまり下着にフェチはないからなあ。
「ノムさん“物言う日本代表ヘッド”に立候補」ですか。それはいいかもしれませんね。広岡監督も森ヘッドのおかげで常勝だったようなもんだからな。
▲8月28日(木)▼
今朝、娘がカミさんのパソコン画面を覗き込み「そーそーと、そーじゃく?」とか訊いている。カミさんが開いているサイトのイラストを見て言ってるらしい。子供もすっかり染まってしまったな。
Windows2000からXPに移行して4か月経った。心配していたほど遅くはない。ただ、不満な点の1つが、サービスの一覧画面に「拡張」タブが追加されて、それがデフォルトで表示されることである。
その解消法を教えてもらったので、メモとして書いておく。
- 「コンピュータの管理」を右クリックして「作成者」を選ぶ
- 「ファイル」メニューから「スナップインの追加と削除」
- 「拡張」タブで「拡張できるスナップイン」から「サービスの拡張機能」を選択
- 「すべての拡張を追加する」のチェックを外し、「拡張表示」も外す。
あとは、ViViがときどき落ちるようになったのが不満だな。Windows2000以前では落ちることなんてほとんどなかったのに。会社のパソコンでは落ちないので、ウチのマシン特有の問題かも。わざわざ1996年にビルドされた旧バージョンを使ってるから、直る見込みもないしなあ。
昼休みにコンビニでサラダを買い、エレベータに向かっていると、ガングロでアフロを結って黄色い服を着た小学生と思しき女子たちとすれ違った。たしかこの子ら、「スーパーチャンプル」で観たような気がする。たしか「サウンドエナジー」というんじゃなかったか。エレベータの扉が開くと、同じような顔と髪型だが黒い服を着たもっと年上の集団が出てきた。読売テレビのイベントで踊るんだろうか。そういえば、「スーパーチャンプル」も読売系だったよな。
今日はちょっと集中して仕事をしたので疲れた。それで帰りに「ひだまりスケッチ×365」の5回目「おめちか」を観る。ああ、なごむなあ。しかしこの作品、本当に男が出てこないのね。
▲8月29日(金)▼
娘は5歳の誕生日を、20日以上前から指折り数えて待っている。カミさんは「あと、いくつねたら、ごさい?」と訊かれては両手の指を開いて「こんだけと」もう一回開いて「こんだけと」そして1の位の数字を示して「こんだけー!」と応えている。娘はまだ5より大きい数字の認識が怪しいのだが、寝るたびに日数が減ってゆくということは理解しているようである。
今日は2ヶ月ぶりにデンタルクリニックに行く。間隔が短すぎると周囲から言われていたのだが、歯に色がついているので2ヶ月ごとに行くことになっているという。それで、超音波電動歯ブラシというものを勧められる。2万近くするが、それを使えば歯垢も取れるので半年間隔くらいにできるという。
歯が汚れる原因は何だろうという話になる。今までは「茶渋」とか言われていたのだが、イソジンでウガイをすると歯に色がついたりするという。まあ、私はノドが弱いからな。
今回、左下のブリッジを切断する予定だったのだが、右下の義歯がまだ外れると言うと、また延期しようということになる。このまま両側で支える義歯を作ってしまうことも検討対象になる。実はここ数日、左下の調子が良くないのでそこを治療されるとどうやって食事をすればいいのかと恐れていたのだが、それは歯茎が腫れているせいなのでよく磨けば治るということであった。ちょっと安心。
今日も帰りに「ひだまりスケッチ×365」の6回目「さえ太」を観てしまう。えっ、ひょっとしてこの作品、時間軸がバラバラなんですか。気がつかなかった。2話目で違和感を感じたのもそのせいだったのね。
しかし、やっぱりこの作品、(長頭の校長を除いては)オトコが出てこないなあ。「ストライクウィッチーズ」とはだいぶその理由が違うような気はするが。入浴シーンは多いけど何も感じないし。
家に着いたとき、窓から猫が出てきた。カミさんが入れたらしい。そのせいか娘は身体中が痒い痒いと言っている。つい数日前にカミさんから、娘が猫と接触すると痒くなるという話を聞いていたんだがな。カミさんが薬を塗るが、娘は痒い痒いと訴え続ける。これは、ずっと皮膚を擦って刺激を与えることによって痒みを紛らわせてやるしかないな。娘と一緒に寝室に入り、エアコンで冷やして脚や背中を擦りながら寝かしつける。もう何回擦ったやら。
▲8月30日(土)▼
寝ていて娘に触れると、熱い。どうも熱があるようである。カミさんが医者に連れて行くというので9時過ぎに起きて娘を運ぶ。昨日の痒がりようも異常だったし何か悪い病気ではないかと怖れていたのだが、風邪だそうである。数日前から体調が悪かったのではないかとのこと。
私も眠いので、娘と一緒に寝る。気がついたら、16時近くになっていた。しまった、今週は耳鼻科に行けなかった。娘はその後もさらに眠っている。けっきょく、夜になるまで眠っていたのであった。
▲8月31日(日)▼
昨夜は子供たちと一緒に早めに寝たはずなのに、今朝は10時過ぎまで起きられない。起きて日記を成形してると、娘が「四川省」をやらせろとうるさい。「後で」と言うと、膝の上に乗ってきて邪魔をする。困ったもんである。
カミさんが娘への誕生日プレゼントの自転車を引き取ってきた。娘の望んでいたピンクの自転車である。さっそく娘が乗りたいというので、付き添いに出る。下半身は短パンとサンダルに上はアンダーシャツに腹巻きという格好で外に出て、近所を一周したのであった。
まだペダルが漕げないと聞いていたのだが、ちゃんと両足を交互に踏み込んでいる。勢いをつけられないので、まだ上り坂では進めない。自転車から降りて押したり方向を変えるのもぎこちない。まあ、このへんも慣れの問題だろう。自動車や通行人にぶつからなければ大丈夫じゃないかな。
カミさんは昼寝に入ったが、娘は夕方にまた自転車に乗りたいというので近所を2周させられる。嬉しそうである。大人になると、こんなに嬉しいことってなかなか無いんじゃないだろうか。
今夜の我が家は娘の誕生パーティである。カミさんが買ってきたケーキに5本のロウソクを立てて火を点け、電灯を消して両親と兄でハッピーバースデイの合唱。娘がロウソクの火を吹き消す。まだ一息では消せない。ありふれた家庭の風景である。
「文科省は「過度の競争を招く」として、都道府県教委に対して、市町村や学校別の結果を公表しないよう通知している」って、いったい何ですか? 競争がないと人間は向上しませんぜ。そうんなことだから最近、馬鹿ばっかり増えるんだ。ってのも年寄りの繰り言か。
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